JP2691428B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2691428B2 JP30102688A JP30102688A JP2691428B2 JP 2691428 B2 JP2691428 B2 JP 2691428B2 JP 30102688 A JP30102688 A JP 30102688A JP 30102688 A JP30102688 A JP 30102688A JP 2691428 B2 JP2691428 B2 JP 2691428B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は放電灯点灯装置の始動パルス発生回路におけ
る始動パルス発生用のコンデンサの端子電圧を上昇させ
るための改良に関する。
[従来の技術] 従来より放電灯点灯装置として第2図の回路が知られ
ている。
第2図において、交流電源10よりAC/DC変換器12を介
して高周波発振回路部14に接続され、高周波発振回路部
14の二次側から進相用コンデンサC1およびチョークコイ
ルL1の直列回路を介して放電灯16が接続されている。ま
た、放電灯16には始動パルス発生回路部18が並列に接続
され、始動パルス発生回路部18はチョークコイルL1の所
定箇所と一端(放電灯16側)に双方向性二端子サイリス
タであるサイダックSDおよびコンデンサCSの直列回路が
並列接続される。さらに、サイダックSDと始動パルス発
生用のコンデンサCSとの接続点には逆方向(サイダック
側がカソード)のダイオードDS1および抵抗RS1の直列回
路が接続されている。
このような回路の動作を説明すると、まず、交流電源
10はAC/DC変換器12により直流に変換され、高周波発振
回路部14により所定の周波数で発振する。そこで最初の
半波で抵抗RS1およびダイオードDS1を介してコンデンサ
CSを充電すると共に、チョークコイルL1を介して進相用
コンデンサC1を充電する。次の逆方向の半波では進相用
コンデンサC1に充電された電荷は放電しえず回路状態は
変化しない。これらを繰返すうちにコンデンサCSの充電
電圧が上昇してサイダックSDのブレークオーバ電圧に達
するとコンデンサCSが放電しサイダックSDおよびチョー
クコイルL1を介して放電灯16に始動パルス電圧を印加し
点灯させるものである。
上記のような放電灯装置が一般的なのは回路が簡易か
つ安価であり、また、ランプ寿命末期のランプの整流現
象を防止する方法として高周波発振回路部の二次側の電
流制御回路をLCの直列形とすることが好ましいからであ
る。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上述のような放電灯点灯装置は発振周波数が
低い範囲までのもので使用されるが、高い周波数、例え
ば可聴周波数帯(20KHz)以上で使用するとなると、高
周波発振回路部14の二次側におけるLC直列形の高周波点
灯では不都合が生ずるという問題がある。これは、放電
灯16の始動点灯に十分なエネルギーを得るためにはコン
デンサCSの容量と進相用コンデンサC1の容量とにはCS
C1の関係となるからである。すなわち、インピーダンス
比は 1/ωC1:1/ωCSであるからZC1≫ZCSとなるために、高周
波発振回路部14の二次電圧はコンデンサC1にかかり、コ
ンデンサCSの端子電圧は殆ど上昇せず、サイダックSD
ブレークオーバするのに十分な電圧を得ることができず
放電灯16が始動点灯がし難いという問題があった。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、放
電灯に並列にインピーダンスを設けることにより、始動
パルス発生用のコンデンサの端子電圧を上昇させて放電
灯の高周波における始動点灯を確実ならしめた放電灯点
灯装置を提供せんとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を解決するために、始動パルス発生
用のコンデンサの端子電圧を上昇させるにあたり、進相
用コンデンサの充電電荷を強制的に放電させることに着
目したものである。
すなわち、本発明は、AC/DC変換器と、高周波発振回
路部と、進相用コンデンサおよびチョークコイルの直列
回路と、始動パルス発生用のコイデンサを含む始動パル
ス発生回路部と、放電灯とにより構成し、始動パルス発
生回路部に、進相用コンデンサの充電電荷を放電させる
インピーダンスを放電灯に並列に設けたものである。
[作用] 本発明の放電灯点灯装置は、始動パルス発生用のコン
デンサを含む始動パルス発生回路部にインピーダンスを
放電灯に並列に設けている。このことにより高周波発振
回路の出力のうち、まず最初の半波は始動パルス発生回
路部の始動パルス発生用のコンデンサおよびチョークコ
イルを介して進相用コンデンサに充電される。次の半波
では進相用コンデンサの充電電荷はチョークコイルおよ
び始動パルス発生回路のインピーダンスを介して放電さ
れる。これを繰返すことによって始動パルス発生用のコ
ンデンサに漸次充電されて端子電圧が上昇する。そし
て、始動パルス発生用のコンデンサの端子電圧が所定値
に達した時にチョークコイルの一部を介して放電灯に始
動パルスを印加して始動点灯させる。
すなわち、進相用コンデンサに充電された電荷をイン
ピーダンスによって放電させることで進相用コンデンサ
の容量より大きな容量の始動パクス発生用のコンデンサ
であっても、その端子電圧を上昇させることができるた
め、可聴周波数以上の高周波であっても放電灯を確実に
始動点灯させることが可能となる。
[実施例] 以下、本発明の好ましい実施例を図によって説明す
る。
第1図は本発明の放電灯点灯装置を示した回路図であ
る。第1図において、交流電源110よりAC/DC変換器112
を介して高周波発振回路部114に接続され、高周波発振
回路部114の二次側より進相用コンデンサC1およびチョ
