JPH0585198A - 車両のパワートレイン構造 - Google Patents

車両のパワートレイン構造

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JPH0585198A
JPH0585198A JP6433591A JP6433591A JPH0585198A JP H0585198 A JPH0585198 A JP H0585198A JP 6433591 A JP6433591 A JP 6433591A JP 6433591 A JP6433591 A JP 6433591A JP H0585198 A JPH0585198 A JP H0585198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
vehicle body
exhaust pipe
vehicle
clutch
Prior art date
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Pending
Application number
JP6433591A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kameda
修 亀田
Hitoshi Akutagawa
等 芥川
Yoshitsugu Masuda
尚嗣 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH0585198A publication Critical patent/JPH0585198A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B77/00Component parts, details or accessories, not otherwise provided for
    • F02B77/11Thermal or acoustic insulation

Abstract

(57)【要約】 【目的】横置きエンジンの車体後方に変速機を並列配置
した車両のパワートレイン構造において、エンジンの前
側に位置する排気ポ−トに接続される排気管からのエン
ジン補機への熱的影響を抑制,防止する。 【構成】横置きエンジン7の車体後方に変速機12が並
列配置される。該エンジン7の車体左側部には、オルタ
ネ−タ50、クーラーコンプレッサー58及びパワ−ス
テアリング装置用の油ポンプ59の3つの補機が配置さ
れる。一方、エンジン7の右側部の後方にはクラッチ2
0が配置される。エンジン7の前側の排気マニホールド
39には排気管40が接続される。該排気管40は、上
記補機が配置された側とは反対のエンジン側方,つまり
エンジン7の右側方,を通って車体後方に延びる。従っ
て、補機と排気管との距離間隔を長く設定できると共
に、クラッチ20を熱の遮蔽板として機能させることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のパワートレイン構
造に関し、特にエンジンを横置き配置するものの改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の車両のパワートレイ
ン構造として、例えば実公昭48−22887号公報に
開示されるように、車体前部のエンジンルーム内に、エ
ンジンのクランクシャフトを車幅方向に横置きに配置す
ると共に、該エンジンの車体後方に、変速機をその軸が
上記エンジンのクランクシャフトと平行になるように位
置させて配置することにより、エンジンと変速機との車
体前後方向での並列配置でもってパワートレインを車体
の前後及び幅方向にコンパクトに短縮配置したものが知
られている。
【0003】ところで、上記従来のものでは、エンジン
の車体前方側に排気ポ−トを位置させ、この排気ポ−ト
に連通する排気管を、その排気ポ−トに連通する側をエ
ンジンの前方側から下方に延ばした後、エンジンの下方
を通って車体後方に延びるよう水平に配置したものが知
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように排気管をエンジン前側からエンジン下方を通
す場合や、エンジンルーム内の空き空間を通って車体後
方に延ばす場合には、エンジンに設けたオルタネータ等
の補機の位置によっては排気管の熱が該補機に与えられ
て、補機の信頼性が低下することがある。
【0005】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、上記のようにエンジンと変速機とを
並列配置し、エンジン前側の排気ポ−トに対して排気管
を接続する場合に、この排気管を車体後方に延ばす経路
を、エンジンに設ける補機の位置を考慮して適正に設定
することにより、該補機の熱に対する信頼性の向上を図
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本出願に係る発明では、補機と排気管との距離間隔
をできる限り長く確保しつつ、車体後方に延ばす構成と
する。
【0007】つまり、請求項1記載の発明の具体的な解
決手段は、車体前部のエンジンルーム内に、横置きに配
置されたエンジンと、該エンジンの車体後方に変速機が
上記エンジンのクランクシャフトと平行に並列配置され
ているとともに、上記エンジンは排気ポ−トが車体前方
側に位置して配置された車両のパワートレイン構造を前
