JPH0583126A - 位相同期回路 - Google Patents

位相同期回路

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Publication number
JPH0583126A
JPH0583126A JP3239238A JP23923891A JPH0583126A JP H0583126 A JPH0583126 A JP H0583126A JP 3239238 A JP3239238 A JP 3239238A JP 23923891 A JP23923891 A JP 23923891A JP H0583126 A JPH0583126 A JP H0583126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
phase
loop filter
feedforward
locked loop
Prior art date
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Pending
Application number
JP3239238A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehisa Takizawa
武久 滝沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0583126A publication Critical patent/JPH0583126A/ja
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】位相同期回路において、同期引き込み時は、引
き込み範囲を広くかつ引き込み時間を短くし、ロック後
はループフィルタよりフィードフォワード回路を切り離
し、ジッタ抑圧効果の大きな位相同期回路を実現する。 【構成】位相比較器1,ループフィルタ2,電圧制御発
振器3,位相同期検出回路4,フィードフォワード回路
5,分周回路7からなり、ロック状態になると、フィー
ドフォワード回路が切り離される。 【効果】ループフィルタにフィードフォワード回路を並
列に具備し、スイッチによりこれをオン,オフさせるこ
とにより、位相比較回路の引き込み特性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位相同期回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の位相同期回路は、特開昭63−1
75523号公報図1における位相比較器1,ループフ
ィルタ2,電圧制御発振器3,分周回路7から構成され
る。
【0003】位相比較器に入力信号と参照信号が入力さ
れ、これら信号の位相差が電圧として出力される。この
出力電圧はループフィルタを通すことにより高周波成分
が除去される。この電圧が、電圧制御発振器の制御電圧
となって、電圧制御発振器の発振周波数を制御し、入力
信号と参照信号との位相差を減らす方向に働く。これに
より、入力信号に位相同期した出力信号を得ることがで
きる。
【0004】ループフィルタの回路形式により引き込み
範囲、引き込み時間及び出力信号のジッタ量が決定され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、ループ
フィルタ回路の形式により、位相同期回路の特性が変化
する。
【0006】ループフィルタが広帯域なものは、検波器
などに用いられ引き込み時間が短い特徴あるが、ジッタ
抑圧効果は小さい。狭帯域なものは、タイミング抽出回
路、ジッタ抑圧回路に使用されジッタ抑圧効果は大きい
が、引き込み時間が長いという欠点がある。
【0007】本発明の目的は、引き込み時間が短く、ジ
ッタ抑圧効果のすぐれた位相同期回路を実現することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】位相同期引き込み時に
は、ループフィルタ回路にフィードフォワード回路が並
列に接続され、位相同期(ロック)状態では、位相同期
検出回路により、ロック状態を検出し、スイッチにより
フィードフォワード回路をループフィルタより切り離す
ことを特徴とする位相同期回路。
【0009】
【作用】上記したように、位相同期引き込み時にはルー
プフィルタ回路にフィードフォワード回路が並列に接続
されることにより、位相同期ループの広帯域化を行ない
引き込み範囲の拡大、引き込み時間の短縮を行なう。
【0010】ロック後は、スイッチによりフィードフォ
ワード回路をループフィルタより切り離すことにより、
ループフィルタにより決定されるジッタ抑圧効果を得る
ことができる。ループフィルタとして、狭帯域なものを
使用すれば入力信号に含まれるジッタ成分のジッタ抑圧
特性を向上させることができる。
【0011】
【実施例】次に動作について図1により説明する。位相
比較器1は入力信号8と参照信号10の位相差に応じた
電圧を発生する。この電圧は、ループフィルタ2及びル
ープフィルタに並列に接続されたフィードフォワード回
路5を介して電圧制御発振器3に入力される。
【0012】まず、位相同期引き込み時には、位相比較
器出力には、非同期状態に帰因するリップル成分が存在
する。フィールドフォワード回路が存在しない場合に
は、ループフィルタにより帯域制限されるため、所定の
電圧値に達するまで多大の時間を要する。
【0013】これに対し、本実施例ではスイッチ6によ
りフィードフォワード回路がループフィルタに並列に接
続されているため急峻に所定電圧(予測値)に達し、引
き込み時間を大巾に短縮することができる。
【0014】次に、位相同期引き込み完了時には、フィ
ードフォワード回路の存在により位相同期ループとして
は広帯域となっているため入力信号に含まれるジッタ成
分の抑圧は不充分となる。
【0015】この時には、同期引き込みは完了してお
り、位相同期検出器4により同期状態が検出される。こ
の検出結果により、スイッチ6を動作させフォードフォ
ワード回路をループフィルタから切り離す。この後は、
位相同期ループは従来の位相同期回路として動作し、ル
ープフィルタの特性により決定されるジッタ抑圧特性を
実現できる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば同期引き込み時は、広い
引き込み範囲をもち、引き込み時間の短い位相同期回路
として動作し、ロック後は、位相同期検出回路により、
スイッチをオフとして、フィードフォワード回路を切り
離すことによりジッタ抑圧効果の大きな位相同期回路を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のブロック図。
【符号の説明】
1…位相比較器,2…ループフィルタ,3…電圧制御発
振器,4…位相同期検出回路,5…フィードフォワード
回路,6…スイッチ,7…分周回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電圧制御発振器と、位相比較器と、ループ
    フィルタと、分周回路とより成る回路において、フィー
    ドフォワード回路を設けることを特徴とする位相同期回
    路。
  2. 【請求項2】請求項1において、位相同期引き込み状態
    になった時、前記ループフィルタから前記フィードフォ
    ワード回路をスイッチにより切りはなす位相同期回路。
JP3239238A 1991-09-19 1991-09-19 位相同期回路 Pending JPH0583126A (ja)

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JP3239238A JPH0583126A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 位相同期回路

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JP3239238A JPH0583126A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 位相同期回路

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JPH0583126A true JPH0583126A (ja) 1993-04-02

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ID=17041801

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JP3239238A Pending JPH0583126A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 位相同期回路

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