JPH0581776B2 - - Google Patents

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JPH0581776B2
JPH0581776B2 JP58033518A JP3351883A JPH0581776B2 JP H0581776 B2 JPH0581776 B2 JP H0581776B2 JP 58033518 A JP58033518 A JP 58033518A JP 3351883 A JP3351883 A JP 3351883A JP H0581776 B2 JPH0581776 B2 JP H0581776B2
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JP
Japan
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input shaft
shaft
output shaft
output
bearing
Prior art date
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Application number
JP58033518A
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English (en)
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JPS59159448A (ja
Inventor
Masanori Kubo
Kojiro Kuramochi
Toshuki Asada
Shoichi Sayo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP58033518A priority Critical patent/JPS59159448A/ja
Publication of JPS59159448A publication Critical patent/JPS59159448A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動車の自動変速機の動力伝達装置
に関するものである。
自動変速機の動力伝達装置で、特に前輪駆動の
自動車に使用されるものでは、動力伝達装置の出
力軸に出力ギヤが取りつけられており、この出力
ギヤを介して動力がデイフアレンシアル側へ伝達
されるようになつている。
そして、従来の動力伝達装置では、出力軸が出
力ギヤのボス部を支承する一対の軸受により支承
されているため、軸受の支持スパンが短かく大き
な容量の軸受を使用する必要があつた。このた
め、装置全体の軸方向寸法を短縮できないという
欠点があつた。また、前述のように軸受の支持ス
パンが短かいため、軸受による高い支持精度が得
られないという欠点もあつた。
すなわち、従来の動力伝達装置Bでは、第2図
に示すように、出力軸61の一端外側にボス部6
2aがスプライン嵌合された出力ギヤ62は、そ
のボス部材62aの両端外周部に軸受63及び6
4が嵌着されており、内側の軸受64はトランス
アクスルケース51のフレーム51aにより支持
されており、又外側の軸受63はトランスアクス
ルケース51の一端に取りつけられたリヤカバー
12の円筒部12aにより支持されていた。この
ように、出力ギヤ62が短かいスパンで一対の軸
受63,64により支承されていたので前述のよ
うな欠点があつた。
この発明は上記にかんがみ、出力ギヤを支承す
る軸受の支持スパンを長くして小型の軸受の使用
を可能にし、かつ支持スパンを長くすることによ
り軸受の支持精度を向上することができ、さらに
軸方向寸法を短縮することのできる動力伝達装置
の提供を目的とするものである。
前記目的を達成するために、本発明における自
動変速機の動力伝達装置はつぎのように構成され
ている。
すなわちフロント側にオイルポンプボデーが、
かつリヤ側にリヤカバーがそれぞれ組付けられて
いるトランスアクリルケースと、前記オイルポン
プボデーに対して回転可能に支承されている入力
軸と、この入力軸に対しそのリヤ側において同軸
上に配置され、入力軸の回転により遊星歯車機構
等を介して駆動される出力軸とを備え、前記入力
軸におけるリヤ側端部の外周にこの入力軸に支持
される部材が配置されることから出力軸のフロン
ト側端部が入力軸のリヤ側端部の軸穴に挿入され
ている自動変速機の動力伝達装置であつて、前記
出力軸のリヤ側端部外周に出力ギヤがこの出力軸
と共に回転するように組付けられ、この出力ギヤ
のボス部がリヤ側に向けてのみ延長され、この延
