JPH0585276U - 揮散装置 - Google Patents

揮散装置

Info

Publication number
JPH0585276U
JPH0585276U JP3432892U JP3432892U JPH0585276U JP H0585276 U JPH0585276 U JP H0585276U JP 3432892 U JP3432892 U JP 3432892U JP 3432892 U JP3432892 U JP 3432892U JP H0585276 U JPH0585276 U JP H0585276U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volatilization
suction core
liquid
volatilizer
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3432892U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2578242Y2 (ja
Inventor
弘 吉実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fumakilla Ltd
Original Assignee
Fumakilla Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fumakilla Ltd filed Critical Fumakilla Ltd
Priority to JP1992034328U priority Critical patent/JP2578242Y2/ja
Publication of JPH0585276U publication Critical patent/JPH0585276U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2578242Y2 publication Critical patent/JP2578242Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器が転倒しても液洩れの問題がなく、長期
間継続的に芳香、消臭、防臭、殺虫等の効果を発揮し得
ると共に、簡易な容器や扁平な容器、又は倒れ易い細長
い容器にも利用でき、また揮発面を容器の上部、側面、
底面など任意の面に設けることができるコンパクトな製
品形態の揮散装置を提供する。 【構成】 揮発性溶液を繊維状物質又は多孔質物質より
なる吸液体1に含浸させ又は吸液性を有する微粉等でゾ
ル化させ、揮発性溶液を流動性のない半固形状に加工し
たものを容器2内に充填し、一方、揮散体5を棒状の吸
い出し芯7の一端部に該吸い出し芯の横断面積よりも大
きな揮散表面積を有する蓄液揮散体6を付設して構成
し、使用時に吸い出し芯の他端部を吸液体又はゾル状揮
発剤に接触させて用いる。吸液体に含浸された揮発性溶
液又はゾル状揮発剤は、揮散体の吸い出し芯により蓄液
揮散体に吸い出され、該蓄液揮散体に蓄液された状態で
揮散される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、芳香、消臭、防臭、殺虫等を目的とした揮発性溶液の揮散装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、芳香、消臭、防臭、殺虫等を目的とした揮発性溶液の自然蒸発方式の揮 散装置としては、例えば、実開昭54−119846号公報に記載されているよ うに、芳香・防臭液等の揮散性薬液を収容する容器内に芯材を浸漬し、該芯材の 先端に濾紙等の吸水性素材からなる蓄香片を当接せしめて揮散させる、芳香防臭 液等の吸い上げ式揮散装置が知られている。 また、実開昭56−176740号公報には、内底面に突起を起立した筒状有 底載架台上に濾紙等よりなる蓄香板を載置し、該蓄香板の上部に下端に口部を有 する芳香液収納容器を配置し、該芳香液収納容器の口部に挿入したフェルト等よ りなる棒状連通管の下端部を蓄香板に当接し、芳香液を蓄香板に供給しながら揮 散させる、言わば倒立式の揮散容器が記載されている。 一方、実開昭56−152642号公報には、液体芳香剤を収容した容器上部 に噴霧器を取り付け、該噴霧器の噴霧ノズル周囲の一部に芳香剤含浸材を配置し 、芳香剤の噴霧器からの噴霧と芳香剤含浸材からの揮散を行えるようにした、所 謂吸い上げポンプ方式の芳香剤揮散装置が記載されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記吸い上げ式揮散装置の場合、容器口部や芯材装着部からの液洩れの問題が ある。また、芯材装着構造や揮発性溶液の充填上の問題から、簡易な容器や扁平 な容器、あるいは倒れやすい細長い容器には利用できず、さらに、揮発性溶液の 取り出し口も液洩れしない容器上部にしか設定できないなど、製品形態上かなり の制約を受けるという問題があった。 一方、倒立式の揮散容器の場合、揮発性溶液の取り出し口からの液洩れ問題か ら、特殊な工夫が必要とされるから、簡易な容器が使用できず、揮散容器の構造 に限定があった。また、容器が転倒すると液洩れの問題や液体揮散機能を果たせ ないという問題もあった。
