JP2005049725A - 表示板 - Google Patents

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政広 小熊
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Abstract

【課題】金属調の質感を有する表示板を提供する。
【解決手段】無色透明な基板8と、この基板8の表面側に設けられ表示部5を形成するための白色の表示層9と、表示部5を除いて設けられ地部10となる黒色の地色層11と、表示部5および地色層11の表面側に設けられ光沢性のある青色に着色されたパール粉13(粉体)を含有してなる透明な保護層12とを有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば車両の計器装置に用いられる表示板に関し、特に金属調を有する表示板に関するものである。
自動車などの計器装置に用いられる表示板を例に説明する。図6に示す様に表示板100は、無色透明な基板101の表面側に、例えば自動車の速度あるいはエンジン回転数を現す目盛,文字,数字などの表示部102を形成するための例えば白色の透過性表示層103を印刷した後、表示部102箇所を除いて地部104となる例えば青色の地色層105を印刷形成する。この地色層105である青色のインクの中には、表示板100の表面(特に、占有面積の広い地部104)が金属調に視認されるようにアルミニウム粉やパール粉などの微粉106が混入してある。
また、表示部102および地部104(地色層105)を被って透明な保護層107が設けてある。この保護層107は表示板100の印刷面を保護すると共に、表示板100を視認した際、外光による反射を抑えるために設けるものであって、保護層107内には例えばシリカ系の艶消し剤が混入してある。なお、108は、表示板100の背後に配置した光源を夜間時に点灯した際に、地色層105が透けて視認性に悪影響を及ぼさないようにするために設けた黒色の不透過層である。
また、表示板100に自動車の作動状態を表示する報知表示部109(エンジンオイル表示部,燃料残量表示部など)が設けられていた場合、図6に示す様に、報知表示部109を形成するための青色の透過層110(地色層105と近似した青)を印刷した後、報知表示部109箇所を除いて前述した黒色の不透過層108と青色の地色層105を印刷形成する。その後、保護層107を設ける。この様に形成することによって、報知表示部109は通常は認識し難いが、自動車の作動状態に異常が発生した時に報知表示部109の背後に配置した報知表示部109用の光源を発光させて、運転者に異常を知らしめるようにしている。
しかしながら、前述した表示板100は青色のインクの中に微粉106を混入して金属感を出そうとしているが、金属調の質感が得られない。これは、地色層105の表面側に露出した一部の微粉106しか良く視認されず、微粉106が目立ちにくいためである。
また、報知表示部109が設けられた表示板100の場合、報知表示部109の透過層110と地色層105とを同系色としてあるものの、所詮異なるインクであり、透過率の違いや微粉106の有無などによってシークレット性が低下してしまう。これを改善するために、透過層110に替えて微粉106を混入した透過率の高い青色の透過層とする方法もあるが十分ではない。また、同じ微粉106が入っていても地部104と報知表示部109とでは質感が異なってしまう。
本発明はこの様な点に鑑みなされたもので、金属調の質感を有する表示板を提供することを目的とする。
本発明は前記目的を達成するため、基板と、この基板の表面側に表示部を除いて設けられ地部となる地色層と、少なくとも前記地色層の表面側に設けられ光沢性のある着色された粉体を含有してなる透明な保護層とを有しているものである。
また、光透過性の基板と、この基板の裏面側に表示部を除いて設けられ地部となる不透過性の地色層と、前記基板の表面側に設けられ光沢性のある着色された粉体を含有してなる透明な保護層とを有しているものである。
また、光不透過性の基板と、この基板の表面側に設けられ表示部となる表示層と、少なくとも前記表示部を除いた前記基板の表面側に設けられ光沢性のある着色された粉体を含有してなる透明な保護層とを有しているものである。
また、光透過性の基板と、この基板の表面側に報知表示部を除いて設けられ地部となる不透過性の地色層と、前記報知表示部と対応する前記基板の表面側または裏面側に設けられ前記地色層と同色または近似色である半透過性着色層と、前記報知表示部および地色層より上方に設けられ光沢性のある着色された粉体を含有してなる透明な保護層とを有しているものである。
