JPH0583689A - 多重伝送方式およびその装置 - Google Patents
多重伝送方式およびその装置Info
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- JPH0583689A JPH0583689A JP3123653A JP12365391A JPH0583689A JP H0583689 A JPH0583689 A JP H0583689A JP 3123653 A JP3123653 A JP 3123653A JP 12365391 A JP12365391 A JP 12365391A JP H0583689 A JPH0583689 A JP H0583689A
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- signal
- video signal
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- modulating
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/10—Adaptations for transmission by electrical cable
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/08—Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division
- H04N7/081—Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division the additional information signals being transmitted by means of a subcarrier
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Television Systems (AREA)
- Synchronizing For Television (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 映像信号の特性を劣化させることなく、電源
と映像信号を含む複数の信号を同じ同軸ケーブルによっ
て伝送させる。 【構成】 映像信号は映像信号送出回路１９からベース
バンドで伝送され、同期信号、遠隔制御信号は、変調器
５、６によってそれぞれ予め決められた周波数で変調さ
れ、フィルタ７を介して伝送される。そして、伝送され
た変調信号はフィルタ１６を介してそれぞれ周波数成分
に分けられた後、変調器１７、１８によって復調されて
元の信号に戻される。また、電源は、定電流化されて伝
送され、伝送後にインピーダンス変換した後定電圧化さ
れ負荷２４に印加される。
と映像信号を含む複数の信号を同じ同軸ケーブルによっ
て伝送させる。 【構成】 映像信号は映像信号送出回路１９からベース
バンドで伝送され、同期信号、遠隔制御信号は、変調器
５、６によってそれぞれ予め決められた周波数で変調さ
れ、フィルタ７を介して伝送される。そして、伝送され
た変調信号はフィルタ１６を介してそれぞれ周波数成分
に分けられた後、変調器１７、１８によって復調されて
元の信号に戻される。また、電源は、定電流化されて伝
送され、伝送後にインピーダンス変換した後定電圧化さ
れ負荷２４に印加される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は映像信号、制御信号、電
源などを多重化して伝送する多重伝送方式およびその装
置に関する。
源などを多重化して伝送する多重伝送方式およびその装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、映像信号に電源を多重化する場合
には、たとえば実公昭５９−３６０６３号公報に記載さ
れているように、映像信号と電源を単に重畳して伝送す
る方式（装置）が良く用いられ、また、映像信号に他の
別制御信号等を多重して伝送する場合は、それらの信号
をそれぞれ異なる周波数の信号で変調し、しかる後多重
化して伝送する方式（装置）が多く用いられている。以
下、これらの伝送方式について図５、図６を用いて詳細
に説明する。
には、たとえば実公昭５９−３６０６３号公報に記載さ
れているように、映像信号と電源を単に重畳して伝送す
る方式（装置）が良く用いられ、また、映像信号に他の
別制御信号等を多重して伝送する場合は、それらの信号
をそれぞれ異なる周波数の信号で変調し、しかる後多重
化して伝送する方式（装置）が多く用いられている。以
下、これらの伝送方式について図５、図６を用いて詳細
に説明する。
【０００３】図５は、映像信号と電源とを多重化して伝
送する場合の多重伝送装置を示すブロック図である。図
