JP3021593B2 - 磁気ディスク装置及び磁気ディスクのトラッキング信号記録方法 - Google Patents

磁気ディスク装置及び磁気ディスクのトラッキング信号記録方法

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JP3021593B2 JP2262180A JP26218090A JP3021593B2 JP 3021593 B2 JP3021593 B2 JP 3021593B2 JP 2262180 A JP2262180 A JP 2262180A JP 26218090 A JP26218090 A JP 26218090A JP 3021593 B2 JP3021593 B2 JP 3021593B2
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばいわゆるハードディスク等の磁気デ
ィスクを扱う磁気ディスク装置及びその磁気ディスクの
トラッキング信号記録方法に関するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、ディスクから再生したトラッキング信号と
クロック信号との位相比較結果に基づいて、トラッキン
グ信号再生用のヘッドの正確な位置を検出すると共に、
この位置検出出力に応じてヘッド移動用のアクチュエー
タを制御する磁気ディスク装置を提供するものであり、
また、ディスク上のクロックトラックに基準信号を記録
し、再生された基準信号に基づいてトラッキング信号を
発生し、ヘッドをディスク半径方向に直線移動させてこ
のディスク上にトラッキング信号を記録することで、容
易にセクタサーボパターンを得ることができる磁気ディ
スクのトラッキング信号記録方法を提供するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来より、磁気ディスク、例えばいわゆるハードディ
スクでのセクタサーボにおいては、例えば、以下のよう
な手法が用いられている。すなわち、従来は、ディスク
に予め記録されたセクタサーボパターンを再生し、この
セクタサーボパターンの再生信号に基づくファイン位置
情報を検出し、該ファイン位置情報に応じたセクタサー
ボが行われている。ここで、上記セクタサーボパターン
としては、例えば、バースト信号をトラックセンタに対
して千鳥状に配置したパターンや、いわゆるトライビッ
ト或いはダイビットのような磁化反転のパターン等があ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、近年は、磁気ディスクにおいて高密度記録
を実現するため、例ば、高トラック密度化すなわち、1
インチ当たりのトラック数(TPI)を多くし、トラック
ピッチを狭くする高TPI化が進められている。例えば、
従来は1000TPIであったものを、3000TPIとするような高
TPI化が進められている。このように高TPI化するには、
磁気ヘッドギャップのトラック幅(ギャップトラック
幅)を小さくすることが必要となる。しかし、このギャ
ップトラック幅が小さくなると、記録時及び再生時にギ
ャップの両フリンジングの影響が大きくなってしまう。
この場合、セクタサーボパターンの再生信号に基づく上
記ファイン位置情報のリニアリティが悪くなり、セクタ
サーボ時のヘッドのズレ量がわかりにくくなる。
また、上述した従来のセクタサーボパターンに基づい
てファイン位置情報を得る方法では、1つのセクタサー
ボパターンの再生信号から得られる直線部分(ダイナミ
ックレンジ)は、上記ギャップトラック幅になる。一
方、トラックピッチと、ギャップトラック幅は、一般に
割り切れる関係にはないので、直線性が良く且つ連続な
ファイン位置情報が作りにくい。更に、トラック幅のバ
ラツキがファイン位置情報の誤差に与える影響は大き
く、このバラツキが大きいと、正確なセクタサーボが行
えなくなる。
また、更に、上記セクタサーボパターンを磁気ディス
クの記録領域に記録する(いわゆるサーボライトする)
ためには、ヘッドの精密位置決めを1トラックピッチ当
たりに何度も行う必要がある。上述のように、高TPI化
のディスクを作成するためのハードディスクドライブ
(すなわちトラック数の多いドライブ)では、上記サー
ボライトに要する時間が加速度的に増加するようにな
る。すなわち、例えば、上記バースト信号の千鳥状配置
のパターンの場合、ヘッド位置決めを1トラック当たり
2回行うようになるため、例えば1000トラックとすると
合計2000回のヘッド位置決めが必要となり、非常に長時
間が必要となる。したがって、このセクタサーボパター
ンが記録された磁気ディスクは、生産性が低く、コスト
も高いものである。
そこで、本発明は、上述のような実情に鑑みて提案さ
