JPH0583855A - 被電源供給部制御方式 - Google Patents

被電源供給部制御方式

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JPH0583855A
JPH0583855A JP3242132A JP24213291A JPH0583855A JP H0583855 A JPH0583855 A JP H0583855A JP 3242132 A JP3242132 A JP 3242132A JP 24213291 A JP24213291 A JP 24213291A JP H0583855 A JPH0583855 A JP H0583855A
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JP
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card
unit
power
supplied
controller
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JP3242132A
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English (en)
Inventor
Masami Yasuda
正己 安田
Takanao Ochiai
孝直 落合
Chiaki Seto
千明 瀬戸
Hiroki Kishimoto
裕樹 岸本
Masahiko Okano
正彦 岡野
Makoto Sato
佐藤  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、被電源供給部制御方式に関し、被
電源供給部の同時動作要求があっても順次動作させ、無
停電電源の容量を削減すると共に電源線への負荷負担を
軽減することを目的とする。 【構成】 カードゲート装置1と、カードゲート装置1
を統括制御するCGコントローラ2と、電源装置3とを
備え、カードからカード情報を読み取り、照合してOK
と判定したときに制御依頼電文を送信し、管理テーブル
21−1を参照して他の被電源供給部(例えば電気錠)
4が動作中でないときあるいは動作中でなくなったとき
に制御許可電文を送信し、これを受信したカードゲート
装置1が駆動部14に指示して被電源供給部4を駆動し
た後、制御完了電文を送信して管理テーブル21−1を
リセットし、被電源供給部4を順次駆動して電源装置3
の容量を削減するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被電源供給部を制御す
る被電源供給部制御方式に関するものである。近年、I
Dカードなどの普及に伴いオフィスのセキュリティが注
目されるようになって来た。ビル内の各部屋の出入口に
はカードゲート装置を設置し、IDカードを読み取らせ
てセキュリティチェックを行い、例えばドアに取り付け
た電気錠を開閉する。大きなビルになるとカードゲート
装置の数が多くなり、これに伴い電気錠の数も多くな
り、消費する電気量が非常に大きくなってしまう。特に
停電を考慮して大容量の無停電電源装置や太い配線が必
要となってしまうので、これを節約することが望まれて
いる。
【0002】
【従来の技術】従来のカードゲート装置およびCGコン
トローラ装置のブロック図を図6の(イ)に示し、シス
テム図を図6の(ロ)に示す。
【0003】図6の(イ)において、カードゲート装置
41は、電気錠を制御するものであって、個人のID番
号および許可レベルなどを記憶させた磁気カード、IC
カード、非接触カードなどとの間のデータの送受を行う
カード読取部42、読み取ったデータの真偽および許可
レベルをチェックする照合部43、接続されたドア錠を
制御する錠駆動部44、解施錠しようとする利用者との
間で各種の応答を行う操作部45、各種表示を行う表示
部46、他の装置との間の通信を制御する回線部47、
および全体の制御を行う制御部48から構成されてい
る。
【0004】CGコントローラ51は、カードゲート装
置41を統括制御するものであって、カードゲート装置
41との間でデータの送受を行うCG回線部52、ホス
トとの間でデータの送受を行う上位回線部53、保守時
などに操作を行う操作部54、カードゲート装置41か
