JPH0583375U - ポンプ装置固定構造 - Google Patents

ポンプ装置固定構造

Info

Publication number
JPH0583375U
JPH0583375U JP3118192U JP3118192U JPH0583375U JP H0583375 U JPH0583375 U JP H0583375U JP 3118192 U JP3118192 U JP 3118192U JP 3118192 U JP3118192 U JP 3118192U JP H0583375 U JPH0583375 U JP H0583375U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump device
type reciprocating
reciprocating pump
maintenance work
bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3118192U
Other languages
English (en)
Inventor
信吾 丸
Original Assignee
株式会社丸山製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社丸山製作所 filed Critical 株式会社丸山製作所
Priority to JP3118192U priority Critical patent/JPH0583375U/ja
Publication of JPH0583375U publication Critical patent/JPH0583375U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 Δ型往復ポンプ装置10において、運転時に下
側に位置するシリンダヘッド14の保守作業を改善できる
ようにする。 【構成】 ブラケット16は、Δ型往復ポンプ装置10の両
側に配設され、固定ボルト22によりセット台に固定され
ている。クランク軸24は各ブラケット16においてボール
軸受26を介して回転自在に軸支されている。回転拘束ボ
ルト30は、一方のブラケット16に挿通されて、ポンプ装
置ハウジング12のねじ穴28に螺合することにより、ブラ
ケット16に対するΔ型往復ポンプ装置10の相対回転を解
除自在に拘束するようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ポンプ装置の保守作業を能率化できるポンプ装置固定構造に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のポンプ装置は、下部において支持具としてのブラケットを介してセット 台等に固定されており、方向を変更することが困難となっている。 したがって、シリンダヘッドを分解する等の保守作業を行う場合、作業者は、 ポンプ装置を運転時の方向にしたまま、又はポンプ装置をブラケットから外して 、行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
例えば、3個の往復ポンプが、クランク軸を中心としてシリンダヘッドを放射 方向外側へ向けつつ、周方向へ180°間隔で配列されているΔ型往復ポンプ装 置では、下側に位置しているシリンダヘッドは、台に接近しているため、保守作 業がやりずらく、労力が増大するとともに、作業能率も悪化している。
【0004】 この考案の目的は、ポンプ装置の保守作業を能率化できるポンプ装置固定構造 を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使用して説明する。 この考案のポンプ装置固定構造では、支持具(16)はポンプ装置(10,32)の両側 に配設されている。ポンプ装置(10,32)の駆動軸(24)は各支持具(16)に回転自在 に軸支されている。拘束手段(30)は支持具(16)に対するポンプ装置(10,32)の相 対回転を解除自在に拘束している。
【0006】
【作用】
ポンプ装置(10,32)の運転時は、拘束手段(30)は支持具(16)に対するポンプ装 置(10,32)の相対回転を拘束し、ポンプ装置(10,32)は運転のための適切な回転位 置に保持されている。
【0007】 ポンプ装置(10,32)の保守作業を行う場合、拘束手段(30)による拘束を解除す る。この結果、ポンプ装置(10,32)は、支持具(16)に対して駆動軸(24)の中心線 の周りに相対回転自在となる。ポンプ装置(10,32)は、作業者による保守作業の やり易い回転位置へ運転位置から回転させられ、その回転位置で拘束手段(30)に より再度、回転を拘束される。こうして、ポンプ装置(10,32)は、保守作業に適 する回転位置に保持されて、保守作業を行われる。
【0008】 保守作業が終了すると、再び、拘束手段(30)による拘束を解除して、ポンプ装 置(10,32)を、駆動軸(24)の中心線の周りに支持具(16)に対して相対回転させて 、運転時の回転位置へ戻し、拘束手段(30)により回転を拘束される。
【0009】
【実施例】
