JP4074161B2 - ディスクのサーボパターン書き込み方法 - Google Patents

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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はディスクのサーボパターン書き込み方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在大容量のディスク装置としては、ハード・ディスク・ドライブ(略してHDD)が主流である。図6はHDDの分解図である。以下の従来技術の説明は、「ハード・ディスク装置の構造と応用(著者 岡村 博司).CQ出版」を利用している。図において、1は基台、2は回路基盤、3は記憶媒体としてのディスク、4は基台1に取り付けられ、ディスク3を回転させるスピンドルモータである。ディスク3は図に示すように複数枚設けられるのが普通である。それに応じて、ヘッドも複数設けられている。
【0003】
5はヘッド、6はヘッド5を保持するヘッド・スタック・アッセンブリ、7はマグネット、8はトップヨーク、9はボトムヨークである。マグネット7、トップヨーク8、ヘッド・スタック・アッセンブリ6及びボトムヨーク9とでボイス・コイル・モータ(VCM)10を構成している。
【0004】
図7はディスクの各領域の説明図である。図6と同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、3はディスク、15はディスク3上に形成されたトラック、16はトラックを複数の領域に分割した時の領域(セクタ)、17はヘッド位置決め用のサーボパターンが書き込まれたサーボパターン領域、18はシリンダである。
【0005】
図8はサーボデータの説明図である。図6、図7と同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、20はサーボデータである。該サーボデータは、次の情報を持っている。
▲1▼トラックデータ
トラック番号が書き込まれている。
▲2▼セクタデータ
セクタ番号が書き込まれている。
1つのトラックは幾つかのデータ領域に分かれており、この1つの領域をセクタと呼ぶ。セクタ番号は、トラック上の何番目の領域かを示す値である。
▲3▼バースト信号
この信号の振幅からトラックの中心とヘッド位置の相対的な位置を計算することができる。バースト信号は、トラックに対するヘッドの相対的位置情報を持っている。なお、バースト信号はサーボ信号の一部である。
【0006】
図において、21はトラック間隔、5はヘッド、16はセクタ、22はユーザデータである。
サーボデータを正確に読み取るためには、トラックの中心をヘッド5にトレースさせる必要がある。この位置制御を実現するには、トラックの中心位置とヘッド位置の相対的な距離情報が必要である。これは、図9に示すようなサーボバーストA〜Dの振幅を利用すると得られる。図9はサーボデータに含まれるバースト信号とヘッドの位置関係を示す図である。図はヘッドとトラックの相対位置とバースト信号から得られる再生信号の振幅の関係を示している。
【0007】
ヘッドがトラック上を通過すると、バースト信号に対応する信号が再生される。つまり、バーストAからの信号が再生された後、バーストBからの信号が再生される。バーストAとバーストBから得られる再生信号の振幅が等しければヘッドはトラックの中心を通過していることになる。
【0008】
実際のシステムでは、バーストA〜Dの各信号のタイミングでピークホールドした再生信号をA/D変換器でディジタルデータに変換して読み取る。マイクロコンピュータは、ヘッドの位置ずれを次式で計算する。ヘッドの位置ずれΔxは次式で表される。
【0009】
Δx=(VA−VB)/(VA+VB)
ここで、VAはバーストAの信号振幅、VBはバーストBの信号振幅である。実際の位置検出には、AとBだけではなく、CとDのバースト信号も利用する場合がある。バーストCとDはバーストAとBに対して90°の位相差がある。
【0010】
HDDでは、サーボ情報を参照することにより、目的とするトラックヘッダにヘッドを位置決めすることが可能となる。サーボ情報自体は、STW(サーボ・トラック・ライタ)と呼ばれる製造設備によってトラックピッチに合わせたサーボデータを書き込むためのヘッドの送りピッチと、書き込み位置をコントロールして情報の書き込みを行なう。この書き込みは、HDD製造時の初期の段階で行なわれる。