５において、３０は離れた場所にあるカメラ４０より映
像信号を取り出したり、上記カメラ４０に電源を供給し
たりするカメラコントロール装置であり、５０はカメラ
コントロール装置３０とカメラ４０とを互いに接続する
同軸ケーブルである。カメラコントロール装置３０にお
いて、３１は商用電源をカメラコントロール装置３０内
で使用される直流電源に変換するＡＣ−ＤＣコンバー
タ、３２はＡＣ−ＤＣコンバータ３１からの出力を定電
流化する定電流回路である。そして、カメラ４０におい
て、４１はハイインピーダンスの信号をローインピーダ
ンスに変換するインピーダンス変換部、４２はインピー
ダンス変換部４１の出力側の電圧を定電圧化する定電圧
回路部である。
送する場合の多重伝送装置を示すブロック図である。図
５において、３０は離れた場所にあるカメラ４０より映
像信号を取り出したり、上記カメラ４０に電源を供給し
たりするカメラコントロール装置であり、５０はカメラ
コントロール装置３０とカメラ４０とを互いに接続する
同軸ケーブルである。カメラコントロール装置３０にお
いて、３１は商用電源をカメラコントロール装置３０内
で使用される直流電源に変換するＡＣ−ＤＣコンバー
タ、３２はＡＣ−ＤＣコンバータ３１からの出力を定電
流化する定電流回路である。そして、カメラ４０におい
て、４１はハイインピーダンスの信号をローインピーダ
ンスに変換するインピーダンス変換部、４２はインピー
ダンス変換部４１の出力側の電圧を定電圧化する定電圧
回路部である。
【０００４】図５に示す従来例において、カメラコント
ロール装置３０からカメラ４０に対し電源を伝送し、カ
メラ４０からカメラコントロール装置３０に映像信号が
伝送される場合について説明する。まず、商用電源はＡ
Ｃ−ＤＣコンバータ３１によって直流電源に変換され装
置内部の電源として使用されるほか定電流回路３２に送
られ定電流化されて同軸ケーブル５０を介して、カメラ
４０に供給される。カメラ４０側では、インピーダンス
変換部４１によってローインピーダンスの電圧源に変換
され、さらに定電圧部４２で定電圧化されて、カメラ内
部の負荷４３に供給される。一方、カメラ４０からの映
像信号は映像信号送出回路４４からカップリングコンデ
ンサ４５を介して、同軸ケーブル５０に送られる。そし
て、同軸ケーブル５０を通してカメラコントロール装置
３０に送られてきた映像信号は、カップリングコンデン
サ３３を介して、映像信号出力端子３４に伝送される。
ロール装置３０からカメラ４０に対し電源を伝送し、カ
メラ４０からカメラコントロール装置３０に映像信号が
伝送される場合について説明する。まず、商用電源はＡ
Ｃ−ＤＣコンバータ３１によって直流電源に変換され装
置内部の電源として使用されるほか定電流回路３２に送
られ定電流化されて同軸ケーブル５０を介して、カメラ
４０に供給される。カメラ４０側では、インピーダンス
変換部４１によってローインピーダンスの電圧源に変換
され、さらに定電圧部４２で定電圧化されて、カメラ内
部の負荷４３に供給される。一方、カメラ４０からの映
像信号は映像信号送出回路４４からカップリングコンデ
ンサ４５を介して、同軸ケーブル５０に送られる。そし
て、同軸ケーブル５０を通してカメラコントロール装置
３０に送られてきた映像信号は、カップリングコンデン
サ３３を介して、映像信号出力端子３４に伝送される。
【０００５】ところで、この場合映像信号は変調されず
に、そのままベースバンドでカメラ４０から送出され、
同軸ケーブル５０を介してカメラコントロール装置３０
に伝送される。そして、電源もカメラコントロール装置
３０で定電流化され、そのまま同軸ケーブル５０を介し
てカメラ４０側に伝送される。
に、そのままベースバンドでカメラ４０から送出され、
同軸ケーブル５０を介してカメラコントロール装置３０
に伝送される。そして、電源もカメラコントロール装置
３０で定電流化され、そのまま同軸ケーブル５０を介し
てカメラ４０側に伝送される。
【０００６】図６は、映像信号とそれ以外の複数の信号
とを多重化して伝送する場合の多重伝送装置のブロック
図である。
とを多重化して伝送する場合の多重伝送装置のブロック
図である。
【０００７】図６において、６０はリモートコントロー
ルユニット、７０はこのリモートコントロールユニット
６０に同軸ケーブル５０を介して接続されたカメラであ
る。リモートコントロールユニット６０およびカメラ７
０において、６４、６６、７４はそれぞれ予め決められ
た周波数でそれぞれ信号を変調する変調器、６５、７
３、７５はそれぞれ変調信号をそれぞれの信号に復調す
る復調器、６７、７２は予め決められた周波数以外の高
調波成分を除去するとともに同軸ケーブル５０によって
伝送されてきた信号より予め決められた周波数のみを抜
き取るフィルタである。そして、５９は直流電源を定電
流源に変換する定電流回路、７９は定電流源の直流電源
をローインピーダンスに変換するインピーダンス変換
部、８０は直流電源を安定な定電圧にする定電圧回路