ークコイルL1の直列回路を介して放電灯116に接続され
ている。そして、放電灯116に並列状態で始動パルス発
生回路部118が接続され、始動パルス発生回路部118には
放電灯116に並列状態でインピーダンス120が接続されて
いる。
ここで、始動パルス発生回路部118は、チョークコイ
ルL1の所定箇所と一端(放電灯116側)に双方向性二端
子サイリスタであるサイダックSDおよび始動パルス発生
用のコンデンサCSの直列回路が並列接続され、サイダッ
クSDとコンデンサCSとの接続点には逆方向(サイダック
側がカソード)のダイオードDS1および抵抗RS1の直列回
路が接続されている。また、インピーダンス120は順方
向のダイオードDS2(チョークコイルL1側がアノード)
および電流制御用の抵抗RS2の直列回路である。
次に、上記回路の動作を説明する。まず、交流電源11
0はAC/DC変換器112により直流に変換され、高周波発振
回路部114の一次側に入力される。高周波発振回路部114
は、例えば、トランジスタを2個使用したインバータ回
路であって所望の周波数(例えば、可聴周波数20KHz以
上)で発振し、二次側より出力される。
まず、最初の半波で抵抗RS1およびダイオードDS1を介
して始動パルス発生用のコンデンサCSが充電されると共
に、チョークコイルL1を介して進相用コンデンサC1が充
電される。次の逆方向の半波では進相用コンデンサC1
充電電荷がチョークコイルL1、ダイオードDS2および抵
抗RS2を介して放電される。この時、コンデンサCSはダ
イオードDS1のため充電電荷は放電せず維持される。ま
た、次の半波では進相用コンデンサC1は再び抵抗RS1
ダイオードDS1およびコンデンサCSの方向で充電される
と共に、コンデンサCSも再び充電されることにより、そ
の端子電圧は前回の充電時よりも上昇する。
これらのサイクルを繰返すことにより、コンデンサCS
の端子電圧は漸次上昇し、双方向性二端子サイリスタで
あるサイダックSDのブレークオーバ電圧まで上昇する。
そして、サイダックSDがブレークオーバすると、コンデ
ンサCSの充電電荷はサイダックSDおよびチョークコイル
L1の一部を介して放電し、始動パルスを放電灯116に印
加して、放電灯116を始動点灯する。
例えば、高周波発振回路部114の二次電圧を280V、進
相用コンデンサC1と始動パルス発振用のコンデンサCS
容量の比を1:1300とすると、第2図における従来のコン
デンサCSの端子電圧はほぼ0Vであるが、本実施例におい
て抵抗RS1を15KΩ、抵抗RS2を15KΩとすると、コンデン
サCSの端子電圧は580Vとなる。
一方、インピーダンス120を電流制御用の抵抗RS2のみ
とすることもできる。すなわち、この場合、コンデンサ
C1の充電電荷は抵抗RS2を介して放電し、第1図と同様
にコンデンサCSの端子電圧を上昇させることができる。
例えば、前記と同様に高周波発振回路部114の二次電
圧を280V、進相用コンデンサC1と始動パルス発生用のコ
ンデンサCSの容量の比を1:1300とした時、第2図におけ
る従来のコンデンサCSの端子電圧はほぼ0Vであるが、本
実施例において抵抗RS1を15KΩ、抵抗RS2を20KΩとする
と、コンデンサCSの端子電圧は360Vとなる。すなわち、
第1図におけるダイオードDS2を除くとコンデンサCS
一端(チョークコイルL1側)の電位が上昇するためにコ
ンデンサCSの端子電圧の上昇は第1図の場合と比較して
抑えられるが、従来に比べて十分にコンデンサCSの端子
電圧の上昇が得られる。
以上の様に、進相用コンデンサC1の放電用としてイン
ピーダンス120(ダイオードDS2と抵抗RS2、または抵抗R
S2のみ)を設けることによって、発振周波数が可聴周波
数20KHz以上で進相用コンデンサC1と始動パルス発生用
のコンデンサCSがCS≫C1とする場合であっても、始動パ
ルス発生用のコンデンサCSの端子電圧を上昇させること
ができ、放電灯116の始動点灯を確実ならしめることが
できる。
[発明の効果] 上記実施例からも明らかなように本発明によれば、始
動パルス発生回路部にインピーダンスを放電灯に並列に
設けることにより、進相用コンデンサの充電電荷を放電
させて始動パルス発生用のコンデンサの端子電圧を上昇
させることができ、これにより放電灯の始動点灯を確実
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の放電灯点灯装置を示した回路図、第2
図は従来の放電灯点灯装置を示した回路図である。 112…AC/DC変換器 114…高周波発振回路部 116…放電灯 118…始動パルス発生回路部 120…インピーダンス CS…始動パルス発生用のコンデンサ DS2…ダイオード RS2…電流制御用の抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−117690(JP,A) 特開 昭59−103319(JP,A) 特開 昭62−29096(JP,A) 特開 昭58−128696(JP,A) 特開 昭58−128695(JP,A) 特開 昭59−160998(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源に接続されたAC/DC変換器と、該A
    C/DC変換器の出力を発振させる高周波発振回路部と、該
    高周波発振回路部の二次側に接続された進相用コンデン
    サおよびチョークコイルの直列回路と、該直列回路のチ
    ョークコイルの一部を有し、始動パルス発生用のコンデ
    ンサを含む始動パルス発生回路部と、放電灯とから成る
    放電灯点灯装置において、前記始動パルス発生回路部
    に、前記進相用コンデンサの充電電荷を放電させるイン
    ピーダンスを前記放電灯に並列に設けることを特徴とす
    る放電灯点灯装置。
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