JPH0584513A - パイプの製造方法及び装置 - Google Patents

パイプの製造方法及び装置

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Publication number
JPH0584513A
JPH0584513A JP20958391A JP20958391A JPH0584513A JP H0584513 A JPH0584513 A JP H0584513A JP 20958391 A JP20958391 A JP 20958391A JP 20958391 A JP20958391 A JP 20958391A JP H0584513 A JPH0584513 A JP H0584513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
plug
ring
tubes
pipe
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20958391A
Other languages
English (en)
Inventor
Harumichi Endo
晴充 遠藤
Shoji Nomura
章二 野村
Tamio Takatsu
民生 高津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
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Publication of JPH0584513A publication Critical patent/JPH0584513A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハステロイ製のチューブの内面に銅製のチュ
ーブをライニングしたパイプのように、引き抜き加工に
ともなう熱処理を行うことが難しいパイプを円滑にかつ
確実に製造する。 【構成】 第1のチューブ1の外側に配置したリング5
によって、第1のチューブ1の拡管を防止しながら、第
2のチューブ2の内側に配置されたプラグ3とチューブ
1,2とを相対的に移動させることにより、第1のチュ
ーブ1を塑性変形させることなく、第2のチューブ2を
第1のチューブ1の内面に押し付けて両チューブ1,2
を一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラグによって第1の
チューブに第2のチューブを押し付けて一体化するパイ
プの製造方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ハステロイ製のパイプは耐熱性
及び耐食性に優れているため、ゴミ焼却炉で発生する廃
ガスを用いた地域暖房用配管としての利用が考えられて
いる。その際問題となるのは、ハステロイ製のパイプが
高価であるということである。このため、ハステロイの
量を減らし、より安価なパイプを製造することが求めら
れており、その一例として、ハステロイ製のチューブの
内面に銅製のチューブをライニングしたパイプが考えら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ハ
ステロイ製のチューブの内面に銅製のチューブをライニ
ングしたパイプを製造する場合には、従来のような複数
の材質のチューブをダイスによって引き抜き加工して製
造するという方法は採れない。その理由は、ハステロイ
製のチューブに塑性加工を施した場合には、該チューブ
に歪が生じるため必ず熱処理(焼鈍処理)を行なう必要
があるが、この場合にハステロイ製のチューブの内面に
ライニングした銅製のチューブが、熱処理時の高温のた
めに溶けてしまうという問題があるからである。このた
め、新規のパイプの製造方法の開発が望まれていた。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、ハステロイ製のチューブ
の内面に銅製のチューブをライニングしたパイプのよう
に、引き抜き加工にともなう熱処理を行うことが難しい
パイプを円滑にかつ確実に製造することができるパイプ
の製造方法及び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、第1のチューブの内側に第2
のチューブを配置し、この第2のチューブの内側にプラ
グを配置し、プラグとチューブとを相対的に移動させる
ことにより、上記プラグによって第2のチューブを第1
のチューブに押し付けて一体化するものである。
【0006】また、本発明の請求項2は、第1のチュー
ブの内側に第2のチューブを配置し、この第2のチュー
ブの内側にプラグを配置し、かつこのプラグに対向して
上記第1のチューブの外側にリングを配置すると共に、
上記プラグ及びリングと第1,第2のチューブとを相対
的に移動させることにより、上記プラグによって第2の
チューブを第1のチューブに押し付けて一体化するもの
である。
【0007】さらに、本発明の請求項3は、第1のチュ
ーブの内側に第2のチューブを配置し、この第2のチュ
ーブの内側にプラグを配置し、上記チューブあるいはプ
ラグに、上記プラグとチューブとを相対的に移動させる
移動機構を配置したものである。
【0008】さらにまた、本発明の請求項4は、第1の
チューブの内側に第2のチューブを配置し、この第2の
チューブの内側にプラグを配置し、かつこのプラグに対
向して上記第1のチューブの外側にリングを配置すると
共に、上記プラグ及びリングあるいは第1,第2のチュ
ーブに、上記プラグ及びリングと第1,第2のチューブ
とを相対的に移動させる移動機構を配置したものであ
る。
【0009】
【作用】本発明のパイプの製造方法及び装置にあって
は、第2のチューブの内側に配置されたプラグとチュー
ブとを相対的に移動させることにより、第1のチューブ
を塑性変形させることなく、第2のチューブを第1のチ
ューブの内面に押し付けて両チューブを一体化する。
【0010】また、第1のチューブの外側に配置したリ
ングによって、第1のチューブの拡管を防止しながら、
プラグによって第2のチューブを第1のチューブの内面
に押し付ける。
【0011】
【実施例】以下、図1に基づいて本発明の一実施例を説
明する。
【0012】図中符号1はハステロイ製のチューブであ
り、このチューブ1の内側には銅製のチューブ2が配置
されている。そして、このチューブ2の内側にはプラグ
3が配置されており、このプラグ3にはワイヤ4が連結
されている。また、上記プラグ3に対向して上記チュー
ブ1の外側には、このチューブ1を外側から押さえるリ
ング5が配置されており、このリング5には複数のワイ
ヤ6が連結されている。そして、上記各ワイヤ4,6に
は、図示しない巻き取り装置が連結されている。さら
に、上記プラグ3の最外周とリング5の内周は、チュー
ブ2をチューブ1に押し付けた際に、チューブ1が塑性
変形しないようにそれらの寸法が設定されている。