れたものであり、サーボライトが容易で、高TPI化して
も正確なファイン位置情報が得られ、しかも生産性が高
く、コストも安い磁気ディスクを供給することができる
磁気ディスク装置及びトラッキング信号記録方法を提供
することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の磁気ディスク装置は、上述した課題を解決す
るために、全てのトラックの少なくとも一部に記録され
且つ半径方向に放射状に揃った磁化反転を有するトラッ
キング信号と、クロックトラックに記録されたクロック
信号とを有するディスクと、上記クロックトラックから
上記クロック信号を再生する固定ヘッドと、上記ディス
クから上記トラッキング信号を再生する再生ヘッドと、
アームがアーム回転中心を中心に回転し、アーム有効長
と前記アーム回転中心から上記ディスクのスピンドル軸
までの距離とが等しい距離に配置され、前記アームの先
端に上記再生ヘッドを取り付けたロータリーアクチュエ
ータと、上記固定ヘッドにより再生された上記クロック
信号と上記再生ヘッドより再生されたトラッキング信号
との位相を比較する位相比較手段と、該位相比較手段の
出力により上記ディスクに対する上記再生ヘッドの位置
を検出するヘッド位置検出手段と、該ヘッド位置検出手
段の出力により上記アクチュエータを制御する制御手段
とを有する。
また、本発明の磁気ディスクのトラッキング信号記録
方法は、上述した課題を解決するために、ディスク上に
設けられたクロックトラックに基準信号を記録するステ
ップと、上記クロックトラックから上記基準信号を再生
するステップト、再生された上記基準信号に位相をロッ
クし、所定の周波数を有するトラッキング信号を発生す
るステップと、上記トラッキング信号を上記ディスクの
半径方向に一致するヘッドギャップを有する磁気ヘッド
により上記ディスク上に記録するステップと、上記磁気
ヘッドのギャップトラッキング幅をTw2、スピンドル回
転数をD[Hz]、上記磁気ヘッドの上記半径方向への移
動速度をvと記述したとき、上記磁気ヘッドを上記半径
方向に移動速度v<Tw2・Dで直線移動させる、又は、
上記ディスクの記録領域全面を塗りつぶすように上記磁
気ヘッドを上記半径方向に直線移動させるステップとか
らなり、上記トラッキング信号を上記ディスク上で上記
ディスクの中心を通る直線上にあり、且つ、等角度で並
ぶパターンの磁化反転を有するように記録するようにし
ている。
〔作用〕
本発明によれば、ディスク上のクロックトラックに基
準信号としてのクロック信号を記録し、このクロック信
号の再生信号に応じたトラッキング信号を、ディスク半
径方向に直線移動される磁気ヘッドを用いて記録するこ
とにより、このディスク上の磁化反転の直線は、ディス
ク半径方向に放射状に揃ったパターンとなる。このディ
スクにおいては、トラッキング信号とクロックトラック
上のクロック信号とが時間的に対応付けられて記録され
ることになるため、このクロック信号とトラッキング信
号の再生信号の位相を比較することで、再生ヘッドのア
ーム回転方向への移動量(ファイン位置情報)の検出が
可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明を適用した実施例について図面を参照し
たがら説明する。
第1図に示す本発明実施例の磁気ディスク装置は、全
てのトラックの少なくとも一部に記録され且つ半径方向
に放射状に揃った磁化反転を有するトラッキング信号ST
と、クロックトラックTCに記録されたクロック信号SC
を有するディスク2と、上記クロックトラックTCから上
記クロック信号SCを再生する固定ヘッド20と、上記ディ
スク2から上記トラッキング信号STを再生する再生ヘッ
ドとしての記録再生ヘッド30と、アームがアーム回転中
心CRを中心に図中β方向に回転し、アーム有効長と前記
アーム回転中心CRから上記ディスク2のスピンドル軸CS
までの距離とが等しい位置に配置され、前記アームの先
端に上記記録再生ヘッド30を取り付けたロータリーアク
チュエータ36と、上記固定ヘッド20により再生された上
記クロック信号SCと上記記録再生ヘッド30より再生され
たトラッキング信号STとの位相を比較する位相比較回路
37と、該位相比較回路37の出力により上記ディスク2に
対する上記記録再生ヘッド30の位置を検出するヘッド位
置検出回路38と、該ヘッド位置検出回路38の出力により
上記ロータリーアクチュエータ36を制御する制御手段で
ある駆動制御回路39とを有する磁気ディスク装置であ
る。なお、第1図は磁気ディスク装置の組立時、シャー
シ1に蓋をする前の状態である。
また、第2図のフローチャートに示すように、本発明
実施例の磁気ディスクのトラッキング信号記録方法は、
