JPH0581458B2 - - Google Patents
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- JPH0581458B2 JPH0581458B2 JP63145508A JP14550888A JPH0581458B2 JP H0581458 B2 JPH0581458 B2 JP H0581458B2 JP 63145508 A JP63145508 A JP 63145508A JP 14550888 A JP14550888 A JP 14550888A JP H0581458 B2 JPH0581458 B2 JP H0581458B2
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- Japan
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- reinforcing sheet
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Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
≪産業上の利用分野≫
この発明はトランクルーム内の車体パネルに添
装される開閉リツドを備えた内装用パネルに関す
るもので、特に剛性が要求される開閉リツド部や
開口周縁部を補強した開閉リツドを備えた内装用
パネルに関する。
装される開閉リツドを備えた内装用パネルに関す
るもので、特に剛性が要求される開閉リツド部や
開口周縁部を補強した開閉リツドを備えた内装用
パネルに関する。
≪従来の技術≫
最近、自動車室内の美観向上が要求される傾向
にあるが、自動車後部のトランクルーム内にも着
目され、トランクルーム内をトリム部材によつて
フルトリム化した車種も多く採用されてきてい
る。
にあるが、自動車後部のトランクルーム内にも着
目され、トランクルーム内をトリム部材によつて
フルトリム化した車種も多く採用されてきてい
る。
そして、この種のトリム部材は成形不織布、成
形フエルト等の芯材の表面に、装飾性を付与する
着色不織布、塩化ビニール樹脂(PVC)シート、
クロス等の表皮材を一体貼着した板状の内装用パ
ネルをトランクルーム内のトランクフロア、トラ
ンクサイト、トランクリヤ等の車体パネルの面上
に添装される構成のものが一般的である。
形フエルト等の芯材の表面に、装飾性を付与する
着色不織布、塩化ビニール樹脂(PVC)シート、
クロス等の表皮材を一体貼着した板状の内装用パ
ネルをトランクルーム内のトランクフロア、トラ
ンクサイト、トランクリヤ等の車体パネルの面上
に添装される構成のものが一般的である。
例えば、内装用パネルとしてトランクサイドト
リムの場合を述べると、成形不織布からなる芯材
と、この芯材の表面に一体貼着される着色不織布
からなる表皮材とから構成され、トランクサイド
パネルにクリツプを介して添装されるが、通常、
トランクルームのスペース利用を考慮してトラン
クサイドトリムの内部のジヤツキ、各種ツール類
を収納する構成になつており、これらシヤツキ、
各種ツール類の収納、あるいは取出用にトランク
サイドトリムには開口が開設され、かつこの開口
を被覆する開閉リツドが一体に設けられている。
リムの場合を述べると、成形不織布からなる芯材
と、この芯材の表面に一体貼着される着色不織布
からなる表皮材とから構成され、トランクサイド
パネルにクリツプを介して添装されるが、通常、
トランクルームのスペース利用を考慮してトラン
クサイドトリムの内部のジヤツキ、各種ツール類
を収納する構成になつており、これらシヤツキ、
各種ツール類の収納、あるいは取出用にトランク
サイドトリムには開口が開設され、かつこの開口
を被覆する開閉リツドが一体に設けられている。
そして、上記トランクサイドトリムの芯材は、
一般に車室内に使用される内装部品に比べ、剛性
をそれほど必要とせず、もつぱら、トランクサイ
ドパネル等の車体パネルの剛性を利用している
が、開閉リツドおよび開口周縁部は開閉リツドの
開閉頻度が多いため他の部位に比べ剛性が要求さ
れている。
一般に車室内に使用される内装部品に比べ、剛性
をそれほど必要とせず、もつぱら、トランクサイ
ドパネル等の車体パネルの剛性を利用している
が、開閉リツドおよび開口周縁部は開閉リツドの
開閉頻度が多いため他の部位に比べ剛性が要求さ
れている。
ところで、上記開閉リツドおよび開口周縁部を
補強するためこれら部位に補強シートを重合一体
化した開閉リツドを備えた内装用パネルが本出願
人により案出されている(実願昭62−111786号)。
補強するためこれら部位に補強シートを重合一体
化した開閉リツドを備えた内装用パネルが本出願
人により案出されている(実願昭62−111786号)。
これは、補強構造の簡略化による作業性の向
上、部品点数の削減、コスト低減および外観見栄
えの向上などを図つたものである。
上、部品点数の削減、コスト低減および外観見栄
えの向上などを図つたものである。
≪発明が解決しようとする課題≫
しかしながら、上記した開閉リツドを備えた内
装用パネルの補強シートは、ポリプロピレン
(PP)と木粉との複合材を溶融して押出成形にて
シート状に成形したものであり、押出成形後の補