【0013】上記のように構成された装置を用いてハス
テロイ製のチューブ1の内面に銅製のチューブ2をライ
ニングする場合には、図に示すように、上記チューブ1
の内側にチューブ2を嵌め込むと共に、上記チューブ1
の一端の外側にリング5を嵌め付け、かつチューブ2の
一端の内側にプラグ3を嵌め付けた状態で、各チューブ
1,2を固定する一方、各ワイヤ4,6を右方に巻き取
り装置によって巻き取ることにより、プラグ3及びリン
グ5を右方に引っ張る。これにより、プラグ3がチュー
ブ2をチューブ1の内面に押し付けながら移動すると共
に、リング5がチューブ1の拡管を押さえながら移動す
る。この結果、チューブ1は塑性変形しないまま、チュ
ーブ2が拡管してチューブ1の内面にライニングされ
る。
【0014】なお、本実施例においては、プラグ3及び
リング5をワイヤ4,6を用いて移動させるように説明
したが、これに限らず、チューブ1,2側を移動させる
ようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
は、第1のチューブの内側に第2のチューブを配置し、
この第2のチューブの内側にプラグを配置し、プラグと
チューブとを相対的に移動させることにより、上記プラ
グによって第2のチューブを第1のチューブに押し付け
て一体化するものであり、かつ請求項3は、第1のチュ
ーブの内側に第2のチューブを配置し、この第2のチュ
ーブの内側にプラグを配置し、上記チューブあるいはプ
ラグに、上記プラグとチューブとを相対的に移動させる
移動機構を配置したものであるから、第2のチューブの
内側に配置されたプラグとチューブとを相対的に移動さ
せることにより、第1のチューブを塑性変形させること
なく、第2のチューブを第1のチューブの内面に押し付
けることによって、ハステロイ製のチューブの内面に銅
製のチューブをライニングしたパイプのように、引き抜
き加工にともなう熱処理を行うことが難しいパイプを円
滑にかつ確実に製造することができる。
【0016】また、本発明の請求項2は、第1のチュー
ブの内側に第2のチューブを配置し、この第2のチュー
ブの内側にプラグを配置し、かつこのプラグに対向して
上記第1のチューブの外側にリングを配置すると共に、
上記プラグ及びリングと第1,第2のチューブとを相対
的に移動させることにより、上記プラグによって第2の
チューブを第1のチューブに押し付けて一体化するもの
であり、かつ請求項4は、第1のチューブの内側に第2
のチューブを配置し、この第2のチューブの内側にプラ
グを配置し、かつこのプラグに対向して上記第1のチュ
ーブの外側にリングを配置すると共に、上記プラグ及び
リングあるいは第1,第2のチューブに、上記プラグ及
びリングと第1,第2のチューブとを相対的に移動させ
る移動機構を配置したものであるから、第1のチューブ
の外側に配置したリングによって、第1のチューブの拡
管を防止しながら、プラグによって第2のチューブを第
1のチューブの内面に押し付けることにより、第1のチ
ューブの変形を一層防止することができると共に、両チ
ューブをより確実に一体化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 第1のチューブ 2 第2のチューブ 3 プラグ 5 リング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のチューブの内側に第2のチューブ
    を配置し、この第2のチューブの内側にプラグを配置
    し、プラグとチューブとを相対的に移動させることによ
    り、上記プラグによって第2のチューブを第1のチュー
    ブに押し付けて一体化することを特徴とするパイプの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 第1のチューブの内側に第2のチューブ
    を配置し、この第2のチューブの内側にプラグを配置
    し、かつこのプラグに対向して上記第1のチューブの外
    側にリングを配置すると共に、上記プラグ及びリングと
    第1,第2のチューブとを相対的に移動させることによ
    り、上記プラグによって第2のチューブを第1のチュー
    ブに押し付けて一体化することを特徴とするパイプの製
    造方法。
  3. 【請求項3】 第1のチューブの内側に第2のチューブ
    を配置し、この第2のチューブの内側にプラグを配置
    し、上記チューブあるいはプラグに、上記プラグとチュ
    ーブとを相対的に移動させる移動機構を配置したことを
    特徴とするパイプの製造装置。
  4. 【請求項4】 第1のチューブの内側に第2のチューブ
    を配置し、この第2のチューブの内側にプラグを配置
    し、かつこのプラグに対向して上記第1のチューブの外
    側にリングを配置すると共に、上記プラグ及びリングあ
    るいは第1,第2のチューブに、上記プラグ及びリング
    と第1,第2のチューブとを相対的に移動させる移動機
    構を配置したことを特徴とするパイプの製造装置。
JP20958391A 1991-08-21 1991-08-21 パイプの製造方法及び装置 Withdrawn JPH0584513A (ja)

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JP20958391A JPH0584513A (ja) 1991-08-21 1991-08-21 パイプの製造方法及び装置

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Publications (1)

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JPH0584513A true JPH0584513A (ja) 1993-04-06

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ID=16575240

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JP20958391A Withdrawn JPH0584513A (ja) 1991-08-21 1991-08-21 パイプの製造方法及び装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101142799B1 (ko) * 2012-02-29 2012-05-08 세진이노테크(주) 와이어를 이용한 확관장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101142799B1 (ko) * 2012-02-29 2012-05-08 세진이노테크(주) 와이어를 이용한 확관장치

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