JPH0585093B2 - - Google Patents

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JPH0585093B2
JPH0585093B2 JP62162141A JP16214187A JPH0585093B2 JP H0585093 B2 JPH0585093 B2 JP H0585093B2 JP 62162141 A JP62162141 A JP 62162141A JP 16214187 A JP16214187 A JP 16214187A JP H0585093 B2 JPH0585093 B2 JP H0585093B2
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Toshimichi Shimatani
Yoshihiro Kawada
Tomoyuki Ujiie
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Iwatsu Electric Co Ltd
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Iwatsu Electric Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はデータ伝送路の終端装置に関する。具
体的には、PCM伝送路の終端装置であり、各種
データ端末をPCM伝送路に接続するための新規
なデータ終端装置を提供せんとするものである。
[従来の技術] 従来の技術は、たとえば特開昭61−118032号に
開示されており、これを第33図ないし第39図
を用いて説明する。
第33図は19.2kbpsの速度をもつ端末を
64kbpsの伝送路の電子交換機に収容するための
原理図である。フレーム0のビツト0の位置にあ
るフラグ同期ビツト(Fビツト)は、“1010”の
フラグ・パターンを繰り返すことで受信側にフレ
ーム位置を知らせるためのものである。受信側
は、これを検出することでフレーム位置を簡単に
認識できる。64kbpsの伝送路に19.2kbps端末を
収容するには、第33図のように、10マルチフレ
ーム毎に、24ビツトのデータD0〜D23を指定し
たビツト位置に収容すれば実現できる。なお、空
欄は使用しない。
第34図は、9.6kbpsの端末を収容する原理を
示す。
第33図の19.2kbpsの1/2のビツト数である12
ビツトのデータD0〜D11が収容できれば、速度
変換可能であるが、同一回路で異なる速度のデー
タを収容するために、この場合には、第34図の
ように同一データを2回ずつ埋め込み、19.2kbps
と異なる速度を収容する。以下同様にして
4.8kbpsのデータは同一データを4回ずつ、
2.4kbpsのデータは8回ずつ埋め込みをすること
により実現する。
フレーム1のビツト0に位置する同期確立ビツ
ト(SYビツト)の原理を、第35図で説明する。
第35図において、L1,L2は装置A側からみた
ときに、それぞれ送信線、受信線となり、装置B
よりみた関係は逆になる。しかし、以下の説明で
はA側からみた状態で説明する。
A側の回線終端装置DCEaは受信線L2のB側の
回線終端装置DCEbから送られてくるFビツトを
検出して、同期が確立すると、SYビツトをオン
状態にして送信線L1に送出する。B側の回線終
端装置DCEbはFビツトを受信することにより送
信線L1に対する同期が確立すると、同様にして
SYビツトのオン状態を受信線L2に送出する。以
上のことで、A側の回線終端装置DCEaは受信線
L2のSYビツトを監視することで、送信線L1の同
期状態を知ることできる。B側の回線終端装置
DCEbも同様である。JIS−C6361で規定される各
種の制御線情報は、第33図および第34図にお
けるフレーム0〜3のビツト7に収容している。
ビツト番号7における斜線の左側の英文字は、A
側の終端装置DCEaが送信線L1に送出する信号、
右側の英文字は受信線L2により、B側の回線終
端装置DCEbから送られてくる信号である。
ここで、RSは送信することを要求する送信要
求信号(Request to Send)、CDは受信キヤリア
検出信号(Carrier Detect)、CS,CS′は送信可
信号(Clear to Send)、ERはデータ端末レデイ
信号(Equipment Ready)、DRはデータ・セツ
ト・レデイ信号(Data Set Ready)、CI,CI′は
被呼表示信号(Call Indicator)である。端末装
置Aと端末装置間Bにおける制御信号の収容方法
を第36図に、端末装置−モデム間の制御信号の
収容方法を第37図に示す。
第36図で、端末装置A,Bとも同一の入出力
関係をもつインターフエースであるので、端末装
置Aより送信した送信データSDは端末装置Bで
は受信データRDとして受信される。同様にして
他の線も図のような接続関係になつている。伝送
路は説明を分り易くするために1体1で接続して
いるが、第33図、第34図のデータ形式で収容
するので、第35図のように送受信線L1,L2
2本に集線される。第33図、第34図で説明し
た原理より明らかなように、各制御信号は10フレ
ームに1回しかサンプリングをしないために、た
とえば、端末装置AがRS(送信要求)をオンにし
ても端末装置Bの受信キヤリア検出信号CDがオ
ンになるまでに最大1.25msの遅れがあり、受信
キヤリア検出信号CDがオンになる前に受信デー
タRDに端末装置Aからのデータが到達すると、
端末装置Bは受信準備が完了していないために受
信できない。
したがつて、データ受信中に受信キヤリア検出
信号CDがオンの状態を保持するために、送信要
求信号RSの値を前回と今回のサンプル値の論理
和で決定し、次表のように伝送路に送信する状態
を決定することで実現している。
RSの値 前回の状態 今回の状態 送信状態 オフ オフ オフ オフ オン オン オン オフ オン オン オフ オン 第38図に送信要求信号RSと送信データSDの
関係を示す。送信要求信号RSと送信データSDの
関係は送信要求信号RSがオン状態中、データD
は有効となつている。それを前述の10マルチフレ
ーム(1.25ms)単位にサンプリングすると、RS
サンプルパルス(RSP)となる。しかし、デー
タDを125ms遅延させて送信データSDとして伝
送路に送出させ、かつ前表の状態判定を行い、送
信RSを決定すると、送信RSとデータDの関係
は、第38図に示すようになり、送信要求信号
RSがオンの状態にある間のデータDが有効にな
るという関係が保証される。
データを1.25ms遅延させるには、第39図に
示す通り24段のシフトレジスタを設け、レジスタ
REGaからレジスタREGbへ移すタイミング、ロ
ードパルスを125msにすることで実現している。
24段設ける理由は、前述の10マルチフレームに24
ビツト埋め込まなければならないからである。
第37図は端末−モデム間接続を示すものであ
り、第36図と異なり送信データSDは変復調装
置(モデム)の送信データSDに1対1で接続さ
れる。以下他の制御信号も図のように1対1で接
続される。また、モデムからの出力信号である
CS,CIはCS′,CI′に接続することで実現されて
いる。
[発明が解決しようとする問題点] 第35図、第36図および第37図に示した終
端装置は、64kbpsに固定されたチヤネルの伝送
線にマルチフレーム構成で、たとえば、2.4kbps、
4.8kbps、9.6kbps、19.2kbpsなどのデータ(通
信)速度の端末のデータおよび各種の制御線情報
を収容して伝送するものであつた。
ところが最近は、このようなデータを種々の速
度のPCM(パルス・コード・モジユレーシヨン)
伝送路で送受する要望が増加しているが、このよ
うな従来のデータ速度が、たとえば、64kbpsに
固定された終端装置を、種々の速度、たとえば、
128kbps、192kbps、256kbps、384kbps、
1.544Mbps、2.048Mbpsなどのうちの1つの速度
をもつたPCM伝送路に接続することができない
という問題点があつた。
[問題点を解決するための手段] PCM伝送路から基本クロツクを得るための
PLL回路と、このPLL回路の出力である基本ク
ロツクをもとにして端末装置を強制的にPCM伝
送路に同期せしめるためのタイミング信号や、本
終端装置内の各回路の動作に必要な種々のタイミ
ング信号をつくるためのタイミング発生回路と、
端末装置からのデータ信号を受けてPCM伝送路
のデータ速度に合わせるためのマツピングを行う
マツピング回路と、このマツピング回路の出力
を、PCM伝送路に指示された時期に指定された
速度で出力するための速度変換用の送信レジスタ
と、PCM伝送路を介して送られてくるデータ信
号を受信して本終端装置に要求されるデータ速度
で要求された時期に出力するための受信レジスタ
と、受信レジスタの出力を受けて、端末装置にデ
マツピングしたデータを送出するためのデマツピ
ング回路とを設けた。
[作用] このように構成したから、端末装置の動作を
PCM伝送路に同期せしめ、端末装置のデータ信
号をマツピングして速度変換してPCM伝送路に
送出することができるようになつた。またPCM
伝送路からのデータ信号は速度変換して受信し、
デマツピングして端末装置に伝送するようにし
た。
このようにすることによつて、データ速度の異
なる、たとえば、2.4kbps、4.8kbps、9.6kbps、
19.2kbpsなどのうちの1つのデータ速度で動作す
る種々の端末装置をPCM伝送路を介して交信す
ることを可能とした。
[実施例] 本発明は種々の速度のデータを扱うことのでき
るPCM伝送路の終端装置であり、この動作概念
を説明するためのシステム構成図を第1A図に、
その各部の波形を第1B図に示し、説明する。
第1A図において、端末装置A側にある終端装
置5Aと端末装置B側にある終端装置5Bとの間
にPCM伝送路が介在している。このPCM伝送路
の信号の速度は、たとえば、128kbit、192kbit、
256kbit、384kbit、1.544Mbit、2.048Mbit psな
どのうちの1つが用いられており、このPCM伝
送路の信号を交換するためのPCM交換スイツチ
8が設けられている。このPCM交換スイツチ8
はPCM伝送路に種々のタイミング信号すなわち
XSYN(送信同期信号)、XCLK(送信クロツク)、
RSYN(受信同期信号)、RCLK(受信クロツク)
を送出するPCMタイミング回路9を含みデータ
信号の受け渡しをしている。
PCMタイミング回路9からPCM伝送路を介し
て終端装置5A,5Bに送出される各種のタイミ
ング信号と、PCM交換スイツチ8で受け渡しさ
れるデータのタイミングは、第1B図に示されて
いる。
第1B図aおよびdのXCLKおよびRCLKは、
このPCM伝送路の信号速度を規定するクロツク
