JPH0584478A - 浄水器 - Google Patents
浄水器Info
- Publication number
- JPH0584478A JPH0584478A JP34437291A JP34437291A JPH0584478A JP H0584478 A JPH0584478 A JP H0584478A JP 34437291 A JP34437291 A JP 34437291A JP 34437291 A JP34437291 A JP 34437291A JP H0584478 A JPH0584478 A JP H0584478A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- cartridge
- outlet
- passage
- purified water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】浄水,原水を選択的に得る切り替え弁を有し、
水栓先端に装着する浄水器において、軽量、かつコンパ
クト化を図り、使い勝手の向上とともに、生産性の向上
に優れた浄水器を提供する。 【構成】ボデーに収納する浄水用のカートリッジを有す
る浄水器において、カートリッジを収納するボデーの底
面部を、原水出口の方向に向けてテーパ状にカットし、
浄水出口部が見えるように、かつコンパクトにして、取
扱い性の向上を図った浄水器。 【効果】浄水出口部の突出長さを短く構成できるため、
生産性が大きく向上するとともに、顧客の使い勝手が向
上する。
水栓先端に装着する浄水器において、軽量、かつコンパ
クト化を図り、使い勝手の向上とともに、生産性の向上
に優れた浄水器を提供する。 【構成】ボデーに収納する浄水用のカートリッジを有す
る浄水器において、カートリッジを収納するボデーの底
面部を、原水出口の方向に向けてテーパ状にカットし、
浄水出口部が見えるように、かつコンパクトにして、取
扱い性の向上を図った浄水器。 【効果】浄水出口部の突出長さを短く構成できるため、
生産性が大きく向上するとともに、顧客の使い勝手が向
上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浄水器の使い勝手を向上
させるとともに安価に提供できる浄水器の構造に関す
る。
させるとともに安価に提供できる浄水器の構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、水栓に直結し、浄水と原水を切換
える、切換弁を有する浄水器は、顧客が浄水を汲む易く
するため、浄水出口を長く構成して、出口を見易くして
いる。従って、浄水器全体が大きくなり使い勝手が悪い
うえに、生産性が劣るなどの問題があった。
える、切換弁を有する浄水器は、顧客が浄水を汲む易く
するため、浄水出口を長く構成して、出口を見易くして
いる。従って、浄水器全体が大きくなり使い勝手が悪い
うえに、生産性が劣るなどの問題があった。
【0003】特に、合成樹脂にて製作して、メッキ仕上
げをする際は、その欠点、つまり生産性の悪さが顕著に
表われる。
げをする際は、その欠点、つまり生産性の悪さが顕著に
表われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる点に鑑
みてなされたもので、その目的とするところは、生産性
の良い形状でかつ使い勝手の優れた浄水器を提供するに
ある。
みてなされたもので、その目的とするところは、生産性
の良い形状でかつ使い勝手の優れた浄水器を提供するに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、ボデーの水浄化カートリッジ受部の底面部をテーパ
状に形成したものである。
め、ボデーの水浄化カートリッジ受部の底面部をテーパ
状に形成したものである。
【0006】
【作用】ボデーのカートリッジ受部の底面部をテーパ状
に形成することにより、浄水出口が外から見易くなる。
特に、水栓位置つまり浄水器の位置は顧客の目線から下
方になるため、浄水出口をかなり大きく突出させないと
見えないが、テーパ状とすることにより、見易くかつ、
容器の出し入れもし易くできる。
に形成することにより、浄水出口が外から見易くなる。
特に、水栓位置つまり浄水器の位置は顧客の目線から下
方になるため、浄水出口をかなり大きく突出させないと
見えないが、テーパ状とすることにより、見易くかつ、
容器の出し入れもし易くできる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3により
