JPH0586555A - 織機のクロスロール交換装置における織布切断装置 - Google Patents

織機のクロスロール交換装置における織布切断装置

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Publication number
JPH0586555A
JPH0586555A JP24216991A JP24216991A JPH0586555A JP H0586555 A JPH0586555 A JP H0586555A JP 24216991 A JP24216991 A JP 24216991A JP 24216991 A JP24216991 A JP 24216991A JP H0586555 A JPH0586555 A JP H0586555A
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JP
Japan
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roll
cloth
cutter
cutting
woven fabric
Prior art date
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Pending
Application number
JP24216991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Makino
洋一 牧野
Tetsuya Furuta
哲也 古田
Yoshimi Iwano
義美 岩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP24216991A priority Critical patent/JPH0586555A/ja
Publication of JPH0586555A publication Critical patent/JPH0586555A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クロスロール交換のための織布切断を円滑に
行なう。 【構成】 カッター装置106はカッターブラケット7
9、カッターガイド80、カッター101及び一対の布
送りローラ102,103からなり、支持バー74に沿
って往復動する。織布Wの布端Weはカッター装置10
6の進行に伴ってカッターガイド80の布導入スリット
80a内へ導入され、布送りローラ102,103によ
って後方へ引き取られつつ切断される。支持バー74の
前面にはカバー105が配設されており、カバー105
の前面には布端ガイド104が止着されている。布端W
eは布端ガイド104に接触し、織布Wの他部位よりも
高い張力が付与される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻き上げ完了したクロ
スロール(以下、満ロールという)と空クロスロール
(以下、空ロールという)とを自動交換するために、織
布巻き取り位置上の満ロールを仮置位置へ排出移動する
満ロール排出移動手段と、満ロールを排出した後の織布
巻き取り位置へ空ロールを装着するための空ロール挿入
手段と、仮置位置上の満ロールから延出する織布を切断
するための織布切断手段とを備えたクロスロール交換装
置に係り、特に仮置位置上の満ロールから延出する織布
を切断する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のクロスロール自動交換装置が特
開昭61ー23060号公報に開示されている。この従
来装置におけるクロスロール自動交換装置は全てクロス
ロール搬送車側に設置されており、織機上のクロスロー
ルが巻き上げ完了状態になるとクロスロール搬送車が呼
出しを受けて織機前方の移載作業位置へ到着する。クロ
スロール搬送車が織機前方の移載作業位置へ到着停止す
ると、クロスロール自動交換装置が一連のクロスロール
交換動作を遂行し、織機上の巻き上げ完了したクロスロ
ール(以下、満ロールという)が搬送車側へ移載される
と共に、搬送車上の空クロスロール(以下、空ロールと
いう)が織機側へ移載される。次いでクロスロール自動
交換装置を構成するクロス切断機構が空ロールと満ロー
ルとの間の織布を切断し、織機側の織布切断端部が空ロ
ールに巻き付けられると共に、搬送車側の織布切断端部
が満ロールに巻き取られる。織布巻き取り位置上に移載
された空ロールは織機駆動モータに作動連結し、空ロー
ルに対する織布切断端部の巻き付けはエア噴射によって
行われる。エア噴射によって織布切断端部を巻き付けら
れた空ロールは織布巻き取りを開始する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】クロスロール交換中も
製織は継続されており、クロスロール搬送車側に移載さ
れた満ロールは織機から送り出される織布に張力を付与
するために巻き取り方向に回転される。この張力付与状
態で織布切断が行われるが、この張力は経糸方向へのも
のであり、カッターの切断経路に対しては直交する。そ
のため、張力がかなり高くないと切断寸前の切断経路上
の織布部位には緯糸方向への皺が寄り、この皺がカッタ
ーガイドの進行に対して大きな抵抗となる。このような
進行抵抗が生じると切断ミスを生じ易く、織布の皺によ
る進行抵抗は布端という切断開始端部で特に大きい。
【0004】本発明は、クロスロール交換装置のクロス
ロール交換動作中の織布切断を確実に行ない得るクロス
ロール交換装置における織布切断装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために第1の発明で
は、織布巻き取り位置上の空ロールと仮置位置上の満ロ
ールとの間で織布幅方向へ駆動されるカッターの側方に
カッター進行方向とは逆方向へ織布を送り付勢する布送
り機構を配置した。
【0006】第2の発明では、織布巻き取り位置上の空
ロールと仮置位置上の満ロールとの間で織布幅方向へ駆
動されるカッターの切断開始側に織布端部の張力を高め
るための張力付与機構を配置した。
【0007】
【作用】第1の発明ではカッターの進行に伴ってカッタ
ー側方の織布部位が進行方向とは逆方向へ引き取られ、
カッターの進行前方の織布がカッター側へ引き寄せられ
る。この引き寄せ作用によってカッター進行前方の織布
部位における皺発生が防止され、カッターの進行が円滑
に行われる。
【0008】第2の発明では切断開始側となる織布端部
が張力付与機構によって織布の他部位よりも張力を高め
られる。カッターの進行によって特に皺が寄り易い織布
端部という織布幅全体の一部分における高張力化は織布
幅全体の高張力化に比して容易であり、切断開始側の織
布端部は高張力によって皺発生を防止される。従って、
切断開始時においてもカッターが大きな進行抵抗を受け
ることはなく、カッターは織布端部を円滑に切断開始す
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図31に基づいて説明する。図1に示すように織布Wは