で各種のものが用いられる。このaに示すXCLK
と、XCLKに同期して送られてくるbのXSYN
を終端装置5Aが受けると、終端装置5Aでは、
端末装置Aから受けたデータ信号(D0〜D7)を
cに示すDOUTとして、bのXSYNの期間に
PCM伝送路へ送出する。このcに示すDOUTの
送出は、125μsの間隔で行われる。終端装置5B
では、dに示すRCLKに同期したeのRSYNの
期間に、端末装置Aからのデータ信号(D0〜
D7)をfに示すDINとして125μsの間隔で受信す
る。
終端装置5A,5Bと端末装置A,Bとの間の
交信は、終端装置5A,5BにおいてXSYNか
らつくられたクロツクであるST2およびRTの
タイミングを基準にして、すでに従来技術として
説明した第36図および第37図のSD,RD,
RS,CS,CS′,CD,ER,DR,CI′CIの各信号
を用いてなされる。
第1A図において説明した動作概念のうち、本
発明に関わる部分、すなわち終端装置5A,5B
の具体的構成を第2A図に、その各部の波形を第
2B図に示し説明する。ここで終端装置5Aおよ
び5Bはともに同一の構成となつている。
第2A図において、100はPLL(フエーズ・
ロツク・ループ)回路であり、PCM伝送路の
XSYN(送信同期信号)をもとに、本装置内の各
種タイミング信号を得るための基本クロツク12
1をつくる。このXSYNと基本クロツク121
との関係は、第2B図cおよびfに示されるごと
く、XSYNの後縁に基本クロツク121の前縁
が同期するようになつている。
基本クロツク121を受けたタイミング発生回
路200では、XCLK,XSYNをもとに、第2
B図b,k,lに示した信号231,232,2
33や、信号274,275、さらに信号26
2,264を含むバス信号259、バス信号28
6、クロツクST2およびRTを出力する。
300はマツピング回路であり、端末装置から
送られてくる送信データSD、送信要求信号RS、
送信可信号CS′、データ端末レデイ信号ER、被
呼表示信号CI′を第33図あるいは第34図に示
したようにして、バス信号259および信号27
4によりマツピングして、第2B図aのマツプ信
号386を出力する。
60は送信レジスタであり、マツプ信号386
(第2B図a)を第2B図bの信号231でサン
プルすることによりレジスタに取り込み、cに示
すXSYNの期間、dに示すXCLKに同期してレ
ジスタの内容をeに示すDOUTとして出力する。
このDOUTeには125μsごとにくり返される
XSYNcごとに第33図または第34図に示した
1つのフレームをフレーム0から順に送出する。
80は受信レジスタであり、第2B図gに示す
RSYNの期間hに示すRCLKでサンプルするこ
とによりiに示したDINをレジスタにロードし、
lに示した信号233の期間kの信号232によ
りjの被デマツプ信号90を出力する。
400はデマツピング回路であり、被デマツプ
信号90を受けて、ここに含まれた受信データ
RD(第2B図jのD0〜5、D6〜11…)を信号2
62および275のタイミングで、また、送信可
信号CS、データ・セツト・レデイ信号DR、被呼
表示信号CIをバス信号286のタイミングで、
受信キヤリア検出信号CDを信号264のタイミ
ングで、第33図または第34図のマツピングと
は逆に、デマツプして端末装置へ送出している。
さらにデマツピング回路400では、第2B図
jに示したフレーム番号(フレーム0、フレーム
1…)をバス信号526に送出しており、これを
受けたタイミング発生回路200では、デマツプ
用のバス信号286をつくる。
デマツピング回路400では、フレーム1の
SYビツト(第2B図j)を検出して、同期が確
立したことを信号551によつてマツピング回路
300に送出し、この信号551を受けたマツピ
ング回路300では、第2B図aのフレーム1の
SYビツト(最初のビツト)としている。
マツピング回路300では、送信要求信号RS
を受けると信号367を送出し、これを受けたデ
マツピング回路400では第2B図jのフレーム
1のCSとアンドをとつて送信可信号CSを出力す
る。
第3図では、タイミング発生回路200が発生
するクロツクST2とRTの動作を説明している。
bに示すクロツクST2は、端末装置に送出され
て、その立上りでデータD0、D1…をaに示すよ
うに送信データSDとして端末装置から送出せし
めて、マツピング回路300に印加させる。第3
図dに示すクロツクRTはcに示す受信データ
RDとともに端末装置に送出され、端末装置で
は、クロツクRTの後縁で受信データRDをサン
プルすることによつて受信データRDを取り込ん
でいる。
第4図には、たとえば、データ端末装置が
9.6kbpsの速度で動作する場合の送信データSDa、
クロツクST2b、タイミング用の信号274c
サンプルされたSDdの関係を示している。データ
端末装置はdに示すクロツクST2をタイミング
発生回路200から受けると、aに示す送信デー
タSDをマツピング回路300に送出する。
これを受けたマツピング回路300では、cの
タイミング用の信号274によつて、1つのデー
タを2度づつサンプルすることによりdに示すサ
ンプルされたSDをマツピングする。
第5図にはタイミング発生回路200の回路構
成が示されている。ここで、210はレジスタ用
タイミング回路であり、送信レジスタ60および
受信レジスタ80へのタイミング信号231,2
32,233を基本クロツク121および信号2
73からつくつている。
240はクロツク・タイミング回路であり、基
本クロツク121とXCLK,XSYNを受けて、
レジスタ用タイミング回路210への信号273
とバス信号276とマツピング回路300への信
号274およびバス信号259とデマツピング回
路400への信号275と端末装置へのクロツク
ST2およびRTを発生している。ここでバス信
号259に含まれる信号262および264はデ
マツピング回路400にも印加されている。
280は受信用タイミング回路であり、基本ク
ロツク121とバス信号526および276とを
受けて、同期受信回路400へのバス信号286
を送出している。
第6A図はレジスタ用タイミング回路210の
具体的な回路を示しており、その各部の波形が第
6B図に示されている。
クロツク・タイミング回路240から印加され
る信号273aは、24進カウンタ211のリセツ
ト端子Rに125μsごとに印加され、クロツク端子
に印加された基本クロツク121bの数を0から
計数し始めて、24進カウンタ211の出力Q0〜
Q4の値cが23になるとaの信号273によりリ
セツトされる。24進カウンタの出力Q3とQ4がと
もに“0”のときにインバータ218,219を
介して信号を印加されたアンド・ゲート214は
“1”を出力する。このアンド・ゲート214の
出力Q3とQ4がともに“0”であるのは、cに示
す値が0から7までの期間である。
このアンド・ゲート214の出力が“1”であ
る期間は、これを印加されたDフリツプフロツプ
212では、基本クロツク121がクロツク端子
に印加されることにより“1”を出力し続けるの
で、dに示す信号233のようになる。アンド・
ゲート216では、この信号233と基本クロツ
ク121とのアンドをとり、hに示す信号232
を得る。
Dフリツプフロツプ213は、信号233dと
基本クロツク121bをインバータ220を介し
て印加されて、dの信号233よりも基本クロツ
ク121bの半クロツク分だけ遅れた信号235
をfの信号235に示すように出力端子Qに得
る。
アンド・ゲート215は、dの信号233とイ
ンバータ220を介して基本クロツク121とを
受けて、アンドをとりeに示す信号234を得て
いる。アンド・ゲート217では、fの信号23
5とeの信号234とのアンドをとり、gの信号
231を得ている。
第7A図および第7B図はクロツク・タイミン
グ回路240の回路構成図およびタイミング・チ
ヤートである。
第7A図において、241は8段のシリアル・
パラレル(S/P)レジスタであり、第7B図a
に示す125μs間隔で印加されるXSYNがそのデー
タ入力DIに印加され、インバータ251を介し
てbに示すXCLKが8段のS/Pレジスタ241
のクロツク端子に印加される。その出力Q7には
cに示す信号278が得られる。この信号278
の立上がりは、aのXSYNの立下がりよりもb
のXCLKの1/2サイクル分だけ早く立上がつてお
り、aに示すXSYNの立下がりよりもbに示す
XCLKの1/2サイクル分だけ遅れて立下がる第7
B図に示されてはいない出力Q0とアンド・ゲー
ト249でアンドがとられて、aに示すXSYN
の立下がりからXCLKの1/2サイクル分だけ前に
立上がつて1/2サイクル分だけ後に立下がるdに
示す信号279を得ている。
この信号279は24進カウンタ242のリセツ
ト端子Rに印加される。一方24進フレーム・カウ
ンタ242のクロツク入力端子にはeに示す基本
クロツク121が印加されており、リセツト端子
Rにdの信号279が印加されると、この基本ク
ロツク121を0からカウント・アツプして23に
なるとキヤリー・アウト端子CRYからgに示す
信号258を出力し、このカウント・アツプ中の
カウント値はfに示すバス信号276によつて出
力している。
24進フレーム・カウンタのキヤリー・アウト端
子CRYからのgに示す信号258をイネーブル
端子ENBに印加された10進マルチ・フレーム・
カウンタ243はそのクロツク端子にeの基本ク
ロツク121をインバータ252を介して印加さ
れ、信号258ごとに、0からカウント・アツプ
して、そのカウント値をhに示すバス信号277
を出力し、hに示すバス信号277のカウント値
が9になると、つぎのgに示す信号258と、イ
ンバータ252を介して基本クロツク121の印
加によつて、hに示すバス信号277のカウント
値を0にし、再びカウント・アツプする。
24進フレーム・カウンタ242の出力であるバ
ス信号276は、デコーダ244を介してデコー
ドされた各信号につき1個づつのDフリツプフロ
ツプを含むフリツプフロツプ群245に印加され
る。このデコードされた各信号は、各フリツプフ
ロツプのデータ端子に印加され、それら各フリツ
プフロツプのクロツク端子には、基本クロツク1
21(CK1)またはインバータ252を介した
基本クロツク121(CK2)が印加されている。
このようにしてフリツプフロツプ群245から
は、iに示す信号260がfのバス信号276が
9になつたときに出力され、それからeの基本ク
ロツク121の1/2サイクル分だけ遅れた信号2
62をjに示すように得ている。
フリツプフロツプ群245の出力である信号2
61は、hに示すバス信号277の値が0を示
し、fに示すバス信号276の値が10〜15を示す
ときに、バス信号276の各値につき1つのパル
スすなわち6個のパルス群を形成しており、これ
が、hのバス信号277の値が0のときのほか、