らの電文をホストへあるいは他のカードゲート装置41
に中継するための中継部55、および全体を制御する制
御部56から構成されている。
【0005】システムは、図6の(ロ)に示すように、
システム全体の運用管理を行うホスト57、ホスト57
とカードゲート装置41との間のデータの授受を制御す
るCGコントローラ51、CGコントローラ51に接続
する複数のカードゲート装置41、および各装置に電源
供給を行う無停電電源装置(UPS)58から構成され
ている。
【0006】次に、解錠時の処理の流れを簡単に説明す
る。 (1) カードゲート装置41の操作部45上の解錠ス
イッチを押下し、解錠可能な状態にセットする。
【0007】(2) カードゲート装置41のカード読
取部42がカードを読み取る(非接触カードのときは当
該非接触カードをカード読取部42に近づけ非接触で読
み取る)。
【0008】(3) 照合部43がカード読取部42に
よって読み取ったカード情報の真偽および許可レベルを
チェックする(必要に応じてホスト57に問い合わせて
チェックする)。
【0009】(4) (3)のチェックの結果、入室許
可OKなら、錠駆動部44に通知して電気錠を駆動し、
ドアを開ける。入室許可NGなら、表示部46にその旨
を表示してカード所持者に通知する。
【0010】 (5) カード所持者がドアを通り抜ける。 (6) 一定時間経過後、制御部48がドアを閉め、電
気錠を施錠する。 この際、各カードゲート装置41が独立に錠動作を行っ
ていたため、複数のカードゲート装置41が同時に解錠
などの操作を行った場合、最悪の場合を考慮して無停電
電源装置58の電源容量や電源線の太さを決める必要が
あった。例えば電気容量が24V/1Aの電気錠が各カ
ードゲート装置41に接続し、1台の無停電電源装置5
8の配下に10台のカードゲート装置41がある場合、
扉の運用条件にもよるが、最悪24V/10A(240
W)の電源容量を考慮する必要があった。通常、カード
ゲート装置41のみの電源容量は数Wであるから、10
台のカードゲート装置41が必要とする電源容量は数十
Wであり、電気錠の数が無停電電源装置58の容量を決
定し、これに見合った無停電電源装置58を設置するよ
うにしていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のカードゲート装置41は、それぞれ単独に錠制御を行
っていたため、電気錠の同時動作を考慮してこれに見合
った無停電電源装置58の容量を設置すると共にこれに
対応した太い電源線を配線するようにしていた。このた
め、無停電電源の容量が非常に大きくなってしまうと共
に電源線が太くなってしまうという問題があった。
【0012】本発明は、被電源供給部の同時動作要求が
あっても順次動作させ、無停電電源の容量を削減すると
共に電源線への負荷負担を軽減することを目的としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、カードゲ
ート装置1は、カードからカード情報を読み取って照合
し、OKのときに被電源供給部(例えば電気錠)を駆動
制御したりなどするものであって、カード読取部11、
照合部12、駆動部14などから構成されるものであ
る。
【0014】カード読取部11は、カードからカード情
報を読み取るものである。照合部12は、カード読取部
11で読み取ったカード情報をもとにOKか否かを照合
するものである。
【0015】駆動部14は、被電源供給部(例えば電気
錠)4を駆動するものである。CGコントローラ2は、
複数のカードゲート装置1を統括制御するものである。
【0016】電源装置3は、被電源供給部4、カードゲ
ート装置1、CGコントローラ2などに電源を供給する
ものである。
【0017】
【作用】本発明は、図1に示すように、電源装置3から
被電源供給部4、カードゲート装置1およびCGコント
ローラ2に電源を供給した状態で、カード読取部11が
カードからカード情報を読取り、照合部12がこのカー
ド情報を照合してOKと判定したときに、カードゲート
装置1が制御依頼電文を送信し、これを受信したCGコ
ントローラ2が管理テーブル21−1を参照して他の被
電源供給部4(あるいは複数の他の被電源供給部(4)
あるいは所定容量以上の他の被電源供給部(4))が動
作中でないと判明したときにセットすると共に制御許可
電文を送信、動作中であると判明したときは動作中でな
