JPH0581772A - 磁気デイスク及び磁気デイスク装置 - Google Patents
磁気デイスク及び磁気デイスク装置Info
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- JPH0581772A JPH0581772A JP23975291A JP23975291A JPH0581772A JP H0581772 A JPH0581772 A JP H0581772A JP 23975291 A JP23975291 A JP 23975291A JP 23975291 A JP23975291 A JP 23975291A JP H0581772 A JPH0581772 A JP H0581772A
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- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
な位置決め精度を必要としない磁気ディスク及び磁気デ
ィスク装置を得る。 【構成】 磁気ディスク2にデータを記録する領域中の
データ領域41のサーボ信号(磁化反転)ST を消去
し、サーボ領域42内のみサーボ信号ST を残し、この
サーボ領域42中のサーボ信号ST の書き込み時のパタ
ーンを変化させるパターン生成回路を有する様にした磁
気ディスク及び磁気ディスク装置である。
Description
て好適な磁気ディスク及び磁気ディスク装置に関する。
スク及び磁気ディスク装置でセクタサーボを行う場合に
は、ディスクに予め記録された例えばバースト信号等を
トラックセンタに対し千鳥模様に配置したセクタサーボ
パターンを再生し、このセクタサーボパターンの再生信
号に基づくファイン位置情報を検出し、このファイン位
置情報に応じてセクタサーボが行われている。
の再生信号に基づくファイン位置情報のリニアリティが
悪くなり、セクタサーボ時のヘッドのズレ量がわかりに
くく、更にセクタサーボパターンを磁気ディスクに記録
する場合にトラックを高密度化(高TPI化)するだけ
記録に長い時間を要する問題があった。この為、サーボ
ライトが容易で、高TPI化しても正確なファイン位置
情報が得られ、記録に時間を要さない様な磁気ディスク
及び磁気ディスク装置を本出願人は先に特願平2−26
2180号として提案している。
置1の大要を図6乃至図8について説明する。図6でデ
ィスク2は、スピンドルモータ等によりスピンドル軸C
S を回転中心として図中矢印β方向に定常回転される。
この定常回転に入った後、ディスク2には、固定ヘッド
20によって基準信号(例えば単一周波数の信号)であ
るクロック信号SC が記録される。この時、クロック信
号SC は、ディスク2の記録領域の最外周又は最内周に
一周分記録される。このクロック信号SC の記録された
トラックがクロックトラックTCとなる。なお、クロッ
クトラックTCは、一旦、クロック信号SC が記録され
た後は、再生専用のトラックとされる。また、固定ヘッ
ド20は支持部材24により支持されている。
ロックトラックTCからは、固定ヘッド20によって、
クロック信号SC が再生され、この再生クロック信号S
C は増幅用のヘッドアンプ25、再生クロック信号SC
のピーク検出用のピーク検出回路26、及び必要に応じ
てピーク検出回路26のピークの位相を揃えるPLL
(フェーズ・ロック・ループ)回路27を通じて後述す
る位相比較回路37並にサーボ信号ST を発生するサー
ボ信号発生回路18に導かれる。このサーボ信号発生回
路18はクロック信号SC そのものであってもよく必要
に応じて省略し得る。
ディスク2上のクロックトラックTCから得られている
ので、ディスク2の回転に完全に同期したジッタの少い
信号となる。
発生回路18に供給されたクロック信号は所定の周波数
(周波数fO )のサーボ信号STを発生し、このサーボ
信号ST は、ライトアンプ17で増幅された後、サーボ
信号記録用ヘッド10に送られる。このサーボ信号記録
用ヘッド10は、支持部材14を介して直動ステージ付
アクチュエータ16の可動アーム15に固定されてい
る。この直動ステージ付アクチュエータ16は、ディス
ク2の半径方向に直線的にサーボ信号記録用ヘッド10
を移動させるためのアクチュエータである。
チュエータ16によって直線移動させることにより、デ
ィスク2の記録領域全面を塗りつぶすように(クロック
トラックTCは除く)、サーボ信号ST が記録される。
即ち、サーボ信号ST を、ディスク2上で半径方向に放
射状に揃った磁化反転を有するように記録することで、
図7に示すように、磁化反転領域が全トラックにわたっ
て連続し、ラジアルに並んだ(各磁化反転を含む直線M
がスピンドル軸CS を通る)パターンが得られるように
