JPH0583415A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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Publication number
JPH0583415A
JPH0583415A JP24297891A JP24297891A JPH0583415A JP H0583415 A JPH0583415 A JP H0583415A JP 24297891 A JP24297891 A JP 24297891A JP 24297891 A JP24297891 A JP 24297891A JP H0583415 A JPH0583415 A JP H0583415A
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incoming call
call management
communication terminal
communication
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JP24297891A
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English (en)
Inventor
Shinobu Hasebe
忍 長谷部
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ある通信端末が記憶している着信管理情報を
ユーザが遠隔地においても取り出すことができる通信シ
ステムを実現する。 【構成】 ISDN電話機20Tは、ユーザによる操作
に応じて、着信管理情報の転送要求をISDN電話機2
0Rに送信する(102T、103T)。ISDN電話
機20Rは、これを受信すると、記憶している着信管理
情報をISDN電話機20Tに送信する(107R)。
ISDN電話機20Tは、受信した着信管理情報を報知
出力する(113T)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話機やファクシミリ端
末等の通信端末間での通信システムに関し、特に、着信
管理情報の記憶機能を有する端末間のシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、ISDN(サービス総合デジタ
ル網)電話機の場合には、ISDN網から発信者識別子
(電話番号)が伝送されてくるので、着信に応答したか
否かに拘らずに着信管理情報を記憶するようなものがあ
る。
【0003】図2は、このようなISDN電話機の概略
構成を示すものである。図2において、このISDN電
話機10は、通信制御部11、通話/情報表示部12、
着信管理情報記憶部13及び操作部14からなる。
【0004】通信制御部11は、通信網(ISDN網)
1に接続されている。通信制御部11は、詳細には、レ
イヤ1機能部、レイヤ2制御部、レイヤ3制御部、Bチ
ャネル選択部等から構成されていて、発信処理、着信処
理、呼接続処理、呼解放処理、送信電文作成処理及び受
信電文分解処理等を行なうものである。
【0005】通話/情報表示部12は、音声コーデック
やハンドセットや液晶ディスプレイや表示制御部やサラ
ウンダ等からなり、通信制御部11から与えられた受信
音声符号を復号化して発音させたり、入力音声信号を符
号化して通信制御部11に与えたり、通信制御部11や
着信管理情報記憶部13から与えられたコードデータに
応じた文字をディスプレイに表示させたり、着信時にサ
ラウンダを鳴動させたりするものである。
【0006】着信管理情報記憶部13は、通信制御部1
1から与えられた着信管理情報を記憶するものである。
また、着信管理情報記憶部13は、操作部14によって
出力が指示されたときに記憶している着信管理情報を通
話/情報表示部12に与えるものである。
【0007】操作部14は、当該ISDN電話機10の
動作モードを指示する情報や発信先識別子等の入力に供
するものである。例えば、留守録モード情報を通信制御
部11に与えたり、発信時に発呼先識別子を通信制御部
11に与えたりするものである。
【0008】図3は、着信管理情報記憶部13による着
信管理情報の記憶形式を示すものである。1個の着信に
対して、着信日時13a、相手先識別子13b、応答状
態13c及び通信付加情報13dでなる着信管理情報を
記憶する。ここで、応答状態13cとは、着信に対して
応答済みか未応答かを示すものであり、通信付加情報1
3dとは、例えば留守録モードで受信した音声情報(例
