JPH0583309A - 直交変復調器 - Google Patents
直交変復調器Info
- Publication number
- JPH0583309A JPH0583309A JP3242265A JP24226591A JPH0583309A JP H0583309 A JPH0583309 A JP H0583309A JP 3242265 A JP3242265 A JP 3242265A JP 24226591 A JP24226591 A JP 24226591A JP H0583309 A JPH0583309 A JP H0583309A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- signal
- demodulator
- modulator
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】復調器における搬送波再生回路を簡単にし、ビ
ット誤り率特性を改善する。 【構成】変調器が９０度位相の異なる２つの搬送波をそ
れぞれ入力しＰチャネルＱチャネル信号により変調する
バランスミキサ２Ａ，２Ｂと、このバランスミキサの出
力信号と搬送波信号の一部を合成する合成器４Ａとを有
し、復調器が入力変調波信号からバンドパスフィルタ５
にて搬送波成分を抽出し復調用搬送波信号を再生する搬
送波再生回路と、この搬送波信号を９０度移相させるフ
ェイズシフタ３と、９０度位相の異なる搬送波信号をそ
れぞれ入力して２分岐された復調信号からＰチャネルＱ
チャネルを復調するバランスミキサ２Ｃ，２Ｄとを有し
ている。
ット誤り率特性を改善する。 【構成】変調器が９０度位相の異なる２つの搬送波をそ
れぞれ入力しＰチャネルＱチャネル信号により変調する
バランスミキサ２Ａ，２Ｂと、このバランスミキサの出
力信号と搬送波信号の一部を合成する合成器４Ａとを有
し、復調器が入力変調波信号からバンドパスフィルタ５
にて搬送波成分を抽出し復調用搬送波信号を再生する搬
送波再生回路と、この搬送波信号を９０度移相させるフ
ェイズシフタ３と、９０度位相の異なる搬送波信号をそ
れぞれ入力して２分岐された復調信号からＰチャネルＱ
チャネルを復調するバランスミキサ２Ｃ，２Ｄとを有し
ている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル通信用の直交
変復調器に関する。
変復調器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の直交変調器を図３に、直交復調器
を図４に示す。従来の変調器は図３に示すように、Ｐ−
ＣＨおよびＱ−ＣＨの入力信号の帯域制限を行なうロー
パスフィルタ１Ａ，１Ｂと、入力された搬送波を２分岐
し、１方の分岐出力信号をそのまま第１のポートの入力
とし、ローパスフィルタ１Ａの出力を第２のポートの入
力とし、第３のポートから信号を出力するバランスミキ
サ２Ａと、他方の搬送波の分岐出力をπ／２位相シフト
するフェーズシフタ３と、フェーズシフト３の出力を第
１のポートの入力とし、ローパスフィルタ１Ｂの出力を
第２のポートの入力とし、第３のポートから信号を出力
するバランスミキサ２Ｂと、バランスミキサ２Ａ，２Ｂ
の出力を合成して出力するハイブリッド４Ｂから構成さ
れる。また従来の復調器は図４に示すように、入力され
た変調波信号を２分岐し、一方の分岐出力を第１のポー
トの入力とし、電圧制御発振器１１の分岐出力を第２の
ポートの入力とし第３のポートから信号を出力するバラ
ンスミキサ２Ｃと、電圧制御発振器１１の他方の分岐出
力をπ／２だけ位相シフトするフェーズシフタ１２と、
変調波信号の他方の分岐出力を第１のポートの入力とし
フェーズシフタ３の出力を第２のポートの入力とし、第
３のポートから信号を出力するバランスミキサ２Ｄと、
バランスミキサ２Ｃ，２Ｄの出力信号の帯域制限を行な
いＰ−ＣＨ，Ｑ−ＣＨの信号出力とするローパスフィル
タ１Ｃ，１Ｄと、Ｐ−ＣＨ，Ｑ−ＣＨ信号出力の和を出
力する加算器８と、同じく差を出力する減算器９と、同
じく積を出力する掛算器７Ｂと、加算器８と減算器９の
出力の積を出力する掛算器７Ａと、掛算器７Ａ，７Ｂの
積を出力する掛算器７Ｃと、掛算器７Ｃの出力からルー
プフィルタ１０を通して制御電圧を入力し復調用搬送波
信号を発信する電圧制御発振器１１から構成されてい
る。
を図４に示す。従来の変調器は図３に示すように、Ｐ−
ＣＨおよびＱ−ＣＨの入力信号の帯域制限を行なうロー
パスフィルタ１Ａ，１Ｂと、入力された搬送波を２分岐
し、１方の分岐出力信号をそのまま第１のポートの入力
とし、ローパスフィルタ１Ａの出力を第２のポートの入
力とし、第３のポートから信号を出力するバランスミキ
サ２Ａと、他方の搬送波の分岐出力をπ／２位相シフト
するフェーズシフタ３と、フェーズシフト３の出力を第
１のポートの入力とし、ローパスフィルタ１Ｂの出力を
