JPH0585313A - 水滴除去装置 - Google Patents

水滴除去装置

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Publication number
JPH0585313A
JPH0585313A JP3252341A JP25234191A JPH0585313A JP H0585313 A JPH0585313 A JP H0585313A JP 3252341 A JP3252341 A JP 3252341A JP 25234191 A JP25234191 A JP 25234191A JP H0585313 A JPH0585313 A JP H0585313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibrator
tape
plate
removing device
tapes
Prior art date
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Pending
Application number
JP3252341A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Okada
田 尚 司 岡
Naofumi Fujie
江 直 文 藤
Kazuya Tanaka
中 和 也 田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP3252341A priority Critical patent/JPH0585313A/ja
Publication of JPH0585313A publication Critical patent/JPH0585313A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成で振動子の耐久性を低下させること
なく水滴の除去性能を最大限に向上させるようにするこ
と。 【構成】振動子(5)に弾性のあるテープ部材(7)を
貼着し、このテープ部材(7)によつて振動子5の必要
以上の過大な振動を吸収するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、水滴除去装置に関する
もので、車両のサイドミラー等に利用される。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の水滴除去装置としては、
特開平2−310148号公報に示されるものが知られ
ている。これは、板状部材と、板状部材の裏面に配設さ
れた振動子と、振動子を駆動させる駆動回路とを有し、
駆動回路の作動による振動子の振動によつて板状部材を
振動させ板状部材の表面に付着した水滴を除去するもの
である。又、振動子及び板状部材を大きな振幅で振動さ
せるつまり水滴の除去性能を向上させるたには、振動子
を振動子と板状部材の共振周波数で振動させればよい
が、この場合、振動子に必要以上の過大な振動が発生す
ることとなつて振動子の耐久性を低下させることとなる
ことがある(過大な振動が発生するということは振動子
のインピーダンスが低下して振動子に供給される電力が
大きくなるということである)。そこで、駆動回路に電
力検出回路及び時制回路を設け、電力検出回路によつて
検出された振動子に供給される電力が所定値を越えた場
合、時制回路によつてこの振動子に供給される電力を小
さくした。これにより、振動子に過大な振動が発生され
るのを防止し、振動子の耐久性を低下させることなく水
滴の除去性能を最大限に向上させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した水滴
除去装置では、駆動回路に設けられた電力検出回路及び
時制回路によつて振動子に供給される電力を小さくして
振動子に過大な振動が発生されるのを防止している。こ
のため、駆動回路が複雑となり大型化してしまうもので
あつた。
【0005】故に、本発明は簡単な構成で振動子の耐久
性を低下させることなく水滴の除去性能を最大限に向上
させるようにすることを、その技術的課題とするもので
ある。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、振動子に
貼着された弾性のあるテープ部材を有したことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段は次にように作用する。振動子
の過大な振動はテープ部材の弾性によつて吸収され得
る。これにより、振動子に必要以上の過大な振動が発生
されるのが防止され、振動子の耐久性を低下させること
なく水滴の除去性能を最大限に向上させ得る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0010】図1に示されるように、ハウジング1の開
口部1aにはミラー2が配設されている。
【0011】図1に示されるように、ミラー2は、ホル
ダー3によつてその周縁で振動可能に支持されている。
ミラー2の裏面には振動板4がその周縁でミラー2との
間に所定の隙間を有して固定されている。この振動板4
には両面にフレキシブルプリント基板(図示せず)が固
着されている振動子5がその一面で固着されている。
