JPH0581377U - 温水洗浄装置取付用便器 - Google Patents

温水洗浄装置取付用便器

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JPH0581377U
JPH0581377U JP031137U JP3113792U JPH0581377U JP H0581377 U JPH0581377 U JP H0581377U JP 031137 U JP031137 U JP 031137U JP 3113792 U JP3113792 U JP 3113792U JP H0581377 U JPH0581377 U JP H0581377U
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JP
Japan
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toilet
toilet seat
toilet bowl
seat box
hot water
Prior art date
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Pending
Application number
JP031137U
Other languages
English (en)
Inventor
浩彦 藪田
昌広 井口
Original Assignee
株式会社イナックス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Toilet Supplies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 洗浄ノズル20を底板12に取り付けた温水
洗浄装置用の便座ボックス10を後部上面に設置するた
めの便器1において、便鉢2の開口縁部3における後部
側に形成した切欠部4内に洗浄ノズル20を配設し、便
器1の後部上面に形成した凹部5に便座ボックス10の
底板12を収納する。 【効果】 便器1と便座30との隙間を大きくする必要
がなくなり、着座時の不安定感が解消する。便座ボック
スの見かけの高さ寸法が小さくなるから、コンパクトに
なり、圧迫感が薄れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、温水洗浄装置を内蔵した便座ボックスが取り付けられる洋風便器に 関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、温水洗浄装置を内蔵する便座ボックス10を、洋風便器50(以下、 単に「便器」と言う)の後部上面に取り付けた状態を示すものである。便座ボッ クス10の内部には、洗浄ノズル20をはじめ、温水タンク,ヒーター,ポンプ ,温風ファン,サーモスタット等の制御機器,その他各種の電気部品(洗浄ノズ ル20以外は図示省略)が収納され、外側には、便座30及び便蓋40が回動自 在に取り付けられている。
【0003】 ところで、温水洗浄装置の構成部品である洗浄ノズル20を取り付ける方式と して、これを便座ボックス10の底板12上に設けた支持台13に固定するとい う構造がしばしば採用されている。上記支持台13は、前方(図面における右側 )へ向かって下り勾配を有する傾斜面14が形成されており、この傾斜面14に 洗浄ノズル20を固定することにより、該洗浄ノズル10を、温水洗浄に最適な 姿勢、つまり、使用者に対して温水噴出方向が最適となる角度に支持することが できるよう構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した洗浄ノズル20の取付構造を採用した場合、便器50の上面と便座3 0の下面との間の隙間Dを利用して、洗浄ノズル20のピストン部21を進退さ せるようになされている。そこで、洗浄ノズル20のピストン部21と便座30 とが、それぞれの動作に対して相互に支障を来さないようにするには、従来、便 座30を支持する裏足31の高さ寸法を大きくして、便器50と便座30との隙 間Dを充分に広くしなくてはならなかった。その結果、便座30の床面からの高 さが大きくなり、幼年者など身長の低い者は、着座時の体勢が不安定になるとい う問題を生じている。また、便座30の撓みしろが大きくなるから、強度を高め るべく、便座30の厚みを増やしたり補強リブを増設したりする等の措置が必要 となり、製造コストの増大を招くという欠点もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記従来の課題に鑑みて創案された新規な構造の便器を提供せんと するものである。本考案の特徴とするところは、洗浄ノズルを底板に取り付けた 温水洗浄装置用の便座ボックスが、後部上面に設置される洋風便器において、便 鉢の開口縁部における後部側に洗浄ノズル配設用の切欠部が形成され、便器の後 部上面における便座ボックス設置領域に当該便座ボックスの底板収納用の凹部が 形成されていることである。
【0006】
【作用】
本考案に係る便器は、便鉢の開口縁部における後部側に切欠部を形成し、該切 欠部に洗浄ノズルを配設するようにしたので、便器と便座との隙間を大きくしな くても、洗浄ノズルと便座との間に相互干渉を生ずることがなくなる。また、便 器の後部上面に凹部を形成し、該凹部に便座ボックスの底板を収納するようにし たから、内容積をすこしも縮小することなく、便座ボックスの見かけの高さ寸法 を低くすることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の詳細を実施例を示す図面を用いて説明する。 図1は、本考案に係る便器1と、これに取り付けられる便座ボックス10をカ バー11と底板12とに分解して示す斜視図である。同図に示す如く、便座ボッ クス10の底板12には、所定勾配の傾斜面14を有する支持台13が設けられ 、この支持台13の傾斜面14上に、洗浄ノズル20が固定されている。
