JPH0583410U - 液圧シリンダ - Google Patents

液圧シリンダ

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JPH0583410U
JPH0583410U JP033518U JP3351892U JPH0583410U JP H0583410 U JPH0583410 U JP H0583410U JP 033518 U JP033518 U JP 033518U JP 3351892 U JP3351892 U JP 3351892U JP H0583410 U JPH0583410 U JP H0583410U
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oil
rod guide
rod
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一郎 相沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液圧シリンダにおいて、ロッドガイドから漏
洩した液体(作動油)が外部に漏れるのを防止する。 【構成】 バケットシリンダ13を構成するロッドガイ
ド21の外側に、ロッドガイド21のシール部材19と
カバー22のシール部材24との間に第2の油溜室Cを
画成するカバー22を設ける。そして、シール部材19
が損傷して第1の油溜室Bから作動油が漏れた場合に
は、第2の油溜室C内に作動油を溜めることができる。
また、溜った作動油は適宜ドレンプラグ29から排出す
る。これにより、ロッド17の伸縮作業時に作動油が外
部に漏洩するのを確実に防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば建設機械、産業機械等を作動する油圧シリンダに用いて好適 な液圧シリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】
ここで、図3および図4により、従来技術による液圧シリンダとしての油圧シ リンダを油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ説明する。
【0003】 図中、1は下部走行体、2は該下部走行体1上に旋回可能に搭載された上部旋 回体を示し、該上部旋回体2は旋回フレーム3および該旋回フレーム3上に設け られた運転室4,機械室5およびカウンタウエイト6とから大略構成される。
【0004】 7は上部旋回体2の前部に俯仰動可能に設けられ、図示しない油圧ポンプから の圧油によって作動される作業装置を示し、該作業装置7は、上部旋回体2の前 部に俯仰動可能に取付けられたブーム8と、該ブーム8の先端に俯仰動可能に取 付けられたアーム9と、該アーム9の先端に回動可能に取付けられたバケット1 0とからなり、これらは油圧シリンダとしてのブームシリンダ11,アームシリ ンダ12およびバケットシリンダ13によって作動されるようになっている。
【0005】 ここで、図4に油圧シリンダとしてバケットシリンダ13を例に挙げて説明す る。
【0006】 図4中、14は一端側が閉塞されたチューブを示し、該チューブ14の一端側 は取付アイ(図示せず)を介してアーム9の取付ブラケット9Aに取付けられて いる。また、他端側の開口部となる衝合面14Aには周方向に所定距離を離間し て複数個のねじ穴14B(1個のみ図示)が形成されている。
【0007】 15は段付筒状に形成されたロッドガイドを示し、該ロッドガイド15の一端 側に前記チューブ14の衝合面14Aに衝合するように形成された環状段部15 Aと、他端側の内周面に後述するシール部材18,19を装着するように形成さ れた環状のシール溝15B,15Cと、前記環状段部15Aを貫通するように前 記チューブ14の各ねじ穴14Bに対応した位置に形成された複数個の貫通穴1 5D(1個のみ図示)とからなる。そして、該ロッドガイド15はチューブ14 の衝合面14Aに環状段部15Aを衝合し、各ねじ穴14Bと貫通穴15Dを位 置合わせした後に、複数個のねじ16,16,…を他端側から挿入して螺着する ことによって、チューブ14に固着される。
