JPH0584353B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0584353B2 JPH0584353B2 JP59201001A JP20100184A JPH0584353B2 JP H0584353 B2 JPH0584353 B2 JP H0584353B2 JP 59201001 A JP59201001 A JP 59201001A JP 20100184 A JP20100184 A JP 20100184A JP H0584353 B2 JPH0584353 B2 JP H0584353B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- motor
- current
- limit value
- lower limit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 5
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Protection Of Generators And Motors (AREA)
- Control Of Direct Current Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は車両等の窓(以下ウインドウと称す
る)の自動開閉機構(以下パワーウインドウと称
する)における安全装置に関する。
る)の自動開閉機構(以下パワーウインドウと称
する)における安全装置に関する。
従来より車両等のウインドウを運転席より操作
して自動開閉するパワーウインドウが普及してい
る。このパワーウインドウはスイツチ操作により
ウインドウの開閉動作を行うもので、閉動作中同
乗者の手等が挟まれた時には該パワーウインドウ
を開操作して該ウインドウを開く処置が必要であ
る。
して自動開閉するパワーウインドウが普及してい
る。このパワーウインドウはスイツチ操作により
ウインドウの開閉動作を行うもので、閉動作中同
乗者の手等が挟まれた時には該パワーウインドウ
を開操作して該ウインドウを開く処置が必要であ
る。
そのため閉動作中パワーウインドウにかかる荷
重超過を検出して開動作に反転制御する安全装置
が開発されつつあるが、更にフエール・セーフな
安全装置が要望されている。
重超過を検出して開動作に反転制御する安全装置
が開発されつつあるが、更にフエール・セーフな
安全装置が要望されている。
第2図を用いて従来の技術を説明する。
第2図aはパワーウインドウの安全装置の従来
例を示したブロツク図で、パワーウインドウ閉動
作中、手等の障害物がウインドウに挟まれた時、
該ウインドウにかかる荷重超過を、駆動モータの
電流変化により検出して開動作を行うものであ
る。
例を示したブロツク図で、パワーウインドウ閉動
作中、手等の障害物がウインドウに挟まれた時、
該ウインドウにかかる荷重超過を、駆動モータの
電流変化により検出して開動作を行うものであ
る。
図中、1はマイクロプロセツサ、記憶部等で構
成される制御部、2はウインドウの開閉スイツチ
を備える操作部、3は荷重超過と判定するモータ
電流の上限値を記憶する上限値記憶部で、前回サ
ンプリング時のモータ電流Imに許容増分電流値
ΔImを加算した値のうち最大のものが上限値と
して格納される。また、4は許容増分電流値
ΔImを記憶する増分電流値記憶部、5はモータ
9の回転方向を定める印加直流電圧の極性を切り
換えるリレー駆動部、6はモータ9の電流を検出
する。電流検出部、7はモータ駆動部、8は上記
電流増分と区別するためセンサ10により全閉を
検出す全閉位置検出部、9はイコライザーアーム
13をギヤ12で駆動するモータ、11はウイン
ドウである。
成される制御部、2はウインドウの開閉スイツチ
を備える操作部、3は荷重超過と判定するモータ
電流の上限値を記憶する上限値記憶部で、前回サ
ンプリング時のモータ電流Imに許容増分電流値
ΔImを加算した値のうち最大のものが上限値と
して格納される。また、4は許容増分電流値
ΔImを記憶する増分電流値記憶部、5はモータ
9の回転方向を定める印加直流電圧の極性を切り
換えるリレー駆動部、6はモータ9の電流を検出
する。電流検出部、7はモータ駆動部、8は上記
電流増分と区別するためセンサ10により全閉を
検出す全閉位置検出部、9はイコライザーアーム
13をギヤ12で駆動するモータ、11はウイン
ドウである。
上記構成のパワーウインドウ安全装置におい
て、ウインドウの開閉動作は次の通りである。
て、ウインドウの開閉動作は次の通りである。
ノンロツク型の開または閉スイツチが押下され
ると制御部1はリレー駆動部5を制御し、スイツ
チ押下中、モータ9を所定の方向に回転する。モ
ータ9の回転によりギヤ12を通してイコライザ
ーアーム13が回転し、ウインドウ11を上下方
向に移動する。
ると制御部1はリレー駆動部5を制御し、スイツ
チ押下中、モータ9を所定の方向に回転する。モ
ータ9の回転によりギヤ12を通してイコライザ
ーアーム13が回転し、ウインドウ11を上下方
向に移動する。
次ぎにウインドウ閉動作中、手等が挟まれたと
き、開動作を行う動作を以下説明する。
き、開動作を行う動作を以下説明する。
第2図bは全閉動作におけるモータ9の電流を
表したもので、時間toに閉スイツチが押下される
と、突入電流のため急激にその値を増し、時間t1
で定常電流となる。時間t2以降は全閉であつて、
そのとき閉スイツチの押下を中止するため電流は
0となる。なお、この区間で電流値が増加してい
るのはウインドウの閉動作とともに窓枠による接