以下、この考案を図面の実施例について説明する。 図1及び図2はΔ型往復ポンプ装置10の固定構造の正面図及び側面図である。 Δ型往復ポンプ装置10は、正面から見てほぼ正三角形状のポンプ装置ハウジング 12を備え、3個のシリンダヘッド14は、Δ型往復ポンプ装置10の3個の往復ポン プに対応し、ポンプ装置ハウジング12の各頂点部に配設されている。ブラケット 16は、Δ型往復ポンプ装置10の各側に配設され、三角形状起立部18と、三角形状 起立部18の下縁から水平に張出している張出し部20とを備え、張出し部20を挿通 する固定ボルト22によりセット台(図示せず)に固定されている。クランク軸24 は、Δ型往復ポンプ装置10の正面方向から見てポンプ装置ハウジング12の中心に 位置し、各ブラケット16の側へ突出している。クランク軸24は、エンジン(図示 せず)から回転動力を伝達される側の端部(図2において左端部であり、以下、 「入力側端部」という。)の突出量を、反対側の端部のそれより大きくされてい る。クランク軸24は、各ブラケット16において、ボール軸受26を介してブラケッ ト16の三角形状起立部18の上端部に回転自在に軸支されている。ねじ穴28は、ク ランク軸24の入力側端部の側のポンプ装置ハウジング12の外面に各シリンダヘッ ド14に対応して形成されている。回転拘束ボルト30は、クランク軸24の入力側端 部の側のブラケット16の三角形状起立部18に外面側から挿通されて、各ねじ穴28 に螺合自在になっている。
【0010】 実施例の作用について説明する。 回転拘束ボルト30は、Δ型往復ポンプ装置10の運転時では、3個あるねじ穴28 の内の所定のものに螺合し、ブラケット16に対するΔ型往復ポンプ装置10の相対 回転を拘束して、Δ型往復ポンプ装置10が、所定の1個のシリンダヘッド14を最 上位置とするような鉛直線に対する線対称位置に保持する。
【0011】 最上位置にあるシリンダヘッド14の吸入弁、吐出弁、及びシールの交換や点検 等の保守作業を行う場合には、Δ型往復ポンプ装置10は運転時の回転位置に保持 されたまま、保守作業が行われる。これに対し、下側に位置するシリンダヘッド 14の保守作業を行う場合は、回転拘束ボルト30を、緩めて、ねじ穴28から外し、 Δ型往復ポンプ装置10の相対回転の拘束を解除する。こうして、Δ型往復ポンプ 装置10がクランク軸24の中心線の周りにブラケット16に対して相対回転させられ て、これから保守作業を行おうとする下側のシリンダヘッド14が最上となる回転 位置へ変更し、その回転位置で回転拘束ボルト30を、再び締めて、ねじ穴28に螺 合させる。この結果、作業者は、保守作業が行われるシリンダヘッド14が最上位 置となるような回転位置にΔ型往復ポンプ装置10を保持しつつ、保守作業を行う ことができる。作業の終了後は、逆の作業手順で、Δ型往復ポンプ装置10を運転 時の回転位置へ戻し、固定する。
【0012】 図3は並列型往復ポンプ装置32の固定構造の正面図である。同一の要素につい ては同符号で指示して、説明を省略する。並列型往復ポンプ装置32は、複数個の 往復ポンプをクランク軸24の軸方向へ並列に備えている。並列型往復ポンプ装置 32は、着脱自在に相互に装着されている先端側の往復ポンプ部34と基端側の駆動 部36とを含み、運転時では、図3のように、水平方向へ長く位置付けられている 。クランクケース38は、駆動部36から各ブラケット16の側へ突出し、図1及び図 2のΔ型往復ポンプ装置10の場合と同様に、ボール軸受26により回転自在にブラ ケット16の三角形状起立部18に軸支されている。クランクケース38には、回転拘 束ボルト30が螺合するためのねじ穴(図示せず)が、並列型往復ポンプ装置32の 水平姿勢(実線位置)及び鉛直姿勢(二点鎖線位置)に対応して計2個、形成さ れている。保守作業時で回転拘束ボルト30をねじ穴から外して、並列型往復ポン プ装置32をA方向へブラケット16に対して相対回転し、鉛直姿勢とし、回転拘束 ボルト30を、対応するねじ穴に螺合して、相対回転を拘束してから、保守作業を 行う。
【0013】 図示の実施例では、ねじ穴28及び回転拘束ボルト30はクランク軸24の入力側端 部の側に設けられているが、入力側端部とは反対側に設けられてもよい。
【0014】
【考案の効果】
この考案では、保守作業時では、拘束手段によるポンプ装置の相対回転の拘束 を解除して、ポンプ装置を駆動軸の中心線の周りに支持具に対して相対回転させ て、ポンプ装置を運転時とは別の回転位置へ変更することができる。したがって 、作業者は、保守作業のやり易い回転位置でポンプ装置の保守作業を行うことが でき、保守作業の労力を軽減し、かつ作業能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Δ型往復ポンプ装置の固定構造の正面図であ
る。
【図2】Δ型往復ポンプ装置の固定構造の側面図であ
る。
【図3】並列型往復ポンプ装置の固定構造の正面図であ
る。
【符号の説明】
10 Δ型往復ポンプ装置(ポンプ装置) 16 ブラケット(支持具) 24 クランク軸(駆動軸) 30 回転拘束ボルト(拘束手段) 32 並列型往復ポンプ装置(ポンプ装置)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持具(16)がポンプ装置(10,32)の両側
    に配設され、前記ポンプ装置(10,32)の駆動軸(24)が前
    記各支持具(16)に回転自在に軸支され、拘束手段(30)が
    前記支持具(16)に対する前記ポンプ装置(10,32)の相対
    回転を解除自在に拘束していることを特徴とするポンプ
    装置固定構造。
JP3118192U 1992-04-14 1992-04-14 ポンプ装置固定構造 Pending JPH0583375U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3118192U JPH0583375U (ja) 1992-04-14 1992-04-14 ポンプ装置固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3118192U JPH0583375U (ja) 1992-04-14 1992-04-14 ポンプ装置固定構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0583375U true JPH0583375U (ja) 1993-11-12

