JPH0585637A - ベルト駆動用ローラ - Google Patents

ベルト駆動用ローラ

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Publication number
JPH0585637A
JPH0585637A JP3249864A JP24986491A JPH0585637A JP H0585637 A JPH0585637 A JP H0585637A JP 3249864 A JP3249864 A JP 3249864A JP 24986491 A JP24986491 A JP 24986491A JP H0585637 A JPH0585637 A JP H0585637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
endless belt
roller
fillet
drive roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP3249864A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Iwata
信夫 岩田
Minoru Suzuki
稔 鈴木
Toyoji Ishikawa
豊治 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3249864A priority Critical patent/JPH0585637A/ja
Publication of JPH0585637A publication Critical patent/JPH0585637A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】コストアップを最小限に抑え、しかも無端ベル
トの寿命を短くすることなく、無端ベルト走行時の片寄
りを防止することができるベルト駆動用ローラを提供す
る。 【構成】駆動ローラ2の中間部Tには直角フィレット1
2が形成されている。直角フィレット12は軸芯に対し
て直交する方向へ伸びている。また中間部Tの両側の両
端部Rには3つの傾斜フィレット13が設けられてい
る。この傾斜フィレット13は中間部Tの方向に傾斜し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機等に搭載されるベ
ルト駆動用ローラにかかり、感光体ベルトや転写ベルト
等の無端ベルトが掛け渡されるベルト駆動用ローラに関
する。
【0002】
【従来の技術】複写機に搭載される感光体ベルトや転写
ベルトなどの無端ベルトは駆動ローラと従動ローラとに
掛け渡されて駆動される。ところでローラ軸の平行度の
ずれなどを原因として無端ベルト走行時に無端ベルトの
片寄りが発生する。この無端ベルトの片寄りを防止する
ため、ベルトの内側に片寄りを防止するガイド部を形成
したり、ベルトの端面をガイド部材に摺接させる手段が
とられている。またローラの中央部を両端部より太くし
たクラウン付きローラを用いて無端ベルトの片寄りを防
止する方法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら無端ベル
トの内側にガイド部材を形成すると製作工程が煩雑にな
り、コストアップを招くことになる。また無端ベルトの
端面をガイド部材に摺接させると、無端ベルトの端面が
摩滅して破損するため、無端ベルトの寿命が短くなる問
題がある。クラウン付きローラは、感光体ベルトや転写
ベルトのように幅広で、しかもポリエステルや金属箔等
の伸びを生じにくい材料によって構成される無端ベルト
には、効果がないという欠点がある。
【0004】本発明は上記従来の問題点に着目してなさ
れたものであり、コストアップを殆ど招くことなく、し
かも無端ベルトの寿命を短くせず、無端ベルト走行時の
片寄りを防止することができるベルト駆動用ローラを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、無端
ベルトが掛け渡される中間部の両側に、駆動する無端ベ
ルトが中間部から外れると無端ベルトを中間部に向かっ
て付勢する無端ベルト付勢部材を設けたことを特徴とす
るベルト駆動用ローラである。
【0006】
【作用】本発明では、ベルト駆動用ローラに掛け渡され
た無端ベルトが走行中に中間部から外れると、無端ベル
ト付勢部材によって無端ベルトが中間部に向かって付勢
される。したがって無端ベルトの片寄りが防止されるこ
とになる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面にしたがって説明す
る。図9において符号1は無端ベルトとしての感光体ベ
ルトを示し、この感光体ベルト1はベルト駆動用ローラ
としての駆動ローラ2と従動ローラ3とに掛け渡されて
いる。駆動ローラ2は矢印Aで示す方向へ回転し、感光
体ベルト1を矢印Bで示す方向へ駆動させ、このとき従
動ローラ3も従動する。
【0008】図1に駆動ローラ2の正面図を示す。駆動
ローラ2と従動ローラ3は同じ構造であるので、駆動ロ
ーラ2についてのみ説明し、従動ローラ3についての説
明は省略する。
【0009】符号10は芯金を示し、この芯金10の外
周にはゴム層11が形成されている。駆動ローラ2の中
間部Tのゴム層11には直角フィレット12が形成され
ている。直角フィレット12は軸芯に対して直交する方
向へ伸びている。また中間部Tの両側の両端部Rのゴム
層11には3つの傾斜フィレット13が設けられてい
る。この傾斜フィレット13は軸芯に対して傾斜し、且
つ中間部Tの方向に傾斜している。図3に拡大して示す
ように傾斜フィレット13の高さ寸法D2は直角フイレ
ット12の高さ寸法D1と同じか、あるいはやや大きく
設定されている。
【0010】次に感光体ベルト1の走行時における片寄
り防止動作について説明する。駆動ローラ2が駆動し、
感光体ベルト1が走行して、さらに従動ローラ3が駆動
する。そして感光体ベルト1上に図示しない装置によっ
て静電潜像が形成され、この静電潜像が図示しない現像
装置によって現像され、感光体ベルト1上にトナー像が
形成される。このトナー像が図示しない転写装置によっ
て転写紙に転写される。
【0011】図4に示すように感光体ベルト1の走行時
に感光体ベルト1が右側に寄ると、感光体ベルト1の内
面と傾斜フィレット13の上面とが接触し、図5に示す
ように感光体ベルト1の内面が傾斜フィレット13を矢
印Eで示す方向へ押す。傾斜フィレット13を矢印Eで
示す方向へ押すと、感光体ベルト1にF方向の力すなわ
ち矢印Eの分力方向の力が作用して、感光体ベルト1を
中間部Tの方向へ付勢す。この付勢力によって感光体ベ
ルト1は中間部Tに戻される。なお傾斜フィレット13
