JPH0582276A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH0582276A
JPH0582276A JP3246135A JP24613591A JPH0582276A JP H0582276 A JPH0582276 A JP H0582276A JP 3246135 A JP3246135 A JP 3246135A JP 24613591 A JP24613591 A JP 24613591A JP H0582276 A JPH0582276 A JP H0582276A
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JP
Japan
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circuit
switching element
frequency
capacitor
lighting device
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Application number
JP3246135A
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English (en)
Inventor
Masahito Onishi
雅人 大西
Hidenori Kakehashi
英典 掛橋
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】共振負荷回路を備えるインバータ回路を用いた
放電灯点灯装置において、特定の雑音周波数が強調され
ることを防止すると共に、安定な動作を実現。 【構成】スイッチング素子のオン・オフ動作によりラン
プを含む共振負荷回路に高周波電力を供給するインバー
タ回路を用いた放電灯点灯装置において、スイッチング
素子のオン時間又はスイッチング周波数をランダムに変
化させ、その際に、上限値と下限値との間を一度には変
化しないように制御する。 【効果】雑音強度の周波数スペクトルが広い範囲に分散
され、低雑音の放電灯点灯装置を実現できる。また、ラ
ンダムな変化のうち、急激な変化を除くことにより、イ
ンバータ回路に過大な電流が流れたり、ランプが立ち消
えすることがなく、安定な動作を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ランプに高周波エネル
ギーを供給して点灯させる放電灯点灯装置に関するもの
であり、さらに詳しくは、放電灯点灯装置のノイズ低減
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12に従来例の回路図を示す。この回
路は、インダクタLとコンデンサC1 による共振回路を
有する一石式電圧共振形のインバータ式放電灯点灯装置
である。交流電源ACを全波整流器DBにより整流し、
コンデンサC2 により平滑する。そして、このコンデン
サC2 の両端間に、ランプ1とインダクタLとスイッチ
ング素子Sを直列に接続し、スイッチング素子Sと並列
にコンデンサC1 を接続する。
【0003】図13は上記回路の動作波形図である。図
中、(a)は制御回路2の制御信号Vd、(b)はスイ
ッチング素子Sの電流Is、(c)はコンデンサC1
電圧Vc、(d)はインダクタLの電流Iである。時刻
0 で制御回路2の制御信号Vdによりスイッチング素
子Sがオンし、スイッチング素子Sの電流Isが増加
し、時刻t1 でスイッチング素子Sがオフすると、イン
ダクタLに流れていた電流Iは流れ続けようとしてコン
デンサC1 を充電し、コンデンサC1 の電圧Vcは共振
的に上昇する。時刻t2 で電圧Vcが最大となり、イン
ダクタLの電流Iはゼロとなる。その後は、コンデンサ
1 が放電して逆向きの電流が流れ、電圧Vcが低下
し、時刻t3 でゼロとなり、スイッチング素子Sに逆向
きの電流が流れる。この繰り返しで、ランプ1に高周波
の交流電流を供給できるものである。また、スイッチン
グ素子Sの両端電圧の波形が共振的となり、滑らかに上
昇するため、スイッチング時に発生する雑音の低減が期
待できるものである。
【0004】しかしながら、上記の回路では、スイッチ
ング素子Sのスイッチング動作が周期的に行われ、さら
に、スイッチングによる電流Isの急峻な変化やランプ
1に流れる電流Iの歪みのために、図14に示すよう
に、回路の動作周波数f0 を基本周波数とした高調波f
1 ,f2 ,f3 ,f4 ,…が発生し、これが特定の周波
数における雑音の原因となっていた。なお、回路の動作
周波数f0 は、図13に示すスイッチング動作の1周期
(t3 −t0 )の逆数で決まる。
【0005】図15に別の従来例を示す。この回路は、
制御回路2の制御信号V1 ,V2 により交互にオン・オ
