JPH0583140A - 信号変換装置 - Google Patents

信号変換装置

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JPH0583140A
JPH0583140A JP24095991A JP24095991A JPH0583140A JP H0583140 A JPH0583140 A JP H0583140A JP 24095991 A JP24095991 A JP 24095991A JP 24095991 A JP24095991 A JP 24095991A JP H0583140 A JPH0583140 A JP H0583140A
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JP
Japan
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signal
data
change point
input signal
code
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JP24095991A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Hirose
達也 廣瀬
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マンチェスタ符号から成る入力信号をNRZ
符号のデータ信号へ変換する際に、データ信号に「ひ
げ」状の波形が発生することを防止する。 【構成】 マンチェスタ符号から成る入力信号の位相を
180°遅らせた遅延信号を発生する遅延信号発生手段
11を備えると共に、入力信号と遅延信号とに基づいて
NRZ符号のデータが「0」から「1」へ変化する0−
1変化点及び「1」から「0」へ変化する1−0変化点
を検出するデータ変化点検出手段12を備え、上記0−
1変化点及び1−0変化点に基づいて入力信号をNRZ
符号のデータ信号へ変換するNRZデータ信号変換手段
17を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンチェスタ符号から
成る入力信号をNRZ符号のデータ信号へ変換する信号
変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の信号変換装置は、例えばデータ
伝送装置のデータ受信回路として用いられている。ここ
で、マンチェスタ符号とは、データの論理値が「1」で
あるとき、「1」から「0」へ立下り変化し、論理値が
「0」であるとき、「0」から「1」へ立上り変化する
データ伝送符号である。
【0003】上記データ受信回路の一例を、図5及び図
6に示す。この図5において、符号変換クロック発生回
路1は、マンチェスタ符号から成る入力信号Sa(図6
(b)参照)を受けて、該入力信号Saに同期する符号
変換用のクロック信号Sb(図6(c)参照)を発生す
る。尚、上記入力信号Saは、図6(a)に示す送信用
のNRZ符号から成るデータ信号Sdを変調して生成し
た信号である。
【0004】そして、イクスクルーシブオア回路2は、
上記クロック信号Sb及び入力信号Saを受けて、両信
号の排他的論理和をとることにより、入力信号SaをN
RZ符号のデータ信号Sc(図6(d)参照)へ変換
し、該データ信号Scを出力するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、マンチェスタ符号から成る入力信号Saの
周期が僅かでも変動すると、この周期が変動した入力信
号Saはクロック信号Sbと同期しなくなる。この場
合、入力信号Saとクロック信号Sbとが僅かでも同期
しなくなると、図7(d)に示すように、NRZ符号の
データ信号Scに「ひげ」状の波形3が発生するという
欠点があった。このような「ひげ」状の波形3が発生す
ると、IC等から成る周辺回路がNRZ符号のデータ信
号Scを取り込むときに、取り込みミスが生ずることが
あった。
【0006】そこで、本発明の目的は、マンチェスタ符
号から成る入力信号をNRZ符号のデータ信号へ変換す
る際に、NRZ符号のデータ信号に「ひげ」状の波形が
発生することを防止できる信号変換装置を提供するにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の信号変換装置
