JPH0582605A - 半導体集積回路素子およびウエハテスト検査方法 - Google Patents
半導体集積回路素子およびウエハテスト検査方法Info
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- JPH0582605A JPH0582605A JP27467491A JP27467491A JPH0582605A JP H0582605 A JPH0582605 A JP H0582605A JP 27467491 A JP27467491 A JP 27467491A JP 27467491 A JP27467491 A JP 27467491A JP H0582605 A JPH0582605 A JP H0582605A
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- chip
- block
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 固定プローブカードに設けるプローブ針を、
半導体集積回路素子1の回路ブロックA〜D単位にn分
割させて検査可能な分類に分けて配置させるような電極
3〜6配置にして、n分割されたプローブ針に同時に、
半導体集積回路を接続させ、各ブロックA〜Dの回路を
同時に検査できる構成にした。 【効果】 半導体集積回路素子の集積度が向上し、電極
の間隔が100μm以下に狭くなっても、容易に、かつ
精度よく電極との電気的接続が行えるとともに、検査に
必要な時間も短縮可能となる。
半導体集積回路素子1の回路ブロックA〜D単位にn分
割させて検査可能な分類に分けて配置させるような電極
3〜6配置にして、n分割されたプローブ針に同時に、
半導体集積回路を接続させ、各ブロックA〜Dの回路を
同時に検査できる構成にした。 【効果】 半導体集積回路素子の集積度が向上し、電極
の間隔が100μm以下に狭くなっても、容易に、かつ
精度よく電極との電気的接続が行えるとともに、検査に
必要な時間も短縮可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路素子
およびウエハテスト検査方法に関するものであり、特に
半導体集積回路素子の検査の容易化を図ったものに関す
るものである。
およびウエハテスト検査方法に関するものであり、特に
半導体集積回路素子の検査の容易化を図ったものに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、半導体集積回路素子に設けられ
た電極と電気的接触を行うために、素子を測定する側で
用意されている固定プローブカードを示すもので、図に
おいて、7は固定プローブカード、12は配線、13は
電極、17はプローブ針である。図7はその検査方法を
示した概略図で、14はテスタ、15はコネクタケーブ
ル、16はウエハである。
た電極と電気的接触を行うために、素子を測定する側で
用意されている固定プローブカードを示すもので、図に
おいて、7は固定プローブカード、12は配線、13は
電極、17はプローブ針である。図7はその検査方法を
示した概略図で、14はテスタ、15はコネクタケーブ
ル、16はウエハである。
【0003】次に動作について説明する。図7におい
て、ウエハ16および固定プローブカード7はウエハプ
ローバ(図示せず)によって位置決めされる。このと
き、固定プローブカード7はテスタ14とコネクタケー
ブル15により電気的に接続されている。固定プローブ
カード7上に形成されているプローブ針17は、ウエハ
16上に形成された半導体集積回路素子(以下、チップ
と称す)の電極と1対1に対応した位置に設けられてい
る。この状態において、ウエハプローバを動作させる
と、チップ電極とプローブ針の位置合わせを自動で行
い、位置決め完了後、ウエハ16が固定プローブカード
7側へ一定寸法押し上げられ、プローブ針17とチップ
上の電極の電気的な接触がとられる。この状態を保持し
たままで、テスタ14よりコネクタケーブル15,配線
12,プローブ針17の経路で電圧印加,電流測定,電
流印加電圧測定等の検査を行う。1つのチップにおいて
検査が完了すると、ウエハ16は初期状態の位置へ戻
り、1チップ分移動する。この状態で同様に、ウエハ1
6が押し上げられて検査が行われる。この動作をウエハ
16上のチップ数だけ繰り返す。この動作を時間的に示
したものが図4である。
て、ウエハ16および固定プローブカード7はウエハプ
ローバ(図示せず)によって位置決めされる。このと
