JPH0526555Y2 - - Google Patents

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JPH0526555Y2
JPH0526555Y2 JP12112888U JP12112888U JPH0526555Y2 JP H0526555 Y2 JPH0526555 Y2 JP H0526555Y2 JP 12112888 U JP12112888 U JP 12112888U JP 12112888 U JP12112888 U JP 12112888U JP H0526555 Y2 JPH0526555 Y2 JP H0526555Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のインストルメントパネルに
組み込まれたメータ装置の表示部周辺に設けられ
る車両用表示装置に関する。
(従来の技術) 最近、自動車の前席周辺には、自動車の前面衝
突時に乗員を保護するためのエアバツグやニーパ
ツト等が設けられたりして、メータ装置を設ける
スペースが少なくなつてきている。
それに対して、運転者に対して自動車の種々の
状態を知らせるための情報(例えば、メータ装置
による車速やエンジン回転数や燃料残量等の表示
や、警報表示装置によるオイル圧異常や燃料残量
不足やラジエータの冷却水異常等の警報等)の量
は、逆に増える傾向にあり、視認性の高い部位に
おいて、全ての情報を表示することが困難になつ
てきている。
そこで、車両用表示装置にあつては、少ないス
ペースで多くの表示を視認性良く表示することが
望まれている。
それに対し、本考案に近い従来技術として、例
えば、実開昭60−152544号公報に記載されたよう
なものが知られている。
この従来装置は、表面に金属膜を形成した反射
板と、該反射板上に表示像が投影できるように配
設された表示源と、が設けられ、この表示源の表
示像を反射板に投影させて、これを運転席から視
認するようにしたものであつた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来の表示装置は、反
射板の裏面には、計器を設けるスペースは必要な
いが、表示に用いられるスペースと表示内容との
関係は従来と同様であつて、所定の表示スペース
内の情報量を増加させることはできなかつた。
本考案は、前述した要望に応えるべく、限られ
たスペース内に、メータ表示や警報表示等の多く
の情報を視認性良く表示することができる車両用
表示装置を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成するために、本考案の車両用
表示装置では、インストルメントパネルに設けら
れたメータハウジング内に、表示部を有したメー
タ装置が設けられ、前記メータハウジングの前面
に透明性のフロントカバーが設けられ、該フロン
トカバーの前面周縁に反射防止用のクラスタリツ
ドが設けられ、前記クラスタリツドに、警報表示
用のシンボルマークが表示された透光板が設けら
れ、前記透光板の背面に警報用ランプが設けら
れ、前記フロントカバー、透光板及び警報用ラン
プが、前記シンボルマークを、運転者から視認で
きる位置のフロントカバーに投影させるべく配置
されている手段とした。
(作用) 本考案では、通常時にあつては、運転者は、フ
ロントカバーを通して、メータ装置の表示部によ
り、所定の表示内容を視認することができる。
次に、所定の警報すべき状態となつたときは、
警報用ランプを点灯させると、透光板に表示され
た警報用のシンボルマークの表示像がフロントカ
バー上に投影され、運転者はこれを視認すること
になる。
即ち、運転者から見て、メータ装置の表示部に
よる表示はフロントカバーよりも後方で成され、
警報用のシンボルマークの表示(投影)は、フロ
ントカバー上で成される。また、警報ランプを点
灯させていないときには、シンボルマークがフロ
ントカバー上に投影されないから、メータ装置を
見るための障害とはならない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
第1図は本考案第1実施例の車両用表示装置を
示す断面図、第2図は第1実施例の正面図であ
る。
図において、1はメータハウジングで、運転席
の前方で、インストルメントパネル2に形成され
た組付穴20を通して組み付けられ、その内部に
はエンジン回転数表示装置3等のメータ装置が設
けられている。
前記エンジン回転数表示装置3は、文字板30
と駆動機構32とを備えていて、前記文字板30
が、メータハウジング1の中程に取り付けられ、
この文字板30裏面に配置されて駆動機構32が
メータハウジング1の奥壁10に取り付けられ、
かつ、この駆動機構32には、文字板30を裏面