なる。
ッド10をディスク2の記録領域の最内周に位置させ、
サーボ信号ST を書き込むライトモードとし、このライ
トモードの状態で、アクチュエータ16によりサーボ信
号記録用ヘッド10をゆっくりディスク2の外周方向へ
移動させていく。これにより、ディスク2の全周(記録
領域全面)にサーボ信号ST が記録される。なお、サー
ボ信号記録用ヘッド10の移動速度vと、ヘッド10の
ギャップトラック幅TW2及びスピンドル回転数D(H
z)との関係は、 v<TW2・D とされる。すなわち、この条件を満足することで、サー
ボ信号ST をディスク2の記録領域全面へ記録(ベタ書
き)することができるようになる。
ロック信号SC が記録され他の記録領域に半径方向に放
射状に揃った磁化反転を有するサーボ信号ST が記録さ
れたディスク2を用い、磁気ディスク装置1によるセク
タサーボのファイン位置情報の検出が行なわれる。すな
わち、ディスク2上に記録されたサーボ信号ST は、記
録再生ヘッド30によって読み取られる。ただし、記録
再生ヘッド30は、サーボ信号ST の再生のみならず、
他のトラックデータの記録再生も行うことのできるもの
である。
ギャップGを有する磁気ヘッドとからなり、このスライ
ダが図6に示す支持部材34に支持され、この支持部材
34がロータリーアクチュエータ36のアームの先端に
取り付けられている。
のアームがアーム回動中心CR を中心として回転するも
のであり、この回転に伴い、記録再生ヘッド30がディ
スク2の記録面上を移動するようになり、この記録再生
ヘッド30で得られるサーボ信号ST のパルス列から成
るパルス信号と固定ヘッド20から得られたPLL回路
27からのクロック信号SC との位相を位相比較回路3
7で比較し、その比較出力を位置検出回路38でファイ
ン位置情報として検出し、例えば駆動制御回路39を介
してアクチュエータ36を駆動制御する様に成されてい
る。
に於いて記録及びサーボ領域にベタ書きされたサーボ信
号ST はディスク全面に亘って磁化反転が形成されるた
めにこのままトラック上にデータを書き込むとデータ領
域のガードバンド中にも磁化反転が残ってしまうのでS
/Nが劣化する。
外周に記録したクロックトラックTCのクロック信号S
C を除いて、データ領域41内の磁化反転を消去し、更
に、サーボ領域42だけ消去しない様にする。
ドを磁気ディスク2の輻方向にシークさせながら複数の
サーボ領域42が放射状に磁気ディスクの回転中心から
形成される様に残して消去していくことで、図8に示す
様なサーボ領域(この場合、磁気ディスク中の1つのサ
ーボ領域を示す)42が得られる。
沿って支持部材34に支持された記録再生ヘッド30が
サーボ領域42の磁化反転したサーボ信号ST 部分を通
過すると図9に示す様な再生波形40が得られる。
ッド20から取り出され、ヘッドアンプ25、ピーク検
出回路26、PLL回路27を通して位相比較回路37
に供給される。更に図9Bの再生波形40は記録再生ヘ
ッド30から同じく位相比較回路37に供給されて上述
のクロック信号SC との比較が成され、図9Cに示す位
相差信号44として積分され、これら位相差信号44の
積分値はオフトラック量45を表わすことになる。
した磁気ディスク及び磁気ディスク装置によると、特に
ハードディスクではヘッドの絶対位置を求める場合には
この絶対位置情報としてトラック情報とファイン情報が
必要であった。このための補助的な手段としてはブロッ
ク情報を用いていた。即ち、磁気ディスク2全体を何ブ
ロックかの領域に分割し、そのブロック内でトラック番
号を識別出来る様にしておき、記録再生ヘッド30が何
ブロックにいるかを検知することで絶対番地を求める様
にしているか、ハードディスクの様にブロックコードを
各トラック毎に書き込む様な方法では各トラック毎の位
置決めを行った後にディスク全面に亘ってブロックコー
ドを書き込むことになるので高TPI化すればする程、
記録時間が長くなり正確な位置決め技術が必要となる欠
点があった。
述の位相差検出方法を用いる様に成された磁気ディスク
及び磁気ディスク装置の図9に示す様なオフトラック量
45について考えてみるとこれは、図10に示す如きサ
ーボ信号を求めることになる。
ッチをTP とすれば、記録再生ヘッド30からの再生出
力波形40のサーボ信号出力は鋸歯状波の如き繰り返し
波形となり、狭い範囲の位置信号(ファイン信号)しか
得られず広い範囲のブロック信号を得るための考慮が成
されていなかった。
されたもので、その目的とするところはサーボ領域42
内に記録されている磁化反転のサーボ信号ST を有効に
利用し、ブロックコードを簡単に得る様にした磁気ディ
スク及び磁気ディスク装置を提供しようとするものであ
る。
その例が図2に示されている様に、ディスク2の半径方