き、固定プローブカード7はテスタ14とコネクタケー
ブル15により電気的に接続されている。固定プローブ
カード7上に形成されているプローブ針17は、ウエハ
16上に形成された半導体集積回路素子(以下、チップ
と称す)の電極と1対1に対応した位置に設けられてい
る。この状態において、ウエハプローバを動作させる
と、チップ電極とプローブ針の位置合わせを自動で行
い、位置決め完了後、ウエハ16が固定プローブカード
7側へ一定寸法押し上げられ、プローブ針17とチップ
上の電極の電気的な接触がとられる。この状態を保持し
たままで、テスタ14よりコネクタケーブル15,配線
12,プローブ針17の経路で電圧印加,電流測定,電
流印加電圧測定等の検査を行う。1つのチップにおいて
検査が完了すると、ウエハ16は初期状態の位置へ戻
り、1チップ分移動する。この状態で同様に、ウエハ1
6が押し上げられて検査が行われる。この動作をウエハ
16上のチップ数だけ繰り返す。この動作を時間的に示
したものが図4である。
【0004】図4において、n−1番目のチップの測定
に必要な周期は、1つのチップ上に形成されたA,B,
C,Dの各ブロックの測定時間と次のチップnに移動す
るインデックス時間の和である。測定する順番は、Aブ
ロック回路から順次、Bブロック,Cブロック,Dブロ
ックの順で行う。全てのブロックの測定時間にインデッ
クス時間を加えたものが1チップの測定に必要な時間と
なる。
に必要な周期は、1つのチップ上に形成されたA,B,
C,Dの各ブロックの測定時間と次のチップnに移動す
るインデックス時間の和である。測定する順番は、Aブ
ロック回路から順次、Bブロック,Cブロック,Dブロ
ックの順で行う。全てのブロックの測定時間にインデッ
クス時間を加えたものが1チップの測定に必要な時間と
なる。
【0005】例えば、図4におけるAブロック回路の検
査時間を5秒,Bブロック回路の検査時間を3秒,Cブ
ロック回路の検査時間を3秒,Dブロック回路の検査時
間を2秒,ウエハ16が1チップ移動するインデックス
時間を1秒とすると、1チップ測定に必要な時間は5秒
+3秒+3秒+2秒+1秒の合計14秒必要となる。
査時間を5秒,Bブロック回路の検査時間を3秒,Cブ
ロック回路の検査時間を3秒,Dブロック回路の検査時
間を2秒,ウエハ16が1チップ移動するインデックス
時間を1秒とすると、1チップ測定に必要な時間は5秒
+3秒+3秒+2秒+1秒の合計14秒必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のウエハ検査の方
法は以上のように行われているが、チップの集積度が向
上するにつれて、チップ電極の間隔が非常に狭くなって
きており、チップ電極の間隔が100μm以下になって
くると、固定プローブカード上に設けられたプローブ針
の位置決め精度が極端に難しくなるとともに、ウエハプ
ローバ上でチップ電極とプローブ針の位置決めが難し
く、位置決めできないといった問題点があった。また、
位置決めができたとしても、テスト時間が膨大になると
いう問題点があった。
法は以上のように行われているが、チップの集積度が向
上するにつれて、チップ電極の間隔が非常に狭くなって
きており、チップ電極の間隔が100μm以下になって
くると、固定プローブカード上に設けられたプローブ針
の位置決め精度が極端に難しくなるとともに、ウエハプ
ローバ上でチップ電極とプローブ針の位置決めが難し
く、位置決めできないといった問題点があった。また、
位置決めができたとしても、テスト時間が膨大になると
いう問題点があった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、チップ上に形成された電極の
間隔が非常に狭くなっても容易にプローブ針との位置合
わせのできる固定プローブカードの構造が得られるとと
もに、テスト時間も短縮できる半導体集積回路素子およ
びウエハテストの検査方法を得ることを目的としてい
る。
るためになされたもので、チップ上に形成された電極の
間隔が非常に狭くなっても容易にプローブ針との位置合
わせのできる固定プローブカードの構造が得られるとと
もに、テスト時間も短縮できる半導体集積回路素子およ
びウエハテストの検査方法を得ることを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体集
積回路素子は、その電極を、素子の周縁に沿った4辺
と、その内側に形成するようにしたものである。また、
この発明に係るウエハテスト検査方法は、プローブ針