上記第1図の磁気ディスク装置に適用した場合、上記デ
ィスク2上に設けられたクロックトラックTCに上記固定
ヘッド20で基準信号(クロック信号SC)を記録するステ
ップS1と、上記固定ヘッド20で上記クロックトラックTC
から上記クロック信号SCを再生するステップS2と、再生
された上記クロック信号SCに位相ロックし、例えばトラ
ッキング信号発生回路18で所定の周波数を有するトラッ
キング信号STを発生するステップS3と、上記トラッキン
グ信号STを上記ディスク2の半径方向に一致するヘッド
ギャップを有するトラッキング信号記録用ヘッド10によ
り上記ディスク2上に記録するステップS4と、上記トラ
ッキング信号記録用ヘッド10のギャップトラッキング幅
をTw2、スピンドル回転数をD[Hz]、上記トラッキン
グ信号記録用ヘッド10の上記半径方向への移動速度をv
と記述したとき、上記トラッキング信号記録用ヘッド10
を上記半径方向に移動速度v<Tw2・Dで直線移動させ
る、又は、上記ディスク2の記録領域全面を塗りつぶす
ように上記トラッキング信号記録用ヘッド10を上記半径
方向に直線移動させるステップS5とからなり、上記トラ
ッキング信号STを上記ディスク2上で上記ディスクの中
心を通る直線上にあり、且つ、等角度で並ぶパターンの
磁化反転を有するように記録する磁気ディスクのトラッ
キング信号記録方法である。
第1図に示す本実施例の磁気ディスク装置での各部の
動作を、上記本実施例のトラッキング信号記録方法を適
用して順に説明する。
先ず、上記ディスク2は、スピンドルモータ等により
スピンドル軸CSを回転中心として図中矢印β方向に定常
回転される。この定常回転に入った後、該ディスク2に
は、上記固定ヘッド20によって上記基準信号(例えば単
一周波数の信号)であるクロック信号SCが記録される
(ステップS1)。この時、当該クロック信号SCは、該デ
ィスク2の記録領域の最外周又は最内周に一周分記録さ
れる。このクロック信号SCの記録されたトラックが上記
クロックトラックTCとなる。なお、該クロックトラック
TCは、一旦、上記クロック信号SCが記録された後は、再
生専用のトラックとされる。また、上記固定ヘッド20は
支持部材24により支持されている。
その後、上記のようにクロック信号SCが記録されたク
ロックトラックTCからは、上記固定ヘッド20によって、
クロック信号SCが再生される(ステップS2)。ここで、
該固定ヘッド20の後段には、順に、クロック信号SC(磁
化反転パターンの再生信号)の増幅用のヘッドアンプ2
5、再生クロック信号SCのピーク検出用のピーク検出回
路26、及び必要に応じて該ピーク検出回路26の出力(ピ
ーク出力)の位相を揃えるPLL(フェーズ・ロック・ル
ープ)回路27が接続されている。上記再生されたクロッ
ク信号SCは、上記ディスク2上のクロックトラックTCか
ら得られているので、当該ディスク2の回転に完全に同
期した信号となる。
次に、上記固定ヘッド20から再生されたクロック信号
SCは、上記ヘッドアンプ25,ピーク検出回路26,PLL回路2
7を介して、上記直動ステージ付アクチュエータ16に配
されたトラッキング信号記録用ヘッド10に送られる。こ
こで、上記クロック信号SCは、上記トラッキング信号記
録用ヘッド10に送られる前に、例えば上記トラッキング
信号発生回路18に送られる。該トラッキング信号発生回
路18は、上記供給されたクロック信号SCに位相ロックし
た所定の周波数(周波数f0)のトラッキング信号STを発
生する(ステップS3)ものである。該トラッキング信号
発生回路18からのトラッキング信号STは、ライトアンプ
17で増幅された後、上記トラッキング信号記録用ヘッド
10に送られる。なお、上記ライトアンプ17に供給される
信号は、上記再生されたクロック信号SCそのものとする
こともできる。
また、上記トラッキング信号記録用ヘッド10は、支持
部材14を介して上記直動ステージ付アクチュエータ16の
可動アーム15に固定されている。該直動ステージ付アク
チュエータ16は、上記ディスク2の半径方向に直線的に
上記トラッキング信号記録用ヘッド10を移動させるため
のアクチュエータである。更に、該アクチュエータ16
は、上記ディスク2の記録領域の少なくとも最内周から
最外周(ただし上記クロックトラックTCは含まない)ま
で、上記トラッキング信号記録用ヘッド10を、半径方向
に移動させることのできるものである。ここで、上記ト
ラッキング信号記録用ヘッド10のギャップトラック幅T
W2の方向は、上記アクチュエータ16の移動方向(ディス
ク2の半径方向)と平行で、且つ、ギャップを含む直線
が、上記スピンドル軸CSを通る直線(スピンドル中心
線)と交わるように配されている。また、上記トラッキ
ング信号記録用ヘッド10のギャップトラック幅TW2は、