1、2、3の場合にも出力される(第17B図d
参照)。
フリツプフロツプ群245の出力である信号2
64は、hに示すバス信号277の値が0を示
し、fに示すバス信号276が10の値を示した時
にeの基本クロツク121の1サイクル分のパル
ス幅のパルスとなつて出力される。
同様にして信号265は、hに示すバス信号2
77の値が1を示し、fに示すバス信号276が
10の値を示した時にeの基本クロツク121の1
サイクル分のパルス幅のパルスとなつて出力され
る。
同じく信号267は、hに示すバス信号277
の値が3を示し、fに示すバス信号276が16の
値を示した時にeの基本クロツク121の1サイ
クル分のパルス幅のパルスとなつて出力される。
同じくlに示す信号270は、hに示すバス信
号277の値が0を示し、fに示すバス信号27
6が16の値を示した時にeの基本クロツク121
の1サイクル分のパルス幅のパルスとなつて出力
される。
同じく信号271は、hに示すバス信号277
の値が1を示し、fに示すバス信号276が9を
示した時にeの基本クロツク121の1サイクル
分のパルス幅のパルスとなつて出力される。
同じく、信号272はhに示すバス信号277
の値が2を示し、fに示すバス信号276が16を
示した時にeの基本クロツク121の1サイクル
分のパルス幅のパルスとなつて出力される。
同じくnに示す信号273は、hに示すバス信
号277の値が0を示し、fに示すバス信号27
6が7を示した時からeの基本クロツク121の
1/2サイクル分だけ遅れて、その1サイクル分の
パルス幅のパルスとなつて出力される。
これらの信号260,261,262,26
3,264,265,267,270,271,
272,273はバス信号259を形成してい
る。
kに示す信号263は、hのバス信号の値が0
を示したときにfのバス信号の値が10ないし15で
ある間出力され、さらに、hのバス信号の値が
1、2、3の各場合にも同様にして出力される。
fに示す信号276は、デコーダ246にも印
加され、jに示す262と同じ信号がアンドゲー
ト250の一方の端子に印加される。
hに示すバス信号277は、デコーダ247に
も印加され、デコードされて、hのバス信号27
7の値が0である間、アンドゲート250の他方
の端子に“1”を出力する。したがつてこのアン
ド・ゲート250の出力は、jの信号262と同
じ信号となつて、10進カウンタ248のリセツト
端子Rに印加されてリセツトする。一方、この10
進カウンタ248のクロツク端子には、eに示す
基本クロツク121が印加され、jに示す信号2
62の立上がりと同じ時間のつぎに印加されたe
の基本クロツク121の立上がりでpに示すクロ
ツクST2は立上がり、この基本クロツク121
を5個カウントすると立下がり、さらに5個カウ
ントすると再び立上がる。クロツクRT、および
クロツク275はクロツクST2と同じものであ
り、それをインバータ253で反転して、クロツ
ク274が得られる。
受信用タイミング回路280の具体的回路およ
びそのタイミング・チヤートは、第8A図および
第8B図に示されている。
第8A図において、デコーダ281はバス信号
276および526をデコードし、フリツプフロ
ツプ群282に印加している。ここでデコーダ2
81およびフリツプフロツプ群282およびイン
バータ283は、第7A図に示したデコーダ24
4およびフリツプフロツプ群245およびインバ
ータ252にそれぞれ対応している。
cに示す信号288は、dに示すバス信号52
6の値が変わるごとに出力される信号で、aの基
本クロツク121の1サイクル分のパルス幅を有
し、bのバス信号276の値の23の後半から0の
前半において“1”を示す。
eに示す信号287は、dに示すバス信号52
6の値が変わるごとに、bに示すバス信号276
の値が9を示すときに、aの基本クロツク121
の1サイクル分のパルス幅で出力される。
hに示す信号289は、dに示すバス信号52
6の値が1を示した時であつて、bのバス信号2
76の値が9を示した後半から10を示す前半にお
いて“1”を示す。
gに示す信号293は、dに示すバス信号52
6の値が0を示した時であつて、bのバス信号2
76の値が16を示した後半から17を示す前半にお
いて“1”を示す。
iに示す信号294は、dに示すバス信号52
6の値が1を示した時であつて、bのバス信号2
76の値が16を示した後半から17を示す前半にお
いて“1”を示す。
jに示す信号296は、dに示すバス信号52
6の値が2を示した時であつて、bのバス信号2
76の値が16を示した後半から17を示す前半にお
いて“1”を示す。
kに示す信号297は、dに示すバス信号52
6の値が3を示した時であつて、bのバス信号2
76の値が16を示した後半から17を示す前半にお
いて、“1”を示す。
fに示す信号290は、dに示すバス信号52
6の値が0、1、2、3を示すときにおいて、b
に示すバス信号276の値が10を示した後半から
15を示し終つた時までに、6個のパルスとなつて
出力される。
第9図には送信レジスタ60の具体的な回路例
が示されており、そのタイミング・チヤートは、
第2B図a〜eに示すようになつている。
61は9ビツトのシリアルイン・シリアルアウ
ト・(S/S)レジスタであり、第2B図aに示
すマツプ信号386を信号入力SIに受け、bの信
号231をオア・ゲート63を介してクロツク端
子に受けて、aのマツプ信号386のフレーム0
をロードする。つぎにcに示すXSYNのタイミ
ングでdのXCLKをアンド・ゲート62でアンド
して、オア・ゲート63を介してクロツク端子に
受けて、9ビツトS/Sレジスタ61は、cの
XSYNの間、すでにロードされているフレーム
0の出力端子SOより出力し、アンド・ゲート6
4において、cのXSYNとアンドをとり、eの
データ出力DOUTとして出力する。
以下同様にして、フレーム1をロードし、その
フレームをDOUTとして出力している。
第10図には、受信レジスタ80の具体的な回
路例が示されており、そのタイミング・チヤート
は第2B図g〜lに示されている。第10図の構
成は、第9図の構成とインバータ82が付加され
ている以外はほぼ同一である。第10図のデータ
入力DINは、第9図のマツプ信号386に対応
し、以下同様にして、RCLKはXCLKに、
RSYNはXSYNに、信号232は231に、被
デマツプ信号90はデータ出力DOUTに、9ビ
ツトS/Sレジスタ81は61に、アンド・ゲー
ト83は62にオア・ゲート84は63にそれぞ
れ対応しているが、アンド・ゲート85の一方の
端子には、第2B図lの信号233が印加され
て、aに示すマツプ信号386と同じ期間に9ビ
ツトS/Sレジスタ81の出力をjの被デマツプ
信号90として同期受信回路400に送出してい
る。
第11図aはPLL回路100の回路構成を示
しており、101は、たとえば3.072MHzのクロ
ツク105を発振する発振器である。110は分
周回路であり、このクロツク105を受けて、b
の表に示す信号161,162,163に制御さ
れて、15、16または17分周している。信号16
3,162,161がそれぞれ“0”、“1”、
“1”を示した時には位相遅れすなわち、基本ク
ロツク121の周波数が低いと判断して、その分
周比を15とし、基本クロツク121の周波数を高
くし、“1”、“0”、“0”を示した時には、位相
遅れも進みもないものと判断してその分周比は16
とし、“1”、“0”、“1”を示した時には位相が
進んでいる、すなわち基本クロツク121の周波
数が高いものと判断して、その分周比を17とし、
基本クロツク121の周波数を低くすることによ
り、XSYNに同期した192KHzの基本クロツク1
21を得ている。この分周回路110では、さら
に3.072MHzのクロツク105を第11図bに示
すように、3、4または5分周して、768KHzの
周波数の信号128を得ている。また分周回路1
10では、基本クロツク121を24分周して8K
Hzの周波数の信号126を得ており、また、信号
128とタイミングは異なるものの、その周波数
は同じである信号127を出力している。
130は位相比較回路であり、XSYNと信号
126,127を受けて、XSYNと信号126
の位相を比較している。この比較は125μsごとに
行われ、信号126の位相が進んでいるときには
信号141を出力し、位相が遅れているときには
信号142を出力し、比較が行われない期間にお
いては両信号141,142はともに“0”を示
す。
分周比制御回路150ではクロツク105と、
位相進みをあらわす信号141、位相遅れをあら
わす信号142、および信号128を受けて、信
号141が“1”のときには位相が進んでいると
判断して信号163,162,161を“1”、
“0”、“1”とし、信号142が“1”のときに
は位相遅れと判断して信号163,162,16
1を“0”、“1”、“1”とし、信号141,14
2がともに“0”であるときには“1”、“0”、
“1”を出力している。
第12A図は分周回路110の具体的回路例を
示しており、第12B図はそのタイミング・チヤ
ートを示している。
第12A図の111は16進カウンタであり、そ
のクロツク端子には、第12B図aのクロツク1
05が印加され、そのロード端子LDにはキヤリ
ー端子CRYの出力がインバータ117を介して
印加されている。
さらにこの16進カウンタ111のデータ端子
D0、D1、D2、D3は、それぞれ信号161,1
62,163および+5Vである。“H”が印加さ
れ、出力Q1およびQ2はアンド・ゲート112に
接続されてeに示す信号129を得ている。
位相遅れのとき、すなわち信号163,16
2,161が“0”、“1”、“1”のときにキヤリ
ーCRYが出力されると、インバータ117を介
して第12B図bに示す信号128がロード端子
LDに印加された16進カウンタ111は、第12
B図cのカウント値11をロードし、aのクロツク
105をカウント・アツプしてそのカウント数が
11、14、15になるとそれぞれ出力Q1が“1”を
示し、また出力Q2はカウント数が12ないし15に
おいて“1”を示すから、そのアンドをとつてe
に示す信号129を得る。そのため、eに示す信
号129は、dのカウンタ111のQ0〜3の値
が14と15を示すときに“1”を示すことになる。
位相進みのときすなわち信号163,162,
161が“1”、“0”、“1”のときにキヤリー
CRYが出力されると、16進カウンタ111は、
第12B図cの13をロードされ、クロツク105
をカウント・アツプしてそのカウント数が14、
15、になると、それぞれ出力Q1が“1”を示し、
また出力Q2はカウント数が13ないし15において
“1”を示すから、そのアンドをとつてeに示す
信号129を得る。
同様に、位相の進みも遅れもないとき、すなわ
ち信号163,162,161が“1”、“0”、
