JPH0584379B2 - - Google Patents

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JPH0584379B2
JPH0584379B2 JP59247780A JP24778084A JPH0584379B2 JP H0584379 B2 JPH0584379 B2 JP H0584379B2 JP 59247780 A JP59247780 A JP 59247780A JP 24778084 A JP24778084 A JP 24778084A JP H0584379 B2 JPH0584379 B2 JP H0584379B2
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JP
Japan
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throttle valve
intake air
air amount
amount
engine
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Katsuyoshi Iida
Hiroyuki Oda
Katsuhiko Yokooku
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、エンジンのスロツトル弁制御装置
に関するものである。
〔従来技術〕
最近、車両用エンジンにおいては、エレクトロ
ニクスの著しい発達に伴い、その各種制御を電気
的に行うことが種々提案されており、その1例と
して、従来、例えば特開昭51−138235号公報に示
されるエンジンのスロツトル弁制御装置がある。
即ち、これはアクセルペダルの動きを電気信号と
して取り出し、この電気信号によつてスロツトル
弁駆動モータ等を駆動して、スロツトル弁を電気
的に開閉するようにしたものである。この方式の
スロツトル弁制御装置では、アクセルペダルとス
ロツトル弁とをリンク機構やワイヤ機構によつて
連結してスロツトル弁を機械的に開閉するように
した通常の一般的なものに比し、所望のエンジン
出力が得られるようにスロツトル弁を自由に制御
でき、又アクセルペダルの踏込力を小さくできる
という優れた利点がある。
しかるに従来の電気制御方式のスロツトル弁制
御装置では、アクセル操作量・スロツトル弁開度
特性の設定の仕方との関係で、満足し得るような
車両の運転性を確保することが難しいという問題
があつた。即ち、例えばアクセル操作量の変化に
対するスロツトル弁開度の変化を小さく設定する
と、エンジンの定常運転時には走行振動等によつ
てアクセル操作量が多少変動してもスロツトル弁
開度はあまり変化せず、安定した定常走行を確保
できるが、加速時においてエンジン出力ば十分に
増大せず、満足し得るような加速性を確保できな
いという問題があり、逆にスロツトル弁開度の変
化を大きく設定すると、加速性はこれを確保でき
るが、定常運転時において走行振動等によつてス
ロツトル弁開度が変化してしまい、定常走行の安
定性が損なわれるという問題があつた。
〔発明の目的〕 この発明は、かかる従来の問題点に鑑み、加速
性及び定常運転性の両方を確保できるエンジンの
スロツトル弁制御装置を提供せんとするものであ
る。
〔発明の構成〕
そこでこの発明は、上述の電気制御方式の装置
ではスロツトル弁を任意に制御できるという点、
及び通常の運転操作においては変速機の変速位置
によつて加速時か定常運転時かを概ね判別できる
という点に着目し、変速機の変速位置が低速ギヤ
の時には加速時と判別してアクセル操作量の変化
に対するスロツトル弁開度の変化を大きく設定
し、変速位置が高速ギヤの時には定常運転時と判
別してスロツトル弁開度の変化を小さく設定する
ようにしたものである。
即ち、この発明は、第1図の機能ブロツク図に
示されるように、アクセル検出手段70でアクセ
ル操作量を検出し、演算手段71でアクセル検出
手段70の出力を受けてスロツトル弁73の開度
を演算し、スロツトル弁駆動手段72で上記演算
手段71の出力を受けてスロツトル弁73を駆動
し、その際変速位置検出手段74で変速機の変速
位置を検出し、変速位置検出手段74の出力を受
けて特性補正手段75が変速位置が低速ギヤにな
るほどアクセル操作量の変化に対するスロツトル
弁開度の変化が大きくなるようにアクセル操作