部、７６はカメラ７０の同期をとるための同期信号を出
力する同期回路、７７はカメラ側で得られた映像信号を
増幅し送出する映像信号送出回路、７８はカメラ７０内
の各種コントロールをおこなう制御回路である。
ルユニット、７０はこのリモートコントロールユニット
６０に同軸ケーブル５０を介して接続されたカメラであ
る。リモートコントロールユニット６０およびカメラ７
０において、６４、６６、７４はそれぞれ予め決められ
た周波数でそれぞれ信号を変調する変調器、６５、７
３、７５はそれぞれ変調信号をそれぞれの信号に復調す
る復調器、６７、７２は予め決められた周波数以外の高
調波成分を除去するとともに同軸ケーブル５０によって
伝送されてきた信号より予め決められた周波数のみを抜
き取るフィルタである。そして、５９は直流電源を定電
流源に変換する定電流回路、７９は定電流源の直流電源
をローインピーダンスに変換するインピーダンス変換
部、８０は直流電源を安定な定電圧にする定電圧回路
部、７６はカメラ７０の同期をとるための同期信号を出
力する同期回路、７７はカメラ側で得られた映像信号を
増幅し送出する映像信号送出回路、７８はカメラ７０内
の各種コントロールをおこなう制御回路である。
【０００８】図６に示す従来例において同期信号、遠隔
制御信号、映像信号、および電源について、それぞれそ
れらを伝送するときの動作について説明する。端子６
１、６３に印加された同期入力信号、遠隔制御入力信号
はそれぞれ変調器６４、６６によって予め決められた周
波数ｆ１、ｆ３で変調されフィルタ６７に印加される。
また、同軸ケーブル５０を介してカメラ７０側に伝送さ
れ、上記多重された信号が伝送されて来るとフィルタ７
２によって、それぞれ周波数ｆ１、ｆ３の周波数成分が
抜き取られ、それぞれ復調器７３、７５に印加される。
したがって、復調器７３、７５によってそれぞれ元の同
期信号、遠隔制御信号が復調され、その出力が同期回路
７６、制御回路７８に伝送される。
制御信号、映像信号、および電源について、それぞれそ
れらを伝送するときの動作について説明する。端子６
１、６３に印加された同期入力信号、遠隔制御入力信号
はそれぞれ変調器６４、６６によって予め決められた周
波数ｆ１、ｆ３で変調されフィルタ６７に印加される。
また、同軸ケーブル５０を介してカメラ７０側に伝送さ
れ、上記多重された信号が伝送されて来るとフィルタ７
２によって、それぞれ周波数ｆ１、ｆ３の周波数成分が
抜き取られ、それぞれ復調器７３、７５に印加される。
したがって、復調器７３、７５によってそれぞれ元の同
期信号、遠隔制御信号が復調され、その出力が同期回路
７６、制御回路７８に伝送される。
【０００９】一方、映像信号はカメラ７０側で作り出さ
れ変調器７４によって予め決められた周波数ｆ２で変調
される。そして、フィルタ７２に加えられコンデンサ７
１を介して同軸ケーブル５０に伝送される。そして同軸
ケーブル５０を介してリモートコントロールユニット６
０側に伝送された上記映像信号はフィルタ６７を介して
復調器６５に印加され、ここで復調されて元の映像信号
となり、端子６２に出力される。
れ変調器７４によって予め決められた周波数ｆ２で変調
される。そして、フィルタ７２に加えられコンデンサ７
１を介して同軸ケーブル５０に伝送される。そして同軸
ケーブル５０を介してリモートコントロールユニット６
０側に伝送された上記映像信号はフィルタ６７を介して
復調器６５に印加され、ここで復調されて元の映像信号
となり、端子６２に出力される。
【００１０】また、電源は電源部６９が定電流回路５９
を介して同軸ケーブル５０に印加され、カメラ５０側で
はインピーダンス変換部７９でローインピーダンス化さ
れ、定電圧回路部８０で定電圧化され負荷８１に印加さ
れる。
を介して同軸ケーブル５０に印加され、カメラ５０側で
はインピーダンス変換部７９でローインピーダンス化さ
れ、定電圧回路部８０で定電圧化され負荷８１に印加さ
れる。
【００１１】このように、図６に示す従来例の場合に
は、同期信号、映像信号、遠隔制御信号をそれぞれ伝送
元で一旦変調し、各信号を多重した後、同軸ケーブルで
伝送し、伝送先に伝送し、伝送先で今度は復調してそれ
ぞれ元の信号を取り出すようにしている。
は、同期信号、映像信号、遠隔制御信号をそれぞれ伝送
元で一旦変調し、各信号を多重した後、同軸ケーブルで
伝送し、伝送先に伝送し、伝送先で今度は復調してそれ
ぞれ元の信号を取り出すようにしている。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の多重伝送装置ではそれぞれ次のような問題を有す
る。すなわち、図５に示すように、ベースバンドで映像
信号を伝送する場合には電源以外の例えば同期信号など
を同時に同じベースバンドで伝送することができないと
いう問題があり、また、図６に示すように同期信号、映
像信号、遠隔制御信号を一旦それぞれ変調して、伝送す
る場合には、伝送先で再び復調しなければならず、特に