から貫通するように指針軸31が設けられ、か
つ、指針軸31の貫通先端に指針33が取り付け
られ、この指針33と文字板30とでメータ表示
部34が形成されている。
尚、前記文字板30の文字表示301及び目盛
表示302は、透光性を有して白抜きされて形成
されている。そして、メータハウジング1の奥壁
10には、メータ用照明ランプ4が取り付けられ
ていて、このメータ用照明ランプ4が点灯する
と、文字板30の文字や目盛が白く発光するよう
にして表示されることとなり、また、指針33も
同様に指針軸31を介して透光されて、表示され
る。
また、メータハウジング1の前面には、メータ
表示部34を覆うように透明樹脂製のフロントカ
バー5が取り付けられ、かつ、このフロントカバ
ー5の周縁には、運転者からメータ表示部34を
見る際に、運転者や車外の景色等がフロントカバ
ー5に写ることのないように、フード状で光を吸
収する黒色のクラスタリツド6が設けられてい
る。フロントカバー5は上側が車体前方に、下側
が車体後方に配置されるように傾斜されて設けら
れている。
そして、前記クラスタリツド6の下縁部には、
透光板73及び警報用ランプ76が組み付けられ
ている。
即ち、前記クラスタリツド6の下縁面に、複数
の警報表示用ケーシング70が車幅方向に1列に
取り付けられ、このケーシング70の上面に開口
された開口部71に、透光板73とスモークガラ
ス74とが重ねて設けられている。
前記透光板73には、赤や黄色等の注意色によ
つて警報用シンボルマーク72が表示されてい
て、シンボルマーク72以外は黒色の印刷又は黒
色の板で形成されていて、シンボルマーク72が
逆行性があるようになつている。本実施例にあつ
ては、この警報用シンボルマーク72として、バ
ツテリ異常マーク721、シートベルト着用マー
ク722、ドア開放マーク723を示している。
そして、各透光板73の背面となるケーシング
70の内部には、シンボルマーク72をフロント
カバー5上に投影するための警報用ランプ76が
設けられている。尚、この警報用ランプ76は、
各ケーシング70内に納められていて、発光時
に、その光が他のケーシング70内に侵入しない
ようになつている。
ところで、前記透光板73と警報用ランプ76
及びフロントカバー5は、フロントカバー5上の
警報表示部50に投影されるシンボルマーク72
の投影像が、運転者の目Eから視認され易いよう
に、その取付角度や取付位置が設定されている。
この実施例の場合、第2図に示すように、シンボ
ルマーク72の一部が、前記メータ表示部34と
重なつて投影され、その他は、このメータ表示部
34と同様にメータハウジング1に設けられた冷
却水温度表示部8との間の空スペース部上に視認
されるように投影される設定となつている。
次に、本実施例の作用を説明する。
(イ) 正常時 バツテリ、その他に問題がないときには、警報
用ランプ76は消灯されていて、警報用シンボル
マーク72は、フロントカバー5上に投影される
ことはなく、運転者は、目Eの位置からフロント
カバー5越しに、エンジン回転数表示装置3の表
示部34を視認することができる。
特に本実施例では、透光板73の表面にスモー
クガラス板74が設けられているので、外部から
の光による反射によつて、フロントカバー5に警
報用シンボルマーク72が写ることがない。
(ロ) 異常発生時 例えば、バツテリーに異常が発生すると、透光
板73のバツテリ異常マーク721が表示された
位置の背面の警報用ランプ76が点灯し、この警
報用ランプ76の照射によつて透光板76に表示
されたバツテリ異常マーク721が、第2図に示
すような状態でフロントカバー5上に投影され、
このバツテリ異常マーク721を視認することに
よつて運転者はバツテリに異常が生じていること
を認識することができる。
このように、本実施例にあつては、警報用シン
ボルマーク72が、今までは表示することができ
なかつたような、エンジン回転数表示装置3の表
示部34上に重なつた位置や、極めて近接した位
置に表示されるため、運転者にとつて視認性の良
い位置に表示する量を、それぞれの表示の大きさ
を小さくすることなく増加させることができると
いう効果が得られる。しかも、これらの警報用シ
ンボルマーク72は、警報を発する必要がないと
きには、上述のような位置に表示されることがな
く、エンジン回転数表示装置3の表示部34の視
認性を低下させることもないものである。
しかも、警報用シンボルマーク72を投影させ
るための手段は、クラスタリツド6に設けたため
に、設置のための制約を受け難く、設置位置設定
の自由度が高くなるし、フロントカバー5の背面
位置のハウジング1内の省スペース化が図れると
いう効果が得られる。
次に、第3図に示す本考案第2実施例について
説明する。