第２のポートの入力とし、第３のポートから信号を出力
するバランスミキサ２Ｂと、バランスミキサ２Ａ，２Ｂ
の出力を合成して出力するハイブリッド４Ｂから構成さ
れる。また従来の復調器は図４に示すように、入力され
た変調波信号を２分岐し、一方の分岐出力を第１のポー
トの入力とし、電圧制御発振器１１の分岐出力を第２の
ポートの入力とし第３のポートから信号を出力するバラ
ンスミキサ２Ｃと、電圧制御発振器１１の他方の分岐出
力をπ／２だけ位相シフトするフェーズシフタ１２と、
変調波信号の他方の分岐出力を第１のポートの入力とし
フェーズシフタ３の出力を第２のポートの入力とし、第
３のポートから信号を出力するバランスミキサ２Ｄと、
バランスミキサ２Ｃ，２Ｄの出力信号の帯域制限を行な
いＰ−ＣＨ，Ｑ−ＣＨの信号出力とするローパスフィル
タ１Ｃ，１Ｄと、Ｐ−ＣＨ，Ｑ−ＣＨ信号出力の和を出
力する加算器８と、同じく差を出力する減算器９と、同
じく積を出力する掛算器７Ｂと、加算器８と減算器９の
出力の積を出力する掛算器７Ａと、掛算器７Ａ，７Ｂの
積を出力する掛算器７Ｃと、掛算器７Ｃの出力からルー
プフィルタ１０を通して制御電圧を入力し復調用搬送波
信号を発信する電圧制御発振器１１から構成されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の直交変復調
器では、変調波信号に搬送波成分を含んでないので、復
調用の搬送波信号を再生するために回路構成及び処理が
複雑になっている。さらに復調用搬送波信号の同期位相
にｎ×（π／２）のいずれの位相であるか不明なので、
入出力データに差動変換を施さなければならない。この
動作のためにビット誤り率特性が２倍劣化するという欠
点があった。又、復調用の搬送波信号を再生するため
に、ローパスフィルタの出力信号を処理している関係上
ローパスフィルタ１Ｃ，１Ｄの特性が異なっていた場合
に、再生した搬送波の位相が入力された変調波の位相と
ずれることにより、ビット誤り率特性が劣化するという
欠点があった。
器では、変調波信号に搬送波成分を含んでないので、復
調用の搬送波信号を再生するために回路構成及び処理が
複雑になっている。さらに復調用搬送波信号の同期位相
にｎ×（π／２）のいずれの位相であるか不明なので、
入出力データに差動変換を施さなければならない。この
動作のためにビット誤り率特性が２倍劣化するという欠
点があった。又、復調用の搬送波信号を再生するため
に、ローパスフィルタの出力信号を処理している関係上
ローパスフィルタ１Ｃ，１Ｄの特性が異なっていた場合
に、再生した搬送波の位相が入力された変調波の位相と
ずれることにより、ビット誤り率特性が劣化するという
欠点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の直交変復調器
は、Ｐチャネル，Ｑチャネルディジタル信号を直交変調
方式にて搬送波信号に変調して送信する変調器と、前記
直交変調方式のディジタル信号を復調する復調器とを備
えた直交変復調器において、前記変調器がＰチャネル，
Ｑチャネル変調信号を合成するとともに前記搬送波信号
をも重畳する合成部を有し、前記復調器が前記変調器の
合成部の出力信号を受信し、搬送波信号を抽出する再生
手段を有する。
は、Ｐチャネル，Ｑチャネルディジタル信号を直交変調
方式にて搬送波信号に変調して送信する変調器と、前記
直交変調方式のディジタル信号を復調する復調器とを備
えた直交変復調器において、前記変調器がＰチャネル，
Ｑチャネル変調信号を合成するとともに前記搬送波信号
をも重畳する合成部を有し、前記復調器が前記変調器の
合成部の出力信号を受信し、搬送波信号を抽出する再生
手段を有する。
【０００５】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例の変調器のブロック図、図
２は本実施例の復調器のブロック図である。図３，図４
の従来例と同一の符号は同一の機能と構成を有してい
る。すなわち、図１の実施例ではハイブリッド４Ａに搬
送波信号を入力して、Ｐ−ＣＨ信号，Ｑ−ＣＨ信号の変
調波信号と合成している。
る。図１は本発明の一実施例の変調器のブロック図、図
２は本実施例の復調器のブロック図である。図３，図４
の従来例と同一の符号は同一の機能と構成を有してい
る。すなわち、図１の実施例ではハイブリッド４Ａに搬
送波信号を入力して、Ｐ−ＣＨ信号，Ｑ−ＣＨ信号の変
調波信号と合成している。
【０００６】次に本実施例の復調器の構成と動作を図２
により説明する。入力された変調波信号は３分岐され、
第１の分岐出力からバンドパスフィルタ５により搬送波
成分が抽出される。その搬送波成分を入力して搬送波再
生回路６にて復調用搬送波信号が再生される。又、第
２，第３の分岐出力はそれぞれバランスミキサ２Ｃ，２
Ｄに入力される。ここでバランスミキサ２Ｃには搬送波
信号をそのまま入力して復調され、バランスミキサ２Ｄ