左右のサイドフレーム1,2間に架設支持されたエキス
パンジョンバー3、サーフェスローラ4、プレスローラ
5及びクロスガイドバー7を経由してクロスロール8に
巻き取られる。サーフェスローラ4は図示しない織機駆
動モータに作動連結されており、織布Wはサーフェスロ
ーラ4とプレスローラ5との協働による引取り作用によ
って引き取られる。
【0010】図2に示すように右サイドフレーム1内面
には支持座9が取付られており、図3に示すように左側
サイドフレーム2の内面にも同様の支持座10が取り付
けられている。クロスロール8は両支持座9,10間に
回動可能に架設支持されている。支持座9,10には軸
受け凹部9a,10aが形成されており、クロスロール
8の小径軸8aが両軸受凹部9a,10aに嵌まり込み
支持されている。即ち、軸受凹部9a,10aは織布巻
き取り位置S1 となる。
【0011】各支持座9,10の上方には支持アーム1
1,12が軸11a,12aによって揺動可能に支持さ
れており、クロスガイドバー7が両支持アーム11,1
2の先端部間に架設支持されている。クロスガイドバー
7はクロスロール8の周面に接しており、プレスローラ
5を経由した織布Wはクロスガイドバー7によって巻き
皺防止作用を受けつつクロスロール8に巻き取られる。
クロスロール8への織布Wの巻き取りによるクロスロー
ル8の増径に伴ってクロスガイドバー7は軸11a,1
2aを中心に徐々に回動上昇する。
【0012】図13に示すようにクロスガイドバー7上
には板ばね製の複数本の乗り越え防止プレート16が並
列に立設されており、各乗り越え防止プレート16の先
端部にはスポンジ製の緩衝片16aが止着されている。
両支持アーム11,12の中間部間には乗り越え防止バ
ー57が架設支持されており、各緩衝片16aが乗り越
え防止バー57に接合している。
【0013】サイドフレーム1,2と支持アーム11,
12との間には落下制御ばね65が介在されている。落
下制御ばね65はクロスガイドバー7をクロスロール8
から離間する方向へ付勢している。
【0014】図2に示すように右サイドフレーム1側の
軸11aには扇形状のラチェットホイール13が止着さ
れており、クロスガイドバー7の回動上昇に伴ってラチ
ェットホイール13も一体的に回動する。ラチェットホ
イール13の直下には爪部材14が軸15によって回動
可能に支持されている。
【0015】爪部材14の直下の支持座9上にはエアシ
リンダ18が配設されている。エアシリンダ18の駆動
ロッド18aは爪部材14の下端部に当接可能であり、
駆動ロッド18aの突出によってラチェットホイール1
3と爪部材14との噛合状態が解除される。エアシリン
ダ18は図示しない電磁バルブV1 を介して圧力エア供
給源に接続されている。
【0016】爪部材14とエアシリンダ18との間には
引っ張りばね17が介在されており、爪部材14先端の
爪部が引っ張りばね17のばね作用によってラチェット
ホイール13の爪列間に係合する。爪部材14とラチェ
ットホイール13との噛合作用はクロスガイドバー7の
回動上昇方向へのラチェットホイール13の回動を許容
するが、クロスガイドバー7の回動下降方向へのラチェ
ットホイール13の回動を阻止する。
【0017】右サイドフレーム1側の支持座9の後ろに
は駆動歯車19が配設されており、その軸19aがサイ
ドフレーム1を貫通して側方へ突出している。駆動歯車
19の直下にはアイドルギヤ6が配設されており、駆動
歯車19とアイドルギヤ6とが噛合している。クロスロ
ール8には歯車8dが刻設されており、クロスロール8
が織布巻き取り位置S1 に装着された状態ではアイドル
ギヤ6と歯車8dとが噛合する。
【0018】図4に示すように軸19aの突出端部には
スプロケットホイール20が相対回転可能に支持されて
いる。図1に示すようにスプロケットホイール20はチ
ェーン20a及びトルクリミッタ86を介してサーフェ
スローラ4に作動連結されている。トルクリミッタ86
は巻き取り張力を一定にするためのものである。
【0019】スプロケットホイール20には駆動クラッ
チ板20bが止着されており、軸19aの端部には被動
クラッチ板21がスライド可能かつ相対回転不能に支持
されている。被動クラッチ板21は押圧ばね22のばね
作用によって駆動クラッチ板20bに押接されており、
この押接作用によって両クラッチ板20b,21が噛合
連結可能である。この噛合作用はスプロケットホイール
20の一方向への回転のみを軸19aに伝達することを
許容する。即ち、織機駆動モータの回転駆動力が両クラ
ッチ板20b,21及び駆動歯車19を介してアイドル
ギヤ6に伝達し、この伝達作用によってクロスロール8
が織布巻き取り方向へ回転する。
【0020】図2に示すように右サイドフレーム1の内
側には小径歯車23がアイドルギヤ6に噛合するように
配設されており、その軸23aが右サイドフレーム1を
貫通して側方へ突出している。図4に示すように軸23
aの突出端部には大径歯車24が相対回転可能に支持さ
れている。小径歯車23の直上にはトルクモータ型の空
ロール巻き取りモータ25が設置されており、その駆動
歯車25aが大径歯車24に噛合している。
【0021】大径歯車24には駆動クラッチ板24aが
止着されており、軸23aの端部には被動クラッチ板2
1がスライド可能かつ相対回転不能に支持されている。
被動クラッチ板21は押圧ばね27のばね作用によって
駆動クラッチ板24aに押接しており、この押接作用に
よって両クラッチ板24a,26が噛合連結可能であ
る。この噛合作用は大径歯車24の一方向への回転のみ
を軸23aに伝達することを許容する。即ち、空ロール
巻き取りモータ25の駆動力が両クラッチ板24a,2
6を介してアイドルギヤ6へ伝達される。
【0022】図2及び図3に示すように支持座9,10
の前側下方にてサイドフレーム1,2には軸28,29
が回動可能に支持されており、軸28,29には満ロー
ルブラケット30,31が止着されている。サイドフレ
ーム1,2の最下部間には軸32が回動可能に架設支持
されており、軸32の両端部には駆動レバー33,34
が止着されている。満ロールブラケット30,31はリ
ンク35,36を介して駆動レバー33,34に作動連
結されている。
【0023】右サイドフレーム1側の軸32にはウォー
ムホイール37が止着されており、その近傍にはモータ
38が配設されている。その駆動ウォーム38aはウォ
ームホイール37に噛合しており、モータ38の作動に
よって満ロールブラケット30,31が軸28,29を
中心に回動する。
【0024】図2に示すようにウォームホイール37の
回動軌跡上には一対のリミットスイッチLs1 ,Ls2
が配設されており、ウォームホイール37の回動位置に
応じてONーOFFする。モータ38はこのONーOF
Fによって作動制御を受け、満ロールブラケット30,
31の回動位置が図2及び図3に示す収納位置と図20
に示す移載位置との間に規制される。
【0025】満ロールブラケット30,31には支え脚
39,40が垂下支持されている。支え脚39,40は
