JPH058151A - 適応制御用データの記憶機能を有するマシニングセンタ - Google Patents

適応制御用データの記憶機能を有するマシニングセンタ

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Publication number
JPH058151A
JPH058151A JP18943491A JP18943491A JPH058151A JP H058151 A JPH058151 A JP H058151A JP 18943491 A JP18943491 A JP 18943491A JP 18943491 A JP18943491 A JP 18943491A JP H058151 A JPH058151 A JP H058151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adaptive control
machining
data
control data
tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP18943491A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Koarashi
正昭 小嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd filed Critical Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd
Priority to JP18943491A priority Critical patent/JPH058151A/ja
Publication of JPH058151A publication Critical patent/JPH058151A/ja
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  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 適応制御の対応の迅速化,過去データおよび
テストカットデータの保管および有効使用。 【構成】 適応制御用データを制御系のメモリ領域に予
めメモリし、必要時に呼び出して使用するもの。 【効果】 制御機能の高品質化,適応制御の迅速化。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の適応制御データ
を予め制御装置内にメモリし、必要に応じて選択出力し
て加工プログラムを進めるように構成される適応制御用
データの記憶可能を有するマシニングセンタに関する。
【0002】
【従来の技術】加工プログラムには適応制御をしながら
加工を進めるように構成されるものが多い。適応制御と
は、絶えず自分の動作を監視し、そのパラメータを調節
することにより変化する外界に自分自身を適応させるこ
とが出来る制御をいう。例えば、ボーリングツールでワ
ークの加工を行う場合、主軸の負荷をその許容全負荷の
50%で行うように目標値を設定したとき、現在の切削
負荷を検出し、それが前記目標値になるまで切削速度を
変化させて加工を行うような制御動作をいう。以上のこ
とから、適用制御を行うための適用条件は、予めテスト
カット等を行うことにより求めることが出来る。従来、
マシニングセンタにおいて適応制御を行う場合には、図
3に示すように、加工プログラム中に直接適応制御用デ
ータを指令し、その都度行うようにする制御手段がもっ
ぱら採用されていた。すなわち、加工プログラムの進行
中に適応制御を行う必要が生じた場合に、それに関連す
る適応制御用データを制御系に入力し、マシニングセン
タ(M/C)の適応制御を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】適応制御用データを加
工プログラム中に直接指令する制御系を採用するマシニ
ングセンタの場合には、適応制御の必要な時点でデータ
を直接指令をする作業が必要となり、その間所定の加工
が進行しなくなり、機械の稼動率が低下する。また、適
応制御するための最適データが予め得られていない場合
には、その都度テストカット等を行う必要があり、適応
制御のために多くの時間を必要とする問題点が生ずる。
また、最適条件を検索することは高度の技術力や熟練度
を必要とし、誰でもが容易に、かつ迅速に行うことが出
来ない問題点が生ずる。
【0004】本発明は、以上の問題点を解決するもの
で、適応制御が必要な時点ですぐ実施され、過去のデー
タの有効利用が出来、熟練度が低いオペレータにより迅
速に行われ、機械の稼動率の低下を防止し得るように構
成される適応制御用データの記憶機能を有するマシニン
グセンタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、加工プログラム内の適応制御を行う制
御機能により適応制御をしながら所定の加工を行うマシ
ニングセンタにおいて、予め工具ごとにワーク材質,切
削条件等の適応制御用データを書込み、その記憶データ
を制御装置内にマトリックス状にメモリし、所定のワー
ク加工時に該ワーク加工に必要な適応制御に関連する適
応制御用データをその都度前記メモリ内から呼び出し、
所定の加工プログラムに基づく加工を行うべく制御回路
が構成されてなる適応制御用データの記憶機能を有する
マシニングセンタを特徴とするものである。
【0006】
【作用】工具ごとに適応制御用データが書き込まれ、適
応制御用データが工具データと共に制御装置内のメモリ
領域にメモリされる。加工物が決まり、加工プログラム
が設定され、適応制御すべき制御項目がセレクトされる
と、前記メモリ領域内から必要なデータが出力され、適
応制御が行われる。適応制御用データは予め、テストカ
ットおよび過去の最適条件のデータ等を基にして作成さ
れているため、その都度作成して指令入力する必要がな
い。以上により適応制御が迅速に、かつ容易に行われ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。適応制御を行う項目としては、各種のものが上げ