説明する。水栓1は家庭用水道に直結されており、手動
にて開閉できる。浄水器2はボデー部3,カートリッジ
部4,スプール部5,水栓接続部6とよりなっている。
ボデー部3は射出成形により形成された合成樹脂製ボデ
ー本体7で構成されている。ボデー本体7は通水路切換
え弁部7aつまりスプール部5とカートリッジ受部7b
とよりなっており、カートリッジ受部7bの底面部は原
水出部方向に向ってテーパ状に形成され、その中央部に
浄水出口部7kが吐出しているものである。通水切換部
7aは左右に延びる横通水路7cと上下に延びる縦通水
路7dとが連通するように設けられている。横通水路7
cは一端がボデー本体7の側面に開口しており、他端が
カートリッジ受部7bの浄水入口通路7eに連通してい
る。この横通水路7cは、開口端側に大径部7f,カー
トリッジ側に小径部7gが同心に設けられている。この
大径部7fは縦通水路7dはこの大径部7fに連通して
おり、且つボデー本体7の上下面に開口している。横通
水路7cの大径部7fと小径部7gとが連続する部分7
hはなめらかな円弧状に形成されている。縦通水路7d
の横通水路7cに連通する部分7i,7jは絞られてい
る。カートリッジ受部7bは浄水入口通路7eと浄水出
口通路7kとが設けられている。
説明する。水栓1は家庭用水道に直結されており、手動
にて開閉できる。浄水器2はボデー部3,カートリッジ
部4,スプール部5,水栓接続部6とよりなっている。
ボデー部3は射出成形により形成された合成樹脂製ボデ
ー本体7で構成されている。ボデー本体7は通水路切換
え弁部7aつまりスプール部5とカートリッジ受部7b
とよりなっており、カートリッジ受部7bの底面部は原
水出部方向に向ってテーパ状に形成され、その中央部に
浄水出口部7kが吐出しているものである。通水切換部
7aは左右に延びる横通水路7cと上下に延びる縦通水
路7dとが連通するように設けられている。横通水路7
cは一端がボデー本体7の側面に開口しており、他端が
カートリッジ受部7bの浄水入口通路7eに連通してい
る。この横通水路7cは、開口端側に大径部7f,カー
トリッジ側に小径部7gが同心に設けられている。この
大径部7fは縦通水路7dはこの大径部7fに連通して
おり、且つボデー本体7の上下面に開口している。横通
水路7cの大径部7fと小径部7gとが連続する部分7
hはなめらかな円弧状に形成されている。縦通水路7d
の横通水路7cに連通する部分7i,7jは絞られてい
る。カートリッジ受部7bは浄水入口通路7eと浄水出
口通路7kとが設けられている。
【0008】カートリッジ部4は水浄化カートリッジ
(以下、カートリッジと称す)8とカートリッジカバー
9とよりなっている。カートリッジ8は円筒状のカート
リッジ本体10と逆止弁11と密閉蓋12と活性炭押え
13と活性炭14とフィルタ15と3個のOリング1
6,17,18とよりなっている。カートリッジ本体1
0は浄水導入路10aと活性炭収納室10bとが設けら
れ、Oリング16,17を介してカートリッジ受部7b
に着脱自在に取付けられる。カートリッジ本体10が取
付けられた状態では浄水導入路10aと活性炭収納室1
0bとがカートリッジ受部7bの浄水入口通路7eと浄
水出口通路7kに夫々連通されるようになっている。逆
止弁11は浄水導入路10aの内部に配置され、水圧が
加わったときに開路するようになっている。密閉蓋12
はOリング18を介してカートリッジ本体10の上面に
取付けられ、浄水導入路10aと活性炭収納部10bと
を連通するようになっている。活性炭押え13は多数の
小孔13aが設けられ、密閉蓋12の一部分で押えられ
ている。活性炭14は粒状であり、フィルタ15を介し
て活性炭収納室10b内に収納されている。
(以下、カートリッジと称す)8とカートリッジカバー
9とよりなっている。カートリッジ8は円筒状のカート
リッジ本体10と逆止弁11と密閉蓋12と活性炭押え
13と活性炭14とフィルタ15と3個のOリング1
6,17,18とよりなっている。カートリッジ本体1
0は浄水導入路10aと活性炭収納室10bとが設けら
れ、Oリング16,17を介してカートリッジ受部7b
に着脱自在に取付けられる。カートリッジ本体10が取
付けられた状態では浄水導入路10aと活性炭収納室1
0bとがカートリッジ受部7bの浄水入口通路7eと浄
水出口通路7kに夫々連通されるようになっている。逆
止弁11は浄水導入路10aの内部に配置され、水圧が
加わったときに開路するようになっている。密閉蓋12