【0008】 他方、便器1には、便鉢2の開口縁部3における後部側に切欠部4が形成され ると共に、後部上面に凹部5が形成されている。前者の切欠部4は、上記洗浄ノ ズル20を配設するためのものであり、後者の凹部5は、上記便座ボックス10 の底板12を収納するためのものである。
【0009】 上述のように構成された便器1に、便座ボックス10を取り付けた状態を、図 2に示す。なお、同図において二点鎖線で示した30は便座を、40は便蓋をそ れぞれ表している。図示するように、洗浄ノズル20は、便器1に形成した切欠 部4内へ所要角度を保って配設されるから、便器1と便座30との隙間dを大き く取らなくても、洗浄ノズル20が便座30の動作に支障を及ぼすおそれがない 。それ故、便座30の高さを通常と同様にすることができるから、着座時におい て、使用者に違和感や不安定感を与えることがない。
【0010】 また、本考案では、便器1の後部上面に凹部5を設け、この凹部5に便座ボッ クス10の底板12を収納せしめるようにしたので、便座ボックス10の見かけ の高さ寸法を小さくすることができる。依って、従来と比べて、便座ボックス1 0から受ける圧迫感が少なくなる。しかも、便座ボックス10の内容積が縮小す ることはないから、温水洗浄装置の内蔵に際し、特に障害を招くおそれはない。
【0011】 なお、便器1の後部上面に、便座ボックス10の底板12を収納する凹部5を 形成する場合としない場合とでは、次のような違いを生ずる。これを図3により 説明する。図3の(A)は、本考案に係る便器1に便座ボックス10を取り付け た状態を示し、(B)は、便鉢52の開口縁部53に切欠部54を形成しただけ の便器51に、同一の便座ボックス10を取り付けた状態を示している。(A) と(B)とを対比すれば明らかなように、温水洗浄装置に変更を加えないことを 前提とする場合、言い換えれば、同一の温水洗浄装置を取り付ける場合、(A) のように便座ボックス底板12を凹部5へ収納せしめることにより、(B)の凹 部を持たない便器51へ取り付ける場合と比べて、洗浄ノズル20を切欠部4内 へ最適に配設し得る便座ボックス10の取付位置を前方へ設定することができる 。つまり、一般に市販されている便座ボックス内蔵型の温水洗浄装置を便器に取 り付けるにあたり、本考案の如く後部上面に凹部5を有する便器1であれば、便 座30の高さを通常通りにして、且つ便座ボックス10の位置を前方へ寄せるこ とができるのである。依って、便器における便鉢開口縁部3から後側の長さ寸法 を小さくし得るので、便器の小寸法化を図ることが可能である。
【0012】
【考案の効果】
以上述べたところから明らかなように、本考案に係る便器は、便鉢の開口縁部 の後部側に切欠部を形成し、ここに洗浄ノズルを配設するようにしたので、便器 と便座との隙間を大きくすることが不要となる。それ故、便座の床面からの高さ 位置を普通と変わりのないものとすることができるので、使用者に、不安定感や 違和感等を感じさせることがない。勿論、裏足も通常通りであるから、便座に補 強手段を講ずる必要もなくなる。
【0013】 また、便器の後部上面に便座ボックスの底板の収納用凹部を形成したので、便 座ボックスを取り付けたときに、その内容積を全く損なうことなく見かけの高さ 寸法を小さくすることができる。しかも、便座ボックスの取付位置を、便座の高 さ寸法を通常より高くすることなく、比較的前方側へ寄せることが可能なので、 便器自体の後方側の長さを大きくする必要がなくなる。従って、便座ボックスを 取り付けた状態において、全体がコンパクトになり、使用者に与える圧迫感が薄 れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る便器の一実施例、及び、これに取
り付けられる便座ボックスをカバーと底板とに分解した
ものを示す斜視図である。
【図2】本考案に係る便器に便座ボックスを取り付けた
状態を示す側面断面図である。
【図3】(A)は本考案に係る便器に便座ボックスを取
り付けた状態の要部を示す側面断面図、(B)は洗浄ノ
ズル配設用の切欠部のみを形成した便器に便座ボックス
を取り付けた状態の要部を示す側面断面図である。
【図4】従来の便器に便座ボックスを取り付けた状態を
示す側面断面図である。
【符号の説明】
1…便器 2…便鉢 3…便鉢の開口縁部 4…切欠部 5…凹部 10…便座ボックス 11…カバー 12…底板 13…支持台 14…傾斜面 20…洗浄ノズル 30…便座 40…便蓋

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄ノズルを底板に取り付けた温水洗浄
    装置用の便座ボックスが、後部上面に設置される洋風便
    器において、便鉢の開口縁部における後部側に洗浄ノズ
    ル配設用の切欠部が形成され、便器の後部上面における
    便座ボックス設置領域に当該便座ボックスの底板収納用
    の凹部が形成されていることを特徴とする温水洗浄装置
    取付用便器。
JP031137U 1992-03-27 1992-03-27 温水洗浄装置取付用便器 Pending JPH0581377U (ja)

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JP031137U JPH0581377U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 温水洗浄装置取付用便器

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JP031137U JPH0581377U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 温水洗浄装置取付用便器

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ID=12323055

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