映像信号は、変調、復調を行うことにより変調前の映像
信号に比べてＳ／Ｎの劣化、微分利得特性（以下ＤＧ特
性という）の劣化、微分位相特性（以下ＤＰ特性とい
う）の劣化等を起こす可能性が大きく、正確な元の映像
信号を非常に得にくいという問題がある。また、変調す
る信号の周波数を互いに異ならせ、フィルタによって充
分に分離させたとしても、映像信号の映像期間内に遠隔
制御信号などが飛び込み、ビート等の影響を受けるとい
う問題があった。
来の多重伝送装置ではそれぞれ次のような問題を有す
る。すなわち、図５に示すように、ベースバンドで映像
信号を伝送する場合には電源以外の例えば同期信号など
を同時に同じベースバンドで伝送することができないと
いう問題があり、また、図６に示すように同期信号、映
像信号、遠隔制御信号を一旦それぞれ変調して、伝送す
る場合には、伝送先で再び復調しなければならず、特に
映像信号は、変調、復調を行うことにより変調前の映像
信号に比べてＳ／Ｎの劣化、微分利得特性（以下ＤＧ特
性という）の劣化、微分位相特性（以下ＤＰ特性とい
う）の劣化等を起こす可能性が大きく、正確な元の映像
信号を非常に得にくいという問題がある。また、変調す
る信号の周波数を互いに異ならせ、フィルタによって充
分に分離させたとしても、映像信号の映像期間内に遠隔
制御信号などが飛び込み、ビート等の影響を受けるとい
う問題があった。
【００１３】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、Ｓ／Ｎ、ＤＧ特性、ＤＰ特性の劣化を防
ぎ、さらに映像信号の映像期間中に他の信号が飛び込む
ことのない優れた多重伝送方法およびその装置を提供す
るものである。
ものであり、Ｓ／Ｎ、ＤＧ特性、ＤＰ特性の劣化を防
ぎ、さらに映像信号の映像期間中に他の信号が飛び込む
ことのない優れた多重伝送方法およびその装置を提供す
るものである。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、遠隔制御信号および同期信号などの映像信
号以外の信号をそれぞれ映像信号の帯域外の周波数で変
調し、これらの変調信号と上記映像信号とを多重化して
伝送するに際し、上記遠隔制御信号の変調信号を上記映
像信号のブランキング期間に同期して多重化するように
したものである。
するために、遠隔制御信号および同期信号などの映像信
号以外の信号をそれぞれ映像信号の帯域外の周波数で変
調し、これらの変調信号と上記映像信号とを多重化して
伝送するに際し、上記遠隔制御信号の変調信号を上記映
像信号のブランキング期間に同期して多重化するように
したものである。
【００１５】
【作用】したがって、本発明によれば、映像信号をベー
スバンドのままで伝送することができ、変復調時のＳ／
Ｎ、ＤＧ特性、ＤＰ特性の劣化を防ぐことができる。
スバンドのままで伝送することができ、変復調時のＳ／
Ｎ、ＤＧ特性、ＤＰ特性の劣化を防ぐことができる。
【００１６】さらに、本発明によれば、変調信号が映像
信号の垂直ブランキング期間に重畳されるようにしてい
るので、映像期間内に映像信号以外の信号が飛び込んだ
り、ビートなどの影響を受けなくすることができるとい
う作用を有する。
信号の垂直ブランキング期間に重畳されるようにしてい
るので、映像期間内に映像信号以外の信号が飛び込んだ
り、ビートなどの影響を受けなくすることができるとい
う作用を有する。
【００１７】
【実施例】図１は本発明の実施例の構成を示すブロック
図である。図１において、１はカメラ１３を遠隔地より
操作するリモートコントロールユニットであり、カメラ
１３とは同軸ケーブル１２で接続されている。そして、
リモートコントロールユニット１は、映像出力信号、同
期入力信号、遠隔制御信号をそれぞれ入出力する端子
２、３、４を有している。
図である。図１において、１はカメラ１３を遠隔地より
操作するリモートコントロールユニットであり、カメラ
１３とは同軸ケーブル１２で接続されている。そして、
リモートコントロールユニット１は、映像出力信号、同
期入力信号、遠隔制御信号をそれぞれ入出力する端子
２、３、４を有している。
【００１８】また、リモートコントロールユニット１お
よびカメラ１３において、５、６は予め決められた周波
数で変調する変調器、１７、１８は変調信号を予め決め
られた周波数に対して復調する復調器、７は変調された
信号の予め決められた周波数成分のみを通過させるフィ
ルタ、１６は同軸ケーブル１２を介して伝送されてきた
信号から所定の予め決められた周波数成分のみを抜き取
るフィルタ、１１は直流電源を定電流源に変換する定電
流回路、２２は定電流源の直流電源をローインピーダン
スに変換するインピーダンス変換部、２３は直流電源を
安定な定電圧にする定電圧回路、１９はカメラ１３側で
得られた映像信号を増幅し、送出する映像信号送出回
路、２０はカメラ１３の同期をとるための同期信号を出
力する同期回路、２５は映像信号に同期したパルスを発