【0004】 また一方、吸い上げポンプ方式の揮散装置の場合、ポンプから芳香剤含浸材に 供給された揮発性溶液が揮散し終ると、再度噴霧ノズルのヘッドを押し下げて揮 発性溶液を芳香剤含浸材に補給する必要があり、芳香を継続的に得ようとする場 合にはこの操作を頻繁に行わねばならないので、その操作が面倒であるという問 題があった。また、この揮散装置の場合にも同様に、簡易な容器や扁平な容器、 あるいは倒れやすい細長い容器には利用できず、さらに製品形態上かなりの制約 を受けるという問題があった。 また、前記した揮散装置は、いずれも揮発性溶液を補給する給液型の揮散装置 であり、一般に2〜5%程度の有効成分濃度の揮発性溶液が用いられている。し たがって、前記したような液洩れや製品形態上の制約等の問題の他に、長期間継 続的に芳香、防臭等の効果を発揮させようとする場合、容器の寸法も大きくなら ざるを得ないという問題があり、コンパクトな製品を製造することは困難である 。
【0005】 したがって、本考案の目的は、前記したような従来技術の問題を解消し、容器 が転倒しても液洩れの問題がなく、長期間継続的に芳香、消臭、防臭、殺虫等の 効果を発揮させることができる揮発性溶液の揮散装置を提供することにある。 さらに本考案の目的は、簡易な容器や扁平な容器、あるいは倒れやすい細長い 容器にも利用できると共に、揮発面を容器の上部だけでなく、側面、底面など任 意の面に設けることができ、種々の製品形態に形成できる揮発性溶液の揮散装置 を提供することにある。 さらに本考案の目的は、高濃度の揮発性溶液を用いコンパクトにかつ低コスト で製造できる揮散装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案によれば、前記目的を達成するために、揮発性溶液を含浸させた繊維状 物質あるいは多孔質物質よりなる吸液体又はゾル状揮発剤を収容した容器と、棒 状の吸い出し芯の一端部に該吸い出し芯の横断面積よりも大きな揮散表面積を有 する蓄液揮散体を付設した揮散体とからなり、上記吸い出し芯の他端部を上記吸 液体又はゾル状揮発剤に接触させて揮発性溶液を蓄液揮散体に吸い出させながら 、該蓄液揮散体に揮発性溶液を蓄液した状態で揮散させることを特徴とする揮散 装置が提供される。
【0007】 前記揮散体の吸い出し芯と吸液体又はゾル状揮発剤との接触は、吸液体又はゾ ル状揮発剤を収容した容器の一部に吸い出し芯挿入口を設け、該吸い出し芯挿入 口から吸い出し芯を容器に嵌挿して行うか、又は上記吸い出し芯挿入口を易破断 性のガス・液バリアー性フィルムでシールし、使用時に該フィルムに揮散体の吸 い出し芯を突き刺し、容器に固定するか、あるいは密閉容器の一部に破断可能な 薄膜部を設け、使用時に該薄膜部に揮散体の吸い出し芯を突き刺し、容器に固定 することによって行う。この場合、密閉容器の一部に複数個の吸い出し芯挿入口 又は薄膜部を設け、揮散体を複数個設置可能とすることができる。あるいはまた 、容器を易破断性のガス・液バリアー性フィルム、又は該易破断性のガス・液バ リアー性フィルムと難破断性のガス・液バリアー性フィルムとから作製した密閉 袋とし、使用時に該易破断性のガス・液バリアー性フィルムに1個又は複数個の 揮散体の吸い出し芯を突き刺し、密閉袋に固定する。
【0008】
【考案の作用】
本考案の揮散装置は、揮発性溶液をコットンや合成繊維束あるいは連続気泡体 を形成するポリウレタンフォ−ム等のプラスチック発泡体等の繊維状物質あるい は多孔質物質よりなる吸液体に含浸させ、又は吸液性を有する微粉等でゾル化さ せ、揮発性溶液を流動性のない半固形状に加工したものを容器内に充填し、一方 、揮散体を棒状の吸い出し芯の一端部に該吸い出し芯の横断面積よりも大きな揮 散表面積を有する蓄液揮散体を付設して構成し、使用時において上記吸い出し芯 の他端部を上記吸液体又はゾル状揮発剤に接触させた状態で用いる。したがって 、上記吸液体に含浸された揮発性溶液又はゾル状揮発剤は、上記揮散体の吸い出 し芯により蓄液揮散体に吸い出され、該蓄液揮散体に蓄液された状態で揮散され 、長期間継続的に安定して芳香、消臭、防臭、殺虫等の効果を発揮させることが できる。また、従来のゲル状固形剤の場合はかなりの残渣が残るのに比べて、本 考案の揮散装置の場合には、上記吸液体に含浸された揮発性溶液は吸い出し芯に より蓄液揮散体に逐次吸い出されるので、含浸された揮発性溶液の殆どが消費さ れ、極めて効率的である。
【0009】 また、本考案の揮散装置は、揮発性溶液を繊維状物質あるいは多孔質物質より なる吸液体に含浸させ、又は吸液性を有する微粉等でゾル化させ、揮発性溶液を 流動性のない半固形状に加工したものを密閉容器内に充填しているため、容器が 転倒しても液洩れが無く、揮散装置としての機能を充分に発揮できると共に、高 濃度、例えば50%以上〜原液の揮発性溶液を用いることができ、使用薬液量が 少なくて済み、装置全体をコンパクトに構成することができる。例えば、従来の 液補給型の揮散装置の場合、揮散性薬液を1ケ月連続して揮散させるには一般に 約100mLの薬液量が必要であったが、本考案の揮散装置の場合、約5〜30 mLの薬液量でよい。 さらに、液洩れの心配が無いので、揮発性溶液を含浸させた上記吸液体又はゾ ル状揮発剤を収容した容器の密閉方法や揮散体の取り付けを簡単な構成で行え、 ゼリー用容器等市販の簡易な容器や扁平な容器、あるいは倒れやすい細長い容器 も利用できると共に、揮発面を容器の上部だけでなく、側面、底面など任意の面 に設けることができ、種々の製品形態に形成できる。
【0010】
【実施例】