データ用のトラック幅,トラックピッチとは無関係に選
ばれるものである。この時、上記トラッキング信号記録
用ヘッド10を、当該アクチュエータ16によって直線移動
させることにより、上記ディスク2の記録領域全面を塗
りつぶすように(上記クロックトラックTCは除く)、上
記トラッキング信号STが記録される(ステップS4及びS
5)。具体的には、例えば、上記トラッキング信号記録
用ヘッド10をディスク2の記録領域の最内周に位置さ
せ、上記トラッキング信号STを書き込むようにし(ライ
トモードとする)、このライトモードの状態で、上記ア
クチュエータ16により該ヘッド10をゆっくりディスク2
の外周方向へ移動させていく。これにより、ディスク2
の全周(記録領域全面)に上記トラッキング信号STが記
録される。なお、上記トラッキング信号記録用ヘッド10
の移動速度vと、該ヘッド10のギャップトラック幅TW2
及びスピンドル回転数D(Hz)との関係は、 v<TW2・D とされる。すなわち、この条件を満足することで、上記
トラッキング信号STをディスク2の記録領域全面へ記録
することができるようになる。
上述のようにしてディスク2の記録領域全面にトラッ
キング信号STを記録することで、すなわち換言すれば、
上記トラッキング信号STを、上記ディスク2上で上記半
径方向に放射状に揃った磁化反転を有するように記録す
ることで、第3図に示すように、磁化反転領域が全トラ
ックにわたって連続し、ラジアルに並んだ(各磁化反転
を含む直線Mがスピンドル軸CSを通る)パターンが得ら
れるようになる。
上記第3図のように、クロックトラックTCにクロック
信号SCが記録され他の記録領域に半径方向に放射状に揃
った磁化反転を有するトラッキング信号STが記録された
ディスク2を用い、本実施例の磁気ディスク装置による
セクタサーボのファイン位置情報の検出が行われる。
すなわち、ディスク2上に記録された上記トラッキン
グ信号STは、上記記録再生ヘッド30によって読み取られ
る。ただし、本実施例装置の上記記録再生ヘッド30は、
上記トラッキング信号STの再生のみならず、他のデータ
の記録再生も行うことのできるものである。該記録再生
ヘッド30は、第4図に示すように、スライダ31と、ギャ
ップトラック幅TWのギャップGを有する磁気ヘッド32と
からなり、当該スライダ31が支持部材34に支持されてい
る。該ギャップGは、ギャップトラック幅TW方向が、第
4図中の上記支持部材の中心線LSに対して直交する方向
に配置され、更にディスク2面に対して平行に位置する
ようになっている。この支持部材34が、上記ロータリー
アクチュエータ36のアームの先端に取り付けられてい
る。
また、第5図に示すように、上記ロータリーアクチュ
エータ36は、そのアームがアーム回動中心CRを中心とし
て回転するものであり、この回転に伴い、上記記録再生
ヘッド30がディスク2の記録面上を移動するようにな
る。更に、ディスク2の内周から外周全域でのヘッドス
キュー角を減らすため、該記録再生ヘッド30は、上記ロ
ータリーアクチュエータ36のアーム回動中心CRを通り該
記録再生ヘッド30を通る線LRに対して、ベント角θ
有する配置となるように、当該アクチュエータ36に取り
付けられている。
更に、上記ロータリーアクチュエータ36においては、
アーム有効長bと、アーム回動中心CRからスピンドル軸
CSまでの距離(アーム軸・スピンドル軸間距離)aとの
関係は、 a=b となるように配されている。なお、a=bとする必然性
に関しては後述する。
ここで、上述のようにアーム有効長bとアーム軸・ス
ピンドル軸間距離a、すなわち、アームの位置と長さが
定められることで、アームを例えば外周側に回転させる
と、上記記録再生ヘッド30は、単にディスク2上のトラ
ックを横切るだけでなく、ディスク2の回転方向βに対
して上流側に移動することがわかる。すなわち、本実施
例装置においては、このような記録再生ヘッド30の該上
流側への移動に注目し、トラッキング信号STの磁化反転
パターンの再生出力から得られるパルス列と、上記固定
ヘッド20から得られるクロック信号SC(基準クロックパ
ルス列)との位相を比較し、その比較出力をファイン位
置情報として用いるようにしている。
上述のようなファイン位置情報検出の動作を以下に述
べる。なお、説明を簡略化するため、上記トラッキング
信号STの再生パルス列と、基準クロックパルス列との間
隔が、例えば、1パルス間隔分だけずれる上記ヘッド30
の移動量を、1トラックピッチTPに等しくした場合につ
いて説明する。
第6図にはディスク2の内周部における1トラックピ
ッチTP分のギャップGの移動量(等角度ピッチ)を示
し、第7図にはディスク2の外周部における1トラック
ピッチTP分のギャップGの移動量を、第8図には第6図
