JPH0584414B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0584414B2 JPH0584414B2 JP5749786A JP5749786A JPH0584414B2 JP H0584414 B2 JPH0584414 B2 JP H0584414B2 JP 5749786 A JP5749786 A JP 5749786A JP 5749786 A JP5749786 A JP 5749786A JP H0584414 B2 JPH0584414 B2 JP H0584414B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- pulse
- gas
- time
- flow rate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 11
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
Ａ 産業上の利用分野
本発明は各種センサや流量監視回路からの閉弁
要求信号によりガス供給を自動的に遮断する遮断
弁装置の安全復帰機構に関するものである。
要求信号によりガス供給を自動的に遮断する遮断
弁装置の安全復帰機構に関するものである。
Ｂ 従来技術
この種のガス遮断弁装置は、圧力センサ、ガス
漏れ警報器、感震器などの警報信号、ガスの異常
流量を検出する流量監視回路の出力、あるいは閉
弁用押釦からの閉弁要求信号により遮断動作し、
手動により開弁操作するものであるが、復帰時に
ガスコツクやパイロツトバーナの閉め忘れによる
生ガス放出の有無を確認する必要があるために、
従来より第５図に示すように、開弁時から一定時
間（例えば２分間）のガス流監視を行ない、ガス
流が検出された場合は再遮断するようにしてい
る。
漏れ警報器、感震器などの警報信号、ガスの異常
流量を検出する流量監視回路の出力、あるいは閉
弁用押釦からの閉弁要求信号により遮断動作し、
手動により開弁操作するものであるが、復帰時に
ガスコツクやパイロツトバーナの閉め忘れによる
生ガス放出の有無を確認する必要があるために、
従来より第５図に示すように、開弁時から一定時
間（例えば２分間）のガス流監視を行ない、ガス
流が検出された場合は再遮断するようにしてい
る。
流量センサとしては、通常積算ガスメータを利
用し、その出力軸と連動する永久磁石とリードス
イツチによりパルスを発生させて、単位時間のパ
ルス数をカウントすることにより、ガス流量を検
出する方法が用いられている。
用し、その出力軸と連動する永久磁石とリードス
イツチによりパルスを発生させて、単位時間のパ
ルス数をカウントすることにより、ガス流量を検
出する方法が用いられている。
Ｃ 発明が解決しようとする問題点
しかし上記の構成において、開弁直後のガス流
監視ではパイロツトバーナの閉め忘れのような微
少ガス流をも検出する必要があるために、上述の
ような積算ガスメータを利用したパルス発生手段
ではパルス間隔が非常に大きくなつてしまい、ガ
ス流の検出に時間がかかるという問題がある。例
えばメータ容積0.6／回転の１号乾式ガスメー
タにより毎秒５mlのパイロツトバーナの漏れを検
出する場合、１回目のパルスを発生するまでの時
間は、永久磁石の停止位置によつてゼロ乃至２分
かかることになる。従つて流量監視回路では２分
待たなければ「ガス漏れなし」の判定を下すこと
ができないので、ユーザにとつては開弁操作後、
安全確認ランプが消灯するまでにいつも２分間待
たされることになり、きわめて不便なものであつ
た。
監視ではパイロツトバーナの閉め忘れのような微
少ガス流をも検出する必要があるために、上述の
ような積算ガスメータを利用したパルス発生手段
ではパルス間隔が非常に大きくなつてしまい、ガ
ス流の検出に時間がかかるという問題がある。例
えばメータ容積0.6／回転の１号乾式ガスメー
タにより毎秒５mlのパイロツトバーナの漏れを検
出する場合、１回目のパルスを発生するまでの時
間は、永久磁石の停止位置によつてゼロ乃至２分
かかることになる。従つて流量監視回路では２分
待たなければ「ガス漏れなし」の判定を下すこと
ができないので、ユーザにとつては開弁操作後、
安全確認ランプが消灯するまでにいつも２分間待
たされることになり、きわめて不便なものであつ
た。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので
あり、開弁復帰時のガス流監視をもつと短時間に
行なうことのできるガス遮断弁装置を提供するこ
とを目的とするものである。
あり、開弁復帰時のガス流監視をもつと短時間に
行なうことのできるガス遮断弁装置を提供するこ
とを目的とするものである。
Ｄ 問題点を解決するための手段
しかして本発明は、積算ガスメータの出力軸と
連動する永久磁石と、該永久磁石で駆動されるリ
