JP4387636B2 - 車両用ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の物理量を表示する車両用ヘッドアップディスプレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両のダッシュボード1に配設された表示装置2が投射する表示光Lをフロントガラス3で運転者4の方向に反射させ、虚像Vを表示するヘッドアップディスプレイがある(図5参照)。表示装置2は、表示器5と反射鏡6とを有しており、この表示器5及び反射鏡6はハウジング7に収容されている(図6参照)。表示器5は、ドットマトリクス型のLCDパネルあるいは有機ELパネルからなる表示素子を有しており、車両速度等を表示する。表示器5が発した表示光Lは、反射鏡6で反射されて、フロントガラス3に投射される。運転者4は、虚像Vを風景に重畳させて視認できる。
【0003】
一方、安全な車間距離を保ちながら先行車両に追従するように車速を制御する追従走行システムが提案されており、例えば特開平5−345537号公報,特開平9−126790号公報に開示されている。斯かる追従走行システムは、車両の前部に距離センサを設け、この距離センサにより自車両から先行車両までの距離を検出し、自車両と先行車両の車間距離が適切になるように、自車両の速度を制御するものである。自車両は、運転者が予め設定した速度で走行するが、先行車両に追いついたときには、先行車両に追従するように走行する。このような追従走行システムでは、運転者の好みに応じて自車両と先行車両の車間距離を、押釦スイッチ等の操作手段で設定できるように構成されている。
【0004】
通常時、表示器5には車両速度(第一の物理量)が数字で表示されており(図7(a)参照)、前記追従走行システムの操作手段で車間距離(第二の物理量)を設定しているときには、車間距離マーク8が表示される(図7(b)参照)。車間距離マーク8は、車間距離を表わす文字8a、自車両を表わすマーク8b、先行車両を表わすマーク8c、車間距離を表わす複数の円弧マーク8dからなるものであり、設定される車間距離は円弧マーク8dの数で表わされる。車間距離の設定が終了してから所定時間後(例えば2秒後)は速度表示に戻る(図7(c)参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
車間距離を設定しているとき、上記のヘッドアップディスプレイには、車両速度が表示されない。ただし、指針式速度計を備えたコンビネーションメータに車両速度が表示されるため、車両の走行上は何ら問題はないが、車間距離を設定しているときも、車両速度をヘッドアップディスプレイに表示することで、車両速度の瞬読性を向上させることが望まれている。
本発明は、この課題に鑑みなされたものであり、第二の物理量を設定している間でも第一の物理量が表示される車両用表示装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するため、第一の表示エリア14aと第二の表示エリア14bと第三の表示エリア14cとを有する表示素子14と、第一の物理量を前記第一の表示エリア14aに表示させ第二の物理量を前記第二の表示エリア14bに表示させる制御手段25と、を有する車両用ヘッドアップディスプレイ装置であって、
前記制御手段25は、少なくとも前記第二の物理量を設定しているときに、前記第一の物理量を前記第一の表示エリア14aに表示させ、前記第二の物理量を前記第二の表示エリア14bに表示させると共に、前記第二の物理量の設定が完了してから所定時間が経過したときは、前記第二の物理量を前記第三の表示エリア14cに簡易表示させるものである。
【0007】
また、本発明は、前記第一の物理量は、車両速度であるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面に基づいて、本発明車両用ヘッドアップディスプレイ装置の一実施形態を説明する。
【0009】
表示装置10は、液晶表示器11と凹面鏡12とを有しており、この液晶表示器11及び凹面鏡12は、ハウジング13に収容されている。液晶表示器10は、TFT型の液晶表示素子14(表示素子),反射部材15,発光ダイオード16及び硬質配線板17を有している。複数の発光ダイオード16は、互いに近接して配置されており、硬質配線板17に接続されている。反射部材15は、白色の樹脂からなるものであり、角筒状となっている。反射部材15は、内周の反射面15aで発光ダイオード37が発した光を液晶表示素子14に反射させる。
【0010】
凹面鏡12は、液晶表示器11が発した表示光Lを車両のフロントガラスに反射させる。凹面鏡12は、ポリカーボネート(PC)等の樹脂にアルミニウム(Al)を蒸着させ反射層を形成したものである。ハウジング13は、ポリプロピレン(PP)等の樹脂からなるものであり、表示光Lが出射する開口部13aが形成されている。遮光壁13bはハウジング13と一体に形成されており、太陽光が液晶表示器11に入射し虚像が見えにくくなること(ウォッシュアウト)を防止している。18は透光性カバーであり、この透光性カバー18は開口部13aに配設されている。透光性カバー18は透光性樹脂(例えばアクリル)からなるものであり、湾曲形状となっている。
【0011】