【0011】
図10はSTWのパターンの説明図である。A相〜D相までのバーストパターンが規則正しく書き込まれている。STWは、サーボデータを記憶媒体(ディスク)の半径方向に隙間なくつなぎ合わせて書き込むようになっている。
【0012】
図11はSTW装置の概念図である。ディスク3とヘッド5からなるHDD装置に対して、STW装置30のプッシュピン31によりヘッド5を図の矢印で示す半径方向の所定の位置に位置決めし、位置信号を書き込むようになっている。
【0013】
図12はSTW装置によって書き込まれる位置信号(バーストパターン)例を示す図である。図の左側はA相〜D相のバーストパターンを、右側は各相におけるヘッドの読み込み値のトラック方向の増減を示している。図中上方向はトラック方向、右方向は円周方向を示す。トラック(trk)番号は、0000と0001の2つを示す。ヘッドの読み出し方向は、図中上から下に向いた方向である。A相〜D相の読み込み値は、その設けられた配置上を読み出しヘッドが読み出すことにより、パターンの真上を読み込んだ時が最も大きく、ヘッドが離れるにつれて小さくなる。
【0014】
本例では、バーストパターンがA相〜D相の4相あり、この4相からPosN、PosQの2つの位置信号を生成する。PosNはA相からB相を引いた値であり、PosQはC相からD相を引いた値である。STW終了後は、この信号を元にヘッドをトラック中心に位置決めする(図中trk0000ではPosQを、トラック0001ではPosNを用いる)。
【0015】
図13はバーストパターンの書き込み手順の一例を示す図である。図において、40は書き込みヘッド(ライトヘッド)である。▲1▼では、A相、C相を書き、D相の余りを消す。▲2▼では、C相、B相を書き、A相の余りを消す。▲3▼では、B相、D相を書き、C相の余りを消す。図に示すように、プッシュピン31でトラック方向に1/3トラックずつ送りながらバーストパターンを書いていく。
【0016】
次に、セルフSTW方式について説明する。近年、トラックピッチの縮小に伴い、STW装置自体の位置決め精度の限界により、隣接トラック同士の間隔を正確に保つことが次第に困難になってきている(図9に示す例では、トラック間隔が0.5μmとなっている)。また、STW自体も非常に高価な装置(数千万/台)であり、トラック密度、出荷台数に比例して増大する書き込み時間に対応するために装置台数そのものを増やさざるを得ず、製造コストの増大も無視できないレベルにある。
【0017】
このような背景の下に、高価なSTW装置を用いずにSTWする方式としてセルフSTW方式が提案されている。セルフSTW方式は、例えば特開平8−255448号や、特表平10−504128号にあるように、プッシュピンを用いずに自らの読み出しヘッドでバーストデータを読んで位置決め信号を検出し位置決めしつつ書き込みヘッドで隣のトラックのバーストパターンを書き込む方式である。
【0018】
この方式によれば、STW装置を用いずにインナーからアウタへ、もしくはアウタからインナーへパターンを書き継ぐことができる。しかしながら、これらの実施例は現在の主流であるMRヘッドの特徴である読み出しヘッド(リードヘッド)と書き込みヘッド(ライトヘッド)については言及されていない。ここで、MRヘッドとは、磁性体に磁界が加わった時に、抵抗値が変化する磁気抵抗効果(Magneto Registive)を用いたヘッドのことである。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
前述したセルフSTW方式の問題点について説明する。ヘッド素子の構成例を図14に、寸法例を図15に示す。図14において、40は書き込みヘッド、41は読み出しヘッドである。Wcwは書き込みヘッド40の長さ、Rcwは読み出しヘッド41の長さ、PLLは書き込みヘッド40の端と読み出しヘッド41の端間の長さ、RWosは書き込みヘッド40の中心と読み出しヘッド41の中心間の長さである。
【0020】