生する同期パルス発生回路である。
よびカメラ１３において、５、６は予め決められた周波
数で変調する変調器、１７、１８は変調信号を予め決め
られた周波数に対して復調する復調器、７は変調された
信号の予め決められた周波数成分のみを通過させるフィ
ルタ、１６は同軸ケーブル１２を介して伝送されてきた
信号から所定の予め決められた周波数成分のみを抜き取
るフィルタ、１１は直流電源を定電流源に変換する定電
流回路、２２は定電流源の直流電源をローインピーダン
スに変換するインピーダンス変換部、２３は直流電源を
安定な定電圧にする定電圧回路、１９はカメラ１３側で
得られた映像信号を増幅し、送出する映像信号送出回
路、２０はカメラ１３の同期をとるための同期信号を出
力する同期回路、２５は映像信号に同期したパルスを発
生する同期パルス発生回路である。
【００１９】次に映像信号、同期信号、遠隔制御信号お
よび電源について、それぞれそれらを伝送するときの動
作を説明する。まず、カメラ１３側で得られた映像信号
は、映像送出回路１９により映像増幅され、カップリン
グコンデンサ１４を介して同軸ケーブル１２を通り、リ
モートコントロールユニット１に送出され、リモートコ
ントロールユニット１側に送出された上記映像信号はそ
のままベースバンドで伝送される。
よび電源について、それぞれそれらを伝送するときの動
作を説明する。まず、カメラ１３側で得られた映像信号
は、映像送出回路１９により映像増幅され、カップリン
グコンデンサ１４を介して同軸ケーブル１２を通り、リ
モートコントロールユニット１に送出され、リモートコ
ントロールユニット１側に送出された上記映像信号はそ
のままベースバンドで伝送される。
【００２０】次に、同期入力信号、遠隔制御入力信号に
ついて説明する。入力端子３、４に印加される同期入力
信号、遠隔制御入力信号は変調器５、６によって予め決
められた周波数ｆ４、ｆ５で変調され、その後フィルタ
７でカップリングコンデンサ９を介して、同軸ケーブル
１２に伝送され、変調された信号はカップリングコンデ
ンサ１５を通った後、フィルタ１６に印加され、ここで
各々の信号に分離され、復調器１７、１８によって元の
同期信号、遠隔制御信号に復調される。図２では、上記
同期信号、遠隔制御信号を変調する際の周波数割り当て
を示すものであり、映像信号はベースバンドであり、周
波数としてＤＣ〜８ＭＨｚ、同期信号は中心を２８．６
ＭＨｚ（周波数ｆ４）とするものであり、また、遠隔制
御信号は中心を１４．３ＭＨｚ（周波数ｆ３）にするよ
うに設定され、それぞれが緩衝しないように充分に間を
とっている。
ついて説明する。入力端子３、４に印加される同期入力
信号、遠隔制御入力信号は変調器５、６によって予め決
められた周波数ｆ４、ｆ５で変調され、その後フィルタ
７でカップリングコンデンサ９を介して、同軸ケーブル
１２に伝送され、変調された信号はカップリングコンデ
ンサ１５を通った後、フィルタ１６に印加され、ここで
各々の信号に分離され、復調器１７、１８によって元の
同期信号、遠隔制御信号に復調される。図２では、上記
同期信号、遠隔制御信号を変調する際の周波数割り当て
を示すものであり、映像信号はベースバンドであり、周
波数としてＤＣ〜８ＭＨｚ、同期信号は中心を２８．６
ＭＨｚ（周波数ｆ４）とするものであり、また、遠隔制
御信号は中心を１４．３ＭＨｚ（周波数ｆ３）にするよ
うに設定され、それぞれが緩衝しないように充分に間を
とっている。
【００２１】ところで遠隔制御入力信号は変調器６で変
調する際に同期パルス発生回路２５によって出力される
同期パルスに同期させ変調されるように構成されてお
り、上記変調された信号が映像信号の垂直ブランキング
期間に位置するように動作する。すなわち、変調された
遠隔制御信号と映像信号の垂直ブランキング期間との位
置関係は、図３に示すように映像信号の垂直ブランキン
グ（図３(a)）の約２０Ｈ（１Ｈは６４μ秒）内にあ
る。つまり、変調された遠隔制御信号（図３(b)）のう
ち、たとえばカメラの映像信号の増幅率等を決めるＡＧ
Ｃ信号（自動利得制御信号）、リモートコントロールユ
ニットと各種操作キーの状態をカメラに伝送するデジタ
ル信号（１１ビットを１ワードとする４ワード命令）の
制御信号について示すと、ＡＧＣ信号は垂直ブランキン
グ期間の4.5H〜6H目に位置し、制御信号は垂直ブランキ
ング期間の12H〜18Hに位置するものである。また、図３
(C)は変調された同期信号である。さらに、これらの映
像信号、変調された遠隔制御信号、変調された同期信号
を多重したとき信号波形を図３に示す。
調する際に同期パルス発生回路２５によって出力される
同期パルスに同期させ変調されるように構成されてお
り、上記変調された信号が映像信号の垂直ブランキング
期間に位置するように動作する。すなわち、変調された
遠隔制御信号と映像信号の垂直ブランキング期間との位
置関係は、図３に示すように映像信号の垂直ブランキン
グ（図３(a)）の約２０Ｈ（１Ｈは６４μ秒）内にあ