を、半導体集積回路素子の素子の周縁に沿った4辺に設
けられた電極部と、その内側に設けられた電極部に対応
して分割し、複数個構成するようにした固定プローブカ
ードを用いて、周縁に沿った4辺に設けられた電極と、
その内側に設けられた電極とを別々に、かつ、複数の集
積回路素子に関して同時に接触を行なうことにより、検
査を行なうようにしたものである。
積回路素子は、その電極を、素子の周縁に沿った4辺
と、その内側に形成するようにしたものである。また、
この発明に係るウエハテスト検査方法は、プローブ針
を、半導体集積回路素子の素子の周縁に沿った4辺に設
けられた電極部と、その内側に設けられた電極部に対応
して分割し、複数個構成するようにした固定プローブカ
ードを用いて、周縁に沿った4辺に設けられた電極と、
その内側に設けられた電極とを別々に、かつ、複数の集
積回路素子に関して同時に接触を行なうことにより、検
査を行なうようにしたものである。
【0009】
【作用】この発明における半導体集積回路素子は、その
電極が、素子の周縁に沿った4辺と、その内側に分離さ
れて形成されているので、素子の周縁のみに比し電極が
形成されたものに比し、電極の間隔が非常に狭くなって
もプローブ針との位置合わせが容易になる効果がある。
電極が、素子の周縁に沿った4辺と、その内側に分離さ
れて形成されているので、素子の周縁のみに比し電極が
形成されたものに比し、電極の間隔が非常に狭くなって
もプローブ針との位置合わせが容易になる効果がある。
【0010】また、この発明におけるウエハテスト検査
方法は、プローブ針を、半導体集積回路素子の素子の周
縁に沿った4辺に設けられた電極部と、その内側に設け
られた電極部に対応して分割し、複数個構成するように
した固定プローブカードを用いて、周縁に沿った4辺に
設けられた電極と、その内側に設けられた電極とを別々
に、かつ、複数の集積回路素子に関して同時に接触を行
なうようにしたので、プローブ針がn個に分割された固
定プローブカードにより、チップ上の電極と固定プロー
ブカードの位置合わせが容易にでき、かつ、テスト時間
も短縮される。
方法は、プローブ針を、半導体集積回路素子の素子の周
縁に沿った4辺に設けられた電極部と、その内側に設け
られた電極部に対応して分割し、複数個構成するように
した固定プローブカードを用いて、周縁に沿った4辺に
設けられた電極と、その内側に設けられた電極とを別々
に、かつ、複数の集積回路素子に関して同時に接触を行
なうようにしたので、プローブ針がn個に分割された固
定プローブカードにより、チップ上の電極と固定プロー
ブカードの位置合わせが容易にでき、かつ、テスト時間
も短縮される。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例による半導体集積回路
素子を示す図であり、図において、1はチップ、2はチ
ップ1上に形成された回路であって、A,B,C,Dの
4つの回路ブロックにより構成されている。3はAブロ
ック回路電極、4はBブロック回路用電極、5はCブロ
ック回路用電極、6はDブロック回路用電極である。
する。図1はこの発明の一実施例による半導体集積回路
素子を示す図であり、図において、1はチップ、2はチ
ップ1上に形成された回路であって、A,B,C,Dの
4つの回路ブロックにより構成されている。3はAブロ
ック回路電極、4はBブロック回路用電極、5はCブロ
ック回路用電極、6はDブロック回路用電極である。
【0012】図2において、7は固定プローブカード、
8はA,Bブロック用プローブ針、9はA,Bブロック
用プローブ針、10はC,Dブロック用プローブ針、1
1はC,Dブロック用プローブ針、12は固定プローブ
カード上の配線、13は固定プローブカードの電極であ
る。
8はA,Bブロック用プローブ針、9はA,Bブロック
用プローブ針、10はC,Dブロック用プローブ針、1
1はC,Dブロック用プローブ針、12は固定プローブ
カード上の配線、13は固定プローブカードの電極であ
る。
【0013】図3は本発明の一実施例によるウエハテス
ト検査方法の概略図を示す。図において、1はチップ、
16はチップ1が数十から数百個形成されているウエ
ハ、7は固定プローブカード、8はA,Bブロック用プ
ローブ針、9はA,Bブロック用プローブ針、10は
C,Dブロック用プローブ針、11はC,Dブロック用
プローブ針、14はチップの電気的特性を測定するテス
タ、15はテスタと固定プローブを電気的に接続するコ
ネクタケーブル、16はウエハである。
ト検査方法の概略図を示す。図において、1はチップ、