満ロールブラケット30,31が図20に示す移載位置
にある時に接地する。この移載位置では満ロールブラケ
ット30,31は水平状態よりも若干下側に傾く。
【0026】図4及び図5に示すように満ロールブラケ
ット30,31は第1ブラケット片30a,31aと第
2ブラケット片30b,31bとを繋いで構成されてい
る。第1ブラケット片30a,31aと第2ブラケット
片30b,31bとは異なる幅に設定されており、図1
8及び図19に示すように満ロールブラケット30,3
1が略水平状態では第1ブラケット片30a,31aの
上縁は第2ブラケット片30b,31bの上縁よりも低
くなる。
【0027】クロスロール8の大径軸8bの両端部には
環状溝8cが設けられている。第1ブラケット片30a
の上縁と第2ブラケット片30b,31bの上縁との間
隔はクロスロール8の小径軸8aの半径と環状溝8cと
の半径の差に等しくしてある。織布巻き取り位置S1
のクロスロール8はこの織布巻き取り位置S1 から図1
8及び図19の傾動位置にある満ロールブラケット3
0,31へ転動移行可能であり、織布巻き取り位置S1
を離れたクロスロール8の環状溝8cがまず第1のブラ
ケット片30a,31aへ乗り掛かる。クロスロール8
が環状溝8cを介して第1ブラケット片30a,31a
上を転動後、クロスロール8の小径軸8aが第2ブラケ
ット片30b,31b上に乗り掛かる。
【0028】第2ブラケット片30b,31bの先端側
には仮置凹部30c, 31cが形成されており、仮置凹
部30c, 31cの前後には支持ローラ対41,42が
取付られている。第2ブラケット片30b,31b上を
転動するクロスロール8の小径軸8aは仮置凹部30c
, 31cに嵌まり込み、支持ローラ対41,42によっ
て回転可能に支持される。即ち、仮置凹部30c, 31
cは仮置位置S2 となる。図6及び図7に示すように満
ロールブラケット30,31の先端には飛び出し防止突
起30d,31dが形成されている。
【0029】図2及び図6に示すように右サイドフレー
ム1側の第2ブラケット片30bの外側面にはトルクモ
ータ型の満ロール巻き取りモータ43が取付られてお
り、その駆動ローラ43aが第2ブラケット片30b,
31bの内側面側に配設されている。クロスロールが仮
置凹部30c, 31cに仮り置かれた状態では歯車8d
が駆動ローラ43aの周面に接する。駆動ローラ43a
の周面にはゴム43a1 が張り付けられており、駆動ロ
ーラ43aの回転駆動力はゴム43a1 と歯車8dとの
摩擦接触を介して仮置位置S2 上のクロスロールに伝達
する。
【0030】一方の満ロールブラケット30の先端には
投光器44が止着されており、他方の満ロールブラケッ
ト31の先端には受光器45が止着されている。投受光
器44,45(以下、エリアセンサという)は両満ロー
ルブラケット30,31間における障害物の有無を検出
する。
【0031】図2及び図3に示すように軸28,29の
直上にはクロスロールストッパ46,47が支軸48,
49によって回動可能に支持されている。クロスロール
ストッパ46,47は織布巻き取り位置S1 にあるクロ
スロール8の小径軸8aに常には当接しており、この当
接作用によって織布巻き取り位置S1 からのクロスロー
ル離脱が阻止される。
【0032】図8及び図9に示すように軸28には一対
の円板カム50,51が並列止着しており、各円板カム
50,51には補助カム52,53が軸ピン54,55
を介して回動可能に支持されている。補助カム52,5
3はねじりばね56によって軸ピン54,55を中心に
して回動付勢されている。この回動付勢作用によって補
助カム52,53の基端部が軸28に常には係止されて
いる。
【0033】支持座9の直下には蹴り出し部材58が軸
ピン59によって回動可能に支持されている。蹴り出し
部材58の回動軌跡は織布巻き取り位置S1上のクロス
ロール8の環状溝8cと交差するように設定してある。
【0034】円板カム50,51、補助カム52,5
3、ねじりばね56及び蹴り出し部材58と同様の円板
カム60,61、補助カム62,63、ねじりばね64
及び蹴り出し部材66が左サイドフレーム2側にも配設
されている。
【0035】クロスロールストッパ46,47は復帰ば
ね67,68のばね作用によって常には円板カム50,
60の周面に当接しており、蹴り出し部材58,66は
その自重モーメントによって常には円板カム51,61
の周面に当接している。又、軸28,29を中心とした
補助カム52,62の回動軌跡はクロスロールストッパ
46,47と交差するように設定してあり、軸29を中
心とした補助カム53,63の回動軌跡は蹴り出し部材
58,66と交差するように設定してある。
【0036】軸32の後方には軸69が並設されてお
り、その左端部には扇形状のウォームホイール70が止
着されている。ウォームホイール70の直上にはモータ
71が配設されており、その駆動ウォーム71aがウォ
ームホイール70に噛合されている。
【0037】軸69の両端部にはカッターレバー72,
73が止着されており、カッターレバー72,73の先
端部間にはアングル状の支持バー74が架設支持されて
いると共に、布挿入バー97が架設支持されている。布
挿入バー97は押圧ばね97a,97bを介してカッタ
ーレバー72,73に支持されており、布挿入バー97
の先鋭端がカッターレバー72,73の上縁から上方に
突出している。
【0038】図2及び図4に示すように支持バー74の
右端部にはステッピングモータ型のカッター駆動モータ
75が取付られており、カッター駆動モータ75の駆動
プーリ75aには駆動ワイヤ77が巻き掛けられてい
る。支持バー74の前面にはガイドレール78が配設さ
れており、ガイドレール78にはカッターブラケット7
9がスライド可能に支持されている。カッターブラケッ
ト79には駆動ワイヤ77が連結されており、カッター
駆動モータ75の作動によってカッターブラケット79
が図14に示すようにガイドレール78上を左右動す
る。
【0039】図14及び図15に示すように支持バー7
4の前面両端にはガイドプーリ76,107が回転可能
に支持されており、ガイドプーリ76の右隣には張力調
整プーリ108が左右取り付け位置調整可能に支持され
ている。駆動プーリ75a及びガイドプーリ107には
V型ガイド溝75b,107aが1つだけ設けられてい
るが、ガイドプーリ76及び張力調整プーリ108には
それぞれ一対のV型ガイド溝76a1 ,76a2 ,10
8a1 ,108a2 が設けられている。駆動ワイヤ77
は駆動プーリ75aのガイド溝75bに対して1周巻き
掛けられ、次いでガイドプーリ107のガイド溝107
aに対して半周巻き掛けられている。さらに張力調整プ
ーリ108の一方のガイド溝108a1 の上側を経由し
つつガイドプーリ76の一方のガイド溝76a1 に半
周、張力調整プーリ108のガイド溝108a1 に対し
て半周巻き掛けられると共に、ガイドプーリ76の他方
のガイド溝76a2 に半周巻き掛けられた後に張力調整
プーリ108の他方のガイド溝108a2 の下側を経由
しつつ駆動プーリ75aに巻き掛けられる。