はOリング18を介してカートリッジ本体10の上面に
取付けられ、浄水導入路10aと活性炭収納部10bと
を連通するようになっている。活性炭押え13は多数の
小孔13aが設けられ、密閉蓋12の一部分で押えられ
ている。活性炭14は粒状であり、フィルタ15を介し
て活性炭収納室10b内に収納されている。
【0009】カートリッジカバー9はカートリッジ8を
覆ってカートリッジ受部7bにねじ込まれて取付けられ
る。
覆ってカートリッジ受部7bにねじ込まれて取付けられ
る。
【0010】カートリッジ本体10の外周側面下部に山
形の凹部10cを2ケ所設け、カートリッジ受部7bに
設けられた2ケ所の凸部7Lに係合するようになってい
る。この山形凹部10cの上端部は突条7Lの横幅より
極わずか広い横幅の部分10c′を有し、その高さ寸法
L1 はカートリッジ本体10の下面に設けられた突部1
0d,10eが浄水入口通路7e,浄水出口通路7kに
重合する寸法L2 より大きく設定してある。凸部7Lは
カートリッジ受部7bに縦長に一体に設けられている。
形の凹部10cを2ケ所設け、カートリッジ受部7bに
設けられた2ケ所の凸部7Lに係合するようになってい
る。この山形凹部10cの上端部は突条7Lの横幅より
極わずか広い横幅の部分10c′を有し、その高さ寸法
L1 はカートリッジ本体10の下面に設けられた突部1
0d,10eが浄水入口通路7e,浄水出口通路7kに
重合する寸法L2 より大きく設定してある。凸部7Lは
カートリッジ受部7bに縦長に一体に設けられている。
【0011】又、カートリッジ受部7bの一部には透孔
7mが2ケ所設けられ、カートリッジ8が見えるように
なっている。透孔7mの周囲に配置されるリング部材1
9は、透孔7mに対応する部分のみ透明になっている。
7mが2ケ所設けられ、カートリッジ8が見えるように
なっている。透孔7mの周囲に配置されるリング部材1
9は、透孔7mに対応する部分のみ透明になっている。
【0012】スプール部5はスプールスリーブ20とス
プール本体21とスプールダイアル部22と3つのOリ
ング23,24,25,26とよりなっている。スプー
ルスリーブ20は、その外径が通水路切換部7aの大径
部7fの内径より若干小さく、その内径が小径部7gの
内径と同一に設定されており、大径部7f内にOリング
23,24を介して配置され、その先端部20dは円弧
状に形成されている。スプールスリーブ20に連通孔2
0aが設けられ、縦導水通路7dの連通部7jに連通し
ている。スプール本体21はスプールスリーブ20内お
よび横導水通路7c内に左右動自在に配置されている。
スプール本体21の小径部7g内に位置する先端部分は
断面形状を星形としている。スプール本体21の外周に
2条のゴム製Oリング25,26が取付けられている。
一方のOリング25はスリーブ本体21が右に押された
ときに通水路切換部7aの大径部7fと小径部7gとの
連続部7hに接触し、左へ引かれたときにスプールスリ
ーブ20の円弧状先端部20aに接触するようになって
いる。他方のOリング26は常時スプールスリーブ20
の内面に接触し、連通孔20aより左側に位置されてい
る。スプール本体21に設けられた突起21aはスプー
ルスリーブ20の凹部20bに係合され、スプール本体
21が回転しないようになっている。スプールダイアル
部22はスプール本体21の一端に取付けられ、ボデー
本体7外に露出している。
プール本体21とスプールダイアル部22と3つのOリ
ング23,24,25,26とよりなっている。スプー
ルスリーブ20は、その外径が通水路切換部7aの大径
部7fの内径より若干小さく、その内径が小径部7gの
内径と同一に設定されており、大径部7f内にOリング
23,24を介して配置され、その先端部20dは円弧
状に形成されている。スプールスリーブ20に連通孔2
0aが設けられ、縦導水通路7dの連通部7jに連通し
ている。スプール本体21はスプールスリーブ20内お
よび横導水通路7c内に左右動自在に配置されている。
スプール本体21の小径部7g内に位置する先端部分は
断面形状を星形としている。スプール本体21の外周に
2条のゴム製Oリング25,26が取付けられている。
一方のOリング25はスリーブ本体21が右に押された
ときに通水路切換部7aの大径部7fと小径部7gとの
連続部7hに接触し、左へ引かれたときにスプールスリ
ーブ20の円弧状先端部20aに接触するようになって
いる。他方のOリング26は常時スプールスリーブ20
の内面に接触し、連通孔20aより左側に位置されてい
る。スプール本体21に設けられた突起21aはスプー