向に放射状に磁化反転を有するサーボ信号ST を記録
し、このサーボ信号ST の記録領域にデータ領域41と
サーボ領域42とを形成し、データ領域41内のサーボ
信号ST を消去し、サーボ領域42内のみサーボ信号を
残して成る磁気ディスク2に於いて、サーボ領域42内
のサーボ信号のパターンを変更することでブロックコー
ド判別を行う様にして成るものである。
に示されている様に、磁気ディスク2に記録されたクロ
ック信号SC を再生する再生ヘッド20と、磁気ディス
ク2の半径方向に移動させて磁化反転を有するクロック
信号に基づくサーボ信号ST を記録する記録ヘッド10
と、サーボ信号ST の記録領域にデータ領域41とサー
ボ領域42を形成し、データ領域42内のサーボ信号S
T を消去し、サーボ領域41内のサーボ信号ST のみ残
す様に記録する記録再生ヘッド30とを具備した磁気デ
ィスク2に於いて、記録再生ヘッド30によってサーボ
領域42へのサーボ信号ST の記録時にこのサーボ信号
ST の磁化反転パターンを周期的に変更し得るパターン
生成手段47を設けてなるものである。
サーボ信号ST を磁気ディスク2の記録領域、特にサー
ボ領域42へ書き込む最に、本来、順番に存在する磁化
反転に対し何らかの変更をパターン成形手段47により
与える様にしたので、サーボライト時にトラックの正確
な位置決めを行う必要もなく、ファインデータの書込み
と同時にブロックデータの書込みが終了するものが得ら
れる。
ク装置の一実施例を図1乃至図5について詳記する。図
1は磁気ディスク及び磁気ディスク装置の全体的構成図
を示すもので図6との対応部分には同一符号を符して重
複説明を省略するも、本例ではPLL回路27の後段に
パターン生成回路47、例えばROM(リードオンリー
メモリ)を接続しこのROMに予め記録ヘッド10で書
き込むサーボ信号S T を格納しておき、このパターンデ
ータに基いて磁気ディスク2上にサーボ信号ST を書き
込む様に成されている。
て、位相検出を行う際に、ファイン情報の書き込み時に
同時にブロック情報の書き込みも終了し、ブロック情報
書き込みの手間を必要としない磁気ディスク及び磁気デ
ィスク装置が簡単に得られる。
単に説明すると、先ず固定ヘッド20で磁気ディスク2
の外周のクロックトラックTCにクロック信号SC を書
き込む。
読み出し、ヘッドアンプ25で増幅した後にピーク検出
回路26でその検出信号のピーク値を検出した後に、P
LL回路27でジッタの少ないクロック信号を作る。
磁気ディスク2へ記録すべきパターン生成順序が格納さ
れているROM47を読み出す。
ターンデータに必要に応じてサーボ信号発生回路18で
サーボ信号に変換し、図7で説明した様にライトアンプ
17を介して記録ヘッド10で磁気ディスク2にサーボ
信号の書き込みをアクチュエータ16を動かすことで行
なわれ、磁化パターンが磁気ディスク2上に記録され
る。
録される磁化反転したパターンは図7の様にベタ書きで
はなく、本来あるべき磁化反転の位置を例えば5本に1
本をまびく様に記録する。
ではデータ領域41内の磁化反転パターンであるサーボ
信号ST は消去され、サーボ領域42内のみに記録ヘッ
ド10で書き込まれたサーボ信号ST が残った状態のパ
ターンを示している。これらサーボ信号ST のうち、破
線で示すサーボ信号ST が間引かれた磁化反転パターン
を示している。
ク43のトラックA乃至トラックDまでの記録再生ヘッ
ド30で得られる出力波形は図3の波形で示す様にトラ
ックAの波形では1,1,0,1,1トラックBの波形
では1,0,1,1,1トラックCの波形では0,1、
1、1、1トラックDでは1,1,1,1,0のパター
ンとして読み出される。
トラックA乃至Dで変わっていく。この場合は5本のト
ラック43が判別可能となるが、これらは例えばnビッ
トまで拡張すればN本のトラックを識別し得ることは明
らかである。
の他の実施例を示すものである。
き込み時にサーボ信号ST を間引いて記録することでフ
ァイン信号とブロック信号を同時に書き込んだが、サー
ボ領域42内に本来、順番に存在するべき磁化反転パタ
ーンに対して何らかの変更を加える様にすればよい。
反転を入れた場合であり、サーボ領域42中の2本線で
書かれたサーボ信号ST が変更を加えた部分であり、こ
の場合の波形は図5に示される様にトラックA乃至トラ
ックDに対して読みとりが可能となり、このデータをブ
ロックデータとして用いることも出来る。
て負パルスとする等で適宜方法で信号の書き込み時に変
更を加えてやればよい。
記録するにしてもROM47の書き込み内容を変更する
だけで済み、サーボライト時に特殊な位置決めをする必
要がなく、ファインデータとブロックデータの書き込み
が同時に終了し、再生時にはサーボ領域42内に何番目
のパルスがなかったか、或いは何番目に特殊なパターン