くなったときにセットすると共に制御許可電文を送信
し、これを受信したカードゲート装置1が駆動部14に
指示して被電源供給部4を駆動した後、制御完了電文を
CGコントローラ2に送信して管理テーブル21−1を
リセットするようにしている。
【0018】また、カード読取部11がカードからカー
ド情報を読取り、照合部12がこのカード情報を照合し
てOKと判定したときに、CGコントローラ2からのポ
ーリングを待ってカードゲート装置1が制御動作電文を
送信し、これを受信したCGコントローラ2が制御許可
電文を送信し、これを受信したカードゲート装置1が駆
動部14に指示して被電源供給部(例えば電気錠)を駆
動した後、制御完了電文を送信するようにしている。
【0019】従って、被電源供給部(例えば電気錠)4
の同時動作要求があっても順次動作させ、電源装置3の
容量を削減すると共に電源線への負荷負担を軽減するこ
とが可能となる。
【0020】
【実施例】次に、図1から図3を用いて本発明の実施例
の構成および動作を順次詳細に説明する。ここで、被電
源供給部として各種モータ、コイル、電気錠などがある
が、以下電気錠を例に説明する。
【0021】図1は、本発明の1実施例構成図である。
図1において、カードゲート装置1は、カードからカー
ド情報を読み取って照合し、OKのときにCGコントロ
ーラ2に問い合わせて電気錠4を逐次駆動制御したりな
どするものであって、カード読取部11、照合部12、
錠制御部13、錠駆動部14、操作部15、表示部1
6、回線部17、および制御部18などから構成される
ものである。
【0022】カード読取部11は、カードからカード情
報を読み取るものであって、磁気カード、ICカードの
ときはカードを取り込んでカード情報を読み取ったり、
非接触カードのときは電波を送信してこれに対応してカ
ード情報を送信させて非接触で読み取ったりするもので
ある。
【0023】照合部12は、カード読取部11で読み取
ったカード情報について、照合して真偽や許可レベルを
チェックし、入室OKか否かを判定するものである。錠
制御部13は、錠駆動部14に指示して電気錠4を駆動
制御するものであって、錠動作条件が満足されたとき
(例えばカード情報の真偽および許可レベルを照合して
入室OKと判定されたとき)、錠制御依頼電文をCGコ
ントローラ2に送信したり、これに対応して錠制御許可
電文を受信したときに錠駆動部14に電気錠4の駆動を
指示したり、錠駆動制御部14から錠動作完了の通知を
受けたときに錠制御完了電文をCGコントローラ2に送
信したりなどするものである。
【0024】錠駆動部14は、電気錠4を駆動制御して
開閉するものである。操作部15は、各種入力を行った
り、各種指示を与えたりするものである。表示部16
は、操作状態などを表示するものである。
【0025】回線部17は、CGコントローラ2や他の
カードゲート装置1との間の回線を制御してデータの授
受を行うものである。制御部18は、全体の制御を行う
ものである。
【0026】CGコントローラ2は、複数のカードゲー
ト装置1を統括制御したり、ホストとの間でデータの授
受を行ったりするものであって、CG管理部21、CG
回線部22、上位回線部23、中継部24、操作部2
5、および制御部26などから構成されるものである。
【0027】CG管理部21は、カードゲート装置1の
錠制御部13からの錠制御依頼電文に対応して、管理テ
ーブル21−1を参照して動作中の電気錠4がないとき
に当該カードゲート装置1の電気錠4に対応づけて動作
中フラグをセットした後、錠制御許可電文を送信した
り、錠制御完了電文を受信したときに該当する管理テー
ブル21−1中の動作フラグをリセットしたりするもの
である。
【0028】管理テーブル21−1は、電気錠4が並列
に駆動制御されないように管理するテーブルであって、
カードゲート装置1の電気錠4に対応づけて動作中か否
かを表わす動作中フラグを設定するテーブルである。
【0029】CG回線部22は、カードゲート装置1と
の間でデータの授受を行うものである。上位回線部23
は、ホストとの間でデータの授受を行うものである。
【0030】中継部24は、カードゲート装置1からの
電文をホストや他のカードゲート装置1に送信したりな
どするものである。操作部25は、各種操作を行うもの
である。
【0031】制御部26は、全体の制御を行うものであ
