JPH058539Y2 - - Google Patents

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JPH058539Y2
JPH058539Y2 JP7993387U JP7993387U JPH058539Y2 JP H058539 Y2 JPH058539 Y2 JP H058539Y2 JP 7993387 U JP7993387 U JP 7993387U JP 7993387 U JP7993387 U JP 7993387U JP H058539 Y2 JPH058539 Y2 JP H058539Y2
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【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) 本考案は、変成器付電力量計或いは変成器付電
力需給用複合計器などの変成器付電力需給用計器
の端子金具を試験用開閉器の計器側端子金具に接
続するのに用いられる端子アダプタに関するもの
である。
(考案の背景) 現在、変成器付電力需給用計器には、試験用開
閉器が接続されている。試験用開閉器は、実負荷
試験及び虚負荷試験などを行う時に使用されるも
ので、実負荷試験時の配線を第6図に、虚負荷試
験時の配線を第17図に、それぞれ示す。
実負荷試験時には、試験用開閉器1に実負荷試
験用コネクタ(不図示)が挿入されることによつ
て、試験用開閉器1の接続が第6図図示のように
切り換わり、計器用変圧器2の2次電圧を被試験
計器3と標準器4の両方に加えると共に、変流器
5の2次電流を被試験計器3と標準器4に直列に
流して、負荷の実際の使用電力量が被試験計器3
と標準器4で同時に計量されるようにする。
虚負荷試験時には、試験用開閉器1に虚負荷試
験用コネクタ(不図示)が挿入されることによつ
て、試験用開閉器1の接続が第7図図示のように
切り換わり、計器用変圧器2及び変流器5の2次
側を代替計器6に接続し、被試験計器3を虚負荷
発生器7に接続する。これによつて、虚負荷発生
器7により発生された電力量が被試験計器3と標
準器4で同時に計量される。
試験用開閉器1は、コネクタが接続されない状
態では、対応する計器側端子金具と電源負荷側端
子金具の間(例えば1S−1S間)が接続され
る。
また、需要家に設置された状態で、計器を交換
する場合には、試験用開閉器1に短絡用コネクタ
(不図示)が挿入されることによつて、対応する
計器側端子金具と電源負荷側端子金具の間がしや
断されると共に、計器用変圧器2の2次側に接続
される電源負荷側端子金具P1,P2,P3は開放さ
れ、変流器5の2次側に接続される電源負荷側端
子金具1S−1Lの間及び3S−3Lの間は短絡
される。これにより、変流器5の2次側を開放す
ることなく、安全に計器を交換することができ
る。
ところで、一般に、電力需給用計器の端子は、
下方に開口する電線挿入穴を有する端子金具と、
端子金具の電線挿入穴に挿入された電線を押しつ
ける端子ねじとから成るが、電力需給用計器を交
換する場合には、電線一本毎に端子ねじを弛緩、
締結しなければならないので、端子接続作業が容
易ではなかつた。
また、変成器付電力需給用計器は、試験用開閉
器と共に、計器箱に収められるので、作業スペー
スが狭く、そのため、端子金具の電線挿入穴に下
方から電線を挿入するのは、わずらわしい作業で
あつた。
(考案の目的) 本考案の目的は、上述した問題点を解決し、電
力需給用計器の端子金具への接続作業を簡易化す
ることができる端子アダプタを提供することであ
る。
(考案の特徴) 上記目的を達成するために、本考案は、変成器
付電力需給用計器の端子金具に挿入される刃状端
子を一端に、試験用開閉器の端子金具に接続され
る端子を他端に、それぞれ有する複数の中継線
と、中心部に前記刃状端子を先端が突出するよう
に保持し、先端の大径部外周に凸条を有する端子
保持筒と、該端子保持筒の大径部より後の部分の
周囲に同心状に且つ回転可能に嵌合し、外周に凸
部を有する係止筒と、変成器付電力需給用計器の
端子盤の前面に着脱可能に固定され、前記端子保
持筒及び係止筒が挿入される挿入穴を有する取付
部材とから成り、該取付部材の挿入穴の長さ方向
に、前記凸条及び凸部と嵌合する凹部が設けら
れ、前記取付部材の挿入穴の円周方向に、前記凹
部とつながり、前記凸部と嵌合する係止溝が設け
られ、以て、端子保持筒及び係止筒を凸条と凸部
とが一直線に並んだ状態で取付部材の挿入穴に挿
入すると同時に、刃状端子を変成器付電力需給用
計器の端子金具に挿入し、係止筒を回転させて、
凸部を係止溝に係合させることにより抜け止めを