16はチップ1が数十から数百個形成されているウエ
ハ、7は固定プローブカード、8はA,Bブロック用プ
ローブ針、9はA,Bブロック用プローブ針、10は
C,Dブロック用プローブ針、11はC,Dブロック用
プローブ針、14はチップの電気的特性を測定するテス
タ、15はテスタと固定プローブを電気的に接続するコ
ネクタケーブル、16はウエハである。
【0014】図5はこの発明の一実施零によるウエハテ
スト検査方法の動作を時間的に示したもので、n−1,
n,n+1,n+2はチップ電極と固定プローブカード
上のプローブ針が接触し、測定する回数を示している。
na ,nb ,nc ,nd ,…,nj は測定するチップを
示している。
スト検査方法の動作を時間的に示したもので、n−1,
n,n+1,n+2はチップ電極と固定プローブカード
上のプローブ針が接触し、測定する回数を示している。
na ,nb ,nc ,nd ,…,nj は測定するチップを
示している。
【0015】次に動作について説明する。図3におい
て、ウエハ16及び固定プローブカード7はウエハプロ
ーバ(図示せず)によって位置決めされている。さら
に、固定プローブカード7はテスタ14とコネクタケー
ブル15により電気的に接続されている。図2で示すよ
うに、固定プローブカード7にはAブロック用プローブ
針8,Bブロック用プローブ針9,Cブロック用プロー
ブ針10,Dブロック用プローブ針11がそれぞれ設け
られており、これらは図1で示すチップ上に設けられて
いるAブロック回路用電極3,Bブロック回路用電極
4,Cブロック回路用電極5,Dブロック回路用電極6
とそれぞれ針合わせ可能なものである。
て、ウエハ16及び固定プローブカード7はウエハプロ
ーバ(図示せず)によって位置決めされている。さら
に、固定プローブカード7はテスタ14とコネクタケー
ブル15により電気的に接続されている。図2で示すよ
うに、固定プローブカード7にはAブロック用プローブ
針8,Bブロック用プローブ針9,Cブロック用プロー
ブ針10,Dブロック用プローブ針11がそれぞれ設け
られており、これらは図1で示すチップ上に設けられて
いるAブロック回路用電極3,Bブロック回路用電極
4,Cブロック回路用電極5,Dブロック回路用電極6
とそれぞれ針合わせ可能なものである。
【0016】図3の状態でウエハプローバを動作させる
と、チップ上に設けられた電極群(図1の3〜6)と固
定プローブカードに設けられたプローブ針群(図2の8
〜11)との位置合わせを行う。位置合わせ完了後、次
にウエハ16が固定プローブカード17側へ一定寸法押
し上げられ、プローブ針群8〜11に同時に電気的接続
が行われる。この状態でテスタ14よりコネクタケーブ
ル15,固定プローブカード7上の電極13,配線12
を介し、プローブ針群8〜11への電圧印加,電流印加
が行われる。
と、チップ上に設けられた電極群(図1の3〜6)と固
定プローブカードに設けられたプローブ針群(図2の8
〜11)との位置合わせを行う。位置合わせ完了後、次
にウエハ16が固定プローブカード17側へ一定寸法押
し上げられ、プローブ針群8〜11に同時に電気的接続
が行われる。この状態でテスタ14よりコネクタケーブ
ル15,固定プローブカード7上の電極13,配線12
を介し、プローブ針群8〜11への電圧印加,電流印加
が行われる。
【0017】始めにプローブ針群8〜11はチップ
na ,nb ,nc ,nd の電極群と電気的に接続されて
いるためこれらのチップに対してテスタ14より電圧印
加,電流印加が行われることになる。チップの出力結果
は、同様の経路でテスタ14へ入力される。テスタ14
では、この結果を判定し、良否の信号を出力する。測定
完了後、ウエハ16は一旦下に下がり、プローブ針群8
〜11と図2の電極群3〜6とが電気的に切り離され
る。次にウエハ16が2チップ分移動し、上記と同様の
動作を行う。
na ,nb ,nc ,nd の電極群と電気的に接続されて
いるためこれらのチップに対してテスタ14より電圧印
加,電流印加が行われることになる。チップの出力結果
は、同様の経路でテスタ14へ入力される。テスタ14
では、この結果を判定し、良否の信号を出力する。測定
完了後、ウエハ16は一旦下に下がり、プローブ針群8
〜11と図2の電極群3〜6とが電気的に切り離され
る。次にウエハ16が2チップ分移動し、上記と同様の
動作を行う。
【0018】図5は本実施例によるウエハテスト検査方
法の動作を時間的に示したものである。図5において、
チップna ,nb ,nc ,nd は図3の固定プローブカ
ード7とウエハ16の電気的接続を行った時に、1回に