えば復号化されていない情報)である。
【0009】以上の構成において、例えば、通常モード
において着信があると、通信制御部11は、発信元識別
子を示すコードデータを通話/情報表示部12に与えて
表示させると共に、サラウンダの鳴動指令を通話/情報
表示部12に与えてサラウンダを鳴動させる。また、通
信制御部11は、そのときの日時、相手先識別子及び未
応答状態のデータを着信管理情報記憶部13に与えて格
納させる。このような着信報知に対して、ユーザがハン
ドセットを持ち上げた場合には、通話/情報表示部12
から通信制御部11に旨が与えられ、呼が確立して通話
状態に移行する。また、このときには、通信制御部11
から着信管理情報記憶部13に応答済み状態のデータが
与えられて記憶内容が未応答状態から応答状態に変更さ
れる。
【0010】また、留守録モードにおいて着信がある
と、通信制御部11は内蔵する自動応答機能により伝言
を求めるメッセージを含む電文を通信網1に出力すると
共に、その着信に係る日時、相手先識別子及び未応答の
データを着信管理情報記憶部13に与えて格納させる。
送信相手先から伝言音声の電文が与えられると、通信制
御部11はそれを着信管理情報記憶部13に与えて通信
付加情報として格納させる。
【0011】ISDN電話機10は実際上着信規制モー
ドを有している。操作部14によってこのモードが選択
されている状態で、着信があると、通信制御部11は内
蔵する着信許可情報に基づいて相手先が呼を確立しても
良い相手であるか否かを判別する。呼を確立しても良い
相手の場合には、通常モードと同様な処理を行なう。他
方、拒否されている相手の場合は、呼の確立は実行しな
いが、通信制御部11は、そのときの日時、相手先識別
子及び未応答状態のデータを着信管理情報記憶部13に
与えて格納させる。
【0012】以上のようにして、当該ISDN電話機1
0に着信がある毎に着信管理情報が着信管理情報記憶部
13に格納される。
【0013】記憶されている着信管理情報を確認する場
合には、ユーザは操作部14に対して着信管理情報の出
力モードを指示すると共に、日時や相手先識別子や応答
状態などでなる検索条件を入力する。着信管理情報記憶
部13は、所望の着信管理情報を取り出して通話/情報
表示部12に与えて表示させる。なお、通信付加情報と
して音声情報が格納されている場合には、その音声が発
音出力される。検索条件を満たす次の着信管理情報を出
力させる場合には、ユーザは操作部14に対して表示切
替を指示する。このようにして記憶されている着信管理
情報を確認しているときに、その相手先に発信を行ない
たい場合には、ユーザはその表示状態において発信操作
する。これにより、通信制御部11による発信処理が実
行され、相手先との呼が確立したときには通信制御部1
1から着信管理情報記憶部13に応答済み状態のデータ
が与えられて格納内容が応答状態に変更される。
【0014】なお、当該ISDN電話機10のユーザ
が、着信管理情報記憶部13に格納されている未応答状
態の相手先に通常モードで発信して呼が確立した場合に
も、格納されている応答状態が応答済み状態に変更され
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
の利用に供するための格納された着信管理情報をユーザ
が確認できるのは、当該ISDN電話機10に対して操
作した場合である。実際上、外出先においてどのような
電話があったかを確認したいことは多く生じている。し
かし、従来のISDN電話機10では、かかる要求に応
じることはできない。
【0016】確かに、現在、留守録機能付きの電話機の
中で、遠隔操作によって録音したメッセージを遠隔地に
おいて確認できるものがある。しかし、この場合、メッ
セージ内容によって相手を確認できれば良いが、メッセ
ージ内容によって相手を確認できないこともあり、問題
がある。また、相手を確認できたとしても、その相手の
電話番号等を認識することができず、応答を取れないこ
とも生じている。
【0017】ところで、ファクシミリ端末において、自
動又は手動によって受信した際には、受信管理情報(以
下、これも着信管理情報と呼ぶ)を記憶するものがあ
る。ファクシミリの場合、受信画像のハードコピーを確
認することで用が足りることは多い。しかし、遠隔地に
おいて、どのような相手からファクシミリが送信された
か気になることは実際上多い。従って、ISDN電話機
と同様に、当該ファクシミリ端末に対する操作でしか着
信管理情報を取り出せないことは問題が多い。
【0018】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