光沢性のある着色された粉体が透明感のある保護層の中に混入されているために、保護層内のより多くの粉体が目視可能となり、質感のある表示板を得ることができる。
車両の計器装置に適用された表示板を実施形態として説明する。図1は回転計1と速度計2を備えた計器装置の正面図を示す。図2〜図5は各実施形態における表示板の部分断面図である。
回転計1および速度計2には、図1に示す様に指示部3を有する指針4と、この指針4の後方に配置され指示部3の動作に対応した車両のエンジン回転数や速度を現す目盛,文字,数字などの表示部5を施した表示板6,6Aが備えられている。表示板6,6Aは開口部7を有する見返し板(符号は記せず)によって可視領域以外は覆われている。なお、表示板は回転計1用と速度計2用が一体となった(一枚の)ものでも良い。
図2は、本発明の第1実施形態を示す表示板の部分断面図である。表示板6,6Aは、光透過性である無色透明な基板8の表面側に、表示部5を形成するための例えば白色で透過性のある表示層9を印刷した後、表示部5箇所を除いて地部10となる例えば黒色(不透過性)の地色層11を印刷形成する。その後、表示部5(表示層9)および地部10(地色層11)を被って透明な保護層12を印刷する。この保護層12は表示板6,6Aの印刷面を保護する(傷つき防止など)と共に、表示板6,6Aを視認した際、外光による反射を抑えて表示板6,6Aの視認性を低下させないために設けるものであり、艶消し剤が混入されている。また、この保護層12の中には粉体としての青色に着色された光沢性のあるパール粉13(粉体)が混入してある。
この様に形成された表示板6,6Aにおいては、目盛,文字,数字などの表示部5は白色で視認され、地部10は、青色に着色された金属感を帯びた光沢性のあるパール粉13が透明性のある保護層12内に混入されているため、より多くのパール粉13が目視可能となり金属調の質感を有する青色で視認される。表示部5は白色で視認されるが、これはパール粉13が隠蔽性のない半透明なものであるために下地の白色が透けて薄い青白色となり、パール粉13の存在しない箇所は下地の白色がそのまま見え、表示部5全体として白色に近い状態に見えるためである。また地部10は、パール粉13の存在する箇所は下地が黒色であるために青色のパール粉13が下地(黒色)の影響を受けて濃い青色に見え、パール粉13の存在しない箇所は下地の黒色がそのまま見えるが、地部10全体として濃い青色で視認されるものである。
なお、夜間など周囲が暗い時には、表示板6,6Aの背後に配置した発光ダイオードやバルブなどの光源(図示せず)を点灯させることによって、地部10は暗い(黒い)が表示部5は白色で透過照明されて明るく視認されるようになっている。また、保護層12を表示部5(表示層9)上にも設けたが、少なくとも占有面積の広い地部10(地色層11)上に設けてあれば良い。表示部5は面積が狭いため、外光による反射などの影響が少ないためである。また、基板8は光不透過性であっても良く、その場合、表示層9および地色層11は透過性でも不透過性でも良い。
図3は、本発明の第2実施形態を示す表示板の部分断面図である。表示板6,6Aは、光透過性である無色透明な基板8の裏面側に、表示部5箇所を除いて地部10となる例えば黒色(不透過性)の地色層11を印刷した後、表示部5となる例えば白色で透過性のある表示層9を印刷形成する。また、基板8の表面側には青色に着色されたパール粉13(粉体)が混入された透明な保護層12(前記第1実施形態と同じもの)を印刷する。この様に形成したことにより、前記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
図4は、本発明の第3実施形態を示す表示板の部分断面図である。表示板6,6Aは、光不透過性である例えば黒色地の基板8の表面側に、表示部5となる例えば白色の表示層9を印刷した後、基板8の表面側に青色に着色されたパール粉13(粉体)が混入された透明な保護層12を印刷したものである。本実施形態の場合は、表示層9を設けた箇所以外の基板8箇所が黒色の地部10となるものである。この様に形成したことにより、前記各実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、保護層12は少なくとも地部10上に設けてあれば良い。
図5は、本発明の第4実施形態を示す表示板の部分断面図である。本実施形態の表示板6,6Aには、前述した様な車両のエンジン回転数あるいは速度を現す目盛,文字,数字などの表示部5と、エンジンオイル表示部や燃料残量表示部などの報知表示部14が設けられている。