る。電源装置3は、電気錠4、カードゲート装置1、C
Gコントローラ2などに電源を供給するものであって、
無停電電源装置などの電源である。
【0032】電気錠4は、電源を供給して開閉する錠で
ある。通常、錠動作は、数10ミリ秒であり、例えば1
0個の錠動作が同時に発生した場合、これらを順次動作
させても1秒以内に動作が完了するので、カード所持者
にとって感覚上ほとんど無視され、遅れて支障をきたす
ようなことはない。
【0033】カード5は、磁気カード、ICカード、非
接触カードなどである。次に、図2のフローチャートに
示す順序に従い、図1の構成の動作を詳細に説明する。
【0034】図2の(イ)は、カードゲート装置1のフ
ローチャートを示す。図2の(イ)において、S1は、
セキュリティチェックがOKか否かを判別する。これ
は、図1の操作部15から解錠スイッチを押下して動作
状態にし、カード読取部11がカード所持者の所持する
カードのカード情報を読み取り、照合部12がこの読み
取ったカード情報の真偽および許可レベルをチェック
し、入室OKか否かを判別する。YESの場合には、セ
キュリティチェックがOK(入室OK)と判明したの
で、S2で錠制御部13が錠制御依頼電文を回線部17
を介してCGコントローラ2に送信する。これに対応し
て、管理テーブル21−1を参照して他の電気錠4が動
作中でなかった場合、錠制御許可電文を返答すると共に
管理テーブル21−1に当該電気錠4を登録および動作
中フラグをセットする(S11ないしS14)。一方、
NOの場合には、S1を繰り返し行う。
【0035】S3は、S2で錠制御依頼電文をCGコン
トローラ2に送信したことに対応して、CGコントロー
ラ2から錠制御許可電文が受信されたか否かを判別す
る。YESの場合には、錠制御許可電文が受信されたの
で、錠制御部13が錠駆動部14に指示して電気錠4を
ドライブ開始する。
【0036】S5は、錠動作終了か否かを判別する。S
3で電気錠4をドライブ開始してから一般の瞬断錠の場
合には約数10ミリ秒で錠動作終了が返ってくるので、
このときにYESとなり、S6で錠ドライブを終了し、
S7に進む。
【0037】S7は、錠制御完了電文をCGコントロー
ラ2に送信する。これにより、管理テーブル21−1の
該当エントリの動作中フラグをリセットする(S11の
NO、S15、S16)。
【0038】図2の(ロ)は、CGコントローラのフロ
ーチャートを示す。図2の(ロ)において、S11は、
S2で送信した錠制御依頼電文を受信したか否かを判別
する。YESの場合には、S12で他錠動作有りか否か
(管理テーブル21−1を参照して動作中フラグが
“1”の電気錠4が登録されているか否か)を判別し、
YESのときはS11を繰り返し行い、NOのときは他
の電気錠4が動作中でないと判明したのでS13で錠制
御許可電文を送信して電気錠を駆動させると共に、S1
4で管理テーブル21−1に電気錠および動作中フラグ
を“1”にセットする。
【0039】S15は、S7で送信した錠制御完了電文
か否かを判別する。YESの場合には、S16で管理テ
ーブル21−1の動作中フラグをクリア(リセット)す
る。以上によって、カードゲート装置1がカードを読み
取ってチェックを行ってセキュリティOKとなったとき
に、錠制御依頼電文をCGコントローラ2に送信し、こ
れを受信したCGコントローラ2が管理テーブル21−
1を参照して動作中フラグがセットされていなかったと
きに錠制御許可電文をカードゲート装置1に送信して電
気錠4を駆動制御させると共に管理テーブル21−1に
電気錠を登録および動作中フラグをセットしておき、錠
制御完了電文でこの管理テーブル21−1の動作中フラ
グをリセットする。これにより、複数の電気錠4につい
て同時に錠制御依頼電文が送信されてきても、1つづつ
順次錠制御許可電文を送信して順次駆動しているため、
電源装置(無停電電源装置)3から電気錠4に供給する
電源が同時に1つ分の容量があればよく、電気容量を小
さくすることが可能となる。
【0040】図3は、本発明の具体例説明図を示す。図
3の(イ)は、構成図を示す。これは、CGコントロー
ラ2に2台のCG−A(カードゲート装置のA)および
CG−Bを接続し、それぞれ電気錠4が1つづつ接続さ
れている。
【0041】図3の(ロ)は、図3の(イ)の構成の動
作の状態遷移図を示す。図3の(ロ)において、は、
CG−Aがカード待ち→カード読取→チェックを行い、