のであり、ある通信端末が記憶している着信管理情報を
ユーザが遠隔地においても取り出すことができる通信シ
ステムを提供しようとするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明においては、受信端末として動作した場合の
管理情報であって少なくとも発信元通信端末の識別情報
を含む1以上の着信管理情報を記憶する第1の通信端末
を、通信網を介して、第2の通信端末に接続した通信シ
ステムにおいて、各通信端末が以下のように処理するこ
ととした。
【0020】第2の通信端末は、操作入力に応じて、着
信管理情報の転送要求を第1の通信端末に送信する。第
1の通信端末は、着信管理情報の転送要求を受信する
と、記憶している着信管理情報を第2の通信端末に送信
する。第2の通信端末は、受信した着信管理情報をユー
ザに向けて報知出力する。
【0021】ここで、第2の通信端末が、受信した着信
管理情報の出力中に行われた操作入力に応じて、所定の
着信管理情報に含まれている発信元通信端末の識別情報
を取り出して、その発信元通信端末に対して自動的に発
呼処理を行なうことが好ましい。
【0022】
【作用】ユーザが、第2の通信端末に対して、着信管理
情報の転送を要求する操作を行なうと、第2の通信端末
は、着信管理情報の転送要求を第1の通信端末に送信す
る。このとき、第1の通信端末が、記憶している着信管
理情報を取り出して第2の通信端末に送信する。これに
より、第2の通信端末は、受信した着信管理情報をユー
ザに向けて報知出力し、ユーザは、第1の通信端末に格
納されている着信管理情報の内容を確認することができ
る。
【0023】ここで、以下の機能を第2の通信端末に持
たせることが好ましい。すなわち、受信した着信管理情
報の出力中にユーザが発信指令操作を行なった場合に、
第2の通信端末が、所定の着信管理情報に含まれている
発信元通信端末の識別情報を取り出して、その発信元通
信端末に対して自動的に発呼処理を行なうことが好まし
い。
【0024】
【実施例】以下、本発明をISDN電話機間の通信シス
テムに適用した一実施例を図面を参照しながら詳述す
る。
【0025】この実施例の通信システムは、図4に示す
ISDN電話機20T、20Rが対向して配置されて実
現されるものである。この実施例に係るISDN電話機
20T、20Rも、通信制御部21T、21R、通話/
情報表示部22T、22R、着信管理情報記憶部23
T、23R及び操作部24T、24Rを備え、これに加
えて遠隔操作処理部25T、25R及び受信用着信管理
情報記憶部26T、26Rを備える。
【0026】通信制御部21T、21Rは、通信網(I
SDN網)1に接続されている。通信制御部21T、2
1Rは、詳細には、レイヤ1機能部、レイヤ2制御部、
レイヤ3制御部、Bチャネル選択部等から構成されてい
て、発信処理、着信処理、呼接続処理、呼解放処理、送
信電文作成処理及び受信電文分解処理等を行なうもので
ある。なお、この実施例の通信制御部21T、21R
は、通信網1から与えられた着信管理情報記憶部23
T、23Rに対する遠隔操作モードに係る電文を遠隔操
作処理部25T、25Rに引き渡し、逆に、遠隔操作処
理部25T、25Rから与えられた遠隔操作モードに係
る電文を通信網1に送信するものである。
【0027】通話/情報表示部22T、22Rは、音声
コーデックやハンドセットや液晶ディスプレイや表示制
御部やサラウンダ等からなり、通信制御部21T、21
Rから与えられた受信音声符号を復号化して発音させた
り、入力音声信号を符号化して通信制御部21T、21
Rに与えたり、通信制御部21T、21Rや着信管理情
報記憶部23T、23Rから与えられたコードデータに
応じた文字をディスプレイに表示させたり、着信時にサ
ラウンダを鳴動させたりするものである。なお、この実
施例の場合、遠隔操作処理部25T、25Rから着信管
理情報(後述するように他のISDN電話機から転送さ
れてきた情報)のデータも与えられるようになされてお
り、この転送されてきた着信管理情報をディスプレイに
表示させることも行なう。
【0028】着信管理情報記憶部23T、23Rは、通
信制御部21T、21Rから与えられた着信管理情報を
記憶するものである。また、着信管理情報記憶部23
T、23Rは、操作部24T、24Rによって出力が指
示されたときに記憶している着信管理情報を通話/情報
表示部22T、22Rに与えるものである。また、着信
管理情報記憶部23T、23Rは、遠隔操作処理部25
T、25Rから要求があった場合に、格納している着信
管理情報を遠隔操作処理部25T、25Rに与えるもの