“0”のときにキヤリーCRYが出力されると、16
進カウンタ111は第12B図cのカウント値12
をロードされ、クロツク105をカウント・アツ
プして、そのカウント数が13、14、15になると、
それぞれ出力Q1が“1”を示し、また出力Q2は
カウント数が12ないし15において“1”を示すか
ら、そのアンドをとつてeに示す信号129を得
る。
113および114はDフリツプフロツプであ
り、フリツプフロツプ113のデータ端子Dには
eの信号129が印加され、そのクロツク端子に
はクロツク105がインバータ116を介して印
加され、出力Qはフリツプフロツプ114のデー
タ端子に印加される。フリツプフロツプ114の
データ端子にはクロツク105が印加され、その
出力Qからは信号129のaのクロツク105の
1サイクル分だけ遅れたfに示す信号127が得
られる。この信号127は96進カウンタ115に
印加されて、1/4に分周された信号121と1/96
に分周された信号126とが得られる。
第13A図には、位相比較回路130の具体的
な回路例が示され、第13B図にはそのタイミン
グ・チヤートが示されている。
131ないし133はDフリツプフロツプであ
り、第13B図bに示す信号126がDフリツプ
フロツプ131のデータ端子Dに印加され、その
クロツク端子にaのXSYNがインバータ137
を介して印加されると、その出力Qおよびノツト
出力Qにはcの143およびdの144が出力さ
れる。ここではaのXSYNに対しbの信号12
6が遅れているときにはcの信号143は“0”
を示し、進んでいるときには“1”を示すことに
なる。
eの信号127はフリツプフロツプ132,1
33のクロツク端子に印加され、フリツプフロツ
プ132のデータ端子DにはXSYNがインバー
タ137を介して印加される。その出力であるf
に示す信号145はナンド・ゲート134の一方
の入力端子に印加され、この信号145はフリツ
プフロツプ133のデータ端子Dに印加されて、
その出力Qには、gに示す信号146が得られ、
これが、ナンド・ゲート134の他方の入力端子
にインバータ138を介して印加される。信号1
45,146のアンドをとりそれを反転してhの
信号147が得られる。
cの信号143とhの信号147はノア・ゲー
ト135に入力されて、iに示す信号141が得
られる。また、dの信号144とhの信号147
はノア・ゲート136に印加されて、jに示す信
号142が得られる。このiおよびjの信号14
1,142はともに、XSYNの立下りの直後に
信号126から得られたデータのみを有効にする
ものである。
第14A図は分周比制御回路150の具体的回
路例を示し、第14B図にそのタイミング・チヤ
ートが示されている。
151ないし155はDフリツプフロツプであ
り、そのデータ端子Dが+5Vすなわち“1”に
接続されたDフリツプフロツプ152のクロツク
端子に、第14B図aの位相の進みを示す信号1
41が印加されると、bに示す信号165が得ら
れ、インバータ157を介してeのクロツク10
5を印加されているフリツプフロツプ153のデ
ータ端子Dにfに示す信号128が印加されて、
その出力QがDフリツプフロツプ154,155
のクロツク端子に印加される。
一方、位相遅れを表わすcの信号142はこの
時点では“0”であるために、フリツプフロツプ
151の出力Qであるdの信号164は“0”で
ある。そこでhおよびgの信号162,163は
時間t1以前ににおいて、それぞれ“0”、“1”を
示し、Dフリツプフロツプ155のノツトQ出力
とgの信号163を印加されたナンド・ゲート1
56はiに示す信号161を出力して“1”とす
る。この信号161は時間t1の以前においては
“0”を示す。
第14B図の時間t1以後において、fの信号1
28が“0”を示し、この信号128の立上りの
次に印加されたeの信号105の後縁すなわち時
間t2において、iの信号161は“1”から
“0”になる。
同様にして、時間t3において、iの信号161
は“0”から“1”に、hの信号162は“0”
から“1”に、gの信号163は“1”から
“0”になる。この状態を第11図bの信号に対
比するならば、時間t1以前においては、第14B
図g,h,iの信号163,162,161は、
それぞれ“1”、“0”、“0”を示しているから、
位相制御なしの状態を示している。時間t1〜t2
おいては、同じ信号163,162,161は、
それぞれ“1”、“0”、“1”を示しているから位
相進みの状態を示している。時間t3〜t4では同じ
く、それぞれ“0”、“1”、“1”を示しているか
ら位相遅れを示している。時間t4以後は位相制御
なしの状態を示している。
第15A図は、端末装置からのデータ信号(送
信データ信号SD)を受けて、PCM伝送路のデー
タ速度、たとえば、128kbps、192kbps、
256kbps、384kbps、1.544Mbps、2.048Mbpsなど
のうちの1つのデータ速度に合せるためのマツピ
ング回路300の回路構成を示しており、そのタ
イミング・チヤートを第15B図に示す。
これはマツピングを示す第33図、また第34
図のビツト番号0におけるFビツトと、SYビツ
トと、ビツト番号7の各種制御信号すなわち
CS′,CI′,RS,ERおよびビツト番号1ないし6
のデータD0ないしD23を集線するための回路を
示している。Fビツト送出回路310は、第15
B図bの信号260を受けて、cのFビツトを示
す信号316“1”を出力する。1.25ms後すな
ち1マルチフレーム後のFビツトは“0”である
ために、そのときにcの信号316は“0”を示
している。
SD送出回路320は、第15B図d,e,f
に示す信号261,263を受けて、送信データ
SDをクロツク274でサンプリングして信号3
26を出力している。
CS′送出回路330は、送信可信号CS′を信号
264でサンプリングし、第15B図jに示す信
号265のタイミングで信号336を出力してい
る。
CI′送出回路340は、被呼表示信号CI′を信号
264でサンプリングし、第15B図nに示す信
号267のタイミングで信号346を出力してい
る。ここで、このCI′送出回路340の構成は、
CS′送出回路330の構成に同じである。
SYビツト送出回路350は、信号551を受
けて第15B図kに示す信号271のタイミング
で、信号356を出力している。
RS送出回路360は、送出要求信号RSを受け
て信号264でサンプリングして、第15B図l
の信号270のタイミングで、信号366を送出
している。ここで信号367はサンプリングされ
た信号RSを常時出力している。
ER送出回路370は、データ端末レデイ信号
ERを信号264でサンプリングし、第15B図
mに示す信号272のタイミングで、信号376
を出力している。ここで、このER送出回路37
0の構成は、CS′送出回路330の構成に同じで
ある。
集線回路380は、第15B図cおよびgの信
号316,326と、信号336,346,35
6,366,376、を集線してオアをとり、第
15B図pに示すマツプ信号386を出力してい
る。
第16A図は、Fビツト送出回路310の具体
的な回路の一例を示しており、第16B図はその
各部の波形を示すタイミング・チヤートである。
311はDフリツプフロツプであり、そのノツ
トQ出力の第16B図bに示す信号317がその
データ端子Dに接続されており、そのクロツク端
子にaの1.25ms間隔の信号260がインバータ
313を介して印加される。このcの信号316
とaの信号260とがアンド・ゲート312でア
ンドされてcの信号316を出力している。cの
信号312は10フレームごとにフレームのスター
トにおいて出力される。
第17A図は、SD送出回路320の具体的な
回路の一例を示し、第17B図はその回路各部の
信号のタイミング・チヤートである。
24ビツトのシリアル・パラレル変換をするS/
Pレジスタ321は、第17B図bに示す送信デ
ータSDをaのクロツク274でサンプリングし、
レジスタにロードして並列に出力している。ここ
で、aのクロツク274は10フレームの期間
1.25msを24等分する信号であり、これは
19.2kbpsの周波数を有している。bの送信データ
SDは端末側から送られてきた0〜23のデータを
示している。
S/Pレジスタ321から並列にデータを受け
た24ビツトのパラレル・シリアル変換をするP/
Sレジスタ322は、cに示す信号262のタイ
ミングで受けたデータをロードし、dの信号26
1のタイミングeの信号263の期間にアンド・
ゲート323を介して、時間軸を拡大して示した
f,g,h,iのうち、iの信号326を出力す
る。
ここでhの信号263のくり返し周期は125μs
であり、hの1つの信号263の期間中のgの信
号261のくり返し周波数は、192Kbps相当で、
各6個づつのデータを125μs間隔で1.25msの間に
4回送出している。
第18A図は、CS′送出回路330の具体的な
回路の一例を示し、第18B図は、その回路各部
の信号のタイミング・チヤートである。
Dフリツプフロツプ331のデータ端子Dに
は、第18B図bの送信可信号CS′が印加され、
そのクロツク端子にはaの信号が1.25msで間隔
で印加され、その出力Qの信号とcの信号265
とがアンド・ゲート332に印加されて、dに示
す信号336が出力される。この信号336は送
信可信号CS′のPCM伝送路への送出タイミングを
示している。
このCS′送出回路330の動作は、CI′送出回路
340およびER送出回路370の動作と同じで
あり、送信可信号CS′を被呼表示信号CI′またはデ
ータ端末レデイ信号ERと呼び代え、また信号2
65を信号267または信号272と呼び代え、
出力である信号336を信号346または信号3
76と呼び代えることができる。
第19A図はSYビツト送出回路350の具体
的な回路の一例を示し、第19B図はその回路各
部の信号のタイミング・チヤートを示している。
ここで、アンド・ゲート351には第19B図a
およびbに示す信号551および1.25ms間隔の
信号271が印加され、そのアンドをとつて、c
の信号356を出力している。この信号356は
SYビツトのPCM伝送路への送出タイミングを指
示している。
第20A図はRS送出回路360の具体的な回
路の一例を示し、第20B図はその回路各部の信
号のタイミング・チヤートを示している。
Dフリツプフロツプ361のデータ端子Dに
は、第20B図bの送信要求信号RSが印加され、
そのクロツク端子にはaに示す信号264が印加
され、その出力Qにはcに示す信号368が出力
される。cの信号368とbの送信要求信号RS
はオア・ゲート363に印加され、オアされて、
Dフリツプフロツプ362のデータ端子Dに印加
される。このDフリツプフロツプ362のクロツ
クは、aの信号264が印加され、その出力Qに
