JPH0211218Y2 - - Google Patents

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JPH0211218Y2
JPH0211218Y2 JP688883U JP688883U JPH0211218Y2 JP H0211218 Y2 JPH0211218 Y2 JP H0211218Y2 JP 688883 U JP688883 U JP 688883U JP 688883 U JP688883 U JP 688883U JP H0211218 Y2 JPH0211218 Y2 JP H0211218Y2
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JP
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armrest
door lining
door
mounting
pull pocket
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JP688883U
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JPS59113230U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両のドアライニングのアームレスト
構造の改良に関する。
従来のプルポケツト部を有するドアライニング
のアームレスト構造を第1図に示す。この構造に
よればドアパネル101の内面側に、ドアレスト
のための膨出部103を形成したドアライニング
102を配設し、且つ膨出部103の上面104
を平坦にして所定の箇所に開口部105を形成す
る。そしてこの開口部105に別に作られたプル
ポケツト106を嵌入配設し、ドアパネル101
にビス107に固設されたステー108にその底
部をビス109で固定する。
上記の如き従来のアームレスト構造によれば、
図示される如くドアライニング102のアームレ
スト用膨出部103の平坦な上面104にプルポ
ケツト部を設ける場合に、プルポケツト106が
別部材であるためプルポケツト106を開口部1
05に取り付けるにあたつてその上部周縁106
aがフランジ状に折曲されているため、周縁10
6aと上面104との間に段差が生じ、アームレ
ストを使用する場合に感触を不良なものにすると
共に、見た目に良好なものであると言えない。ま
たアームレスト部は主としてドアライニング10
2を形成する材質によつて形成されるために比較
的に硬質であつてアームレストとして使用する場
合にはその感触が良好なものではないという不具
合がある。
本考案者は上記の如きドアライニングのアーム
レスト構造における問題に鑑みこれを有効に解決
すべく本考案を成したものである。
本考案の目的は、ドアライニングの内面に設け
られるアームレストの上面を平坦にし且つ腕の当
接部分をソフト化することによつてアームレスト
の外観を良好にし、感触性を向上させると共に、
更にメンテナンス、部品の付設、交換を便利に
し、加えて取付強度、支持強度を高いものとした
ドアライニングのアームレスト構造を提供するこ
とにある。
而して本考案の特徴は、上記目的を実現すべ
く、プルポケツトを有するアームレスト部を硬質
のアームレスト芯材と軟質のクツシヨン材とを備
えてドアライニングとは別に一体に形成し、且つ
ドアライニングに取付部を設け、該取付部に上記
アームレスト部を取り付け、上記プルポケツトの
ドアパネル側裏面の硬質の芯材に設けた係合部を
ドアパネルに係止させるように構成したことにあ
る。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
第2図はドアの内側面を示し、ドアライニング
1の内側面にアームレスト2が形成されている。
アームレスト2の部分は、第5図、第6図に示さ
れる如く、ドアライニング1のアームレスト部を
取り付けるための車室側へ膨出した取付部3と、
プルポケツト4を有して一体的にユニツトとして
別個に形成されたアームレスト部5とから構成さ
れる。
上記取付部3は、その前半部の上面に当接支持
段部6を有して形成され、開口部7と3個の係止
用切欠部8…を形成し、更に開口部7の中に支持
片9を立設せしめた取付ステー10を配設すると
共に、後半部11の前端面に不図示の係止用孔が
2個形成される。
他方アームレスト部5は、上記当接支持段部6
に支持される如きこれに対応した形状を成し、そ
の上面部にプルポケツト4とアーム当接用の部分
を設けると共に、その下面の外側辺に上記係止用
切欠部8…に係止される突起12…と、後端面に