があったかを検出するだけでブロック内の現在位置を検
知出来るので絶対位置検出が極めて容易に出来る磁気デ
ィスク及び磁気ディスク装置が得られる。
装置によれば、単にROMの様なサーボ信号の書き込み
パターン生成回路を追加するだけで、ファイン情報の書
き込みと同時にブロック情報の書き込みが可能となり、
ブロック情報を書き込む際に特別な位置決めを必要とせ
ず短時間に絶対位置情報の書き込みが可能となる。
全体的な構成図である。
一実施例を示すサーボ領域内のサーボ信号のパターンを
示す図である。
他の実施例を示すサーボ領域内のサーボ信号のパターン
を示す図である。
成図である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ディスクの半径方向に放射状に磁化反転
を有するサーボ信号を記録し、該サーボ信号の記録領域
にデータ領域とサーボ領域を形成し、該データ領域内の
サーボ信号を消去し、該サーボ領域内のみサーボ信号を
残して成る磁気ディスクに於いて、 上記サーボ領域内の上記サーボ信号のパターンを変更す
ることでブロックコード判別を行う様にして成ることを
特徴とする磁気ディスク。 - 【請求項2】 磁気ディスクに記録されたクロック信号
を再生する再生ヘッドと、 上記磁気ディスクの半径方向に移動させて磁化反転を有
する上記クロック信号に基づくサーボ信号を磁気ディス
ク上に記録する記録ヘッドと、 上記サーボ信号の記録領域にデータ領域とサーボ領域を
形成し、データ領域内の該サーボ信号を消去し、サーボ
領域内のサーボ信号のみ残す様に記録する記録再生ヘッ
ドとを具備した磁気ディスク装置に於いて、上記記録再
生ヘッドによって上記サーボ領域内へのサーボ信号の記
録時に上記サーボ信号の磁化反転パターンを周期的に変
更し得るパターン生成手段を設けて成ることを特徴とす
る磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23975291A JP3289289B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 磁気ディスクサーボ信号記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23975291A JP3289289B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 磁気ディスクサーボ信号記録方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0581772A true JPH0581772A (ja) | 1993-04-02 |
JP3289289B2 JP3289289B2 (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=17049401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23975291A Expired - Lifetime JP3289289B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 磁気ディスクサーボ信号記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3289289B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5903411A (en) * | 1995-02-14 | 1999-05-11 | Fujitsu Limited | Method for reliably positioning a head in a disk drive to a guard band area |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP23975291A patent/JP3289289B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5903411A (en) * | 1995-02-14 | 1999-05-11 | Fujitsu Limited | Method for reliably positioning a head in a disk drive to a guard band area |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3289289B2 (ja) | 2002-06-04 |
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