強シートには残留応力があるので、成形不織布か
らなる芯材とプレス成形にて一体化すると、芯材
の成形収縮が2/1000以下に対して補強シートの成
形収縮は4/1000〜10/1000と大きく両者において
は成形収縮に差があり、補強シートの収縮に対し
て芯材が追従できず、これがため補強シートの部
位にて表面側に盛り上がるような反りが発生し、
外観見栄えを損なうという問題点がありされなる
改良が望まれている。
装用パネルの補強シートは、ポリプロピレン
(PP)と木粉との複合材を溶融して押出成形にて
シート状に成形したものであり、押出成形後の補
強シートには残留応力があるので、成形不織布か
らなる芯材とプレス成形にて一体化すると、芯材
の成形収縮が2/1000以下に対して補強シートの成
形収縮は4/1000〜10/1000と大きく両者において
は成形収縮に差があり、補強シートの収縮に対し
て芯材が追従できず、これがため補強シートの部
位にて表面側に盛り上がるような反りが発生し、
外観見栄えを損なうという問題点がありされなる
改良が望まれている。
この発明は、このような事情に歓みてなされた
もので、その目的とすることは、開閉リツドを備
えた内装用パネルにおいて、開閉リツド部におけ
る反りの発生を確実に防止するようにした内装用
パネルを提供することにある。
もので、その目的とすることは、開閉リツドを備
えた内装用パネルにおいて、開閉リツド部におけ
る反りの発生を確実に防止するようにした内装用
パネルを提供することにある。
≪課題を解決するための手段≫
上記目的を達成するために、この発明は、車体
パネルに設けた凹部に対応する部位の内装用パネ
ルに開口を開設し、この開口を覆う開閉リツドを
一体に設けてなる開閉リツドを備えた内装用パネ
ルにおいて、 前記開閉リツド並びに開口周縁部の裏面側に、
セルロース系繊維とガラス繊維とを混合したポリ
オレフイン系樹脂を素材とし、抄造法により成形
された補強シートを重合一体化したことを特徴と
する。
パネルに設けた凹部に対応する部位の内装用パネ
ルに開口を開設し、この開口を覆う開閉リツドを
一体に設けてなる開閉リツドを備えた内装用パネ
ルにおいて、 前記開閉リツド並びに開口周縁部の裏面側に、
セルロース系繊維とガラス繊維とを混合したポリ
オレフイン系樹脂を素材とし、抄造法により成形
された補強シートを重合一体化したことを特徴と
する。
≪作用≫
以上の構成から明らかなように、内装用パネル
に補強される補強シートの構成として、ポリオレ
フイン系樹脂にセルロース系繊維とガラス繊維と
を混入したものを抄造法により成形した補強シー
トを使用するため、従来の押出成形による補強シ
ートのような残留応力がなく、芯材と補強シート
とを重合一体化しても成形収縮は何等生じない。
に補強される補強シートの構成として、ポリオレ
フイン系樹脂にセルロース系繊維とガラス繊維と
を混入したものを抄造法により成形した補強シー
トを使用するため、従来の押出成形による補強シ
ートのような残留応力がなく、芯材と補強シート
とを重合一体化しても成形収縮は何等生じない。
≪実施例≫
以下、この発明に係る実施例を図を基に説明す
る。
る。
第1図において、トランクサイドトリム1は、
アクリル酸エステル系バインダを含有するポリエ
ステル繊維からなる成形不織布(目付量:300〜
900g/m2、例えば540g/m2)にて成形された
芯材2と、この芯材2の成形時その表面に一体貼
着されたPVCシート等の表皮材3とから大略構
成されており、図示しない車体パネルの取付孔に
クリツプ4を介して添装することにより、トラン
クルーム内の側部の美観向上および保護の機能を
果たしている。
アクリル酸エステル系バインダを含有するポリエ
ステル繊維からなる成形不織布(目付量:300〜
900g/m2、例えば540g/m2)にて成形された
芯材2と、この芯材2の成形時その表面に一体貼
着されたPVCシート等の表皮材3とから大略構
成されており、図示しない車体パネルの取付孔に
クリツプ4を介して添装することにより、トラン
クルーム内の側部の美観向上および保護の機能を
果たしている。
さらに、このトランクサイドトリム1には一体
に開閉リツド5が設けられており、この実施例で
は下端5aをヒンジ部として上下方向に回動可能
となり、開閉リツド5を開放して形成される開口
6を通してジヤツキ、各種ツール類等を車体パネ
ルに形成した工具収納用スペースに収納、あるい
は取出すようにしている。
に開閉リツド5が設けられており、この実施例で
は下端5aをヒンジ部として上下方向に回動可能
となり、開閉リツド5を開放して形成される開口
6を通してジヤツキ、各種ツール類等を車体パネ
ルに形成した工具収納用スペースに収納、あるい
は取出すようにしている。
そして、トランクサイドトリム1の芯材2とし
ては、通常、内装部品に使用される芯材に比べ、
それほど剛性を必要とするものではなく、この芯
材2が車体パネルに添装されて車体パネルの剛性
を利用して保持されるものであるが、上述したよ
うに開閉リツド5および開口6の周縁部6aは他
の部位に比べ剛性が要求されること考慮してこの
開閉リツド5および開口周縁部6aについては第
2図に示すような補強構造になつている。
ては、通常、内装部品に使用される芯材に比べ、
それほど剛性を必要とするものではなく、この芯
材2が車体パネルに添装されて車体パネルの剛性