である。
【0029】操作部24T、24Rは、当該ISDN電
話機20T、20Rの動作モードを指示する情報や発信
先識別子等の入力に供するものである。例えば、留守録
モード情報を通信制御部21T、21Rに与えたり、発
信時に発信先識別子を通信制御部21T、21Rに与え
たりするものである。また、操作部24T、24Rは、
遠隔操作処理部25T、25Rに呼が確立している相手
先ISDN電話機から着信管理情報を転送させることを
指示するものである。
【0030】遠隔操作処理部25T、25Rは、遠隔操
作指示処理部25Ta、25Raと遠隔操作応答処理部
25T、25Rbとからなる。遠隔操作指示処理部25
Ta、25Raは、相手先ISDN電話機に着信管理情
報の送信を指示したり、転送されてきた着信管理情報を
受信用着信管理情報記憶部26T、26Rに格納させた
り、受信用着信管理情報記憶部26T、26Rに格納さ
れた着信管理情報の出力動作等を制御したりするもので
ある。遠隔操作応答処理部25T、25Rbは、相手先
ISDN電話機から着信管理情報の転送を求められたと
きの処理を行なうものである。これらの処理について
は、後述する動作説明で明らかにする。
【0031】受信用着信管理情報記憶部26T、26R
は、他のISDN電話機から転送されてきた着信管理情
報を記憶するものであり、これに対するアクセスは遠隔
操作処理部25T、25Rが行なう。
【0032】この実施例の場合においても、着信があっ
たときに通信制御部21T、21Rは従来と同様にし
て、着信管理情報を着信管理情報記憶部23T、23R
に格納させる。
【0033】次に、あるISDN電話機(以下、送信指
示電話機と呼ぶ)20Tが他のISDN電話機(送信応
答電話機と呼ぶ)20Rから遠隔操作によって着信管理
情報を取り出すときの動作を図1のフローチャートを用
いて説明する。
【0034】ここで、着信管理情報を両電話機間20T
及び20Rで授受する場合に、送信応答電話機20Rを
例えば留守録モード(自動応答モード)に予めしておく
ことを要する。すなわち、ユーザは操作部24Rに対し
て留守録モードを指示し、このとき、操作部24Rは通
信制御部21Rにそのモード信号を与える。また、ユー
ザは操作部24Rを用いて遠隔操作による着信管理情報
の転送を求めることができる者を特定するパスワードを
入力しておくことを要する。このパスワードは、操作部
24Rから遠隔操作処理部25Rに与えられて遠隔操作
処理部25Rの内蔵メモリに格納される。
【0035】ユーザが、送信応答電話機20Rから離れ
た位置において、送信応答電話機20Rに格納されてい
る着信管理情報を欲するときには、近くにある送信指示
電話機20Tに対して以下のような各種の操作を行な
う。
【0036】ユーザはまず、送信指示電話機20Tのハ
ンドセットを持ち上げた後、操作部14に送信応答電話
機20Rに対するダイヤル操作を行なう(ステップ10
0T)。このとき、送信応答電話機20Rの通信制御部
21Rは、着信を検出して自動応答して回線を接続させ
ると共に、留守中であるメッセージを送信指示電話機2
0Tに送信する(ステップ101R)。
【0037】送信指示電話機20Tのハンドセットから
そのメッセージを聴取したユーザは、操作部24Tに対
して、着信管理情報の転送を要求するモード情報、自己
のパスワード及び検索条件(例えば、全ての格納情報や
特定の期間の情報等)を入力する(ステップ102
T)。これら情報が与えられた遠隔操作処理部25T
は、着信管理情報の転送を要求する電文を作成して通信
制御部21T、21RTに引き渡して送信応答電話機2
0Rに送信する(ステップ103T)。図5は、この転
送要求電文のフォーマット例を示すものであり、着信管
理情報の転送を要求する電文であること、当該遠隔操作
を実行しているユーザのパスワード、及び、検索条件か
らなる。
【0038】送信応答電話機20Rにおいて、この電文
を受信した通信制御部Rはその受信内容を遠隔操作処理
部25Rに与える(ステップ104R)。遠隔操作処理
部25Rには、遠隔操作によって着信管理情報の転送を
許可できるユーザのパスワードが上述したように格納さ
れており、受信パスワードと格納パスワードとの照合を
行なう(ステップ105R)。遠隔操作処理部25R
は、不一致の場合には、不許可電文を作成して通信制御
部21Rに与えて送信指示電話機20Tに送信する(ス
テップ106R)。他方、遠隔操作処理部25Rは、一
致している場合には、着信管理情報記憶部23Rに格納
されている着信管理情報のうち検索条件に従うものを取
り出し、それを電文化して通信制御部21Rを介して送
