JPH058433U - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JPH058433U
JPH058433U JP5612091U JP5612091U JPH058433U JP H058433 U JPH058433 U JP H058433U JP 5612091 U JP5612091 U JP 5612091U JP 5612091 U JP5612091 U JP 5612091U JP H058433 U JPH058433 U JP H058433U
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邦光 青木
嘉之 古屋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車両用表示装置において、視認性、判読性及び
商品性をほとんど低下させることなく、表示面に不必要
な部分が見えないようにすることを目的とする。 【構成】文字板23上に立設された壁21によって、指
針円板12と文字板23との間の隙間d1 から文字板2
3のスリット12bの可動範囲と重なる範囲23cが見
えないようになる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用表示装置に係り、特に、計測量に応じた角度回転駆動され、 背光によってスリットからなる指針が発光する指針円板と、該指針円板の背後に 配され、目盛り、文字及び前記スリットの可動範囲と重なる範囲が透光性であり 、前記指針円板と協動して計測量を表示する文字板と、該文字板の背面側に配設 され、光源からの光を拡散して前記文字板の背面に照射する光拡散板とを有する 車両用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来の車両用表示装置を図4乃至図5を用いて説明する。図において 、10は複数の指示計器を有するコンビネーションメータであり、例えば、速度 表示を行うスピードメータ、エンジンの回転数を表示するタコメータ等を有して おり、より詳細には、ケース体11の前面に配設された指針円板12と、指針円 板12の背後に配設され、指針円板12と協動して速度,回転数等を表示する文 字板13と、文字板13の背後に配設されると共に、ケース体11の開口を覆う ように配設され、後述する冷陰極管18からの光を拡散して、指針円板12及び 文字板13の背後に光を照射する、例えば白色の樹脂板からなる光拡散板14と 、指針円板12の中心に固定された指針軸15aと、ケース11の背後に配設さ れ、指針軸15aを回動させるメータ内機15と、ケース体11内に収容され、 円柱状凹面の反射面16aをケース体11の開口側に向けたリフレクタ16と、 リフレクタ16の焦点fに沿って配された光源としての冷陰極管(放電ランプ) 17とを有している。
【0003】 上記指針円板12は、図5に示すように、円盤状の透明樹脂板に黒色の印刷処 理等によって、ブラックフェイス面12a(斜線の部分)が形成され、その外周 から半径方向に向けて一部印刷しないことによって透光性のあるスリット12b が形成され、このスリット12bが指針の役目をする。
【0004】 上記文字板13には透明樹脂板に黒色の印刷処理等によってブラックフェイス 面13a(斜線の部分)が形成され、目盛りと数字の部分(目盛り部)13bは 抜き文字にされ透光性があり、目盛り部13bは、時計の文字盤でいう時計回り に略8時から4時の範囲に形成されている。なお、指針円板12と重なる部分は 透光性があり、透光部13cとなっている。また、図6に示すように、指針円板 12の偏心等により、透光部13cが見えないようにブラックフェイス面13a がオーバラップ部分131aとして微小範囲延長されている。
【0005】 そして、冷陰極管17からの光は光拡散板14によって拡散されるとともにリ フレクタ16に向かう光は反射面16aによって略平行光で反射され、光拡散板 14によって拡散され、光拡散板14を介して文字板13及び指針円板12の背 後に均一で明るい光が照射され、目盛り部13b、スリット12bの部分だけが 発光して見え、メータ内機16によって指針円板12が回動すると、発光するス リット12bが指針として回動して発光する目盛り部13bの目盛りを指示する ようになり、円形状のメータ表示が行われる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の車両用表示装置では、図6に示すように、指針円板12と文字板1 3との間に、指針円板12をスムーズに回動させるために、ある程度の隙間d1 を必要とするので、運転者が視線を正面位置からずらすと、この隙間d1 を通じ て、スリット12bを発光させるための文字板13上の透光部13cが見えてし まい、見栄えが悪い。
【0007】 これを解決するために、図7に示すように、隙間d1 を通じて運転者が見える 透光部13cの範囲まで、ブラックフェイス面13aのオーバラップ部分131 aを延長することが考えられるが、スリット12bをその分短くしなければなら なくなり、その結果、文字板13の目盛り部13bと、スリット12bの先端と が離れてしまい図8に示すように、視認性、判読性が低下してしまう。
【0008】 また、指針としてのスリット12bが短くなるので、指示計器全体が小さく錯 覚して見えるようになり、商品性が低下してしまう。
【0009】 よって本考案は、上述した従来の問題点に鑑み、視認性、判読性及び商品性を ほとんど低下させることなく、表示面に不必要な部分が見えない見栄えのよい車 両用表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案により成された車両用表示装置は、計測量に応 じた角度回転駆動され、背光によってスリットからなる指針が発光する指針円板 と、該指針円板の背後に配され、目盛り、文字及び前記スリットの可動範囲と重 なる範囲が透光性であり、前記指針円板と協動して計測量を表示する文字板と、 該文字板の背面側に配設され、光源からの光を拡散して前記文字板の背面に照射 する光拡散板とを有する車両用表示装置において、前記指針円板と前記文字板と の間の隙間を塞ぐ壁を前記指針円板外周に沿って前記文字板上に立設したことを 特徴としている。