量・スロツトル弁開度特性を補正するようにした
ものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第2図ないし第5図は本発明の一実施例による
エンジンのスロツトル弁制御装置を示す。第2図
において、1はエンジンで、該エンジン1の吸気
通路2の途中にはスロツトル弁3が配設されると
ともに該スロツトル弁3を開閉するステツプモー
タ、DCモータ等のスロツトルアクチユエータ4
が取付けられている。この吸気通路2のスロツト
ル上流側にはベーンタイプのエアフローメータ5
が設けられ、吸気通路2の上流端はエアクリーナ
6に至つている。
また吸気通路2の下流端側には燃料噴射弁7が
設けられ、該燃料噴射弁7は燃料供給通路8を介
して燃料タンク9に接続され、該燃料供給通路8
の途中には燃料ポンプ10及び燃料フイルタ11
が介設され、又燃料フイルタ11下流側と燃料タ
ンク9との間には燃料リターン通路12が接続さ
れ、該通路12の途中には燃圧レギユレータ13
が設けられており、これにより燃料噴射弁7には
一定の燃圧が供給されるようになつている。
一方、エンジン1の排気通路14には排気ガス
浄化用の触媒15が配設され、又排気通路14と
吸気通路2との間にはEGR装置16が設けられ
ている。このEGR装置16において、排気通路
14にはEGR通路17の一端が、該EGR通路1
7の他端は吸気通路2に接続され、該EGR通路
17の途中にはEGR弁18が介設され、該EGR
弁18にはこれを駆動するソレノイド19が設け
られている。
また第2図中、20はアクセルペダル、21は
バツテリ、22はイグナイタ、23はデイストリ
ビユータの回転角からエンジン回転数を検出する
回転数センサ、24はアクセルペダル20の操作
量を検出するアクセルポジシヨンセンサ、25は
エンジンの冷却水温度を検出する水温センサ、2
6は吸入空気の温度を検出する吸気温センサ、2
7はスロツトル弁3の開度を検出するスロツトル
ポジシヨンセンサ、28は排気ガス中の酸素濃度
を検出するO2センサ、58は変速機の変速位置
を検出する変速位置センサ、29はスロツトル開
度、燃料噴射量、EGR量及び点火時期を制御す
るコンピユータユニツトである。
また第3図は上記コンピユータユニツト29の
演算処理を説明するための図で、これは説明の便
宜上コンピユータユニツト29の演算処理をハー
ド回路にて示したものである。図において、第2
図と同一符号は同図と同一のものを示し、QaR
はエアフローメータ5の出力、Neは回転数セン
サ23の出力、αはアクセルポジシヨンセンサ2
4の出力、Twは水温センサ25の出力、λはO2
センサ28の出力である。
また30〜36は入力をx値としたときこれに
対する特性曲線上のy値を出力する関数発生手段
で、これは実際には所定のメモリマツプにx値を
アドレス入力して該マツプから記憶値を読み出す
ことによつてy値を得ているものである。そして
具体的には、30,31はアクセル操作量α及び
変速位置に応じた基本目標吸入空気量Qa1,Qf
1を出力する基本目標吸入空気量発生手段、3
2,33は水温Twに応じ、アイドル回転数を保
証するための吸入空気量の下限値Qam,Qfmを
出力する下限吸入空気量発生手段、34,35は
エンジン回転数Neに応じ、該回転数Neにおける
粘性抵抗等に起因する吸入空気量の最大値、即ち
吸入空気量の上限値QaM,QfMを出力する上限
吸入空気量発生手段、36は水温Twに応じて燃
料噴射量の補正係数CTwを出力する水温補正係
数発生手段である。
また37,38は入力をx値、y値としたとき
これらによつて決る出力値を発生する関数発生手
段で、これは実際には所定のメモリマツプにx
値、y値をアドレス入力して該マツプの記憶値を
読み出すことによつて出力値を得ているものであ
る。具体的には、37,38はEGR非還流時、
EGR還流時における1気筒当りの目標吸入空気
量Acとエンジン回転数Neとによつて決る基本目
標スロツトル開度θ(θ1又はθ1E)を出力す
る基本目標スロツトル開度発生手段である。
また39〜44は各種入力に対して所定の演算
を行う演算手段で、具体的には、39は1気筒当
りの目標吸入空気量Ac、エアフローメータ5の
出力QaR及び回転数センサ23の出力Neを入力
とし、これらから目標スロツトル開度補正係数
CaFBを演算出力する吸気量フイードバツク補正
モジユール、40は基本目標吸入空気量Qa1、