図15より明らかなように、インチあたりのトラック数(TPI)は33000、トラックピッチTPは0.77μm、Wcwは0.68μm、PLLは4.50μm、Rcwは0.62μm、RWosは0.60μmである。RWosが存在すると、例えばバーストパターンをアウタからインナーに書き継ぐ場合、書き込みヘッド40が読み出しヘッド41よりもアウタ側にあった場合には、インナー方向に書き進むことができない。例えば、外周(アウタ)から内周(インナー)へ書き進む場合、外周側のパターンを読み出しヘッドによって読み取り、これを足がかりにして内周側に新しいパターンを書き込みヘッドで書き込むため、書き込みヘッドが読み出しヘッドよりもアウタ側にある場合、先ずパターンを読んで書き進むということができないからである。
【0021】
また、図16に示すように、ヘッドの半径位置によってヘッド中心線トラックのなす角(yaw角)が変動するため、RWosも変動し、この場合、インナー領域では書き継ぎ可能であるが、アウタ領域では、インナー方向に書き進めることができない。図16において、3はディスク、45はヘッドが取り付けられたアームである。(a)はディスクを、(b)はヘッドの様子を示している。
【0022】
この問題に対し、初めからRWosを十分大きくとることも考えられる。その理由は、読み出しヘッドからみた書き込みヘッドの内周方向へのオフセット具合をRWosと呼んでいるので、RWosがある程度大きくないと書き進めないからである。しかし、RWosはデータを読み書きする時の停止位置の差でもあり、RWosが大きいことは、HDD全体の読み書きのスピード低減につながるため、通常インナー/アウタでRWosの絶対値が等しくなるようにヘッド素子は取り付けられている。従って、インナー/アウタ領域において、必ず書き継ぎ方向と逆方向のRWosが存在することになる。
【0023】
図16に示すように、ディスクの内周と外周でyaw角が変化するため、RWosも変化する。この場合において、RWosが大きいとデータの読み/書きの切り替えに時間がかかるため、ハードディスクの性能からいうと、本来はRWosが小さい方が好ましい。しかしながら、この場合、RWosの絶対値が重要であり、内周から外周までヘッドを動かした時に、RWosの絶対値が最も小さくなるように、つまり中央の周あたりでRWosが0、外周で−の最大値、内周で+の最大値になる取り付け方が理想的である。従って、少なくとも外周では、必ず書き継ぎ方向と逆方向のRWosが存在することになる。
【0024】
図17はWedgeの限界値の説明図である。ここで、Wedgeとは、読み出しヘッド41の中心から書き込みヘッド40のエッジまでの長さをいう。従来の単一のパターンを用いた書き継ぎでは、図17に示すように、
Wedge≧1/6トラック
が必要条件であった。
【0025】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、外部の位置決め手段を用いずに、読み出しヘッドと書き込みヘッドのオフセットの影響を除去してサーボパターンを書き込むことができるディスクのサーボパターン書き込み方法を提供することを目的としている。
【0026】
【課題を解決するための手段】
(1)図1は本発明の原理を示すフローチャートである。本発明は、自己のディスクに書き込まれたサーボパターンを用いて位置決めパターンをディスク面に順次書き込んでいく方法において、同一ディスク面上の複数のサーボパターン列を読み込み(ステップ1)、読み込んだサーボパターン列を用いて交互に位置決めパターンを書き込む(ステップ2)ようにしたことを特徴とする。
【0027】
請求項1記載の発明は、読み出しヘッドと書き込みヘッドとを別に有するヘッドで構成される磁気ディスク装置のディスク上に書き継ぐべき第1のサーボパターンと前記ディスク上の円周方向に所定の距離だけ離した位置に第2のサーボパターンを設け、既にあるサーボパターンを読み出しヘッドで読み出し、ヘッドの位置を決定し、書き込みヘッドにより新たなサーボパターンを該ディスク上に書き込むサーボパターン書き込み方法であって、一方のサーボパターンにヘッドを位置決めする際、該一方のサーボパターンのディスクの半径方向の書き継ぐ距離の半分の距離となる位置に該書き込みヘッドを位置決めし、
前記第1のサーボパターンと第2のサーボパターンとを交互に書き継ぐようにしたことを特徴とする。
なお、本発明によれば、STW装置を用いずにバーストパターンを作成していくものであるが、一番最初のパターンをどのように作成するかが問題となる。その方法としては、例えば従来のSTW装置を用いて最初のパターンのみ書いておく方法や、ディスクの製造工程で予め書き込んでいく方法等が考えられる。
