JPH058432U - 車両用計器 - Google Patents

車両用計器

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Publication number
JPH058432U
JPH058432U JP5611891U JP5611891U JPH058432U JP H058432 U JPH058432 U JP H058432U JP 5611891 U JP5611891 U JP 5611891U JP 5611891 U JP5611891 U JP 5611891U JP H058432 U JPH058432 U JP H058432U
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JP
Japan
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dial plate
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warning display
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plate
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Pending
Application number
JP5611891U
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English (en)
Inventor
勇 桜井
健司 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
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Publication of JPH058432U publication Critical patent/JPH058432U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】見返し板における警告表示部の存在を目立たな
いようにして、見返し板のデザインを損なうことなく複
数の警告表示部の配設を可能にした車両用計器を提供す
る。 【構成】見返し板4を光透過性の基材で形成し、この見
返し板の表面の所定の警告表示部13に、所望のウォー
ニングシンボル9を印刷形成すると共に、上記見返し板
の裏面の上記ウォーニングシンボル形成部分に、警告表
示色発色部材10を形成し、警告表示部が見返し板に一
体的に形成されるようにしたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両用計器に係り、特に車両の各種警告表示を行うための警告表示部 が配設された車両用計器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、速度計、回転計等と共に車両の各種警告状態を表示する警告表示部 が配設された車両用計器が知られている。
【0003】 図3及び図4はこのような従来の車両用計器を示したもので、運転者の前方の インストルメントパネルに組み込まれる前面が開放したメータケース1内には、 速度計、回転計等の各種メータユニット2が収納されるようになっており、上記 メータケース1の前面には、上記メータユニット2の文字板3部分を除いてメー タケース1の内部が見えないようにするための見返し板4が取り付けられている 。また、上記見返し板4には、上部が突出された形状の前面カバー5が取り付け られており、この前面カバー5には、表ガラス6が傾斜して設けられ、上記各種 メータユニット2を保護するようになっている。
【0004】 また、上記見返し板4の下縁部には、複数の視認用開口7が形成されており、 上記メータケース1の上記視認用開口7と対応した部分には、メータケース1と 一体に形成され、内部に照明用電球8が配設された表示ケース1aが形成されて いる。さらに、上記表示ケース1aの上記視認用開口7側端面には、所定のウォ ーニングシンボル9が形成された表示レンズ10が配設されており、この表示レ ンズ10は、例えば、透光性の基板にカラー印刷を行うと共に、所望のウォーニ ングシンボル9を形成したものとなっている。
【0005】 上記従来の車両用計器においては、所定の計測量に基づいてメータユニット2 の内機11が回転駆動され、これにより指針12が回転駆動されて、所望の計測 量を認識することができるようになっている。また、車両において、例えば水温 が異常に上昇した時等、所定の警告を行う必要がある事態が発生した場合には、 図示しない制御装置からの通電によりその事態に対応した警告表示部13の照明 用電球8を点灯させ、これにより、表示レンズ10を透過する照射光により、見 返し板4の視認用開口7から表示レンズ10のウォーニングシンボル9を視認す るようになっている。
【0006】 しかし、上記従来の車両用計器においては、見返し板4に形成された視認用開 口7からウォーニングシンボル9を視認するようにしており、視認用開口7の奥 に表示レンズ10が配設されて、見返し板4と表示レンズ10との間に段差が形 成されているので、ウォーニングシンボル9が点灯表示されていない通常時にお いて、警告表示部13を構成する視認用開口7及び表示レンズ10の存在が明ら かになってしまい、見返し板4上において上記警告表示部13の存在が目立つこ とで、見返し板4の意匠が煩雑になる傾向があった。特に、最近の車両の高性能 化に伴い、警告表示部13の数が増加する傾向にあり、一方、警告表示部13を 配設する見返し板4のスペースは限られているので、上記警告表示部13の増加 が見返し板4の意匠をより煩雑にするという不都合があった。
【0007】 そこで、図5に示したように、見返し板4の視認用開口7に表示レンズ10を 嵌合させて、見返し板4と表示レンズ10との段差をなくすように形成し、これ により、見返し板4において警告表示部13の存在が目立たないようにすること が考えられている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記図5に示した車両用計器においても、見返し板4と表示レンズ1 0とがそれぞれ別体に形成されており、斯かる見返し板4の視認用開口7に表示 レンズ10を嵌合するようにしているので、見返し板4と表示レンズ10との境 目14が見返し板4上に現れてしまい、依然として警告表示部13の存在が見返 し板4上において目立ってしまい、見返し板4の意匠の煩雑化を防ぐことができ ないという不都合がある。
【0009】 本考案は上記した点に鑑みてなされたもので、見返し板における警告表示部の 存在を目立たないようにして、見返し板のデザインを損なうことなく複数の警告 表示部の配設を可能にした車両用計器を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案に係る車両用計器は、各種メータユニットを収 納したメータケースの前面を、上記メータユニットの文字板部分を除いて見返し 板で被覆してなると共に、この見返し板に、見返し板の後面に配設された照明用 電球の選択的な点灯により表示される警告表示部を形成してなる車両用計器にお いて、上記見返し板を光透過性の基材で形成し、この見返し板の表面の上記警告 表示部分に、所望のウォーニングシンボルを印刷形成すると共に、上記見返し板 の裏面の上記ウォーニングシンボル形成部分に、警告表示色発色部材を形成した ことをその特徴とするものである。