提とする。そして、上記排気ポ−トに連通する排気管
を、上記エンジンの側方であって且つエンジンに備える
補機の位置とは反対側を通って車体後方に延ばす構成と
している。
【0008】また、請求項2記載の発明の構成は、上記
請求項1記載の発明の構成を全て具備すると共に、更
に、エンジンの一側部に対して、該エンジンの動力を変
速機に伝達するクラッチ又はトルクコンバ−タを位置さ
せると共に、エンジンの他側部に補機を配置した上で、
排気管を、上記クラッチと車体との間の空間を通って車
体後方に延ばす構成としている。
【0009】
【作用】以上の構成により、請求項1記載の発明では、
横置きエンジンと変速機とが車体前後方向に配置されて
いて、その分、パワートレインの車体前後及び車幅方向
の長さが短縮される構成となっている。
【0010】その場合に、エンジンの補機がエンジンの
長手方向の一側部,例えばエンジンの車体左側部に配置
されているときには、排気管はエンジン前側の排気ポ−
トから車体右側部に向って延びた後、車体後方に曲って
エンジンの右側方を車体後方に延びる。従って、排気管
の位置はエンジンの補機とできる限り離れた位置にある
ので、該補機は排気管から排気熱を受ける程度が小さく
なる。
【0011】特に、請求項2記載の発明では、エンジン
の補機と排気管との間にクラッチ又はトルクコンバ−タ
が位置して、このクラッチ等が熱の遮蔽板としての機能
を果すので、エンジンの補機は排気管から排気熱をほと
んど受けなくなる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、エンジンと変速機とを並列配置した車両の
パワートレイン構造において、エンジン前側の排気ポ−
トに連通する排気管とエンジン補機との距離間隔をでき
る限り長く設定できるので、エンジン補機の熱に対する
信頼性の向上を図ることができる。
【0013】また、請求項2記載の発明によれば、エン
ジン補機と排気管との間にクラッチ又はトルクコンバ−
タを位置させて、これ等を熱の遮蔽板として機能させる
ことができるので、エンジン補機の信頼性を一層向上さ
せることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
【0015】図1、図2及び図3は前輪駆動車用のパワ
ートレイン構造を示す。同図において、1は車体の一部
を形成するボンネット、2はダッシュパネルであって、
該ダッシュパネル2によりボンネット1側の車体前部に
はエンジンルーム3が、その反対側には車室4が形成さ
れる。
【0016】上記エンジンルーム3内には、車体前側に
ラジエ−タ6が配置され、その後方にエンジン7が配置
されている。該エンジン7は、そのクランクシャフト8
が車幅方向に横置きして配置されている。
【0017】上記エンジン7の車体後方には、図3に示
すように上下に2つの軸12a,12bを有する2軸式
の変速機12と、該変速機12の下方に位置する部位に
前輪側デファレンシャル15とが上下方向に重ねて配置
されている。
【0018】また、図3に示すように、エンジン7のク
ランクシャフト8の一端部にはドライブスプロケット2
5が回転一体に連結されている一方、変速機12の上軸
12aに続いて一直線上に配置した中間軸12cにはド
リブンスプロケット26が回転一体に連結されていて、
該両スプロケット25,26との間にチェーン21が巻
き掛けられている。
【0019】そして、上記変速機12の上側の軸12a
と中間軸12cとの間には、上記エンジン7から該変速
機12への動力の伝達を行うクラッチ20が配置されて
いて、該クラッチ20の締結時にはエンジン7の動力を
クランクシャフト8から変速機12の上側の軸12aに
伝達し、クラッチ20の解放時にはその動力の伝達を遮
断する構成である。該クラッチ20は、図2に示すよう
にエンジン7の右側部の直後方に配置されていると共
に、その構成は図3に示すように、中間軸12cに回転
一体に連結されたサポートディスク20aと、該サポー
トディスク20aと対向して配置され且つ変速機12の
上側の軸12aに回転一体に連結されたクラッチディス
ク20bと、該クラッチディスク20bをサポートディ
スク20aに押圧せしめるプレッシャープレート20c
とを有する。
【0020】上記変速機12の上側の軸12aと下側の
軸12bとの間には、変速用ギヤ列30が配設されてい
る。また、下側軸12bには出力ギヤ31が配置され、
該出力ギヤ31にはベベルギヤ式の上記前輪側デファレ
ンシャル15に伝達される。該デファレンシャル15に
て動力は左右に分割され、各々左右の前車軸32a,3
2bを介して図1に示す左右の前車輪Wに伝達されるよ
うに構成している。
【0021】そして、図1及び図2に示すように、エン
ジン7は車体後方に傾斜して配置されていると共に、車
体後方側に吸気ポ−ト9が、車体前方側に排気ポ−ト1
0が位置するように配置されている。また、エンジン7
の左側部、つまり上記クラッチ20の配置された位置側
のエンジン側部とは異なる側には、車体前方側に補機と
してオルタネータ50が配置され、該オルタネータ50
はその従動プーリ51及びベルト52を介してエンジン
7のクランクシャフト8の他端に連結した駆動プーリ5
3により回転駆動される。更に、エンジン7の車体後方
側には補機としてクーラーコンプレッサー58と、その
下方に補機としてパワ−ステアリング装置用の油ポンプ
59とが配置され、この両補機58,59はその各従動
