JPH06108871A - 車両の駆動装置配設構造 - Google Patents

車両の駆動装置配設構造

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JPH06108871A
JPH06108871A JP26143992A JP26143992A JPH06108871A JP H06108871 A JPH06108871 A JP H06108871A JP 26143992 A JP26143992 A JP 26143992A JP 26143992 A JP26143992 A JP 26143992A JP H06108871 A JPH06108871 A JP H06108871A
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JP
Japan
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engine
vehicle
transmission
width direction
accessories
Prior art date
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Pending
Application number
JP26143992A
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English (en)
Inventor
Isao Toda
功 任田
Jiro Maebayashi
治郎 前林
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 F/F車における駆動装置配設構造におい
て、吸、排気系及びトランスミッションを含むエンジン
回りが占有する空間を極力コンパクトにする。 【構成】 横置き直列4気筒エンジン8は、シリンダヘ
ッド8bの頂面に吸気マニホールド10が接続され、吸
気マニホールド10は、一旦上方に延びた後後方に屈曲
してサージタンク12に接続されている。他方、排気マ
ニホールド9は、エンジン8の後側面に接続されて後方
に向けて延びている。エンジン8に隣接してその後方に
トランスミッション23が配置されている。より詳しく
はトランスミッション23は、エンジン8と排気マニホ
ールド9とで挟まれた空間の角隅部に配置され、トラン
スミッション23とエンジン8とは、チェーン26によ
って連結されている。エンジン8には、その前側面の左
側端部に、シリンダヘッド8bから下方に向けて第1〜
第3ブラケット33〜35が取付けられ、これらブラケ
ット33〜35を介してオルタネータ30、空調用ポン
プ31、パワステ用ポンプ32が上下に並んで固定され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の駆動装置配設構
造に関し、より詳しくは車体前部にエンジンを搭載して
前輪を駆動する、いわゆるフロントエンジン型の車両に
関する。
【0002】
【従来の技術】フロントエンジンーフロントドライブ
(F/F)型の車両にあっては、車室空間を拡大するた
め、出力軸を車幅方向に向けてエンジンを搭載した、い
わゆる横置きエンジンマウントを採用するのが通例であ
り、この種のエンジンにあっては、特開平2−1974
22号公報に見られるように、エンジンの一側面に吸気
管を接続し、他側面に排気管を接続するのが一般的であ
る。ちなみに、同公報に記載のエンジンにあっては、エ
ンジンの前側面に吸気管を接続し、後側面に排気管を接
続したものとなっている。
【0003】また、F/F型車両にあっては、横置きエ
ンジンの車幅方向一端にトランスミッションを連結して
搭載するのが一般的である(上記公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】既知のように、F/F
型車両においては、エンジンを含むエンジン回りの占有
スペースをいかにコンパクトなものにするかが大きな課
題である。このような観点からF/F型車両を見たとき
に、エンジンの占める空間は、エンジンの各側から延出
する吸気管あるいは排気管によって、車体前後方向の長
さ寸法を短縮するのに限界がある。また、エンジンの車
幅方向一端に搭載されたトランスミッションによって、
車幅方向の長さ寸法を短縮するのに限界がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、F/F型車両を
前提として、吸、排気系及びトランスミッションを含む
エンジン回りの占有する空間を極力コンパクト化するよ
うにした車両の駆動装置配設構造を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決しようとする手段】かかる技術的課題を達
