JPH0582453A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JPH0582453A
JPH0582453A JP24372191A JP24372191A JPH0582453A JP H0582453 A JPH0582453 A JP H0582453A JP 24372191 A JP24372191 A JP 24372191A JP 24372191 A JP24372191 A JP 24372191A JP H0582453 A JPH0582453 A JP H0582453A
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JP
Japan
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reaction chamber
growth gas
gas
growth
film
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP24372191A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Higashimoto
正之 東本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 反応室に成長ガスを流通させることにより成
膜を行なう半導体製造装置に関し、均一な膜質を簡単な
構成で得られることを目的とする。 【構成】 上下に内部排気口18により分離された内管
16,15bを設け、内管16の下部及び内管15bの
上部に成長ガスを内管16及び15b内に放出する成長
ガスノズル20a,20bを設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体製造装置に係り、
特に、反応室に成長ガスを流通させることにより成膜を
行なう半導体製造装置に関する。
【0002】近年、LSIは集積化、微細化、ウェハの
大口径化に伴い、歩留りが低下しつつある。LSIの歩
留りを向上させるためにはバッチ処理装置におけるウェ
ハ間の膜厚分布及び膜質分布を均一にすることが要求さ
れている。
【0003】そのためには、反応室内の成長ガスの均一
な供給及び、温度傾斜の平坦化を行う必要がある。
【0004】
【従来の技術】図4は従来の一例の概略構成図を示し、
図4は縦型CVD膜成長装置を示している。同図中、1
はウェーハで、ウェーハ1はウェーハ保持ボート2上に
複数枚保持されている。3は内管で、内管3は円筒形状
をなし、内管3内部が反応室4となる。内管3はマニホ
ールド5内部に載置される。
【0005】マニホールド5の上部には外管6が配設さ
れマニホールド5と共に密閉した空間を形成する。マニ
ホールド5には外部排気口7が形成され、外管6内の圧
力を真空ポンプにより減圧する。またマニホールド5に
は成長ガスノズル8が設けられモノシラン(SiH4
等の成長ガスを内管3の下方内部に放出する。
【0006】外部排気口7は内管3の外方に設けられて
いるため、成長ガスは内管3内部を上方に流れた後、内
管3上端の内部排気口9より内管3と外管6との間を通
って外部排気口7に到達し外部に排気されていた。
【0007】成長ガス濃度を反応室10内で一定とし膜
厚を均一にするために内管3の延長方向にヒータ(図示
せず)を配し、内管3に±15℃程度温度分布を持たせ
ていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のCV
D膜成長装置は管状の反応室の一端に成長ガス導入部を
有し、他端に成長ガス排出部が設けられていたため、成
長ガスノズル8から導入された成長ガスが内管3内を通
り、内部排気口9を経て、外部排気口7に抜けていた。
このため、長いウェーハ保持ボート2を一方通行で成長
ガスが通過して行き、成長ガスの分解、活性化率、組成
比等の形態が上方に行くに従って徐々に変化して行き、
ウェーハ保持ボート2上の膜質分布が大きく異なってし
まう。又、均一の膜質分布を取る為に、温度傾斜を図3
に破線で示す様に約±15℃の傾斜を必要としていた。
この温度傾斜のため均一な膜質が得られなかった。更
に、内管3は、ウェーハ保持ボート2より長い長さを要
し、マニホールド2に置いているだけのセッティングの
ため、ウェーハ保持ボート2と内管3との取り付け時の
中心出しが難しく、上部付近では、場合によって、ウェ
ーハ保持ボート2に接近する事もあるなど、非常に不安
定である等の問題点があった。
【0009】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、均一な膜厚分布及び膜質が、簡単な構成で得られる
半導体製造装置に関する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は成長ガスを反応
室内に導入する成長ガス導入部を前記反応室の両端部に
夫々設け、反応室内の成長ガスを排出する成長ガス排出
部を反応室の中央付近に設けてなる。
【0011】
【作用】管状の反応室の両端部に夫々ガス導入部を設
け、反応室の中央付近にガス排出部を設けることにより
管状の反応室を2つに分割して処理することができる。
このため、擬似的に2バッチ処理の様な処理形態を取る
ことができ、従って、温度傾斜は小さく、ガス濃度を反
応室内で略一定にできるため、膜厚及び膜質の均一化を
計ることができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例の概略構成図を示
す。本実施例では縦型CVD(Chemical Vapor Deposit
ion )膜成長装置について説明する。
【0013】同図中、11は被成膜部材であるウェーハ
で、Si等の半導体よりなる。ウェーハ11はウェーハ
保持ボート12上に搭載される。ウェーハ保持ボート1
2はキャップ13に固定される。
【0014】キャップ13はマニホールド14に固定さ
れ、ウェーハ保持ボート12を反応室内に保持すると共
にマニホールド14の一方の開口部14aを密閉する。
また、マニホールド14の他方の開口部14bには外管
15が装着され、反応室17a,17bが形成される。
【0015】マニホールド14内部にはツバ部14cが
内側面に亘って形成されていて、ツバ部14c上に第1
の内管16が載置される。また、マニホールド14には
外部排気口14dが形成されている。外部排気口14d
は真空ポンプ19に接続されていて外管15内部を真空
に排気する。
【0016】第1の内管16は円筒形状をなし、ウェー
ハ保持ボート12がその内部を挿通するように配置さ
れ、ウェーハ保持ボート12の下部を包囲して、反応室
17aを形成している。
【0017】外管15は有底で、外管部15a内部に第