【0040】各プーリ75a,76,107,108及
び駆動ワイヤ77はカバー105によって覆われてお
り、カバー105はガイドプーリ76,107のプーリ
軸によって支持されている。
【0041】図16及び図17に示すようにカッターブ
ラケット79にはカッターガイド80が取り付けらてお
り、カッターガイド80内には直線形状のカッター10
1が取り付けられている。カッター101はカッターガ
イド80の布導入スリット80aに対して斜交配置され
ており、布導入スリット80aの入口側から奥側へ向か
うにつれて上り勾配となっている。
【0042】カッターガイド80の両側面には布送りロ
ーラ102,103が回動可能に支持されており、布送
りローラ102,103の周面には滑り止めが施されて
いる。布送りローラ102,103は布導入スリット8
0aよりも上方で支持されており、図14に示すように
布送りローラ102,103の周面の最下位はカッター
ガイド80の側面から見てカッター101の刃線101
aと布導入スリット80aの上縁との交点Pの直下に設
定されており、布送りローラ102,103の周面は布
導入スリット80a内のカッター101の刃線101a
と交差する。
【0043】カッターブラケット79、カッターガイド
80、カッター101及び布送りローラ102,103
からなるカッター装置106は常には図14に示す待機
位置(切断開始側)にある。カッター装置106の切断
開始側にてカバー105の前面には布端ガイド104が
止着されている。布端ガイド104は半円柱ロッドから
なり、布端ガイド104の周面には多数のスリット10
4aが刻設されている。スリット104aの方向は周方
向に設定されている。
【0044】支持バー74の上面にはパイプ形状の巻き
付けノズル81が支持バー74の長さ全体に渡って配設
されている。巻き付けノズル81の噴射口81aは周面
上に等間隔に多数設けられており、その噴射方向がカッ
ター装置106の移動領域と反対側を指向するように設
定してある。巻き付けノズル81は図示しない電磁バル
ブV2 を介して圧力エア供給タンクに接続されている。
【0045】図3に示すようにウォームホイール70の
回動軌跡面上には一対のリミットスイッチLs3 ,Ls
4 が配設されており、ウォームホイール70の回動位置
に応じてONーOFFされる。モータ71はリミットス
イッチLs3 ,Ls4 のONーOFFによって作動制御
を受け、この作動制御によってカッターレバー72,7
3の回動位置が図2及び図3に示す待機位置と図23に
示す切断位置との間に規制される。
【0046】図2、図3及び図10に示すように満ロー
ルブラケット30,31の上方には支持ブラケット8
2,83が配設固定されており、両支持ブラケット8
2,83間には軸84が回動可能に架設支持されてい
る。軸84の両端部には保持アーム109,110が止
着されており、保持アーム109,110には保持凹部
109a,110aが形成されている。一方の保持アー
ム109の隣にて軸84にはリング124がストッパボ
ルト111によって締め付け固定されている。支持ブラ
ケット82,83と保持アーム109,110との間に
はねじりばね112が介在されている。ねじりばね11
2は図2において軸84を右回りに回動付勢している。
ねじりばね112のばね作用による軸84の右回動位置
は保持アーム109,110上のストッパ114,11
5と支持ブラケット82,83との当接によって規制さ
れる。
【0047】図2及び図10に示すように保持アーム1
09の直下にて支持ブラケット82には支軸85が回動
可能に片持ち支持されており、支軸85の先端には満ロ
ール検出レバー116が垂下止着されている。支軸85
にはストッパ117が止着されており、ストッパ117
とストッパボルト111とが当接可能である。この当接
によって保持アーム109,110の姿勢が図2及び図
3に示すように若干上向き状態に規制され、ストッパ1
14,115と支持ブラケット82,83との当接によ
ってこれ以上の上向き姿勢を規制される。
【0048】支持ブラケット82と支軸85との間には
ねじりばね99が介在されており、このねじりばね99
のばね作用によって満ロール検出レバー116が図2に
おいて右回りに回動付勢されている。この回動付勢は支
持ブラケット82側のストッパ100Aと支軸85側の
ストッパ100Bとの当接によって受け止められ、満ロ
ール検出レバー116は常には図2に示す垂下状態にあ
る。この状態のもとに両保持アーム109,110の保
持凹部109a,110a間に空ロール8Bが載置保持
される。空ロール8Bは小径軸8aを介して保持凹部1
09a,110aに載置され、保持アーム109,11
0上に載置された空ロール8Bの荷重はストッパ117
によって受け止められる。即ち、保持凹部109a,1
10aは空ロール8Bの待機位置S0 となり、図20に
示すように満ロール検出レバー116が傾動するとスト
ッパボルト111とストッパ117との係合が外れ、保
持アーム109,110が図2及び図3の保持位置から
図20の放出位置へ傾動配置される。この傾動によって
空ロール8Bが待機位置S0 から空ロールガイド11
8,119,120,121側へ転出する。
【0049】図2、図3及び図11に示すように保持ア
ーム109,110の先端傾動軌跡の近傍には第1の空
ロールガイド118,119が傾き配置されており、そ
の直下には第2の空ロールガイド120,121が垂立
配置されている。第1の空ロールガイド118,119
は空ロール8Bの大径軸8bを案内し、第2の空ロール
ガイド120,121は空ロール8Bの小径軸8aを案
内する。
【0050】図2、図3及び図12に示すように第2の
空ロールガイド120,121の直下には挿入ガイドレ
バー122,123が支軸87,88によって回動可能
に支持されており、挿入ガイドレバー122は支軸87
上のねじりばね89によって図2の右回りに回動付勢さ
れている。ねじりばね89のばね作用による挿入ガイド
レバー122の回動はストッパ91によって規制され
る。他方の挿入ガイドレバー123も同様のねじりばね
90によって図3の左回りに回動付勢されており、スト
ッパ92によってその回動を規制される。挿入ガイドレ
バー122,123はねじりばね89,90及びストッ
パ91,92の位置規制作用によって常には図2及び図
3に示す傾き姿勢に保持されている。
【0051】挿入ガイドレバー122,123は第2の
空ロールガイド120,121を案内される空ロール8
Bの小径軸8aを受け取る。空ロール8Bが挿入ガイド
レバー122,123上に載ると、挿入ガイドレバー1
22,123が支軸87,88を中心に傾動し、その一
端が支持座9,10上に当接する。この傾動によって空
ロール8Bの小径軸8aが織布巻き取り位置S1 となる
軸受け凹部9a,10aに案内挿入される。織布巻き取
り位置S1 上のクロスロール8は満ロールブラケット3
0,31側へ排出されるが、挿入ガイドレバー122,
123の一端が支持座9,10に当接した状態では織布
巻き取り位置S1 からのクロスロール排出が阻止され
る。即ち、挿入ガイドレバー122,123は空ロール