触抵抗が増大するためである。従つて期間t1〜t2
を荷重増分検出区間としている。
表したもので、時間toに閉スイツチが押下される
と、突入電流のため急激にその値を増し、時間t1
で定常電流となる。時間t2以降は全閉であつて、
そのとき閉スイツチの押下を中止するため電流は
0となる。なお、この区間で電流値が増加してい
るのはウインドウの閉動作とともに窓枠による接
触抵抗が増大するためである。従つて期間t1〜t2
を荷重増分検出区間としている。
荷重増分検出は上記モータ電流の特性を考慮し
た電流増分に変換して検出している。即ち、モー
タ電流検出をあるサンプリング時間ごとに行い、
前回のサンプリング時間における検出電流Im(最
大値)と予め定めた電流増分ΔImを加算した上
限値Im+ΔImを超過している場合は荷重超過と
判断し、操作スイツチの如何にかかわらず、リレ
ー駆動部5を駆動して該ウインドウの動作を開に
反転動作させる。
た電流増分に変換して検出している。即ち、モー
タ電流検出をあるサンプリング時間ごとに行い、
前回のサンプリング時間における検出電流Im(最
大値)と予め定めた電流増分ΔImを加算した上
限値Im+ΔImを超過している場合は荷重超過と
判断し、操作スイツチの如何にかかわらず、リレ
ー駆動部5を駆動して該ウインドウの動作を開に
反転動作させる。
上記説明したパワーウインドウ安全装置にあつ
て、電流増分を検出する検出系が故障して、荷重
増分に見合う電流増加が得られない場合は、動作
が正常に動作しない即ちフエイル・セーフを満た
していない問題点があつた。
て、電流増分を検出する検出系が故障して、荷重
増分に見合う電流増加が得られない場合は、動作
が正常に動作しない即ちフエイル・セーフを満た
していない問題点があつた。
上記従来の問題点は、ウインドウ開閉動作中モ
ータ電流を検出して予め定めた下限値と比較する
比較手段と、比較手段によりモータ電流値が不限
値以下であることを検出して該モータの動作を停
止する手段とを有し、モータ電流検出手段の異常
を判断して安全装置の安全性を高める本発明によ
るパワーウインドウ安全装置により解決すること
ができる。
ータ電流を検出して予め定めた下限値と比較する
比較手段と、比較手段によりモータ電流値が不限
値以下であることを検出して該モータの動作を停
止する手段とを有し、モータ電流検出手段の異常
を判断して安全装置の安全性を高める本発明によ
るパワーウインドウ安全装置により解決すること
ができる。
所定のウインドウ駆動に要するモータ電流は第
2図bに示す標準値の近傍にあり、検出系の異常
を判定するモータ電流の下限値〔第2図bのIo〕
を設定することができる。
2図bに示す標準値の近傍にあり、検出系の異常
を判定するモータ電流の下限値〔第2図bのIo〕
を設定することができる。
そのため本発明による検出電流の下限値比較手
段により検出系異常を判別してウインドウを停止
させるため、パワーウインドウ安全装置の安全性
が向上する。
段により検出系異常を判別してウインドウを停止
させるため、パワーウインドウ安全装置の安全性
が向上する。
本発明の実施例を図を用いて説明する。
第1図aは本発明の実施例のブロツク図、第1
図bは動作のフローチヤートである。なお全図を
通じて同一記号は同一の対象物を表す。
図bは動作のフローチヤートである。なお全図を
通じて同一記号は同一の対象物を表す。
第1図aにおいて、1はマイクロプロセツサ等
で構成され一時記憶手段を有する制御部、14は
設定したモータ電流の下限値Ioを格納する下限値
記憶部でサンプリング時間ごとに制御部1に参照
される。
で構成され一時記憶手段を有する制御部、14は
設定したモータ電流の下限値Ioを格納する下限値
記憶部でサンプリング時間ごとに制御部1に参照
される。
動作は第1図bを参照しつつ説明する。
第1図bはあるサンプリング時間における制御
部1が動作するフローチヤートで、この動作は操
作部2のスイツチ押下してt2時間経過した後、例
えば20mSごとに繰り返し行われる。
部1が動作するフローチヤートで、この動作は操
作部2のスイツチ押下してt2時間経過した後、例
えば20mSごとに繰り返し行われる。
(1) 電流検出部6によりモータ電流Imを読み取
り、制御部1に格納され、前回値まで保存され
る。
り、制御部1に格納され、前回値まで保存され
る。
(2) 読み取つたモータ電流Imを下限値記憶部1
4に格納されている下限値Ioと比較する。
4に格納されている下限値Ioと比較する。
(3) 下限値以下ならばリレー駆動部5を制御しモ
ータ電圧を遮断しモータ9を停止する。
ータ電圧を遮断しモータ9を停止する。
(4) 下限値以上ならば従来の荷重超過検出動作を
行う。即ち、ウインドウ開閉操作を判別し、閉
ならば以下の動作を行う。
行う。即ち、ウインドウ開閉操作を判別し、閉
ならば以下の動作を行う。
(4)−(1) 1回目のサンプリングであれば検出し
たモータ電流値ImにΔImを加算し、上限値
記憶部3に格納する。
たモータ電流値ImにΔImを加算し、上限値
記憶部3に格納する。
(4)−(2) 2回目以降は前回サンプリング時間に
検出したモータ電流値と比較し、増加してい
る場合は上限値と比較し、その値より超過し
ている場合はリレー駆動部5を制御してモー
タ動作を反転し、ウインドウ開動作を行う。
検出したモータ電流値と比較し、増加してい
る場合は上限値と比較し、その値より超過し
ている場合はリレー駆動部5を制御してモー
タ動作を反転し、ウインドウ開動作を行う。
(4)−(3) 上記上限値を超過していない場合は検
出したモータ電流値Imに増分ΔImを加算し、