ルスリーブ20の凹部20bに係合され、スプール本体
21が回転しないようになっている。スプールダイアル
部22はスプール本体21の一端に取付けられ、ボデー
本体7外に露出している。
【0013】水栓接続部6はボデー部3を水栓1に取付
けるものであり、ねじ27を緩めればボデー部3と共に
水栓1から外れるものである。
けるものであり、ねじ27を緩めればボデー部3と共に
水栓1から外れるものである。
【0014】次に、かかる浄水器における原水の流出
と、浄水の流出とについて説明する。まず、原水を取出
す場合には、ダイアル部22を押して図2の状態にす
る。即ち、スプール本体21に取付けられたOリング2
5は、ボデー本体7の大径部7fから小径部7gに至る
連続部7hの円弧面に接触する。これによって、横通水
路7cは、このOリング25の位置する部分より右側へ
の連通が閉じられると共に、縦通水路7dの連通部7i
と7jとが横通水路7cの中央部およびスプールスリー
ブ20の連通孔20aを介して連通される。この状態で
水栓1を開くと、水道の原水は図2実線矢印のようにカ
ートリッジ部4を通ることなく、縦通水路7dを通って
原水出口部28より原水のまま流出させることができ
る。
と、浄水の流出とについて説明する。まず、原水を取出
す場合には、ダイアル部22を押して図2の状態にす
る。即ち、スプール本体21に取付けられたOリング2
5は、ボデー本体7の大径部7fから小径部7gに至る
連続部7hの円弧面に接触する。これによって、横通水
路7cは、このOリング25の位置する部分より右側へ
の連通が閉じられると共に、縦通水路7dの連通部7i
と7jとが横通水路7cの中央部およびスプールスリー
ブ20の連通孔20aを介して連通される。この状態で
水栓1を開くと、水道の原水は図2実線矢印のようにカ
ートリッジ部4を通ることなく、縦通水路7dを通って
原水出口部28より原水のまま流出させることができ
る。
【0015】次いで、浄水を取出す場合には、ダイアル
部22を引いて、Oリング25をスプールスリーブ20
の先端部20dの円弧面に接触すると、横通水路7cの
スプールスリーブ20の左側への連通が閉じられ、縦通
水路7dの入口側の連通部7iと横通水路7cのスプー
ルスリーブ20より右側の部分とが連通する。この状態
で水栓1を開くと、水道の原水は縦通水路7dから横通
水路7cを通って浄水入口通路7eに至り、図2点線矢
印に示すように流れる。即ち、原水は浄水導入路10a
を通って逆止弁11を押し上げて密閉蓋12の下面に至
り、活性炭押え13の孔13aを通って活性炭14内へ
侵入し、この部分で浄化されてフィルタ5を通って浄水
出口通路7kから浄水として外部へ流出する。
部22を引いて、Oリング25をスプールスリーブ20
の先端部20dの円弧面に接触すると、横通水路7cの
スプールスリーブ20の左側への連通が閉じられ、縦通
水路7dの入口側の連通部7iと横通水路7cのスプー
ルスリーブ20より右側の部分とが連通する。この状態
で水栓1を開くと、水道の原水は縦通水路7dから横通
水路7cを通って浄水入口通路7eに至り、図2点線矢
印に示すように流れる。即ち、原水は浄水導入路10a
を通って逆止弁11を押し上げて密閉蓋12の下面に至
り、活性炭押え13の孔13aを通って活性炭14内へ
侵入し、この部分で浄化されてフィルタ5を通って浄水
出口通路7kから浄水として外部へ流出する。
【0016】前記カートリッジ8の水浄化機能が低下す
ると、具体的に言えば活性炭14の水浄化機能が低下す
ると、カートリッジ8を取換える訳であるが、その取換
えは次のように行う。まず、カートリッジカバー9をカ
ートリッジ受部7bから外す。次いで、カートリッジ8
を上方へ持上げてカートリッジ受部7bから外す。しか
る後、新しいカートリッジ8をカートリッジ受部7bに
上方から取付ける。この場合、カートリッジ本体10の
外周側面に設けられた2つの山形凹部10cがカートリ
ッジ受部7bの2つの凸部7Lに係合させれば、自然と
カートリッジ8をカートリッジ受部7bの所定位置に取
付けることができる。即ち、山形凹部10cはカートリ
ッジ本体10の外周側面に設けられているので、取換え
る人が容易に確認することができる。又、凹部10cが
入口の広い山形であるので、カートリッジ8がカートリ
ッジ受部7bに対して正確な位置より若干ずれた状態で
取付けようとしても、凸部7Lが凹部10c内に挿入で
き、その後は凸部7Lに沿ってカートリッジ8の位置が
調整される。更には、山形凹部10cの上端部には、凸
部7Lの横幅より極わずか広い横幅の部分10c′を有