或いは第7図をより一般化した拡大図を、第9図には第
8図を更に模式化して1トラックピッチTP内のギャップ
Gの移動の状況を示す。
第6図及び第7図において、第6図の磁化反転を示す
線Mは、ディスク2の内周部であるため、第7図の磁化
反転を示す線Mによりも、角線M間の幅が狭くなってい
る。また、これら線Mは、内周側ほど間隔が狭まってい
る。更に、ギャップGが、磁化反転の線Mに対してとる
角度は、第7図の外周部の方が大きくなっている。この
時、ディスク2が回転方向βに回転することにより、磁
化反転の線Mが、ギャップGを通過していくことにな
り、この磁化反転のパターンが読み取られるようにな
る。なお、第6図,第7図中の線LDは、ロータリーアク
チュエータ36のアームの回転に伴ってギャップGの中心
が辿る軌跡(すなわちアーム回転方向と等しい)であ
る。
ここで、上記磁化反転の線Mにおける磁化の向きは、
第8図に示すように、+と−が交互に配列されたものと
なっている。また、上記ギャップGのギャップトラック
幅TW方向と、該ギャップGの中心が辿る軌跡LD(アーム
回転方向と同じ)とは、上記ベント角θ、すなわちギ
ャップGの中心及びアーム回動中心CRを結ぶ線LDと、ギ
ャップGの中心を通り該ギャップGと直交する線LG(前
記LSに平行)との角θをなしている。更に、ギャップ
Gの中心を通る上記軌跡LDの円の接線と、上記磁化反転
の線Mのなす角θは、アームスキュー角となってい
る。
また、第9図には、上記ギャップGが1トラックピッ
チTP内で、上記軌跡LD(すなわちアーム回転方向)に沿
って移動した場合のギャップGの位置を、例えば、任意
の4つの位置で示している。すなわち、各位置でのギャ
ップGをギャップG1,G2,G3,G4としている。この場合、
ギャップG1での位置を基準とすると、ギャップG2の移動
量は図中g12,g22で示す量となり、ギャップG3の移動量
は図中g13,g23で示す量、ギャップG4の移動量は図中
g14,g24で示す量となる。なお、図中TWはトラック幅す
なわち前記ギャップトラック幅TWであり、TPはトラック
ピッチである。
更に、第10図は、第9図での各ギャップG1,G2,G3,G4
の各位置において、上記磁化反転のパターンから得られ
るパルス列が、基準クロックパルス(クロック信号SC
に対してどのような時間(位相)関係にあるかを示して
いる。すなわち、基準クロックパルス(SC)から各ギャ
ップG1,G2,G3,G4位置での上記磁化反転の再生パルスま
での時間は、上記ギャップG1で0とすれば、ギャップG2
では時間t2となり、ギャップG3では時間t3、ギャップG4
では時間t4となる。
したがって、上記基準クロックパルス(クロック信号
SC)から、各ギャップG1,G2,G3,G4位置での磁化反転の
再生パルスまでの時間をΔtとした場合、基準クロック
パルス(SC)のパルス間隔をt0(Δtの最大値=クロッ
ク間隔)とすれば、トラックピッチTP間で、再生パルス
が得られる時間は、第11図のようになる。すなわち、例
えば、n−1,n,n+1のトラックにおいて、1トラック
ピッチTP間をギャップGが移動することで、基準クロッ
クパルス(SC)から各位置での再生パルスまでの時間
は、1トラックピッチTP内で連続的に増加する時間とな
る。
このようなことから、上記Δtを実際に計測すれば、
上記トラッキング信号STが記録された記録領域内で、該
Δtの例えば平均値に比例したファイン位置情報が得ら
れるようになる。
このΔtの計測は、具体的には、第12図に示すような
回路構成を用いれば可能である。すなわちこの第12図の
回路は、前述の第1図に示した位相比較回路37及びヘッ
ド位置検出回路38の具体的な構成である。また、第13図
には、第12図の回路の各部の出力波形を示す。
第12図において、端子101には、上記記録再生ヘッド3
0からのディスク2上の磁化反転を読み取ったパルス信
号(サーボパルスA、第13図)が供給される。また、端
子102には、上記固定ヘッド20からの基準クロックパル
スB(第13図)が供給される。上記サーボパルスAは、
RS−フリップフロップ111のリセット端子Rに供給さ
れ、上記基準クロックパルスBはセット端子Sに供給さ
れる。このRS−フリップフロップ111の出力パルスD
(第13図)は、基準クロックパルスBの例えば立ち上が
りから上記サーボパルスAの例えば立ち上がりまでの時
間、例えば"H"レベルとなる。すなわち、当該RS−フリ
ップフロップ111では、上記基準クロックパルスBから
上記サーボパルスAまでの時間の比較、換言すれば、基
準クロックパルスBとサーボパルスAの位相比較が行わ
れる。したがって、このRS−フリップフロップ111は、
第1図の位相比較回路37として動作している。該RS−フ