を利用して保持されるものであるが、上述したよ
うに開閉リツド5および開口6の周縁部6aは他
の部位に比べ剛性が要求されること考慮してこの
開閉リツド5および開口周縁部6aについては第
2図に示すような補強構造になつている。
すなわち、開閉リツド5および開口周縁部6a
の裏面側には補強シート7が重合一体化されてい
る。この補強シート7は、ポリオレフイン系樹脂
としてのポリエチレン(PE)65%と、セルロー
ス系繊維30%と、これらに含有されたガラス繊維
5%との各成分からなる湿式抄造板(目付量:
850〜1300g/m2、例えば1000g/m2)であるが、
乾式抄造法によつて製造されて良く、また、タル
ク、炭酸カルシウム等のフイラーを加えても良
い。
の裏面側には補強シート7が重合一体化されてい
る。この補強シート7は、ポリオレフイン系樹脂
としてのポリエチレン(PE)65%と、セルロー
ス系繊維30%と、これらに含有されたガラス繊維
5%との各成分からなる湿式抄造板(目付量:
850〜1300g/m2、例えば1000g/m2)であるが、
乾式抄造法によつて製造されて良く、また、タル
ク、炭酸カルシウム等のフイラーを加えても良
い。
この補強シート7を加熱軟化させて芯材2のプ
レス成形時一体化するのであるが、この場合、第
3図に示すように、コールドプレス用下型8の型
面上に加熱軟化された補強シート7と、芯材2、
表皮材3を積層状態で載置する。このとき芯材2
もまた同様に加熱軟化されており、コールドプレ
ス用上型9が油圧シリンダ10等の昇降手段の作
動によりプレス用下型8に対して下降してコール
ドプレス用上下型8,9の圧締めにより芯材2の
成形と同時に芯材2と表皮材3との一体化並びに
芯材2と補強シート7との一体化が果たせる。
レス成形時一体化するのであるが、この場合、第
3図に示すように、コールドプレス用下型8の型
面上に加熱軟化された補強シート7と、芯材2、
表皮材3を積層状態で載置する。このとき芯材2
もまた同様に加熱軟化されており、コールドプレ
ス用上型9が油圧シリンダ10等の昇降手段の作
動によりプレス用下型8に対して下降してコール
ドプレス用上下型8,9の圧締めにより芯材2の
成形と同時に芯材2と表皮材3との一体化並びに
芯材2と補強シート7との一体化が果たせる。
このとき、芯材2と補強シート7との一体化
は、補強シート7中のPE成分が接着機能を果た
して行われるのであるが、開閉リツド5および開
口周縁部6a等の部位は圧縮部aとなり、芯材2
と表皮材3との非圧縮部の厚さbが4mm程である
のに対して芯材2、表皮材3および補強シート7
とからなる圧縮部aの厚さcは第2図に示すよう
に薄く1.7mm程である。この圧縮部aにより芯材
2と補強シート7との強固な接着が可能となる。
は、補強シート7中のPE成分が接着機能を果た
して行われるのであるが、開閉リツド5および開
口周縁部6a等の部位は圧縮部aとなり、芯材2
と表皮材3との非圧縮部の厚さbが4mm程である
のに対して芯材2、表皮材3および補強シート7
とからなる圧縮部aの厚さcは第2図に示すよう
に薄く1.7mm程である。この圧縮部aにより芯材
2と補強シート7との強固な接着が可能となる。
そして、このプレス成形時、コールドプレス用
上型9に設けられたカツト刃11により芯材2お
よび補強シート7を略コ字状に切断加工して開閉
リツド5を形成する。
上型9に設けられたカツト刃11により芯材2お
よび補強シート7を略コ字状に切断加工して開閉
リツド5を形成する。
このような実施例においては、補強シート7
は、PE65%、セルロース系繊維30%およびガラ
ス繊維5%の各成分で抄造法によつてシート状に
形成されたものであるから、一般に抄造法によつ
て得られるシートは収縮率は極めて低く、芯材2
と一体成形しても成形収縮は2/1000以下とほとん
どなく、開閉リツド中央部の高さが型設定3.6mm
に対して押出成形による補強シートにおいては一
体成形後の開閉リツド中央部の高さは15mmであ
り、結局11.4mmの反りが発生するが、上記のよう
な抄造法による補強シート7においては、一体成
形後の開閉リツド中央部の高さは3.0mmであり、
その反りは−0.6mmでまつたく問題とならない。
は、PE65%、セルロース系繊維30%およびガラ
ス繊維5%の各成分で抄造法によつてシート状に
形成されたものであるから、一般に抄造法によつ
て得られるシートは収縮率は極めて低く、芯材2
と一体成形しても成形収縮は2/1000以下とほとん
どなく、開閉リツド中央部の高さが型設定3.6mm
に対して押出成形による補強シートにおいては一
体成形後の開閉リツド中央部の高さは15mmであ
り、結局11.4mmの反りが発生するが、上記のよう
な抄造法による補強シート7においては、一体成
形後の開閉リツド中央部の高さは3.0mmであり、
その反りは−0.6mmでまつたく問題とならない。
以上、この発明をトランクサイドトリムに適用
したが、トランクヤトリムに適用して良い。この
場合、トランクリヤトリムはトランクリヤパネル
に添装されるが、リヤランプの取替えメインテナ
ンス作業のための開口と、この開口を覆う開閉リ
ツドとが設けられており、このトランクリヤトリ
ムの開閉リツドと開口周縁部の裏面側には、
PE65%、セルロース系繊維30%およびガラス繊
維5%の各成分で抄造法により成形された補強シ
ートが重合一体化される。
したが、トランクヤトリムに適用して良い。この
場合、トランクリヤトリムはトランクリヤパネル
に添装されるが、リヤランプの取替えメインテナ
ンス作業のための開口と、この開口を覆う開閉リ
ツドとが設けられており、このトランクリヤトリ
ムの開閉リツドと開口周縁部の裏面側には、
PE65%、セルロース系繊維30%およびガラス繊
維5%の各成分で抄造法により成形された補強シ
ートが重合一体化される。
≪効果≫
以上述べたようにこの発明によれば、トランク
トリム材のような比較的剛性を必要としない内装
用パネルであつて、開閉リツドを備えたものにお
いて、開閉リツドおよび開口周縁部の補強構造を
簡単にかつ廉価に実行できるとともに、開閉リツ
ド部に反りが発生することもなく製品美観も向上
させることができる。
トリム材のような比較的剛性を必要としない内装
用パネルであつて、開閉リツドを備えたものにお
いて、開閉リツドおよび開口周縁部の補強構造を
簡単にかつ廉価に実行できるとともに、開閉リツ
ド部に反りが発生することもなく製品美観も向上
させることができる。
第1図はこの発明に係る実施例を示す一部破断
斜視図、第2図は第1図の−線に添う断面
図、第3図は成形工程を示す断面図である。 1……トランクサイドトリム、2……芯材、3
……表皮材、5……開閉リツド、6……開口、6
a……開口周縁部、7……補強シート、8……コ
ールドプレス用下型、9……コールドプレス用上
型。
斜視図、第2図は第1図の−線に添う断面
図、第3図は成形工程を示す断面図である。 1……トランクサイドトリム、2……芯材、3
……表皮材、5……開閉リツド、6……開口、6
a……開口周縁部、7……補強シート、8……コ
ールドプレス用下型、9……コールドプレス用上
型。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車体パネルに設けた凹部に対応する部位に開
口を開設し、この開口を覆う開閉リツドを一体に
設けてなる開閉リツドを備えた内装用パネルにお
いて、 前記開閉リツド並びに開口周縁部の裏面側に、
セルロース系繊維とガラス繊維とを混入したポリ
オレフイン系樹脂を素材とし、抄造法により成形
された補強シートを重合一体化したことを特徴と
する開閉リツドを備えた内装用パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63145508A JPH01314643A (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | 開閉リッドを備えた内装用パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63145508A JPH01314643A (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | 開閉リッドを備えた内装用パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01314643A JPH01314643A (ja) | 1989-12-19 |
JPH0581458B2 true JPH0581458B2 (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=15386874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63145508A Granted JPH01314643A (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | 開閉リッドを備えた内装用パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01314643A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5482343A (en) * | 1994-07-25 | 1996-01-09 | The Excello Specialty Company | Vehicle door and water deflector |
JP2007112288A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Kasai Kogyo Co Ltd | 車両用内装トリム |
EP3147161B1 (en) | 2014-05-21 | 2017-07-19 | Nissan Motor Co., Ltd | Seat back panel for vehicle |
JPWO2020116516A1 (ja) | 2018-12-05 | 2021-10-14 | 古河電気工業株式会社 | 積層体 |
-
1988
- 1988-06-13 JP JP63145508A patent/JPH01314643A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01314643A (ja) | 1989-12-19 |
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