1気筒当りの目標吸入空気量Ac、エンジン回転
数Ne、水温Tw及びO2センサ28の出力λを入
力とし、エンジン運転領域が燃料フイードバツク
領域、燃料カツト領域又は混合気エンリツチ領域
のいずれであるかを判定してゾーン判定信号
Zoneを出力するゾーン判定モジユール、41は
ゾーン判定信号Zone及びO2センサ28の出力λ
を入力とし、燃料フイードバツク領域において
O2センサ28の出力λに応じて燃料噴射量のフ
イードバツク補正係数CfFBを出力する燃料フイ
ードバツク補正モジユール、42はゾーン判定信
号Zone、フイードバツク補正係数CfFBを入力と
し、燃料フイードバツク領域において燃料噴射量
を最適量に補正するための補正係数CSTDを学習
出力する燃料学習補正モジユール、43はゾーン
判定信号Zoneを受けて燃料カツト領域において
燃料カツト信号SWFCを出力する燃料カツト制御
モジユール、44はゾーン判定信号Zoneを受け、
混合気エンリツチ領域においてエンリツチ補正係
数CERを出力するエンリツチ補正モジユールで
ある。
さらに45,46は基本目標吸入空気量Qa1,
Qf1と下限吸入空気量Qam,Qfmとを比較して
いずれか大きい方を目標吸入空気量Qa2,Qf2
として出力する比較選択手段、47,48は目標
吸入空気量Qa2,Qf2と上限吸入空気量QaM,
QfMとを比較していずれか小さい方を実際目標
吸入空気量Qa3,Qf3として出力する比較選択
手段、49はバツテリ電圧に応じて燃料噴射パル
スTauのパルス幅を補正する補正手段である。ま
た50,51は割算手段、52〜55は乗算手
段、56,57はスイツチ手段である。
また第4図はスロツトル制御系の基本目標吸入
空気量発生手段30のより詳細な構成を示し、5
9〜65は変速機の前進1速〜5速、ニユートラ
ルN及び後進Rの格変速位置に対応して設けら
れ、各々アクセル操作量αに応じた基本目標吸入
空気量Qa1を発生する基本目標吸入空気量発生
部で、前進1速〜5速用の基本目標吸入空気量発
生部59〜63はアクセル操作量αに対する基本
目標吸入空気量Qa1の特性として第5図aに直
線a〜eで示すように、低速ギヤほど傾きの大き
な特性を有し、又ニユートラル用の基本目標吸入
空気量発生部64はレーシング時のフイーリング
や発進時の出力を確保するために上記特性として
第5図bに曲線fで示すように、所定のアクセル
操作量までは傾きの大きな特性を有し、所定のア
クセル操作量以上では傾きの小さな特性を有し、
さらに後進用の基本目標吸入空気量発生部65は
後進時の安全速度を確保するために上記特性とし
て第5図bに直線gで示すように、ニユートラル
用のそれより傾きの小さな特性を有するものであ
る。また66は変速位置センサ58の出力に応じ
て基本目標吸入空気量発生部59〜65を選択し
それにアクセル操作量αを与える切換手段であ
る。なお燃料制御系の基本目標吸入空気量発生手
段31についても図示していないが、スロツトル
制御系のそれと全く同様に構成されている。
なお以上のような構成において、上記スロツト
ルアクチユエータ4及びコンピユータユニツト2
9が第1図に示すスロツトル弁駆動手段72とな
つており、又上記コンピユータユニツト29が第
1図に示す演算手段71及び特性補正手段75の
各機能を実現するものとなつている。
次に第3図ないし第5図を用いて動作について
説明する。
まずスロツトル開度の制御動作について説明す
る。アクセルペダル20が踏込操作されると、ア
クセルポジシヨンセンサ24でアクセル操作量α
が検出され、又変速位置センサ58で変速機の変
速位置が検出され、基本目標吸入空気量発生手段
30で上記アクセル操作量α及び変速機の変速位
置に応じた基本目標吸入空気量Qa1が算出され、
一方下限吸入空気量発生手段32で水温センサ2
5の出力Twに応じた吸入空気量の下限値Qamが
算出され、上記基本目標吸入空気量Qa1と吸入
空気量下限値Qamとは比較選択手段45で比較
されて両者のうちの大きい方が目標吸入空気量
Qa2として出力される。また上限吸入空気量発
生手段34ではエンジン回転数Neに応じた吸入
空気量の上限値QaMが算出され、この吸入空気
量上限値QaMは比較選択手段47で上記目標吸
入空気量Qa2と比較されて両者のうちのいずれ
か小さい方が実際目標吸入空気量Qa3として出
力される。割算手段50ではこの実際目標吸入空
気量Qa3をエンジン回転数(Ne×2)でもつて