は、マンチェスタ符号から成る入力信号をNRZ符号の
データ信号へ変換する信号変換装置において、前記マン
チェスタ符号から成る入力信号の位相を180°遅らせ
た遅延信号を発生する遅延信号発生手段を備えると共
に、前記入力信号と前記遅延信号とに基づいてNRZ符
号のデータが「0」から「1」へ変化する0−1変化点
及び「1」から「0」へ変化する1−0変化点を検出す
るデータ変化点検出手段を備え、そして、前記0−1変
化点及び1−0変化点に基づいて前記入力信号をNRZ
符号のデータ信号へ変換するNRZデータ信号変換手段
を備えたところに特徴を有する。
【0008】
【作用】まず、NRZ符号のデータが「0」から「1」
へ変化する0−1変化点及び「1」から「0」へ変化す
る1−0変化点を検出するための検出原理について、簡
単に述べる。今、マンチェスタ符号は、データが「1」
であるとき、「1」から「0」へ立下り変化するから、
これを「1,0」と表す。そして、マンチェスタ符号
は、データが「0」であるとき、「0」から「1」へ立
上り変化するから、これを「0,1」と表す。このよう
な表し方によれば、マンチェスタ符号から成る入力信号
は、「1,0」及び「0,1」が適宜連続したものとな
る。
【0009】この場合、NRZ符号のデータが「0」か
ら「1」へ変化する0−1変化点の前後では、マンチェ
スタ符号から成る入力信号は、「0,1」、「1,0」
と続く。同様にして、NRZ符号のデータが「1」から
「0」へ変化する1−0変化点の前後では、マンチェス
タ符号から成る入力信号は、「1,0」、「0,1」と
続く。ここで、上記入力信号の位相を180°遅らせる
と、この位相を遅らせた遅延信号は、0−1変化点の直
後において、「1,1」となり、1−0変化点の直後に
おいて、「0,0」となる。そして、NRZ符号のデー
タが変化しない点における遅延信号は、「1,0]又は
「0,1」である。
【0010】従って、入力信号と遅延信号とに基づい
て、遅延信号の「1,1」及び「0,0」に相当する部
分を検出すれば、NRZ符号のデータの0−1変化点及
び1−0変化点を検出することができる。本発明は、こ
のような事情に着目してなされたものである。
【0011】即ち、上記手段によれば、マンチェスタ符
号から成る入力信号の位相を180°遅らせて、遅延信
号を生成すると共に、この遅延信号と入力信号とに基づ
いて、NRZ符号のデータが「0」から「1」へ変化す
る0−1変化点及び「1」から「0」へ変化する1−0
変化点を検出する。そして、これら0−1変化点及び1
−0変化点に基づいて入力信号をNRZ符号のデータ信
号へ変換する。
【0012】これにより、入力信号の周期が変動したと
しても、その変動に対応して、0−1変化点及び1−0
変化点が変動し、これら変化点の変動に応じてNRZ符
号のデータ信号も変動する。従って、入力信号の周期が
変動しても、入力信号に対して非同期となるような信号
処理がなくなるから、変換されたNRZ符号のデータ信
号に「ひげ」状の波形が発生することがない。
【0013】
【実施例】以下、本発明をデータ伝送装置のデータ受信
回路に適用した一実施例について図1ないし図4を参照
しながら説明する。まず、電気的構成を示す図1におい
て、遅延信号発生手段である例えば位相遅延回路11
は、マンチェスタ符号から成る入力信号Se(図2
(b)参照)を受けて、該入力信号Seの位相を180
°遅らせた遅延信号Sf(図2(c)参照)を発生す
る。尚、上記入力信号Seは、図2(a)に示す送信用
のNRZ符号から成るデータ信号Sgを変調して生成し
た信号である。
【0014】上記入力信号Se及び遅延信号Sfを受け
るデータ変化点検出手段12は、両信号Se及びSfに
基づいて、NRZ符号のデータが「0」から「1」へ変
化する0−1変化点及び「1」から「0」へ変化する1
−0変化点を検出するようになっている。このデータ変
化点検出手段12は、例えばアンド回路13とノア回路
14とから構成されている。この場合、アンド回路13
は、入力信号Se及び遅延信号Sfのアンド(論理積)
をとり、図2(d)に示すアンド信号Shを出力する。
このアンド信号Shにおいて、「0」から「1」へ立上
がり変化するパルス信号15の立上がり時点が、NRZ
符号のデータが「0」から「1」へ変化する0−1変化
点に対応している。
【0015】また、ノア回路14は、入力信号Se及び
遅延信号Sfのノア(論理和の否定)をとり、図2
(d)に示すノア信号Siを出力するようになってい
る。このノア信号Siにおいて、「0」から「1」へ立