前回設定した上限値と比較して大なる方の値
を新上限値として上限値記憶部3に格納更新
する。
出したモータ電流値Imに増分ΔImを加算し、
前回設定した上限値と比較して大なる方の値
を新上限値として上限値記憶部3に格納更新
する。
(5) 全閉位置検出部8により全閉を検出して上記
動作を終了する。
動作を終了する。
以上説明したように、本発明によれば、ウイン
ドウを駆動するモータの電流値を検出して荷重超
過を検出し、パワーウインドウを閉より開へ反転
動作させるパワーウインドウ安全装置において、
検出したモータ電流値の下限値を設定して該電流
値が下限値以下の時異常と判断してモータを停止
するため安全装置動作の安全性を向上させること
が出来る。
ドウを駆動するモータの電流値を検出して荷重超
過を検出し、パワーウインドウを閉より開へ反転
動作させるパワーウインドウ安全装置において、
検出したモータ電流値の下限値を設定して該電流
値が下限値以下の時異常と判断してモータを停止
するため安全装置動作の安全性を向上させること
が出来る。
第1図aは本発明の実施例のブロツク図、第1
図bは動作を表すフローチヤート、第2図aは従
来例の安全装置のブロツク図、第2図bはその動
作電流の推移を示す図、である。図中、 1は制御部、2は操作部、3は上限値記憶部、
4は増分電流値記憶部、5はリレー駆動部、6は
電流検出部、7はモータ駆動部、8は全閉位置検
出部、9はモータ、10はセンサ、11はウイン
ドウ、14は下限値記憶部、である。
図bは動作を表すフローチヤート、第2図aは従
来例の安全装置のブロツク図、第2図bはその動
作電流の推移を示す図、である。図中、 1は制御部、2は操作部、3は上限値記憶部、
4は増分電流値記憶部、5はリレー駆動部、6は
電流検出部、7はモータ駆動部、8は全閉位置検
出部、9はモータ、10はセンサ、11はウイン
ドウ、14は下限値記憶部、である。
Claims (1)
- 1 ウインドウ閉動作中の荷重超過を駆動モータ
の電流超過により検出してウインドウ開に反転動
作させるパワーウインドウの安全装置であつて、
閉スイツチが押下された直後に生じる突入電流期
間と、ウインドウの閉動作に伴う窓枠との接触抵
抗増大により生じる過大電流期間とを除いたそれ
らの間の区間におけるウインドウ閉動作中のモー
タ電流を検出して正常値より小さい所定の下限値
と比較する比較手段と、該比較手段によりモータ
電流値が該下限値以下であることを検出して該モ
ータの動作を停止する手段とを有し、モータ電流
が該下限値以下のときモータ電流検出手段の異常
と判断してウインドウの開閉動作を停止し安全装
置の安全性を高めることを特徴とするパワーウイ
ンドウ安全装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59201001A JPS6178984A (ja) | 1984-09-26 | 1984-09-26 | パワ−ウインドウ安全装置 |
DE19853532078 DE3532078A1 (de) | 1984-09-13 | 1985-09-09 | Motorsteuerungsverfahren und vorrichtung dafuer |
US06/774,843 US4641067A (en) | 1984-09-13 | 1985-09-11 | Motor control method and apparatus therefor |
CA000490557A CA1264802A (en) | 1984-09-13 | 1985-09-12 | Motor control method and apparatus therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59201001A JPS6178984A (ja) | 1984-09-26 | 1984-09-26 | パワ−ウインドウ安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6178984A JPS6178984A (ja) | 1986-04-22 |
JPH0584353B2 true JPH0584353B2 (ja) | 1993-12-01 |
Family
ID=16433853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59201001A Granted JPS6178984A (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-26 | パワ−ウインドウ安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6178984A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2658220B2 (ja) * | 1988-07-22 | 1997-09-30 | アイシン精機株式会社 | 車両用開閉部材の制御装置 |
JP5602373B2 (ja) * | 2009-03-25 | 2014-10-08 | 株式会社ミツバ | 車両用開閉体の制御装置 |
-
1984
- 1984-09-26 JP JP59201001A patent/JPS6178984A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6178984A (ja) | 1986-04-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |