JPH0584897B2 - - Google Patents
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- JPH0584897B2 JPH0584897B2 JP60214986A JP21498685A JPH0584897B2 JP H0584897 B2 JPH0584897 B2 JP H0584897B2 JP 60214986 A JP60214986 A JP 60214986A JP 21498685 A JP21498685 A JP 21498685A JP H0584897 B2 JPH0584897 B2 JP H0584897B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/093—Encapsulated toner particles
-
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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- G03G9/00—Developers
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- G03G9/0827—Developers with toner particles characterised by their shape, e.g. degree of sphericity
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、電子写真装置、特に顕画材(現像
剤)に用いるカプセル状の現像剤に関するもので
ある。
剤)に用いるカプセル状の現像剤に関するもので
ある。
[従来の技術]
従来この種の装置に用いられる現像剤(以下ト
ナーと略す)特にカプセルトナーにおいて、第1
に表面の平滑性から種々の問題があつた。1つ
は、球状でかつ平滑面でるため、摩擦帯電で生じ
たトナーの電荷量が現像スリーブと点接触するも
のに比べて変動しやすいこと、またスリーブに付
着した状態での鏡映力がやはり点接触するものに
比べて大きく作用する事から特に電界中をトナー
が移動するジヤンピング現像方式においては、そ
の飛翔バイアスの適正値が変動することや、階調
性や変動しやすい等の問題が起こる場合があつ
た。
ナーと略す)特にカプセルトナーにおいて、第1
に表面の平滑性から種々の問題があつた。1つ
は、球状でかつ平滑面でるため、摩擦帯電で生じ
たトナーの電荷量が現像スリーブと点接触するも
のに比べて変動しやすいこと、またスリーブに付
着した状態での鏡映力がやはり点接触するものに
比べて大きく作用する事から特に電界中をトナー
が移動するジヤンピング現像方式においては、そ
の飛翔バイアスの適正値が変動することや、階調
性や変動しやすい等の問題が起こる場合があつ
た。
第2にP.S.E.,vol26,No.4 July/August,
1982 P194〜197[“フオトグラフイツク・サイエ
ンス・アンド・エンジニアリング”第26巻、
No.4、7月/8月、第194〜197頁]に考察され
る如く、球状かつ平滑面の粉体はその形状表面状
態から付着力が大きいと思われる電子写真装置に
おいては、まず現像後転写体に静電的に転写する
方式では、感光体への付着力が大きいと転写効率
が劣り、均一な、かつ充分な転写画像が得られな
い場合があつた。また、転写後に感光体に残留す
るトナーをクリーニングする方式では、やはりそ
の形状表面状態からくる付着力の増大によりクリ
ーニングしずらく、クリーニング力が大きくなり
感光体の損傷やトナーをこわしたり、汚染したり
し画像を乱す場合があつた。
1982 P194〜197[“フオトグラフイツク・サイエ
ンス・アンド・エンジニアリング”第26巻、
No.4、7月/8月、第194〜197頁]に考察され
る如く、球状かつ平滑面の粉体はその形状表面状
態から付着力が大きいと思われる電子写真装置に