フ駆動される一対のスイッチング素子S1 ,S2 の直列
回路を電源用のコンデンサC2 の両端間に接続した直列
インバータ回路である。スイッチング素子S2 と並列に
インダクタLとコンデンサC1 の直列共振回路が接続さ
れている。コンデンサC1 の両端には、直流成分カット
用のコンデンサC3 を介してランプ1が接続されてい
る。
【0006】図16は上記回路の動作波形図である。図
中、(a)は制御回路2からの第1の制御信号V1
(b)は制御回路2からの第2の制御信号V2 、(c)
はスイッチング素子S1 に流れる電流Is1 、(d)は
スイッチング素子S2 に流れる電流Is2 、(e)はイ
ンダクタLの電流I、(f)はスイッチング素子S2
両端電圧Vsである。時刻t0 で制御信号V2 によりス
イッチング素子S2 がオフすると、インダクタLの電流
Iは流れ続けようとしてスイッチング素子S1 を逆向き
に流れる。このとき、制御信号V1 によりスイッチング
素子S1 がオンしているので、やがてスイッチング素子
1 に正方向の電流Is1 が流れる。時刻t1 で制御信
号V1 によりスイッチング素子S1 がオフすると、イン
ダクタLの電流Iは流れ続けようとしてスイッチング素
子S2 を逆向きに流れる。このとき、制御信号V2 によ
りスイッチング素子S2 がオンしているので、やがてス
イッチング素子S2 に正方向の電流Is2 が流れ、時刻
2 でスイッチング素子S2 がオフし、スイッチング素
子S1 がオンして、以下、同じ動作を繰り返すものであ
る。
【0007】時刻t3 以降の波形図は、各スイッチング
素子S1,S2 の動作周波数を上述の時刻t0 〜t2
比べて高くした場合であり、同様にして負荷回路に交流
電流Iを供給できるものであるが、各スイッチング素子
1 ,S2 のオン時間が短いため、負荷回路の自己共振
周波数よりもさらに高いスイッチング周波数となり、負
荷回路に流れる電流は少なくなる。このように、動作周
期が時刻t0 〜t2 と時刻t3 〜t5 では異なり、負荷
回路の電流が変化しているが、それぞれについて一定周
期の動作であるので、上記の従来例と同様に、特定の周
波数の雑音が強調されるという問題があった。
【0008】そこで、図17に示すように、ランダム信
号発生器4を付加して、スイッチング素子S1 ,S2
オン・オフ周波数をランダムに変化させることが考えら
れる。これによって、図19に示すように、雑音が広い
周波数に分散されるため、各周波数における雑音のピー
クを下げることができ、特定の周波数の雑音が強調され
ることを防止できるものである。ここで、図18に上記
回路の動作条件を示す。制御回路2により設定される周
波数の下限は、インダクタLとコンデンサC1 ,C3
びランプ1から構成される負荷回路3の自己共振周波数
0 よりも高く設定することにより、共振電流の増大に
よるスイッチング素子S1 ,S2 の破壊を招くことなく
動作可能となる。さらに、下限の周波数はランプ1の予
熱、始動、点灯等の各々の場合における動作周波数より
も高く設定することにより、安定な動作を可能とするこ
とができる。また、周波数の上限fmaxは、ランプ1
へのエネルギー供給が減少してランプ1が立ち消えを起
こしてしまう周波数よりも低く設定すれば、安定な点灯
が可能となるものである。
【0009】なお、ランダム信号発生器4の一例を図2
0に示す。この回路は、直流電源V 9 の正極に抵抗R9
の一端を接続し、他端をトランジスタQ9 のベースに接
続し、直流電源V9 の負極にトランジスタQ9 のエミッ
タを接続している。トランジスタQ9 のベースには、コ
ンデンサC9 の一端が接続され、トランジスタQ9 のエ
ミッタには、抵抗R8 の一端が接続されている。コンデ
ンサC9 と抵抗R8 の各他端は、増幅器N9 に入力され
ており、増幅器N9 の出力として、ランダム信号Vnを
取り出している。このように、ベース・エミッタ間を逆
バイアスされたトランジスタQ9 によりノイズを発生
し、このノイズを増幅器N9 により増幅して、High
レベル又はLowレベルの信号に2値化して、ランダム
信号Vnとするものである。なお、同じ機能を達成でき
るものであれば、他の構成のランダム信号発生器を使用
しても良いことは言うまでもない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図17の回路では、負
荷回路3に蛍光灯のような放電ランプ1を用いている。
放電ランプ1の電気特性は、図22に示すようになり、
電流Iが増加すれば、電圧Vが減少するような負特性を
示す。図17の負荷回路3では、動作周波数が高くなれ
ば、ランプ1への供給電流が減って電圧が上がり、逆
に、動作周波数が低くなれば、ランプ1への供給電流が
増え、電圧が下がることになる。したがって、図17の
負荷回路3におけるランプ1のインピーダンスは、動作
