JPH0583929A - 静電誘導サイリスタの駆動回路 - Google Patents
静電誘導サイリスタの駆動回路Info
- Publication number
- JPH0583929A JPH0583929A JP24066691A JP24066691A JPH0583929A JP H0583929 A JPH0583929 A JP H0583929A JP 24066691 A JP24066691 A JP 24066691A JP 24066691 A JP24066691 A JP 24066691A JP H0583929 A JPH0583929 A JP H0583929A
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- JP
- Japan
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- induction thyristor
- electrostatic induction
- potential side
- high potential
- transistor
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- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オン時間を短縮すると共に、消費電力も低減
する。 【構成】 NPNトランジスタ3、PNPトランジスタ
4の各コレクタは直流電源8の高電位側、低電位側にそ
れぞれ接続すると共に、ベース同士及びエミッタ同士を
接続し、ベースを入力端子とすると共にエミッタを出力
端子とし、出力端子を静電誘導サイリスタ9のゲートに
接続し、且つ、直流電源8を2個の直列抵抗5,6で分
圧し、その低電位側の抵抗6に並列にコンデンサ7を接
続すると共に、その接続点の高電位側を静電誘導サイリ
スタ9のカソードに接続し、高電位側の抵抗5と直列に
静電誘導サイリスタ9のオフ期間にのみオン状態となる
半導体スイッチ10を接続した。
する。 【構成】 NPNトランジスタ3、PNPトランジスタ
4の各コレクタは直流電源8の高電位側、低電位側にそ
れぞれ接続すると共に、ベース同士及びエミッタ同士を
接続し、ベースを入力端子とすると共にエミッタを出力
端子とし、出力端子を静電誘導サイリスタ9のゲートに
接続し、且つ、直流電源8を2個の直列抵抗5,6で分
圧し、その低電位側の抵抗6に並列にコンデンサ7を接
続すると共に、その接続点の高電位側を静電誘導サイリ
スタ9のカソードに接続し、高電位側の抵抗5と直列に
静電誘導サイリスタ9のオフ期間にのみオン状態となる
半導体スイッチ10を接続した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電誘導サイリスタの
駆動回路に関するものである。
駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の静電誘導サイリスタの駆動
回路を示すもので、図において、11は制御信号源、1
2は増幅伝達回路、13はNPNトランジスタ、14は
PNPトランジスタ、15,16は分圧抵抗、17はコ
ンデンサ、18は直流電源、19は静電誘導サイリスタ
である。
回路を示すもので、図において、11は制御信号源、1
2は増幅伝達回路、13はNPNトランジスタ、14は
PNPトランジスタ、15,16は分圧抵抗、17はコ
ンデンサ、18は直流電源、19は静電誘導サイリスタ
である。
【0003】このように構成された駆動回路において、
両トランジスタ13,14からなるプッシュプル回路の
入力端子にオン信号が入力されると、PNPトランジス
タ14はオフした状態でNPNトランジスタ13がオン
し、直流電源18から静電誘導サイリスタ19のゲート
にオン電流が供給される。
両トランジスタ13,14からなるプッシュプル回路の
入力端子にオン信号が入力されると、PNPトランジス
タ14はオフした状態でNPNトランジスタ13がオン
し、直流電源18から静電誘導サイリスタ19のゲート
にオン電流が供給される。
【0004】次に、前記プッシュプル回路の入力端子に
オフ信号が入力されると、NPNトランジスタ13がオ
フし、PNPトランジスタ14がオンする。その結果、
コンデンサ17に充電されている電荷により、静電誘導
サイリスタ19のゲートからターンオフのための引き抜
き電流がPNPトランジスタ14を通って流れる。
オフ信号が入力されると、NPNトランジスタ13がオ
フし、PNPトランジスタ14がオンする。その結果、
コンデンサ17に充電されている電荷により、静電誘導
サイリスタ19のゲートからターンオフのための引き抜
き電流がPNPトランジスタ14を通って流れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の駆動回路では、分圧抵抗15,16に常に電流が
流れているので、次のような問題が存在する。
従来の駆動回路では、分圧抵抗15,16に常に電流が
流れているので、次のような問題が存在する。
【0006】第1に、静電誘導サイリスタ19のカソー
ドの電位が、ターンオン時にも分圧抵抗16により直流
電源18のグラウンドに対して持ち上げられているの
で、ターンオン時の静電誘導サイリスタ19のゲートへ
の突入電流が小さくなり、その結果、オン時間が長くな
る。