割算して1気筒当りの目標吸入空気量Acが演算
され、この1気筒当りの目標吸入空気量Ac、エ
ンジン回転数Ne及びそのときのEGRの有無に応
じて基本目標スロツトル開度発生手段37又は3
8で基本目標スロツトル開度θ(θ1又はθ1E)
が演算される。また吸気量フイードバツク補正モ
ジユール39では1気筒当りの目標吸入空気量
Ac、エアフローメータ5の出力QaR及びエンジ
ン回転数Neから吸入空気量をフイードバツク制
御するための補正係数CaFBが演算され、基本目
標スロツトル開度θは乗算手段52で吸気量フイ
ードバツク補正モジユール39からの補正係数
CaFBでもつて乗算補正され、これが実際目標ス
ロツトル開度θ2としてスロツトルアクチユエー
タ4に出力され、これによりスロツトル弁3はア
クセル操作量に応じた吸入空気量が得られる開度
にフイードバツク制御されることとなる。なお
EGRの有無によつて基本目標スロツトル開度θ
を変えているのは、EGRの有無によつて実際吸
入空気量が異なるからであり、従つてEGR還流
時にはEGE非還流時よりも基本目標スロツトル
開度が大きく設定されている。
ここで、第4,5図を用いて基本目標吸入空気
量発生手段30の演算処理をより詳細に説明する
と、基本目標吸入空気量発生手段30においては
切換手段66で変速位置センサ58の出力、即ち
現在の変速機の変速位置に対応した基本目標吸入
空気量発生部59〜65が選択され、この選択さ
れた基本目標吸入空気量発生部59〜65でアク
セル操作量αに応じた基本目標吸入空気量Qa1
が発生される。すると前進走行時においては、第
5図aに示すように、同一のアクセル操作量αに
対して2速、1速といつた低速ギヤほど大きな基
本目標吸入空気量Qa1が発生され、これにより
スロツトル弁3は同一のアクセル操作量αに対し
ても低速ギヤほど大きな開度に開かれ、又ニユー
トラル時あるいは後進時においては第5図bに示
すように、アクセル操作量αに対してニユートラ
ル時あるいは後進時の適切な基本目標吸入空気量
Qa1が発生され、これによりスロツトル弁3は
適切な開度に開かれることとなる。
次に燃料噴射量の制御動作について説明する。
燃料制御系では吸入空気量発生手段31,33,
35及び比較選択手段46,48で上記スロツト
ル制御系と同様に、アクセル操作量αと変速位置
とに応じて実際目標吸入空気量Qf3が算出され
ており、割算手段51では上記実際目標吸入空気
量Qf3をエンジン回転数Neで割算して基本目標
燃料噴射量Qfiが算出され、又水温補正係数発生
手段36では水温Twに応じた水温補正係数CTw
が算出され、上記基本目標燃料噴射量Qfiは乗算
手段53で上記水温補正係数CTwでもつて乗算
補正される。またゾーン判定手段41では基本目
標吸入空気量Qa1、1気筒当りの目標吸入空気
量Ac、エンジン回転数Ne、水温Tw及びO2セン
サ出力λから現在のエンジンの運転領域が燃料フ
イードバツク領域、燃料カツト領域又は混合気エ
ンリツチ領域のいずれであるかを判定しており、
エンジンが混合気エンリツチ領域にある場合には
上記乗算手段53で上記基本目標燃料噴射量Qfi
は上記水温補正に加え、さらにエンリツチ補正モ
ジユール44からの補正係数CERでもつてエン
リツチ補正され、この補正後の目標燃料噴射量
Qfi1(=Qfi3)は補正手段49でバツテリ電圧
に応じて補正された後、燃料噴射パルスTauとし
て燃料噴射弁7に与えられる。これにより燃料噴
射弁7は点火タイミングに同期して燃料噴射パル
スのパルス幅に応じた時間だけ開き、エンジンに
は上記水温補正及びエンリツチ補正された実際目
標量Qfi1の燃料が噴射供給されることとなる。
一方、エンジンが燃料フイードバツク領域にあ
る場合には、乗算手段54で上記水温補正後の目
標燃料噴射量Qfi1に燃料学習補正モジユール4
2からの補正係数CSTDが乗算され、さらにこの
目標燃料噴射量Qfi2に乗算手段55で燃料フイ
ードバツク補正モジユール41からの補正係数
CfFBが乗算されて実際目標燃料噴射量Qfi3が求
められ、こうして燃料噴射量はフイードバツク制
御されることとなる。なおフイードバツク補正モ
ジユール41の他に、学習補正モジユール42を
設けているのは、なるべくフイードバツク制御を
少なくするためである。
またエンジンが燃料カツト領域にある場合に
は、燃料カツト制御モジユール43から燃料カツ
ト信号SWFCが出力されて、スイツチ手段57が
開き、これにより燃料噴射弁7には燃料噴射パル