【0008】 17はロッドを示し、該ロッド17の一端側はチューブ14内に挿入されて、 図示しないボトム側油室とロッド側油室Aとに画成するピストン(図示せず)に 固着され、他端側は前記ロッドガイド15を介してチューブ14外に突出し、他 端側に固着された取付アイ(図示せず)を介してバケット10等に取付けられて いる。そして、チューブ14内の各油室に高圧の圧油を供給,排出することによ り、ピストンはチューブ14内を移動し、この移動に対応して、チューブ14か ら突出するロッド17の縮小,伸長を行って、バケット10を回動させるように なっている。
【0009】 18,19は前記ロッドガイド15のシール溝15B,15Cに装着された環 状のシール部材を示し、該各シール部材18,19は合成樹脂材料により断面略 「U」字状をしたU形パッキンとして形成され、開口部18A,19Aを有する と共に、該開口部18A,19Aの内周側先端部分がリップ部18B,19Bと なっている。ここで、内側に位置するシール部材18は開口部18Aが一側を向 くように配設され、外側に位置するシール部材19は開口部19Aが他側を向く ようにして配設され、該各シール部材18,19の間には油溜室Bが画成されて いる。
【0010】 そして、内側に位置するシール部材18は、該シール部材18のリップ部18 Bをロッド17の外周面に摺接させることにより、チューブ14のロッド側油室 A内の高圧の圧油が外部に漏れるのを防止するオイルシールとして機能する。一 方、外側に位置するシール部材19は、該シール部材19のリップ部19Bをロ ッド17の外周面に摺接させることにより、ロッド17に付着したゴミ,塵等が チューブ14のロッド側油室A内に侵入するのを防止すると共に、前記シール部 材18から漏れた圧油を低圧の圧油として油溜室B内に封止し、外部に圧油が漏 れるのを防止するダストシールとして機能している。
【0011】 このように構成される油圧ショベルにおいては、ブームシリンダ11およびア ームシリンダ12においても、詳述したバケットシリンダ13と同様の構造にな っている。そして、これら各シリンダ11,12,13に圧油を供給,排出する ことによって、各シリンダ11,12,13のロッドを伸長,縮小させ、ブーム 8,アーム9の俯仰動を行うと共に、バケット10の回動を行って作業装置7の 掘削作業を行うようになっている。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術では、長時間稼働する大型建設機械のように圧油 が高温の状態が長く続く場合には、シール部材18,19は合成樹脂材料により 形成されているため、熱で硬化し油漏れを発生し、ロッド17の突出部に汚れが 付着するのを促進すると共に、油漏れが多いときには、作業場所に落下し汚すこ ともあり、例えば海上で作業を行っている場合等では、特に海水に作動油が流出 し、環境汚染につながるという問題がある。
【0013】 また、建設機械の使用者が油漏れに気付いても、微小の量であれば無視して作 業を続行する。一方、修理者側もシール部材18,19等の交換部品の調達や交 換作業の準備に時間がかかり、結局長時間の間、圧油が漏れた状態で作業を行っ てしまうという問題がある。
【0014】 本考案は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本考案は液圧シリン ダから漏洩する液体が外部に漏れ出すのを防止することのできる液圧シリンダを 提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために本考案が採用する構成の特徴は、ロッドガイド には、ロッドの径方向に2分割可能に形成され、チューブの外側で該ロッドガイ ドとの間に液溜室を画成するカバーを着脱可能に設け、該カバーの内周側には前 記ロッドとカバーとの間で前記液溜室内をシールする他のシール部材を配設した ことにある。
【0016】 また、前記カバーの下部側には、前記チューブ内から液溜室内に漏洩した液体 を外部に排出するドレンプラグを設けことが望ましい。
【0017】
【作用】
上記構成により、ロッドガイドのシール部材から漏れてきた液体(作動油)を 他のシール部材によりシールし、作動油がカバーから外部に液体が漏れ出すのを 防止して、該カバーにより画成された液溜室内に溜めることができる。