信指示電話機20Tに送信する(ステップ107R)。
【0039】図6は、着信管理情報についての電文のフ
ォーマット例を示すものである。この電文は、この電文
に含まれている着信管理情報の個数と、後は記憶部23
Rに格納されていた各項目の情報がそのまま含まれてい
る。
【0040】送信指示電話機20Tは、着信管理情報の
転送を要求する電文を送出した後は、送信応答電話機2
0Rからの電文を受信することを待ち受けており、その
通信制御部21Tは電文を受信すると遠隔操作処理部2
5Tに引き渡し、遠隔操作処理部25Tは、受信電文が
不許可電文か着信管理情報の電文かを判別する(ステッ
プ108T)。
【0041】不許可電文の場合には、遠隔操作処理部2
5Tは、通話/情報表示部22Tを起動させて所定時間
の間その旨を表示させた後、通信制御部21T、21R
Tに自動的に回線断動作を実行させる(ステップ109
T、110T)。着信管理情報の電文の場合には、遠隔
操作処理部25Tは、受信用着信管理情報記憶部26T
に受信した着信管理情報を格納し、その後、通信制御部
21Tに自動的に回線断動作を実行させる(ステップ1
11T、112T)。なお、このような回線断動作に応
じて送信応答電話機20Rも回線断動作を行なう。
【0042】受信した着信管理情報を格納して通信制御
部21Tに自動的に回線断動作を実行させると、遠隔操
作処理部25Tは、受信用着信管理情報記憶部26Tか
ら1個の着信管理情報を取り出して通話/情報表示部2
2Tに与え、それを表示出力させる(ステップ113
T)。なお、通信付加情報として音声データが含まれて
いる場合には発音出力もさせる。
【0043】このような表示出力(及び発音出力)に対
して、ユーザは3種類の操作が可能となっている。次の
着信管理情報へ表示を切り替える操作、表示動作を終了
させる操作、又は、表示中の着信管理情報に係る発信元
に対する発信動作を起動する操作が可能となっている。
従って、ある着信管理情報の表示動作を起動させると、
遠隔操作処理部25Tは、操作部24Tに対してユーザ
がどのような操作を行なったかを判別する(ステップ1
14T)。次の着信管理情報へ表示を切り替える操作の
場合には、ステップ113Tに戻って次の着信管理情報
を受信用着信管理情報記憶部26Tから取り出す動作を
行なう。表示動作を終了させる操作が行われると、一連
の遠隔操作処理を終了する。表示中の着信管理情報に係
る発信元に対する発信動作を起動する操作が行われる
と、表示中の着信管理情報に含まれている発信元電話番
号を取り出して自動ダイヤルを行ない、発信元との通話
等に進む(ステップ115T、116T)。
【0044】従って、上述した実施例によれば、ある電
話機に格納されている着信管理情報を、ユーザは遠隔の
電話機によって取り出して認識することができる。しか
も、その着信管理情報には、発信元電話番号が含まれて
いるので、必要に応じて直ちにその相手にダイヤルする
ことができる。ここで、上述のように、発信動作を起動
する操作を行なえば自動ダイヤルされるので、ダイヤル
操作ミスが生じることもなく、また、発信元電話番号を
記帳するような動作も不要となる。また、パスワードの
一致を着信管理情報の転送の要件としたので、秘話性を
維持することができる。
【0045】電話機間の通信システムに適用した上記実
施例を変形した実施例としては、以下のようなものがあ
る。
【0046】検索条件を満足した全ての着信管理情報を
1回で伝送するものを示したが、ユーザが送信指示電話
機に送信を指示する毎に1個ずつ送信するようにしても
良い。このようにすると、受信した着信管理情報の記憶
部26T、26Rとして小容量のものですむ。
【0047】また、通信付加情報の授受を省略するよう
にしても良い。すなわち、留守時に録音された音声デー
タを遠隔地から取り出すことを、別個の遠隔操作モード
として区別して設けるようにしても良い。
【0048】なお、網自体のサービスとして発信元電話
番号の通信機能がなくても、電話機間で発信元電話番号
の授受機能を有しているものであれば、ISDN電話機
以外の電話機にも本発明を適用することができる。
【0049】以上、電話機間の通信システムに本発明を
適用した場合を示したが、本発明は、ファクシミリ端末
間の通信システムにも適用することができる。この場合
には、上記実施例とは以下のような点で異なる。ファク
シミリ端末は、プリント機能を有するので、遠隔のファ
クシミリ端末から転送されてきた着信管理情報を印字出
力するようにしても良い。また、着信管理情報が転送さ
れた場合において、その着信管理情報に含まれている発
信元電話番号に対する自動発信機能の起動を省略するよ