プーリ60,61及びベルト62を介して上記エンジン
7のクランクシャフト8の駆動プーリ53の外方に設け
た他の駆動プーリ63により回転駆動される。
【0022】そして、上記エンジン7の各排気ポ−ト1
0には排気マニホールド39が接続され、該排気マニホ
ールド39の集合部には排気管40が連通接続されてい
る。該排気管40は、図2に示すように車体右方向、つ
まり上記オルタネータ50,クーラーコンプレッサー5
8及びパワ−ステアリング装置用の油ポンプ59の3つ
の補機の位置とは反対側の方向に延びてエンジン7の側
方に出た後、車体後方に曲ってエンジン7の右側部に沿
って延び、クラッチ20の右側方で車体との間の空間を
通り、該クラッチ20の車体後方側の部位で車体内方に
向い、車幅方向の中央部にて更に車体後方に曲って車体
後方に水平に延びている。この排気管40の水平部には
排気浄化装置41が介設されている。
【0023】一方、図1に示すように、エンジン7の斜
め後ろ上方に位置する空間には、サージタンク43が配
置され、該サージタンク43の下部には、各気筒に対応
する複数(4個)の独立吸気通路46が接続され、該各
独立吸気通路46は車体下方に延びた後、前方に曲って
エンジン7の各気筒の吸気ポ−ト9に連通している。
【0024】尚、図1において、47は各独立吸気通路
46に配置した燃料噴射弁である。また、図1及び図2
において、48はデファレンシャル15の車体後方に配
置したステアリングラックであって、該ステアリングラ
ック48にはステアリングシャフト49を経て車室4内
のステアリングホイール(図示せず)に接続されると共
に、ステアリングロッド50を経て前車輪Wに連携され
る。
【0025】したがって、上記実施例においては、横置
きエンジン7の車体後方に変速機12がその軸をクラン
クシャフト8と平行に並列配置されているので、パワー
トレインの車体前後及び車幅方向の長さが短縮される。
【0026】その場合、エンジン7の左側部にはオルタ
ネータ50,クーラーコンプレッサー58及びパワ−ス
テアリング装置用の油ポンプ59の3つの補機が位置し
ていて、この補機の位置とは反対側のエンジン7の側
方、つまり右側方に排気管40が通っているので、該補
機50,58,59と排気管40との距離間隔をできる
限り長く設定できる。その結果、上記補機は排気管40
からの排気熱によって高温になることが十分抑制される
ので、該補機の熱に対する信頼性が向上する。
【0027】特に、排気管40が大径のクラッチ20と
車体との間の空間を通って車体後方に延びているので、
該補機と排気管40との間にクラッチ20が位置して、
該クラッチ20が熱の遮蔽板として機能する。その結
果、上記排気管40からの補機の熱的影響がほとんどな
くなり、補機の信頼性を高く確保できる。
【0028】尚、上記実施例では、エンジン7の動力を
変速機12に伝達する要素としてクラッチ20を使用し
たが、その他、トルクコンバ−タを使用してもよいのは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すパワートレインの配置位
置の側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】パワートレインのスケルトン図である。
【符号の説明】
3 エンジンルーム 7 エンジン 10 排気ポ−ト 12 変速機 20 クラッチ 40 排気管 50 オルタネ−タ(補機) 58 クーラーコンプレッサー(補機) 59 パワ−ステアリング装置用の油ポンプ
(補機)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体前部のエンジンルーム内に、横置きに
    配置されたエンジンと、該エンジンの車体後方に変速機
    が上記エンジンのクランクシャフトと平行に並列配置さ
    れているとともに、上記エンジンは排気ポ−トが車体前
    方側に位置して配置された車両のパワートレイン構造で
    あって、上記排気ポ−トに連通する排気管は、上記エン
    ジンの側方であって且つエンジンに備える補機の位置と
    は反対側を通って車体後方に延びることを特徴とする車
    両のパワートレイン構造。
  2. 【請求項2】エンジンの一側部には、該エンジンの動力
    を変速機に伝達するクラッチ又はトルクコンバ−タが位
    置し、エンジンの他側部には補機が配置されているとと
    もに、排気管は、上記クラッチと車体との間の空間を通
    って車体後方に延びることを特徴とする請求項1記載の
    車両のパワートレイン構造。
JP6433591A 1991-03-28 1991-03-28 車両のパワートレイン構造 Pending JPH0585198A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016016704A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 スズキ株式会社 コンプレッサの配置構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016016704A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 スズキ株式会社 コンプレッサの配置構造
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