JPH0581760A - ダイレクトドライブモータ装置 - Google Patents

ダイレクトドライブモータ装置

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Publication number
JPH0581760A
JPH0581760A JP24102991A JP24102991A JPH0581760A JP H0581760 A JPH0581760 A JP H0581760A JP 24102991 A JP24102991 A JP 24102991A JP 24102991 A JP24102991 A JP 24102991A JP H0581760 A JPH0581760 A JP H0581760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
shaft
fixed shaft
fixed
motor device
Prior art date
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Pending
Application number
JP24102991A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Konishigawa
薫 小西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP24102991A priority Critical patent/JPH0581760A/ja
Publication of JPH0581760A publication Critical patent/JPH0581760A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸振れや面振れを低減して、長期間安定した
回転が得られるようにすることにある。 【構成】 上面にスラスト受け8の設けられたボス部4
aの中心に固定軸7を植設してステータ組立体4を構成
し、かつこのステータ組立体4のボス部4a下面を金属
鋼板印刷配線板11に固着すると共に、上記固定軸7に
ロータ組立体10に設けられた軸受け10aを回転自在
に支承したもので、固定軸7を中心にロータ組立体10
が回転するため軸振れが生じることが少なく、また軸受
け10aと固定軸7及びスラスト受け8の間に流体軸受
けを形成することによりロータ組立体10の面振れも低
減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコンピュータの周辺機
器であるフロッピーディスクドライブ等に使用するダイ
レクトドライブモータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来薄型フロッピーディスクドライブ等
に使用するダイレクトドライブモータは、図6に示すよ
うに金属鋼板印刷配線板aにステータbの固着された軸
受けcがねじdにより固着されていて、この軸受けcに
ロータ組立体eの回転軸fの下端側が回転自在に支承さ
れている。
【0003】上記ロータ組立体eは回転軸fの上端側に
ハブgを介してロータhが一体に取付けられた構造で、
ロータhの外周側は上記ステータbの周辺部に位置する
ように屈曲されており、屈曲部iの先端部にはステータ
bの外周部と対向する位置にメインマグネットjが、そ
してその外側にFGマグネットkが設けられている。
【0004】なお、mはステータ巻線,nはハブマグネ
ット,Oはスラスト受けを示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来のダイ
レクトドライブモータ装置ではロータ組立体eを構成す
る回転軸fの下端を軸受けcにより支承した構造のた
め、回転軸f上端側の軸振れ精度が悪く、長期間使用し
ている間に軸振れが大きくなる不具合がある。
【0006】また回転軸fの軸振れに伴い、回転軸fの
上端側に固着されたハブgの面振れも増大すると共に、
軸受けcと回転軸fの間に潤滑油が注入されているた
め、スラスト受けO部分より油漏れが生じるなどの不具
合があった。
【0007】この発明は上記不具合を改善するためにな
されたもので、軸振れや油漏れのないダイレクトドライ
ブモータ装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を改
善するために、上面にスラスト受けの設けられたボス部
の中心に固定軸を植設してステータ組立体を構成し、か
つこのステータ組立体のボス部下面を金属鋼板印刷配線
板に固着すると共に、上記固定軸にロータ組立体に設け
られた軸受けを回転自在に支承したものである。
【0009】また上記軸受けの内周面と下面に油溝を形
成して、給油された潤滑油により軸受けと固定軸及びス
ラスト受けの間に流体軸受けを形成したものである。
【0010】
【作用】上記構成によりロータ組立体が固定軸を中心に
回転しても軸振れが発生することも少なく、長期間使用
していても軸振れが増大することもない。
【0011】また軸受けと固定軸及びスラスト受けの間
に流体軸受けが形成されることにより、ロータの面振れ
が低減でき、長期間使用していても面振れが増大するこ
ともない。
【0012】
【実施例】この発明の第1実施例を図1及び図2に示す
図面を参照して詳述する。
【0013】図1はダイレクトドライブモータ装置の断
面図、図2はステータ部分の断面図を示すもので、これ
ら図において1は金属鋼板印刷配線板で、上面に銅箔2
がソルダーレジスト3により固着されている。
【0014】4は上記金属鋼板印刷配線板1の上面にね
じ5により固着されたステータ組立体で、ボス部4aと
円板状のステータ4bよりなり、ステータ4bの上下面
にステータ巻線6が設けられている。
【0015】また上記ステータ組立体4のボス部4aに
は中心部に軸孔4cが、そして上面に軸孔4cを中心と
する凹入部4dが形成されていて、軸孔4cには上方よ
り固定軸7の下端が圧入固定されていると共に、凹入部
4dには耐磨耗性材料よりなる薄板状のスラスト受け8
