JPH0582680U - グローブボックストレイの取付構造 - Google Patents

グローブボックストレイの取付構造

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JPH0582680U
JPH0582680U JP2472692U JP2472692U JPH0582680U JP H0582680 U JPH0582680 U JP H0582680U JP 2472692 U JP2472692 U JP 2472692U JP 2472692 U JP2472692 U JP 2472692U JP H0582680 U JPH0582680 U JP H0582680U
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JP
Japan
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tray
glove box
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engaging
support piece
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啓志 丸橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トレイの有無の仕様分けをグローブボックス
本体を変えることなく容易に行えるともにトレイ無しの
場合にも外観や使用性に問題がなく、かつ成形性も良好
なグローブボックストレイの取付構造を提供する。 【構成】 グローブボックス本体1内に必要に応じて装
着されるトレイ2の取付構造であって、トレイ2の前端
部両側から上端にL字状に屈曲された係合部5を有する
支持片4を起立させるとともに奥端から係止片6を延出
し、グローブボックス本体1の上壁10の前端部両側に
支持片4の係合部5が貫通可能な広幅部13とその奥側
の支持片4のみが貫通可能な狭幅部14とを有する係合
孔12を設けるとともに奥壁11に係止片6の挿入穴1
5を設け、支持片4が係合孔12の狭幅部14に位置し
た状態で係止片6が挿入穴15に挿入されるようにす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車のグローブボックスに関し、特にグローブボックス内に配置さ れるトレイの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車のインスツルメントパネルの助手席前部には、図5、図6に示すような グローブボックス21が設けられており、種々の小物を収納できるように構成さ れている。22はグローブボックス21の前面の開閉可能なドアである。このグ ローブボックス21には通常車検証や取扱説明書などを収納するため、これらの 書類を他の小物と区分けしてグローブボックス21内の上部に収納できるように 、グローブボックス21内にトレイ23を設けたものがある。一方、車種によっ てトレイ23の無い仕様のものもある。
【0003】 従来のトレイを有するグローブボックスは、例えば実開平2−16342号公 報や実開平2−128651号公報に開示されたものでは、図7に示すように、 グローブボックス21とトレイ23を一体成形したものが知られている。
【0004】 又、実開昭60−139647号公報に開示されたものでは、図8に示すよう に、グローブボックス21の側壁にガイドリブ24又はガイド溝を備えたガイド 部を一体成形しておき、これらガイドリブ24やガイド溝でトレー23を挟持す るようにしたものが知られている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、グローブボックス21にトレイ23を一体成形したものではトレイ2 3のある仕様と無い仕様に合わせて2種類の成形型が必要になるという問題があ り、ガイドリブ24を設けたものではトレイ23の有無だけで2つの仕様分けを 容易にできるが、トレイ無しの仕様の場合にグローブボックス21内にガイドリ ブ24が突出するために外観や使用性の面で問題があった。なお、実開昭60− 139647号公報に開示された考案の構成では、ガイド溝を備えたガイド部を 設けているのでグローブボックス21内にリブ等が突出することはないが、ガイ ド部の成形のためにグローブボックス21を奥窄まりの形状にする必要があり、 使用性に問題を生じるとともにガイド部を形成するために成形型も複雑になって コスト高になるなどの問題がある。
【0006】 本考案は、このような従来の問題点に鑑み、トレイの有無の仕様分けをグロー ブボックス本体を変えることなく容易に行えるとともにトレイ無しの場合にも外 観や使用性に問題がなく、かつ成形性の良好なグローブボックストレイの取付構 造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、グローブボックス内に必要に応じて装着されるトレイの取付構造で あって、トレイの前端部両側から上端にL字状に屈曲された係合部を有する支持 片を起立させるとともに奥端から係止片を延出し、グローブボックスの上壁の前 端部両側に支持片の係合部が貫通可能な広幅部とその奥側の支持片のみが貫通可 能な狭幅部とを有する係合孔を設けるとともに奥壁に係止片の挿入穴を設け、支 持片が係合孔の狭幅部に位置した状態で係止片が挿入穴に挿入されるように構成 したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
本考案によれば、トレイ有りの仕様の場合には、トレイをグローブボックス内 に挿入し、上壁の係合孔の広幅部を貫通させて支持片上端の係合部を上壁上に突 出させた後トレイを奥側に押し込んで奥端の係止片を挿入穴に挿入するとともに 支持片を係合孔の狭幅部に位置させ、係合部を上壁上に係合させることによって トレイはその前端部両側と奥端で支持される。一方、トレイ無しの仕様の場合に は、グローブボックスの上壁の両側部に係合孔が、奥壁に挿入穴が開口している だけであり、殆ど外部から見えないので外観的に問題がなくかつ使用性も問題な く、しかも成形性も良好である。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図4を参照して説明する。