この表示板6,6Aは、光透過性である無色透明な基板8の表面側に、表示部5を形成するための例えば白色で透過性のある表示層9と、報知表示部14を形成するための半透過性着色層15を印刷した後、表示部5箇所および報知表示部14箇所を除いて地部10となる例えば黒色(不透過性)の地色層11を印刷形成する。その後、表示部5(表示層9),報知表示部14(半透過性着色層15)および地部10(地色層11)を被って青色に着色されたパール粉13(粉体)が混入された透明な保護層12を印刷する。なお、半透過性着色層15は地色層11と同色または近似色(本実施形態においては黒色)とする。また、半透過性着色層15は基板8の裏面側に設けても良い。
この様に形成した表示板6,6Aの表示部5は、前記第1実施形態で述べた如く視認される。また、報知表示部14は、基板8の表面側が黒色の半透過性着色層15で被われているために通常は視認されないが、報知表示部14の背後に配置した発光ダイオードやバルブなどの光源(図示せず)を点灯させることによって、例えばエンジンオイルマーク(報知表示部14)が浮かび上がるようになっている。なお、報知表示部14の表示形態はポジ表示でもネガ表示でも良い。
この様に、報知表示部14を有する表示板であっても、青色に着色された光沢性のあるパール粉13が透明性のある保護層12内に混入されているため、金属調の質感を有する表示板を得ることができる。また、報知表示部14(半透過性着色層15)および地部10(地色層11)を被う保護層12が同じものであるため、シークレット性が高い。また、本実施形態においては表示部5と報知表示部14とを同一の基板8に形成したが、報知表示部14のみの表示板であっても良い。
なお、前記各実施形態において、光沢性のある着色された粉体としてパール粉13を用いたが、パール粉13に限定するものではなく、アルミニウム粉などの金属性の粉体や金属以外の他の着色された粉体を用いても良い。あるいは、保護層12の中にパール粉とアルミニウム粉を混入させても良い。これはパール粉がアルミニウム粉に比べて金属感が劣るため、金属感をより高めるためにアルミニウム粉を少量添加しても良いというものである。
また、各実施形態においては地色層11を黒色としたが、何色であっても良く、地色層11が透過性を有し照明に悪影響を与えるようであれば、地色層11の下側(背後)に遮光層を設ければよい。また、粉体も青色に限らず何色であっても良く、地色層11と粉体を各々任意の色を選択することによって表示板のデザイン性を高めることが可能となる。また、基板8に設けた各印刷層は少なくとも可視範囲に設けてあれば良い。また、表示層9を設けたが、昼夜において表示部5が十分認識可能な構造となっていれば必ずしも設ける必要はない。
本発明の表示板を適用した計器装置の正面図。 同第1実施形態の表示板を示す部分断面図。 同第2実施形態の表示板を示す部分断面図。 同第3実施形態の表示板を示す部分断面図。 同第4実施形態の表示板を示す部分断面図。 従来例を示す表示板の部分断面図。
符号の説明
5 表示部
6,6A 表示板
8 基板
9 表示層
10 地部
11 地色層
12 保護層
13 パール粉(粉体)
14 報知表示部
15 半透過性着色層

Claims (4)

  1. 基板と、この基板の表面側に表示部を除いて設けられ地部となる地色層と、少なくとも前記地色層の表面側に設けられ光沢性のある着色された粉体を含有してなる透明な保護層とを有していることを特徴とする表示板。
  2. 光透過性の基板と、この基板の裏面側に表示部を除いて設けられ地部となる不透過性の地色層と、前記基板の表面側に設けられ光沢性のある着色された粉体を含有してなる透明な保護層とを有していることを特徴とする表示板。
  3. 光不透過性の基板と、この基板の表面側に設けられ表示部となる表示層と、少なくとも前記表示部を除いた前記基板の表面側に設けられ光沢性のある着色された粉体を含有してなる透明な保護層とを有していることを特徴とする表示板。
  4. 光透過性の基板と、この基板の表面側に報知表示部を除いて設けられ地部となる不透過性の地色層と、前記報知表示部と対応する前記基板の表面側または裏面側に設けられ前記地色層と同色または近似色である半透過性着色層と、前記報知表示部および地色層より上方に設けられ光沢性のある着色された粉体を含有してなる透明な保護層とを有していることを特徴とする表示板。
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