【0011】
【作用】
上記構成により、文字板上に立設された壁によって、指針円板と文字板との間 の隙間から文字板のスリットの可動範囲と重なる範囲が見えないようになる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1及び図2を用いて説明する。これらの図において 、図4乃至図7について上述した従来のものと同一部分には同一の符号を付して その詳細な説明を省略する。
【0013】 図において、指針円板12の外周に沿って、文字板23と指針円板12との隙 間d1 を通じて透光部23cが見えないように、文字板23に薄板状の部材の壁 21を立設する。なお、壁21は薄ければ薄いほどよい。
【0014】 また、壁21と指針円板12との間には、指針円板12をスムーズに動かすた めの隙間d2 があり、この隙間d2 から透光部23cが見えないように文字板2 3のブラックフェイス面23aが微小範囲、オーバラップ部分231aとして壁 21の内側に延長されている。
【0015】 以上の構成により、壁21により、指針円板12と文字板23との隙間d1 を 通じて透光部23cが見えることがなくなり、また、ブラックフェイス面23a をオーバラップ部分231aとして微小範囲延長するだけで壁21と指針円板1 2との隙間d2 を通じて透光部23cが見えることを防ぐことができる。
【0016】 よって、スリット12bをほとんど短くする必要がなく、目盛り部23bと、 スリット12bの先端との距離をほとんど変えずに、すなわち、視認性、判読性 及び商品性が低下することなく、透光部23cが見えることを防止できる。なお 、意匠的にも見栄えがよい。
【0017】 上述したコンビネーションメータ10は、図3に示すような車両用反射型表示 装置に好ましく適用することができる。図において、コンビネーションメータ1 0は、ダッシュボード31上のインストルメントパネル位置に設けた反射部材3 2の反射面32aに対してその表示面10aが対向するようにハンドルコラム3 3に設置されている。そして、表示面10aの表示像を反射部材32の反射面3 2aによって、運転者の目の方向に反射させて車両情報を運転者に視認させるよ うになっている。
【0018】
【考案の効果】
以上述べたように本考案に係る車両用表示装置では、文字板上に立設された壁 によって、指針円板と文字板との間の隙間を通じて文字板のスリットの可動範囲 と重なる範囲が見えなくなり、ほとんどスリットを短くすることなく、文字板の スリットの可動範囲と重なる範囲が見えなくなるので、視認性、判読性及び商品 性をほとんど低下させることなく、文字板の不必要な部分が見えないようにする ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による車両用表示装置の一実施例を示す
断面図である。
【図2】図1の車両用表示装置の一部正面図である。
【図3】図1の車両用表示装置の好ましい適用例であ
る。
【図4】従来の車両用表示装置の分解図である。
【図5】図4の車両用表示装置の一部正面図である。
【図6】図4の車両用表示装置の断面図である。
【図7】図4の車両用表示装置中の文字板にブッラクフ
ェイス面をオーバラップ部分としてより延長したときの
車両用表示装置の断面図である。
【図8】スリットの先端と目盛り部との距離の違いによ
る視認性、判読性を比較するための説明図である。
【符号の説明】
12 指針円板 12b スリット 23 文字板 23b 目盛り部 23c 透光部 17 光源 14 光拡散板 21 壁 d1 隙間

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 計測量に応じた角度回転駆動され、背光
    によってスリットからなる指針が発光する指針円板と、
    該指針円板の背後に配され、目盛り、文字及び前記スリ
    ットの可動範囲と重なる範囲が透光性であり、前記指針
    円板と協動して計測量を表示する文字板と、該文字板の
    背面側に配設され、光源からの光を拡散して前記文字板
    の背面に照射する光拡散板とを有する車両用表示装置に
    おいて、 前記指針円板と前記文字板との間の隙間を塞ぐ壁を前記
    指針円板外周に沿って前記文字板上に立設したことを特
    徴とする車両用表示装置。
JP1991056120U 1991-07-18 1991-07-18 車両用表示装置 Expired - Lifetime JP2570343Y2 (ja)

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JP2570343Y2 JP2570343Y2 (ja) 1998-05-06

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Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0281418U (ja) * 1988-12-09 1990-06-22

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JP2506884Y2 (ja) 1990-11-30 1996-08-14 矢崎総業株式会社 車両用表示装置
JP2506885Y2 (ja) 1991-01-25 1996-08-14 松下電工株式会社 外装材役物

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