おいては、まず現像後転写体に静電的に転写する
方式では、感光体への付着力が大きいと転写効率
が劣り、均一な、かつ充分な転写画像が得られな
い場合があつた。また、転写後に感光体に残留す
るトナーをクリーニングする方式では、やはりそ
の形状表面状態からくる付着力の増大によりクリ
ーニングしずらく、クリーニング力が大きくなり
感光体の損傷やトナーをこわしたり、汚染したり
し画像を乱す場合があつた。
これら2つ(表面の平滑性、球形状)の基本的
因子は例えばバインダーと磁性体を混練して球状
のトナーを作成した場合、磁性体が適度なチヤー
ジアツプ防止作用をし、電荷量の変化や静電付着
力増大は防止できる。また磁性体が無くバインダ
ーと荷電制御剤を主とするトナーを球状に作成し
た場合、第2の問題はあるものの第1の問題は荷
電制御剤の効果により防止できる。
因子は例えばバインダーと磁性体を混練して球状
のトナーを作成した場合、磁性体が適度なチヤー
ジアツプ防止作用をし、電荷量の変化や静電付着
力増大は防止できる。また磁性体が無くバインダ
ーと荷電制御剤を主とするトナーを球状に作成し
た場合、第2の問題はあるものの第1の問題は荷
電制御剤の効果により防止できる。
しかしカプセルトナーは最外周殻を樹脂で包囲
するため、前述第1と第2が問題潜在する事にな
る。
するため、前述第1と第2が問題潜在する事にな
る。
更に上述の問題がトナー粒径によつて顕著であ
る。一般にトナーは粒度分布を有し、トナーの摩
擦帯電電荷量(charge−to−massiratio):q/
mが下式で示す様に粒径で異なる q/m=4πr2qot/4/3πr3ρt=A・1/r (
A=3・qot/ρt) qot:電荷密度、ρt:トナー比重、 r:トナー半径。
る。一般にトナーは粒度分布を有し、トナーの摩
擦帯電電荷量(charge−to−massiratio):q/
mが下式で示す様に粒径で異なる q/m=4πr2qot/4/3πr3ρt=A・1/r (
A=3・qot/ρt) qot:電荷密度、ρt:トナー比重、 r:トナー半径。
即ち粒径の小さなもの程q/mが大きくなる。
このため粒径が小さい程画像の鮮鋭度は高いが、
耐久性に劣つた。それは特に本出願人のジヤンピ
ング現像方式においてトナーの飛翔状態は上記
q/mに依存する傾向が強く、粒径の小さなもの
程早期にq/mが立ち上りかつ高いため初期に消
費され易く画像形成枚数が進むにつれ粒度分布が
大きめとなり上記画像の鮮鋭度が劣化する場合が
あつた。尚上記q/mはトナーの飽和q/mでは
なく通常飽和に達する以前で消費される。
このため粒径が小さい程画像の鮮鋭度は高いが、
耐久性に劣つた。それは特に本出願人のジヤンピ
ング現像方式においてトナーの飛翔状態は上記
q/mに依存する傾向が強く、粒径の小さなもの
程早期にq/mが立ち上りかつ高いため初期に消
費され易く画像形成枚数が進むにつれ粒度分布が
大きめとなり上記画像の鮮鋭度が劣化する場合が
あつた。尚上記q/mはトナーの飽和q/mでは
なく通常飽和に達する以前で消費される。
また粒度の小さいトナーのみで構成されたトナ
ーにおいては上述の画像鮮鋭度は良いが、流動性
が粒度分布を有するものより劣り、チヤージアツ
プし易く劣化が早かつた。
ーにおいては上述の画像鮮鋭度は良いが、流動性
が粒度分布を有するものより劣り、チヤージアツ
プし易く劣化が早かつた。
更に、本トナーを圧力定着用トナーとして使用
する場合、粒度の小さなものは紙繊維内に埋め込
まれる様な現像を生じ、トナーが破壊されにくく
定着性が劣る傾向を示した。
する場合、粒度の小さなものは紙繊維内に埋め込
まれる様な現像を生じ、トナーが破壊されにくく
定着性が劣る傾向を示した。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は、上述従来例の欠点を除去したカプセ
ルトナーを提供するものである。
ルトナーを提供するものである。
すなわち、画質の安定化に寄与し、良好な定着
性を有するカプセルトナーを提供するものであ
る。
性を有するカプセルトナーを提供するものであ
る。
[問題点を解決するための手段及び作用]
本発明によれば、粒度分布を有する略球状の圧
力定着性コアを薄膜の硬質殻に封じ込んだカプセ
ルトナーであつて、上記粒度分布内でトナーの帯
電電荷−重量比:q/mが均一化されている事を
特徴とする画像形成装置に用いる現像剤が提供さ
れる。
力定着性コアを薄膜の硬質殻に封じ込んだカプセ
ルトナーであつて、上記粒度分布内でトナーの帯
電電荷−重量比:q/mが均一化されている事を
特徴とする画像形成装置に用いる現像剤が提供さ
れる。
尚、本発明の現像剤における圧力定着性コアと
しては、ワツクス、低分子量重合体等のカプセル
トナーの分野で従来公知のものが使用可能であ
り、また硬質殻を形成するための材料としてはカ
プセルトナーの分野で従来公知の樹脂が使用可能
である。
しては、ワツクス、低分子量重合体等のカプセル
トナーの分野で従来公知のものが使用可能であ
り、また硬質殻を形成するための材料としてはカ
プセルトナーの分野で従来公知の樹脂が使用可能
である。
第1図に本発明トナーの概略造粒フローを示
す。本カプセルトナーは、周知の方法によつて球
状のワツクス等を含む平均粒径10〜14μmで分布
とし、1μm〜40μm程度の軟質の圧力定着性コア
を作成する。このコアをエアー分級等で例えば
4μm以下と20μm以上をカツトする。カツトし
たトナーをエアー分級機等で複数に分割する。説
明を簡略化するため2分割で説明する。分割され
たものの粒径の小さい方をA、大きい方をBとす
ると、樹脂等からなる硬質のシエル付け(カプセ
ル化)に先立つてコア表面にシリカ等の粒子を付
着させる。このとき分布A側のコアの付着粒子数
をB側より多くする。その後に硬質シエルを0.1
〜0.4μm程度周知の方法で付けると、粒径の小さ
な方(A)の凹凸が粒径の大きな方(B)より多くなる。
これにより現像スリーブ等トナーの摩擦帯電を受
ける側との接触量が異なり、同一形状における前
述のq/mとrの関係がくずれ、第2図に示す如
くq/m変動が少なくなり、安定な画像が得ら
れ、良好な定着画像である。
す。本カプセルトナーは、周知の方法によつて球
状のワツクス等を含む平均粒径10〜14μmで分布
とし、1μm〜40μm程度の軟質の圧力定着性コア
を作成する。このコアをエアー分級等で例えば
4μm以下と20μm以上をカツトする。カツトし
たトナーをエアー分級機等で複数に分割する。説
明を簡略化するため2分割で説明する。分割され
たものの粒径の小さい方をA、大きい方をBとす
ると、樹脂等からなる硬質のシエル付け(カプセ
ル化)に先立つてコア表面にシリカ等の粒子を付
着させる。このとき分布A側のコアの付着粒子数
をB側より多くする。その後に硬質シエルを0.1
〜0.4μm程度周知の方法で付けると、粒径の小さ
な方(A)の凹凸が粒径の大きな方(B)より多くなる。
これにより現像スリーブ等トナーの摩擦帯電を受
ける側との接触量が異なり、同一形状における前
述のq/mとrの関係がくずれ、第2図に示す如
くq/m変動が少なくなり、安定な画像が得ら
れ、良好な定着画像である。
同等の効果を得る他の造粒方法を示すと、前記
A,B粒度分布の異なる分割までは同等だが粒子
付与数を異ならしても同数でも良いがカプセル化
時の成膜状態を変えるものである。
A,B粒度分布の異なる分割までは同等だが粒子
付与数を異ならしても同数でも良いがカプセル化
時の成膜状態を変えるものである。
一つはカプセル剤の仕込み量をAの方をBより
少なくし各々別にカプセル化し、その後に合わせ
て現像剤とする。
少なくし各々別にカプセル化し、その後に合わせ
て現像剤とする。
他は、カプセル剤の樹脂分子量をAの方をBよ
り小さくし各々別にカプセル化しその後に合わせ
て現像剤とする。
り小さくし各々別にカプセル化しその後に合わせ
て現像剤とする。
これにより粒径の小さな方が大きな方よりカプ
セルシエル(殻)の膜厚が薄くなり、荷電保持能
が弱くなり、粒径差によりq/mの変動が従来よ
り小さくなり上述と同様の効果が得られる。
セルシエル(殻)の膜厚が薄くなり、荷電保持能
が弱くなり、粒径差によりq/mの変動が従来よ
り小さくなり上述と同様の効果が得られる。
この効果を第3図で説明する。
従来トナーは初期の如く求める適正な特性即
ち表面電位で代表させる担持体潜像電位もしくは
潜像電位と現像スリーブ電位差に対する画像濃度
の関係において電位差aに対する画像濃度変化b
の比で電子顕装置の階調性(ガンマ)を有する。
しかし画像形成枚数が進むにつれ、粒径の小さな
側から消費され、の状態となり、b/aがねて
来るため、カブリ易くかつ階調性が乏しくかつ
Dnax(D1′)が低くなつてしまう。
ち表面電位で代表させる担持体潜像電位もしくは
潜像電位と現像スリーブ電位差に対する画像濃度
の関係において電位差aに対する画像濃度変化b
の比で電子顕装置の階調性(ガンマ)を有する。
しかし画像形成枚数が進むにつれ、粒径の小さな
側から消費され、の状態となり、b/aがねて
来るため、カブリ易くかつ階調性が乏しくかつ
Dnax(D1′)が低くなつてしまう。
これは粒度分布を有する同一表面のコアを同時
にカプセル化するとカプセル剤の仕込み量が一定
のため粒径の小さなコア程一定重量での比表面積
は大きくカプセルシエル(殻)膜厚が粒径の大き
なものより厚く付着する傾向にあり、上述の説明
の如く画像耐久上好ましくなかつた。
にカプセル化するとカプセル剤の仕込み量が一定
のため粒径の小さなコア程一定重量での比表面積
は大きくカプセルシエル(殻)膜厚が粒径の大き
なものより厚く付着する傾向にあり、上述の説明
の如く画像耐久上好ましくなかつた。
また粒径の小さな側で構成した現像剤は、初期
からチヤージアツプ傾向によりとなりガンマ
がb+c/aとなり階調性が変動しかつ無くなつ
てしまう。本発明トナーは、初期及び画像形成枚
数が進んでもに近い状態を保ち鮮鋭度は粒径の
小さなもの側で構成したものより幾分劣るものの
耐久性に優れた現像剤であり、かつ定着性にも優
れているものである。
からチヤージアツプ傾向によりとなりガンマ
がb+c/aとなり階調性が変動しかつ無くなつ
てしまう。本発明トナーは、初期及び画像形成枚
数が進んでもに近い状態を保ち鮮鋭度は粒径の
小さなもの側で構成したものより幾分劣るものの
耐久性に優れた現像剤であり、かつ定着性にも優
れているものである。
第4図に本発明のトナーを用いた電子写真装置
の概略を示す。
の概略を示す。
3は像担持体で、OPCの光導電物質を有する
感光体をドラム状に支持した例である。ドラム状
像担持体3は矢印方向に回動する。
感光体をドラム状に支持した例である。ドラム状
像担持体3は矢印方向に回動する。
4はコロナ放電器で、像担持体表面を一様帯電
する。5は短焦点光学素子アレー等の光学手段
で、像担持体上に光像照射を施す。
する。5は短焦点光学素子アレー等の光学手段
で、像担持体上に光像照射を施す。
6は現像装置で、像担持体上で光像照射に応じ
て形成された静電潜像を現像する。
て形成された静電潜像を現像する。
7はタイミングローラで、不図示の給紙手段か
ら給送される転写材8を、像担持体上の現像像と
同期して転写位置へ送り込む働きをする。9は転
写材案内ガイド、1は転写コロナ放電器である。
転写材8の背面に転写コロナ放電器1で転写コロ
ナを施し、転写材8への転写を成す。
ら給送される転写材8を、像担持体上の現像像と
同期して転写位置へ送り込む働きをする。9は転
写材案内ガイド、1は転写コロナ放電器である。
転写材8の背面に転写コロナ放電器1で転写コロ
ナを施し、転写材8への転写を成す。
2は搬送ベルトで、転写終了後の転写材を不図
示の定着手段へ導く。
示の定着手段へ導く。
[実施例]
下記混合物をアトライターを用いて120℃、
200rpmにて3時間混練した。
200rpmにて3時間混練した。
カルナバワツクス 40重量部
ポリエチレン 10重量部
パラフイン−155 40重量部
スチレン・ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト共重合体(St・DM共重合体) 10重量部 疏水性マグネタイト 15重量部 他方20アジホモミキサー(特殊機化工業社