非載置状態では図2及び図3に示す満ロール排出許容位
置をとり、空ロール載置状態では図22に仮想線で示す
空ロール排出阻止位置をとる。
【0052】図8に示すように右サイドフレーム1側の
支持座9には近接スイッチ93が取付けられている。近
接スイッチ93は織布巻き取り位置S1 上のクロスロー
ルの歯車8dを検出し、歯車8dの回転速度に応じた周
波数のパルス信号を出力する。
【0053】図7に示すように満ロールブラケット30
の先端部にも近接スイッチ94が取付られており、仮置
位置S2 上のクロスロールの歯車8dを検出する。近接
スイッチ93,94から出力される信号は図31に示す
ようにクロス交換制御コンピュータC1 に出力される。
クロス交換制御コンピュータC1 は近接スイッチ93,
94からの信号に応答して空ロール巻き取りモータ25
及び満ロール巻き取りモータ43の作動を制御する。
【0054】クロス交換制御コンピュータC1 は近接ス
イッチ93,94以外にもエリアセンサ44,45、リ
ミットスイッチLs1 〜Ls4 及び織機制御コンピュー
タC 0 からの信号に基づいてモータ25,38,43,
71,75及び電磁バルブV 1,2 の作動を制御する。
【0055】通常の製織時には空ロール巻き取りモータ
25は不作動状態にあり、空ロール巻き取りモータ25
に作動連結されている駆動クラッチ板24aは回転しな
い。織機駆動モータ側に作動連結されている駆動クラッ
チ板20bは回転しており、織布巻き取り位置S1 上の
クロスロール8は織機駆動モータの作動によって回動す
る。即ち、駆動クラッチ板24aと被動クラッチ板26
との間では相対回動が生じており、織機駆動モータの回
転駆動力が空ロール巻き取りモータ25に波及すること
はない。
【0056】織機制御コンピュータC0 は機台回転角度
検出用のロータリエンコーダ95から出力される機台位
置回転毎の原点信号をカウントし、このカウント数が所
定数に達するとクロスロール交換信号をクロス交換制御
コンピュータC1 に出力する。
【0057】クロス交換制御コンピュータC1 はクロス
ロール交換信号の入力に応答してエリアセンサ44,4
5を作動する。図2及び図3の織布巻き取り位置S1
ある満ロールブラケット30,31間に障害物が存在し
ない場合には満ロール巻き取りモータ43が逆転作動す
るとともに、モータ38が正転作動する。モータ38の
正転作動により満ロールブラケット30,31が図2及
び図3の収納位置から回動下降する。障害物が存在する
場合には満ロール巻き取りモータ43及びモータ38は
作動せず、警報装置96が作動する。障害物が無くなる
と満ロール巻き取りモータ43及びモータ38が作動開
始し、警報装置96が作動停止する。
【0058】満ロールブラケット30,31の回動下降
途中において障害物有りが検出されると、モータ38の
作動が停止し、満ロールブラケット30,31の回動下
降が停止する。障害物が無くなれば再びモータ38が正
転作動を開始すると共に、警報装置96が作動停止し、
満ロールブラケット30,31が回動下降する。
【0059】満ロールブラット30,31の回動下降と
ともに円板カム50,51,60,61も一体的に回動
し、補助カム52,62がクロスロールストッパ46,
47に係合する。この係合作用によりクロスロールスト
ッパ46,47が復帰ばね67,68に抗して回動し、
満ロール8Aの小径軸8aがクロスロールストッパ4
6,47の排出阻止作用から解放される。
【0060】続いて補助カム53,63が蹴り出し部材
58,66に係合し、蹴り出し部材58,66が回動す
る。蹴り出し部材58,66は満ロール8Aの環状溝8
cに当接し、満ロール8Aが織布巻き取り位置S1 から
満ロールブラケット30,31側へ押し出される。即
ち、満ロール排出移動手段が満ロールブラケット30,
31、円板カム51,61、補助カム53,63、蹴り
出し部材58,66及びモータ38から構成されてお
り、満ロール排出移動手段の排出移動動作によって満ロ
ール8Aが織布巻き取り位置S1 から排出される。
【0061】満ロール8Aは支持座9,10から第1ブ
ラケット片30a,31aへ転動移行する。図21に示
すように満ロール8Aは環状溝8cを介して第1ブラケ
ット片30a,31aを転動して行く。モータ38は所
定量正転後に一時停止する。この一時停止によって満ロ
ールブラケット30,31が図18及び図19に示すよ
うに水平状態の直前で降下停止する。この降下停止によ
って満ロール8Aが第1ブラケット片30a,31a上
で転動停止し、この転動停止によって満ロール8Aの左
右の転動位置が揃う。
【0062】満ロール8Aが織布巻き取り位置S1 から
排出された状態では補助カム52,53,62,63が
ねじりばね56,64のばね作用に抗して回動し、クロ
スロールストッパ46,47が復帰ばね67,68のば
ね作用によって排出阻止位置に回動復帰すると共に、蹴
り出し部材58,66が自重モーメントによって初期位
置に回動復帰する。
【0063】モータ38が所定時間停止後に正転再開す
ると共に、空ロール巻き取りモータ25が作動し、満ロ
ールブラケット30,31が再び降下開始し、図20に
示すように水平位置よりも若干下動する。満ロール8A
の左右の転動位置が揃っているため、満ロールブラケッ
ト30,31の再降下後の満ロール8Aは待機位置S 0
上の空ロール8Bに対して平行に転動する。
【0064】満ロール8Aが第1ブラケット片30a,
31aの終端付近まで転動すると、1後の転動が第2ブ
ラケット片30b,31bによって案内される。第2ブ
ラケット片30b,31b上を転動した小径軸8aは仮
置凹部30c, 31cに嵌まり込み、支持ローラ対4
1,42によって支持される。満ロール8Aはある程度
の勢いをもって仮置凹部30c,31cに向かうが、飛
び出し防止突起30d,31dの存在によって満ロール
8Aが仮置位置S2 を飛び越えてしまうことはない。
【0065】小径軸8aが仮置凹部30c, 31cに嵌
まり込む際には満ロール巻き取りモータ43が逆転作動
しており、駆動ローラ43aは満ロール8Aの転動回転
方向とは逆方向へ回転している。従って、満ロール8A
の歯車8dは回転する駆動ローラ43aのゴム43a1
周面にスムーズに接触し、満ロール巻き取りモータ43
への衝撃が緩和される。
【0066】図20に示すように満ロール8Aの大径軸
8bが第1ブラケット片30a,31aと第2ブラケッ
ト片30b,31bとの接続部付近に達すると、大径軸
8bと満ロール検出レバー116とが当接し、満ロール
検出レバー116が仮置位置S2 側へ傾動する。この傾
動によってストッパ117とストッパボルト111との
係合が外れ、空ロール8Bが保持アーム109,110
から第1の空ロールガイド118,119側へ転出す
る。空ロール8Bは大径軸8bを空ロールガイド11
8,119によって案内されながら第2の空ロールガイ
ド120,121側へ落下してゆき、小径軸8aを空ロ
ールガイド120,121によって案内される。
【0067】空ロール8Bの小径軸8aが下動状態にあ
る保持アーム109,110の先端から離れる寸前に、