以下、添付図面に示す各種実施例を説明しつつ、本考案についてさらに詳細に 説明する。 図1は本考案の揮散装置の一実施例を示し、容器2内には芳香消臭液、殺虫液 等の揮発性溶液をコットンや合成繊維束あるいは連続気泡体を形成するポリウレ タンフォ−ム等のプラスチック発泡体等の繊維状物質あるいは多孔質物質に含浸 させた吸液体1(又はゾル状揮発剤)が収容され、該容器2の上部開口部には、 吸い出し芯挿入口部4が形成された蓋部材3が被冠・装着されている。揮散体5 は、円盤状の蓄液揮散体6とその中央部から突設された棒状の吸い出し芯7とか ら一体的に形成され、蓄液揮散体6は吸い出し芯の横断面積よりも大きな揮散表 面積を有している。上記揮散体5の吸い出し芯7は、蓋部材3の吸い出し芯挿入 口部4に嵌挿して固定した時にその下端が吸液体1中に差し込まれるような長さ を有する。このように揮散体5を容器2に挿入・配置した状態で、揮散調節用キ ャップ8の周囲側壁部からなるキャップ固定部9を蓋部材3の周縁部に嵌合し、 最後に適当な包装材(図示せず)によって容器全体を密封する。
【0011】 使用に際しては、包装材及び揮散調節用キャップ8を取り外し、蓄液揮散体6 を露出させた状態で使用する。薬液の揮散が不要の場合には、揮散調節用キャッ プを閉めて薬液の揮散を抑える。あるいは、揮散調節用キャップにスリット状、 円形、楕円形、矩形等の適当な数及び大きさの透孔が設けられている場合には、 揮散調節用キャップを装着した状態で使用することもできる。 蓄液揮散体6が大気に対して露出された状態になると、繊維状物質あるいは多 孔質物質よりなる吸液体1に含浸された揮発性溶液又はゾル状揮発剤は、上記揮 散体5の吸い出し芯7により蓄液揮散体6に吸い出され、該蓄液揮散体6に蓄液 された状態で大気中に直接または揮散調節用キャップ8の透孔を通して揮散され 、長期間継続的に安定して芳香、消臭、防臭、殺虫等の効果を発揮させることが できる。
【0012】 前記揮散体5(蓄液揮散体6及び吸い出し芯7)の材料としては、リン酸水素 カルシウム及びその無水物、リン酸カルシウム、リン酸カルシウム系アパタイト 、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ヒドロタルシド、水酸化アルミニウムゲ ル、水酸化アルミナ・マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケ イ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、無水ケイ酸、クレ−、ケイソウ土、カオ リン、コロイダルシリカ、水ガラス、リン酸アルミニウム、リン酸マグネシウム 、石膏、マグネシアセメントや、酸化第二鉄(ベンガラ)、酸化第一鉄、酸化亜 鉛(亜鉛華)、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化チタン、酸化銅、三 酸化タングステン等の金属酸化物及び鉄、銅、アルミニウム、タングステン等の 金属粉末類などの無機粉末や、結晶セルロ−ス、CMC、MC、澱粉、HPMC 、HPC、HPS等の有機粉末、フェルト、不織布等の繊維状物、あるいはさら に、PTFE(四フッ化エチレン樹脂)・PVdF(フッ化ビニリデン樹脂)等 のフッ素系樹脂、ポリアセタ−ル、ポリアリレ−ト、ポリエ−テルエ−テルケト ン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリカ−ボネ−ト、ナイロン 6・ナイロン66・ナイロン11・ナイロン12・芳香族ナイロンやそれらの共 重合物等のポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリサルホン・ポリエ −テルサルホン等のポリサルホン系樹脂、ポリフエニレンエ−テル、ポリフェニ レンサルファイド、ポリプチレンテレフタレ−ト、ポリプロピレン、ポリメチル ペンテン、AES樹脂、AS樹脂、ABS樹脂、MBS樹脂等の樹脂粉末などを 用いることができ、これらの1種又は2種以上の混合物を必要に応じて他の結着 材と共に圧縮成形、押出成形等の方法により任意の形状に成形して、微細孔を有 する多孔質体を製造する。
【0013】 また、圧縮成形時及び押出成形時の粉末の流動性や滑性・滑沢性を向上させる ために、揮散体5の特性を損なわぬ範囲で必要に応じて滑剤、滑沢剤として、タ ルク、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸ナトリウム等のステアリン酸塩 、N−ラウリル−DL−アスパラギン酸−β−ラウリルエステル等のアミノ酸系 滑沢剤やホウ酸、流動パラフィン、安息香酸ナトリウム、カルボワックス等のワ ックス類等を添加することもできる。 また、揮散体5の強度向上のために、パルプ、リンタ−、ガラス繊維、カーボ ン繊維等の有機・無機質の繊維状物質を添加することもできる。 なお、揮散体5には、その特性を損なわない範囲で必要に応じて顔料、色素、 防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤、誤食防止剤等の添加剤を配合して もよい。
【0014】 図2は本考案の揮散装置の他の実施例を示し、容器10の形状が異なる点を除 けば前記実施例と同様の構成である。すなわち、本実施例の場合、容器10は断 面逆台形状を有し、従って図2に示すように、揮散体5の蓄液揮散体6が上方の みならず斜め方向に面するように配置することもできる。 図3は薬液揮散部を容器側面に設けた揮散装置の実施例を示し、吸液体1(又 はゾル状揮発剤)が収容された横断面矩形状の容器11の上部開口部には蓋部材 12が嵌め込まれている。吸い出し芯挿入口部4は容器11の側面に設けられ、 該吸い出し芯挿入口部4に揮散体5の吸い出し芯7が挿入・固定されている。ま た、吸い出し芯挿入口部周囲の容器側面にはキャップ固定リブ13が突設され、 該キャップ固定リブ13に揮散調節用キャップ8の周囲側壁部からなるキャップ 固定部9が嵌合されている。