周波数が高いと高くなり、動作周波数が低いと低くな
る。したがって、仮に、図21に示すように、動作周波
数が高い周波数(共振回路のエネルギーが小さい状態)
から、低い周波数(共振回路のエネルギーが大きい状
態)へランダム信号により急に変化したとすると、ラン
プのインピーダンスが高いままで動作周波数が下がるた
め、負荷が軽くなり、本来の低い周波数での共振回路全
体のインピーダンスよりも低いインピーダンスとなる。
このため、共振回路に流れる電流が増大し、インダクタ
の飽和を招き、スイッチング素子の電流が過大となっ
て、破壊に至るという問題があった。また、逆に、低い
周波数から高い周波数へ急に変化した場合、ランプのイ
ンピーダンスが低いにもかかわらず、共振回路のエネル
ギーが減少し、ランプが立ち消えてしまうという問題が
あった。
【0011】本発明は上述のような点に鑑みてなされた
ものであり、共振負荷回路3を備えるインバータ回路に
おけるスイッチング素子のオン時間又はスイッチング周
波数をランダムに変化させて特定の雑音周波数が強調さ
れることを防止した放電灯点灯装置において、回路動作
の信頼性を高めることを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、上記
の課題を解決するために、図17に示すように、スイッ
チング素子S1 ,S2 のオン・オフ動作によりランプ1
を含む共振負荷回路に高周波電力を供給するインバータ
回路に、ランダム信号発生器4を付加して、前記スイッ
チング素子S1,S2 のオン時間又はスイッチング周波
数をランダムに変化させるようにした放電灯点灯装置に
おいて、上記ランダムな変化は、例えば、図1に示すよ
うに、上限値f2 と下限値f1 の間を一度で変化するの
ではなく、中間値f3 ,f4 ,f5 ,…を経て緩慢に変
化するように制御されることを特徴とするものである。
【0013】
【作用】図1に示すように、動作周波数の下限値をf1
とし、上限値をf2 としたとき、下限値f1 と上限値f
2 の間の急峻な周波数変化を避けて、少なくとも1回の
中間値f3 を経るか、あるいは、f4 ,f3 ,f5 のよ
うに、2回以上、中間の周波数を経て、全体的には下限
値f1 から上限値f2 まで変化させることによって、ラ
ンプと共振回路のバランスを崩すことなく、安定な動作
を行うことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図2乃至
図5は、図17の回路に用いる制御回路2の構成を示し
ている。図2の回路は、ランダム信号発生器4のランダ
ム信号Vnを入力し、これを緩慢に変化する第2のラン
ダム信号V3に変換して出力するものである。図3の回
路は、緩慢に変化する第2のランダム信号V3 に基づい
て、スイッチング素子S1 ,S2 の制御信号V1 ,V2
を作成するものである。また、図4の回路は、制御信号
1 ,V2 のオン時間の上限値を制限し、図5の回路は
制御信号V1 ,V2 のオン時間の下限値を制限するもの
である。以下、それぞれの回路について説明する。
【0015】まず、図2に示した回路は、汎用のタイマ
ーIC(シグネティックス社製NE555)よりなる無
安定マルチバイブレータ回路M1 を備えている。このタ
イマーICは、トリガー端子(2番ピン)が(1/3)
Vcc以下になると、トリガーされて出力端子(3番ピ
ン)がHighレベルとなり、放電端子(7番ピン)は
高インピーダンスとなる。また、スレショルド端子(6
番ピン)が(2/3)Vccになると、出力端子(3番
ピン)がLowレベルとなり、放電端子(7番ピン)も
Lowレベルとなる。電源端子(8番ピン)とアース端
子(1番ピン)の間には、制御電源電圧Vccが印加さ
れている。また、リセット端子(4番ピン)は電源端子
(8番ピン)に接続されており、周波数制御端子(5番
ピン)は、デカップリングコンデンサC16を介してアー
ス端子(1番ピン)に接続されている。タイマーICの
時定数回路を構成する抵抗Rxと抵抗R16とコンデンサ
17の直列回路には、制御電源電圧Vccが印加されて
いる。抵抗Rxと抵抗R16の接続点は、タイマーICの
放電端子(7番ピン)に接続されており、抵抗R16とコ
ンデンサC17の接続点は、タイマーICのスレショルド
端子(6番ピン)及びトリガー端子(2番ピン)に接続
されており、これによって、タイマーICは無安定マル
チバイブレータ回路として動作するものである。
【0016】図2の回路において、ランダム信号Vnが
入力されると、否定回路N5 によりランダム信号Vnは
反転され、反転ランダム信号Vxとなる。この反転ラン
ダム信号Vxは、ダイオードD8 を介して、抵抗R19
18とコンデンサC18よりなるCR積分回路に入力さ
れ、積分電圧Vyに変換される。ランダム信号Vnのパ
ルスの間隔が広い場合には、積分電圧Vyが低くなる。
これにより、トランジスタQ11のコレクタ電流が変化