製)中に予め水20及び親水性シリカ(アエロジ
ール#200;日本アエロジル社製)20gを採取し
90℃に加温せしめた。この分散媒中に上記混練物
1Kgを投入し、周速20m/sec.、パス回数6.9回/
min.の条件にて1時間造粒を行なつた。造粒終
了後、熱交換器を用い冷却を行なつた。この分散
液中に水酸化ナトリウム50gを添加し5時間攪拌
を続けて親水性シリカを除去した。更に遠心過
機を用い過、水洗を行ない、数平均粒径が
11.0μm、体積平均粒径が14.8μm、体積平均粒径
の変動係数が20.5%である芯粒が得られた。
ト共重合体(St・DM共重合体) 10重量部 疏水性マグネタイト 15重量部 他方20アジホモミキサー(特殊機化工業社
製)中に予め水20及び親水性シリカ(アエロジ
ール#200;日本アエロジル社製)20gを採取し
90℃に加温せしめた。この分散媒中に上記混練物
1Kgを投入し、周速20m/sec.、パス回数6.9回/
min.の条件にて1時間造粒を行なつた。造粒終
了後、熱交換器を用い冷却を行なつた。この分散
液中に水酸化ナトリウム50gを添加し5時間攪拌
を続けて親水性シリカを除去した。更に遠心過
機を用い過、水洗を行ない、数平均粒径が
11.0μm、体積平均粒径が14.8μm、体積平均粒径
の変動係数が20.5%である芯粒が得られた。
得られた粒子を乾燥後に、風力分級機にて粒径
5〜10μm(平均粒径約7.0μm)の粒子群のフラ
クシヨンと、粒子10〜20μm(平均粒径13.0μm)
の粒子群のフラクシヨンとをそれぞれ採集し、前
者には1.5重量%の湿式シリカを芯粒子表面に外
添して付着固定し、後者には1.1重量%の湿式シ
リカを同様にして芯粒子表面に付着固定した。得
られた芯粒子それぞれを再び20アジホモミキサ
ーを用い下記組成で混合した。
5〜10μm(平均粒径約7.0μm)の粒子群のフラ
クシヨンと、粒子10〜20μm(平均粒径13.0μm)
の粒子群のフラクシヨンとをそれぞれ採集し、前
者には1.5重量%の湿式シリカを芯粒子表面に外
添して付着固定し、後者には1.1重量%の湿式シ
リカを同様にして芯粒子表面に付着固定した。得
られた芯粒子それぞれを再び20アジホモミキサ
ーを用い下記組成で混合した。
芯粒子(外表面にシリカ粒子を有する) 1Kg
St−DM共重合体 80g
ジメチルホルムアミド(DMF) 4
上記組成の混合物として十分分散せしめた後、
エタノールを漸次滴下したところ粒子の合一もな
く、カプセルトナーが得られた。得られたカプセ
ルトナーの小粒子群と大粒子群を1:1に混合し
て調整したトナーにポジ用シリカ0.5%を外添し、
PC−10改良機(キヤノン社製)にて画出しを行
なつた後、未定着画像を線圧10Kg/cmにて金属ロ
ーラーを使用し定着した。耐久試験枚数3000枚を
試験したが、画像濃度平均1.2で立ち上がり、立
ち下がり共になかつた。また、ブロツキング、ド
ラム表面上へのフイルミング等も起きなかつた。
尚、定着性に関しては線圧10Kg/cmでも十分なる
定着性を示し、定着オフセツトは生じなかつた。
エタノールを漸次滴下したところ粒子の合一もな
く、カプセルトナーが得られた。得られたカプセ
ルトナーの小粒子群と大粒子群を1:1に混合し
て調整したトナーにポジ用シリカ0.5%を外添し、
PC−10改良機(キヤノン社製)にて画出しを行
なつた後、未定着画像を線圧10Kg/cmにて金属ロ
ーラーを使用し定着した。耐久試験枚数3000枚を
試験したが、画像濃度平均1.2で立ち上がり、立
ち下がり共になかつた。また、ブロツキング、ド
ラム表面上へのフイルミング等も起きなかつた。
尚、定着性に関しては線圧10Kg/cmでも十分なる
定着性を示し、定着オフセツトは生じなかつた。
[発明の効果]
本発明の画像形成用現像剤は上記のように、圧
力定着性コアを薄膜の硬質殻に封じ込んだカプセ
ルトナーの粒度分布内でトナーの帯電電荷重量比
q/mを均一化させてあるために、粒径の小さな
ものから先に消費されるようなことが起こらず、
あた流動性が良好でチヤージアツプによる劣化が
遅く、画像形成枚数が増えても画像の鮮鋭度が劣