【0015】 図4は薬液揮散部を容器底面側に設けた揮散装置の実施例を示し、揮散体5が 装着された容器2が倒立した状態で配置されている点を除けば前記実施例と同様 の構成である。すなわち、本実施例の場合、底壁内面に複数のリブ15が突設さ れ、周囲側壁のキャップ固定部16上端部内側に容器1嵌合用の段差部17が形 成された揮散調節用底蓋14が用いられ、該揮散調節用底蓋14内に、揮散体5 が装着された容器2が倒立した状態で配置・固定されており、揮散体5の蓄液揮 散体6は上記リブ15によって支持される。なお、本実施例の場合、揮散調節用 底蓋14の周囲側壁には適当な数、形状及び大きさの薬液揮散用の透孔18が設 けられている。 図5は、図4に示す揮散装置の変形例を示し、揮散調節用底蓋14の周囲側壁 の下端部を下方へ延長して支持脚14aを形成し、上記底蓋14の中央部に透孔 18aを設け、該透孔18aを通して薬液を揮散させるように構成したものであ る。また、上記底蓋14の透孔18aの部分には、使用前には剥離可能なガス・ 液バリア−性フィルム(図示せず)を貼付してカバ−しておき、使用時に剥して 用いる。
【0016】 図6は細長い容器を用いた揮散装置の実施例を示す。細長い円筒状の容器19 内には円筒状のポリプロピレン等の保護フィルム20で包被された吸液体1が収 容され、該容器19の上部開口部には、吸い出し芯挿入口部22が形成された蓋 部材21が嵌合され、該蓋部材21には揮散調節用キャップ26が嵌合されてい る。 揮散体23は、厚肉円盤状の蓄液揮散体24とその中央部から下方に突設され た棒状の吸い出し芯25とから一体的に形成されている。
【0017】 図7は扁平な容器を用いた本考案の揮散装置の実施例を示し、吸液体1が収容 された扁平な容器27の上端周縁部28と蓋部材29の周縁部30とはヒートシ ールして密閉されており、該蓋部材29周縁部近傍に形成された段差部31に揮 散調節用キャップ32の下端部が嵌め込まれている。 図8は本考案の揮散装置の他の実施例を示し、吸液体1が収容された容器33 の上部開口部は易破断性のガス・液バリアー性フィルム34で覆われ、それらの 周縁部でヒートシールされ密閉されている。使用に際しては、揮散体5の吸い出 し芯7を上記ガス・液バリアー性フィルム34に突き刺して固定し、次いで適当 な数、形状、及び大きさの透孔(図示せず)が設けられた揮散調節用キャップ3 5をその周囲側壁からなるキャップ固定部36の下端部内面に形成された突部3 7が容器33周縁部に当接するまで嵌合して用いる。
【0018】 図9は本考案の揮散装置のさらに他の実施例を示し、吸液体1は、ガス・液バ リアー性のある易破断性フィルム38と難破断性フィルム39とから袋状に形成 された容器内に密閉、収容されている。使用に際しては、揮散体5の吸い出し芯 7を易破断性フィルム38に突き刺して用いる。なお、複数個の揮散体を突き刺 して用いることもできる。
【0019】 図10は本考案のさらに他の実施例を示し、吸液体1が収容された容器33の 上部開口部の周縁部でヒートシールされ密閉している蓋部材40の中央部41は 薄膜に形成されている。使用に際しては、揮散体5の吸い出し芯7を上記中央薄 膜部41に突き刺して用いる。なお、蓋部材40の中央部に吸い出し芯挿入口部 を形成し、該吸い出し芯挿入口部をガス・液バリアー性のある易破断性フィルム でシールする構成とすることもできる。 図11は前記図10に示す実施例の変形例を示し、吸液体1が収容された容器 として扁平な表面積の広い容器42を用い、また、その上部開口部を覆う蓋部材 として2カ所の薄膜部44が形成された蓋部材43を用いており、2個の揮散体 5を上記薄膜部44に突き刺せるように構成されている。なお、蓋部材に3カ所 以上の数の薄膜部を形成し、3個以上の揮散体を用いることができるように構成 することもできる。
【0020】 図12は各種形状の揮散体の例を示し、図中(A)は円盤状の蓄液揮散体45 、(B)は円柱状の蓄液揮散体46、(C)は球状の蓄液揮散体47、(D)は 直方体状の蓄液揮散体48を示し、いずれもその下面中央部から突設された吸い 出し芯7と一体成型されている。 図13及び図14は揮散体の蓄液揮散体と吸い出し芯を別部材から構成した例 を示す。円盤状の蓄液揮散体49の中心には中央孔50が穿設されており、一方 、下端が尖っている円柱状の吸い出し芯51の上端部には、吸い出し芯51の直 径より小さくかつ上記中央孔50の直径と略同等の直径の挿入部52が形成され ており、該挿入部52の長さは蓄液揮散体49の厚さよりも若干長く形成されて いる。組み立てに当たっては、図13に示すように、吸い出し芯51上端部の挿 入部52を蓄液揮散体49の中央孔50に嵌挿し、該中央孔50から若干出た挿 入部52に芯固定用キャップ53を嵌合し、固定する。 図15は蓄液揮散体と吸い出し芯の他の組立構成例を示し、蓄液揮散体49a の中心にはテ−パ−付きの中央孔50aが穿設されており、一方、吸い出し芯5 1aの上部にも上記中央孔50aと同様なテ−パ−が付けられている。組み立て に当たっては、吸い出し芯51aを上方から蓄液揮散体49aの中央孔50aに 嵌合し、固定する。