【0018】 また、前記液溜室内に溜った液体はドレンプラグにより外部に排出することが できるから、作業途中に液体がカバーから外部に漏れるのを防止できる。
【0019】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1および図2に基づき説明する。なお、実施例では 前述した従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するも のとする。
【0020】 図中、21は従来技術で述べたバケットシリンダ13のロッドガイドを示し、 該ロッドガイド21は従来技術によるロッドガイド15の環状段部15Aと同様 に一端側に環状段部を有する段付筒状に形成され、該環状段部には複数個の貫通 穴が穿設されると共に、他端側内周面にはシール部材18,19を装着する環状 のシール溝21A,21Bが形成されているものの、本実施例によるロッドガイ ド21の他側端面21Cには周方向の所定位置に複数個のねじ穴21D,21D ,…が形成されている。そして、該ロッドガイド21においてもチューブ14へ の取付け方法は、従来技術として示した複数個のねじ16により固着されている 。
【0021】 22はロッドガイド21の他側端面21Cに設けられたカバーを示し、該カバ ー22はそれぞれ合わせ面23A,23Aを有し、ロッド17の径方向、例えば 上,下方向に分割される2個の半割体23,23によって構成されている。
【0022】 ここで、該各半割体23は他端側に半円状に形成された円弧部23Bと、該円 弧部23Bの内周面に形成された小径円弧溝23Cと、一側端面23Dに同心円 弧状に形成された大径円弧溝23Eと、軸方向に前記ロッドガイド21の各ねじ 穴21Dに対応する位置に穿設された複数個の貫通穴23F,23F,…と、半 円筒の中央部に位置し、径方向にそれぞれ穿設された大径穴23G,23Gとか ら大略構成されている。
【0023】 また、前記各半割体23の各合わせ面23Aを合わせることによりカバー22 を形成することにより、各小径円弧溝23Cにより形成される環状溝が後述する シール部材24が装着されるシール溝22Aとなり、各大径円弧溝23Eにより 形成される環状溝がOリング26が装着されるOリング溝22Bとなる。
【0024】 24はカバー22のシール溝22A内に装着される他のシール部材を示し、該 シール部材24はロッド17の径方向、例えば左,右方向に分割され、断面略「 U」字状に形成された円弧状の2個のシール分割体25,25とからなり、該各 シール分割体25の開口部25Aは他側を向くように配設され、その内周面がリ ップ部25Bとなって、全体としてU形パッキンを構成している。また、各シー ル分割体25は、前述した従来技術のシール部材19と同様のU形パッキンを切 断することにより形成されている。そして、前記各シール分割体25はカバー2 2のシール溝22Aに装着されることにより、環状のシール部材24となり、開 口部24Aが他側を向き、環状のリップ部24Bがロッド17に摺接する。
【0025】 26はカバー22のOリング溝22B内に装着されるOリングを示し、該Oリ ング26は一箇所が切断されている。そして、前記カバー22のOリング溝22 Bに装着されることにより、環状のOリング26となる。
【0026】 ここで、カバー22をバケットシリンダ13のロッドガイド21に取付ける場 合について説明する。
【0027】 まず、各半割体23の各小径円弧溝23Cおよび大径穴23Gにシール部材2 4およびOリング26を装着した後に、各半割体23の合わせ面23Aを合わせ てカバー22を形成する。
【0028】 次に、各貫通穴23Fとロッドガイド21の各ねじ穴21Dとを位置合わせし て複数本のねじ27,27,…を他側から挿入して各ねじ穴21Dに螺着し、カ バー22をロッドガイド21に固着する。
【0029】 これにより、カバー22内には図2に示すように、シール部材24とロッドガ イド21のシール部材19とにより液密の液溜室としての比較的大きい容量を有 する油溜室Cが画成される。
【0030】 一方、28はカバー22の任意の位置(本実施例では上側)の大径穴23Gに 螺着された覗窓を示し、該覗窓28は油溜室C内に溜った作動油を外部から目視 するものである。
【0031】 29はカバー22の下側に位置した半割体23の大径穴23Gに螺着されたド レンプラグを示し、該ドレンプラグ29は油溜室C内に溜った作動油を排出する ときに開栓され、常時は大径穴23Gを閉塞している。