ードスイツチとよりなるパルス発生手段と、単位
時間の上記パルス数をカウントしてガス流量を検
出する流量監視手段と、各種センサまたは上記流
量監視手段による開弁要求信号を受けて遮断弁を
動作させる弁制御手段を備え、開弁後一定時間内
に上記パルスが入力した時には遮断弁を再遮断さ
せるようにしたガス遮断弁装置において、上記閉
弁要求信号入力時に、その時のパルス間隔から後
続パルスの発生直前時点を演算して、該時点で遮
断弁を動作させることにより、上記永久磁石をパ
ルス発生直前位置で停止させるようにした点に特
徴を有するものである。
連動する永久磁石と、該永久磁石で駆動されるリ
ードスイツチとよりなるパルス発生手段と、単位
時間の上記パルス数をカウントしてガス流量を検
出する流量監視手段と、各種センサまたは上記流
量監視手段による開弁要求信号を受けて遮断弁を
動作させる弁制御手段を備え、開弁後一定時間内
に上記パルスが入力した時には遮断弁を再遮断さ
せるようにしたガス遮断弁装置において、上記閉
弁要求信号入力時に、その時のパルス間隔から後
続パルスの発生直前時点を演算して、該時点で遮
断弁を動作させることにより、上記永久磁石をパ
ルス発生直前位置で停止させるようにした点に特
徴を有するものである。
Ｅ 作用
上記の構成によれば、遮断時の遮断弁の動作遅
れは高々１秒程度のものであり、それによつて例
えば永久磁石を常にパルス発生点の手前1/10回転
以内に停止させることができれば、開弁時のガス
流監視の所要時間も1/10に短縮することができ、
例えば従来開弁時より２分間行なつていた時間待
ち表示を、開弁時より12秒間に短縮することがで
きる。
れは高々１秒程度のものであり、それによつて例
えば永久磁石を常にパルス発生点の手前1/10回転
以内に停止させることができれば、開弁時のガス
流監視の所要時間も1/10に短縮することができ、
例えば従来開弁時より２分間行なつていた時間待
ち表示を、開弁時より12秒間に短縮することがで
きる。
Ｆ 実施例
第１図は本発明装置の実施例をブロツク図で示
したもので、制御回路１にはガス漏れ警報器２、
感震器３の各種センサ、あるいは閉弁用押釦４が
接続されており、制御回路１ではこれらのセンサ
からの閉弁要求信号を受けてソレノイド７ａに閉
弁制御信号を送り、遮断弁７を動作させる。また
流量監視回路６は流量センサ８とタイマ５からの
入力によつて常時ガス流量を監視しており、生ガ
ス放出による流量異常を検出すると直ちに閉弁要
求信号を出力するようになつており、この流量セ
ンサ８として、所定流量が通過する毎に１パルス
を出力する前述のパルス式積算ガスメータを使用
している。
したもので、制御回路１にはガス漏れ警報器２、
感震器３の各種センサ、あるいは閉弁用押釦４が
接続されており、制御回路１ではこれらのセンサ
からの閉弁要求信号を受けてソレノイド７ａに閉
弁制御信号を送り、遮断弁７を動作させる。また
流量監視回路６は流量センサ８とタイマ５からの
入力によつて常時ガス流量を監視しており、生ガ
ス放出による流量異常を検出すると直ちに閉弁要
求信号を出力するようになつており、この流量セ
ンサ８として、所定流量が通過する毎に１パルス
を出力する前述のパルス式積算ガスメータを使用
している。
第２図は制御回路１の動作を示したもので、各
種センサ２，３、閉弁用押釦４あるいは流量監視
回路６などからの閉弁要求信号が検出されると、
現在のパルス間隔と前回パルス入力時からの経過
時間とを読み取り、次回パルスまでの残り時間を
演算して、その演算結果に基づき適当な時点で閉
弁制御信号を出力する。
種センサ２，３、閉弁用押釦４あるいは流量監視
回路６などからの閉弁要求信号が検出されると、
現在のパルス間隔と前回パルス入力時からの経過
時間とを読み取り、次回パルスまでの残り時間を
演算して、その演算結果に基づき適当な時点で閉
弁制御信号を出力する。
第３図はパルス発生手段を図示したもので、永
久磁石がリードスイツチと重なるパルス発生位置
より手前の一定範囲、すなわち角度θ内で永久磁
石を停止させることができれば、開弁直後の流量
監視所要時間を従来のθ／2πに短縮することが
できるものである。
久磁石がリードスイツチと重なるパルス発生位置
より手前の一定範囲、すなわち角度θ内で永久磁
石を停止させることができれば、開弁直後の流量
監視所要時間を従来のθ／2πに短縮することが
できるものである。
第４図ａは上記の動作をタイムチヤートで示し
たもので、いまガスメータからのパルスがほぼ一
定周期Ｔで入力しており、t1時点で警報信号が検
出されたものとすると、制御回路１ではT2＝Ｔ
−T1−ΔT（但しΔTは予め定めてある微少時間）
を求め、t1からt2時間経過後のt2時点で遮断弁７
を動作させる。
たもので、いまガスメータからのパルスがほぼ一
定周期Ｔで入力しており、t1時点で警報信号が検
出されたものとすると、制御回路１ではT2＝Ｔ