空ロール8Bの大径軸8bが満ロール8Aの布周面上に
載置される。空ロール8Bは満ロールブラケット30,
31上を転動する満ロール8A上に載置された状態で空
ロールガイド120,121に沿って落下を案内され
る。従って、空ロールガイド120,121に沿った空
ロール8Bの落下速度が抑制され、空ロール8Bは挿入
ガイドレバー122,123上に低速落下する。空ロー
ル8Bが挿入ガイドレバー122,123上に低速落下
すると、挿入カイドレバー122,123が傾動し、こ
の傾動に伴って空ロール8Bが織布巻き取り位置S1
挿入される。
【0068】空ロールガイド120,121から織布巻
き取り位置S1 への空ロール8Bの挿入を案内する挿入
ガイドレバー122,123は支持座9,10に当接し
ている状態ではクロスロールストッパ46,47を押し
下げるが、クロスロールストッパ46,47に代わって
クロスロール排出阻止を行なう。従って、織布巻き取り
位置S1 へ挿入された空ロール8Bが織布巻き取り位置
1 から飛び出すことはない。
【0069】満ロールブラケット30,31が移載位置
に下降配置されると、リミットスイッチLs2 がON
し、モータ38及びエリアセンサ44,45の作動が停
止する。次いで、近接スイッチ94が作動すると共に、
満ロール巻き取りモータ43が逆転作動する。
【0070】満ロール8Aが仮置位置S2 に達すると、
近接スイッチ94が歯車8dを検出し、満ロール8Aの
回転速度に応じたパルス信号を出力する。万一、満ロー
ル8Aが仮置位置S2 に達しないような事態が生じた場
合にはクロス交換制御コンピュータC1 は製織停止信号
を織機制御コンピュータC0 に出力すると共に、満ロー
ル巻き取りモータ43の作動を停止し、警報装置96を
作動する。
【0071】クロス交換制御コンピュータC1 は近接ス
イッチ94からのパルス信号入力があった場合には満ロ
ール巻き取りモータ43の逆転作動を停止すると共に、
近接スイッチ93を作動する。
【0072】空ロール巻き取りモータ25の作動による
アイドルギヤ6の回転速度は織機駆動モータの作動によ
るアイドルギヤ6の回転速度を上回るように設定してあ
る。従って、アイドルギヤ6は空ロール巻き取りモータ
25の作動によって回転し、クラッチ板20b,21間
の作動連結は実質的に解除される。即ち、クラッチ板2
0b,21間では相対回動が生じる空ロール8Bが織布
巻き取り位置S1 に挿入されると、歯車8dがアイドル
ギヤ6に噛合する。アイドルギヤ6は空ロール巻き取り
モータ25の作動によって回転しており、歯車8d,2
5a同士の噛合は円滑に行われる。
【0073】空ロール巻き取りモータ25の作動後、モ
ータ71が正転作動し、図23に示すようにカッターレ
バー72,73が待機位置から回動上昇する。カッター
レバー73が切断位置に回動配置されるとリミットスイ
ッチLs4 がONし、モータ71の作動が停止する。カ
ッターレバー73が切断位置に回動配置された状態では
布挿入バー97の先鋭端が押圧ばね97a,97bのば
ね作用によって織布Wを介して空ロール8Bの周面に押
接される。
【0074】空ロール8Bが織布巻き取り位置S1 に装
着されると、空ロール巻き取りモータ25によって織布
巻き取り方向へ回転し、近接スイッチ93が空ロール8
Bの回転速度に応じたパルス信号を出力する。クロス交
換制御コンピュータC1 はこのパルス信号に応答して満
ロール巻き取りモータ43を正転作動する。
【0075】図24に示すようにクロスロールの大径軸
8bの周面には布把持溝8eが軸方向に沿って形成され
ており、空ロール8Bの回転に伴って布把持溝8eが布
挿入バー97と出会い、布挿入バー97が布把持溝8e
内へ嵌まり込む。この嵌まり込み作用によって空ロール
8Bの回転が阻止されると共に、織布Wが布把持溝8e
内へ挿し込まれる。この回転停止によってトルクモータ
型の空ロール巻き取りモータ25は回転駆動しなくな
り、織機駆動モータ側の回転駆動力はサーフェスローラ
4と駆動歯車19との間のトルクリミッタ86で吸収さ
れる。
【0076】満ロール巻き取りモータ43の正転作動に
よる満ロール8Aの回転速度に応じたパルス信号が近接
スイッチ94から出力される。このパルス周波数f1
設定数F1 以下となると、クロス交換制御コンピュータ
1 は製織禁止信号Q1 を織機制御コンピュータC0
出力する。織機制御コンピュータC0 は製織禁止信号Q
1 の入力に応答して製織を停止すると共に、以後の製織
開始信号の入力を無効化する。製織停止状態のもとにカ
ッター駆動モータ75が正転作動し、カッター装置10
6が回転しながら右サイドフレーム1側から左サイドフ
レーム2側へ向けて走行を開始する。これと同時に電磁
バルブV1 が励磁され、図25に示すように巻き付けノ
ズル81が噴射開始する。
【0077】設定数F1 は空ロール8Bと満ロール8A
との間の織布Wの張力を把握するための目安であり、こ
の値は織布Wを切断するのに適した布張力になった時の
トルクモータ型の満ロール巻き取りモータ43の回転数
に対応したパルス周波数である。織布Wの張力が高くな
ると満ロール巻き取りモータ43の回転速度が低下して
行く。従って、パルス周波数f1 が設定数F1 以下とな
った時には織布Wの張力がカッター装置106によって
切断するのに適した張力となる。
【0078】カッターレバー72,73、支持バー7
4、駆動ワイヤ77及びカッター装置106と共に織布
切断手段を構成するステッピングモータ型のカッター駆
動モータ75に対する駆動パルス数m+ が設定数Mに達
すると、カッター駆動モータ75の作動が停止する。設
定数Mはカッター装置106が織布Wを切断完了し得る
距離を移動するように設定されている。
【0079】トルクモータ型の満ロール巻き取りモータ
43の正転作動によって張力を付与されている織布Wは
製織中は図18及び図19に示すようにカバー105の
上縁及び巻き付けノズル81の周面に接して満ロール8
A側に案内される。カッター装置106の切断開始側の
布端Weは布端ガイド104上を案内される。製織が停
止すると織布Wの移動は停止するが、織布Wはカバー1
05の上縁及び巻き付けノズル81の周面に接してい
る。この状態のもとにカッター装置106が待機位置か
ら布端Weに向けて進行し、布端Weがカッターガイド
80の布導入スリット80a内へ導入される。
【0080】布導入スリット80a内へ導入された布端
Weがカッター101に当たると、布端Weには切断抵
抗が作用する。織布Wの張力が充分に高くない場合には
布端Weには皺が寄り、カッターガイド80の先端がこ
の皺に引っ掛かる。このような引っ掛かりが生じれば布
導入スリット80a内への布導入が阻害され、織布切断
が困難になると共に、カッター装置106が大きな進行
抵抗を受ける。カッター装置106が大きな進行抵抗を
受ければステッピングモータ型のカッター駆動モータ7
5が脱調を起こし、カッター装置106が所定の織布完
了位置に停止できなくなる。このような事態になれば織
布切断制御が不可能となる。
【0081】しかしながら、本実施例では布端Weが布
