JPH0583408A - 端末網制御装置 - Google Patents

端末網制御装置

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JPH0583408A
JPH0583408A JP3240857A JP24085791A JPH0583408A JP H0583408 A JPH0583408 A JP H0583408A JP 3240857 A JP3240857 A JP 3240857A JP 24085791 A JP24085791 A JP 24085791A JP H0583408 A JPH0583408 A JP H0583408A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の大型化および高価格化を招来すること
なく、加入電話回線に共に接続されている電話機や他の
端末網制御装置に関するノーリンギング呼出し信号に無
関係な信号に基づくノーリンギング通信の誤起動の防止
を確実にする。 【構成】 網制御回路107を起動させる起動回路1
を、共に加入電話回線に接続されている電話機や他の端
末網制御装置に関するノーリンギング呼出し信号に無関
係な信号によっては起動しないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にノーリンギングシ
ステム用の端末網制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】加入電話回線を利用したノーリンギング
システム用の端末網制御装置において、加入電話回線を
通じて中央情報局から加入者宅の端末網制御装置を起動
させるに当たっては、中央情報局からの命令によりNR
T(ノーリンギングトランク)からノーリンギング呼び
出しを加入電話回線に伝送させるという方法が採られて
おり、このノーリンギング呼び出しが端末網制御装置に
入力されると、これがスタンバイ状態から動作状態とな
り、これで一連のテレメータ通信が行われるようになっ
ている。ここにノーリンギング呼び出しとは、復旧状態
(L1 =0(v)、L2 =−48(v))から極性反転
状態(L1 =−48(v)、L2 =0(v))への遷移
過程である緩極性反転という加入電話回線に現れる一連
の信号変化を指している。なお、緩極性反転は加入電話
回線に同じく接続されている電話機の所謂チン鳴り防止
の観点からなされているものである。
【0003】また、端末網制御装置を加入者宅に設置す
るにあっては、逆接続でも正常動作する電話機の場合と
同様な感覚で行われるので、作業者の不慣れということ
も併せて逆接続され得る可能性が依然としてある。この
逆接続は何も端末網制御装置の装備時だけではなく加入
電話回線の工事等の際にも生じる虞れがあり、この場合
には広域逆接続が発生することになり、何れもノーリン
ギングシステムを推進する上で大きな障害となってい
る。このようなことから、加入電話回線に対して如何な
る方向に接続されても正常に動作する無極性の端末網制
御装置の開発が推進されている。図7は、従来の無極性
の端末網制御装置の構成図である。
【0004】この端末網制御装置101は、加入電話回
線に接続され、加入電話回線の電圧極性を一方向にする
整流回路103と、整流回路103の出力と端末装置1
05との間に接続され、ノーリンギング通信の制御を行
う網制御回路107と、整流回路103の出力に接続さ
れ、整流回路103の出力に現れる電圧波形(ノーリン
ギング呼び出し波形)に従い、前記網制御回路107に
ノーリンギング通信動作の起動信号を出力する起動回路
109と、加入電話回線と電話機または他の端末網制御
装置との間に接続され、加入電話回線と電話機または他
の端末網制御装置とを断続する切換器111とを有する
構成である。
【0005】なお、起動回路109は、ノーリンギング
呼出し信号の入力を検出する入力信号検出部113と、
検出に基づき起動信号を発生する起動信号発生部115
で構成されるものである。次に、この端末網制御装置1
01の起動について図8に示す整流回路103および起
動回路109の回路図を用いて説明する。
【0006】NRTから加入電話回線を介して端末網制
御装置101にノーリンギング呼出しが入力されると、
整流回路103の出力の電圧波形は図9のように整流さ
れる。この整流信号の電圧を入力信号検出部113で
は、抵抗R1,R2で分圧するとともに、この分圧電圧
を抵抗R3とコンデンサC1により決定される時定数だ
け遅延し、これをノーリンギング呼出し信号として、起
動信号発生部115に出力する。このノーリンギング呼
出し信号は、抵抗R4を介して起動信号発生部115を
構成するDフリップフロップ117のクロック端子(C
K)に入力される。これにより、起動信号発生部115
は、例えばノーリンギング呼出し信号の立上りをトリガ
として、起動信号を網制御回路107へ出力することに
なる。なお、入力信号検出部113における時定数は、
加入電話回線に現れる緩極性反転に要する時間に対応し
て設定されている。
【0007】このように、無極性の端末網制御装置10
1の起動については、加入電話回線に現れる電圧変化を