リップフロップ111の出力パルスDは、積分器112に送ら
れる。当該積分器112で上記出力パルスDの積分処理を
行うことで、該積分器112の出力は第13図の積分出力E
のようになる。すなわち、この積分器112の積分出力E
は、上述した第11図で示した移動量とΔtの関係のよう
に、積分出力Eのレベルと、上記出力パルスDのパルス
数すなわちサーボパルスのパルス数とが関係付けられて
いる。換言すれば、サーボパルスのパルス数は、上記記
録再生ヘッド30の移動量を示し、したがって、上記積分
出力Eと記録再生ヘッド30の移動量すなわちファイン位
置情報とが関連付けられる。当該ファイン位置情報を、
基準クロックパルスBとサーボパルスAとの位相差(時
間差)として検出している。この第12図の回路の当該積
分器112が、第1図のヘッド位置検出回路38として動作
している。
上述のようなことから、当該積分器112の出力を、第
1図の駆動制御回路39に供給し、該駆動制御回路39の出
力に基づいて、上記ロータリーアクチュエータ36のアー
ム回転用モータ等を駆動させることで、後述するように
セクタサーボが可能となる。
ところで、上記ディスク2でのセクタサーボを行う場
合、上述したように、記録領域全面にトラッキング信号
STを記録したディスク2を用い、上記ロータリーアクチ
ュエータ36と連動する他のロータリーアクチュエータ
で、他のディスク(或いはディスク2の裏面)のセクタ
サーボを行うことができる。また、本実施例でのディス
ク2の記録領域に、データ記録用のデータゾーンと、上
記トラッキング信号STが記録されたサーボゾーンとを設
けるようにして、このサーボゾーンを用いてセクタサー
ボを行うようにすることも可能である。
このようにサーボゾーンとデータゾーンとを設ける場
合、例えば第14図に示すように、サーボゾーンZSが一定
時間間隔で並び、その間の記録領域をデータゾーンZD
することができる。このような、サーボゾーンZS,デー
タゾーンZDをディスク2上に形成するには、例えば、予
め記録領域全面に上記トラッキング信号STを記録したデ
ィスク2に対し、上記データドーンZDの期間だけ記録デ
ータをオーバライトするようにしたり、或いは、該デー
タゾーンZDの期間だけ上記予め記録されたトラッキング
信号STを消去するようにする。
ここで、上述したサーボゾーンZSとデータゾーンZD
を有するディスク2を用いる場合、前述の第12図の回路
には、端子103にサーボゾーンZSのみを示すサーボゾー
ンパルスC(第13図)を供給する。該サーボゾーンパル
スCは、遅延器115とORゲート116を介することにより、
第13図のパルスFとされる。このパルスFの例えば立ち
下がりを、上記積分器112のリセット入力とすること
で、該積分器112の積分出力Eがリセットされるように
なり、したがって、上記サーボゾーンZSのみで上記記録
再生ヘッド30の移動量が検出されるようになる。上記積
分器112の出力は、更にサンプルホールド回路113を介
し、アナログ/ディジタル変換(A/D変換)器114を介し
て出力端子105から出力される。なお、該サンプルホー
ルド回路113にも、上記サーボゾーンパルスCがリセッ
ト入力として供給されることで、当該サンプルホールド
回路113の出力パルスは、第13図のS/となる。この出
力端子105からの出力が、上記駆動制御回路39に送られ
る。
上述したように、本実施例の磁気ディスク装置によれ
ば、ディスク2から再生したトラッキング信号STの磁化
反転のパターンのパルスと、クロック信号SCの基準クロ
ックパルスとを位相比較回路37で位相比較した結果に基
づいて、位置検出回路38でトラッキング信号再生用のヘ
ッドである記録再生ヘッド30の位置を検出することで、
正確で安全にリニアなファイン位置情報を求めることが
でき、したがって、このファイン位置情報に応じて該記
録再生ヘッド30の移動用のロータリーアクチュエータ36
のスピンドルモータを制御することで、正確なセクタサ
ーボを行うことが可能となる。
また、本実施例の磁気ディスクのトラッキング信号記
録方法によれば、ディスク上のクロックトラックTCに基
準信号としてのクロック信号SCを記録し、再生されたク
ロック信号SCに基づいてトラッキング信号STを発生し、
磁気ヘッドを半径方向に直線移動させてトラッキング信
号STをディスク上に記録することで、精密なヘッド位置
決めが不要で短時間にトラッキング信号ST(セクタサー
ボパターン)を記録することができるようになる。更
に、フォーマッティングの精度を高くすることができ、
セクタサーボの不感帯をなくすこともできる。
以下、前述したように、アーム有効長bと、アーム軸
・スピンドル軸間距離aとを、a=bとする必然性に関
して述べる。
本発明実施例において、前述のトラックピッチTPは、
上記ディスク2の記録領域の内周から外周にわたり、一
定(等トラックピッチ)である必要がある。当該等トラ
ックピッチとは、「1トラックピッチTP移動する時の、
上記ロータリーアクチュエータ36のアーム回転角度が、
どこのトラックにおいても一定である。」ということで
ある。ところが、ディスク2のラジアル方向でみると、
前述した第6図,第7図及び第8図からわかるように、
ディスク2の内周側と外周側とでは、ギャップGの前記
ベント角θが異なるため、正確には等トラックピッチ
になっていていない。ただし、トラック幅(ギャップト
ラック幅TW)とトラップピッチTPの比(TW/TP)は、一
定になる。このように、トラックピッチTPを略一定にす
る目的は、ガードバンド幅をトラックによらず安定化さ
せることであり、該ガードバンド幅は、ヘッドのトラッ
ク幅のバラツキを吸収する等の目的で設けられるもので
ある。したがって、等トラックピッチ化することは合理
的である。
ここで、上記ロータリーアクチュエータ36において、
1トラック分のアーム回転角度が、内周から外周で一定
になるための条件を以下に計算する。
サーボパターンは、磁化反転がディスク2の中心(ス
ピンドル軸CS)を通る直線上にあり、かつ、等角度で並
ぶパターンである。したがって、このサーボパターン
(磁化反転の線M)から得られるパルス間隔に対応する
ディスク2上での距離hは、スピンドル軸CSからギャッ
プGまでのトラック半径rに比例している。すなわち第
15図に示すように、該距離hを、 h=k1・r ……(1) とおく。ただし、k1は定数である。ここで、ロータリー
アクチュエータ36のアームが、アーム回動中心CRを中心
として1トラック分の角度Δθだけ回転した時、上記
記録再生ヘッド30が移動する距離をdとすると、 k1・r=dsinθ sinθ=(k1/d)・r ……(2) となり、dが一定となる。すなわち、sinθがディスク
2の半径に比例する。
ここで、第16図に示すように、スピンドル軸CSの座標
を(0,0)、ロータリーアクチュエータ36のアーム回動
中心CRの座標を(0,a)、トラック半径をr、スピンド
ル軸CSからアーム回動中心CRの軸間距離をa、アーム有
効長をbとする。これらの条件の下で、トラッキングス
キュー角が0になるようなオフセット角をθとし、記録
再生ヘッド30の位置の座標を(x0,y0)、スピンドル軸C
Sから記録再生ヘッド30の位置に向かう単位ベクトルをP
1、アーム回動中心CRから記録再生ヘッド30の位置に向
かう単位ベクトルをP2とすると、 P1=(x0/r,y0/r) ……(3) P2=(x0/b,(y0−a)/b) ……(4) となる。この(3),(4)式のP1とP2の内積をとる
と、 P1・P2=1・1・cos((π/2)−θ)=sinθ ……(5) となる。一方、(3),(4)式より P1・P2=(x0/r)・(x0/b)+(y0/r)・((y0−a)/b) =(1/rb)(x0 2+y0 2−ay0) ……(6) となる。ここで、交点の座標が(x0,y0)であるから、 となる。この(7)式+(8)式より、 2x0 2+2y0 2−2ay0+a2=r2+b2 x0 2+y0 2−ay0=(r2+b2−a2)/2 ……(9) となる。この(9)式に上記(6)式を代入すると、 P1・P2=(r2+b2−a2)/2rb ……(10) となり、この(10)式を上記(5)式に代入すると、 sinθ=(r2+b2−a2)/2rb θ=sin-1[(r2+b2−a2)/2rb] ……(11) が得られる。
すなわち、上記(11)式より、 sinθ=(1/2rb)・(r2+b2−a2) =(r/2b)+(b2−a2)/2rb ……(12) この(12)式に上記(2)式を代入すると、 (k1/d)・r=(r/2b)+(b2−a2)/2rb (k1/d)=(1/2b)+(b2−a2)/2r2b ……(3) ここで、rによらずにdが一定となるためには、右辺第
2項が0、すなわち、 a=b となる。
〔発明の効果〕
本発明の磁気ディスク装置においては、ディスクから
再生したトラッキング信号とクロック信号との位相比較
結果に基づいて、トラッキング信号再生用ヘッドが取り
付けられたロータリーアクチュエータのアーム回転方向
への移動量を検出することで、このヘッドの正確なファ
イン位置情報を検出することができ、このファイン位置
情報に応じてヘッド移動用のアクチュエータを制御する
ことで、正確なセクタサーボが行えるようになる。ま
た、本発明の磁気ディスクのトラッキング信号記録方法
によれば、ディスク上のクロックトラックに基準信号を
記録し、再生された基準信号に基づいてトラッキング信
号を発生し、磁気ヘッドをディスク半径方向に移動速度
v<Tw2・Dで直線移動させる、又は、上記ディスクの