【0021】 図16及び図17は揮散体の蓄液揮散体と吸い出し芯を支持体を用いて組み立 て構成する例を示す。支持体56は、環状部材57とその中心部から下方に垂下 された芯固定筒部58とからなり、環状部材57と芯固定筒部58は4本の固定 リブ59によって連結・固定されている。蓄液揮散体54は環状部材57の内径 と略同等の直径を有し、環状部材57内に嵌挿され、固定リブ59により支持さ れ、一方、吸い出し芯55は下方から芯固定筒部58の筒孔内にその上端が蓄液 揮散体54の下面に当接するまで嵌挿され、図16に示すように組み立てられる 。なお、固定リブ59は、3本以上あれば目的は達成される。 図18及び図19は揮散体の蓄液揮散体と吸い出し芯を支持体を用いて組み立 て構成する他の例を示す。支持体56は前記図16及び図17に示す例と同じ構 成であるが、環状部材57の内径と略同等の直径を有する蓄液揮散体60は吸い 出し芯55挿入用の中央孔61を有する。図18に示すように、蓄液揮散体60 が環状部材57内に嵌挿され、固定リブ59により支持された状態で、吸い出し 芯55は上方から蓄液揮散体60の中央孔61内に嵌挿され、組み立てられる。 このように組み立てられた揮散体は、使用時に吸い出し芯55を押し下げて、例 えば図8及び図9に示す易破断性フィルムまたは図10及び図11に示す薄膜部 に突き刺して、吸液体と蓄液揮散体60とを吸い出し芯55を介して連結する。
【0022】 図20及び図21は支持体に吸い出し芯を補強する支持筒を設けた揮散体の実 施例を示す。支持体62は環状部材63とその中心部から下方に垂下された芯固 定筒部64とからなり、環状部材63と芯固定筒部64が4本の固定リブ66に よって連結・固定されていること前記図16及び図17に示す実施例と同様であ るが、本例の場合、芯固定筒部64の長さは柱状吸い出し芯67の長さと略同等 であり、かつ、その先端65は鋭利に形成されている。図20に示すように、蓄 液揮散体54が環状部材63内に嵌挿され、固定リブ66により支持された状態 で、吸い出し芯67は下方から芯固定筒部64の筒孔内にその上端が蓄液揮散体 54の下面に当接するまで嵌挿され、組み立てられる。なお、符号68は環状部 材63上端部内面に形成された蓄液揮散体押え用の突条であり、前記図16乃至 図19及び後述する図22乃至図24に示す実施例においても同様に設けること ができる。このように組み立てられた揮散体は、使用時に押し下げてその鋭利な 芯固定筒部64の先端を、例えば図8及び図9に示す易破断性フィルムまたは図 10及び図11に示す薄膜部に突き刺して、吸液体と蓄液揮散体54とを吸い出 し芯67を介して連結する。
【0023】 図22及び図23は本考案の揮散装置のさらに他の実施例を示し、吸液体1が 収容された容器78の上部開口部には、吸い出し芯挿入口部70が形成された蓋 部材69が被冠・装着されている。吸い出し芯挿入口部70は上部筒部71と下 端が鋭利に形成された下部筒部72とから構成され、一方、吸い出し芯73の上 端部には膨出部74が形成され、吸い出し芯挿入口部70に嵌挿した時に上記膨 出部74が上部筒部71上端面に当接し、吸い出し芯73の上端部が上部筒部7 1から若干突き出るように構成されている。使用前には、図23に示すように、 上部筒部71にはシールキャップ75が被冠され、吸い出し芯73を密閉・シー ルしている。 一方、蓄液揮散体54は、図16及び図17と同様に、環状部材57とその中 心部から下方に垂下された芯固定筒部58とが4本の固定リブ59によって連結 ・固定された支持体56の環状部材57内に嵌挿され、固定リブ59により支持 されている。なお、芯固定筒部58の内径は蓋部材69の上部筒部71の外径と 略同等である。 使用に際しては、蓋部材69の上部筒部71からシールキャップ75を外し、 支持体56の芯固定筒部58を上部筒部71に嵌合し、吸い出し芯73の上端部 が蓄液揮散体54下面に当接するように配置した状態で、適当な数、形状、及び 大きさの透孔(図示せず)が形成された揮散調節用キャップ76の周囲側壁部か らなるキャップ固定部77を蓋部材69の周縁部に嵌合して用いる。
【0024】 図24は、図22及び図23に示す揮散装置の変形例を示し、容器78の底部 内面に突設された固定リング79内には、上端に円錐状の凹部81が形成され、 かつ吸い出し芯73と同様な材質の芯受部材80が予め嵌め込まれている。一方 、吸い出し芯73の下端は円錐状に形成されている。 使用に際しては、図23に示す揮散装置と同様に蓋部材69の上部筒部71か らシ−ルキャップ75を外し、蓄液揮散体60の中央孔61より吸い出し芯73 を挿入して芯受部材80上端の円錐状凹部81に嵌着させて使用に供する。
【0025】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、以下のような効果・利点が得られる。 (イ)繊維状物質あるいは多孔質物質よりなる吸液体に含浸された揮発性溶液又 はゾル状揮発剤は、揮散体の吸い出し芯により蓄液揮散体に吸い出され、該蓄液 揮散体に蓄液された状態で揮散され、長期間継続的に安定して芳香、消臭、防臭 、殺虫等の効果を発揮させることができる。また、従来のゲル状固形剤の場合は かなりの残渣が残るのに比べて、本考案の揮散装置の場合には、繊維状物質ある いは多孔質物質よりなる吸液体に含浸された揮発性溶液は吸い出し芯により蓄液 揮散体に逐次吸い出されるので、含浸揮発性溶液の殆どが消費され、極めて効率 的である。 (ロ)本考案の揮散装置は、揮発性溶液をコットンや合成繊維束等の繊維状物質 あるいは多孔質物質よりなる吸液体に含浸させ、又は吸液性を有する微粉等でゾ ル化させ、揮発性溶液を流動性のない半固形状に加工したものを密閉容器内に充 填しているため、容器が転倒しても液洩れが無く、揮散装置としての機能を充分 に発揮できると共に、高濃度、例えば50%以上〜原液の揮発性溶液を用いるこ とができ、使用薬液量が少なくて済み、装置全体をコンパクトに構成することが できる。 (ハ)また、液洩れの心配が無いので、揮発性溶液を含浸させた上記吸液体又は ゾル状揮発剤を収容した容器の密閉方法や揮散体の取り付けを簡単な構成で行え 、また揮散部を容器の上部だけでなく、容器の側面、底面など任意の面に設ける ことができ、種々の製品形態に形成できる。 (ニ)さらに、液漏れの心配がないので、適度の強度と耐油性・耐水性を有する プラスチック製等の材料で製造でき、またゼリー用容器等市販の簡易な容器を利 用したり、扁平な容器あるいは倒れやすい細長い容器も利用できるので、種々の 製品形態が可能になると共に製造コストの面でも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の揮散装置の一実施例を示す縦断面図で
ある。
【図2】本考案の揮散装置の他の実施例を示す縦断面図
である。
【図3】揮散部を容器の口部でなく側面に設けた揮散装
置の実施例を示す縦断面図である。
【図4】揮散部を容器底面に設けた揮散装置の実施例を
示す縦断面図である。
【図5】揮散部を容器底面に設けた揮散装置の他の実施
例を示す縦断面図である。
【図6】細長い容器を用いた揮散装置の実施例を示す縦
断面図である。
【図7】扁平な容器を用い、蓋部材と容器の周縁部をヒ
ートシールして密閉した揮散装置の実施例を示す縦断面
図である。
【図8】蓋部材に易破断性のガス・液バリアー性フィル
ムを用い、使用時、吸い出し芯を該フィルムに突き刺し
て揮散体を固定する揮散装置の実施例を示す縦断面図で
ある。
【図9】吸液体をガス・液バリアー性のある易破断性フ
ィルムと難破断性フィルムとで包装密閉し、吸い出し芯
を易破断性フィルムに突き刺して揮散体を固定する揮散
装置の実施例を示す縦断面図である。
【図10】蓋部材の一部を薄膜とし、使用時、吸い出し
芯を該薄膜に突き刺して揮散体を固定する揮散装置の実
施例を示す縦断面図である。
【図11】揮散体を容器に2個設置した実施例を示す縦
断面図である。
【図12】吸い出し芯と蓄液揮散体とを一体成形した種
々の形態の揮散体の実施例を示す斜視図である。
【図13】吸い出し芯と蓄液揮散体とを組み立てて一体
化した揮散体の実施例を示す縦断面図である。
【図14】吸い出し芯と蓄液揮散体とを組み立てて一体
化した図13に示す揮散体の分解斜視図である。
【図15】吸い出し芯と蓄液揮散体とを組み立てて一体
化した揮散体の他の実施例を示す分解縦断面図である。
【図16】吸い出し芯と蓄液揮散体とを支持体を用いて
組み立てて一体化した揮散体の実施例を示す斜視図であ
る。
【図17】吸い出し芯と蓄液揮散体とを支持体を用いて
組み立てて一体化した図16に示す揮散体の分解斜視図
である。
【図18】吸い出し芯と蓄液揮散体とを支持体を用いて
組み立てて一体化した揮散体の他の実施例を示す斜視図
である。
【図19】吸い出し芯と蓄液揮散体とを支持体を用いて
組み立てて一体化した図18に示す揮散体の分解斜視図
である。
【図20】吸い出し芯と蓄液揮散体とを支持体を用いて
組み立てて一体化した揮散体のさらに他の実施例を示す
縦断面図である。
【図21】吸い出し芯と蓄液揮散体とを支持体を用いて
組み立てて一体化した図20に示す揮散体の分解斜視図
である。
【図22】使用前に吸い出し芯を密閉し、使用時に吸い
出し芯と蓄液揮散体とを組み立てて一体化する揮散体を
用いた揮散装置の実施例を示す縦断面図である。
【図23】使用前に吸い出し芯を密閉し、使用時に吸い
出し芯と蓄液揮散体とを組み立てて一体化する揮散体を
用いた図22に示す揮散装置の分解縦断面図である。
【図24】使用前に吸い出し芯を密閉し、使用時に吸い
出し芯と蓄液揮散体とを組み立てて一体化すると共に容
器内の芯受部材に嵌着して用いる揮散装置の実施例を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1 吸液体、2,10,11,19,27,33,4
2,78 容器、3,12,21,29,40,43,
69 蓋部材、4,22,70 吸い出し芯挿入口部、
5,23 揮散体、6,24,45〜49,54,60
蓄液揮散体、7,25,51,55,67,73 吸
い出し芯、8,26,32,35,76揮散調節用キャ
ップ、9,16,36,77 キャップ固定部、13
キャップ固定リブ、14 揮散調節用底蓋、15 リ
ブ、17,31 段差部、18 透孔、20 円筒状保
護フィルム、34,38 易破断性ガス・液バリアー性
フィルム、39 難破断性ガス・液バリアー性フィル
ム、41,44 薄膜部、52挿入部、53 芯固定用
キャップ、56,62 支持体、57,63 環状部
材、58,64 芯固定筒部、59,66 固定リブ、
71 上部筒部、72下部筒部、74 膨出部、80
芯受部材

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揮発性溶液を含浸させた繊維状物質ある
    いは多孔質物質よりなる吸液体又はゾル状揮発剤を収容
    した容器と、棒状の吸い出し芯の一端部に該吸い出し芯
    の横断面積よりも大きな揮散表面積を有する蓄液揮散体
    を付設した揮散体とからなり、上記吸い出し芯の他端部
    を上記吸液体又はゾル状揮発剤に接触させて揮発性溶液
    を蓄液揮散体に吸い出させながら、該蓄液揮散体に揮発