接続されるチップである。例えば、n−1回目の接続で
は、チップna に対しA,Bブロック回路の検査、nb
に対しA,Bブロックの検査、nc に対しC,Dブロッ
クの検査、nd に対しC,Dブロックの検査を同時に行
う。次に、図3においてウエハ16が2チップ分移動す
るインデックス時間後、n回目の接続が行われる。この
状態では、チップnc に対しA,Bブロック回路の検
査,nd に対してA,Bブロック回路の検査,ne に対
してC,Dブロックの検査,nf に対してC,Dブロッ
ク回路の検査を同時に行う。同様にしてn+1回目の接
続,n+2回目の接続を繰り返し行い順次検査してい
く。従って、チップnc ,nd に対してA,B,C,D
ブロック回路の検査が終了するのは、n−1からnまで
である。n回目の接続で、検査に必要な時間はA,B,
C,Dブロック回路の測定で一番長い検査時間にウエハ
16が2チップ分移動するインデックス時間を加えた時
間である。
法の動作を時間的に示したものである。図5において、
チップna ,nb ,nc ,nd は図3の固定プローブカ
ード7とウエハ16の電気的接続を行った時に、1回に
接続されるチップである。例えば、n−1回目の接続で
は、チップna に対しA,Bブロック回路の検査、nb
に対しA,Bブロックの検査、nc に対しC,Dブロッ
クの検査、nd に対しC,Dブロックの検査を同時に行
う。次に、図3においてウエハ16が2チップ分移動す
るインデックス時間後、n回目の接続が行われる。この
状態では、チップnc に対しA,Bブロック回路の検
査,nd に対してA,Bブロック回路の検査,ne に対
してC,Dブロックの検査,nf に対してC,Dブロッ
ク回路の検査を同時に行う。同様にしてn+1回目の接
続,n+2回目の接続を繰り返し行い順次検査してい
く。従って、チップnc ,nd に対してA,B,C,D
ブロック回路の検査が終了するのは、n−1からnまで
である。n回目の接続で、検査に必要な時間はA,B,
C,Dブロック回路の測定で一番長い検査時間にウエハ
16が2チップ分移動するインデックス時間を加えた時
間である。
【0019】図5においては、n−1からn+2回目ま
での4回,ウエハ16上のチップと固定プローブカード
7のプローブ針群の接続で、6チップの測定が可能であ
る。例えば、図5におけるAブロック回路の検査時間を
5秒,Bブロック回路の検査時間を3秒,Cブロック回
路の検査時間を3秒,Dブロック回路の検査時間を2
秒,ウエハ16が2チップ分移動するインデックス時間
を1秒とする。この条件では、1回の接続n−1では、
検査時間の1番長いAブロック回路の検査時間5秒とB
ブロック回路の検査時間3秒とインデックス時間1秒の
合計9秒必要となる。4回の接続では36秒必要とな
り、この間6チップの測定が可能になる。
での4回,ウエハ16上のチップと固定プローブカード
7のプローブ針群の接続で、6チップの測定が可能であ
る。例えば、図5におけるAブロック回路の検査時間を
5秒,Bブロック回路の検査時間を3秒,Cブロック回
路の検査時間を3秒,Dブロック回路の検査時間を2
秒,ウエハ16が2チップ分移動するインデックス時間
を1秒とする。この条件では、1回の接続n−1では、
検査時間の1番長いAブロック回路の検査時間5秒とB
ブロック回路の検査時間3秒とインデックス時間1秒の
合計9秒必要となる。4回の接続では36秒必要とな
り、この間6チップの測定が可能になる。
【0020】これに対し、従来の方法では、1回の接続
n−1では、Aブロック回路の検査時間5秒とBブロッ
ク回路の検査時間3秒とCブロック回路の検査時間3秒
とDブロック回路の検査時間2秒と、ウエハ16が1チ
ップ分移動するインデックス時間1秒の合計14秒が必
要となる。図5の実施例と同じく36秒の時間内では
2.5チップしか検査できず、6チップを測定しようと
する場合は、84秒の時間が必要となる。従って、本実
施例によるウエハテストの検査方法によれば、例えば4
8秒のテスト時間の短縮が図れる。
n−1では、Aブロック回路の検査時間5秒とBブロッ
ク回路の検査時間3秒とCブロック回路の検査時間3秒
とDブロック回路の検査時間2秒と、ウエハ16が1チ
ップ分移動するインデックス時間1秒の合計14秒が必
要となる。図5の実施例と同じく36秒の時間内では
2.5チップしか検査できず、6チップを測定しようと
する場合は、84秒の時間が必要となる。従って、本実
施例によるウエハテストの検査方法によれば、例えば4
8秒のテスト時間の短縮が図れる。