端ガイド104上に接しており、図17に示すように布
端Weの経路は織布Wの他部位に比して長くなってい
る。即ち、布端Weには他部位よりも大きな張力が掛か
り、皺が極めて寄り難くなっている。しかも布端ガイド
104上の多数のスリット104aは織布移動方向に走
っており、布端ガイド104は満ロール8A側への織布
移動に対しては大きな摺接抵抗にはならないが、織布切
断方向への織布移動に対しては大きな摺接抵抗となる。
従って、布端Weの高張力化及び織布切断方向への大き
な摺接抵抗によって布端Weには皺が生じることはな
く、カッター装置106は布端Weを円滑に切断開始し
てゆく。
【0082】カッター装置106が織布Wを切断開始し
てゆくと、織布Wがカッター101の両側方で布送りロ
ーラ102,103の周面に接する。織布Wはカッター
101の刃線101aと布導入スリット80aの上縁と
の交点Pで切断されるため、カッター101の進行経路
上における切断寸前の織布Wの部位が布送りローラ10
2,103の周面に接する。従って、布送りローラ10
2,103が切断寸前の織布Wの部位を転動してゆくこ
とになり、この転動作用によって織布Wがカッター10
1の両側方でカッター101の進行方向とは逆方向へ引
き取られる。この引き取り作用によって切断経路上にお
ける切断寸前の織布W部位に皺が寄ることはなく、織布
Wは布導入スリット80a内へ円滑に導入される。この
円滑な布導入によってカッター装置106は大きな抵抗
を受けることなく進行し、織布切断が良好に行われる。
【0083】織布切断端部W2 は巻き付けノズル81の
噴射作用によって空ロール8Bの周面に巻き付けられ
る。乗り越え防止バー57及び乗り越え防止プレート1
6は織布切断端部W2 がクロスガイドバー7を乗り越え
るのを阻止する。
【0084】カッター装置106が切断動作を完了する
と、クロス交換制御コンピュータC 1 は製織許可信号Q
2 を織機制御コンピュータC0 に出力する。織機制御コ
ンピュータC0 は製織許可信号Q2 の入力に応答して製
織開始信号の入力を有効化し、製織を再開する。
【0085】満ロール巻き取りモータ43の正転作動開
始後、近接スイッチ94が出力する検出パルス数nが設
定数Nに達すると満ロール巻き取りモータ43及び近接
スイッチ94の作動が停止する。カッター装置106に
よって切断された織布Wの満ロール8A側の織布切断端
部W1 は満ロール8Aの周面から垂れ下がるが、検出パ
ルス数nが設定数Nに達するまで満ロール8Aを回し続
けることによって織布切断端部W1 は満ロール8Aの周
面に巻き取られ、織布切断端部W1 の垂れ下がり状態が
無くなる。満ロール8Aはこの状態でクロスロール搬送
車の到着を待つことになる。
【0086】カッター装置106が織布Wを往動切断
後、カッター駆動モータ75が逆転作動し、カッター装
置106が左サイドフレーム2側から右サイドフレーム
1側へ向けて復動する。カッター駆動モータ75に対す
る駆動パルス数m- が設定数Mに達すると、カッター駆
動モータ75の作動が停止し、カッター装置106が待
機位置に復帰する。
【0087】図25及び図26に示すように空ロール8
B側の織布切断端部W2 は巻付けノズル81の噴射によ
って空ロール8Bの周面に巻き掛けられる。この巻き掛
けは乗り越え防止プレート16及び乗り越え防止バー5
7の存在によって空ロール8Bの周面とクロスガイドバ
ー7との間に案内される。
【0088】カッター駆動モータ75の作動停止後、空
ロール巻き取りモータ25の作動が停止する。次いで、
電磁バルブV2 が励磁され、エアシリンダ18の駆動ロ
ッド18aが突出する。図27に示すようにエアシリン
ダ18の伸長動作によって爪部材14とラチエットホイ
ール13との噛合状態が解除される。空ロール巻き取り
モータ25の作動はクロスガイドバー7を経由する織布
Wに張力を付与することになり、この張力が爪部材14
とラチェットホイール13との噛合解除の妨げとなる。
本実施例では噛合解除時には空ロール巻き取りモータ2
5の作動を停止しており、噛合解除は円滑に行われる。
この噛合解除状態では落下制御ばね65がクロスガイド
バー7を噛合解除前の最上昇位置よりも下方に保持す
る。
【0089】電磁バルブV2 の励磁後、モータ71が逆
転作動し、カッターレバー72,73が回動下降する。
カッターレバー72,73が待機位置に復帰するとリミ
ットスイッチLs3 がONし、モータ71の作動が停止
する。
【0090】図28及び図29に示すようにカッターレ
バー72,73の回動下降により布挿入バー97が布把
持溝8eから離脱し、織布巻き取り位置S1上の空ロー
ル8Bが空ロール巻き取りモータ25の作動によって織
布巻き取り方向へ回転する。織布切断端部W2 は布把持
溝8e内に差込把持されていると共に、大径軸8bの周
面に巻き付いており、空ロール8Bの回転によって織布
切断端部W2 が空ロール8Bに巻き取られていく。この
巻き取り張力によってクロスガイドバー7が落下制御ば
ね65のばね作用に抗して回動下降する。落下制御ばね
65のばね作用はクロスガイドバー7の急激な下降を阻
止しており、織布切断端部W2 は適度な張力が付与され
る。従って、織布切断端部W2 は空ロール8Bに巻き皺
を生じることなく巻き取られて行く。
【0091】空ロール巻き取りモータ25の作動による
空ロール8Bの回転に伴って近接スイッチ93が空ロー
ル8Bの回転速度に応じたパルス信号を出力する。この
パルス信号の周波数f2 が設定数F2 以下になると、空
ロール巻き取りモータ25の作動が停止する。パルス周
波数f1 が設定数F2 になった時にはクロスガイドバー
7が空ロール8Bの周面に接した時であり、これ以後の
織布巻き取り張力はトルクリミッタ86で設定される張
力程度まで上昇する。このような張力上昇によって空ロ
ール8Bの回転トルクが増加し、空ロール巻き取りモー
タ25は回転しなくなり、空ロール8Bは織機駆動モー
タ側の回転駆動力によって回転される。
【0092】織布巻き取り位置S1 上の空ロール8Bに
織布切断端部W2 を巻き掛けた後にクロスガイドバー7
が空ロール8Bの周面に当接した状態では、織布切断端
部W 2 が空ロール8Bの周面とクロスガイドバー7との
間に把持される。従って、織機駆動モータの作動による
空ロール8Bへの織布巻き締めは確かなものとなる。
【0093】以上で満ロール8Aと空ロール8Bとの交
換は実質的に完了する。空ロール巻き取りモータ25の
作動停止後、電磁バルブV1,2が消磁され、巻き付け
ノズル81の噴射が停止すると共に、エアシリンダ18
の駆動ロッド18aが短縮動作する。エアシリンダ18
の短縮動作に伴って爪部材14が引っ張りばね17のば
ね作用によって再びラチェットホイール13に噛合す
る。
【0094】電磁バルブV1,2 の消磁後、クロス交換
制御コンピュータC1 は搬送車呼出し信号を織機制御コ
ンピュータC0 を出力すると共に、エリアセンサ44,
45を作動する。エリアセンサ44,45の作動により
仮置位置S2 上の満ロール8Aの存在が把握される。モ
ータ38は仮置位置S2 上に満ロール8Aが存在する間