記録領域全面を塗りつぶすように磁気ヘッドをディスク
半径方向に直線移動させて、トラッキング信号をディス
ク上でディスクの中心を通る直線上にあり、且つ、等角
度で並ぶパターンの磁化反転を有するように記録するこ
とで、簡単かつ短時間にトラッキング信号を記録するこ
とができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の磁気ディスク装置の概略構成を示す
図、第2図は本実施例のトラッキング信号記録方法のフ
ローチャート、第3図は本実施例のトラッキング信号記
録方法によってトラッキング信号が記録されたディスク
の正面図、第4図は記録再生ヘッドの外観図、第5図は
ディスクとロータリーアクチュエータとの関係を説明す
るための説明図、第6図はディスク内周部での1トラッ
クピッチ分のギャップ移動量を模試的に示す模試図、第
7図はディスク外周部での1トラックピッチ分のギャッ
プ移動量を模式的に示す模式図、第8図は第6図,第7
図を拡大してより一般化した拡大図、第9図は第8図を
更に模式化して1トラックピッチ内のギャップの移動状
況を説明するための模式図、第10図は第9図の各位置の
ギャップによる磁化反転パターンの再生パルス列を示す
タイミングチャート、第11図はギャップからの再生パル
スの時間と1トラックピッチ内のヘッド位置との関係を
説明するための図、第12図は位相比較回路と位置検出回
路の具体的な回路構成を示すブロック回路図、第13図は
第12図に示す回路の各部のタイミングチャート、第14図
はサーボゾーン,データゾーンを示す図、第15図はサー
ボパターンから得られるパルス間隔に対応するディスク
上での距離を説明するための図、第16図はアーム有効長
とアーム軸・スピンドル軸間距離とを等しくする必然性
を説明するための図である。 2……ディスク 10……トラッキング信号記録用ヘッド 16……直動ステージ付アクチュエータ 18……トラッキング信号発生回路 20……固定ヘッド 30……記録再生ヘッド 36……ロータリーアクチュエータ 37……位相比較回路 38……ヘッド位置検出回路 39……駆動制御回路 TC……クロックトラック SC……クロック信号 ST……トラッキング信号

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全てのトラックの少なくとも一部に記録さ
    れ且つ半径方向に放射状に揃った磁化反転を有するトラ
    ンキング信号と、クロックトラックに記録されたクロッ
    ク信号とを有するディスクと、 上記クロックトラックから上記クロック信号を再生する
    固定ヘッドと、 上記ディスクから上記トラッキング信号を再生する再生
    ヘッドと、 アームがアーム回転中心を中心に回転し、アーム有効長
    と前記アーム回転中心から上記ディスクのスピンドル軸
    までの距離とが等しい位置に配置され、前記アームの先
    端に上記再生ヘッドを取り付けたロータリーアクチュエ
    ータと、 上記固定ヘッドにより再生された上記クロック信号と上
    記再生ヘッドより再生されたトラッキング信号との位相
    を比較する位相比較手段と、 該位相比較手段の出力により上記ディスクに対する上記
    再生ヘッドの位置を検出するヘッド位置検出手段と、 該ヘッド位置検出手段の出力により上記アクチュエータ
    を制御する制御手段とを有することを特徴とする磁気デ
    ィスク装置。
  2. 【請求項2】ディスク上に設けられたクロックトラック
    に基準信号を記録するステップと、上記クロックトラッ
    クから上記基準信号を再生するステップと、 再生された上記基準信号に位相をロックし、所定の周波
    数を有するトラッキング信号を発生するステップと、 上記トラッキング信号を上記ディスクの半径方向に一致
    するヘッドギャップを有する磁気ヘッドにより上記ディ
    スク上に記録するステップと、 上記磁気ヘッドのギャップトラッキング幅をTw2、スピ
    ンドル回転数をD[Hz]、上記磁気ヘッドの上記半径方
    向への移動速度をvと記述したとき、上記磁気ヘッドを
    上記半径方向に移動速度v<Tw2・Dで直線移動させ
    る、又は、上記ディスクの記録領域全面を塗りつぶすよ
    うに上記磁気ヘッドを上記半径方向に直線移動させるス
    テップとからなり、 上記トラッキング信号を上記ディスク上で上記ディスク
    の中心を通る直線上にあり、且つ、等角度で並ぶパター
    ンの磁化反転を有するように記録することを特徴とする
    磁気ディスクのトラッキング信号記録方法。
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