    性溶液を蓄液した状態で揮散させることを特徴とする揮
    散装置。
  2. 【請求項2】 吸液体又はゾル状揮発剤を収容した容器
    の一部に吸い出し芯挿入口を設け、該吸い出し芯挿入口
    から吸い出し芯を容器に嵌挿して成ることを特徴とする
    請求項1に記載の揮散装置。
  3. 【請求項3】 前記吸い出し芯挿入口を易破断性のガス
    ・液バリアー性フィルムでシールし、使用時に該フィル
    ムに揮散体の吸い出し芯を突き刺し、容器に固定するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の揮散装置。
  4. 【請求項4】 吸液体又はゾル状揮発剤を収容した密閉
    容器の一部に破断可能な薄膜部を設け、使用時に該薄膜
    部に揮散体の吸い出し芯を突き刺し、容器に固定するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の揮散装置。
  5. 【請求項5】 吸液体又はゾル状揮発剤を収容する容器
    が、易破断性のガス・液バリアー性フィルム、又は該易
    破断性のガス・液バリアー性フィルムと難破断性のガス
    ・液バリアー性フィルムとから作製された密閉袋からな
    り、使用時に該易破断性のガス・液バリアー性フィルム
    に1個又は複数個の揮散体の吸い出し芯を突き刺し、密
    閉袋に固定することを特徴とする請求項1に記載の揮散
    装置。
  6. 【請求項6】 吸液体又はゾル状揮発剤を収容した密閉
    容器の一部に複数個の吸い出し芯挿入口又は薄膜部を設
    け、揮散体を複数個設置可能としたことを特徴とする請
    求項2乃至4のいずれか1項に記載の揮散装置。
  7. 【請求項7】 吸液体又はゾル状揮発剤を収容した密閉
    容器に吸い出し芯を刺し込んだ状態で吸い出し芯又は揮
    散体全体をシール部材で密封して成ることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の揮散装置。
  8. 【請求項8】 揮散体の吸い出し芯と蓄液揮散体とが一
    体成型されて成ることを特徴とする請求項1乃至7のい
    ずれか1項に記載の揮散装置。
JP1992034328U 1992-04-27 1992-04-27 揮散装置 Expired - Lifetime JP2578242Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992034328U JP2578242Y2 (ja) 1992-04-27 1992-04-27 揮散装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992034328U JP2578242Y2 (ja) 1992-04-27 1992-04-27 揮散装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0585276U true JPH0585276U (ja) 1993-11-19
JP2578242Y2 JP2578242Y2 (ja) 1998-08-06

Family

ID=12411093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992034328U Expired - Lifetime JP2578242Y2 (ja) 1992-04-27 1992-04-27 揮散装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2578242Y2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008149906A1 (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Kurita Water Industries Ltd. 燃料電池用固体燃料の製造方法、燃料電池用固体燃料及び燃料電池
JP2011006132A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Yoshino Kogyosho Co Ltd 揮散液の揮散用容器
JP2011011746A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Yoshino Kogyosho Co Ltd 揮散液の揮散用容器
JP2013111199A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Imari:Kk 芳香器
JP2020099610A (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 小林製薬株式会社 揮散装置
JP2020099609A (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 小林製薬株式会社 揮散装置
CN114208806A (zh) * 2021-12-14 2022-03-22 温州瓯斯达电器实业有限公司 一种具有自动启动和熄灭功能的电蚊香器
JP2022538000A (ja) * 2018-06-18 2022-08-31 カエリンプ 拡散装置のための着脱可能アセンブリ