【0028】
このように構成すれば、読み出しヘッドと書き込みヘッドのオフセットの影響を除去して、サーボパターンを書き込むことができる。
(2)請求項2記載の発明は、前記読み出しヘッドと書き込みヘッドとの間のディスクの半径方向の位置の関係が、一方のサーボパターンで位置決めした時に、該一方のサーボパターンのディスクの半径方向の書き継ぐ距離の半分の距離となる位置に前記書き込みヘッドを位置決めすることができない関係となる場合、前記一方のサーボパターンで特定される中心位置から該サーボパターンのディスクの半径方向の書き継ぐ距離を得られる半径方向の距離をオフセットさせた位置に前記読み出しヘッドの位置決めをするようにしたことを特徴とする。
【0029】
このように構成すれば、読み出しヘッドと書き込みヘッドのオフセットの影響を除去して、サーボパターンを書き込むことができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を詳細に説明する。
本発明は書き継ぐべきバーストパターンの他に、バーストパターンを用意することによってRWosが小さい場合でも隣周にバーストパターンを書き継ぐことができるようにしたものである。
【0032】
図2は本発明の動作説明図である。この例では、同一円周上にバーストパターンAとBを1/6トラックずらして書く。そして、AのPosQ→BのPosQ→AのPosN→BのPosNの順に交互にオントラックし内周に書き継ぐ。具体的にはまず1/3トラックの部分でパターンAを書き、それから所定クロック離して1/3トラックと2/3トラックの間にパターンBを書き、次に、2/3トラックの部分にパターンAを書き、それから所定クロック離して2/3クロックと3/3クロックの間にパターンBを書き、3/3トラックの部分にパターンAを書く。また、RWosの変化に対してはその値を調整して対応する。
【0033】
図3、図4は本発明の詳細動作説明図である。ここでは、簡単のためにWedge=1/6トラックの場合を考える。この図では、書き込みヘッドをW−head、読み出しヘッドをR−headとして示す。この場合
RWos=(Wcw/2)+(1/6トラック)
に相当する。ここで、Wb/2は各相(A相〜D相)の長さの半分を示している。以下、順に本発明の動作を説明する。
▲1▼パターンAのトラック0001にC−D相を用いてライト・オントラック(トラック上に正確に位置決めすること)し、パターンBのB,D相を書く。
▲2▼パターンBにC−D相を用いてライト・オントラックし、パターンAのA,D相を書く。
▲3▼パターンAにA−B相を用いてライト・オントラックし、パターンBのA,D相を書く。
▲4▼パターンBにA−B相を用いてライト・オントラックし、パターンAのA,C相を書く。
【0034】
このように、読み込んだサーボパターン列を用いて、ヘッドを所定量ずつ移動させながら交互に位置決めパターンを書き込むことで、読み出しヘッドと書き込みヘッドのオフセットの影響を除去してサーボパターンを書き込むことができる。
【0035】
図5はWedgeの値の説明図であり、隣にパターンがない書き継ぎ中の状態で、読み出しヘッドをどこまで位置決めできるかを示す。これにより、読み出しヘッドは1/6トラック分トラック中心からオフセット可能である。従って、図4のWedge=0でもよいことになる(RWos=Wcw/2に相当する)。
【0036】
以上、説明したように、パターンを書き継ぐためにはヘッドを1/3トラックずつ書き継ぎ方向に送る必要があるが、1/6トラックずらしたパターンを2列用意することにより、読み出しヘッドのオフセット限界で1/6トラックかせぎ、2列のパターンに交互にオントラックすることにより、1/6トラック、合わせて1/3トラックとなり、Wedge=0の状態でも書き継ぎが可能になった。
【0037】
以上のことを式に表わすと、以下のようになる。書き継ぎ可能なWedge値をΔとする。
(オフセット可能値:(1/6トラック)+Δ)×(パターン列数)=1/3トラック
Δ=(1/3トラック)/2−(1/6トラック)=0
更にもう1本のパターンを用意し、3本のパターンを1/9トラックずつずらした場合、
Δ=(1/3トラック)/3−(1/6トラック)=−1/18トラック