が嵌入固着されている。
【0016】一方図中10はロータ組立体で軸受け10
aとこの軸受け10aに内周部が固着されたロータ10
bよりなり、ロータ10bの内周側上面にハブマグネッ
ト11が設けられている。
【0017】またロータ10bの外周側はステータ4b
の周辺側へ屈曲されていて、屈曲部10cの先端にはス
テータ4bの外周部と対向する位置にメインマグネット
12が、そして外周部にFGマグネット13が設けられ
ている。
【0018】なお、図中14はロータ組立体10の軸受
け10aと固定軸7及びスラスト受け8の間に給油され
た潤滑油の油膜である。
【0019】次に作用を説明すると、上記構成されたダ
イレクトドライブモータ装置は、ステータ組立体4のボ
ス部4aに下端が固定された固定軸7にロータ組立体1
0の軸受け10aが支承されてロータ10bが回転され
るようになっており、固定軸7としたことにより、ロー
タ10bの回転による軸振れは最小限となる。
【0020】これによって長期間使用しても、図4の曲
線Aに示すように軸振れが増大することもなく、図4の
曲線Bに示す従来のものに比べて軸振れを大幅に低減す
ることができる。
【0021】またロータ組立体10の軸受け10aと固
定軸7及びボス部4a上面に設けられたスラスト受け8
に油膜14が形成されるため、固定軸7下方への油漏れ
を生じることがない。
【0022】なお、図3はこの発明の第2実施例を示す
もので、次にこれを説明すると、ステータ組立体4及び
ロータ組立体10の構造は上記第1実施例とほぼ同一で
あるが、ロータ組立体10の軸受け10aの内周面と下
面に油溝10d,10eを形成して、軸受け10aと固
定軸7及びスラスト受け8の間に流体軸受けを形成した
ものである。
【0023】これによってロータ10bの面振れが少な
く、また長期間使用していても図5の曲線Cで示すよう
に面振れが余り増大することもなく、図5の曲線Dに示
す従来のものに比べて面振れを大幅に低減することがで
きる。
【0024】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、ステー
タ組立体のボス部に固着した固定軸にロータ組立体の軸
受けを回転自在に支承したことから、ロータ組立体の回
転による固定軸の軸振れがほとんどなく、また長期間使
用していても、軸振れが増大することもない。
【0025】またロータ組立体と固定軸の間に給油され
た潤滑油による油膜が上記軸受けと固定軸及びスラスト
受けの間に形成されて固定軸の下方へ漏れ出すことがな
いので、油漏れを防止することができる。
【0026】さらに第2実施例のように軸受けの内周面
と下面に油溝を設けることにより、軸受けと固定軸及び
スラスト受けの間に流体軸受けが形成されるため、 ロ
ータの面振れもほとんどなく、長期間使用していても面
振れが増大することもないなど安定した回転が得られる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例になるダイレクトドライ
ブモータ装置の断面図
【図2】この発明の第1実施例になるステータ組立体の
断面図
【図3】この発明の第2実施例になるダイレクトドライ
ブモータ装置の断面図
【図4】この発明の第1実施例になるダイレクトドライ
ブモータ装置と従来のダイレクトドライブモータ装置の
軸振れを比較した線図
【図5】この発明の第2実施例になるダイレクトドライ
ブモータ装置と従来のダイレクトドライブモータ装置の
面振れを比較した線図
【図6】従来のダイレクトドライブモータ装置の断面図
【符号の説明】
1 金属鋼板印刷配線板 4 ステータ組立体 4a ボス部 7 固定軸 8 スラスト受け 10 ロータ組立体 10a 軸受け

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面にスラスト受けの設けられたボス部
    の中心に固定軸を植設してステータ組立体を構成し、か
    つこのステータ組立体のボス部下面を金属鋼板印刷配線
    板に固着すると共に、上記固定軸にロータ組立体に設け
    られた軸受けを回転自在に支承してなるダイレクトドラ
    イブモータ装置。
  2. 【請求項2】 固定軸に支承された軸受けの内周面と下
    面に油溝を形成して、給油された潤滑油により軸受けと
    固定軸及びスラスト受けの間に流体軸受けを形成してな
    る請求項1記載のダイレクトドライブモータ装置。
JP24102991A 1991-09-20 1991-09-20 ダイレクトドライブモータ装置 Pending JPH0581760A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24102991A JPH0581760A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 ダイレクトドライブモータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24102991A JPH0581760A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 ダイレクトドライブモータ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0581760A true JPH0581760A (ja) 1993-04-02

Family

ID=17068271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24102991A Pending JPH0581760A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 ダイレクトドライブモータ装置

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JP (1) JPH0581760A (ja)

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