はdの信号367が出力される。このdの信号3
67は第38図の送信RSに同じものである。
信号368は前回すなわち1.25ms前の送信要
求信号RSの値を示しており、この前回のRS(信
号368)が“0”で今回のRSが“0”である
と、dの信号367は“0”であり、前回のRS
が“0”で今回のRSが“1”であると、信号3
67は“1”であり、前回のRSが“1”で今回
のRSが“0”であると信号367は“1”であ
り、前回のRSが“1”で今回のRSが“0”であ
ると信号367は“1”である。要約すると前回
のRSと今回のRSのいずれかが“1”であれば信
号36は“1”を示す。
この信号367と第20B図eの信号270と
はアンド・ゲート364に印加されて、アンドさ
れfに示す信号366を出力する。この信号36
6は、送信要求信号RSをPCM伝送路に送出する
ためのタイミングを示している。
第21A図は集線回路380の具体的な回路の
一例を示し、第21B図はその回路各部の信号の
タイミング・チヤートである。
第21B図aの信号316、dの信号326、
eの信号336、gの信号346、cの信号35
6、bの信号366、およびfの信号376がオ
ア・ゲート381に印刷されてhに示すマツプ信
号386を出力する。したがつて、10フレームか
らなるマルチ・フレームの最初にFビツトが、つ
ぎの6ビツトにデータD0〜5が、最初のフレー
ムの最後のビツトに送信要求信号Rが送出され
る。
第2のフレームの最初のビツトでSYビツトが、
つぎの6ビツトにデータD6〜11が、最後のビツ
トに送信可信号CS′が送出される。
第3のフレームの最初のビツトは“0”で、つ
ぎの6ビツトにデータD12〜17が、最後のビツト
にfに示す信号376のデータ端末レデイ信号
ERが送出される。
第4のフレームの最初のビツトは“0”で、つ
ぎの6ビツトにデータD18〜23が、最後のビツト
にgに示す信号346の被呼表示信号CI′が送出
される。
第5のフレームから第10のフレームの間このh
の信号386は、すべて“0”を示す。このよう
にして、第33図に示したマツピングが実行され
る。
第22A図は、たとえば、128kbps,192kbps,
256kbps,384kbps,1.544Mbps,2.048Mbpsなど
のうちの1つのデータ速度のPCM伝送路からの
データ入力DINである被デマツプ信号90を受
けて、デマツピングして端末装置の速度に合わせ
て受信データRDを端末装置に伝送するためのデ
マツピング回路400の構成図を示しており、第
22B図にその各部の波形のタイミング・チヤー
トを示している。
Fビツト受信回路410では、第22B図bの
被デマツプ信号90から、Fビツト信号を検出
し、どのフレーム番号(フレーム0〜9)のFビ
ツトであるかを示すバス信号526を出力し、フ
レーム同期がとれた状態にあるか否かを示す信号
501を出力している。ここで、Fビツトを検出
するために、基本クロツク121と、バス信号2
86に含まれる信号287,288が用いられ、
信号287は第22B図cに示すように各フレー
ムの第1ビツトの位置のタイミングで印加されて
いる。信号288はバス信号526を出力するタ
イミングを示すために、各フレームごとに印加さ
れている。
RD受信回路560では、第22B図bの被デ
マツプ信号90をdの信号290でサンプリング
し、eに示す信号262のタイミングでfに示す
信号275の期間に、サンプルされたgの受信デ
ータRDを端末側へ出力している。このgの受信
データRDは、端末機器の動作に適した、たとえ
ば19.2kbpsの速度となつている。
CS受信回路580では、第22B図bの被デ
マツプ信号90をlの信号294でサンプルし
て、mの送信可信号CSを取り出している。ここ
で信号367および551がともに“1”である
ときのみ送信可信号CSが送出される。
CI受信回路595では、第22B図bの被デ
マツプ信号90をqの信号297でサンプルし
て、rの被呼表示信号CIを取り出し送出してい
る。
SYビツト受信回路530では、第22B図b
の被デマツプ信号90をhの信号289でサンプ
ルして、そのサンプル結果を信号501が“1”
のときにおいてのみ、信号551として送出す
る。
CD受信回路570では、第22B図bの被デ
マツプ信号90をiの信号293でサンプリング
して、その結果をjの信号264のタイミングで
kに示す受信キヤリア検出信号CDとして出力し
ている。
DR受信回路590はCI受信回路595と同じ
動作をし、信号297をnの信号296に被呼表
示信号CIをpのデータ・セツト・レデイ信号DR
と呼び代えることができる。
第23A図はFビツト受信回路410の内部構
成を示す図であり、第23B図はその各部の波形
のタイミング・チヤートを示している。ここで第
23B図bには、被デマツプ信号90のFビツト
のみが表示されており、他のデータ信号や制御信
号はすべて“0”として表示されている。
フレームカウンタ420では、基本クロツク1
21と第23B図aの信号287とを受けてcの
バス信号440を出力している。このcのバス信
号440はフレームの番号0〜9を示しており、
このフレーム番号が0のときにaの信号287の
タイミングでdの信号441を出力している。g
の信号501が“0”の場合にfに示す信号47
1を受けたときには、フレーム・カウンタの出力
であるバス信号440をカウント・アツプするこ
とができず、eの信号470を受けると、カウン
ト・アツプすることが可能となり、aの信号28
7が印加されるごとに、cのバス信号440の内
容を0からカウント・アツプして9にし、再び0
に戻す。ここでfの信号471が印加されるとカ
ウント・アツプはされず、eの信号470が印加
されたときにカウント・アツプすることが可能と
なる。
gの信号501が“1”の場合には、eの信号
470およびfの信号471の印加されるか否か
にかかわらず、aの信号287をフレーム・カウ
ンタ420はカウント・アツプして、cのバス信
号440の内容を0〜9へ、さらに0に戻し再び
9へとカウントする動作を続ける。
比較回路450では、gの信号501が“0”
の場合に、bのFビツトのみを表わす被デマツプ
信号90を、dの信号441のタイミングで比較
回路450内のフリツプフロツプの回路状態と比
較し、一致が得られれば、Fビツトを検出したこ
とになるからeの信号470を出力し内部のフリ
ツプフロツプの状態を反転し、不一致であれば、
Fビツトを検出していないことになるために、f
の信号471を出力し、内部のフリツプフロツプ
の状態は反転されない。
gの信号501が“1”の場合には、bのFビ
ツトのみを表わす被デマツプ信号90と内部のフ
リツプフロツプの状態との一致または不一致にか
かわらず、dの信号441が印加されるごとに、
フリツプフロツプの状態は反転する。
保護回路480では、基本クロツク121を印
加されており、fの不一致を表わす信号471が
2回繰り返して印加されると、同期がはずれたも
のとしてgの信号501を“0”とし、一致を表
わすeの信号470が4回繰り返して印加される
と、フレーム同期がなされたものとしてgの信号
501は“1”になる。このようにすることによ
つて、たとえ雑音を受けたとしても、ただちに同
期状態を表わす信号501が変化しないようにす
ることにより、保護をしている。
バス信号440を受けたラツチ回路520は、
信号288のタイミングでラツチしたcのバス信
号440の内容(フレーム番号)をバス信号52
6として送出する。
第24A図には、フレーム・カウンタ420の
具体的な回路例が示されており、第24B図には
その回路の各部の波形のタイミング・チヤートが
示されている。
Dフリツプフロツプ421のクロツク端子には
第24B図aの基本クロツク121がインバータ
430を介して印加され、そのデータ端子Dに
は、bの信号287が印加されて、その出力Qに
はcの信号442が得られる。
一方Dフリツプフロツプ422のクロツク端子
には、hの一致を表わす信号470がインバータ
431を介して印加され、そのデータ端子Dは+
5Vに接続されて“1”となつており、そのリセ
ツト端子には、不一致を表わす信号471が印加
されている。hの一致を表わす信号470が印加
されると、Dフリツプフロツプ422の出力Qの
dの信号445は“1”となり、この状態は不一
致を表わす信号471が印加されるまで続く。d
の信号445と信号501とgの信号444とが
2つのオア・ゲート428,429でオアされ
て、その出力は10進のカウンタ424のイネーブ
ル端子に印加される。このイネーブル端子が
“1”であるときにcの信号442が10進のカウ
ンタ424に印加されるごとにカウント・アツプ
する。
このカウンタ424の出力Q0、Q1、Q2、Q3
はオア・ゲート425とノア・ゲート426を介
して、第24B図iの信号441が得られる。こ
の信号441は、eのバス信号の内容であるフレ
ーム番号が0で、かつbのフレームの先頭を表わ
す信号287が印加されたときに“1”を示し、
Fビツト信号の存在を表わしている。
Dフリツプフロツプ423のクロツク端子に
は、第24B図aの基本クロツク121が印加さ
れ、そのデータ端子Dには、オア・ゲート425
の出力が印加されており、eのバス信号440の
値が1〜9のときに“1”を示すgの信号444
が出力される。
オア・ゲート429の出力を印加されたカウン
ト424のイネーブル端子ENBが“1”になる
のは、フレーム同期の確立を表わす信号501が
“1”であるとき、hの一致を表わす信号470
が印加されたとき、および、カウンタ424の出
力であるeのバス信号440の値が1〜9のと
き、すなわちgの信号444が“1”のときであ
る。
このようにして、イネーブル端子ENBが“1”
のときに、カウンタ424はカウント・アツプ
し、eのバス信号440の内容が9になると、カ
ウンタ424の各出力QA,QDおよびインバータ
432,433を介して出力QB,QCを印加され
たナンド・ゲート427は、fの信号443を
“1”から“0”にしてロード端子LDに印加して
0をロードし、再びカウント・アツプがなされ
る。
第25A図は、比較回路450の具体的回路の
一例を示し、第25B図は、その回路各部の波形
のタイミング・チヤートを示している。ここで第
25B図cには、被デマツプ信号90のFビツト
のみが表示されており、他のデータ信号や制御信
号はすべて“0”として表示されている。
Dフリツプフロツプ453のデータ端子は、そ
のノツトQ出力に接続されているから、クロツク
端子に印加される第25B図jの信号475が印
加されるごとに、その出力Qのdの信号472は
反転する。このDフリツプフロツプ453の出力
Qのdの信号472と、cのFビツトのみを表わ
した被デマツプ信号90とは、エクスクルージ
ブ・オア・ゲート458が排他的にオアされ、そ
の出力は、インバータ460を介してナンド・ゲ