第3図は第2実施例を示す断面図で、この第2
実施例は、警報用シンボルマーク72をフロント
カバー5上に投影させるための手段をクラスタリ
ツド6の上縁部に組み付けた例である。
図中70は、第1実施例と同様のケーシングで
あつて、内部には、第1実施例と同様に警報用ラ
ンプや透光板やスモークガラスが設けられている
が図示は省略する。
そして、フロントカバー250は、その傾斜方
向が第1実施例とは逆になつている。
従つて、第1実施例と同様に、図示を省略した
警報ランプが点灯した際には、警報用シンボルマ
ークがフロントカバー5上に投影される。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、例えば、フロントカバーをガラス製と
してもよいし、透明性を有すれば透明、半透明を
問わない。
また、メータ装置としては、速度計等、エンジ
ン回転数表示装置には限られない。
また、警報シンボルマークを投影させる位置
は、フロントカバー上であれば、実施例で示した
位置に限られない。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案にあつては、
メータ表示部による表示と警報用のシンボルマー
クの表示(投影)を極めて近接させて表示させた
り、重ねて表示させたりすることができたため、
所定のスペース内の表示内容の量を増加させるこ
とができるという効果が得られる。つなり、少な
い視認性の高いスペースに多くの内容を表示する
ことが可能である。
また、警報用ランプが点灯されていないときに
は、シンボルマークが表示されておらず、これが
メータ表示部の視認の妨げになることはない。
しかも、シンボルマークが表示された透光板及
び警報用ランプは、クラスタリツドに設けるため
に、設置のための制約を受け難く、設置位置設定
の自由度が高くなるし、フロントカバー後方位置
のハウジング内の省スペース化が図れるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の車両用表示装置を
示す断面図、第2図は第1実施例装置を示す正面
図、第3図は第2実施例装置を示す断面図であ
る。 1……メータハウジング、2……インストルメ
ントパネル、3……エンジン回転数表示装置(メ
ータ装置)、34……メータ表示部、5……フロ
ントカバー、6……クラスタリツド、72……警
報用シンボルマーク、73……透光板、76……
警報用ランプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 インストルメントパネルに設けられたメータハ
    ウジング内に、表示部を有したメータ装置が設け
    られ、 前記メータハウジングの前面に透明性のフロン
    トカバーが設けられ、 該フロントカバーの前面周縁に反射防止用のク
    ラスタリツドが設けられ、 前記クラスタリツドに、警報表示用のシンボル
    マークが表示された透光板が設けられ、 前記透光板の背面に警報用ランプが設けられ、 前記フロントカバー、透光板及び警報用ランプ
    が、前記シンボルマークを、運転者から視認でき
    る位置のフロントカバーに投影させるべく配置さ
    れていることを特徴とする車両用表示装置。
JP12112888U 1988-09-14 1988-09-14 Expired - Lifetime JPH0526555Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12112888U JPH0526555Y2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14

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JP12112888U JPH0526555Y2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14

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JPH0243695U JPH0243695U (ja) 1990-03-26
JPH0526555Y2 true JPH0526555Y2 (ja) 1993-07-05

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JP12112888U Expired - Lifetime JPH0526555Y2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14

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