うにしても良い。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、受信端
末として動作した場合の管理情報であって少なくとも発
信元通信端末の識別情報を含む1以上の着信管理情報を
記憶する第1の通信端末を、通信網を介して、第2の通
信端末に接続した通信システムにおいて、第2の通信端
末が、操作入力に応じて、着信管理情報の転送要求を第
1の通信端末に送信し、第1の通信端末が、着信管理情
報の転送要求を受信すると、記憶している着信管理情報
を第2の通信端末に送信し、上記第2の通信端末が、受
信した着信管理情報を報知出力するようにしたので、あ
る通信端末が記憶している着信管理情報をユーザが遠隔
地においても取り出すことができる通信システムを実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の着信管理情報の転送時の処理フローチ
ャートである。
【図2】従来システムでのISDN電話機の概略構成を
示すブロック図である。
【図3】着信管理情報の記憶フォーマット例を示す説明
図である。
【図4】実施例の通信システム構成を示すブロック図で
ある。
【図5】着信管理情報の転送要求電文のフォーマット例
を示す説明図である。
【図6】着信管理情報の転送電文のフォーマット例を示
す説明図である。
【符号の説明】
1…通信網、20T、20R…ISDN電話機、21
T、21R…通信制御部、22T、22R…通話/情報
表示部、23T、23R…着信管理情報記憶部、24
T、24R…操作部、25T、25R…遠隔操作処理
部、26T、26R…受信用着信管理情報記憶部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信端末として動作した場合の管理情報
    であって、少なくとも発信元通信端末の発呼可能な識別
    情報を含む1以上の着信管理情報を記憶する第1の通信
    端末を、通信網を介して、第2の通信端末に接続した通
    信システムにおいて、 上記第2の通信端末が、操作入力に応じて、着信管理情
    報の転送要求を上記第1の通信端末に送信し、 上記第1の通信端末が、着信管理情報の転送要求を受信
    すると、記憶している着信管理情報を上記第2の通信端
    末に送信し、 上記第2の通信端末が、受信した着信管理情報を報知出
    力するようにしたことを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 上記第2の通信端末が、受信した着信管
    理情報の出力中に行われた操作入力に応じて、所定の着
    信管理情報に含まれている発信元通信端末の識別情報を
    取り出して、その発信元通信端末に対して自動的に発呼
    処理を行なうことを特徴とした通信システム。
JP24297891A 1991-09-24 1991-09-24 通信システム Pending JPH0583415A (ja)

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JP24297891A JPH0583415A (ja) 1991-09-24 1991-09-24 通信システム

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JP24297891A JPH0583415A (ja) 1991-09-24 1991-09-24 通信システム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6011841A (en) * 1993-05-18 2000-01-04 Fujitsu Limited Communication service method and exchange system for notifying a terminating subscriber of an originating subscriber

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6011841A (en) * 1993-05-18 2000-01-04 Fujitsu Limited Communication service method and exchange system for notifying a terminating subscriber of an originating subscriber

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