次に、図3に基づいて、表示装置等の電気的構成について説明する。20は速度センサであり、この速度センサ20は車両速度を検出し、速度データをマイコン21に出力する。このマイコン21は、CPU26,ROM27及びRAM28を有している。22は追従走行システムであり、この追従走行システム22は距離センサ23,設定手段24等を有している。距離センサ23は、車両の先端部に設けられており、自車両から先行車両までの距離を検出する。設定手段24は押釦スイッチ等からなるものであり、この設定手段24により運転者が車間距離を設定する。追従走行システム22は、設定された車間距離と、距離センサ23から出力された車間距離データと比較し、車間距離が一定になるように、速度調整データを図示しない速度調整装置に出力する。
【0012】
25は制御手段であり、この制御手段25はマイコン21と駆動回路29とを有している。制御手段25は、マイコン21と駆動回路29とからなるものである。制御手段25は、速度センサ20から入力した速度データに基づいて車両速度を液晶表示素子14に表示させ、設定手段24から入力した車間距離設定データに基づいて後述する車間距離マークを液晶表示素子14に表示させる。
【0013】
次に、図4に基づいて、液晶表示素子14の表示について詳述する。なお、後述する第一,第二,第三の表示エリア14a,14b,14cとは、液晶表示素子14の画面の中央部分,上方部分,下方部分を夫々示すものであり、液晶表示素子14の画面に構造的な境界があるものではない。
通常時、液晶表示素子14には、車両速度が第一の表示エリア14aに表示されている(図4(a)参照)。車両速度表示39は、数値39aと速度単位39bとからなるものである。また、方向指示器の操作に応じて、矢印マーク42が第二の表示エリア14bに表示される。
【0014】
追従走行システム22の設定手段24で車間距離を設定しているときには、車両速度が第一の表示エリア14aに表示されると共に、車間距離マーク40が第二の表示エリア14bに表示される(図7(b)参照)。車間距離マーク40は、車間距離を表わす文字40a、自車両を表わすマーク40b、先行車両を表わすマーク40c、車間距離を表わす複数の円弧マーク40dからなるものであり、設定される車間距離は円弧マーク40dの数で表わされる。車間距離の設定が終了してから所定時間(例えば2秒)が経過したときは、縮小された車間距離マーク41を第三の表示エリア14cに表示させる(図4(c)参照)。
第二の表示エリア14bに車間距離マーク40が表示されていない場合には、第二の表示エリア14bにエンジンの回転数,オーディオの音量,外気温度等が、運転者の設定操作により選択的に表示される。
【0015】
本実施形態によれば、車間距離を設定して所定時間が経過した後も、設定された車間距離が車間距離マーク42として表示されるため、設定された車間距離を常に視認できる。また、車間距離を設定している間にも車両速度が表示されるため、車両速度の瞬読性が向上する。
【0016】
なお、本実施形態の表示素子は、液晶表示素子14あったが、例えば有機ELパネルであっても良い。
【0017】
【発明の効果】
本発明は、第一の表示エリアと第二の表示エリアと第三の表示エリアとを有する表示素子と、第一の物理量を前記第一の表示エリアに表示させ第二の物理量を前記第二の表示エリアに表示させる制御手段と、を有する車両用ヘッドアップディスプレイ装置であって、前記制御手段は、少なくとも第二の物理量を設定しているときに、前記第一の物理量を前記第一の表示エリアに表示させ、前記第二の物理量を前記第二の表示エリアに表示させると共に、前記第二の物理量の設定が完了してから所定時間が経過したときは、前記第二の物理量を前記第三の表示エリアに簡易表示させるものであり、第二の物理量を設定している間でも第一の物理量が表示され、使用者は第一の物理量を常に視認することができ、且つ、第二の物理量を設定して所定時間が経過した後も第二の物理量が簡易表示されるため、設定された第二の物理量を視認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示す表示装置の断面図。
【図2】 同上実施形態を示す液晶表示器の断面図。
【図3】 同上実施形態を示す表示装置のブロック図。
【図4】 同上実施形態を示す表示例説明図。
【図5】 従来例を示すヘッドアップディスプレイの概略構成図。
【図6】 同上従来例を示す表示装置の断面図。
【図7】 同上従来例を示す表示例説明図。
【符号の説明】
14 液晶表示素子(表示素子)
14a 第一の表示エリア
14b 第二の表示エリア
14c 第三の表示エリア
24 設定手段
25 制御手段

Claims (2)

  1. 第一の表示エリアと第二の表示エリアと第三の表示エリアとを有する表示素子と、第一の物理量を前記第一の表示エリアに表示させ第二の物理量を前記第二の表示エリアに表示させる制御手段と、を有する車両用ヘッドアップディスプレイ装置であって、
    前記制御手段は、少なくとも第二の物理量を設定しているときに、前記第一の物理量を前記第一の表示エリアに表示させ、前記第二の物理量を前記第二の表示エリアに表示させると共に、前記第二の物理量の設定が完了してから所定時間が経過したときは、前記第二の物理量を前記第三の表示エリアに簡易表示させることを特徴とする車両用ヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 前記第一の物理量は、車両速度であることを特徴とする請求項1に記載の車両用ヘッドアップディスプレイ装置。
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