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101943980B1 (ko) * 2017-09-28 2019-01-30 신선 폴리에스테르 발향체
KR102082807B1 (ko) * 2017-09-28 2020-02-28 신선 병 삽입형 발향체

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6454553U (ja) * 1987-09-30 1989-04-04
JP3073149U (ja) * 2000-05-10 2000-11-14 怡利電子工業股▲ひん▼有限公司 携帯電話ハンズフリー装置内蔵の着脱交換自在なぬいぐるみ構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6454553U (ja) * 1987-09-30 1989-04-04
JP3073149U (ja) * 2000-05-10 2000-11-14 怡利電子工業股▲ひん▼有限公司 携帯電話ハンズフリー装置内蔵の着脱交換自在なぬいぐるみ構造

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008149906A1 (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Kurita Water Industries Ltd. 燃料電池用固体燃料の製造方法、燃料電池用固体燃料及び燃料電池
JP2008300338A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Kurita Water Ind Ltd 燃料電池用固体燃料の製造方法、燃料電池用固体燃料及び燃料電池
JP2011006132A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Yoshino Kogyosho Co Ltd 揮散液の揮散用容器
JP2011011746A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Yoshino Kogyosho Co Ltd 揮散液の揮散用容器
JP2013111199A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Imari:Kk 芳香器
JP2022538000A (ja) * 2018-06-18 2022-08-31 カエリンプ 拡散装置のための着脱可能アセンブリ
JP2020099610A (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 小林製薬株式会社 揮散装置
JP2020099609A (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 小林製薬株式会社 揮散装置
CN114208806A (zh) * 2021-12-14 2022-03-22 温州瓯斯达电器实业有限公司 一种具有自动启动和熄灭功能的电蚊香器
CN114208806B (zh) * 2021-12-14 2023-01-31 温州瓯斯达电器实业有限公司 一种具有自动启动和熄灭功能的电蚊香器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2578242Y2 (ja) 1998-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100368023C (zh) 带有不同复合材料制成的虹吸芯的以虹吸芯为基础的发送系统
JP2593031B2 (ja) 連続的および瞬間的機能を組合わせて使用できるディスペンサー
JP4499189B2 (ja) 物質の制御放出
US5765751A (en) Controlled release of volatile substances
US4477414A (en) Evaporative container
CA2362243C (en) Cartridge for a liquid
CA2576101C (en) Dual function dispenser
EP1780146B1 (en) Dual function dispenser
EP0362397A1 (en) Heater-fumigator
JPH0585276U (ja) 揮散装置
KR890701159A (ko) 분상 약제 시약 용기
JP4625569B2 (ja) 倒立型揮散性薬剤発散器
US4475837A (en) Roll-on applicating package with sealing cap
JP2001086919A (ja) 薬液蒸散容器の吸液芯
JP4093339B2 (ja) 切り換え可能に芳香剤等を収容した容器
JPH034280Y2 (ja)
JPH0121014Y2 (ja)
JPS6013480Y2 (ja) 揮散容器
JP4817163B2 (ja) 芳香剤容器
JP3225279B2 (ja) 液体芳香剤用容器
JPH0643004Y2 (ja) 蒸散容器における中栓
JPS59174836U (ja) 芳香剤容器
JP2541593Y2 (ja) 液体の揮散装置
JPS586420Y2 (ja) 揮散用容器
JPS5818904Y2 (ja) 揮散用容器

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term