にはπ／２移相された搬送波信号を入力して復調され
る。この復調された２つの信号は、それぞれローパスフ
ィルタ１Ｃ，１Ｄにて帯域制限されＰ−ＣＨ，Ｑ−ＣＨ
の信号として出力される。
により説明する。入力された変調波信号は３分岐され、
第１の分岐出力からバンドパスフィルタ５により搬送波
成分が抽出される。その搬送波成分を入力して搬送波再
生回路６にて復調用搬送波信号が再生される。又、第
２，第３の分岐出力はそれぞれバランスミキサ２Ｃ，２
Ｄに入力される。ここでバランスミキサ２Ｃには搬送波
信号をそのまま入力して復調され、バランスミキサ２Ｄ
にはπ／２移相された搬送波信号を入力して復調され
る。この復調された２つの信号は、それぞれローパスフ
ィルタ１Ｃ，１Ｄにて帯域制限されＰ−ＣＨ，Ｑ−ＣＨ
の信号として出力される。
【０００７】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、変調器に
て変調波信号に搬送波信号成分を含ませることにより、
復調器での搬送波再生が簡単になり、又、再生搬送波信
号の位相は一意に決定されるので、従来例の入出力デー
タの差動変換が不要となり、かつ、ビット誤り率特性が
従来に比べ２倍改善するという効果がある。又、従来の
復調器のようにローパルフィルタの特性がＰ−ＣＨ側と
Ｑ−ＣＨ側で異なってしまうことにより生じる再生搬送
波信号の位相ズレによるビット誤り率の劣化もなくな
る。
て変調波信号に搬送波信号成分を含ませることにより、
復調器での搬送波再生が簡単になり、又、再生搬送波信
号の位相は一意に決定されるので、従来例の入出力デー
タの差動変換が不要となり、かつ、ビット誤り率特性が
従来に比べ２倍改善するという効果がある。又、従来の
復調器のようにローパルフィルタの特性がＰ−ＣＨ側と
Ｑ−ＣＨ側で異なってしまうことにより生じる再生搬送
波信号の位相ズレによるビット誤り率の劣化もなくな
る。
【図１】本発明の一実施例の要部の変調器のブロック図
である。
である。
【図２】本実施例の要部の復調器のブロック図である。
【図３】従来例の直交変調器のブロック図である。
【図４】従来例の直交復調器のブロック図である。
【符号の説明】 １Ａ〜１Ｄ ローパスフィルタ ２Ａ〜２Ｄ バランスミキサ ３ フェーズシフタ ４Ａ，４Ｂ ハイブリッド ５ バンドパスフィルタ ６ 搬送波再生回路 ７Ａ，７Ｂ，７Ｃ 掛算器 ８ 加算器 ９ 減算器 １０ ループフィルタ １１ 電圧制御発振器
Claims (2)
- 【請求項１】 Ｐチャネル，Ｑチャネルディジタル信号
を直交変調方式にて搬送波信号に変調して送信する変調
器と、前記直交変調方式のディジタル信号を復調する復
調器とを備えた直交変復調器において、前記変調器がＰ
チャネル，Ｑチャネル変調信号を合成するとともに前記
搬送波信号をも重畳する合成部を有し、前記復調器が前
記変調器の合成部の出力信号を受信し、搬送波信号を抽
出する再生手段を有することを特徴とする直交変復調
器。 - 【請求項２】 前記再生手段が搬送波信号を抽出するバ
ンドパスフィルタと搬送波再生回路とを有することを特
徴とする請求項１記載の直交変復調器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3242265A JPH0583309A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 直交変復調器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3242265A JPH0583309A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 直交変復調器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0583309A true JPH0583309A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17086694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3242265A Pending JPH0583309A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 直交変復調器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0583309A (ja) |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP3242265A patent/JPH0583309A/ja active Pending
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