【0010】 図1、図2において、1はグローブボックス本体、2はその内部に必要に応じ て取付けられるトレイである。トレイ2の両側には立ち上げ縁3が起立され、そ れらの前端部に、上端をL字状に屈曲して形成した係合部5を有する支持片4が 設けられている。又、トレイ2の奥端縁の両側部から奥側に一対の係止片6が延 出されている。この一対の係止片6の互いに対向する側縁には、図4に詳細に示 すように、係止突部7が突設されている。
【0011】 グローブボックス本体1の上壁10の前端部両側には、図3に詳細に示すよう に、支持片4の係合部5が貫通可能な広幅部13とその奥側の支持片のみが貫通 可能な狭幅部14とを有する係合孔12が設けられている。グローブボックス本 体1の奥壁11には係止片6を挿入可能な挿入穴15が設けられており、係止片 6を挿入穴15に挿入する際に係止片6の弾性変形にて係止突部7が通過し、通 過後に係止突部7が奥壁11に係合することによってトレイ2の抜け出しを防止 するように構成されている。
【0012】 さらに、支持片4と係止片6及び係合孔12と挿入穴15の位置関係は、支持 片4が係合孔12の狭幅部14に位置した状態で係止片6が挿入穴15に挿入さ れるように設定されている。
【0013】 以上の構成において、トレイ2が有る仕様の場合には、トレイ2をグローブボ ックス本体1内に挿入し、図3に仮想線で示すように、上壁10の係合孔12の 広幅部13を貫通させて支持片4上端の係合部5を上壁10上に突出させ、次に トレイ2を図1に矢印で示すように奥側に押し込んで奥端の係止片6を挿入穴1 5に挿入するとともに支持片4を係合孔12の狭幅部14に位置させて係合部5 を上壁10上に係合させることによってトレイ2はその前端部両側と奥端で支持 される。また、その状態で係止片6の係止突部7が奥壁11に係合してトレイ2 の抜け出しが防止され、トレイ2は確実に固定される。
【0014】 一方、トレイ2が無い仕様の場合には、グローブボックスはグローブボックス 本体1のみにて構成される。その場合、上壁10の両側部に係合孔12が、奥壁 11に挿入穴15が開口しているだけであるため、殆ど外部から見えないので外 観的に問題がなくかつ使用性も問題なく、またグローブボックス本体1の成形性 も良好である。
【0015】 上記実施例では、係止片6に設けた係止突部7にてトレイ2の抜け出しを防止 するようにしたが、抜け出し防止手段としては係合孔12の広幅部13と狭幅部 14の境界部に上壁10の弾性変形によって支持片4の通過を許すような狭窄部 を設けてもよい。
【0016】
【考案の効果】
本考案のグローブボックストレイの取付構造によれば、トレイ有りの仕様の場 合にはトレイをグローブボックス内に挿入し、上壁の係合孔の広幅部を貫通させ て支持片上端の係合部を上壁上に突出させた後トレイを奥側に押し込み、支持片 を係合孔の狭幅部に位置させてその上端の係合部を上壁上に係合させるとともに 奥端の係止片を挿入穴に挿入することによってトレイをその前端部両側と奥端で 支持して簡単に取付けることができ、またトレイ無しの仕様の場合にはグローブ ボックスの上壁の両側部に係合孔が、奥壁に挿入穴が各々開口しているだけで殆 ど外部から見えないので外観的に問題がなくかつ使用性も問題なく、しかも成形 性も良好であるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のグローブボックストレイの取付構造の
一実施例におけるトレイ取付前の状態を一部破断して示
した斜視図である。
【図2】同実施例におけるトレイ取付直前状態の縦断側
面図である。
【図3】同実施例の係合孔と支持片の係合状態を示す要
部の拡大平面図である。
【図4】同実施例の挿入穴に対して係止片を挿入する直
前の状態を示す要部の拡大斜視図である。
【図5】従来例のグローブボックスの斜視図である。
【図6】従来例のグローブボックスの縦断側面図であ
る。
【図7】図7のA−A拡大断面図である。
【図8】他の従来例における図7と同様の拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
1 グローブボックス本体 2 トレイ 4 支持片 5 係合部 6 係止片 10 上壁 11 奥壁 12 係合孔 13 広幅部 14 狭幅部 15 挿入穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グローブボックス内に必要に応じて装着
    されるトレイの取付構造であって、トレイの前端部両側
    から上端にL字状に屈曲された係合部を有する支持片を
    起立させるとともに奥端から係止片を延出し、グローブ
    ボックスの上壁の前端部両側に支持片の係合部が貫通可
    能な広幅部とその奥側の支持片のみが貫通可能な狭幅部
    とを有する係合孔を設けるとともに奥壁に係止片の挿入
    穴を設け、支持片が係合孔の狭幅部に位置した状態で係
    止片が挿入穴に挿入されるように構成したことを特徴と
    するグローブボックストレイの取付構造。
JP2472692U 1992-04-17 1992-04-17 グローブボックストレイの取付構造 Expired - Fee Related JP2558661Y2 (ja)

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JPH0582680U true JPH0582680U (ja) 1993-11-09
JP2558661Y2 JP2558661Y2 (ja) 1997-12-24

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10119653A (ja) * 1996-10-23 1998-05-12 Toyota Auto Body Co Ltd 自動車用グラブボックス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10119653A (ja) * 1996-10-23 1998-05-12 Toyota Auto Body Co Ltd 自動車用グラブボックス

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JP2558661Y2 (ja) 1997-12-24

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