ート454に、および直接にナンド・ゲート45
5に印加される。これらのナンド・ゲート454
および455には、bの信号441が印加されて
おり、各ナンド・ゲート454と455の出力で
あるeの信号473とfの信号474とは、それ
ぞれ、Dフリツプフロツプ451,452のデー
タ端子Dに印加されている。
これらのDフリツプフロツプ451および45
2のクロツク端子には、ともにインバータ459
を介してaの基本クロツク121が印加されてお
り、Dフリツプフロツプ451の出力Qにはhの
信号470が、452の出力Qにはiの信号47
1が出力される。ここでhの信号470は、cの
被デマツプ信号90とdの信号472が一致した
ときに出力(“0”)され、不一致のときにはiの
信号471が出力(“0”)される。
Dフリツプフロツプ452のノツトQ出力とg
の信号501はアンド・ゲート456でアンドさ
れて、その出力はノア・ゲート457に印加さ
れ、Dフリツプフロツプ451のノツトQ出力と
ノアをとつて、jの信号475を得て、これがD
フリツプフロツプ453のクロツク端子に印加さ
れている。gの信号501はフレーム同期が確立
しているときに“1”を示す信号であり、“0”
を示しかつ471が“0”のときには、Dフリツ
プフロツプ453の反転をせしめない。信号50
1が“1”で信号471が“0”のとき(不一致
のとき)には、Dフリツプフロツプ453の反転
をせしめる。信号501の値のいかんにかかわら
ず信号470が“0”のとき(一致のとき)に
は、Dフリツプフロツプ453を反転する。
第26A図には、保護回路480の具体的な回
路の一実施例が示されており、第26B図にはそ
の各部における波形のタイミング・チヤートが示
されている。
Dフリツプフロツプ482のノツトQ出力はそ
のデータ端子Dに接続され、そのクロツク端子に
は、第26B図aの一致を表わす信号470が印
加され、そのQ出力にはbの信号502が得られ
る。
このbの信号502とaの信号470とはオ
ア・ゲート488に印加されて、オアされ、cの
信号503が得られ、これがアツプ・ダウン・カ
ウンタ481のアツプ・カウント端子UCに印加
される。このアツプ・ダウン・カウンタ481の
端子Aは“1”(+5V)に、端子B,C,Dは
“0”に設定され、ロード端子LDに“0”が印加
されると、出力端子Q0は“1”に、Q1,Q2,
Q3は“0”にセツトされる。アツプ・ダウン・
カウンタ481のダウン・カウント端子DCには、
dの信号471が印加されている。
eの出力端子Q0が“1”で、Q1〜Q3がすべて
“0”のときにcの信号503がアツプ・カウン
ト端子UCに印加されると、eの出力端子Q0〜
Q3のカウント値は2になり、そのために出力端
子Q1は“1”となる。つぎにcの信号503が
“1”から“0”になるときに、インバータ49
1を介して信号503が印加されたナンド・ゲー
ト489の出力は、fの信号504のように
“1”から“0”になる。このfの信号504を
データ端子Dに受けたDフリツプフロツプ483
では、gの基本クロツク121をクロツク端子に
受けて、hに示す信号505を“1”から“0”
にする。このhの信号505をプリセツト端子
PRに受けたDフリツプフロツプ485は、出力
Qをiの信号501に示すように、“0”から
“1”にする。
フリツプフロツプ483のノツトQ出力は、D
フリツプフロツプ486のデータ端子に印加さ
れ、そのクロツク端子には基本クロツク121が
インバータ492を介して印加され、その出力Q
にはjの信号506の最初の“0”を示す信号と
は逆極性の信号が得られ、これが、ノア・ゲート
490を介してjの信号506となる。
このjの信号506はアツプ・ダウン・カウン
タ481のロード端子LDに印加され、その端子
A〜Dの値すなわち1をロードするために、eの
出力Q0〜Q3の値は再び1になる。
アツプ・ダウン・カウンタ481のダウン・カ
ウント端子DCにdの不一致をあらわす信号47
1が印加されると、eの出力Q0〜Q3は0を示
し、dの信号471の2つ目の“0”を示す信号
が印加されると、アツプ・ダウン・カウンタ48
1のカウント値は負になつてしまうために、ボロ
ー端子BRWから“0”を示すkの信号509を
出力する。
この信号509はフリツプフロツプ484のデ
ータ端子に印加され、そのクロツク端子には、g
の基本クロツク121が印加されて、そのノツト
Q出力にはlの信号507が得られる。
このlの信号507は、Dフリツプフロツプ4
85のクロツク端子に印加されて、その出力Qの
iに示す信号501は“1”から“0”になる。
lの信号507はDフリツプフロツプ487のデ
ータ端子Dにも印加され、その出力Qはmの信号
508に示すようになる。このmの信号508は
ノア・ゲート490に印加され、jの信号506
の2つ目の“0”を示す信号を得て、この信号5
06がアツプ・ダウン・カウンタ481のロード
端子LDに印加されて、端子A〜Dに設定された
値1をロードするために、eの出力Q0〜Q3の値
は再度1を示す。
このようにして、aの信号470によりアツ
プ・カウントをし、dの信号471によりダウ
ン・カウントをする動作が続けられ、aの一致を
示す信号470が4回連続して印加されると、i
の信号501は“0”から“1”になり、そこで
dの不一致を示す信号471が連続して2回印加
されると、iの信号501は“1”から“0”に
なる。
第27図はラツチ回路520の具体的な回路の
一例を示している。ここで、ラツチ521には、
データ端子D0〜D3にフレーム番号を表わすバス
信号440を受けて、信号288(第8図c参
照)の印加されるごとに、出力Q0〜Q3をバス信
号526(第8B図d参照)として出力する。
第28A図はSYビツト受信回路530の具体
的な回路の一実施例を示しており、その各部の波
形のタイミング・チヤート第28B図に示されて
いる。ここで第28B図bの被デマツプ信号90
は、SYビツトのみを表わし、他のデータ信号や
制御信号は“0”として示した。
Dフリツプフロツプ531,532,533の
リセツト端子Rには、信号501が2つのインバ
ータ542,543を介して印加され、信号50
1が“1”のときに、Dフリツプフロツプ531
のデータ端子Dには、第28B図bの被デマツプ
信号90が印加され、そのクロツク端子には、a
の信号289が印加され、その出力Qにはcの信
号552が得られる。この信号552は、Dフリ
ツプフロツプ532のデータ端子Dに印加され、
その出力端子Qには、dの信号553が得られ
る。この信号553は、Dフリツプフロツプ53
3のデータ端子に印加され、その出力Qには、e
の信号554が得られる。
Dフリツプフロツプ531,532,533の
各ノツトQ出力は、ノア・ゲート537に印加さ
れ、その出力はDフリツプフロツプ534のデー
タ端子に印加されている。このDフリツプフロツ
プ534のクロツク端子には、aの信号289
が、インバータ541を介して印加され、その出
力Qにはfに示す信号555が得られる。
Dフリツプフロツプ531,532,533の
各Q出力は、ノア・ゲート538に印加され、そ
の出力はDフリツプフロツプ536のデータ端子
に印加されている。このDフリツプフロツプ53
6のクロツク端子には、aの信号289が、イン
バータ541を介して印加され、その出力Qには
hに示す信号556が得られる。
Dフリツプフロツプ535のデータ端子Dは
“1”(+5V)になつており、そのリセツト端子
Rには、hの信号556とインバータ542を介
した信号501とがノア・ゲート539を介して
印加されている。また、フリツプフロツプ535
のクロツク端子には、fの信号555が印加され
て、信号501が“1”で信号556が“0”で
あるときにはそのリセツト端子Rは“1”である
ために、fの信号555が印加されると、その出
力Qはgの信号551に示すように、“1”にな
り、その後、c,d,eの信号552,553,
554がすべて“0”になつたとき、フリツプフ
ロツプ536のデータ端子Dは“1”になるか
ら、そのときクロツク端子にインバータ541を
介して印加されたaの信号289によつて、hの
信号556は“0”から“1”となり、この信号
556はノア・ゲート539を介してDフリツプ
フロツプ535のリセツト端子Rを“0”とする
ためにリセツトされて、Dフリツプフロツプ53
5の出力Qは、gの信号551に示すように
“1”から“0”になる。
同期状態を表わす信号501が“0”の場合に
は、Dフリツプフロツプ535のリセツト端子R
が“0”となるためにリセツトされて、信号55
1は、つねに“0”になる。
この第28A図に示したSYビツト受信回路5
30では、第28B図aのSYビツトをサンプル
するための信号289でbのSYビツトのみを表
わした被デマツプ信号90サンプルし、3回連続
してSYビツトの“1”をサンプルすることがで
きたときには、通信の相手装置側の終端装置が、
Fビツトに対して同期状態になつたものと判断し
て、gの信号551を“0”から“1”にする。
逆に、3回連続してbのSYビツトのみを表わし
た被デマツプ信号90の“0”をaの信号289
でサンプルしたときには、相手装置側の終端装置
がFビツトに対して同期状態ではなくなつたもの
と判断して、gの信号551を“1”から“0”
にする。
第29A図には、RD受信回路560の具体的
な回路の一例が示されており、その各部の波形の
タイミング・チヤートが第29B図に示されてい
る。ここで第29B図bの被デマツプ信号90
は、データ信号のみを表わし、他の制御信号はす
べて“0”として示している。
24ビツトのシリアル入力データをパラレル・デ
ータに変換するS/Pレジスタ561では、第2
9B図bのデータのみを表わしている被デマツプ
信号90をデータ入力端子DIに受けて、クロツ
ク端子に印加されたaの信号290でサンプル
し、ロードして24ビツトのデータとして並列出力
する。この並列出力された24ビツトのデータは、
パラレル・データをシリアルデータに変換する
P/Sレジスタ562に印加される。
P/Sレジスタ562では、このパラレルデー
タをcの信号262の“1”でロードし、“0”
の間dのクロツク275でeの受信データRDを
順次出力していく。
第30A図は、CD受信回路570の具体的な
回路の一例を示し、第30B図にその各部の波形
のタイミング・チヤートを示している。ここで第
30B図bの被デマツプ信号90は受信キヤリア
検出信号CDのみを表わし、他の制御信号および
データ信号はすべて“0”として示した。
Dフリツプフロツプ571のデータ端子Dに
は、第30B図bの被デマツプ信号90が印加さ
れ、そのクロツク端子にはaの信号293が印加
されて、その出力はDフリツプフロツプ572の
データ端子に印加される。その後cの信号264
がDフリツプフロツプ572のクロツク端子に印
加されると、それまで“0”であつたdに示す出