OKのときに錠制御依頼電文(図2のS2)をCGコン
トローラ2に送信する。
【0042】は、で送信された錠制御依頼電文を受
信したCGコントローラ2が、動作錠無しの状態(管理
テーブル21−1に動作中フラグが“1”の電気錠がな
い状態、図2のS12のNO)であったので、錠制御許
可電文をCG−Aに送信すると共に動作中フラグを
“1”にセットする(図2のS13、S14)。
【0043】は、の錠制御許可電文を受信したCG
−Aが錠動作させる。は、の錠動作を完了した時
に、錠制御完了電文をCG−AがCGコントローラ2に
送信し、管理テーブル21−1の動作中フラグをリセッ
トし、一連の錠動作を終了する。
【0044】一方、’は、CG−Bがと同様にカー
ド待ち→カード読取→チェックを行い、OKのときに錠
制御依頼電文(図2の(イ)のS2)をCGコントロー
ラ2に送信する。
【0045】’は、’で送信された錠制御依頼電文
を受信したCGコントローラ2が、A錠動作中の状態
(管理テーブル21−1に動作中フラグが“1”の電気
錠Aがあった状態、図2のS12のYES)であったの
で、ここでは、動作中の電気錠Aについての錠制御完
了電文を受信して動作中フラグがリセットされるまで待
ち、リセットされたときに錠制御許可電文をCG−Bに
送信すると共に動作中フラグを“1”にセットする(図
2のS13、S14)。
【0046】’は、’の錠制御許可電文を受信した
CG−Bが錠動作させる。’は、’の錠動作を完了
した時に、錠制御完了電文をCG−BがCGコントロー
ラ2に送信し、管理テーブル21−1の動作中フラグを
リセットし、一連の錠動作を終了する。
【0047】次に、図4のフローチャートに示す順序に
従い、図1の構成の他の動作を詳細に説明する。図4の
(イ)は、カードゲート装置1のフローチャートを示
す。
【0048】図4の(イ)において、S21は、セキュ
リティチェックがOKか否かを判別する。これは、図1
の操作部15から解錠スイッチを押下して動作状態に
し、カード読取部11がカード所持者の所持するカード
のカード情報を読み取り、照合部12がこの読み取った
カード情報の真偽および許可レベルをチェックし、入室
OKか否かを判別する。YESの場合には、セキュリテ
ィチェックがOK(入室OK)と判明したので、S22
に進む。NOの場合には、S21を繰り返し行う。
【0049】S22は、S21でセキュリティチェック
がOKと判明したので、ポーリング受信があったか否か
を判別する。これは、セキュリティチェックがOKの状
態で、CGコントローラ2から錠制御許可電文を受信し
たか否かを判別する。YESのときは、S23で錠制御
動作電文をCGコントローラ2に送信し、S24で錠制
御許可電文を受信したか否かを判別し、YESのときに
S25に進み、NOのときはS24で受信するまで待機
する。一方、S22でNOのときは錠制御許可電文がC
Gコントローラ2から送信されてくるまで、即ち自己の
カードゲート装置1のポーリングの順番が来るまで待機
する。
【0050】S25は、S24のYESで錠制御許可電
文を受信したので、錠ドライブを開始する。これは、図
1の錠制御部13が錠制御電文を受信したので、錠駆動
部14に指示して電気錠4の駆動を開始する。
【0051】S26は、錠動作終了か否かを判別する。
YESの場合には、S27で錠ドライブ終了し、S28
で錠制御完了電文をCGコントローラ2に送信し、管理
テーブル21−1の動作中フラグをリセットする。
【0052】図4の(ロ)は、CGコントローラのフロ
ーチャートを示す。図4の(ロ)において、S31は、
錠制御許可電文を送信(ポーリング送信)する。
【0053】S32は、S31のポーリング送信に対応
して、カードゲート装置1から錠制御動作電文を受信し
たか否かを判別する。YESのときはS33で、錠制御
許可電文を送信すると共に管理テーブル21−1に動作
中フラグを“1”にセットし、S35に進む。一方、N
Oのときは、S31を繰り返す。
【0054】S35は、錠制御完了電文を受信したか否
かを判別する。YESの場合には、S36で管理テーブ
ル21−1の動作中フラグをクリア(リセット)する。
NOの場合には、S35を繰り返し行い、待機する。
【0055】以上によって、カードゲート装置1がカー
ドを読み取ってチェックを行ってセキュリティOKとな
ったときに、CGコントローラ2からの錠制御許可電文