成すべく、本発明にあってはエンジン出力軸を車幅方向
に向け、シリンダボアの軸線を上下方向に向けて車体前
部に搭載されたエンジンと、該エンジンの後方に隣接し
て並置されたトランスミッションと、を備え、前記エン
ジンは、その吸気管が該エンジンの頭上から後方に向け
て延出され、排気管が該エンジンの後側面から後方に向
けて延出されて、該エンジンには、その前側面側におけ
る車幅方向一端部の少なくとも上部にエンジン補機が取
付けられている構成としてある。
【0007】
【作用】上記の構成において、比較的熱に強いトランス
ミッションを排気管側、つまりエンジンの後方に隣接し
て並置したため、エンジン及びトランスミッションの占
める空間の車幅方向長さを短縮することができると共に
熱害のためにデッドスペースとなり易い排気管回りの空
間を有効に利用することができる。
【0008】また、吸気管をエンジンの頭上から後方に
延出するようにしてあるため、従来のようにエンジンの
前側面に吸気管を接続したものに比べて、吸、排気管を
含むエンジンの占める空間の車体前後方向長さを短縮す
ることができる。また、エンジンの前側面には吸気管が
存在していないため、この前側面に隣接してオルタネー
タ等の補機を取付けることが可能になる。
【0009】尚、吸気管をエンジンの頭上に接続するこ
とは、いわゆるヘッド吸気式エンジンとして、従来から
既知である。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添附した図面に基
づいて説明する。図1、図2において、符号1は自動車
の前部を示し、自動車の前部1は、ダッシュパネル2に
よって車室3と仕切られたエンジンルーム4を有してい
る。エンジンルーム4には、その下方域に、前後方向に
延びる左右一対フロントフレーム5、5と、車幅方向に
延び左右のフロントフレーム5、5に接続された第1、
第2のクロスメンバ6、7とが設けられ、これら第1、
第2のクロスメンバ6、7に対してエンジン8が搭載さ
れている。
【0011】エンジン8は、ここでは、4つの気筒(図
示せず)を直列に配したオットサイクル式の直列4気筒
エンジンとされ、その出力軸8aを車幅方向に向けて搭
載されている。すなわち、エンジン8は、いわゆる横置
きに搭載され、また出力軸8aの車体前後位置がシリン
ダヘッド8bよりも若干前方に位置した傾斜姿勢で搭載
されている。
【0012】シリンダヘッド8bには、その後側面に排
気マニホルド9が接続され、頂面に吸気マニホルド10
が接続されている。排気マニホルド9は、後方に向けて
斜め下方にほぼ真っ直ぐに延び、ダッシュパネル2の下
端部近傍で集合されて、共通排気管11に接続されてい
る。他方、吸気マニホルド10は、シリンダヘッド8b
から一旦上方に延びた後、車体後方に向けて屈曲してサ
ージタンク12に接続されている。サージタンク12
は、図1から明らかなように、シリンダヘッド8bとダ
ッシュパネル2との間に横置きに配設されている。すな
わち、サージタンク12は、図2に示すように、車幅方
向に延び、その右端面には共通吸気管13が接続され、
共通吸気管13は車幅方向右側に大きく延びた後に、前
方に向けて屈曲されて、その上流端が、エンジンルーム
4の側部に設けられたエアクリーナ15に接続されてい
る。尚、エアクリーナ15へのエア導入管16は、エア
クリーナ15の内方側側面に接続され、この内方側側面
から車幅方向に中央部まで延びた後、車体前方に向けて
屈曲する形状とされている。
【0013】エンジン8から左右前輪20に動力を伝達
する駆動系21について説明すると、駆動系21は、エ
ンジン8から前輪20に向けて順に、クラッチ22、ト
ランスミッション23、デファレンシャルギヤ24で概
略構成されている。ここに、トランスミッション23の
配置位置について詳しく説明すると、トランスミッショ
ン23は、その入力軸23a及び出力軸23bを車幅方
向に向けて、エンジン8に隣接してその後方に並置され
且つエンジン8と排気マニホルド9とで挟まれた空間の
角隅部に配設されている。駆動系21の全体構成をスケ
ルトンで図3に表わしてある。同図から明らかなよう
に、エンジン出力軸8bの右端にクラッチ25が設けら
れ、またクラッチ25とトランスミッション23とはチ
ェーン26により連結されて、エンジン8からの動力
は、トランスミッション23により所望の回転速度に変
速された後に車幅方向中央に配設したデファレンシャル
ギヤ24を介して左右の前輪20に分配される。尚、前
輪20の転舵機構を構成するステアリングラック27は
デファレンシャルギヤ25に隣接してその後方に配設さ
れている(図1参照)。
【0014】図1、図2に示す符号30〜32はエンジ
ン補機である。30はオルタネータ(A/L)であり、
31は空気調和装置用のポンプ(A/Cポンプ)であ
り、32はパワーステアリング用のポンプ(P/Sポン
プ)である。これらエンジン補機30〜32はエンジン