【0011】
【作用】
本考案によれば、見返し板を光透過性の基材で形成し、この見返し板の表面の 所定の警告表示部分に、所望のウォーニングシンボルを印刷形成すると共に、上 記見返し板の裏面の上記ウォーニングシンボル形成部分に、警告表示色発色部材 を形成したので、警告表示部が見返し板に一体的に形成されるようになり、警告 表示が必要でない通常時において警告表示部の存在が見返し板上において目立っ てしまうことがなくなり、斯かる警告表示部により見返し板の意匠が煩雑化する ことがなくなる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1及び図2を参照して説明する。 図1及び図2は本考案に係る車両用計器の一実施例を示したもので、運転者の 前方のインストルメントパネルに組み込まれる前面が開放したメータケース1内 には、速度計、回転計等の各種メータユニット2が収納されるようになっており 、上記メータケース1の前面には、上記メータユニット2の文字板3部分を除い てメータケース1の内部が見えないようにするための見返し板4が取り付けられ ている。また、上記見返し板4には、上部が突出された形状の前面カバー5が取 り付けられており、この前面カバー5には、表ガラス6が傾斜して設けられ、上 記各種メータユニット2を保護するようになっている。
【0013】 また、本実施例においては、上記見返し板4が光透過性の基材で形成されてお り、この見返し板4の上縁部及び下縁部には、複数の警告表示部13が形成され るようになっている。即ち、上記見返し板4の表面には、上記警告表示部13と なる所定位置に、所望のウォーニングシンボル9が黒色等の不透明層で印刷形成 されており、また、上記ウォーニングシンボル9形成部分以外の見返し板4表面 に、黒色等の不透明なマスク印刷層15が印刷形成されている。また、上記警告 表示部13と対応した部分のメータケース1には、メータケース1と一体に形成 され、内部に照明用電球8が配設された表示ケース1aが形成されており、この 表示ケース1aの見返し板4側端面には、例えば、透光性の基板にカラー印刷を 行った表示レンズ10が配設されている。
【0014】 本実施例においては、所定の計測量に基づいてメータユニット2の内機11が 回転駆動され、これにより指針12が回転駆動されて、所望の計測量を認識する ことができるようになっている。
【0015】 また、車両において、例えば水温が異常に上昇した時等、所定の警告を行う必 要がある事態が発生した場合には、図示しない制御装置からの通電によりその事 態に対応した警告表示部13の照明用電球8が点灯するようになっている。そし て、表示レンズ10及び見返し板4を透過する照明用電球8の照射光により、見 返し板4の所定の警告表示部13が所望の警告表示色で点灯表示され、この警告 表示部13に印刷形成されたウォーニングシンボル9がシルエットとして視認で きるようになっている。
【0016】 従って、本実施例においては、見返し板4を光透過性の基材で形成し、この見 返し板4の表面の所定位置にウォーニングシンボル9を直接印刷形成すると共に 、ウォーニングシンボル9形成部分以外の部分にマスク印刷層15を印刷形成し 、また、上記ウォーニングシンボル9形成部分に対応した見返し板4の裏面に表 示レンズ10を配設して、所定の警告表示部13を見返し板4に一体的に形成す るようにしているので、従来のように、警告表示が必要でない通常時において警 告表示部13の存在が見返し板4上において目立ってしまうことがなくなり、車 両の高性能化に伴って警告表示部13の数が増加するような場合でも、斯かる警 告表示部13の増加により見返し板4の意匠が煩雑化するようなことがなく、見 返し板4のデザインを損なうことなく複数の警告表示部13の配設が可能となり 、意匠上高級感のある見返し板4とすることができる。
【0017】 特に、本実施例の場合、通常時における見返し板4上の警告表示部13の存在 を目立たなくすることにより、従来意匠上問題のあった見返し板4の上縁部にも 警告表示部13を配設することができる。
【0018】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、種々変更することがで きるものであり、上記ウォーニングシンボル9及びマスク印刷層15を印刷形成 した見返し板4の表面全体に、さらにクリア等の同質材料を印刷形成(塗布)す るようにすれば、見返し板4の表面に一体感が生じ、見返し板4上の警告表示部 13の存在をより目立たなくすることができる。
【0019】 また、上記ウォーニングシンボル9を印刷形成する前に、警告表示部13に対 応した見返し板4の表面に所定の暗色半透明層を印刷形成し、その上にウォーニ ングシンボル9を印刷形成するようにすれば、警告表示部13をより目立たなく することができる。
【0020】 さらに、上記表示レンズ10の代わりに見返し板4の裏面に所定の警告表示色 層を印刷形成してもよく、また、上記見返し板4の表面にウォーニングシンボル 9及びマスク印刷層15を黒色等の不透明層で印刷形成する代わりに、ウォーニ ングシンボル9部分以外の見返し板4の表面全体に黒色等の不透明層を印刷形成 して、ウォーニングシンボル9をシンボル抜きとして形成してもよい。
【0021】 またさらに、意匠上それほど問題とならない見返し板4の下縁部に従来構成の 警告表示部を形成すると共に、意匠上目立たない方が好ましい見返し板4の上縁 部に本考案による警告表示部を形成するようにしてもよい。
【0022】
【考案の効果】
以上述べたように本考案に係る車両用計器は、見返し板を光透過性の基材で形 成し、この見返し板の表面の所定の警告表示部分に、所望のウォーニングシンボ ルを印刷形成すると共に、上記見返し板の裏面の上記ウォーニングシンボル形成 部分に、警告表示色発色部材を形成したので、警告表示部が見返し板に一体的に 形成されるようになり、警告表示が必要でない通常時において警告表示部の存在 が見返し板上において目立ってしまうことがなくなり、斯かる警告表示部により 見返し板の意匠が煩雑化することがなく、見返し板のデザインを損なうことなく 複数の警告表示部の配設が可能となり、意匠上高級感のある見返し板とすること ができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る車両用計器の一実施例を示す要部
断面図である。
【図2】上記車両用計器の分解斜視図である。
【図3】従来の車両用計器を示す分解斜視図である。
【図4】従来の車両用計器の要部断面図である。
【図5】従来の他の車両用計器の要部断面図である。
【符号の説明】
1 メータケース 3 文字板 4 見返し板 8 照明用電球 9 ウォーニングシンボル 10 表示レンズ 13 警告表示部 15 マスク印刷層