のポーリングを待ち、錠制御動作電文を送信し、これを
受信したCGコントローラ2が錠制御許可電文を送信す
ると共に管理テーブル21−1の動作中フラグをセット
しておき、電気錠4の動作が終了したときに送信されて
くる錠制御完了電文を受信して管理テーブル21−1の
動作中フラグをリセットする。これにより、複数の電気
錠4についてポーリングによっていずれか1つに錠制御
許可電文を送信して電気錠4を1つ1つ順次駆動するこ
とを繰り返しているため、電源装置(無停電電源装置)
3から電気錠4に供給する電源が同時に1つ分の容量が
あればよく、電気容量を小さくすることが可能となる。
【0056】図5は、本発明の他の具体例説明図を示
す。図5の(イ)は、構成図を示す。これは、CGコン
トローラ2に2台のCG−A(カードゲート装置のA)
およびCG−Bを接続し、それぞれ電気錠4が1つづつ
接続されている。
【0057】図5の(ロ)は、図5の(イ)の構成の動
作の状態遷移図を示す。図5の(ロ)において、は、
CGコントローラ2が錠制御許可電文をポーリング送信
する(図4のS31)。
【0058】は、のポーリングに対応して、カード
待ち→カード読取→チェックを行い、OKの状態になっ
ているCG−Aが錠制御動作電文をCGコントローラ2
に送信する(図4のS23)。
【0059】は、の錠制御動作電文を受信したCG
コントローラ2が錠制御許可電文をCG−Aに送信する
(図4のS33)。は、の錠制御許可電文を受信し
たCG−Aが錠動作を行う(電気錠4を駆動する)。
【0060】は、の錠動作を終了した後、錠制御完
了電文をCG−AがCGコントローラ2に送信する(図
4のS28)。これにより、CG−Aの錠動作を終了す
る。次に、ないしの手順と同様に、’ないし’
の手順によって、CG−Bの錠動作をポーリングによっ
て行う。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カード読取部11がカードからカード情報を読み取り、
照合部12がこのカード情報を照合してOKと判定した
ときに、カードゲート装置1が制御依頼電文を送信し、
これを受信したCGコントローラ2が管理テーブル21
−1を参照して他の被電源供給部(例えば電気錠)4が
動作中でないと判明したときにセットすると共に制御許
可電文を送信、動作中であると判明したときは動作中で
なくなったときにセットすると共に制御許可電文を送信
し、これを受信したカードゲート装置1が駆動部14に
指示して被電源供給部4を駆動した後、制御完了電文を
CGコントローラ2に送信して管理テーブル21−1を
リセットしたり、あるいはポーリングに対応してカード
ゲート装置1から制御動作電文が送信されたときに制御
許可電文を送信し、被電源供給部4を駆動した後、制御
完了電文が送信されてきたときに次のポーリングを行っ
たりする構成を採用しているため、被電源供給部(例え
ば電気錠)4を順次駆動して電源装置3、特に無停電電
源の容量を削減することができると共に電源線を細くす
ることができる。これにより、被電源供給部(例えば電
気錠4)の同時動作要求があっても順次動作させ、電源
装置3の容量を削減すると共に電源線への負荷負担を軽
減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャートである。
【図3】本発明の具体例説明図である。
【図4】本発明の他の動作説明フローチャートである。
【図5】本発明の他の具体例説明図である。
【図6】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1:カードゲート装置(CG) 11:カード読取部 12:照合部 13:制御部 14:駆動部 15:操作部 16:表示部 17:回線部 18:制御部 2:CGコントローラ 21:CG管理部 21−1:管理テーブル 22:CG回線部 23:上位回線部 24:中継部 25:操作部 26:制御部 3:電源装置 4:被電源供給部(電気錠) 5:カード
フロントページの続き (72)発明者 岸本 裕樹 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 岡野 正彦 東京都稲城市矢野口1776番地 富士通機電 株式会社内 (72)発明者 佐藤 誠 東京都稲城市矢野口1776番地 富士通機電 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被電源供給部を制御する被電源供給部制
    御方式において、 カードを読み取るカード読取部(11)と、 このカード読取部(11)で読み取ったカード情報をも
    とにOKか否かを照合する照合部(12)と、 OKのときに被電源供給部を駆動する駆動部(14)と
    からなるカードゲート装置(1)と、 管理テーブル(21−1)を持ち、上記カードゲート装
    置(1)を複数台、統括制御するCGコントローラ
    (2)と、 これらカードゲート装置(1)およびCGコントローラ
    (2)に電源を供給する電源装置(3)とを備え、 上記カード読取部(11)がカードからカード情報を読
    み取り、上記照合部(12)がこのカード情報を照合し
    てOKと判定したときに、カードゲート装置(1)が制
    御依頼電文を送信し、これを受信した上記CGコントロ
    ーラ(2)が管理テーブル(21−1)を参照して他の
    被電源供給部(4)(あるいは複数の他の被電源供給部
    (4)あるいは所定容量以上の他の被電源供給部
    (4))が動作中でないと判明したときにセットすると
    共に制御許可電文を送信、動作中であると判明したとき
    は動作中でなくなったときにセットすると共に制御許可
    電文を送信し、これを受信したカードゲート装置(1)
    が駆動部(14)に指示して被電源供給部(4)を駆動
    した後、制御完了電文をCGコントローラ(2)に送信
    して管理テーブル(21−1)をリセットし、被電源供
    給部(4)を順次駆動して上記電源装置(3)の容量を
    削減するように構成したことを特徴とする被電源供給部
    制御方式。
  2. 【請求項2】 被電源供給部を制御する被電源供給部制
    御方式において、 カードを読み取るカード読取部(11)と、 このカード読取部(11)で読み取ったカード情報をも
    とにOKか否かを照合する照合部(12)と、 OKのときに被電源供給部を駆動する駆動部(14)と
    からなるカードゲート装置(1)と、 カードゲート装置(1)を複数台、統括制御するCGコ
    ントローラ(2)と、 これらカードゲート装置(1)およびCGコントローラ
    (2)に電源を供給する電源装置(3)とを備え、 上記カード読取部(11)がカードからカード情報を読
    取り、上記照合部(12)がこのカード情報を照合して
    OKと判定したときに、上記CGコントローラ(2)か
    らのポーリングを待ってカードゲート装置(1)が制御
    動作電文を送信し、これを受信したCGコントローラ
    (2)が制御許可電文を送信し、これを受信したカード
    ゲート装置(1)が駆動部(14)に指示して被電源供
    給部(4)を駆動した後、制御完了電文をCGコントロ
    ーラ(2)に送信し、被電源供給部(4)を順次駆動し
    て上記電源装置(3)の容量を削減するように構成した
    ことを特徴とする被電源供給部制御方式。
  3. 【請求項3】 請求項第1項および第2項の被電源供給
    部を、電気錠としたことを特徴とする被電源供給部制御
    方式。
  4. 【請求項4】 上記電源装置(3)として無停電電源装
    置としたことを特徴とする請求項第1項、第2項および
    第3項記載の被電源供給部制御方式。
JP3242132A 1991-09-21 1991-09-21 被電源供給部制御方式 Pending JPH0583855A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5675324A (en) * 1994-03-17 1997-10-07 Sharp Kabushiki Kaisha Paging device having last-to-first sequential character memory search routine
JP2013057177A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Toshiba Corp ドア制御装置、ドア制御システム及び方法

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