行うようにしたことを特徴とする。
(考案の実施例) 第2図は電子式電力需給用複合計器を試験用開
閉器に接続した状態の本考案の一実施例を示し、
第1図はその各部品を示し、第3図Aはその接続
途中状態での縦断面を、第3図Bはa−a断面
を、それぞれ示し、第4図Aはその接続完了状態
での縦断面を、第4図Bはb−b断面を、それぞ
れ示す。
第2図において、試験用開閉器1は、一方に複
数の計器側端子金具8及び端子ねじ9を備え、他
方に複数の電源負荷側端子金具10及び端子ねじ
11を備え、中央部に前述した各種コネクタのプ
ラグが挿入されるプラグ挿入穴12を備える。
電子式電力需給用複合計器13は、普通電力量
計、精密電力量計、無効電力量計、最大需要電力
計などの多機能を具備したもので、外側がベース
14と計器カバー15により覆われる。計器カバ
ー15はねじ16によりベース14に取り付けら
れる。計器カバー15には表示窓部17及び開閉
可能な操作部カバー18が設けられ、表示窓部1
7を通して各種のデータが表示されると共に、操
作部カバー18を開けることにより操作部(不図
示)の操作が可能になる。ベース14の下方に
は、端子盤19が設けられ、端子盤19内の絶縁
性の端子ブロツク20には複数の板状の端子金具
21(第3図)が備えられる。端子金具21の端
子ピツチは、端子数が多いため、試験用開閉器1
の端子ピツチより小さい。電子式電力需給用複合
計器13の端子金具21は端子アダプタ22によ
り試験用開閉器1の計器側端子金具8に接続され
る。
端子アダプタ22を第1図により説明する。
端子アダプタ22は、電子式電力需給用複合計
器13の端子金具21に挿入される刃状端子23
を一端に、試験用開閉器1の計器側端子金具8に
接続される棒状端子24(第3図)を他端に、そ
れぞれ有する複数の可撓性の中継線25と、中心
部に刃状端子23を先端が突出するように保持す
る端子保持筒26と、端子保持筒26に大径部2
6aより後の部分である小径部26bの周囲に同
心状に且つ回転可能に嵌合する係止筒27と、電
子式電力需給用複合計器13の端子盤19の前面
に着脱可能に固定され、端子保持筒26及び係止
筒27が挿入される挿入穴28を有する取付部材
29とから成る。
端子保持筒26に刃状端子23が挿入され、係
止筒27が嵌合された後、端子保持筒26にキヤ
ツプ30が固定されることにより、端子保持筒2
6に刃状端子23が保持され、係止筒27が抜け
止めされる。端子保持筒26の大径部26aの外
周には二本の凸条31が180度間隔で形成され、
小径部26bの最前部外周には凸条31と一直線
をなす位置に二つの凸部32が形成される。係止
筒27の最前部外周には凸条31と同じ幅の二つ
の凸部33が180度間隔で形成され、係止筒27
の内周面には第3図Bに示されるように凸部33
の裏側とその中間位置の4個所に90度間隔で凹部
34が形成される。凹部34は凸部32と係合
し、その回転位置を90度間隔に決めるものであ
る。
取付部材29は固定ねじ35により端子ブロツ
ク20に固定される。これにより、端子金具抜け
止め36が端子金具21の溝部21aにはまり込
んだ状態が保持されて、端子金具21が端子ブロ
ツク20から抜けるのが防止される。取付部材2
9の挿入穴28の位置は、端子金具21に対応し
て定められている。各挿入穴28の長さ方向に
は、凸条31及び凸部33と嵌合する凹部37が
設けられ、第1図及び第3図Bに示されるよう
に、各挿入穴28の円周方向に、凹部37とつな
がり、凸部33と嵌合する90度の範囲の係止溝3
8が設けられる。
電子式電力需給用複合計器13と試験用開閉器
1とを端子アダプタ22により接続する場合に
は、まず、棒状端子24を試験用開閉器1の計器
側端子金具8の電線挿入穴39(第3図)に順次
挿入し、端子ねじ9を締め付ける。次に、取付部
材29を固定ねじ35により端子ブロツク20に
固定する。(取付部材29は、最初から固定ねじ
35により端子ブロツク20に固定しておいても
よい。)そして、刃状端子23を保持し、係止筒
27と嵌合した端子保持筒26を、挿入穴28に
挿入する。この時、凸条31と凸部33とを一直
線に並ぶようにして、挿入穴28の凹部37に嵌
合させる。これにより、刃状端子23は端子金具
21に挿入される。この状態で、係止筒27の凸
部33は挿入穴28の係止溝38の位置に一致す
るので、係止筒27のみを第3図の位置から第4
図の位置に90度回転させると、凸部33は係止溝
38と嵌合し、端子保持筒26の抜け止めがなさ
れる。接続完了状態が第2図及び第4図に示され
る。
需要家に設置された状態で、電子式電力需給用
複合計器13を交換する場合には、係止筒27を
第4図の位置から第3図の位置に戻し、端子保持