【0021】このように、上記実施例では、半導体集積
回路素子の周縁に沿った4辺とその内側に電極を形成
し、またプローブ針を測定するチップの機能に合わせて
分割にする構造をもった固定プローブを用いて複数の集
積回路素子を同時にテストするようにしたので、ウエハ
検査時のチップ電極とプローブ針の位置合わせが容易に
でき、またチップの集積度が向上してチップ電極の間隔
が100μm以下等、非常に狭くなっても精度が高く、
位置合わせが容易に行える効果がある。
回路素子の周縁に沿った4辺とその内側に電極を形成
し、またプローブ針を測定するチップの機能に合わせて
分割にする構造をもった固定プローブを用いて複数の集
積回路素子を同時にテストするようにしたので、ウエハ
検査時のチップ電極とプローブ針の位置合わせが容易に
でき、またチップの集積度が向上してチップ電極の間隔
が100μm以下等、非常に狭くなっても精度が高く、
位置合わせが容易に行える効果がある。
【0022】また、この発明によれば、固定プローブに
取り付けるプローブ針を測定するチップの機能に合わせ
てn分割にする構造にしたので、1チップあたりの検査
時間を短縮でき、生産性の向上に大きく寄与する効果が
ある。
取り付けるプローブ針を測定するチップの機能に合わせ
てn分割にする構造にしたので、1チップあたりの検査
時間を短縮でき、生産性の向上に大きく寄与する効果が
ある。
【0023】なお、上記実施例では、図2における固定
プローブカード7にプローブ針群であるA,Bブロック
用プローブ針8,A,Bブロック用プローブ針9,C,
Dブロック用プローブ針10,C,Dブロック用プロー
ブ針11を分割して設ける構造としたが、図8に示すよ
うに、固定プローブカード7とプローブ針を一体でn分
割してもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
プローブカード7にプローブ針群であるA,Bブロック
用プローブ針8,A,Bブロック用プローブ針9,C,
Dブロック用プローブ針10,C,Dブロック用プロー
ブ針11を分割して設ける構造としたが、図8に示すよ
うに、固定プローブカード7とプローブ針を一体でn分
割してもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0024】例えば、ウエハプローバ(図示せず)に、
ウエハ16a〜16dと固定プローブカード7a〜7d
を取り付ける。ウエハプローバにはn枚のウエハが同
時、あるいは個別に固定プローブカードに取り付けられ
たプローブ針8,9,10,11と位置決めが可能な機
構を持たせる。この状態において、7aの固定プローブ
カードに取り付けられたプローブ針8、即ちチップ上の
ABブロック回路用の検査を行う。同時に固定プローブ
カード7bに取り付けられたプローブ針9で、ウエハ1
6bのABブロック回路の検査を行う。図8において、
7a〜7dまで4分割した例を示したが、必要に応じて
1〜nまで分割する。
ウエハ16a〜16dと固定プローブカード7a〜7d
を取り付ける。ウエハプローバにはn枚のウエハが同
時、あるいは個別に固定プローブカードに取り付けられ
たプローブ針8,9,10,11と位置決めが可能な機
構を持たせる。この状態において、7aの固定プローブ
カードに取り付けられたプローブ針8、即ちチップ上の
ABブロック回路用の検査を行う。同時に固定プローブ
カード7bに取り付けられたプローブ針9で、ウエハ1
6bのABブロック回路の検査を行う。図8において、
7a〜7dまで4分割した例を示したが、必要に応じて
1〜nまで分割する。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る半導体集
積回路素子によれば、素子の周縁に沿った4辺とその内
側に電極を形成するようにしたので、ウエハ検査時のチ
ップ電極とプローブ針の位置合わせが容易にでき、また
チップの集積度が向上してチップ電極の間隔が非常に狭
くなっても精度が高く、位置合わせが容易に行える効果
がある。
積回路素子によれば、素子の周縁に沿った4辺とその内
側に電極を形成するようにしたので、ウエハ検査時のチ
ップ電極とプローブ針の位置合わせが容易にでき、また
チップの集積度が向上してチップ電極の間隔が非常に狭
くなっても精度が高く、位置合わせが容易に行える効果
がある。
【0026】また、この発明に係るウエハテスト検査方
法によれば、周縁に沿った4辺に設けられた電極と、そ
の内側に設けられた電極とを別々に、かつ、複数の集積
回路素子に関して同時にプローブ針との接触を行なうよ