長部の外周が前記リヤカバーに対し一つの軸受に
よつて回転可能に支承され、さらに前記入力軸の
軸穴に対し出力軸のフロント側端部を支承する軸
受が設けられている。
つぎに、この発明を図面に示す実施例にもとづ
いて説明する。
第1図において自動変速機の動力伝達装置Aは
トランスアクリルケース1(以下ケースという)、
オイルポンプボデー2、入力軸3、フロントクラ
ツチ4、リヤクラツチ5、ブレーキバンド6、フ
ロントカバー遊星歯車機構7、リヤ遊星歯車機構
8、一方向クラツチ9、リバースブレーキ10、
出力軸11及びリヤカバー12を含んでいる。オ
イルポンプボデー2は、ケース1にボルト(図示
せず)により結合されており、又入力軸3を回動
可能に支承している。フロントクラツチ4は、オ
イルポンプボデー2にスプライン結合されたクラ
ツチシリンダ13、このクラツチシリンダ13内
において摺動するピストン14、このピストン1
4をクラツチシリンダ13内に押し込む方向に付
勢するリターンスプリング15、クラツチシリン
ダ13にスプライン結合された複数のプレート1
7並びに複数のデイスク16から成つている。こ
のデイスク16は入力軸3に取りつけられたリヤ
クラツチ5のクラツチシリンダ23に固着したハ
ブ19にスプライン結合されている。そして、ピ
ストン14とクラツチシリンダ13とにより油圧
室18が形成されており、この油圧室18に圧油
が入ると、ピストン14がリターンスプリング1
5の付勢力に抗してその軸線方向に移動させられ
る。このピストン14の移動により、フロントク
ラツチ4のプレート17とデイスク16とは相互
に圧接させられて係合する。このため、デイスク
16のスプライン結合されたハブ19と一体の入
力軸3が回転すると、プレート17のスプライン
結合されたクラツチシリンダ13の外周部に固着
されたブレーキドラム20が回転する。ブレーキ
ドラム20にはインプツトドラム21がスプライ
ン結合されており、又インプツトドラム21には
サンギヤ22がスプライン結合されているので、
サンギヤ22が入力軸3と一体回転する。リヤク
ラツチ5は、前述のように入力軸3に結合された
クラツチシリンダ23、このシリンダ23内にお
いて油密に摺動するピストン24、リターンスプ
リング25、複数のデイスク26及び複数のプレ
ート27からなつている。そして、デイスク26
はリングギヤ29にスプライン結合されており、
又プレート27はクラツチシリンダ23にスプラ
イン結合されている。そして、ピストン24とク
ラツチシリンダ23とにより形成された油圧室2
8内に圧油が入ると、ピストン24がリターンス
プリング25を圧縮する方向に移動させられて、
デイスク26とプレート27とを係合させる。従
つて、入力軸3が回転すると、この入力軸3と一
体のクラツチシリンダ23が回転し、クラツチシ
リンダ23にスプライン結合したプレート27が
デイスク26を介してリングギヤ29を回転させ
る。
リヤカバー12は、ケース1のポンプボデー2
と反対側端部に、適数のボルト48により取りつ
けられている。リバースブレーキ10は、リヤカ
バー1に設けられたブレーキシリンダ30、ピス
トン31及びリターンスプリング32の他、複数
のプレート34とこの各プレート34の間に配置
された複数のデイスク33とからなつている。リ
バースブレーキ10のデイスク33はハブ36に
スプライン結合されており、又ハブ36はキヤリ
ヤ37に結合されている。従つて、ピストン31
とシリンダ30とにより形成された油圧室35内
に圧油が入ると、ピストン31がリターンスプリ
ング32を圧縮させ方向へ移動させられる。これ
により、ピストン31はその外周部に設けられた
適数の突片31aがリバースブレーキ10のデイ
スク33とプレート34とを押圧して、相互に圧
着させる。このようにして、デイスク33とプレ
ート34とが係合させられると、ハブ36に固着
されたキヤリヤ37がプレート34のスプライン
結合されたケース1に固定される。
フロント遊星歯車機構7は出力軸11により回
動可能に支承されたサンギヤ22と、入力軸3に
より回動可能に支承されたフランジ38にスプラ
イン結合されたリングギヤ29と、出力軸11に
スプライン結合されたキヤリヤ39により回動可
能に支持された複数のピニオン40とからなつて
いる。リヤ遊星歯車機構8は、出力軸11により
回動可能に支承され、かつフロントカバー遊星歯
車機構7のサンギヤ22と一体に形成されたサン
ギヤ41と、出力軸11にスプライン結合された
フランジ42にスプライン結合されたリングギヤ
43と、ハブ36に一体のキヤリヤ37に回動可
能に支承されたピニオン44とからなつている。
この動力伝達装置Aはリバースブレーキ10と