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 各種メータユニットを収納したメータケ
    ースの前面を、上記メータユニットの文字板部分を除い
    て見返し板で被覆してなると共に、この見返し板に、見
    返し板の後面に配設された照明用電球の選択的な点灯に
    より表示される警告表示部を形成してなる車両用計器に
    おいて、 上記見返し板を光透過性の基材で形成し、この見返し板
    の表面の上記警告表示部分に、所望のウォーニングシン
    ボルを印刷形成すると共に、上記見返し板の裏面の上記
    ウォーニングシンボル形成部分に、警告表示色発色部材
    を形成したことを特徴とする車両用計器。
JP5611891U 1991-07-18 1991-07-18 車両用計器 Pending JPH058432U (ja)

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JP5611891U JPH058432U (ja) 1991-07-18 1991-07-18 車両用計器

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JPH058432U true JPH058432U (ja) 1993-02-05

Family

ID=13018159

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JP5611891U Pending JPH058432U (ja) 1991-07-18 1991-07-18 車両用計器

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JP (1) JPH058432U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49133158A (ja) * 1972-08-08 1974-12-20
JPH10329581A (ja) * 1997-05-30 1998-12-15 Nippon Seiki Co Ltd 計器装置
JP2000516555A (ja) * 1996-08-10 2000-12-12 マンネスマン ファウ デー オー アクチエンゲゼルシャフト コンビネーションメータ

Cited By (3)

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JP2000516555A (ja) * 1996-08-10 2000-12-12 マンネスマン ファウ デー オー アクチエンゲゼルシャフト コンビネーションメータ
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960625