Family

ID=12324279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3118192U Pending JPH0583375U (ja) 1992-04-14 1992-04-14 ポンプ装置固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0583375U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4924916A (ja) * 1972-05-12 1974-03-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4924916A (ja) * 1972-05-12 1974-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8523252B2 (en) Lift device for service operations on mechanical parts
JP6399233B2 (ja) ロアリンクのボルト締結方法
WO2020000823A1 (zh) 叶片运输支架
US9126272B2 (en) Weld bead cutting device
JPH0583375U (ja) ポンプ装置固定構造
CN219854495U (zh) 一种具有翻转功能的金属板材加工台
US4609312A (en) Apparatus for in-situ crankshaft reconditioning
JP2002239853A (ja) 多軸締め付け装置
KR100428531B1 (ko) 로터의 지지장치
CN214323237U (zh) 一种胀紧套的预紧装置
CN107717575B (zh) 用于汽车vvt零件加工的夹具
CN106903498B (zh) 一种提升装置
JPH07171724A (ja) メインベアリング自動組立装置
CN219562868U (zh) Agv用差速驱动单元电机与减速机组装工装
CN214080372U (zh) 一种机油盘加工夹具
JPH078113Y2 (ja) エンジン組付用治具
JP6953913B2 (ja) 補機支持ブラケット
CN216299228U (zh) 一种用于钢结构加工的翻转装置
JP2546012Y2 (ja) 回転鏝
JPS5856474Y2 (ja) 内燃機関の支持装置
CN212946308U (zh) 一种车架焊接变位机
JP2524399Y2 (ja) 締め付け機のソケット切換装置
CN207723951U (zh) 一种速换式涡轮轴加工工装
CN207178086U (zh) 一种高效快速盘车器
JPH10128640A (ja) パレット交換装置