し、その高さ寸法L1 はカートリッジ本体10の下面に
設けられた突部10d,10eが浄水入口通路7e,浄
水出口通路7kに重合する寸法L2 より大きく設定して
あるので、突部10d,10eが浄水通路7e,浄水出
口通路7kに垂直方向に嵌合され、嵌合性が良好であ
る。しかも、凸部7Lはカートリッジ受部7bの内面に
縦長に一体に設けてあるので、カートリッジ受部7bの
補強効果を奏するものである。而して、かかる実施例に
よれば、カートリッジ受部7bの底面部が原水出口部方
向に向かってテーパ状に形成されているため、浄水出口
部7kが見易くなり、長く突出させる必要が無くなると
ともに、容器の出し入れが容易となる。特に、浄水器の
取付け位置が顧客の目線から下方になるため、その効果
は顕著に表われる。
ると、具体的に言えば活性炭14の水浄化機能が低下す
ると、カートリッジ8を取換える訳であるが、その取換
えは次のように行う。まず、カートリッジカバー9をカ
ートリッジ受部7bから外す。次いで、カートリッジ8
を上方へ持上げてカートリッジ受部7bから外す。しか
る後、新しいカートリッジ8をカートリッジ受部7bに
上方から取付ける。この場合、カートリッジ本体10の
外周側面に設けられた2つの山形凹部10cがカートリ
ッジ受部7bの2つの凸部7Lに係合させれば、自然と
カートリッジ8をカートリッジ受部7bの所定位置に取
付けることができる。即ち、山形凹部10cはカートリ
ッジ本体10の外周側面に設けられているので、取換え
る人が容易に確認することができる。又、凹部10cが
入口の広い山形であるので、カートリッジ8がカートリ
ッジ受部7bに対して正確な位置より若干ずれた状態で
取付けようとしても、凸部7Lが凹部10c内に挿入で
き、その後は凸部7Lに沿ってカートリッジ8の位置が
調整される。更には、山形凹部10cの上端部には、凸
部7Lの横幅より極わずか広い横幅の部分10c′を有
し、その高さ寸法L1 はカートリッジ本体10の下面に
設けられた突部10d,10eが浄水入口通路7e,浄
水出口通路7kに重合する寸法L2 より大きく設定して
あるので、突部10d,10eが浄水通路7e,浄水出
口通路7kに垂直方向に嵌合され、嵌合性が良好であ
る。しかも、凸部7Lはカートリッジ受部7bの内面に
縦長に一体に設けてあるので、カートリッジ受部7bの
補強効果を奏するものである。而して、かかる実施例に
よれば、カートリッジ受部7bの底面部が原水出口部方
向に向かってテーパ状に形成されているため、浄水出口
部7kが見易くなり、長く突出させる必要が無くなると
ともに、容器の出し入れが容易となる。特に、浄水器の
取付け位置が顧客の目線から下方になるため、その効果
は顕著に表われる。
【0017】また、ボデー本体7を合成樹脂で構成する
際は、浄水出口部の突出部を短くすることにより、コン
パクト化が図れ、型代,成形サイクル等、生産上でも優
れた効果が有る。特に、ボデー本体7を合成樹脂で成形
して、メッキ仕上げを施す際は、浄水出口部7kが短
く、底面部がテーパ上になっているため、メッキの処理
液排出がし易く、生産性が向上するものである。
際は、浄水出口部の突出部を短くすることにより、コン
パクト化が図れ、型代,成形サイクル等、生産上でも優
れた効果が有る。特に、ボデー本体7を合成樹脂で成形
して、メッキ仕上げを施す際は、浄水出口部7kが短
く、底面部がテーパ上になっているため、メッキの処理
液排出がし易く、生産性が向上するものである。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、ボデー本体7をカート
リッジ受部7bの底面部をテーパ状に成形して、浄水出
口部7kの吐出長さを短く構成できるため、生産性が大
きく向上するとともに、顧客の使い勝手も向上するもの
である。
リッジ受部7bの底面部をテーパ状に成形して、浄水出
口部7kの吐出長さを短く構成できるため、生産性が大
きく向上するとともに、顧客の使い勝手も向上するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す浄水器の一部断面斜視
図である。
図である。
【図2】本発明の一実施例を示す浄水器の中央縦断面図
である。
である。
【図3】本発明の一実施例を示す浄水器の分解斜視図で
ある。
ある。
1…水栓、2…浄水器、3…ボデー部、4…カートリッ
ジ部、5…スプール部、6…水栓接続部、7…ボデー本
体、7a…通水路切換部、7b…カートリッジ受部、7
c…横通水路、7d…縦通水路、7e…浄水入口通路、