リヤカバー12との間において、出力ギヤ45が
そのボス部45aを出力軸11の一端部にスプラ
イン結合されている。出力ギヤ45のボス部45
aはリヤカバー12方向へ向けて形成されてい
る。
すなわち、この出力ギヤ45は、第2図に示す
従来の動力伝達装置Bの出力ギヤ62の一つの軸
受64の嵌着されたボスの部分が除去された形に
なつている。そして、出力ギヤ45はそのボス部
45aをリヤカバー12の円筒部12aに嵌着さ
れた軸受46により支承されている。そして、出
力軸11の他端部は入力軸3の軸穴3aに嵌着さ
れた軸受47により支承されている。
すなわち、出力軸11はその両端を軸受46と
47とにより支承されており、従来の動力伝達装
置Bの出力軸61が出力ギヤ62を支承する2個
の軸受63及び64により支承されたものと比較
すると、軸受間の支持スパンが長くなつている。
従つて、出力軸11の軸受47は小型の軸受を使
用することができた。又、この動力伝達装置Aで
は、出力ギヤ45のボス部45aの長さは、従来
の出力ギヤ62のボス部62aの長さより、軸受
64の幅に相当する長さが短かくなつているの
で、出力軸11も従来の出力軸61より出力ギヤ
45の短縮長さに相当する長さだけ短かくなつて
いる。又、ケース1も従来のケース51のフレー
ム51aをなくした長さだけ、短かくなつてい
る。従つて動力伝達装置Aは従来の動力伝達装置
Bに対して、軸方向長さを短縮することができ
る。
このように本発明は、入力軸のリヤ側に出力軸
が同軸上に配置され、入力軸のリヤ側端部外周に
この入力軸に支持される部材が配置されて出力軸
のフロント側端部をケース側で直接支持できない
構成であるにもかかわらず、この出力軸のフロン
ト側端部を入力軸のリヤ側端部の軸穴に設けられ
ている軸受で支持したことにより、この出力軸の
軸受スパンが長くなつて小型の軸受でも充分な支
持精度が得られる。
また出力軸のリヤ側端部は出力ギヤのボス部を
介して軸受でリヤカバーに支持され、しかも出力
ギヤのボス部はリヤ側に向けてのみ延長され、か
つ軸受は一つで済むことから、それだけ動力伝達
装置の軸方向の寸法を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の自動変速機の動力伝達装置
の一実施の要部を示す断面図、第2図は従来の自
動変速機の動力伝達装置の要部を示す断面図であ
る。 A……動力伝達装置、1……トランスアクスル
ケース、2……オイルポンプボデー、3……入力
軸、4……フロントクラツチ、5……リヤクラツ
チ、7……フロント遊星歯車機構、8……リヤ遊
星歯車機構、11……出力軸、45……出力ギ
ヤ、45a……ボス部、46……軸受、47……
軸受。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フロント側にオイルポンプボデーが、かつリ
    ヤ側にリヤカバーがそれぞれ組付けられているト
    ランスアクスルケースと、前記オイルポンプボデ
    ーに対して回転可能に支承されている入力軸と、
    この入力軸に対しそのリヤ側において同軸上に配
    置され、入力軸の回転により遊星歯車機構等を介
    して駆動される出力軸とを備え、前記入力軸にお
    けるリヤ側端部の外周にこの入力軸に支持される
    部材が配置されることから出力軸のフロント側端
    部が入力軸のリヤ側端部の軸穴に挿入されている
    自動変速機の動力伝達装置であつて、 前記出力軸のリヤ側端部外周に出力ギヤがこの
    出力軸と共に回転するように組付けられ、この出
    力ギヤのボス部がリヤ側に向けてのみ延長され、
    この延長部の外周が前記リヤカバーに対し一つの
    軸受によつて回転可能に支承され、さらに前記入
    力軸の軸穴に対し出力軸のフロント側端部を支承
    する軸受が設けられていることを特徴とする自動
    変速機の動力伝達装置。
JP58033518A 1983-02-28 1983-02-28 自動変速機の動力伝達装置 Granted JPS59159448A (ja)

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JP58033518A JPS59159448A (ja) 1983-02-28 1983-02-28 自動変速機の動力伝達装置

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JPS59159448A JPS59159448A (ja) 1984-09-10
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