し、トランジスタQ10のコレクタ・エミッタ間抵抗も変
化する。トランジスタQ10と抵抗R15,R14の合成抵抗
Rxは、抵抗R16と直列に接続されており、無安定マル
チバイブレータ回路M1 の充電時定数は、合成抵抗Rx
と抵抗R16及びコンデンサC17で決まり、放電時定数は
抵抗R16とコンデンサC17で決まる。故に、ランダム信
号Vnのパルス間隔の狭い場合を最小の合成抵抗Rx
(第2のランダム信号V3 の最小オン時間)に設定し、
ランダム信号Vnのパルス間隔の広い場合を最大の合成
抵抗Rx(第2のランダム信号V 3 の最大オン時間)に
設定する。ランダム信号Vnのパルス間隔が急峻に変化
しても、上述のCR積分回路により、積分電圧Vyは緩
慢に変化するので、第2のランンダム信号V3 のHig
hレベル期間は急峻な変化をしなくなる。
【0017】次に、図3に示す回路は、図4及び図5に
示した回路と共に使用されるものであり、図4の端子a
と図5の端子bをアンド回路A3 の第1及び第2の入力
としている。アンド回路A3 の第3の入力には、否定回
路N4 の出力が接続されている。否定回路N4 の入力に
は、フリップフロップFFの出力端子Qが接続されてい
る。
【0018】ここで、アンド回路A3 の出力は、図示し
ないレベルシフト回路を介して、制御信号V1 として図
17のスイッチング素子S1 の制御電極に供給されると
共に、否定回路N5 の入力に接続されている。否定回路
5 の出力は、コンデンサC 15を介してフリップフロッ
プFFのセット端子Sに接続されている。フリップフロ
ップFFのセット端子Sは、抵抗R13を介して接地電位
にプルダウンされている。抵抗R13には、コンデンサC
15の電荷放電用のダイオードD7 が並列に接続されてい
る。同様に、アンド回路A4 の出力は、制御信号V2
して図17のスイッチング素子S2 の制御電極に供給さ
れると共に、否定回路N6 の入力に接続されている。否
定回路N6 の出力は、コンデンサC14を介してフリップ
フロップFFのリセット端子Rに接続されている。フリ
ップフロップFFのリセット端子Rは、抵抗R12を介し
て接地電位にプルダウンされている。抵抗R12には、コ
ンデンサC14の電荷放電用のダイオードD6 が並列に接
続されている。
【0019】また、トランジスタQ5 ,Q6 は第1のカ
レントミラー回路を構成しており、制御信号V1 がHi
ghレベルのときには、トランジスタQ5 を介して抵抗
10に電流が流れ、これと同じ電流がトランジスタ
6 、ダイオードD5 を介して流れて、コンデンサC13
の充電電流となる。同様に、トランジスタQ7 ,Q8
第2のカレントミラー回路を構成しており、制御信号V
2 がHighレベルのときには、トランジスタQ8 を介
して抵抗R11に電流が流れ、これと同じ電流がトランジ
スタQ7 に流れて、コンデンサC13の放電電流となる。
このコンデンサC13の一端は、制御電源電圧Vccをコ
ンデンサC11とC12で約1/2に分圧した電位に固定さ
れているので、コンデンサC13の他端には三角波電圧V
gが得られる。この三角波電圧Vgはアンド回路A4
一方の入力とされている。アンド回路A4 の他方の入力
には、否定回路N7 の出力が接続されており、この否定
回路N 7 には、制御信号V1 が入力されている。
【0020】以下、図3の回路の動作について説明す
る。この回路では、緩慢に変化する第2のランダム信号
3 によって制御信号V1 を設定し、この制御信号V1
の次に、そのHighレベルの期間と同期間のHigh
レベル期間を有する制御信号V 2 を続けて出力しようと
するものである。コンデンサC11とC12は比較的大きな
同一容量値のキャパシタであり、その接続点は制御電源
電圧Vccの約1/2の電圧に固定され、アンド回路A
4 のスレッショルド電圧Vthと略同一電圧となってい
る。トランジスタQ5 とQ6 は第1のカレントミラー回
路を構成しており、制御信号V1 がHighレベルのと
きに、抵抗R10に流れるのと同じ電流で、ダイオードD
5 を介してコンデンサC13を直線的に充電する。また、
トランジスタQ7 とQ8 は第2のカレントミラー回路を
構成しており、制御信号V2 がHighレベルのとき
に、抵抗R11に流れるのと同じ電流で、コンデンサC13
を直線的に放電させる。したがって、抵抗R10と抵抗R
11を同一抵抗値に設定し、コンデンサC13の充電速度と
放電速度を同じに設定しておけば、制御信号V1 と同期
間のHighレベル期間を有する制御信号V2 が出力可
能となる。FFはRSフリップフロップであり、制御信
号V1 がLowレベルとなった瞬間、コンデンサC15
抵抗R13により、セット端子Sにトリガーパルスを入力
し、制御信号V2 がLowレベルとなった瞬間、コンデ
ンサC14と抵抗R12によりリセット端子Rにトリガーパ
ルスを入力する。ダイオードD6 とD7 は、制御信号V
1 及びV2 のそれぞれがHighレベルとなったとき
に、コンデンサC14とC15の電荷を速やかに放電させる
ためのものである。
【0021】第2のランダム信号V3 がHighレベル
になると、制御信号V1 はHighレベルとなり、同時
に、コンデンサC13はトランジスタQ5 ,Q6 と、抵抗
10とダイオードD5 によって直線的に充電されて行
き、三角波電圧Vgは直線的に上昇する。この制御信号
1 がHighレベルのときには、否定回路N7 により
アンド回路A4 の出力はLowレベルとなり、制御信号
2 はLowレベルである。ランダム信号VnがLow
レベルとなると、制御信号V1 はLowレベルとなり、
フリップフロップFFのセット端子Sにトリガーパルス
が入力され、出力端子QがHighレベル、否定回路N
4 の出力がLowレベルとなり、制御信号V1 はLow
レベルを維持する。これにより、コンデンサC13への充
電は終了する。このとき、コンデンサC13の三角波電圧
Vgはアンド回路A4 のスレショルド電圧Vthを越え
ており、否定回路N7 の出力は制御信号V1 を反転して
Highレベルとなっているので、アンド回路A4 の出
力はHighレベルとなり、制御信号V2 がHighレ
ベルとなる。抵抗R10とR11を同一抵抗値に選べば、ト
ランジスタQ7 ,Q8 よりなるカレントミラー回路と抵
抗R11によりコンデンサC13は直線的に放電し、三角波
電圧Vgは、充電時とほぼ同じ時間でアンド回路A4
スレショルド電圧Vthまで降下し、制御信号V2 はL
owレベルに変化する。このとき、フリップフロップF
Fのリセット端子Rにはトリガーパルスが入力され、出
力端子QがLowレベル、否定回路N4 の出力がHig
hレベルとなり、アンド回路A3 を介して第2のランダ
ム信号V3 が制御信号V1 に伝達されるようになる。そ
の後、再び第2のランダム信号V3 がLowレベルとな
り、制御信号V1 とV2 が交互にHighレベルとな
る。
【0022】図4の回路では、図2と同じタイマーIC
(シグネティックス社製NE555)を用いて単安定マ
ルチバイブレータ回路M2 を構成している。このタイマ
ーICのトリガー入力端子(2番ピン)は、コンデンサ
20を介して否定回路N2 の出力に接続されている。否
定回路N2 には、制御信号V1 が入力されている。ま
た、出力端子(3番ピン)は、コンデンサC23を介して
端子aに接続されている。リセット端子(4番ピン)に
は、コンデンサC24を介して制御信号V1 が入力されて
いる。電源端子(8番ピン)とアース端子(1番ピン)
の間には、制御電源電圧Vccが印加されている。周波
数制御端子(5番ピン)は、デカップリングコンデンサ
22を介してアース端子(1番ピン)に接続されてい
る。タイマーICの時定数回路を構成する抵抗R21とコ
ンデンサC21の直列回路には、制御電源電圧Vccが印
加されている。抵抗R21とコンデンサC21の接続点は、
タイマーICのスレショルド端子(6番ピン)及び放電
端子(7番ピン)に接続されており、これによって、タ
イマーICは単安定マルチバイブレータ回路として動作
するものである。なお、タイマーICのトリガー入力端
子(2番ピン)は、ダイオードD20と抵抗R20の並列回
路を介して制御電源電圧Vccにプルアップされてい
る。また、端子aはダイオードD21と抵抗R22の並列回
路を介して制御電源電圧Vccにプルアップされてい
る。さらに、リセット端子(4番ピン)は、ダイオード
22と抵抗R23の並列回路を介して制御電源電圧Vcc
にプルアップされている。
【0023】図5の回路では、図2と同じタイマーIC
(シグネティックス社製NE555)を用いて単安定マ
ルチバイブレータ回路M3 を構成している。このタイマ
ーICのトリガー入力端子(2番ピン)は、コンデンサ
25を介して否定回路N3 の出力に接続されている。否
定回路N3 には、制御信号V1 が入力されている。タイ
マーICの出力端子(3番ピン)は、オア回路O1 の一
方の入力とされており、図2の回路から出力される第2
のランダム信号V3 は、オア回路O1 の他方の入力とさ
れている。また、オア回路O1 の出力は端子bに接続さ
れている。電源端子(8番ピン)とアース端子(1番ピ
ン)の間には、制御電源電圧Vccが印加されている。
リセット端子(4番ピン)は電源端子(8番ピン)に接
続されており、周波数制御端子(5番ピン)は、デカッ
プリングコンデンサC27を介してアース端子(1番ピ
ン)に接続されている。タイマーICの時定数回路を構
成する抵抗R25とコンデンサC26の直列回路には、制御
電源電圧Vccが印加されている。抵抗R25とコンデン
サC26の接続点は、タイマーICのスレショルド端子
(6番ピン)及び放電端子(7番ピン)に接続されてお
り、これによって、タイマーICは単安定マルチバイブ