整流回路により、電圧極性を一方向に整流した後の電圧
変化を利用している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した構
成のノーリンギングシステム用の端末網制御装置101
においては、加入電話回線に対して電話機や他の端末網
制御装置が切換器111を介して並列接続されている。
このため、電話機の呼び出しや、電話機または他の端末
網制御装置からの発呼動作時のダイヤルパルスによるダ
イヤリング時に加入電話回線に現れる電圧変化が整流回
路103を介して入力されることとなる。
【0009】しかしながら、上述した回路構成の起動回
路109では、このような信号の入力により、電話機の
呼び出し時や電話機または他の端末用網制御装置からの
発呼動作時のダイヤルパルスによるダイヤリングなどノ
ーリンギング呼び出しとは無関係な場合にも網制御回路
107に起動信号を出力してしまい、誤動作のおそれが
ある。
【0010】また、これに伴い、網制御回路107は、
電池のような内部電源を利用しているため、起動信号を
受けるたびに、内部電源の電力を無駄に消費することに
なってしまい、動作を確保するため内部電源容量を増加
させなければならず、装置の小型化や低価格化への障害
となっている。
【0011】本発明は上記に鑑みてなされたもので、そ
の目的としては、装置の大型化および高価格化を招来す
ることなく、加入電話回線に共に接続されている電話機
や他の端末網制御装置に関するノーリンギング呼出し信
号に無関係な信号に基づくノーリンギング通信の誤起動
の防止を確実にした端末網制御装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、加入電話回線に電話機や他の端末網制御装置と共に
並列接続され、加入電話回線の電圧極性を一定方向にす
る整流回路と、この整流回路と端末装置との間に接続さ
れノーリンギング通信を制御する網制御回路と、整流回
路の出力からノーリンギング呼出し信号を検出して網制
御回路を起動させる起動回路部とを具備するノーリンギ
ングシステム用の端末網制御装置において、本発明は、
前記起動回路部は、電話機や他の端末網制御装置に関す
るノーリンギング呼出し信号に無関係な信号に基づく起
動を禁止する禁止手段を有することを要旨とする。
【0013】
【作用】本発明に係る端末網制御装置では、網制御回路
を起動させる起動回路部を、共に加入電話回線に接続さ
れている電話機や他の端末網制御装置に関するノーリン
ギング呼出し信号に無関係な信号によっては起動しない
ようにした。
【0014】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0015】図1は、本発明の一実施例に係る端末網制
御装置を構成する整流回路103および起動回路1の回
路構成を示す図である。起動回路1を構成する起動信号
発生部115は従来と同じであるが、入力信号検出部3
は、図示の如く、抵抗R11,R12,R13,R14
と、コンデンサC11,C12と、ダイオードD11お
よびトランジスタTR11とで構成されている。その特
徴としては、入力信号検出部3の出力電圧となるコンデ
ンサC11における電荷の充放電を制御して、電話機の
呼出し時や電話機または他の端末網制御装置からの発呼
動作時には起動信号発生部115を駆動させないように
したことにある。次に、本実施例の作用をノーリンギン
グ呼出し時、電話機呼出し時、電話機または他の端末網
制御装置からの発呼動作時に分けて説明する。まず、ノ
ーリンギング呼出し時について図2のタイムチャートを
用いて説明する。
【0016】NRTから加入電話回線を介して、端末網
制御装置にノーリンギング呼び出しが入力されると、整
流回路103の出力電圧がある電圧以下になることによ
り、回線復旧状態に充電されていたコンデンサC11の
電荷を抵抗R12を介して、また、コンデンサC11の
電荷を抵抗R14、ダイオードD11を介して放電しは
じめる(T1 )。その後、時刻T2 においてダイオード
D11と抵抗R14およびコンデンサC12により制御
されるトランジスタTR11がカットオフ状態からオン
状態となることにより、コンデンサC11の電荷を急速
放電する。コンデンサC11の放電によりトランジスタ
TR11は再びカットオフ状態となる。
【0017】そして、整流回路103の出力電圧がある
電圧以上になることにより、抵抗R12を介してコンデ
ンサC11に電荷が充電されはじめる(T3)。コンデ
ンサC11に充電される電荷がある電圧(この場合Dフ
リップフロップ117のクロック入力信号が立上りのト
リガを検出するスレッショルドレベル)以上になると、
抵抗R4を介してDフリップフロップ117は立上りト
リガを検出し、網制御回路107に起動信号を出力する
(T4 )。このようにして加入電話回線間に現れるノー
リンギング呼び出しの電圧変化を検出する。次に、電話
機呼び出し時について図3のタイムチャートを用いて説
明する。
【0018】電話機呼び出し時、加入電話回線に現れる
電圧波形は、回線復旧状態(L1 =0(v)、L2 =−
48(v))から、極性反転(L1 =−48v、L2
0(v))し、0〜2秒間の休止区間(L1 =−48