上がり変化するパルス信号16の立上がり時点が、NR
Z符号のデータが「1」から「0」へ変化する1−0変
化点に対応している。
【0016】そして、NRZデータ信号変換手段である
例えばラッチ回路17は、上記したアンド信号Sh及び
ノア信号Siを受けて、0−1変化点及び1−0変化点
即ちパルス信号15及び16に基づいて、入力信号Se
をNRZ符号のデータ信号Sj(図2(f)参照)へ変
換し、該データ信号Sjを出力するように構成されてい
る。
【0017】具体的には、図2(f)に示すように、ラ
ッチ回路17は、最初にアンド信号Shのパルス信号1
5及びノア信号Siのパルス信号16がない場合、デー
タ信号Sjを「1」に設定するようになっている。そし
て、ラッチ回路17は、ノア信号Siのパルス信号16
が発生した時点で、データ信号Sjを「1」から「0」
へ変化させる。続いて、ラッチ回路17は、アンド信号
Shのパルス信号15が発生した時点で、データ信号S
jを「0」から「1」へ変化させる。以下、同様な信号
処理が繰り返し行われるようになっている。
【0018】次に、上記構成の作用を図3及び図4も参
照して説明する。今、図2(b)に示すようなマンチェ
スタ符号から成る入力信号Seを入力したとする。この
入力信号Seに対応する送信用のNRZ符号から成るデ
ータ信号Sgは、図2(a)に示す通りである。このデ
ータ信号Sgは、最初つまり時刻t1にて「1」であ
り、時刻t3にて「1」から「0」へ変化し、時刻t5
にて「0」から「1」へ変化し、時刻t6にて「1」か
ら「0」へ変化し、………という信号である。
【0019】この場合、NRZ符号のデータが「0」か
ら「1」へ変化する0−1変化点は、時刻t5、時刻t
9である。また、データが「1」から「0」へ変化する
1−0変化点は、時刻t3、時刻t6である。
【0020】ここで、位相遅延回路11により上記入力
信号Seの位相を180°遅らせると、その位相を遅ら
せた遅延信号Sfは、図2(c)に示すようになる。遅
延信号Sfは、0−1変化点(時刻t5、時刻t9)の
直後において、「1,1」となり、1−0変化点(時刻
t3、時刻t6)の直後において、「0,0」となる。
そして、NRZ符号のデータが変化しない点(時刻t
2、時刻t4、時刻t7、時刻t8、時刻t10)の直
後における遅延信号Sfは、「1,0]又は「0,1」
である。
【0021】従って、入力信号Seと遅延信号Sfとに
基づいて、遅延信号Sfの「1,1」及び「0,0」に
相当する部分を検出すれば、NRZ符号のデータの0−
1変化点及び1−0変化点を検出することができる。
【0022】本実施例においては、0−1変化点即ち遅
延信号Sfの「1,1」を検出するために、例えばアン
ド回路13によって入力信号Seと遅延信号Sfとのア
ンドをとるようにしている。これにより、図2(d)に
示すように、アンド信号Shのパルス信号15の立上が
り時点が、0−1変化点に対応するようになる。
【0023】また、本実施例では、1−0変化点即ち遅
延信号Sfの「0,0」を検出するために、例えばノア
回路14によって入力信号Seと遅延信号Sfとのノア
をとるようにしている。これにより、図2(e)に示す
ように、ノア信号Siのパルス信号16の立上がり時点
が、1−0変化点に対応するようになる。
【0024】そして、ラッチ回路17により、アンド信
号Shのパルス信号15及びノア信号Siのパルス信号
16に基づいて、入力信号SeをNRZ符号のデータ信
号Sj(図2(f)参照)へ変換する。即ち、ラッチ回
路17は、時刻t1においてアンド信号Shのパルス信
号15及びノア信号Siのパルス信号16がないから、
データ信号Sjを「1」に設定する。そして、ラッチ回
路17は、ノア信号Siのパルス信号16が発生した時
点つまり時刻t3で、データ信号Sjを「1」から
「0」へ変化させる。
【0025】続いて、ラッチ回路17は、アンド信号S
hのパルス信号15が発生した時点つまり時刻t5で、
データ信号Sjを「0」から「1」へ変化させる。以
下、アンド信号Shのパルス信号15及びノア信号Si
のパルス信号16の発生時点に基づいて、同様な信号処
理を繰り返し行う。
【0026】このような構成の本実施例によれば、マン
チェスタ符号から成る入力信号Seの位相を180°遅
らせて、遅延信号Sfを生成すると共に、この遅延信号
Sfと入力信号Seとに基づいて、NRZ符号のデータ
が「0」から「1」へ変化する0−1変化点及び「1」