2の内管15bを一体的に形成してなる。第2の内管1
5bは外管15をマニホールド14に装着した際にウェ
ーハ保持ボート12の上部を包囲する。第1の内管16
及び第2の内管15bとにより反応室17が形成され
る。第1の内管16と第2の内管15bとの間には若干
の空隙が形成され、この空隙がガス排出部で内部排気口
18となる。従って、内部排気口18は内管16,15
bの中央部に配置され、反応室17を擬似的に反応室1
7a,17bに分割した構成となる。
【0018】また、マニホールド14には2本の成長ガ
スノズル20a,20bが取付けられている。成長ガス
ノズル20aの一端は第1の内管16内のウェーハ保持
ボート12の下部に配設され、ウェーハ保持ボート12
の下部からシラン(SiH4 )等の成長ガスが供給され
る。
【0019】一方、成長ガスノズル20bの一端は第2
の内管15b内のウェーハ保持ボート12の上部に配設
され、ウェーハ保持ボート12の上部からシラン(Si
4 )等の成長ガスが供給される。
【0020】シラン(SiH4 )等の成長ガスはまず、
マニュアルバルブ20及びガス量を調整するレギュレー
タ21を通過した後、分岐され、夫々エアオペレーショ
ンバルブ22a,22b,流量を制御する(例えば50
SCCMに設定される)マスフローコントローラ23
a,23b,エアオペレーションバルブ24a,24b
を介して、成長ガスノズル20a,20bに供給され
る。
【0021】また、外管15の周囲にはヒータ(図示せ
ず)が配設され、内管15b,16内で温度分布を形成
し、成長ガス濃度を一定としている。
【0022】次に図2と共に成長ガスの流れについて説
明する。
【0023】まず、成長ガスノズル20aから放出され
た成長ガスは図2に実線で示すように反応室17a内を
下方から上方に向って流れ内部排気口18より内管16
と外管部15aとの間を通って外部排気口14dに導か
れ、外部に排気される。
【0024】一方、成長ガスノズル20bから放出され
た成長ガスは図2に破線で示すように反応室17b内を
上方から下方に向って流れ内部排気口18より内管16
と外管部15aとの間を通って外部排気口14dに導か
れ外部に排気される。
【0025】このため、1つのウェーハ保持ボート12
に対して反応室17a,17bは反応室を擬似的に2つ
設けた構成となっているため、成長ガスの流れが制御し
やすくなる。このとき、SiH4 (モノシラン)をマス
フローコントローラー(4-d-1,4-d-2)により、例え
ば50SCCMに設定し、反応室に導入すると、反応室
17a,17b内の温度傾斜は、図3に示す実線の様に
±5℃程度に収まっており、反応室17a,17b内で
略均一の温度分布が得られている。図3に破線で示す特
性は従来の下部ガスノズルからの片側出しの場合の温度
傾斜で±15℃程度の傾斜としており、反応室での温度
分布に大きな差が生じている。このように、縦型CVD
膜成長装置において、成長ガスが内管16,15bから
外管に抜ける内部排気口18を反応室の中央付近に配置
し、成長ガスの導入を内部排気口を境に上部成長ガスノ
ズル20bと下部成長ガスノズル20aの2ヶ所から行
う。これにより、反応室内の温度傾斜(温度分布)を±
5℃以内でウェーハ11のウェーハ保持ボート12内膜
厚分布±2%以内に収めることが可能となり、上部成長
ガスノズル20bと下部成長ガスノズル20aに流す成
長ガスを同流量にすることが出来、流量コントロール面
においても、設備面においても、簡易なものに出来る。
よって、ウェーハ保持ボート12上での膜質分布を低減
することが出来る。従って、反応室内の各部において、
温度、ガス流量が、ほぼ同レベルとなり、反応室内にお
ける膜質分布が均一化される。実施例に示したPolysiの
場合、グレインサイズが均一になる事から、膜の電気的
特性が均一化されると共に、膜の表面状態の凹凸等のレ
ベルが一定にすることができる。この結果、歩留りが上
がると共に、歩留りが安定して得られる。また、内管1
5bと外管部15aとにより外管15が構成されている
ため、外管15の取り付け時に第2の内管が同時にセッ
トされる。また、マニホールド14に載置される第1の
内管16が短くできる為、中心出しが容易となり、作業
が簡易となる。
【0026】なお、本実施例では縦型CVD膜成長装置
について説明したがこれに限ることはなく、横型のもの
についても適用でき、同様な効果が得られる。
【0027】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、管状の反
応室内の両端部に夫々ガス導入部を設け、反応室中央部
にガス排出部を設けることにより、反応室内でのガス濃
度、温度分布等を略均一にできる。このため、ウェーハ
に形成される膜厚及び膜質をウェハの反応室内における
載置位置によらず略均一なものとすることができる等の
特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成図である。
【図2】本発明の実施例の動作を説明するための図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の温度分布を説明するための
図である。
【図4】従来の一例の概略構成図である。
【符号の説明】
11 ウェーハ 12 ウェーハ保持ボート 14 マニホールド 15 外管 16 内管 17a,17b 反応室 18 内部排気口 20a,20b 成長ガスノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に被成膜部材(11)が載置された
    管状の反応室(17)にガスを流通させることにより該
    被成膜部材(11)表面に薄膜を形成する半導体製造装
    置において、 前記反応室(17)の両端部に夫々設けられ、前記ガス
    を前記反応室(17)内に導入するガス導入部(20
    a,20b)と、 前記反応室(17)の中央部付近に設けられ、前記反応
    室(17)内のガスを排出するガス排出部(18)とを
    有したことを特徴とする半導体製造装置。
JP24372191A 1991-09-24 1991-09-24 半導体製造装置 Withdrawn JPH0582453A (ja)

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JP24372191A JPH0582453A (ja) 1991-09-24 1991-09-24 半導体製造装置

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JPH0582453A true JPH0582453A (ja) 1993-04-02

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981203