る。つまり、変調された遠隔制御信号（図３(b)）のう
ち、たとえばカメラの映像信号の増幅率等を決めるＡＧ
Ｃ信号（自動利得制御信号）、リモートコントロールユ
ニットと各種操作キーの状態をカメラに伝送するデジタ
ル信号（１１ビットを１ワードとする４ワード命令）の
制御信号について示すと、ＡＧＣ信号は垂直ブランキン
グ期間の4.5H〜6H目に位置し、制御信号は垂直ブランキ
ング期間の12H〜18Hに位置するものである。また、図３
(C)は変調された同期信号である。さらに、これらの映
像信号、変調された遠隔制御信号、変調された同期信号
を多重したとき信号波形を図３に示す。
【００２２】また、電源はリモートコントロールユニッ
ト１側の電源部１０が定電流回路１１を介して同軸ケー
ブル１２に印加され、カメラ１３側では、インピーダン
ス変換器２２でインピーダンス化され、定電圧回路２３
で定電圧化され負荷２４に印加されるものである。
ト１側の電源部１０が定電流回路１１を介して同軸ケー
ブル１２に印加され、カメラ１３側では、インピーダン
ス変換器２２でインピーダンス化され、定電圧回路２３
で定電圧化され負荷２４に印加されるものである。
【００２３】このように、上記実施例によれば、映像信
号は変復調せずにベースバンドにて伝送でき、同期信
号、遠隔制御信号などの映像信号外の信号も、それぞれ
異なる周波数で変調し伝送することができるので、映像
信号は、伝送によるＳ／Ｎ、ＤＧ特性、ＤＰ特性などの
性能劣化を防ぐことができ、さらに、変調された遠隔制
御信号を映像信号の垂直ブランキング期間に重畳させる
ようにしているので、映像期間内に遠隔制御信号が飛び
込んだり、ビートなどの影響を受けることがないという
利点を有するものである。
号は変復調せずにベースバンドにて伝送でき、同期信
号、遠隔制御信号などの映像信号外の信号も、それぞれ
異なる周波数で変調し伝送することができるので、映像
信号は、伝送によるＳ／Ｎ、ＤＧ特性、ＤＰ特性などの
性能劣化を防ぐことができ、さらに、変調された遠隔制
御信号を映像信号の垂直ブランキング期間に重畳させる
ようにしているので、映像期間内に遠隔制御信号が飛び
込んだり、ビートなどの影響を受けることがないという
利点を有するものである。
【００２４】なお、本実施例では遠隔制御信号のみを垂
直ブランキング期間に同期して設定することを説明した
が、同期信号に対しても同様な方法をとることができ、
この場合さらに映像信号の映像期間の飛び込み、ビート
などの影響をさらに減らすことができるという利点を有
するものである。
直ブランキング期間に同期して設定することを説明した
が、同期信号に対しても同様な方法をとることができ、
この場合さらに映像信号の映像期間の飛び込み、ビート
などの影響をさらに減らすことができるという利点を有
するものである。
【００２５】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、映像信号をベースバンドのままで伝送できるので、
変復調時のＳ／Ｎ、ＤＧ特性、ＤＰ特性の劣化を防ぐこ
とができるという効果を有する。
に、映像信号をベースバンドのままで伝送できるので、
変復調時のＳ／Ｎ、ＤＧ特性、ＤＰ特性の劣化を防ぐこ
とができるという効果を有する。
【００２６】さらに、本発明によれば、変調信号が映像
信号と同期していて、映像信号の垂直ブランキング期間
に重畳されるので、映像期間内に映像信号以外の信号が
飛び込んだり、ビートを起こすことがないという効果を
有する。
信号と同期していて、映像信号の垂直ブランキング期間
に重畳されるので、映像期間内に映像信号以外の信号が
飛び込んだり、ビートを起こすことがないという効果を
有する。
【図１】本発明の実施例における多重伝送装置の概略ブ
ロック図
ロック図
【図２】本発明の実施例における同軸ケーブルで伝送さ
れる各信号の周波数割り当て図
れる各信号の周波数割り当て図
【図３】本発明の実施例における多重伝送装置に使用さ
れる波形図
れる波形図
【図４】本発明の実施例における多重伝送装置の同軸ケ
ーブルでの伝送波形図
ーブルでの伝送波形図
【図５】映像信号と電源を伝送する従来の多重転送装置
の概略ブロック図
の概略ブロック図
【図６】映像信号、同期信号、遠隔制御信号、と電源を
伝送する従来の多重転送装置の概略ブロック図
伝送する従来の多重転送装置の概略ブロック図
１ リモートコントロールユニット ５、６ 変調器 ７、１６ フィルタ ８、９、１４、１５ カップリングコンデンサ １０ 電源部 １１ 定電流回路 １２ 同軸ケーブル １３ カメラ １７、１８ 復調器 １９ 映像信号送出回路 ２０ 同期回路 ２１ 制御回路 ２２ インピーダンス変換器 ２３ 定電圧回路 ２４ 負荷 ２５ 同期パルス発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹永 祐一 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目３番１ 号 松下通信工業株式会社内