ドの電位が、ターンオン時にも分圧抵抗16により直流
電源18のグラウンドに対して持ち上げられているの
で、ターンオン時の静電誘導サイリスタ19のゲートへ
の突入電流が小さくなり、その結果、オン時間が長くな
る。
【0007】第2に、オン期間に分圧抵抗15,16に
電流を流し続ける必要はなく、消費電力の点から分圧抵
抗15,16に電流を流すことは好ましくない。
電流を流し続ける必要はなく、消費電力の点から分圧抵
抗15,16に電流を流すことは好ましくない。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、オン時間の短縮が図れ、
しかも、消費電力の低減が図れる静電誘導サイリスタの
駆動回路を提供することにある。
で、その目的とするところは、オン時間の短縮が図れ、
しかも、消費電力の低減が図れる静電誘導サイリスタの
駆動回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、NPNトランジスタ及びPNPトランジスタ
の各コレクタを直流電源の高電位側及び低電位側にそれ
ぞれ接続するとともに、ベース同士及びエミッタ同士を
接続し、該ベースを入力端子とするとともにエミッタを
出力端子とし、該出力端子を静電誘導サイリスタのゲー
トに接続し、且つ、前記直流電源を2個の直列抵抗で分
圧し、その低電位側の抵抗に並列にコンデンサを接続す
るとともに、その接続点の高電位側を前記静電誘導サイ
リスタのカソードに接続してなる静電誘導サイリスタの
駆動回路において、前記高電位側の抵抗と直列に前記静
電誘導サイリスタのオフ期間にのみオン状態となる半導
体スイッチを接続したことを特徴とする。
本発明は、NPNトランジスタ及びPNPトランジスタ
の各コレクタを直流電源の高電位側及び低電位側にそれ
ぞれ接続するとともに、ベース同士及びエミッタ同士を
接続し、該ベースを入力端子とするとともにエミッタを
出力端子とし、該出力端子を静電誘導サイリスタのゲー
トに接続し、且つ、前記直流電源を2個の直列抵抗で分
圧し、その低電位側の抵抗に並列にコンデンサを接続す
るとともに、その接続点の高電位側を前記静電誘導サイ
リスタのカソードに接続してなる静電誘導サイリスタの
駆動回路において、前記高電位側の抵抗と直列に前記静
電誘導サイリスタのオフ期間にのみオン状態となる半導
体スイッチを接続したことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、入力端子にオン信号が入力さ
れると、NPNトランジスタはオンし、直流電源から静
電誘導サイリスタのゲートにオン電流が流入する。この
時、半導体スイッチはオフ状態であるので、分圧抵抗に
よる電圧降下は存在せず、静電誘導サイリスタのカソー
ドの電位は直流電源のグラウンドレベルに落ちており、
充分なオン電流が供給される。
れると、NPNトランジスタはオンし、直流電源から静
電誘導サイリスタのゲートにオン電流が流入する。この
時、半導体スイッチはオフ状態であるので、分圧抵抗に
よる電圧降下は存在せず、静電誘導サイリスタのカソー
ドの電位は直流電源のグラウンドレベルに落ちており、
充分なオン電流が供給される。
【0011】入力端子にオフ信号が入力されると、NP
Nトランジスタはオフし、PNPトランジスタがオンす
る。この時、半導体スイッチはオン状態であるので、分
圧抵抗の両端には電圧降下が存在し、コンデンサには静
電誘導サイリスタのゲートを逆バイアスする向きに電荷
が蓄積されており、PNPトランジスタを通ってオフ電
流が流れる。
Nトランジスタはオフし、PNPトランジスタがオンす
る。この時、半導体スイッチはオン状態であるので、分
圧抵抗の両端には電圧降下が存在し、コンデンサには静
電誘導サイリスタのゲートを逆バイアスする向きに電荷
が蓄積されており、PNPトランジスタを通ってオフ電
流が流れる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例を示す回路図である。
する。図1は本発明の一実施例を示す回路図である。
【0013】図1において、1は制御信号源で、その出
力端子は増幅伝達回路2の入力端子に接続され、増幅伝
達回路2の出力端子は、NPNトランジスタ3とPNP
トランジスタ4からなるプッシュプル回路の入力端子に
接続されている。また、前記プッシュプル回路の出力端
子は静電誘導サイリスタ9のゲートに、NPNトランジ
スタ3のコレクタは直流電源8の高電位側に、PNPト
ランジスタ4のコレクタは直流電源8のグラウンド側に
それぞれ接続されている。
力端子は増幅伝達回路2の入力端子に接続され、増幅伝
達回路2の出力端子は、NPNトランジスタ3とPNP
トランジスタ4からなるプッシュプル回路の入力端子に
接続されている。また、前記プッシュプル回路の出力端
子は静電誘導サイリスタ9のゲートに、NPNトランジ
スタ3のコレクタは直流電源8の高電位側に、PNPト
ランジスタ4のコレクタは直流電源8のグラウンド側に
それぞれ接続されている。
【0014】10は前記制御信号源1からオン信号が出
力されている時のみオフする半導体スイッチであり、分
圧抵抗5,6と共に直流電源8に直列に接続されてい
る。7はコンデンサで、分圧抵抗6に並列に接続されて
おり、その接続点の高電位側は静電誘導サイリスタ9の
カソードに接続されている。
力されている時のみオフする半導体スイッチであり、分
圧抵抗5,6と共に直流電源8に直列に接続されてい
