JPH05838Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH05838Y2 JPH05838Y2 JP15248786U JP15248786U JPH05838Y2 JP H05838 Y2 JPH05838 Y2 JP H05838Y2 JP 15248786 U JP15248786 U JP 15248786U JP 15248786 U JP15248786 U JP 15248786U JP H05838 Y2 JPH05838 Y2 JP H05838Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pit cover
- vehicle
- pit
- cover
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
A 産業上の利用分野
本考案はシヤーシーダイナモメータに使用され
るピツトカバーに関する。
るピツトカバーに関する。
B 開示の概要
シヤーシーダイナモメータのピツトカバーが上
下に移動するので、車輌下部の点検が容易に行え
る。
下に移動するので、車輌下部の点検が容易に行え
る。
C 従来の技術及びその問題点
シヤーシーダイナモメータは自動車等を実際に
路上を走行させずに、屋内において各種の動的試
験を行うものであり、従来から広く使用されてい
る。この試験の途中で、車輌下部の点検が必要と
なることがあるが、ピツトカバーと車輌下部の隙
間が狭いため寝板等を使つても詳細点検が困難
で、このため車輌を外さざるを得なかつた。
路上を走行させずに、屋内において各種の動的試
験を行うものであり、従来から広く使用されてい
る。この試験の途中で、車輌下部の点検が必要と
なることがあるが、ピツトカバーと車輌下部の隙
間が狭いため寝板等を使つても詳細点検が困難
で、このため車輌を外さざるを得なかつた。
しかも、車輌を冷却する目的で送風機を設けて
いるが、実際の路面走行と異なり車輌まで風がま
わり込まず、再現性が悪いという問題もあつた。
いるが、実際の路面走行と異なり車輌まで風がま
わり込まず、再現性が悪いという問題もあつた。
本考案は、シヤーシーダイナモメータにおいて
車輌下部の点検を容易とすると共に風冷効果を高
められるピツトカバーを提供することを目的とす
る。
車輌下部の点検を容易とすると共に風冷効果を高
められるピツトカバーを提供することを目的とす
る。
D 問題点を解決するための手段及び作用
ピツトカバーを下降させると、ピツトカバーと
車輌下部との隙間が広がり、点検が容易に行える
と共に風冷効果も向上する。
車輌下部との隙間が広がり、点検が容易に行える
と共に風冷効果も向上する。
E 実施例
以下、本考案の一実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。第1図〜第3図に本考案の一
実施例を示す。同図に示されるシヤーシーダイナ
モメータにおいては、フロア1上に車輌2が設置
され、その車輌がローラ3上に乗せられている。
フロア1にはピツト4が形成され、このピツト4
にはピツトカバー5が昇降自在に支持されてい
る。即ち、ピツトカバー5は幅が80cm、長さが
710cm程度の長方形をなし、車輌2の直下に位置
している。ピツトカバー5はその前後において油
圧シリンダ6及びその左右両側のガイドロツド7
にて支持されており、第3図に示す油圧系統によ
り油圧シリンダ6を同期して伸縮することによ
り、ピツトカバー5が昇降する。ガイドロツド7
はピツトカバー5の水平度を保つために使用され
る2重の四角筒であり、外筒がピツトカバー5
に、内筒が底面に各々固着され、相互に摺動自在
となつている(尚、第1図中左方のガイドロツド
7については断面を示した。)。
て詳細に説明する。第1図〜第3図に本考案の一
実施例を示す。同図に示されるシヤーシーダイナ
モメータにおいては、フロア1上に車輌2が設置
され、その車輌がローラ3上に乗せられている。
フロア1にはピツト4が形成され、このピツト4
にはピツトカバー5が昇降自在に支持されてい
る。即ち、ピツトカバー5は幅が80cm、長さが
710cm程度の長方形をなし、車輌2の直下に位置
している。ピツトカバー5はその前後において油
圧シリンダ6及びその左右両側のガイドロツド7
にて支持されており、第3図に示す油圧系統によ
り油圧シリンダ6を同期して伸縮することによ
り、ピツトカバー5が昇降する。ガイドロツド7
はピツトカバー5の水平度を保つために使用され
る2重の四角筒であり、外筒がピツトカバー5
に、内筒が底面に各々固着され、相互に摺動自在
となつている(尚、第1図中左方のガイドロツド
7については断面を示した。)。
ピツトカバー5の左右両側にはフロア1からガ
イドプレート8が垂下されており、ピツトカバー
5の昇降を案内するようになつている。また、ピ
ツトカバー5がフロア1と同一平面上まで上昇す
ると安全ピン9がピツトカバー5に嵌り合つて、
誤つて油圧シリンダ6の圧油が漏れた場合でも、
ピツトカバー5の下降が防止されるようになつて
いる。
イドプレート8が垂下されており、ピツトカバー
5の昇降を案内するようになつている。また、ピ
ツトカバー5がフロア1と同一平面上まで上昇す
ると安全ピン9がピツトカバー5に嵌り合つて、
誤つて油圧シリンダ6の圧油が漏れた場合でも、
ピツトカバー5の下降が防止されるようになつて
いる。
従つて、上記実施例では、第3図に示す油圧系
統により油圧シリンダ6を縮小してピツトカバー
5を下降させることにより、ピツトカバー5と車
輌下部との間隙を広くすることができるから、容
易に車輌下部の点検をすることができる。また、
送風機からの風が車輌下部にまでまわりこむので
冷却効果も向上することとなる。