うにしたので、1チップあたりの検査時間を短縮でき、
生産性の向上に大きく寄与する効果がある。
法によれば、周縁に沿った4辺に設けられた電極と、そ
の内側に設けられた電極とを別々に、かつ、複数の集積
回路素子に関して同時にプローブ針との接触を行なうよ
うにしたので、1チップあたりの検査時間を短縮でき、
生産性の向上に大きく寄与する効果がある。
【図1】この発明の係る一実施例による半導体集積回路
素子を示す平面ブロック図である。
素子を示す平面ブロック図である。
【図2】この発明の一実施例において使用する固定プロ
ーブカードを示す平面図である。
ーブカードを示す平面図である。
【図3】この発明の一実施例によるウエハテスト検査方
法の概略図である。
法の概略図である。
【図4】従来のウエハ検査方法を時間的に示したタイミ
ングチャート図である。
ングチャート図である。
【図5】この発明のウエハ検査方法を時間的に示したタ
イミングチャート図である。
イミングチャート図である。
【図6】従来の固定プローブカードの一例を示す平面図
である。
である。
【図7】従来のウエハ検査方法の一例を示した概略図で
ある。
ある。
【図8】この発明の他の実施例を示すウエハテスト検査
方法の概略図である。
方法の概略図である。
1 半導体集積回路素子 2 回路 3 Aブロック回路用電極 4 Bブロック回路用電極 5 Cブロック回路用電極 6 Dブロック回路用電極 7 固定プローブカード 8 A,Bブロック用プローブ針 9 A,Bブロック用プローブ針 10 C,Dブロック用プローブ針 11 C,Dブロック用プローブ針 12 配線 13 電極 14 テスタ 15 コネクタケーブル 16 ウエハ 17 プローブ針 7a A,Bブロック用プローブ針 7b A,Bブロック用プローブ針 7c C,Dブロック用プローブ針 7d C,Dブロック用プローブ針 15a A,Bブロック用プローブ針コネクタケーブル 15b A,Bブロック用プローブ針コネクタケーブル 15c C,Dブロック用プローブ針コネクタケーブル 15d C,Dブロック用プローブ針コネクタケーブル 16a A,Bブロック測定位置のウエハ 16b A,Bブロック測定位置のウエハ 16c C,Dブロック測定位置のウエハ 16d C,Dブロック測定位置のウエハ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図5はこの発明の一実施例によるウエハテ
スト検査方法の動作を時間的に示したもので、n−1,
n,n+1,n+2はチップ電極と固定プローブカード
上のプローブ針が接触し、測定する回数を示している。
na ,nb ,nc ,nd ,…,nj は測定するチップを
示している。
スト検査方法の動作を時間的に示したもので、n−1,
n,n+1,n+2はチップ電極と固定プローブカード
上のプローブ針が接触し、測定する回数を示している。
na ,nb ,nc ,nd ,…,nj は測定するチップを
示している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】次に動作について説明する。図3におい
て、ウエハ16及び固定プローブカード7はウエハプロ
ーバ(図示せず)によって位置決めされている。さら
に、固定プローブカード7はテスタ14とコネクタケー
ブル15により電気的に接続されている。図2で示すよ
うに、固定プローブカード7にはA,Bブロック用プロ
ーブ針8,A,Bブロック用プローブ針9,C,Dブロ
ック用プローブ針10,C,Dブロック用プローブ針1
1がそれぞれ設けられており、これらは図1で示すチッ
プ上に設けられているAブロック回路用電極3,Bブロ
ック回路用電極4,Cブロック回路用電極5,Dブロッ
ク回路用電極6とそれぞれ針合わせ可能なものである。
て、ウエハ16及び固定プローブカード7はウエハプロ
ーバ(図示せず)によって位置決めされている。さら
に、固定プローブカード7はテスタ14とコネクタケー
ブル15により電気的に接続されている。図2で示すよ
うに、固定プローブカード7にはA,Bブロック用プロ
ーブ針8,A,Bブロック用プローブ針9,C,Dブロ
ック用プローブ針10,C,Dブロック用プローブ針1
1がそれぞれ設けられており、これらは図1で示すチッ
プ上に設けられているAブロック回路用電極3,Bブロ
ック回路用電極4,Cブロック回路用電極5,Dブロッ
ク回路用電極6とそれぞれ針合わせ可能なものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体集積回路素子において、 素子の周縁に沿った4辺とその内側に電極を形成してな