−T1−ΔT（但しΔTは予め定めてある微少時間）
を求め、t1からt2時間経過後のt2時点で遮断弁７
を動作させる。
また次回パルス入力の直前に閉弁要求信号が検
出された場合には、演算処理時間及び遮断弁の動
作遅れを考慮して、第４図ｂに示すように、T2
＝2T−T1−ΔTを演算することになる。
出された場合には、演算処理時間及び遮断弁の動
作遅れを考慮して、第４図ｂに示すように、T2
＝2T−T1−ΔTを演算することになる。
Ｇ 効果
本発明装置は上述のように、パルス式積算ガス
メータを用いて、開弁直後に一定時間のガス流監
視を行なうようにしたガス遮断弁装置において、
弁遮断信号入力時に、その時のパルス間隔から後
続パルスの発生直前時点を演算し、その時点で遮
断弁を動作させることにより、ガスメータの永久
磁石をパルス発生直前位置で停止させるようにし
たものであるから、開弁時のガス流監視の際に、
最初のパルスを発生させるための通過ガス量をメ
ータ容量よりも充分小さく設定することができ、
それによつて開弁時の安全確認に要する時間を大
巾に短縮し得るという利点がある。
メータを用いて、開弁直後に一定時間のガス流監
視を行なうようにしたガス遮断弁装置において、
弁遮断信号入力時に、その時のパルス間隔から後
続パルスの発生直前時点を演算し、その時点で遮
断弁を動作させることにより、ガスメータの永久
磁石をパルス発生直前位置で停止させるようにし
たものであるから、開弁時のガス流監視の際に、
最初のパルスを発生させるための通過ガス量をメ
ータ容量よりも充分小さく設定することができ、
それによつて開弁時の安全確認に要する時間を大
巾に短縮し得るという利点がある。
第１図は本発明装置の一実施例を示すブロツク
図、第２図は同上の動作を示すフローチヤート、
第３図は同上のパルス発生手段の動作説明図、第
４図ａ及びｂは同上の動作を示すタイムチヤー
ト、第５図は従来のこの種の装置の動作を示す流
れ図である。 １は制御回路、７は遮断弁、８は流量センサ。
図、第２図は同上の動作を示すフローチヤート、
第３図は同上のパルス発生手段の動作説明図、第
４図ａ及びｂは同上の動作を示すタイムチヤー
ト、第５図は従来のこの種の装置の動作を示す流
れ図である。 １は制御回路、７は遮断弁、８は流量センサ。
Claims (1)
- １ 積算ガスメータの出力軸と連動する永久磁石
と、該永久磁石で駆動されるリードスイツチとよ
りなるパルス発生手段と、単位時間の上記パルス
数をカウントしてガス流量を検出する流量監視手
段と、各種センサまたは上記流量監視手段からの
閉弁要求信号を受けて遮断弁を動作させる弁制御
手段を備え、開弁後一定時間内に上記パルスが入
力した時には遮断弁を再遮断させるようにしたガ
ス遮断弁装置において、上記閉弁要求信号入力時
に、その時のパルス間隔から後続パルスの発生直
前時点を演算して、該時点で遮断弁を動作させる
ことにより、上記永久磁石をパルス発生直前位置
で停止させるようにして成ることを特徴とするガ
ス遮断弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5749786A JPS62213614A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | ガス遮断弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5749786A JPS62213614A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | ガス遮断弁装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62213614A JPS62213614A (ja) | 1987-09-19 |
| JPH0584414B2 true JPH0584414B2 (ja) | 1993-12-01 |
Family
ID=13057361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5749786A Granted JPS62213614A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | ガス遮断弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62213614A (ja) |
-
1986
- 1986-03-14 JP JP5749786A patent/JPS62213614A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62213614A (ja) | 1987-09-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |