JPH0583734U - レンズキャップ装置 - Google Patents

レンズキャップ装置

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JPH0583734U
JPH0583734U JP021667U JP2166792U JPH0583734U JP H0583734 U JPH0583734 U JP H0583734U JP 021667 U JP021667 U JP 021667U JP 2166792 U JP2166792 U JP 2166792U JP H0583734 U JPH0583734 U JP H0583734U
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JP
Japan
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lens
lens cap
lens barrel
cap
fitted
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Pending
Application number
JP021667U
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Inventor
啓一 堀田
Original Assignee
旭光学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズ鏡筒とレンズキャップとを接続する紐
体を有するレンズキャップ装置において、レンズキャッ
プ被着状態で紐体に外力が加わった場合に、レンズキャ
ップが外れにくいレンズキャップ装置を得ること。 【構成】 レンズ鏡筒の筒状部先端に嵌合脱着されるさ
れるレンズキャップと、このレンズキャップ縁部に一端
が接続され他端が上記レンズ鏡筒周囲に結合される紐体
とを備えた弾性材料からなるレンズキャップ装置におい
て、レンズキャップとレンズ鏡筒との嵌合部に、嵌合状
態で互いに嵌合する径方向の凸部と凹部を設けたレンズ
キャップ装置の外れ防止装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本考案は、レンズキャップ装置、特に、レンズ鏡筒との結合用の紐体を備えた 弾性材料からなるレンズキャップ装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
例えば、レンズ鏡筒の外周に嵌める保護外筒と、この保護外筒の先端筒状部に 嵌合脱着されるレンズキャップと、このレンズキャップと保護外筒とを接続する 紐体とをゴム材料により一体成形する場合、紐体はレンズ鏡筒を正規位置に向け たときに該レンズ鏡筒の下部に位置するように設けるのが普通である。レンズキ ャップを開いたとき、該キャップは紐体によってレンズ鏡筒の下方にぶら下がっ た状態となる。このようなレンズキャップ装置は、例えば、スポッティングスコ ープ、単眼鏡、双眼鏡等に設けられる。
【0003】 このレンズキャップ装置はしかし、テーブル等に載置した場合、レンズ鏡筒の 重量でレンズキャップが外れるという問題があった。すなわち、テーブル等に載 置すると、レンズ鏡筒の重量が紐体部分に掛かる。すると、紐体が真直になろう とし、その結果、レンズキャップが外れてしまう。勿論、レンズ鏡筒とキャップ の嵌め合いを固くすればこの問題は解決されるが、すると、着脱操作が困難にな り、両者の兼ね合いが難しい。 以上の問題は、紐体が例えばレンズ鏡筒の側面に位置する場合であっても、紐 体に外力を加えると、同様に生じる。
【0004】
【考案の目的】
本考案は従って、レンズ鏡筒とレンズキャップとを接続する紐体を有するレン ズキャップ装置において、レンズキャップ被着状態で紐体に外力が加わった場合 に、レンズキャップが外れない、または外れにくいレンズキャップ装置を得るこ とを目的とする。
【0005】
【考案の概要】
本考案は、レンズ鏡筒の筒状部先端に嵌合脱着されるされるレンズキャップと 、このレンズキャップ縁部に一端が接続され他端がレンズ鏡筒周囲に結合される 紐体とを備えた弾性材料からなるレンズキャップ装置において、レンズキャップ とレンズ鏡筒との嵌合部に、嵌合状態で互いに嵌合する径方向の凸部と凹部を設 けたことを特徴としている。 このような凹部と突部を設ければ、仮に紐体にこれを真直にするような力が加 わっても、レンズキャップは外れにくい。
【0006】 レンズキャップは、レンズ鏡筒の筒状部先端の外周に嵌合されるものでも、内 周に嵌合されるものでもよく、いずれの場合も、嵌合部に径方向の凸部と凹部を 設ければよい。 レンズ鏡筒側の径方向の凹部または凸部は、レンズ鏡筒自体に設けてもよいが 、レンズキャップおよび紐体と同時に成形される保護外筒をレンズ鏡筒に被着し 、この保護外筒に凹部または凸部が形成してもよい。 紐体は、レンズ鏡筒を正規の方向に向けたとき、該レンズ鏡筒の下部に位置す るように設け、この紐体と略同一の周方向位置に、径方向の凸部と凹部を設ける ことが好ましい。
【0007】
【考案の実施例】
以下図示実施例に基づいて本考案を説明する。図1ないし図4は、本考案をス ポッティングスコープ11に適用した実施例を示す。スポッティングスコープ1 1は、先方の対物レンズ鏡筒12と、その焦点調節リング13を備え、この焦点 調節リング13を回動させることにより、対物レンズ鏡筒12内の対物レンズを 移動させて物体に焦点を合わせ、その像をボディ15内のプリズムおよび接眼レ ンズ鏡筒14内の接眼レンズを通して観察する。このスポッテイングスコープは 、最初射撃の弾痕確認用に開発された高倍率の単眼鏡であり、その後バードウォ ッチング等にも用いられている。
【0008】 レンズ鏡筒12の先端には、ゴム材料の一体成形品からなるレンズキャップ装 置ユニット21が装着されている。このレンズキャップ装置ユニット21は、レ ンズ鏡筒12の先部外周に被着されてレンズ鏡筒12の一部を構成する保護外筒 22と、この保護外筒22の先端部外周に嵌合脱着されるレンズキャップ23と 、この保護外筒22とレンズキャップ23を接続する紐体24とを備えている。 レンズキャップ23は、保護外筒22の外周部に嵌合する偏平筒状部23aと、 保護外筒22の開口を閉塞するキャップ端面23bとを備えている。紐体24は 、スポッティングスコープ11を正規の方向に向けたとき、下側に位置するよう に設けられている。
【0009】 本考案は、以上のレンズキャップ装置ユニット21において、保護外筒22に は径方向の凹部26を、レンズキャップ23の偏平筒状部23aには同方向の凸 部27を設けたことを特徴としている。この凹部26と凸部27は、保護外筒2 2(レンズ鏡筒12)の先端にレンズキャップ23を嵌合被着したとき、互いに 嵌合する位置に設けられている。また、この凹部26と凸部27は、紐体24の 前方、つまり紐体24と同じ周方向位置に設けられている。
【0010】 上記構成の本装置は、保護外筒22(レンズ鏡筒12)の外周にレンズキャッ プ23を嵌合被着した状態において、スポッティングスコープ11を図4のよう に正規の方向に向けてテーブル28上に載置しても、レンズキャップ23が外れ るおそれがない。すなわち、図4のような載置状態では、紐体24にスポッティ ングスコープ11の重量が加わるため、紐体24は伸長しようとする。この力は 、レンズキャップ23の下部を矢印Pで示すように、前方に押す力となり、レン ズキャップ23を保護外筒22から外そうとするが、本考案では凹部26と凸部 27が互いに嵌合しているため、レンズキャップ23が前方に押しだされること がない。よって、レンズキャップ23が外れることがない。凹部26と凸部27 の深さ(長さ)は、このような作用が得られるように定める。凹部26と凸部2 7は、上側、つまり紐体24の反対側に設けてもよいが、紐体24と同じ位置に 設けた方が、外れ防止効果が高い。レンズキャップ23を外す場合には、紐体2 3の反対側から外せば、簡単に外れる。
【0011】 図5、図6は、本考案の別の実施例を示すもので、第1の実施例と同一の要素 には同一の符合を付している。図5のレンズキャップ装置ユニット21Aは、第 1の実施例の保護外筒22に代えて、レンズ鏡筒12の外周に被着されるリング バンド22Aを設け、凹部26Aをレンズ鏡筒12の外周に直接設けた実施例で ある。
【0012】 図6は、内径嵌合式のレンズキャップに本考案を適用したもので、レンズキャ ップ装置ユニット21Bのレンズキャップ23Bには、レンズ鏡筒12の内周に 嵌合する筒状部23cが設けられている。そして、この内径嵌合筒状部23cの 外面に径方向の凸部27Bが設けられ、レンズ鏡筒12の内周面に、この凸部2 7Bに嵌合する凹部29が形成されている。
【0013】 これらの実施例においても、第1の実施例と同様の作用効果を得ることができ る。なお、凸部と凹部の関係は、実施例とは逆に、レンズキャップ23側に凹部 、レンズ鏡筒12側に凸部でもよいことは明らかである。
【0014】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、レンズキャップとレンズ鏡筒とを紐体を介し て接続したレンズキャップ装置において、紐体に外力が加わっても、径方向の凸 部と凹部の嵌合関係により、レンズキャップが外れるのを確実に防止することが できる。また本考案は、凸部と凹部を形成するという簡単な構成であるから、コ ストアップも生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるレンズキャップの外れ防止装置の
実施例を示す、一部を断面とした要部の側面図である。
【図2】レンズキャップ装置ユニット単体の斜視図であ
る。
【図3】図2の一部正面図である。
【図4】本考案装置を有するスポッティングスコープの
全体の側面図である。
【図5】本考案のレンズキャップの外れ防止装置の他の
実施例を示す側面図である。
【図6】同さらに他の実施例を示す側断面図である。
【符号の説明】
12 レンズ鏡筒 21 21A 21B レンズキャップ装置ユニット 22 保護外筒 23 レンズキャップ 23a 偏平筒状部 23b キャップ端面 23c 内径嵌合筒状部 24 紐体 26 26A 26B 凹部 27 27A 27B 凸部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ鏡筒の筒状部先端に嵌合脱着され
    るされるレンズキャップと、このレンズキャップ縁部に
    一端が接続され他端が上記レンズ鏡筒周囲に結合される
    紐体とを備えた弾性材料からなるレンズキャップ装置に
    おいて、 上記レンズキャップとレンズ鏡筒との嵌合部に、嵌合状
    態で互いに嵌合する径方向の凸部と凹部を設けたことを
    特徴とするレンズキャップ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、レンズ鏡筒には、レ
    ンズキャップおよび紐体と同時に成形された保護外筒が
    被着され、この保護外筒に上記凹部または凸部が形成さ
    れているレンズキャップ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、紐体は、レンズ鏡筒
    を正規の方向に向けたとき、該レンズ鏡筒の下部に位置
    するレンズキャップ装置の外れ防止装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、径方向の凸部と凹部は、紐体と略同一の周方向位置
    に設けられているレンズキャップ装置。
JP021667U 1992-04-08 1992-04-08 レンズキャップ装置 Pending JPH0583734U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP021667U JPH0583734U (ja) 1992-04-08 1992-04-08 レンズキャップ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP021667U JPH0583734U (ja) 1992-04-08 1992-04-08 レンズキャップ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0583734U true JPH0583734U (ja) 1993-11-12

Family

ID=12061396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP021667U Pending JPH0583734U (ja) 1992-04-08 1992-04-08 レンズキャップ装置

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JP (1) JPH0583734U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7561349B2 (en) 2006-02-08 2009-07-14 Nikon Vision Co., Ltd. Telescope and lens cap

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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