【0032】 さらに、本実施例では便宜上、従来技術においてロッドガイド15内の各シー ル部材18,19により画成された空間を第1の油溜室Bと呼び、本実施例にお いて、カバー22内のシール部材24とロッドガイド21のシール部材19とに より画成された空間を第2の油溜室Cと呼ぶ。
【0033】 本実施例によるバケットシリンダ13は上述の如き構成を有するもので、その 基本的作動については従来技術によるものと格別差異はない。
【0034】 然るに、本実施例によるバケットシリンダ13はロッドガイド21の外側に位 置して、該ロッドガイド21のシール部材19とカバー22のシール部材24と の間に第2の油溜室Cを画成するカバー22を設けたから、ロッドガイド21の 外側に位置するシール部材19が劣化等により損傷した場合には、第1の油溜室 B内に侵入した低圧の圧油が漏洩する。この場合でも、第2の油溜室Cで確実に 漏洩した作動油を蓄積することができる。そして、ロッド17を介して外部に作 動油が漏洩するのを確実に防止できる。
【0035】 また、大型ショベルのように長時間作業を行う場合には、圧油が高温になるが 、第1の油溜室B内に溜る圧油は高温となることがあっても、第2の油溜室Cに 漏洩する間には圧油は低温になると共に、該第2の油溜室Cの容量により圧油は 第1の油溜室Bに比べて低温になり、シール部材24の温度劣化を確実に防止で きる。
【0036】 さらに、カバー22は2個の半割体23により構成されているから、着脱が可 能であり、シール部材24が損傷した場合でも、チューブ14を取外すことなく 、また油圧シリンダ全体を分解することなく、該シール部材24の交換を容易に 行うことができる。
【0037】 一方、カバー22は着脱が容易であって、シール部材24のリップ部24Bの 方向を適宜変えられるから、通常時(圧油の漏れのないとき)およびロッドガイ ド21から漏洩する作動油の油量が少ないときには、ロッド17の伸縮動作によ り第2の油溜室C内にゴミ,塵等が侵入するのを防止するようにリップ部24B が他側を向くようにして、シール溝22Aに装着する。これにより、シール部材 24のリップ部24Bおよびシール部材19のリップ部19Bの相乗効果によっ て、チューブ14内にゴミ,塵等が侵入するのを確実に防止でき、バケットシリ ンダ13の寿命を延ばすことができる。
【0038】 さらにまた、ロッドガイド21から漏洩する油量が多いときには、リップ部2 4Bの方向が逆の一側を向くようにシール溝22Aに装着し直すことにより、第 2の油溜室C内に溜った圧油が外部に漏れ出すのを確実に防止できる。
【0039】 またさらに、第2の油溜室C内に溜った圧油は覗窓28により監視することが できるから、溜った圧油の油量が多くなったと判定したときには、ドレンプラグ 29を取り外して、廃油受け等に排出することができる。
【0040】 従って、本実施例によるバケットシリンダ13においては、ロッド17の伸縮 動作により圧油がロッドガイド21のシール部材19から漏洩した場合でも、カ バー22の比較的容量の大きい液溜室Cに溜めることができるから、外部に作動 油が漏洩するのを確実に防止することができ、環境汚染を効果的に防止すること ができる。
【0041】 また、第2の油溜室Cは第1の油溜室Bに比べて容量を容易に大きくすること ができ、第1の油溜室Bから漏洩する圧油が溜るまである程度の時間を稼ぐこと ができ、ロッドガイド21の各シール部材18,19の交換までの時間を確保す ることができる。
【0042】 一方、作業者は第2の油溜室Cに溜った作動油を適宜ドレンプラグ29を取外 して開栓することにより、この作動油を外部に排出することで、作業を続行する ことができ、効果的にバケットシリンダ13の寿命を延ばすことができる。さら に、圧油の漏れ量を把握することができため、バケットシリンダ13の整備時期 を予測することができる。
【0043】 さらに、カバー22のシール溝22Aに装着するシール部材24はロッドガイ ド21に装着するシール部材19を切断することにより形成できるから、部品コ ストを大幅に低減できる等、種々の効果を奏する。