レータ回路として動作するものである。なお、タイマー
ICのトリガー入力端子(2番ピン)は、ダイオードD
23と抵抗R24の並列回路を介して制御電源電圧Vccに
プルアップされている。
【0024】ここで、図4の単安定マルチバイブレータ
回路M2 は、制御信号V1 ,V2 のオン期間(High
レベル期間)が長過ぎる場合に、設定範囲内に制限する
ものであり、制御信号V1 がHighレベルになると、
否定回路N2 とコンデンサC 20によりトリガー端子(2
番ピン)に立ち下がりのトリガーパルスが入力されて、
抵抗R21とコンデンサC21で設定される所定時間の経過
後に、出力端子(3番ピン)がLowレベルとなる。こ
のときまで第2のランダム信号V3 がHighレベルを
続けていた場合、コンデンサC23を介して端子aが立ち
下がることにより、アンド回路A3 を介してフリップフ
ロップFFをセットし、制御信号V1 を強制的にLow
レベルとして、新しいサイクルを作るものである。単安
定マルチバイブレータ回路M2 の時限動作が完了する前
に、制御信号V1 が第2のランダム信号V3 によってL
owレベルになると、コンデンサC24を介して、単安定
マルチバイブレータ回路M2 がリセットされる。なお、
ダイオードD20と抵抗R20、ダイオードD21と抵抗
22、及び、ダイオードD22と抵抗R23は、それぞれコ
ンデンサC20,C23,C24によって端子にパルスを供給
し、電荷を素早く放電させるためのものである。
【0025】次に、図5の単安定マルチバイブレータ回
路M3 は、制御信号V1 ,V2 のオン時間(Highレ
ベル期間)が短過ぎる場合に、設定範囲に延ばすもので
あり、制御信号V1 がHighレベルになると、否定回
路N3 とコンデンサC25によりトリガー端子(2番ピ
ン)に立ち下がりのトリガーパルスが入力されて、抵抗
25とコンデンサC26で設定される所定時間の間、出力
端子(3番ピン)がHighレベルとなり、第2のラン
ダム信号V3 がLowレベルとなっても、フリップフロ
ップFFをセットせず、制御信号V1を所定時間の間、
Highレベルとするものである。なお、ダイオードD
23と抵抗R24は、コンデンサC25によって端子にパルス
を供給し、電荷を素早く放電させるためのものである。
以上のようにして、制御信号V1 ,V2 のオン時間の上
限と下限をそれぞれ制限した状態での緩慢なランダム動
作が可能となるものである。
【0026】図6は本実施例の動作波形図である。図
中、(a)は反転ランダム信号Vx、(b)は積分電圧
Vy、(c)は合成抵抗Rx、(d)は第2のランダム
信号V 3 、(e)は三角波電圧Vg、(f)はフリップ
フロップFFのセット端子Sのパルス、(g)はフリッ
プフロップFFのリセット端子Rのパルス、(h)はス
イッチング素子S1 の制御信号V1 、(i)はスイッチ
ング素子S2 の制御信号V2 、(j)はフリップフロッ
プFFの出力端子Qの電圧である。図6(a)に示すよ
うに、反転ランダム信号Vxの周期の増減によって、図
6(h)及び(i)に示すように、制御信号V1 ,V2
を少ない変化幅で増減させることができるものである。
このように、インバータの動作周波数が一定でなく、し
かも周波数変化の上限値と下限値の間の急峻な変化では
なく、中間値を取りながら緩慢に変化することにより、
特定の周波数の雑音が強調されることはなくなり、且つ
動作の安定も図れるものである。
【0027】図7は本発明の第2の実施例の回路図であ
る。この回路では、スイッチング素子Q1 の制御回路2
にランダム信号発生器4を接続している。その他の構成
は、図12に示した一石式電圧共振形のインバータ式放
電灯点灯装置の従来例とほぼ同様であり、交流電源AC
を全波整流器DBにより整流し、コンデンサC2 により
平滑し、このコンデンサC2 の両端間に、ランプ1とイ
ンダクタLとスイッチング素子Q1 を直列に接続し、ス
イッチング素子Q1 と並列にコンデンサC1 を接続して
いる。なお、スイッチング素子Q1 として、図示実施例
ではバイポーラトランジスタを用いているので、逆並列
ダイオードD1 を付加しているが、パワーMOSFET
を用いる場合には、逆並列ダイオードD1 は寄生の逆方
向ダイオードで代用できる。
【0028】この実施例では、スイッチング素子Q1
オン時間が短いサイクルでスイッチング素子Q1 に流れ
る逆向きの電流が小さいとき、その次のサイクルでスイ
ッチング素子Q1 のオン時間が最大値に変化すると、ス
イッチング素子Q1 のオフ時の共振によるコンデンサC
1 の電圧Vcが高くなり過ぎて、スイッチング素子Q 1
が破壊してしまう。そこで、最大のオン時間幅を、コン
デンサC1の電圧Vcが耐電圧を越えないように設定す
る。すなわち、最高のオン時間幅が、制御回路2のラン
ダム信号Vnによる最低周波数に相当するように構成す