から「0」へ変化する1−0変化点を検出する。そし
て、これら0−1変化点及び1−0変化点に基づいて入
力信号SeをNRZ符号のデータ信号Sjへ変換する。
【0027】これにより、入力信号Seの周期が変動し
たとしても、その変動に対応して、0−1変化点及び1
−0変化点が変動し、これら変化点の変動に応じてNR
Z符号のデータ信号Sjも変動する。従って、入力信号
Seの周期が変動しても、入力信号Seに対して非同期
となるような信号処理がないから、変換されたNRZ符
号のデータ信号Sjに「ひげ」状の波形が発生すること
を防止できる。
【0028】具体的には、図3に示すように、入力信号
Seの周期が時刻t5以降において変動したとすると、
その変動に応じて、アンド信号Shのパルス信号15及
びノア信号Siのパルス信号16の発生時点つまり0−
1変化点及び1−0変化点も変動する。従って、これら
変化点の変動に応じてNRZ符号のデータ信号Sjも変
動するから、図3(f)に示すように、変換生成された
データ信号Sjに「ひげ」状の波形が発生することがな
い。
【0029】尚、図4に示すタイムチャートは、図2と
は異なり、送信用のNRZ符号から成るデータ信号Sg
が最初つまり時刻t1において「0」で始まる場合を示
している。この場合には、図4(e)に示すように、ノ
ア信号Siのパルス信号16が時刻t1にて発生するか
ら、このパルス信号16を受けてラッチ回路17は、時
刻t1においてNRZ符号のデータ信号Sjを「0」に
設定するようになっている。
【0030】また、上記実施例では、データ変化点検出
手段12を、アンド回路13とノア回路14とから構成
したが、これに限られるものではなく、入力信号Se及
び遅延信号Sfに基づいて、NRZ符号のデータが
「0」から「1」へ変化する0−1変化点及び「1」か
ら「0」へ変化する1−0変化点を検出できる構成であ
れば、他の論理回路で構成しても良いことは勿論であ
る。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、マンチェスタ符号から成る入力信号とこの入力信号
の位相を180°遅らせた遅延信号とに基づいて、NR
Z符号のデータが「0」から「1」へ変化する0−1変
化点及び「1」から「0」へ変化する1−0変化点を検
出し、これら0−1変化点及び1−0変化点に基づいて
入力信号をNRZ符号のデータ信号へ変換する構成とし
たので、入力信号をNRZ符号のデータ信号へ変換する
際に、NRZ符号のデータ信号に「ひげ」状の波形が発
生することを防止できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図
【図2】タイムチャート
【図3】入力信号の周期が変動した場合を示すタイムチ
ャート
【図4】入力信号の異なる態様を示すタイムチャート
【図5】従来構成を示す図1相当図
【図6】図2相当図
【図7】図3相当図
【符号の説明】
11は位相遅延回路(遅延信号発生手段)、12はデー
タ変化点検出手段、13はアンド回路、14はノア回
路、17はラッチ回路(NRZデータ信号変換手段)を
示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンチェスタ符号から成る入力信号をN
    RZ符号のデータ信号へ変換する信号変換装置におい
    て、 前記マンチェスタ符号から成る入力信号の位相を180
    °遅らせた遅延信号を発生する遅延信号発生手段と、 前記入力信号と前記遅延信号とに基づいてNRZ符号の
    データが「0」から「1」へ変化する0−1変化点及び
    「1」から「0」へ変化する1−0変化点を検出するデ
    ータ変化点検出手段と、 前記0−1変化点及び1−0変化点に基づいて前記入力
    信号をNRZ符号のデータ信号へ変換するNRZデータ
    信号変換手段とを備えたことを特徴とする信号変換装
    置。
JP24095991A 1991-09-20 1991-09-20 信号変換装置 Pending JPH0583140A (ja)

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JP24095991A JPH0583140A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 信号変換装置

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