ることを特徴とする半導体集積回路素子。 - 【請求項2】 半導体集積回路素子をウエハ状態のまま
で検査する方法において、 電極が素子の周縁に沿った4辺とその内側に形成された
半導体集積回路素子に対し、当該周縁に沿った4辺に設
けられた電極と、その内側に設けられた電極とを別々
に、かつ、複数の集積回路素子に関して同時にプローブ
針との接触を行なうことにより、検査を行なうことを特
徴とするウエハテスト検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27467491A JPH0582605A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 半導体集積回路素子およびウエハテスト検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27467491A JPH0582605A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 半導体集積回路素子およびウエハテスト検査方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0582605A true JPH0582605A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17544985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27467491A Pending JPH0582605A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 半導体集積回路素子およびウエハテスト検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0582605A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100389909B1 (ko) * | 1995-11-21 | 2003-08-30 | 삼성전자주식회사 | 웨이퍼 레벨 테스트에서 프로우브 카드와 테스트 장비간의 연결 방법 |
JP2007201471A (ja) * | 1998-12-31 | 2007-08-09 | Formfactor Inc | 半導体製品ダイのテスト方法及び同テストのためのテストダイを含むアセンブリ |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5922335A (ja) * | 1982-07-29 | 1984-02-04 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
JPS6370534A (ja) * | 1986-09-12 | 1988-03-30 | Hitachi Ltd | 電子装置 |
JPS6357745B2 (ja) * | 1982-06-25 | 1988-11-14 | Nippon Electric Co | |
JPH02148751A (ja) * | 1988-11-29 | 1990-06-07 | Citizen Watch Co Ltd | 半導体装置のパッド配置構造 |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP27467491A patent/JPH0582605A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6357745B2 (ja) * | 1982-06-25 | 1988-11-14 | Nippon Electric Co | |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100389909B1 (ko) * | 1995-11-21 | 2003-08-30 | 삼성전자주식회사 | 웨이퍼 레벨 테스트에서 프로우브 카드와 테스트 장비간의 연결 방법 |
JP2007201471A (ja) * | 1998-12-31 | 2007-08-09 | Formfactor Inc | 半導体製品ダイのテスト方法及び同テストのためのテストダイを含むアセンブリ |
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