統により油圧シリンダ6を縮小してピツトカバー
5を下降させることにより、ピツトカバー5と車
輌下部との間隙を広くすることができるから、容
易に車輌下部の点検をすることができる。また、
送風機からの風が車輌下部にまでまわりこむので
冷却効果も向上することとなる。
尚、上記実施例では油圧シリンダを用いていた
が、これに代えて送りねじ軸等を利用するように
しても良い。
が、これに代えて送りねじ軸等を利用するように
しても良い。
F 考案の効果
以上、実施例に基づいて具体的に説明したよう
に、本考案はピツトカバーを上下に移動させるこ
とができるので、車輌を外すことなく車輌下部の
点検を行うことができ、また冷却効果も向上す
る。
に、本考案はピツトカバーを上下に移動させるこ
とができるので、車輌を外すことなく車輌下部の
点検を行うことができ、また冷却効果も向上す
る。
第1図〜第3図は本考案の一実施例に係り、第
1図はその正面図、第2図はその側面図、第3図
はその油圧系統図である。 図面中、1はフロア、2は車輌、3はローラ、
4はピツト、5はピツトカバー、6は油圧シリン
ダ、7はガイドロツド、8はガイドプレート、9
は安全ピンである。
1図はその正面図、第2図はその側面図、第3図
はその油圧系統図である。 図面中、1はフロア、2は車輌、3はローラ、
4はピツト、5はピツトカバー、6は油圧シリン
ダ、7はガイドロツド、8はガイドプレート、9
は安全ピンである。
Claims (1)
- シヤーシーダイナモメータにおいてピツトカバ
ーを上下に動くようにしたことを特徴とするシヤ
ーシーダイナモメータ用ピツトカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15248786U JPH05838Y2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15248786U JPH05838Y2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6358733U JPS6358733U (ja) | 1988-04-19 |
JPH05838Y2 true JPH05838Y2 (ja) | 1993-01-11 |
Family
ID=31070507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15248786U Expired - Lifetime JPH05838Y2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05838Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2534048Y2 (ja) * | 1990-09-11 | 1997-04-30 | 株式会社明電舎 | シャシーダイナモメータ用通風路装置 |
-
1986
- 1986-10-06 JP JP15248786U patent/JPH05838Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6358733U (ja) | 1988-04-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
FR2755385B1 (fr) | Procede de detection de defauts lors d'une coulee continue entre cylindres | |
CN204346738U (zh) | 轿车多功能测试机 | |
CN112255104B (zh) | 特种新能源汽车用车桥安全性能检测设备及其工作方法 | |
JPH05838Y2 (ja) | ||
CN107478441A (zh) | 一种用于汽车尾板性能检测和耐久性检测的装置 | |
AU2013284344A1 (en) | Improved brake testing apparatus | |
CN206348141U (zh) | 一种非驱动转向桥轮毂扭矩检测试验装置 | |
US4468955A (en) | Chassis dynamometer | |
KR100247623B1 (ko) | 터널 통신구의 지중레이다 탑재 점검차량 | |
CN108483327A (zh) | 一种汽车制造底盘检测升降装置 | |
CN210774730U (zh) | 一种方便导向的汽车悬架装置检测台 | |
KR20170071168A (ko) | 편심축하중 측정장치를 가진 자동차검사용 제동시험기 | |
CN115575223A (zh) | 一种基于物联网的电梯钢丝绳测试装置及其测试方法 | |
CN206531643U (zh) | 双后桥驱动汽车的自由滚筒 | |
JP3282718B2 (ja) | 圧延ロールハウジング分解装置 | |
SE8303056D0 (sv) | Vegningsforfarande | |
CN215573788U (zh) | 车辆底盘测功机的电机夹具 | |
JPH065205Y2 (ja) | ホイ−ルクレ−ン等の走行装置 | |
CN216718340U (zh) | 一种用于汽车工况尾气排放测试的底盘测功机 | |
CN208561568U (zh) | 一种汽车制造底盘检测升降装置 | |
CN218726557U (zh) | 一种产品缺陷检测装置 | |
CN109506950B (zh) | 一种机动车检测用模拟行驶装置 | |
CN214219303U (zh) | 一种公路工程用公路模拟抗压实验装置 | |
JPS6313472Y2 (ja) | ||
CN220252187U (zh) | 一种天窗总成的膨胀螺丝扣安装到位检测工装 |