Claims (8)
- 【請求項１】 遠隔制御信号および同期信号をそれぞれ
映像信号の帯域外の周波数に変調し、これらの変調信号
と上記映像信号とを多重化して伝送するに際し、上記遠
隔制御信号の変調信号を上記映像信号のブランキング期
間に位置するように多重化することを特徴とする多重伝
送方式。 - 【請求項２】 変調信号と映像信号とを多重した信号を
同軸ケーブルを通して伝送することを特徴とする請求項
１記載の多重伝送方式。 - 【請求項３】 第１の周波数で遠隔制御信号を変調する
第１の変調器と、上記第１の周波数と異なる第２の周波
数で同期信号を変調する第２の変調器と、上記第１、第
２の変調器の出力と映像信号とを合成する合成手段と、
この合成された信号を伝送する手段とを有し、上記第
１、第２の周波数はそれぞれ上記映像信号の帯域外の選
択された周波数であることを特徴とする多重伝送装置。 - 【請求項４】 第１、第２の変調器の出力をそれぞれ通
過周波数帯域が第１、第２の周波数であるフィルタに印
加し、その出力を映像信号と合成化することを特徴とす
る請求項３記載の多重伝送装置。 - 【請求項５】 映像信号と同期する信号を発生するパル
ス発生手段と、上記映像信号のブランキング期間に位置
し、上記映像信号の周波数帯域外の第１の周波数で遠隔
制御信号を変調する第１の変調手段と、上記映像信号の
周波数帯域外で、かつ上記第１の周波数とは異なる第２
の周波数で同期信号を変調する第２の変調手段と、上記
第１、第２の変調手段の出力と上記映像信号とを合成す
る合成手段と、この合成された信号を伝送する手段とを
有する多重伝送装置。 - 【請求項６】 映像信号と同期する信号を発生するパル
ス発生手段と、上記映像信号のブランキング期間に位置
し、上記映像信号の周波数帯域外の第１の周波数で遠隔
制御信号を変調する第１の変調手段と、上記映像信号の
周波数帯域外で、かつ上記第１の周波数とは異なる第２
の周波数で同期信号を変調する第２の変調手段と、上記
第１、第２の変調手段の出力と上記映像信号とを合成す
る合成手段と、上記合成された信号を伝送する手段と、
上記合成された信号から上記第１、第２の周波数成分を
取り出すフィルタと、このフィルタで取り出された上記
第１、第２の周波数成分を復調する第１、第２の復調手
段とを有する多重伝送装置。 - 【請求項７】 電源回路を有し、その出力を映像信号と
合成し、伝送することを特徴とする請求項５および請求
項６記載の多重伝送装置。 - 【請求項８】 定電流化する手段を有し電源回路の出力
を定電流にしてから映像信号と合成し、伝送することを
特徴とする請求項７記載の多重伝送装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3123653A JPH0583689A (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | 多重伝送方式およびその装置 |
| DE1992613821 DE69213821T2 (de) | 1991-05-28 | 1992-05-26 | Multiplexübertragungssystem |
| EP19920108870 EP0516058B1 (en) | 1991-05-28 | 1992-05-26 | Multiplex transmission system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3123653A JPH0583689A (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | 多重伝送方式およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0583689A true JPH0583689A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=14865943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3123653A Pending JPH0583689A (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | 多重伝送方式およびその装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0516058B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0583689A (ja) |
| DE (1) | DE69213821T2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006005389A (ja) * | 2004-06-15 | 2006-01-05 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 通信中継装置 |