スが印加されなくなり、燃料の供給は停止される
こととなる。
またコンピユータユニツト29はイグナイタ2
2にエンジンの回転に応じて、又EGR弁18の
ソレノイド19にエンジンの運転状態に応じて
各々制御信号を加えて点火時期制御及びEGR量
制御を行うが、その動作は従来公知のものと同一
であるので、詳細な説明は省略する。
以上のような本実施例の装置では、アクセル操
作量の変化に対するスロツトル弁開度の変化を、
変速機の変速位置が低速ギヤになるほど大きく設
定し、又それに応じて燃料噴射量も可変制御する
ようにしたので、加速時にはエンジン出力を十分
に増大させて優れた加速性を確保でき、又定常運
転時にはアクセル操作量の微小な変動に対しても
スロツトル弁開度をほぼ一定に保持して、安定し
た定常走行性を確保できる。
なお本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、種々の変形、変更が可能であり、例えばコ
ンピユータユニツトの演算処理は同様の機能を達
成するものであれば第3図及び第4図と異なるも
のであつてもよい。またスロツトル弁の制御はフ
イードバツク制御ではなく、オープンループ制御
であつてもよい。
また上記実施例ではアクセル操作量から一旦吸
入空気量を演算し、これからスロツトル弁開度を
求めるようにしたが、本発明は勿論アクセル操作
量から直接スロツトル弁開度を求めるようにして
もよい。また変速機は自動変速機であつてもよ
い。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、アクセル操作量
に応じてスロツトル弁を電気的に駆動するように
したエンジンのスロツトル弁制御装置において、
変速機の変速位置が高いギヤより低いギヤの時、
アクセル操作量の変化に対するスロツトル弁開度
の変化を大きく設定しているため、車両が走行中
に高いギヤから低いギヤになり、アクセルが踏み
込まれる場合を強い加速要求時、つまり加速時と
判別し、このように低いギヤのときに乗員がアク
セルを踏み込むことによりスロツトル弁軽度の変
化は、高いギヤでのスロツトル弁開度の変化より
も大きくなる。これによりアクセルの踏み込みに
対する加速の応答性が向上できるとともに、エン
ジン出力を十分に増大でき、優れた加速性を確保
できる効果がある。
また、変速機の変速状態が低いギヤよりも高い
ギヤにあるときは、低いギヤでのスロツトル弁開
度の変化よりもスロツトル弁開度の変化は小さい
ため、アクセル操作量の微妙な変動に対し、スロ
ツトル弁開度を一定にでき、特に高速ギヤのとき
は定常運転走行の安定性が確保できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す機能ブロツク図、
第2図は本発明の一実施例によるエンジンのスロ
ツトル弁制御装置の概略構成図、第3及び第4図
はともに上記装置におけるコンピユータユニツト
の演算処理を説明するための図、第5図は第4図
における基本目標吸入空気量発生部59〜65の
入出力特性を示す図である。 70……アクセル検出手段、71……演算手
段、72……スロツトル弁駆動手段、73……ス
ロツトル弁、74……変速位置検出手段、75…
…特性補正手段、3……スロツトル弁、24……
アクセルポジシヨンセンサ、29……コンピユー
タユニツト、58……変速位置センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アクセル操作量を検出するアクセル検出手段
    と、該アクセル検出手段の出力を受けスロツトル
    弁の開度を演算する演算手段と、該演算手段の出
    力を受けスロツトル弁を駆動するスロツトル弁駆
    動手段と、変速機の変速位置を検出する変速位置
    検出手段と、変速機の変速位置が高いギヤよりも
    低いギヤのときはアクセル操作量の変化に対する
    スロツトル弁開度の変化が大きくなるようにアク
    セル操作量・スロツトル弁開度特性を補正する特
    性補正手段とを設けたことを特徴とするエンジン
    のスロツトル弁制御装置。
JP24778084A 1984-11-22 1984-11-22 エンジンのスロツトル弁制御装置 Granted JPS61126336A (ja)

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