化せず画像が安定化し、良好な定着性を示す。
力定着性コアを薄膜の硬質殻に封じ込んだカプセ
ルトナーの粒度分布内でトナーの帯電電荷重量比
q/mを均一化させてあるために、粒径の小さな
ものから先に消費されるようなことが起こらず、
あた流動性が良好でチヤージアツプによる劣化が
遅く、画像形成枚数が増えても画像の鮮鋭度が劣
化せず画像が安定化し、良好な定着性を示す。
第1図は本発明のトナーの概略造粒フローを示
す説明図、第2図は本発明トナーと従来同一形状
トナーの粒径によるq/mの変動を示すグラフ、
第3図はトナーの表面電位と画像濃度との関係を
示すグラフ、第4図は本発明のトナーを用いた電
子写真装置の概略を示す説明図である。 1……転写コロナ放電器、2……搬送ベルト、
3……像担持体、4……コロナ放電器、5……短
焦点光学素子アレー、6……現像装置、7……タ
イミングローラ、8……転写材、9……転写材案
内ガイド。
す説明図、第2図は本発明トナーと従来同一形状
トナーの粒径によるq/mの変動を示すグラフ、
第3図はトナーの表面電位と画像濃度との関係を
示すグラフ、第4図は本発明のトナーを用いた電
子写真装置の概略を示す説明図である。 1……転写コロナ放電器、2……搬送ベルト、
3……像担持体、4……コロナ放電器、5……短
焦点光学素子アレー、6……現像装置、7……タ
イミングローラ、8……転写材、9……転写材案
内ガイド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 粒度分布を有する略球状の圧力定着性コアを
薄膜の硬質殻に封じ込んだカプセルトナーであつ
て、上記粒度分布内でトナーの帯電電荷−重量
比:q/mが均一化されている事を特徴とする画
像形成装置に用いる現像剤。 2 上記粒度分布を有するトナーにおいて、粒径
が小さい程度面の凹凸量を大きくした事を特徴と
する第1項記載の現像剤。 3 上記粒度分布を有するトナーにおいて、粒径
が小さい程上記殻の膜厚が薄いことを特徴とする
第1項または第2項記載の現像剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60214986A JPS6275540A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 画像形成用現像剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60214986A JPS6275540A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 画像形成用現像剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6275540A JPS6275540A (ja) | 1987-04-07 |
JPH0584897B2 true JPH0584897B2 (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=16664810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60214986A Granted JPS6275540A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 画像形成用現像剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6275540A (ja) |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP60214986A patent/JPS6275540A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6275540A (ja) | 1987-04-07 |
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