の高さ寸法D2を直角フイレット12の高さ寸法D1よ
りやや大きく設定すると、感光体ベルト1に対する付勢
力がより大きくなり、位置修正能力をより向上させるこ
とができる。
【0012】図6に示すように感光体ベルト1が左側に
寄った場合も同様に、傾斜フィレット13によって感光
体ベルト1に対して中間部Tに戻る方向の力が作用す
る。したがって感光体ベルト1は常に中間部Tから外れ
ることなく、走行する。なお中間部Tに直角フィレット
12を配置しているので、感光体ベルト1の内面と従動
ローラ2との接触面積が狭く、摩擦抵抗が小さくなる。
したがって傾斜フィレット13により発生する感光体ベ
ルト1を中間部Tへ戻す力が小さくても、感光体ベルト
1を容易に中間部Tに戻すことができる。
【0013】次に他の実施例について説明する。以下の
実施例において第1実施例と同じ符号は第1実施例と等
しい部材を示す。図7に第2実施例にかかるベルト駆動
用ローラ32を示す。同図においてベルト駆動用ローラ
32の中間部Tは低摩擦ローラ33によって構成されて
いる。この低摩擦ローラ33は金属ローラにナイロンな
ど短繊維を植毛して構成したり、ゴムと短繊維とを混合
した材料によって構成する。
【0014】低摩擦ローラ33を用いると、傾斜フィレ
ット13によって発生する感光体ベルト1を中間部Tへ
戻す力が小さくても、感光体ベルト1をより容易に中間
部Tに戻すことができる。
【0015】図8に無端ベルト付勢部材の他の形状の例
を示す。図8(A)に示す無端ベルト付勢部材としての
傾斜フィレット43は根元部より先端部を薄くしたもの
である。図8(B)に示す無端ベルト付勢部材としての
傾斜フィレット53は先端部を鋭角状としたものであ
る。図8(C)は無端ベルト付勢部材として中間部T側
に傾斜する傾斜突起63を形成したものを示す。これら
の無端ベルト付勢部材はいずれも第1実施例の傾斜フィ
レット13と同様の作用を示す。
【0016】上記実施例では感光体ベルトを駆動するた
めローラを示したが本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、複写機等に装備される転写ベルト駆動装置
のローラにも適用することができる。その他走行するベ
ルトが掛け渡されるローラであればいかなるものにも適
用することができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、殆どコス
トアップを招くことなく、しかも無端ベルトの寿命を短
くすることなく、無端ベルト走行時の片寄りを防止する
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる駆動ローラの正面
図である。
【図2】本発明の第1実施例にかかる駆動ローラの断面
図である。
【図3】図2の部分拡大図である。
【図4】第1実施例にかかる駆動ローラによって感光体
ベルトの片寄り修正する動作を説明するための図であ
る。
【図5】第1実施例にかかる駆動ローラによって感光体
ベルトの片寄り修正する動作を説明するための図であ
る。
【図6】第1実施例にかかる駆動ローラによって感光体
ベルトの片寄り修正する動作を説明するための図であ
る。
【図7】本発明の第2実施例にかかる駆動ローラの正面
図である。
【図8】無端ベルト付勢部材の他の例を示す図である。
【図9】感光体ベルト駆動装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 感光体ベルト 2 駆動ローラ 3 従動ローラ 12 直角フィレット 13 傾斜フィレット 43 傾斜フィレット 53 傾斜フィレット 63 傾斜突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無端ベルトが掛け渡される中間部の両側
    に、駆動する無端ベルトが中間部から外れると無端ベル
    トを中間部に向かって付勢する無端ベルト付勢部材を設
    けたことを特徴とするベルト駆動用ローラ。
JP3249864A 1991-09-27 1991-09-27 ベルト駆動用ローラ Pending JPH0585637A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3249864A JPH0585637A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 ベルト駆動用ローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3249864A JPH0585637A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 ベルト駆動用ローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0585637A true JPH0585637A (ja) 1993-04-06

Family

ID=17199329

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JP3249864A Pending JPH0585637A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 ベルト駆動用ローラ

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JP (1) JPH0585637A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100465804C (zh) * 2004-09-09 2009-03-04 施乐公司 用于支承复印设备成像带的辊子
JP2009256047A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Toyo Networks & System Integration Co Ltd ベルトの脱落防止機構、及び紙葉類取扱装置
JP2019008043A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 富士ゼロックス株式会社 ベルト搬送装置及び画像形成装置

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JP2009256047A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Toyo Networks & System Integration Co Ltd ベルトの脱落防止機構、及び紙葉類取扱装置
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