| JP2009105710A (ja) * | 2007-10-24 | 2009-05-14 | Mitsubishi Electric Corp | 撮像装置 |
| US8074089B2 (en) | 2007-11-08 | 2011-12-06 | Fujitsu Component Limited | Power supply controlling system |
| US11765478B2 (en) | 2018-04-27 | 2023-09-19 | Olympus Corporation | Imaging system and endoscope system |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04298182A (ja) * | 1991-03-27 | 1992-10-21 | Sanyo Electric Co Ltd | 映像信号処理回路 |
| DE19950531A1 (de) * | 1999-10-20 | 2001-05-10 | S. Siedle & Soehne,Telefon- Und Telegrafenwerke Stiftung & Co | Anlage für die Hauskommunikation |
| JP4388434B2 (ja) | 2004-07-28 | 2009-12-24 | パナソニック株式会社 | 監視カメラ装置、監視カメラ装置の制御方法およびそのプログラム |
| CN106713866B (zh) * | 2016-12-28 | 2019-11-19 | 浙江大华技术股份有限公司 | 一种模拟视频信号传输装置及其传输方法 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR1557116A (ja) * | 1967-12-27 | 1969-02-14 | ||
| FR1598256A (ja) * | 1968-12-03 | 1970-07-06 | ||
| JPS55130275A (en) * | 1979-03-30 | 1980-10-08 | Toshiba Corp | Television camera device |
| US4868815A (en) * | 1986-12-19 | 1989-09-19 | Sharp Kabushiki Kaisha | Power transmission system |
| JP2651872B2 (ja) * | 1989-09-28 | 1997-09-10 | 松下電器産業株式会社 | Ｃｃｔｖシステム装置 |
-
1991
- 1991-05-28 JP JP3123653A patent/JPH0583689A/ja active Pending
-
1992
- 1992-05-26 DE DE1992613821 patent/DE69213821T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-05-26 EP EP19920108870 patent/EP0516058B1/en not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006005389A (ja) * | 2004-06-15 | 2006-01-05 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 通信中継装置 |
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| US8074089B2 (en) | 2007-11-08 | 2011-12-06 | Fujitsu Component Limited | Power supply controlling system |
| US11765478B2 (en) | 2018-04-27 | 2023-09-19 | Olympus Corporation | Imaging system and endoscope system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0516058A3 (en) | 1993-06-09 |
| DE69213821T2 (de) | 1997-03-13 |
| EP0516058A2 (en) | 1992-12-02 |
| EP0516058B1 (en) | 1996-09-18 |
| DE69213821D1 (de) | 1996-10-24 |
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