8の前側面における左側端部に第1〜第3ブラケット3
3〜35を介して上下に並んで取付けられている。より
具体的には、A/L30がシリンダヘッド8bに対して
取付けられ、その下方に順にA/Cポンプ31、P/S
ポンプ)32が取付けられて、これら補機30〜32は
無端ベルト36を介してクランクプーリ8cと連結され
ている。
【0015】尚、図1、図2において、符号40はラジ
ュータである。上記の構成において、熱に対して比較的
強いトランスミッション23がエンジン8に隣接してそ
の後方の並置されているため、エンジン8の車幅方向一
端にトランスミッションを連結した従来のものに比べ
て、エンジン8及びトランスミッション23の占める空
間の車幅方向の長さ寸法を短縮することができる。ま
た、トランスミッション23をエンジン8と排気マニホ
ルド9とで挟まれた空間の角隅部に配置してあるため、
換言すれば熱害のためにとかくデッドスペースとなり易
い箇所にトランスミッション23を配置してあるため、
スペースの有効活用を図ることができる。
【0016】加えて、吸気マニホルド10をシリンダヘ
ッド8bに接続するヘッド吸気式のエンジンを採用して
あるため、シリンダヘッド8bの前側面に吸気マニホル
ド10を接続した従来のものに比べて、吸気マニホルド
10を含むエンジン8の占める空間の車体前後方向の長
さ寸法を短縮することができる他に、吸気マニホルド1
0との干渉問題を生ずることなくエンジン8の前側面に
隣接してエンジン補機30〜32を配設することができ
る。特にシリンダヘッド8bに補機30を取付けること
ができため、補機30〜32の配置位置に関し、その自
由度を向上することができる。
【0017】以上のことから、排気マニホルド9、吸気
マニホルド10、エンジン補機30〜32を含むエンジ
ン8の占める空間を全体的に小さなものとすることがで
き、例えばエンジンルーム4の容積縮小に伴うフロント
オーバハングの短縮、ボンネットラインBL(図1参
照)等の車体デザインの自由度を向上することができ
る。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、吸気管、排気管、補機を含むエンジンの占める
空間の車幅方向及び車体前後方向の長さ寸法を全体的に
小さなものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の前後に設けられたエンジンルームを側
方から透視して見た図。
【図2】エンジンルームを上方から見た平面図。
【図3】実施例に適用された駆動系のスケルトン図。
【符号の説明】
8 エンジン 8a エンジン出力軸 8b シリンダヘッド 9 排気マニホルド 10 吸気マニホルド 21 駆動系 23 トランスミッション 23a トランスミッションの入力軸 23b トランスミッションの出力軸 30 オルタネータ 31 A/Cポンプ 32 P/Sポンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン出力軸を車幅方向に向け、シリ
    ンダボアの軸線を上下方向に向けて車体前部に搭載され
    たエンジンと、 該エンジンの後方に隣接して並置されたトランスミッシ
    ョンと、を備え、 前記エンジンは、その吸気管が該エンジンの頭上から後
    方に向けて延出され、排気管が該エンジンの後側面から
    後方に向けて延出されて、該エンジンには、その前側面
    における車幅方向一端部の少なくとも上部にエンジン補
    機が取付けられている、ことを特徴とする車両の駆動装
    置配設構造。
  2. 【請求項2】 前記エンジン補機が複数設けられ、これ
    らエンジン補機が前記エンジンのシリンダヘッドから下
    方に向けて並んで配置されている、請求項1に記載の車
    両の駆動装置配設構造。
JP26143992A 1992-09-30 1992-09-30 車両の駆動装置配設構造 Pending JPH06108871A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102582535A (zh) * 2010-12-27 2012-07-18 三菱自动车工业株式会社 电动致动器的动作控制装置的配置结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102582535A (zh) * 2010-12-27 2012-07-18 三菱自动车工业株式会社 电动致动器的动作控制装置的配置结构
JP2012137046A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Mitsubishi Motors Corp 電動アクチュエータの作動制御装置の配置構造

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