は作動されず、満ロールブラケット30,31が移載位
置から収納位置へ回動上昇することはない。
【0095】図30に示すようにクロスロール搬送車9
8は織機制御コンピュータC0 からの搬送車呼出し信号
に応答して呼出し織機の前方のクロスロール移載作業位
置に到着する。クロスロール移載作業位置に停止したク
ロスロール搬送車98は移載アーム98a及び移載ハン
ド98bの連係によって仮置位置S2 上の満ロール8A
を搬送車へ移載する。満ロール8Aが仮置位置S2 から
クロスロール搬送車98側へ移載されると、クロス交換
制御コンピュータC1 はエリアセンサ44,45からの
満ロール無し検出信号に基づいてモータ38を逆転作動
する。この逆転作動により満ロールブラケット30,3
1が移載位置から収納位置へ回動上昇する。
【0096】本発明は勿論前記実施例にのみ限定される
ものではなく、例えば布送りローラで織布を上下から挟
むようにしたり、布送りローラの代わりにベルトを用い
てもよい。又、布端ガイドとしてローラを用い、ローラ
の周面にローレット加工したり、あるいは多数本の針を
植設する等によって滑り止めを施した実施例も可能であ
る。
【0097】さらに本発明は特開昭61−23060号
公報に開示されるように搬送車側に織布切断装置を搭載
したクロスロール交換装置に適用することも可能であ
る。
【0098】
【発明の効果】以上詳述したように第1の発明は、カッ
ターの側方においてカッターの進行に伴って織布を布送
り機構によって後方へ送るようにしたので、切断経路上
の切断寸前の織布部位に皺が寄ることはなく、皺発生に
起因するカッター進行抵抗を回避して織布切断を円滑に
行ない得るという優れた効果を奏する。
【0099】第2の発明は、特に皺の寄り易い切断開始
側の布端の張力を高めるようにしたので、切断開始側の
布端の皺発生も無くなり、織布切断を円滑に行ない得る
という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を表すクロスロール交換装
置全体の斜視図である。
【図2】 右サイドフレーム側を内側から見た側断面図
である。
【図3】 左サイドフレーム側を内側から見た側断面図
である。
【図4】 図2に対応する平面図である。
【図5】 図3に対応する平面図である。
【図6】 仮置位置を示す一部破断拡大正面図である。
【図7】 仮置位置を示す拡大側断面図である。
【図8】 織布巻き取り位置を示す拡大側断面図であ
る。
【図9】 満ロール排出手段を示す一部破断拡大斜視図
である。
【図10】 空ロールの待機位置を示す一部破断拡大斜
視図である。
【図11】 空ロールガイドを示す一部破断拡大斜視図
である。
【図12】 空ロール装着手段を示す一部破断拡大斜視
図である。
【図13】 クロスガイドバーに組み付けられた乗り越
え防止機構を示す一部破断拡大斜視図である。
【図14】 カッター装置を示す正面図である。
【図15】 駆動ワイヤ及びガイドプーリの位置関係を
示す一部破断拡大斜視図である。
【図16】 カッター装置を示す斜視図である。
【図17】 図14のA−A線断面である。
【図18】 右サイドフレーム側の満ロールブラケット
が移載位置の手前で一旦停止した状態を示す側断面図で
ある。
【図19】 左サイドフレーム側の満ロールブラケット
が移載位置の手前で一旦停止した状態を示す側断面図で
ある。
【図20】 満ロールが満ロールブラケット上を転動
し、空ロールが満ロール上に載っている状態を示す側断
面図である。
【図21】 満ロールブラケットが満ロールブラケット
上を転動している状態を示す平面図である。
【図22】 満ロールが仮置位置に転動配置されると共
に、空ロールが織布巻き取り位置に挿入された状態を示
す側断面図である。
【図23】 クロスガイドバーと空ロールとの位置関
係、及びカッターレバーが切断位置にある時の満ロール
とカッター機構との位置関係を示す拡大側面図である。
【図24】 カッターレバーが切断位置にある時の満ロ
ールとカッター機構との位置関係を示す拡大側面図であ
る。
【図25】 織布切断が完了した状態を示す平面図であ
る。
【図26】 織布切断端部が空ロールに巻き掛けられた
状態を示す拡大側断面図である。
【図27】 ラチェットホイールと爪部材との係合が解
除された状態を示す拡大側面図である。
【図28】 クロスガイドバーが空クロスロールに当接
した状態を示す拡大側断面図である。
【図29】 カッターレバーが待機位置へ回動復帰した
状態を示す側断面図である。
【図30】 クロスロール搬送車が織機の手前に到着し
た状態を示す側断面図である。
【図31】 クロスロール交換を遂行するための制御ブ
ロック図である。
【符号の説明】
8A…満ロール、8B…空ロール、101…カッター、
102,103…布送りローラ、104…布端ガイド、
織布W、布端We。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】織布巻き取り位置上の満ロールを仮置位置
    へ排出移動する満ロール排出移動手段と、満ロールを排
    出した後の織布巻き取り位置へ空ロールを装着するため
    の空ロール装着手段と、仮置位置上の満ロールから延出
    する織布を切断するための織布切断手段とを備えた織機
    のクロスロール交換装置において、 織布巻き取り位置上の空ロールと仮置位置上の満ロール
    との間で織布幅方向へ駆動されるカッターの側方にカッ
    ター進行方向とは逆方向へ織布を送り付勢する布送り機
    構を配置した織機のクロスロール交換装置における織布
    切断装置。
  2. 【請求項2】織布巻き取り位置上の満ロールを仮置位置
    へ排出転動する満ロール排出転動手段と、満ロールを排
    出した後の織布巻き取り位置へ空ロールを装着するため
    の空ロール装着手段と、仮置位置上の満ロールから延出
    する織布を切断するための織布切断手段とを備えた織機
    のクロスロール交換装置において、 織布巻き取り位置上の空ロールと仮置位置上の満ロール
    との間で織布幅方向へ駆動されるカッターの切断開始側
    に織布端部の張力を高めるための張力付与機構を配置し
    た織機のクロスロール交換装置における織布切断装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103910220A (zh) * 2014-04-23 2014-07-09 湖州吉昌丝绸有限公司 一种纺织收卷装置
CN106758121A (zh) * 2016-12-22 2017-05-31 温州职业技术学院 一种带有基于网络通讯的远程自动测量装置的裁料机
CN110373888A (zh) * 2019-08-31 2019-10-25 海盐恒祥经编有限公司 一种斜纹密实性服用经编面料自动裁切装置
CN117622950A (zh) * 2024-01-26 2024-03-01 南通神马新材料科技有限公司 一种水刺无纺布自动收卷装置

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