7f…大径部、7g…水径部、7h…連続部、7i,7
j…連通部、7k…浄水出口部、7L…凸部、8…水浄
化カートリッジ、9…カートリッジカバー、14…処理
剤、15…フィルタ、16,17…Oリング、20…ス
プールスリーブ、21…スプール本体、22…ダイアル
部、24,25,26…Oリング、28…原水出口部。
ジ部、5…スプール部、6…水栓接続部、7…ボデー本
体、7a…通水路切換部、7b…カートリッジ受部、7
c…横通水路、7d…縦通水路、7e…浄水入口通路、
7f…大径部、7g…水径部、7h…連続部、7i,7
j…連通部、7k…浄水出口部、7L…凸部、8…水浄
化カートリッジ、9…カートリッジカバー、14…処理
剤、15…フィルタ、16,17…Oリング、20…ス
プールスリーブ、21…スプール本体、22…ダイアル
部、24,25,26…Oリング、28…原水出口部。
Claims (1)
- 【請求項1】水栓(1)先端に装着して選択的に切換え
る弁(7a)を介して、浄水または原水を得る浄水器に
おいて、水浄化カートリッジ(8)を着脱自在に装着で
きるボデー(3)のカートリッジ受部7bの底面部を原
水出口方向に向けてテーパ状の底面部から、浄水出口部
が見えるようにしたことを特徴とする浄水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34437291A JPH0584478A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 浄水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34437291A JPH0584478A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 浄水器 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59034254A Division JPS60179189A (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 浄水器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0584478A true JPH0584478A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=18368731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34437291A Pending JPH0584478A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 浄水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0584478A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5135181U (ja) * | 1974-09-06 | 1976-03-16 | ||
JPS60179189A (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-13 | Hitachi Ltd | 浄水器 |
JPH03284393A (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-16 | Unkai Shuzo Kk | 活水器用濾過体 |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP34437291A patent/JPH0584478A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5135181U (ja) * | 1974-09-06 | 1976-03-16 | ||
JPS60179189A (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-13 | Hitachi Ltd | 浄水器 |
JPH03284393A (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-16 | Unkai Shuzo Kk | 活水器用濾過体 |
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