筒26を挿入穴28から引き抜く。これにより、
簡単に接続を外すことができる。この状態が第5
図に示される。
上述したように、刃状端子23の端子金具21
への接続は、端子保持筒26を挿入し、係止筒2
7を回転させることにより、取り外しは、係止筒
27を回転させ、端子保持筒26を引き抜くこと
により、それぞれ行えるので、また、これらの作
業を端子盤19の前面で行えるので、端子金具2
1への接続作業を簡易化することができる。
本考案による端子アダプタは、従来の誘導形計
器を電子式計器に置き換える場合に、従来の試験
用開閉器はそのまま使用することができるので、
特に有用である。
図示実施例は変成器付電子式電力需給用複合計
器に使用された例であるが、本考案はこれに限ら
ず、単機能の変成器付電子式電力量計や変成器付
誘導形電力量計などにも適用することができる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、変成器
付電力需給用計器の端子金具に挿入される刃状端
子を一端に、試験用開閉器の端子金具に接続され
る端子を他端に、それぞれ有する複数の中継線
と、中心部に前記刃状端子を先端が突出するよう
に保持し、先端の大径部外周に凸条を有する端子
保持筒と、該端子保持筒の大径部より後の部分の
周囲に同心状に且つ回転可能に嵌合し、外周に凸
部を有する係止筒と、変成器付電力需給用計器の
端子盤の前面に着脱可能に固定され、前記端子保
持筒及び係止筒が挿入される挿入穴を有する取付
部材とから成り、該取付部材の挿入穴の長さ方向
に、前記凸条及び凸部と嵌合する凹部が設けら
れ、前記取付部材の挿入穴の円周方向に、前記凹
部とつながり、前記凸部と嵌合する係止溝が設け
られ、以て、端子保持筒及び係止筒を凸条と凸部
とが一直線に並んだ状態で取付部材の挿入穴に挿
入すると同時に、刃状端子を変成器付電力需給用
計器の端子金具に挿入し、係止筒を回転させて、
凸部を係止溝に係合させることにより抜け止めを
行うようにしたから、電力需給用計器の端子金具
への接続作業を簡易化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の分解図、第2図は
電子式電力需給用複合計器と試験用開閉器とを接
続した状態の本考案の一実施例の斜視図、第3図
Aは同じく接続途中状態での縦断面図、第3図B
はa−a断面図、第4図Aは同じく接続完了状態
での縦断面図、第4図Bはb−b断面図、第5図
は電子式電力需給用複合計器との接続を外した状
態の本考案の一実施例の斜視図、第6図は実負荷
試験時の試験用開閉器の接続を示す回路図、第7
図は虚負荷試験時の試験用開閉器の接続を示す回
路図である。 1……試験用開閉器、8……計器側端子金具、
10……電源負荷側端子金具、13……電子式電
力需給用複合計器、19……端子盤、20……端
子ブロツク、21……端子金具、22……端子ア
ダプタ、23……刃状端子、24……棒状端子、
25……中継線、26……端子保持筒、26a…
…大径部、26b……小径部、27……係止筒、
28……挿入穴、29……取付部材、30……キ
ヤツプ、31……凸条、32……凸部、33……
凸部、34……凹部、37……凹部、38……係
止溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 変成器付電力需給用計器の端子金具に挿入され
    る刃状端子を一端に、試験用開閉器の端子金具に
    接続される端子を他端に、それぞれ有する複数の
    中継線と、中心部に前記刃状端子を先端が突出す
    るように保持し、先端の大径部外周に凸条を有す
    る端子保持筒と、該端子保持筒の大径部より後の
    部分の周囲に同心状に且つ回転可能に嵌合し、外
    周に凸部を有する係止筒と、変成器付電力需給用
    計器の端子盤の前面に着脱可能に固定され、前記
    端子保持筒及び係止筒が挿入される挿入穴を有す
    る取付部材とから成り、該取付部材の挿入穴の長
    さ方向に、前記凸条及び凸部と嵌合する凹部が設
    けられ、前記取付部材の挿入穴の円周方向に、前
    記凹部とつながり、前記凸部と嵌合する係止溝が
    設けられた端子アダプタ。
JP7993387U 1987-05-28 1987-05-28 Expired - Lifetime JPH058539Y2 (ja)

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JPS63188581U JPS63188581U (ja) 1988-12-02
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