v、L2 =0(v))の後、1秒間の呼び出し信号(L
1 =−48(v)、L2 =0(v)+16Hz75(V
rms))を受信、2秒間の呼び出し信号休止区間(L
1 =−48(v)、L2=0(v))の受信以降、1秒
間の呼び出し信号と2秒間の呼び出し信号休止区間を繰
り返す。
【0019】このような電話機呼び出しが端末網制御装
置に入力されると、回線復旧状態時にコンデンサC11
に充電されていた電荷は、極性反転が急峻に行われるた
め放電されず(T11)、0〜2秒間の休止区間T12まで
放電された状態である。
【0020】電話機呼び出し信号受信中(T12〜T
13間)、コンデンサC11に充電されている電荷は、整
流回路103の出力電圧がある電圧以下になると放電
し、またある電圧以上になると充電するということを繰
り返す。しかし、この場合の充放電については、コンデ
ンサC11の放電開始から充電開始までの期間がノーリ
ンギング呼出し時に比べて短く、ダイオードD11と抵
抗R14およびコンデンサC12によって制御されるト
ランジスタTR11が完全にオン状態となり急速放電を
開始する前に、整流回路103の出力電圧波形変化によ
りダイオードD11がカットオフとなり抵抗R12と抵
抗R14を介してコンデンサC11に電荷が充電され
る。このため、トランジスタTR11はカットオフ状態
となる。
【0021】したがって、ダイオードD11と抵抗R1
4およびコンデンサC12によりトランジスタTR11
による急速放電が制御されるので、Dフリップフロップ
117には、立上りトリガを検出するような信号が出力
されず、そのため、網制御回路107には起動信号が出
力されることはない。なお、呼び出し信号休止区間(T
13〜T14間)においては、コンデンサC11の電荷は充
電されたままである。次に、電話機または他の端末網制
御装置からの発呼動作時について図4のタイムチャート
を用いて説明する。
【0022】電話機または他の端末網制御装置からの発
呼動作時のダイヤルパルスによるダイヤリング時に、加
入電話回線に現れる電圧波形は、回線復旧状態(L1
0(v)、L2 =−48(v))から、電話機または他
の端末網制御装置による加入電話回線のオフフックが行
なわれ(L1 =0(v)、L2 =E2 (E2 :電話機ま
たは端末網制御装置によるオフフック電圧))、数秒間
のプレポーズ期間の後、ダイヤルパルスによるダイヤリ
ング信号が出力(図4においては信号“0”を送出)さ
れ(L1 =0(v)、L2 =48(v)と、E2 との繰
り返し)、ダイヤリング信号送出休止区間であるミニマ
ムポーズの後、次のダイヤリング信号(図4においては
信号“3”)を出力する。
【0023】このような電話機または他の端末網制御装
置からの発呼動作時のダイヤルパルスによるダイヤリン
グ波形が端末網制御装置に入力されると、電話機または
他の端末網制御装置の加入電話回線オフフック動作(T
21)により、整流回路103の出力電圧がある電圧以下
になり、その後のプレポーズ期間(T21〜T22)がダイ
オードD11と抵抗R14およびコンデンサC12によ
って制御されるトランジスタTR11がカットオフ状態
からオン状態になるまでの時間より充分に長いため、回
線復旧状態時にコンデンサC11に充電されていた電荷
は放電されてしまう。
【0024】ダイヤルパルスによるダイヤリング信号が
入力される(T22〜T23)と、加入電話回線の電圧は、
1 =0(v)、L2 =−48(v)と、L1 =0
(v)、L2 =E2 の波形が入力されるため、整流回路
103の出力に現れる電圧波形もE1 とE2 ’(それぞ
れ48v、E2 から整流回路による電圧降下分を差し引
いた電圧)の繰り返しの波形が現れる。そのため、コン
デンサC11にも整流回路103の出力電圧がE1 のと
きには、抵抗R12を介して電荷が充電され、整流回路
103の出力電圧がE2 ’のときには電荷が放電され
る。この放電時において、トランジスタTR11はT22
〜T23までの間はカットオフ状態になっているが、時刻
23において、コンデンサC11に蓄えられた電荷によ
る電圧とトランジスタTR11のベース電圧の電位差
と、ダイヤリング時のE2 ’の時間により、ダイオード
D11と抵抗R14およびコンデンサC12等の制御に
よりオン状態となり、C11に充電されていた電荷を急
速放電する。図4の波形においてはT23の時に現れる
が、抵抗R14とコンデンサC12の関係により前後に
ずれることはある。したがって、Dフリップフロップ1
17には、立上りトリガとして検出するような信号が出
力されることはない。
【0025】なお、ダイヤリング信号送出休止区間であ
るミニマムポーズ期間(T24〜T25)としては、抵抗R
12とコンデンサC11の時定数より長いため、コンデ
ンサC11の電荷は放電されてしまう。
【0026】したがって、本実施例によれば、ノーリン
ギング通信の誤起動を防止できる一方、これに伴い、網
制御回路における内部電源容量を増大する必要がないの
で、装置の大型化や高価格化を招来することがない。
【0027】図5は、本発明の第2の実施例に係る端末
網制御装置を構成する入力信号検出部13の回路構成を
示す図である。この入力信号検出部13は、図1に示し
