JPH058168Y2 - - Google Patents

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JPH058168Y2
JPH058168Y2 JP1987050237U JP5023787U JPH058168Y2 JP H058168 Y2 JPH058168 Y2 JP H058168Y2 JP 1987050237 U JP1987050237 U JP 1987050237U JP 5023787 U JP5023787 U JP 5023787U JP H058168 Y2 JPH058168 Y2 JP H058168Y2
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JP
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fluid
closing door
door
auxiliary
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JP1987050237U
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JPS63159145U (ja
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、空調装置やその他の流体装置に用
いられるダンパ装置に関する。
(従来の技術) 例えば自動車用空調装置においては、吹出モー
ド等の切換えをダンパ装置により行つている。そ
のダンパ装置は、例えば実開昭59−9914号公報に
示すように、複数の出口通路を選択的に開閉する
開閉ドアがダクトに設けられ、入口通路からダク
トに入つた流体の出口方向を開閉ドアにより選択
するようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来例においては、開閉ド
アを作動させる場合は、開閉ドアが入口通路から
の流体により大きな抵抗を受け、大きな駆動力が
必要であるという問題点があつた。
そこで、この考案は、上記従来の問題点を解消
し、開閉ドアを小さな駆動力でスムーズに動かす
ことができるダンパ装置を提供することを課題と
している。
(問題点を解決するための手段) しかして、この考案の要旨とするところは、入
口通路とこの入口通路から分かれる複数の出口通
路とが形成されたダクトと、前記複数の出口通路
を選択的に開閉する開閉ドアとを有するダンパ装
置において、前記開閉ドアに流体通路孔とこの流
体通路孔を開閉する補助ドアを設け、この補助ド
アが前記開閉ドアの作動時に前記入口通路からの
流体の圧力により開くようにしたことにある。
(作用) したがつて、開閉ドアを動かすと、開閉ドアに
設けられた補助ドアが開き、流体通路孔を通して
流体が流れるので、その流れた分だけ補助ドアの
流体による抵抗を軽減することができ、そのた
め、上記課題を達成することができるものであ
る。
(実施例) 第1図において、例えば自動車用空調装置に用
いられるダンパ装置が示され、このダンパ装置は
ダクト1を有し、このダクト1には入口通路2
と、この入口通路2から2股に分かれて形成され
た出口通路3a,3bとが設けられている。
開閉ドア4は、出口通路3a,3bを選択的に
開閉するためのもので、出口通路3a,3bの分
岐点に第1の支持軸5aを支点として回動し、ダ
クト1の出口通路3a,3bの上流に設けられた
ガイド6a,6bのいずれか一方にシートし、ガ
イド6a,6bに形成された出口孔7a,7bの
一方を閉じるようになつている。この開閉ドア4
の支持軸5aは、リンク機構を介してアクチユエ
ータあるいは手動の操作部に連結され、自動又は
手動により回動されるものである。
この開閉ドア4には例えば2つの流体通路孔8
a,8bに形成されている。また、該2つの流体
通路孔8a,8bに対応して2つの補助ドア9
a,9bが設けられている。一方の補助ドア9b
は、開閉ドア4の根もと付近に設けられた第2の
支持軸5bを支点として、他方の補助ドア9b
は、開閉ドア4の先端付近に設けられた第3の支
持軸5cを支点としてそれぞれ回動し、流体通路
孔8a,8bの周囲にシートするようになつてい
る。また、該補助ドア9a,9bの横幅は、前述
した出口孔7a,7bの横幅よりも大きくなつて
いる。したがつて、第1図に示すように、一方の
出口通路3aを閉じている状態にあつては、一方
の流体通路孔8aは、一方の補助ドア9aが開閉
ドア4と一方のシート部6aとの間で挟まれるよ
うにして閉じられ、他方の流体通路孔8bは、他
方の補助ドア9bが受ける流体の風圧により閉じ
られているものである。尚、上記補助ドア9a,
9bは図示しないストツパにより適当な開度に制
限される。