【0044】 なお、前記実施例では、バケットシリンダ13を例に挙げて説明したが、本考 案はこれに限らず、ブームシリンダ11およびアームシリンダ12に用いてもよ く、また油圧ショベル等の建設機械に限らず、各産業機械の液圧シリンダ全般に 用いることができることは勿論である。
【0045】 また、前記実施例においてはロッドガイド21には2個のシール部材18,1 9を用いて第1の油溜室Bを画成したものについて述べたが、ロッドガイド21 のシール部材の個数を1個にして、第1の油溜室Bを廃止したもの、またはシー ル部材を3個以上用いて、複数個の油溜室を形成したものに適用してもよい。
【0046】 さらに、前記実施例では、シール部材24を2個のシール分割体25,25に より形成したが、本考案はこれに限らず、Oリング26と同様に、一部を切断す るように形成してもよい。
【0047】 さらにまた、前記実施例では第2の油溜室C内の溜った作動油の油量を覗窓2 8により監視するようにしたが、本考案はこれに限らず、電気的な油量センサを 用いて監視するようにしてもよい。
【0048】
【考案の効果】
以上詳述した如く、本考案によれば、ロッドガイドの外側に、ロッドの径方向 に2分割可能に形成されたカバーを設け、該カバーの内側にはロッドガイドのシ ール部材とカバーの他のシール部材との間で液溜室を形成する構成としたから、 ロッドがチューブに対して伸縮動作を行うことにより、ロッドガイドのシール部 材が損傷してチューブ内の液体(作動油)が漏洩した場合でも、カバーに形成さ れた液溜室によりこの液体(作動油)を溜めることができ、外部に液体(作動油 )が漏れるのを確実に防止することができる。そして、液圧シリンダの寿命を効 果的に延ばすことができる。
【0049】 また、前記カバーの下部側にドレンプラグを設けることにより、前記チューブ 内から液溜室内に漏洩した液体(作動油)を適宜に外部に排出することができ、 液圧シリンダの動作中に液体が漏洩するのを防止できると共に、漏れ量を把握す ることにより、液圧シリンダの整備時期を予測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例によるロッドガイド,ロッド,
カバー,シール部材,Oリングおよびねじ等を示す斜視
図である。
【図2】本実施例による油圧シリンダの要部縦断面図で
ある。
【図3】従来技術による油圧ショベルを示す側面図であ
る。
【図4】従来技術による油圧シリンダの要部を示す一部
破断の外観図である。
【符号の説明】
14 チューブ 17 ロッド 18,19 シール部材 21 ロッドガイド 22 カバー 22A シール溝 22B Oリング溝 23 半割体 24 他のシール部材 26 Oリング 29 ドレンプラグ B 第1の油溜室 C 第2の油溜室(液溜室)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側が閉塞されたチューブと、該チュ
    ーブの他端側に設けられたロッドガイドと、一端側が前
    記チューブ内に挿入されたピストンに固着され、他端側
    が該ロッドガイドを介して前記チューブ外に突出したロ
    ッドと、該ロッドとロッドガイドとの間をシールすべ
    く、該ロッドガイドに設けられた環状のシール部材とか
    らなる液圧シリンダにおいて、前記ロッドガイドには、
    前記ロッドの径方向に2分割可能に形成され、前記チュ
    ーブの外側で該ロッドガイドとの間に液溜室を画成する
    カバーを着脱可能に設け、該カバーの内周側には前記ロ
    ッドとカバーとの間で前記液溜室内をシールする他のシ
    ール部材を配設したことを特徴とする液圧シリンダ。
  2. 【請求項2】 前記カバーの下部側には、前記チューブ
    内から液溜室内に漏洩した液体を外部に排出するドレン
    プラグを設けてなる請求項1記載の液圧シリンダ。
JP033518U 1992-04-21 1992-04-21 液圧シリンダ Pending JPH0583410U (ja)

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JP2013060983A (ja) * 2011-09-12 2013-04-04 Taiyo Ltd 流体圧シリンダ装置

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