た入力信号検出部3において、TR11のコレクタに抵
抗R45を接続した点が異なる。
【0028】その特徴としては、ダイオードD11と抵
抗R14およびコンデンサC12により制御されるトラ
ンジスタTR11によるコンデンサC11の放電動作に
おいて、抵抗R45とコンデンサC11により決定され
る時定数をもって放電が行なわれるようにしたことにあ
る。
【0029】図6は、本発明の第3の実施例に係る端末
網制御装置を構成する入力信号検出部23の回路構成を
示す図である。この入力信号検出部23は、図5に示し
た入力信号検出部13において、その出力段に、ツェナ
ーダイオードZD51をアノードが出力側となるように
接続すると共に、このツェナーダイオードZD51のア
ノードとグランドとの間に抵抗R56およびコンデンサ
C53を並列接続したものである。
【0030】その特徴としては、コンデンサC11に電
荷を充電する場合、コンデンサC11の充電電圧がツェ
ナーダイオードZD51のツェナー電圧VZD以上になっ
た時はじめて起動信号発生部115に信号を出力するよ
うにコンデンサC11の充電電圧に遅延をかけるように
し、さらに、ツェナーダイオードZD51のアノード側
に接続されている抵抗R56とコンデンサC53により
決定される時定数でさらに遅延された信号が起動信号発
生部115に出力されるようにした。また、コンデンサ
C11の放電時において、ダイオードD11と抵抗R1
4およびコンデンサC12により制御されるトランジス
タTR11がカットオフ状態の時には、起動信号発生部
115への出力信号波形を決定しているコンデンサC5
3の電荷を抵抗R56とコンデンサC53により決定さ
れる時定数に従って抵抗R56を介して放電し、ダイオ
ードD11と抵抗R14およびコンデンサC12により
制御されるトランジスタTR11がオン状態の時には、
コンデンサC11に充電されている電荷を抵抗R45、
トランジスタTR11を介して放電すると共に、コンデ
ンサC53に充電されている電荷もツェナーダイオード
のアノードからカソードを介し抵抗R45、トランジス
タTR11を介して放電されるようにしたことにある。
【0031】したがって、図5および図6の実施例によ
れば、コンデンサC11の充放電についてより細かな充
電および放電のタイミングを設定することができ、図1
の実施例よりも、より効果的に、ノーリンギング呼び出
しに無関係な信号に対して起動信号を検出しないように
することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、網
制御回路を起動させる起動回路部を、共に加入電話回線
に接続されている電話機や他の端末網制御装置に関する
ノーリンギング呼出し信号に無関係な信号によっては起
動しないようにしたので、装置の大型化および高価格化
を招来することなく、上記ノーリンギング呼出し信号に
無関係な信号に基づくノーリンギング通信の誤起動を確
実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示す図である。
【図2】当該一実施例におけるノーリンギング呼出し時
におけるタイムチャートを示す図である。
【図3】当該一実施例における電話機呼出し時における
タイムチャートを示す図である。
【図4】当該一実施例における電話機等からの発呼動作
時におけるタイムチャートを示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例の回路構成を示す図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施例の回路構成を示す図であ
る。
【図7】ノーリンギングシステム用の端末網制御装置の
一般構成を示す図である。
【図8】当該端末網制御装置を構成する整流回路および
起動回路の構成を示す図である。
【図9】当該端末網制御装置の動作を説明するためのタ
イムチャートを示す図である。
【符号の説明】
1 起動回路 3 入力信号検出部 13 入力信号検出部 23 入力信号検出部 101 端末網制御装置 103 整流回路 105 端末装置 107 網制御回路 109 起動回路 111 切換器 113 入力信号検出部 115 起動信号発生部 117 Dフリップフロップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入電話回線に電話機や他の端末網制御
    装置と共に並列接続され、加入電話回線の電圧極性を一
    定方向にする整流回路と、この整流回路と端末装置との
    間に接続されノーリンギング通信を制御する網制御回路
    と、整流回路の出力からノーリンギング呼出し信号を検
    出して網制御回路を起動させる起動回路部とを具備する
    ノーリンギングシステム用の端末網制御装置において、
    前記起動回路部は、電話機や他の端末網制御装置に関す
    るノーリンギング呼出し信号に無関係な信号に基づく起
    動を禁止する禁止手段を有することを特徴とする端末網
    制御装置。
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