上記不図示の係止用孔に挿入される突起13,1
3とを形成して成るものである。
次に断面図によつてアームレスト部5の構成及
びその取付構造を説明する。
第3図は第2図中の3−3線断面図でプルポケ
ツト4を有する部分のアームレスト2の断面図で
あり、第4図は第2図中の4−4線断面図で主に
アームレスト機能を有する部分の断面図である。
先ず第3図において、ドアパネル14に取付用
の別のパネル15をワツシヤー16を介しビス1
7で固設し、このパネル15には補強部10aを
有する前記取付ステー10が固定されている。ド
アライニング1はドアパネル14の車室側面に配
設固定されるが、ドアライニング1の取付部3の
下部はビス18でパネル15に固定される。取付
部3の上部には開口部7が形成され、この開口部
7に収納される如くしてアームレスト部5の前半
部が配設されるが、収納される部分はアームレス
ト部5の下部で、アームレスト部5の外表面は取
付部3の外表面と面一となつて全体としてアーム
レスト2を形成する。
ドアライニング1は硬質のドアライニング基材
19と軟質のドアライニングクツシヨン材20と
ドアライニング表皮材21とから構成される。前
記取付部3はドアライニング基材のみで形成され
ており、また開口部7の内側縁に相当する部分に
はドアライニングが下方へ一定の幅で延設されて
いる。この延設部19aにアームレスト部5の上
部内端面5aが当接し、延設部19aはこれを支
持するものである。
アームレスト部5は、プルポケツト4を形成す
る部分では比較的に硬質のアームレスト芯材22
が断面カツプ形状に形成され、このアームレスト
芯材22を基材としてその内面及び外側面に厚肉
にしてアームレストクツシヨン材23が貼設さ
れ、そのアームレストクツシヨン材23の全表面
を覆う如くしてアームレスト表皮材24が貼設さ
れて成るものである。ただし、プルポケツト4の
底には開口部4aが設けられ、同位置の芯材22
にも孔22aが穿設される。
アームレスト部5の取付部3における装着状態
において、芯材22の底部は前記取付ステー10
に支承されビス25によつて上記孔22aを介し
取付ステー10に芯材22が固定される。このと
きにおいて芯材22の内壁の外側面に形成された
嵌入部26aを形成するブラケツト26の当該嵌
入部26aに前記支持片9が嵌入係止され、アー
ムレスト部5をこの支持片9で内側より支持せし
め倒れの発生を防止する。斯かる支持片9は別個
に形成して取付ステー10に溶着等によつて固設
することもできるし、また取付ステー10の一部
を切欠して立設させるようにして設けることもで
きる。
また芯材22の内壁の上部は前記ドアライニン
グ基材19の延出部19aに当接する。この場合
芯材22の内壁の上部の外表面には表皮材24を
貼設し、延出部19aと当接させるようにしてい
る。芯材22の外壁の開口部7の外側縁に当接す
る部分には、辺状の当接係止部22bを形成し、
以つてアームレスト部5が開口部7に密着して配
設されるようにしている。
次に第4図において、ドアライニング1の取付
部3は側方へ膨出する如く湾曲形成され、その上
面の内側辺に取付片3aを折曲形成し、この取付
片3aによつてスクリユーグロメツト27を介し
てビス28でドアパネル14に固定すると共に、
他方取付部3の下部をビス29でドアパネル14
に固設されたブラケツト30に固定することによ
つて配設される。第4図に示される取付部3の上
面部分には開口部は形成されず平坦状になつてお
り、その外側辺に沿つて支持段部6が形成されて
いる。ドアライニングは前述した通り、ドアライ
ニング基材19、ドアライニングクツシヨン材2
0、ドアライニング表皮材21から成る。
また取付部3の上部には、上記支持段部6によ
つてその外側辺の下面を支持されるアームレスト
部5の後部が配設され、アームレスト部5の後部
は前述した通り断面階段状のアームレスト芯材2
2、アームレストクツシヨン材23、アームレス
ト表皮材24とから構成される。
上記において、ドアライニング1の取付部3の
外面とアームレスト部5の外面は面一状に形成さ
れ、全体としてドアアームレストを構成するもの
である。
以上において本考案に係るアームレスト部5は
ドアライニング1とは別に形成され、ドアライニ
ング1に形成された硬質の取付部3に着脱自在に
設けることができる。そしてプルポケツト4と併
せてアームレスト部分を柔らかいクツシヨン材2
3を備えて一体的に成形し、ユニツト化できる。
それ故に取付部3にアームレスト部5を取り付け
た場合外観性を良好なものとし、且つ上面に段差
部を生ぜず、クツシヨン材23によつて乗員のア
ームを柔らかく支え、その感触性を極めて向上せ
しめることができる。