力Qの信号576は“1”となる。bの受信キヤ
リア検出信号CDのみを表わしている被デマツプ
信号90が“0”であれば、つぎにcの信号26
4が印加されると、dの受信キヤリア検出信号
CDである信号576は“0”を示す。第30B
図中の矢印はbの被デマツプ信号90が、dの矢
印で示した信号576によつて出力されることを
表わしている。
第31図はCS受信回路580の具体的な回路
の一例を示している。Dフリツプフロツプ581
のデータ端子Dに、第22B図bの被デマツプ9
0が印加され、そのクロツク端子に1.25msの周
期を有するlの信号294が印加されると、その
出力Qが得られ、この出力Qはアンド・ゲート5
82に印加される。このアンド・ゲート582に
は、信号367(第20B図d参照)および55
1(第28B図g参照)が印加されて、その出力
には第22B図mの送信可信号CSが得られる。
これを受けた端末機では送信を開始する。
第32図はDR受信回路590の具体的な回路
の一例を示している。Dフリツプフロツプ591
のデータ端子Dには、第22B図bの被デマツプ
信号90が印加され、そのクロツク端子には、n
の信号296が印加されて、pのデータ・セツ
ト・レデイ信号DRを出力する。
CI受信回路595の具体的な回路は、第32
図に示した回路と同じであり、信号296に代え
て、第22B図gの信号297が印加され、rに
示す被呼表示信号CI(その値は“0”で表示して
ある)がデータ・セツト・レデイ信号DRに代え
て出力されている。
このようにして、デマツピング回路400から
各種の信号RD,CS,CD,DR,CIがパラレルに
端末装置に対して送出される。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明による
ならば、種々の速度、たとえば、128kbps,
192kbps,256kbps,384kbps,1.544Mbps,
2.048Mbpsなどのうちの1つのデータ速度で伝送
可能な1つのPCM伝送路の終端装置として本発
明の装置を用いるならば、伝送速度が変更されて
も、何等の操作も必要とされず、PCM伝送路の
タイミングに合わせて伝送し、速度変換をして端
末機の要求する速度で送受することが可能となつ
た。したがつて、本発明の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1A図は、本発明の動作概念を説明するため
の概念構成図、第1B図は、第1A図各部の波形
を示すタイミング・チヤート、第2A図は、本発
明の終端装置の一実施例を表わす構成図、第2B
図は、第2A図各部の波形のタイミング・チヤー
ト、第3図および第4図は、タイミング発生回路
の発生するデータ端末装置へのタイミング信号と
データ端末装置でサンプルされるデータの関係を
表わすタイミング・チヤート、第5図は、タイミ
ング発生回路200の一実施例を示す回路構成
図、第6A図および第6B図は、第5図のタイミ
ング発生回路200に含まれるレジスタ用タイミ
ング回路210の一実施例を示す回路構成図と、
その各部の波形を示すタイミング・チヤート、第
7A図および第7B図は、第5図のタイミング発
生回路200に含まれるクロツク・タイミング回
路240の一実施例を示す回路構成図と、その各
部の波形を示すタイミング・チヤート、第8A図
および第8B図は、第5図のタイミング発生回路
200に含まれる受信用タイミング回路280の
一実施例を示す回路構成図と、その各部の波形を
示すタイミング・チヤート、第9図は、第2A図
の送信レジスタ60の一実施例を示す回路構成
図、第10図は、第2A図の受信レジスタ80の
一実施例を示す回路構成図、第11図は、第2A
図のPLL回路100の一実施例を示す回路構成
図とその状態図、第12A図および第12B図
は、第11図のPLL回路100に含まれる分周
回路110の一実施例を示す回路構成図とその各
部の波形を示すタイミング・チヤート、第13A
図および第13B図は、第11図のPLL回路1
00に含まれる位相比較回路130の一実施例を
示す回路構成図と各部の波形を示すタイミング・
チヤート、第14A図および第14B図は、第1
1図のPLL回路100に含まれる分周比制御回
路150の一実施例を示す回路構成図と各部の波
形を示すタイミング・チヤート、第15A図およ
び第15B図は、第2A図のマツピング回路30
0の一実施例を示す回路構成図と各部の波形を示
すタイミング・チヤート、第16A図および第1
6B図は、第15A図のFビツト送出回路310
の一実施例を示す回路構成図と各部の波形を示す
タイミング・チヤート、第17A図およ第17B
図は、第15A図のSD送出回路320の一実施
例を示す回路構成図と各部の波形を示すタイミン
グ・チヤート、第18A図および第18B図は、
第15A図のCS′送出回路330の一実施例を示
す回路構成図と各部の波形を示すタイミング・チ
ヤート、第19A図および第19B図は、第15
A図のSYビツト送出回路350の一実施例を示
す回路構成図と各部の波形を示すタイミング・チ
ヤート、第20A図および第20B図は、第15
A図のRS送出回路360の一実施例を示す回路
構成図と各部の波形を示すタイミング・チヤー
ト、第21A図および第21B図は、第15A図
の集線回路380の一実施例を示す回路構成図と
各部の波形を示すタイミング・チヤート、第22
A図および第22B図は、第2A図のデマツピン
グ回路400の一実施例を示す回路構成図と各部
の波形を示すタイミング・チヤート、第23A図
および第23B図は、第22A図のFビツト受信
回路410の一実施例を示す構成図と各部の波形
を示すタイミング・チヤート、第24A図および
第24B図は、第23A図のフレーム・カウンタ
420の一実施例を示す回路構成図と各部の波形
を示すタイミング・チヤート、第25A図および
第25B図は、第23A図の比較回路450の一
実施例を示す回路構成図と各部の波形を示すタイ
ミング・チヤート、第26A図および第26B図
は、第23A図の保護回路480の一実施例を示
す回路構成図と各部の波形を示すタイミング・チ
ヤート、第27図は、第23A図のラツチ回路5
20の一実施例を示す回路構成図、第28A図お
よび第28B図は、第22A図のSYビツト受信
回路530の一実施例を示す回路構成図と各部の
波形を示すタイミング・チヤート、第29A図お
よび第29B図は、第22A図のRD受信回路5
60の一実施例を示す回路構成図と各部の波形を
示すタイミング・チヤート、第30A図および第
30B図は、第22A図のCD受信回路570の
一実施例を示す回路構成図と各部の波形を示すタ
イミング・チヤート、第31図は、第22A図の
CS受信回路580の一実施例を示す回路構成図、
第32図は、第22A図のDR受信回路590の
一実施例を示す回路構成図、第33図および第3
4図は、従来の制御信号とデータを収容するマツ
ピングのタイムスロツトを示すタイミング・チヤ
ート、第35図、第36図および第37図は、従
来の伝送系の概念構成図、第38図は、第36図
および第37図の動作を説明するためのタイミン
グ・チヤート、第39図は第36図および第37
図において用いる信号遅延を行うための回路構成
図である。 5A,5B…終端装置、8…PCM交換スイツ
チ、60…送信レジスタ、61…9ビツトS/S
レジスタ、62…アンド・ゲート、63…オア・
ゲート、64…アンド.ゲート、80…受信レジ
スタ、81…9ビツトS/Sレジスタ、82…イ
ンバータ、83…アンド・ゲート、84…オア・
ゲート、85…アンド・ゲート、90…被デマツ
プ信号、100…PLL回路、101…発振器、
105…クロツク、110…分周回路、111…
16進カウンタ、112…アンド・ゲート、11
3,114…Dフリツプフロツプ、115…96進
カウンタ、116,117…インバータ、121
…基本クロツク、126〜129…信号、130
…位相比較回路、131〜133…Dフリツプフ
ロツプ、134…ナンド・ゲート、135,13
6…ノア・ゲート、137,138…インバー
タ、141〜147…信号、150…分周比制御
回路、151〜155…Dフリツプフロツプ、1
56…ナンド・ゲート、157…インバータ、1
61〜165…信号、200…タイミンク発生回
路、210…レジスタ用タイミング回路、211
…24進カウンタ、212,213…Dフリツプフ
ロツプ、214〜217…アンド・ゲート、21
8〜220…インバータ、231〜235…信
号、240…クロツク・タイミング回路、241
…8段S/Pレジスタ、242…24進フレーム・
カウンタ、243…10進マルチ・フレーム・カウ
ンタ、244…デコーダ、245…フリツプフロ
ツプ群、246,247…デコーダ、248…10
進カウンタ、249,250…アンド・ゲート、
251〜253…インバータ、258…信号、2
59…バス信号、260〜267,270〜27
3…信号、274,275…クロツク、276,
277…バス信号、278,279…信号、28
0…受信用タイミング回路、281…デコーダ、
282…フリツプフロツプ群、283…インバー
タ、286…バス信号、287〜290,29
3,294,296〜298…信号、300…マ
ツピング回路、310…Fビツト送出回路、31
1…Dフリツプフロツプ、312…アンド・ゲー
ト、313…インバータ、316,317…信
号、320…SD送出回路、321…S/Pレジ
スタ、322…P/Sレジスタ、323…アン
ド・ゲート、326…信号、330…CS′送出回
路、331…Dフリツプフロツプ、332…アン
ド・ゲート、336…信号、340…CI′送出回
路、346…信号、350…SYビツト、351
…アンド・ゲート、356…信号、360…RS
送出回路、361,362…Dフリツプフロツ
プ、363…オア・ゲート、364…アンド・ゲ
ート、366〜368…信号、370…ER送出
回路、376…信号、380…集線回路、381
…オア・ゲート、386…マツプ信号、400…
デマツピング回路、410…Fビツト受信回路、
420…フレーム・カウンタ、421〜423…
Dフリツプフロツプ、424…カウンタ、425
…オア・ゲート、426…ノア・ゲート、427
…ナンド・ゲート、428,429…オア・ゲー
ト、430〜433…インバータ、440…バス
信号、441〜445…信号、450…比較回
路、451〜453…Dフリツプフロツプ、45
4,455…ナンド・ゲート、456…アンド・
ゲート、457…ノア・ゲート、458…エクス
クルーシブ・オア・ゲート、459,460…イ
ンバータ、470〜475…信号、480…保護
回路、481…アツプ・ダウン・カウンタ、48
2〜487…Dフリツプフロツプ、488…オ
ア・ゲート、489…ナンド・ゲート、490…
ノア・ゲート、491,492…インバータ、5
01〜509…信号、520…ラツチ回路、52
1…ラツチ、526…バス信号、530…SYビ