られる。ワークが決まると、各工程毎に使用工具が決ま
り、その工具を使用する切削条件が決まる。適応制御の
場合、該ワークを加工する条件として、例えば、主軸の
全負荷の50%の所まで切削速度を上げて使用する適応
制御を行う場合には、その条件を満足する制御系を有す
る工具を使用することが必要となる。本実施例では、図
1に示すように適応制御用データとして工具,ワーク材
質,切削条件等のデータを採用する。加工工程中に所望
の適応制御用データを選出するため、制御装置のメモリ
領域1には図2に示すようなマトリックスにより各デー
タがメモリされる。すなわち、工具Aに対し、ワーク材
質a,切削条件bその他適応制御のための各データc〜
eが読み込まれ、それ等がAーa,Aーb,Aーc,A
ーd,Aーeとしてメモリ領域1内にメモリされる。同
様に工具Bに関し、Bーa,Bーb,Bーc,Bーd,
Bーeの各データがメモリされる。以下、工具C乃至Z
等に関してもそれぞれ同様に入力される。
【0008】次に、図1により本実施例の作用を更に詳
しく説明する。まず、ワークが決定される(ステップ1
00)。ワーク加工のための加工プログラムが設定され
る(ステップ101)。加工途中において適応制御すべ
き項目がセレクトされる(ステップ102)。一方、工
具,ワーク材質,切削条件等の適応制御に必要な適応制
御用データ2が工具ごとに作成される(ステップ10
3)。その適応制御用データ2が予め制御装置に入力さ
れ(ステップ104)、メモリ領域1にメモリされる
(ステップ105)。ステップ102により適応制御項
目がセレクとされると、メモリ領域1内の該当の適応制
御用データが呼び出されて選出される(ステップ10
6)。選出されたデータを制御系に呼び出すことにより
所定の適応制御が行われる(ステップ107)。以上を
順次進めることにより、加工が完了する(ステップ10
8)。
【0009】本実施例において、適応制御用データ2と
して前記のものとしたが、勿論、その内容はそれに限定
するものでない。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が上げ
られる。 (1)適応制御用データが予め制御系内にメモリされて
いるため、適応制御が必要な時点においてすぐ適応制御
が実施される。 (2)適応制御用データは、熟練者による過去のデータ
や経験則に基づくデータおよび予めテストカットによる
最適条件のデータ等を基にして作成されるもので、高品
質なものである。よって、熟練度の低いオペレータによ
り適応制御が自動的に行われる。 (3)その都度直接指令する従来のものに較べ、応答が
早く、機械の稼動率の低下を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の作用を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図2】制御装置のメモリ領域にメモリされる適応制御
用データである。
【図3】従来の適応制御用データの直接指令を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 マトリックス 2 適応制御用データ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 加工プログラム内の適応制御を行う制御
    機能により適応制御をしながら所定の加工を行うマシニ
    ングセンタにおいて、予め工具ごとにワーク材質,切削
    条件等の適応制御用データを書込み、その記憶データを
    制御装置内にマトリックス状にメモリし、所定のワーク
    加工時に該ワーク加工に必要な適応制御に関連する適応
    制御用データをその都度前記メモリ内から呼び出し、所
    定の加工プログラムに基づく加工を行うべく制御回路が
    構成されることを特徴とする適応制御用データの記憶機
    能を有するマシニングセンタ。
JP18943491A 1991-07-04 1991-07-04 適応制御用データの記憶機能を有するマシニングセンタ Pending JPH058151A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18943491A JPH058151A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 適応制御用データの記憶機能を有するマシニングセンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18943491A JPH058151A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 適応制御用データの記憶機能を有するマシニングセンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH058151A true JPH058151A (ja) 1993-01-19

Family

ID=16241186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18943491A Pending JPH058151A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 適応制御用データの記憶機能を有するマシニングセンタ

Country Status (1)

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JP (1) JPH058151A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11201073B2 (en) 2013-08-26 2021-12-14 Brooks Automation, Inc Substrate transport apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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