またプルポケツト4を有するアームレスト部5
は単体でユニツト化され、取付部3の上面部に着
脱自在であり、それ故に交換、メンテナンスが極
めて簡易となり、特にパワーウインドスイツチ付
アームレスト部等の交換などに都合がよい。即ち
アームレスト部のみを取り外して交換作業を行う
ことができるので従来の交換作業に比較し極めて
作業性を向上させることができる。
更にドアライニング1の中央部分において取付
ステー10によつてドアパネル部に結合するよう
にしているため、これによつてぶかつきをなくす
ようにし、更に嵌入部26aにブラケツト26の
支持片9が嵌入されて、アームレスト部5を内側
より支持しているので、アームレストのポケツト
部を室内にねじつた場合でも倒れの発生を防止で
き、また、硬質のアームレスト芯材を備えるアー
ムレスト部をドアライニングの取付部に取り付
け、アームレストのプルポケツト部分は、これの
硬質芯材のドアパネル側裏面に設けた係合部をド
アパネル側に係止させるようにしたため、アーム
レストのプルポケツトを介してドアを開閉させる
さい、ドアパネルでプルポケツトを含むアームレ
ストが取付支持され、アームレストの取付強度、
支持強度を高いものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は従来
のアームレスト構造を示す縦断面図、第2図は本
考案に係るドアライニングの内側面を見た正面
図、第3図は第2図中の3−3線断面図、第4図
は第2図中の4−4線断面図、第5図はドアライ
ニングの取付部のみを示す斜視図、第6図はアー
ムレスト部のみの斜視図である。 なお図面中、1はドアライニング、2はアーム
レスト、3は取付部、4はプルポケツト、5はア
ームレスト部、7は開口部、22はアームレスト
芯材、23はアームレストクツシヨン材、24は
アームレスト表皮材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プルポケツトを有するアームレスト部を硬質の
    アームレスト芯材と軟質のクツシヨン材とを備え
    てドアライニングとは別に一体に形成し、且つド
    アライニングに取付部を設け、該取付部に上記ア
    ームレスト部を取り付け、上記プルポケツトのド
    アパネル側裏面の硬質の芯材に設けた係合部をド
    アパネルに係止させるように構成したことを特徴
    とするドアライニングのアームレスト。
JP688883U 1983-01-21 1983-01-21 ドアライニングのア−ムレスト構造 Granted JPS59113230U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP688883U JPS59113230U (ja) 1983-01-21 1983-01-21 ドアライニングのア−ムレスト構造

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JP688883U JPS59113230U (ja) 1983-01-21 1983-01-21 ドアライニングのア−ムレスト構造

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Publication Number Publication Date
JPS59113230U JPS59113230U (ja) 1984-07-31
JPH0211218Y2 true JPH0211218Y2 (ja) 1990-03-20

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ID=30138429

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JP688883U Granted JPS59113230U (ja) 1983-01-21 1983-01-21 ドアライニングのア−ムレスト構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5395029B2 (ja) * 2010-10-27 2014-01-22 豊田鉄工株式会社 プルハンドル部の支持構造
JP6129529B2 (ja) * 2012-11-30 2017-05-17 小島プレス工業株式会社 コンソールドア

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JPS59113230U (ja) 1984-07-31

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