【0012】この振動子5はフレキシブルプリント基板
を介してハウジング1内に配設された発振器を持つ駆動
回路6に電気的に接続されている。
【0013】振動子5の他面には弾性のあるテープ部材
7が貼着されている。このテープ部材7は図2に示され
るように、振動子5と同様な形状で振動子5の他面全域
を覆う形となる。テープ部材7は弾性のある材料例えば
アクリルフオームやブチルからなる対の第1のテープ8
と弾性があり且つ温度等による弾性の変化が少ない材料
例えばポリエステルやポリエチレン・テレフタレートか
らなる対の第2のテープ9とから構成されており、対の
第1のテープ8は対の第2のテープ9により挟み込まれ
ている。これら、第1及び第2のテープ8,9は粘着材
10により接着されると共に粘着材11により振動子5
に貼着される。
【0014】次に作動について説明する。駆動回路6を
作動させると、振動子5が径方向に繰り返し伸縮(振
動)する。
【0015】この振動子5の振動により振動板4が繰り
返し屈曲(振動)され、この振動板4の振動がミラー2
へと伝播され、ミラー2が繰り返し屈曲(振動)する。
このミラー2の振動により、ミラー2の表面に付着した
水滴が霧化や滴下されてミラー2の表面より除去され
る。この時、振動子5,振動板4及びミラー2の共振周
波数と駆動回路6中の発振器の発振周波数とが、ミラー
2の表面に付着した水滴の量や温度変化等による振動子
5,振動板4及びミラー2の共振周波数の変化や駆動回
路6中の発振器の発振周波数の変化によつて略等しくな
ると、振動子5が必要以上に過大に振動することとなる
が、この振動子5の過大な振動はテープ部材7の弾性に
よつて吸収される。これにより、振動子5に必要以上の
過大な振動が発生することがなく、振動子の耐久性を低
下させることなく水滴の除去性能を最大限に向上させる
ことができる。又、テープ部材7を振動子5に貼着する
のみの簡単な構成であるので、駆動回路6が大型化され
ず、駆動回路6をハウジング1内に内蔵することが可能
となる。更に、テープ部材7は温度等による弾性の変化
が少ない第2のテープ9を有するので、安定した振動吸
収特性が得られる。
【0016】尚、テープ部材7は第1のテープ8又は第
2のテープ9のみから構成してもよく、又、第1のテー
プ8の片側のみに第2のテープ9を貼着した構成として
もよい。この場合、振動子5の他面に貼着されるものは
第1のテープ8又は第2のテープ9のどちらでもよい。
更に、テープ部材7は振動子5の他面全域を覆うもので
はなく、一部を露出させる形のものでもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は、板状部材と、該板状部材の裏
面に配設された振動子と、該振動子を駆動させる駆動回
路とを有し、該駆動回路の作動による前記振動子の振動
によつて前記板状部材を振動させ前記板状部材の表面に
付着した水滴を除去する水滴除去装置において、前記振
動子に貼着された弾性のあるテープ部材を有して水滴除
去装置を構成したので、振動子に必要以上の過大な振動
が発生されるのが防止され、振動子の耐久性を低下させ
ることなく水滴の除去性能を最大限に向上させることが
できる。又、駆動回路が大型化することもない。
【0018】更に、前記テープ部材は、大きな弾性を持
つ材料よりなる第1のテープと、弾性を持ち且つ温度等
による弾性の変化が少ない材料よりなる前記第1のテー
プを挟む第2のテープとを有する水滴除去装置であるの
で、温度変化によつてテープ部材の振動吸収特性が大幅
に変化することがなく、安定した振動吸収特性を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水滴除去装置を搭載したミラー装
置の断面図である。
【図2】図1のA部拡大断面図である。
【符号の説明】
2 ミラー(板状部材) 5 振動子 6 駆動回路 7 テープ部材 8 第1のテープ 9 第2のテープ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状部材と、該板状部材の裏面に配設さ
    れた振動子と、該振動子を駆動させる駆動回路とを有
    し、該駆動回路の作動による前記振動子の振動によつて
    前記板状部材を振動させ前記板状部材の表面に付着した
    水滴を除去する水滴除去装置において、前記振動子に貼
    着された弾性のあるテープ部材を有する水滴除去装置。
  2. 【請求項2】 前記テープ部材は、大きな弾性を持つ材
    料よりなる第1のテープと、弾性を持ち且つ温度等によ
    る弾性の変化が少ない材料よりなる前記第1のテープを
    挟む第2のテープとを有する請求項1記載の水滴除去装
    置。
JP3252341A 1991-09-30 1991-09-30 水滴除去装置 Pending JPH0585313A (ja)

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JP3252341A JPH0585313A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 水滴除去装置

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