次に第1図乃至第4図に基づいて上記構成のダ
ンパ装置の作動について説明する。
第1図に示された状態においては、前述したよ
うに一方の出口孔7aが開閉ドア4により閉じら
れているので、入口通路2からダクト1内に入つ
た流体は、他方の出口通路3bにのみ流れる。
この状態から開閉ドア4の支持軸5aを時計方
向に回動すると、開閉ドア4が一方のガイド6a
から離れ、開閉ドア4が中間点まで開く間は、第
2図に示すように、入口通路2からの流体の風圧
により一方の補助ドア9aが開く。したがつて、
入口通路2からの流体は一方の流体通路孔8aを
通して一方の出口通路3aへ流れ、その分だけ開
閉ドア4に受ける流体の抵抗が減少する。
さらに開閉ドア4が中間点を過ぎると、第3図
に示すように、他方の補助ドア9bも開き、入口
通路2からの流体は2つの流体通路孔8a,8b
を通して他方の出口通路3bへ流れ、開閉ドア4
に受ける流体の抵抗が一層減少する。
そして、第4図に示すように、開閉ドア4が他
方のガイド6bに着座するようになると、一方の
補助ドア9aが流体の風圧により一方の流体通路
孔8aを閉じるし、他方の補助ドア9bが開閉ド
ア4とガイド6bとに挟まれて他方の流体通路孔
8bを閉じる。したがつて、入口通路2から流体
は、他方の出口通路3bへ流れるのを禁止され、
一方の出口通路3aにのみ流れるようになり、流
体の流れ方向の切換えが完了する。
尚、上記実施例においては、補助ドア9a,9
bの支持軸5b,5cを開閉ドア4の両側に設け
たが、その一方又は双方の支持軸を開閉ドア4の
中央に設けて補助ドアの回動方向を逆にしてもよ
い。また、微風モードのときには補助ドア9a,
9bがばたつく恐れがあるので、微風では補助ド
ア9a,9bが流体通路孔8a,8bを閉じるよ
う開閉ドア4と補助ドア9a,9bとの間にスプ
リング等の弾性部材を設けることもできる。
(考案の効果) 以上述べたように、この考案によれば、開閉ド
アに流体通路孔とこの流体通路孔を開閉する補助
ドアとを設け、開閉ドアの作動時には補助ドアが
開くようにしたので、流体通路孔を流体が流れる
分だけ開閉ドアが受ける流体の抵抗を減少させる
ことができる。このため、開閉ドアを動かすため
の駆動力を減少させることができるし、スムーズ
な切換操作を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの考案の一実施例を示
し、それぞれ作動状態の異なる断面図である。 1……ダクト、2……入口通路、3a,3b…
…出口通路、4……開閉ドア、8a,8b……流
体通路孔、9a,9b……補助ドア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入口通路とこの入口通路から分かれる複数の出
    口通路とが形成されたダクトと、前記複数の出口
    通路を選択的に開閉する開閉ドアとを有するダン
    パ装置において、前記開閉ドアに流体通路孔とこ
    の流体通路孔を開閉する補助ドアとを設け、この
    補助ドアが前記開閉ドアの作動時に前記入口通路
    からの流体の圧力により開くようにしたことを特
    徴とするダンパ装置。
JP1987050237U 1987-04-02 1987-04-02 Expired - Lifetime JPH058168Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987050237U JPH058168Y2 (ja) 1987-04-02 1987-04-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987050237U JPH058168Y2 (ja) 1987-04-02 1987-04-02

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Publication Number Publication Date
JPS63159145U JPS63159145U (ja) 1988-10-18
JPH058168Y2 true JPH058168Y2 (ja) 1993-03-02

Family

ID=30873413

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JP1987050237U Expired - Lifetime JPH058168Y2 (ja) 1987-04-02 1987-04-02

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JPS63159145U (ja) 1988-10-18

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