る。7はコンデンサで、分圧抵抗6に並列に接続されて
おり、その接続点の高電位側は静電誘導サイリスタ9の
カソードに接続されている。
【0015】次に、上記実施例に係る動作を説明する。
制御信号源1からオン信号が出力されると、NPNトラ
ンジスタ3はオンし、直流電源8から静電誘導サイリス
タ9のゲートにオン電流が流入する。この時、上述のよ
うに半導体スイッチ10はオフ状態であるので、分圧抵
抗6による電圧降下は存在せず、静電誘導サイリスタ9
のカソードの電位は直流電源8のグラウンドレベルに落
ちており、充分なオン電流が供給される。
制御信号源1からオン信号が出力されると、NPNトラ
ンジスタ3はオンし、直流電源8から静電誘導サイリス
タ9のゲートにオン電流が流入する。この時、上述のよ
うに半導体スイッチ10はオフ状態であるので、分圧抵
抗6による電圧降下は存在せず、静電誘導サイリスタ9
のカソードの電位は直流電源8のグラウンドレベルに落
ちており、充分なオン電流が供給される。
【0016】制御信号源1からオフ信号が出力される
と、NPNトランジスタ3はオフし、PNPトランジス
タ4がオンする。この時、半導体スイッチ10はオン状
態であるので、分圧抵抗6の両端には電圧降下が存在
し、コンデンサ7には静電誘導サイリスタ9のゲートを
逆バイアスする向きに電荷が蓄積されており、PNPト
ランジスタ4を通ってオフ電流が流れる。
と、NPNトランジスタ3はオフし、PNPトランジス
タ4がオンする。この時、半導体スイッチ10はオン状
態であるので、分圧抵抗6の両端には電圧降下が存在
し、コンデンサ7には静電誘導サイリスタ9のゲートを
逆バイアスする向きに電荷が蓄積されており、PNPト
ランジスタ4を通ってオフ電流が流れる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、ターンオン時に静電誘
導サイリスタのカソードは、直流電源のグラウンドレベ
ルまで電位が下がっているので、静電誘導サイリスタの
ゲートに十分なオン電流を供給でき、オン時間を短縮で
きる。また、不用なときに分圧抵抗に流れる電流をカッ
トできるので、同時に消費電力も低減できる。
導サイリスタのカソードは、直流電源のグラウンドレベ
ルまで電位が下がっているので、静電誘導サイリスタの
ゲートに十分なオン電流を供給でき、オン時間を短縮で
きる。また、不用なときに分圧抵抗に流れる電流をカッ
トできるので、同時に消費電力も低減できる。
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】従来例を示す回路図である。
1 制御信号源 2 増幅伝達回路 3 NPNトランジスタ 4 PNPトランジスタ 5 分圧抵抗 6 分圧抵抗 7 コンデンサ 8 直流電源 9 静電誘導サイリスタ 10 半導体スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 NPNトランジスタ及びPNPトランジ
スタの各コレクタを直流電源の高電位側及び低電位側に
それぞれ接続するとともに、ベース同士及びエミッタ同
士を接続し、該ベースを入力端子とするとともにエミッ
タを出力端子とし、該出力端子を静電誘導サイリスタの
ゲートに接続し、且つ、前記直流電源を2個の直列抵抗
で分圧し、その低電位側の抵抗に並列にコンデンサを接
続するとともに、その接続点の高電位側を前記静電誘導
サイリスタのカソードに接続してなる静電誘導サイリス
タの駆動回路において、前記高電位側の抵抗と直列に前
記静電誘導サイリスタのオフ期間にのみオン状態となる
半導体スイッチを接続したことを特徴とする静電誘導サ
イリスタの駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24066691A JPH0583929A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 静電誘導サイリスタの駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24066691A JPH0583929A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 静電誘導サイリスタの駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0583929A true JPH0583929A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17062898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24066691A Pending JPH0583929A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 静電誘導サイリスタの駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0583929A (ja) |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP24066691A patent/JPH0583929A/ja active Pending
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