ツト受信回路、531〜536…Dフリツプフロ
ツプ、537〜539…ノア・ゲート、541〜
543…インバータ、551〜556…信号、5
60…RD受信回路、561…S/Pレジスタ、
562…P/Sレジスタ、570…CD受信回路、
571,572…Dフリツプフロツプ、576…
信号、580…CS受信回路、581…Dフリツ
プフロツプ、582…アンド・ゲート、590…
DR受信回路、591…Dフリツプフロツプ、5
95…CI受信回路、CD…受信キヤリア検出信号、
CI,CI′…被呼表示信号、CS,CS′…送信可信号、
DIN…データ入力、DOUT…データ出力、DR…
データ・セツト・レデイ信号、ER…データ端末
レデイ信号、L1,L2…送受信線、RCLK…受信
クロツク、RD…受信データ、REGa,REGb…24
段シフトレジスタ、RS…送信要求信号、RSYN
…受信同期信号、RT…クロツク、SD…送信デー
タ、ST2…クロツク、XCLK…送信クロツク、
XSYN…送信同期信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 マルチフレーム構成でデータおよび制御信号
    を収容して、PCM同期信号(RSYN,XSYN)
    とPCMクロツク信号(RCLK,XCLK)とを用
    いて、各種の伝送速度の回線のいずれもが収容可
    能であつてそのうちの任意の1つの伝送速度を収
    容して伝送可能なPCM伝送路に前記収容した任
    意の1つの回線の伝送速度より低い速度で動作す
    るデータ端末装置を接続するための終端装置5に
    おいて、 前記終端装置が、 前記データ端末装置からのデータ(SD)およ
    び制御信号(RS,CS′,ER,CI′)を所定の手順
    でマツピングしてマルチフレームを構成してマツ
    プ信号386を出力するためのマツピング手段3
    00と、 前記マツピング手段からの前記マツプ信号を一
    時的に記憶し、前記PCM伝送路の前記PCM同期
    信号と前記PCMクロツク信号とのタイミングで
    前記PCM伝送路の伝送速度で前記PCM伝送路に
    送出するための送信レジスタ手段60と、 前記PCM伝送路からのマルチフレーム構成で
    前記PCM伝送路の伝送速度で送られてきたデー
    タおよび制御信号(DIN)を受信して一時的に
    記憶し、前記PCM同期信号に同期した所定のタ
    イミングで被デマツプ信号90を送出するための
    受信レジスタ手段80と、 前記被デマツプを受けてデマツピングしてデー
    タおよび制御信号を所定のタイミングで前記デー
    タ端末装置に送るためのデマツピング手段400
    と、 前記PCM同期信号に同期した基本クロツク1
    21を発生するためのフエーズ・ロツク・ループ
    を有するPLL手段100と、 前記PLL手段で発生した前記基本クロツクと、
    前記PCM同期信号と前記PCMクロツク信号とか
    ら、前記送信レジスタ手段と前記受信レジスタ手
    段と前記マツピング手段と前記デマツピング手段
    と前記データ端末装置に対して所要のタイミング
    信号を送出するためのタイミング発生手段200
    と、 を含むことを特徴とする終端装置。 2 前記送信レジスタ手段が、データを入力され
    て、データを出力するレジスタ61を含むもので
    ある特許請求の範囲第1項記載の終端装置。 3 前記受信レジスタ手段が、データを入力され
    て、データを出力するレジスタ81を含むもので
    ある特許請求の範囲第1項記載の終端装置。 4 前記PLL手段が、 前記基本クロツクより高いくり返し周波数を有
    するPLLクロツク105を発生するための発振
    手段101と、 前記PLLクロツクを位相制御信号161,1
    62,163によつて指示された分周比で分周し
    て前記基本クロツクを得るための分周手段110
    と、 前記分周手段における分周動作の位相と前記
    PCM同期信号の位相とを比較して比較結果14
    1,142を出力するための位相比較手段130
    と、 前記位相比較手段からの比較結果を受けて、前
    記位相制御信号を出力するための分周比制御手段
    150と を含むものである特許請求の範囲第1項記載の終
    端装置。 5 前記マツピング手段が、すくなくともフレー
    ムをあらわすビツト316を送出するためのFビ
    ツト送出手段310と、 前記データ端末装置から送られてくるデータ
    (SD)を送出するためのSD送出手段320と、 前記データ端末装置から送られてくる送信要求
    信号(RS)を送出するためのRS送出手段360
    と、 を含むものである特許請求の範囲第1項記載の終
    端装置。 6 前記デマツピング手段が、すくなくとも前記
    被デマツプ信号90中のフレームをあらわすFビ
    ツトを受信するためのFビツト受信手段410
    と、 前記被マツプ信号中のデータを受信するための
    RD受信手段560と、 前記被デマツプ信号中の受信キヤリア検出信号
    を受信するためのCD受信手段570と、 を含むものである特許請求の範囲第1項記載の終
    端装置。 7 前記マツピング手段が、 フレームをあらわすFビツト316を送出する
    ためのFビツト送出手段310と、 前記データ端末装置から送られてくるデータ3
    26を送出するためのSD送出手段320と、 前記データ端末装置から送られてくる送信可信
    号336を送出するためのCS′送出手段330
    と、 前記データ端末装置から送られてくる被呼表示
    信号346を送出するためのCI′送出手段340
    と、 同期が確立したことをあらわすSYビツト35
    6を送出するためのSYビツト送出手段350と、 前記データ端末装置から送られてくる送信要求
    信号366を送出するためのRS送出手段360
    と、 前記データ端末装置から送られてくるデータ端
    末レデイ信号376を送出するためのER送出手
    段370と、 前記Fビツト送出手段の出力と、前記SD送出
    手段の出力と、前記CS′送出手段の出力と、前記
    CI′送出手段の出力と、前記SYビツト送出手段の
    出力と、前記RS送出手段の出力と、前記ER送出
    手段の出力とを集線して、前記マツプ信号386
    を送出するための集線手段380と、 を含むものである特許請求の範囲第1項記載の終
    端装置。 8 前記デマツピング手段が、 前記被デマツプ信号90中のフレームをあらわ
    すFビツトを受信するためのFビツト受信手段4
    10と、 前記被デマツプ信号中のデータを受信するため
    のRD受信手段560と、 前記被デマツプ信号中の送信可信号を受信する
    ためのCS受信手段580と、 前記被デマツプ信号中の被呼表示信号を受信す
    るためのCI受信手段595と、 前記被デマツプ信号中の同期が確立したことを
    あらわすSYビツトを受信するためのSYビツト受
    信手段530と、 前記被デマツプ信号中の受信キヤリア検出信号
    を受信するためのCD受信手段570と、 前記被デマツプ信号中のデータ・セツト・レデ
    イ信号を受信するためのDR受信手段590と、 を含むものである特許請求の範囲第1項記の載終
    端装置。 9 前記タイミング発生手段が、 前記基本クロツク121とフレームをあらわす
    信号273とを受けて前記送信レジスタ手段およ
    び前記受信レジスタ手段にタイミング信号を送出
    するためのレジスタ用タイミング手段210と、 前記基本クロツク121と、前記PCM同期信
    号(XSYN)と、前記PCMクロツク信号
    (XCLK)とを受けて、前記マツピング手段へ印
    加するためのマツピング用クロツク274および
    マツピング位置を指示するタイミング信号259
    と、前記デマツピング手段へ印加するためのデマ
    ツピング用クロツク275およびデマツピング位
    置を指示するタイミング信号259と、前記マツ
    ピング手段におけるフレーム中の各ビツトの位置
    を示す信号259と、前記データ端末装置に対す
    るタイミング信号259とを出力するためのクロ
    ツク・タイミング手段240と、 前記基本クロツクと、前記マツピング手段にお
    けるフレーム中の各ビツトの位置を示す信号27
    6と、前記被デマツプ信号中のフレームの位置を
    示す信号526とを受けて、前記デマツピング手
    段におけるフレーム中の各ビツトの位置を示す信
    号286とを出力するための受信用タイミング手
    段280と、 を含むものである特許請求の範囲第1項記載の終
    端装置。 10 前記Fビツト受信手段が、 前記基本クロツク121と、前記被デマツプ信
    号90中のフレームの間隔を示す信号287と、
    一致をあらわす信号470と、不一致をあらわす
    信号471と、同期状態をあらわす信号501と
    を受けて、フレーム番号と、フレームの特定の番
    号が出力された時点をあらわす信号440とを出
    力するためのフレーム・カウンタ手段420と、 前記被デマツプ信号と、前記基本クロツクと、
    前記同期状態をあらわす信号と、前記フレームの
    特定の番号が出力されたことをあらわす信号44
    1とを受けて、前記フレームの特定の番号が出力
    されたことをあらわす信号を受けるごとに状態を
    かえるフリツプフロツプ451,452を含み、
    前記フリツプフロツプの状態と前記被デマツプ信
    号とを比較して、一致したときに前記一致をあら
    わす信号470を出力し、一致しないときには前
    記不一致をあらわす信号471を出力するための
    比較手段450と、 前記基本クロツクと、前記一致をあらわす信号
    と、前記不一致をあらわす信号とを受けて、前記
    一致をあらわす信号を連続して所定数受けたとき
    に前記同期状態をあらわす信号を出力し、前記不
    一致ををあらわす信号を連続して所定数受けたと
    きに前記同期状態をあらわす信号501を出力し
    ないようにすることによつて、同期状態を保護す
    るための保護手段480と を含むものである特許請求の範囲第8項記載の終
    端装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57183147A (en) * 1981-04-30 1982-11-11 Ibm Data transmitter

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