一般的に、N本のパターンを用意し、それぞれ1/3/Nトラックずつずらした場合、
Δ=(1/3トラック)/N−(1/6)トラック
従って、理論的にはΔ=−1/6トラックより大きい場合(RWos=Wcw/2−1/6トラックに相当する)において、本発明による書き継ぎが可能となる。
【0038】
前述の説明では、同一面内、同一ヘッドでの書き継ぎを示したが、実際の磁気ディスク装置は、複数のヘッドがあるものが大部分である。そこで、複数のヘッドを用いても本発明を実施することができる。
【0039】
また、複数パターン、複数のヘッドを用いても本発明を実施することができる。
このようにすれば、複数のディスク面上のサーボパターン列を書き込み、交互に位置決めパターンを書き込むことにより、読み出しヘッドと書き込みヘッドのオフセットの影響を除去して、サーボデータを書き込むことができる。
【0040】
また、複数のディスク面上の複数のサーボパターン列を読み込み、交互に位置決めパターンを書き込むことにより、読み出しヘッドと書き込みヘッドのオフセットの影響を除去して、サーボパターンを書き込むことができる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
(1)請求項1記載の発明によれば、読み出しヘッドと書き込みヘッドのオフセットの影響を除去して、サーボパターンを書き込むことができる。
(2)請求項2記載の発明によれば、読み出しヘッドと書き込みヘッドのオフセットの影響を除去して、サーボパターンを書き込むことができる。
【0042】
このように、本発明によれば、外部の位置決め手段を用いずに、読み出しヘッドと書き込みヘッドのオフセットの影響を除去してサーボパターンを書き込むことができるディスクのサーボパターン書き込み方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を示すフローチャートである。
【図2】本発明の動作説明図である。
【図3】本発明の詳細動作説明図である。
【図4】本発明の詳細動作説明図である。
【図5】Wedgeの値の説明図である。
【図6】HDDの分解図である。
【図7】ディスクの各領域の説明図である。
【図8】サーボデータの説明図である。
【図9】サーボデータに含まれるバースト信号とヘッドの位置関係を示す図である。
【図10】STWパターンの説明図である。
【図11】STW装置の概念図である。
【図12】バーストパターンの例を示す図である。
【図13】バーストパターンの書き込み手順を示す図である。
【図14】ヘッド素子の構成例を示す図である。
【図15】ヘッド素子の寸法例を示す図である。
【図16】インナーとアウタでのRWosの様子を示す図である。
【図17】Wedgeの限界値の説明図である。
【符号の説明】
40 書き込みヘッド
41 読み出しヘッド

Claims (2)

  1. 読み出しヘッドと書き込みヘッドとを別に有するヘッドで構成される磁気ディスク装置のディスク上に書き継ぐべき第1のサーボパターンと前記ディスク上の円周方向に所定の距離だけ離した位置に第2のサーボパターンを設け、既にあるサーボパターンを読み出しヘッドで読み出し、ヘッドの位置を決定し、書き込みヘッドにより新たなサーボパターンを該ディスク上に書き込むサーボパターン書き込み方法であって、
    一方のサーボパターンにヘッドを位置決めする際、該一方のサーボパターンのディスクの半径方向の書き継ぐ距離の半分の距離となる位置に該書き込みヘッドを位置決めし、
    前記第1のサーボパターンと第2のサーボパターンとを交互に書き継ぐようにしたことを特徴とするディスクのサーボパターン書き込み方法。
  2. 前記読み出しヘッドと書き込みヘッドとの間のディスクの半径方向の位置の関係が、一方のサーボパターンで位置決めした時に、該一方のサーボパターンのディスクの半径方向の書き継ぐ距離の半分の距離となる位置に前記書き込みヘッドを位置決めすることができない関係となる場合、前記一方のサーボパターンで特定される中心位置から該サーボパターンのディスクの半径方向の書き継ぐ距離を得られる半径方向の距離をオフセットさせた位置に前記読み出しヘッドの位置決めをするようにしたことを特徴とする請求項1記載のディスクのサーボパターン書き込み方法。
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