れば良い。また、スイッチング素子Q1 の最低のオン時
間幅は、スイッチング素子Q1 のオフ期間中にコンデン
サC1 の電圧Vcがゼロ電圧まで復帰できるように設定
する。これにより、コンデンサC1をスイッチング素子
1 が短絡したときの過電流を防止できる。
【0029】図8は本実施例に用いる制御回路2の回路
例である。その回路構成については、図2の回路と同様
であるが、本実施例では、無安定マルチバイブレータ回
路M 1 の出力端子(3番ピン)に得られる第2のランダ
ム信号をそのままスイッチング素子Q1 の制御信号V1
としている。本実施例では、ランダム信号Vnのパルス
間隔の狭い場合を最小の合成抵抗Rx(制御信号V1
最小オン時間)に設定し、パルス間隔の広い場合を最大
の合成抵抗Rx(制御信号V1 の最大オン時間)に設定
する。本実施例でも、インバータ回路の動作周波数が一
定でなく、しかも周波数変化の上限値と下限値間の急峻
な変化を避けて、中間値を取りながら周波数が変化する
ため、特定の周波数の雑音が強調されることがなく、且
つ動作の安定も図れるものである。
【0030】図9は本発明の第3の実施例の回路図であ
る。この回路はフルブリッジ式のインバータ回路であ
る。交流電源ACは全波整流器DBにより整流され、コ
ンデンサC2 により平滑されて、直流電圧に変換され
る。そして、このコンデンサC2 の直流電圧は、スイッ
チング素子S1 ,S2 の直列回路に印加されると共に、
スイッチング素子S3 ,S4 の直列回路にも印加されて
いる。スイッチング素子S 1 ,S2 の接続点と、スイッ
チング素子S3 ,S4 の接続点との間には、負荷回路3
が接続されている。この負荷回路3は、ランプ1とコン
デンサCの並列回路にインダクタLを直列に接続したも
のであり、共振系を構成している。スイッチング素子S
1 ,S2 ,S3 ,S4 は制御回路2によりスイッチング
制御されており、スイッチング素子S1 とS4 がオンの
ときには、スイッチング素子S2 とS 3 がオフとなり、
スイッチング素子S1 とS4 がオフのときには、スイッ
チング素子S2 とS3 がオンとなるように、交互にオン
・オフ動作を行うものである。本実施例においても、上
述の各実施例と同様に、ランダム信号発生器4を付加し
ており、インダクタLとコンデンサCとランプ1から構
成される負荷回路3の自己共振周波数とランプ1の立ち
消え防止という観点から動作周波数のランダムな変化範
囲を決めると共に、上限値と下限値の間の中間値を経て
緩慢に動作周波数を変化させることによって、雑音の低
減と安定動作が可能となるものである。
【0031】図10は本発明の第4の実施例の回路図で
ある。本実施例の回路構成は、図9に示した回路と同様
のフルブリッジインバータ回路であるが、スイッチング
素子S1 ,S2 ,S3 ,S4 の動作が異なる。本実施例
では、スイッチング素子S1 とS3 か、あるいは、スイ
ッチング素子S2 とS4 のどちらか一方が他方に比べて
低い周波数でオン・オフ動作するものである。例えば、
スイッチング素子S2 とS4 が低い周波数でオン・オフ
動作する場合について説明すると、スイッチング素子S
2 がオンのとき、スイッチング素子S1 ,S4 はオフで
あり、スイッチング素子S3 が高い周波数でオン・オフ
される。また、スイッチング素子S4 がオンのとき、ス
イッチング素子S2 ,S3 はオフであり、スイッチング
素子S1 が高い周波数でオン・オフされるものである。
これにより、負荷回路には、低い周波数の矩形波電圧を
供給することができる。この回路を高圧放電灯の点灯装
置に用いれば、音響的共鳴現象を避けることができる。
さらに、スイッチング素子S1 とS4 及びスイッチング
素子S2 とS3 のどちらか一方か或るいは両方について
動作周波数を緩慢に変化するランダムな周波数とする制
御を行えば、上述の各実施例と同様の効果が得られるも
のである。
【0032】図11は本発明の第5の実施例の回路図で
ある。本実施例では、バイポーラ型のトランジスタQ1
とダイオードD2 とMOS型のトランジスタQ2 の直列
回路をコンデンサC2 の両端間に接続している。トラン
ジスタQ1 のコレクタ・エミッタ間には、ダイオードD
1 が逆並列接続されている。トランジスタQ1 のベース
・エミッタ間には、ダイオードD2 が逆並列接続される
と共に、トランスTの2次巻線が接続されている。ダイ
オードD2 とMOSトランジスタQ2 の直列回路には、
トランスTの1次巻線とコンデンサC1 の直列回路が接
続されている。コンデンサC1 の両端には、コンデンサ
3 を介してランプ1が接続されている。MOSトラン
ジスタQ2 のゲートには、制御回路2から制御信号が入
力されている。制御回路2によるスイッチング周期は、
ランダム信号発生器4からのランダム信号によりランダ
ムに変化している。また、トランジスタQ1 は負荷回路
に流れる電流をトランスTの2次巻線から帰還させるこ
とにより、自励駆動されている。MOSトランジスタQ
2 がオンすると、ダイオードD2 がオンすることによ
り、トランジスタQ1 は強制的にオフされる。また、M
OSトランジスタQ2 がオフすると、ダイオードD2
逆バイアスされて、トランジスタQ1 がトランスTの2
次巻線出力によりオン駆動されるものである。本実施例
でも、スイッチング周期を緩慢に変化するランダムな周
期とすることにより、雑音強度の周波数スペクトルを広
い範囲に分散させ、雑音を低減させると共に、安定な動
作を実現することができる。
【0033】なお、上記各実施例においては、交流電源
を整流平滑して直流電源を得ているが、電池電源等によ
る直流電源を用いても構わない。また、スイッチング素
子としては、バイポーラトランジスタや静電誘導サイリ
スタ等に逆並列ダイオードを付加しても良いし、内蔵の
逆並列ダイオードを有するMOSFETを用いても良
い。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、共振負荷回路
を有するインバータ回路を用いた放電灯点灯装置におい
て、スイッチング素子のオン時間又はスイッチング周波
数をランダムに変化させているので、雑音強度の周波数
スペクトルが分散され、低雑音の放電灯点灯装置を実現
できるという効果があり、しかもランダムな変化は、上
限値と下限値の間を一度に変化しない緩慢な変化である
ので、インバータ回路に過大な電流が流れたり、ランプ
が立ち消えすることを防止でき、安定な動作を実現でき
るという効果がある。
【0035】なお、請求項2又は3に記載のように、イ
ンバータ回路に異常な電流が流れず、しかもランプが立
ち消えしない範囲で、スイッチング素子のオン時間ある
いは動作周波数をランダムに制御すれば、低雑音であり
ながら、安定な動作が可能な放電灯点灯装置を実現でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における周波数変化の方式を説明するた
めの動作説明図である。
【図2】本発明の第1の実施例に用いるランダム信号緩
慢化回路の回路図である。
【図3】本発明の第1の実施例に用いる制御回路の回路
図である。
【図4】本発明の第1の実施例に用いる最大オン期間設
定回路の回路図である。
【図5】本発明の第1の実施例に用いる最小オン期間設
定回路の回路図である。
【図6】本発明の第1の実施例に用いる制御回路の動作
波形図である。
【図7】本発明の第2の実施例の回路図である。
【図8】本発明の第2の実施例に用いる制御回路の回路
図である。
【図9】本発明の第3の実施例の回路図である。
【図10】本発明の第4の実施例の回路図である。
【図11】本発明の第5の実施例の回路図である。
【図12】第1の従来例の回路図である。
【図13】第1の従来例の動作波形図である。
【図14】第1の従来例の雑音強度の周波数スペクトル
を示す図である。
【図15】第2の従来例の回路図である。
【図16】第2の従来例の動作波形図である。
【図17】第3の従来例の回路図である。
【図18】第3の従来例の周波数範囲を説明するための
図である。
【図19】第3の従来例の雑音強度の周波数スペクトル
を示す図である。
【図20】第3の従来例に用いるランダム信号発生器の
回路図である。
【図21】第3の従来例の動作波形図である。
【図22】第3の従来例に用いる放電ランプの特性図で
ある。
【符号の説明】
1 ランプ 2 制御回路 4 ランダム信号発生器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング素子のオン・オフ動作に
    よりランプを含む共振負荷回路に高周波電力を供給する
    インバータ回路と、前記スイッチング素子のオン時間又
    はスイッチング周波数をランダムに変化させる手段を備
    える放電灯点灯装置において、上記ランダムな変化は、
    上限値と下限値の間を一度で変化しないように制御され
    ることを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 インバータ回路は電圧共振回路を有
    し、スイッチング素子のオン時間の最小値を、スイッチ
    ング素子のオフ時にスイッチング素子の両端に生じる共
    振電圧がゼロに復帰できる時間に設定したことを特徴と
    する請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 インバータ回路は電流共振回路を有
    し、スイッチング素子の動作周波数の最小値を、負荷回
    路の自己共振周波数よりも高く設定したことを特徴とす
    る請求項1記載の放電灯点灯装置。
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