JP3832920B2 - リラックスチェア - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、リラックスチェアの特に背凭シートの構成に係るものである。
【0002】
【従来技術】
従来公知公報の存在は不知であるが、ローラが上下する等のマッサージ機構を設けた背凭シートと、該背凭シートを回動自在に取付けた座席シートと、前記座席シートおよび背凭シートを支持する支持フレームとからなり、前記背凭シートは、背凭骨格フレームに着座者の背当たり面形状を形成したクッション材を設け、クッション材の外周をカバー部材により包囲して構成したリラックスチェアは、公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記公知例の背凭シートは、クッション材により着座者の背当たり面形状を形成しているので、高価であるという課題がある。
即ち、背凭シートの中央に縦長のマッサージ機構を設けるため、マッサージ機構の上下および左右側の部分には背凭シートの骨格フレームしか存在しないので、骨格フレームの当たり心地を良好にするには相当の厚みのクッション材を取付けなければならず、取付、組立が面倒であり、高価で、重量が嵩むという課題がある。
また、カバー部材の端末をタッカーで止着していたので、作業が面倒であり、製品使用後のリサイクルも面倒であるという課題がある。
【0004】
【発明の目的】
製造組立容易な背凭シートの提供、背凭シートの軽量化、カバー部材の端末処理の容易化、リサイクルの容易化、メンテナンスの容易化、コストの削減。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、座席シート2と、ローラを上下させる等のマッサージ機構13を設けた背凭シート3と、前記座席シート2および前記背凭シート3を支持する支持フレーム23とを有するリラックスチェアにおいて、前記背凭シート3は、左右一対の側部縦フレーム10の上下両側を上部連結フレーム11および下部連結フレーム12により夫々連結して略四角枠形状に形成した背凭骨格フレーム15の中央に、該背凭骨格フレーム15と所定間隔をおいて前記マッサージ機構13を取付け、前記背凭骨格フレーム15には前記マッサージ機構13を収容しうる縦長の窓孔36を有して前記背凭シート3の外面形状を保持するための形状保持用樹脂フレーム31を取付け、該形状保持用樹脂フレーム31は、着座者の背、首、頭部等を支持する背面側に合わせた任意に屈曲させた当接面形状に形成し、形状保持用樹脂フレーム31は、着座者の荷重を支持しうる剛性および着座者の背面が当接したとき適度に撓む弾性を有する合成樹脂成形により一体形成し、該形状保持用樹脂フレーム31は着座者を支持する剛性構造と弾性構造を兼用すると共に、かつ、前記形状保持用樹脂フレーム31および前記背凭骨格フレーム15の外周は前記カバー部材32により直接一体不可分に包囲して前記背凭シート3の外面形状を形成するように構成し、もって、形状保持用樹脂フレーム31は、クッション材および該クッション材を支持するクッション支持部材を兼用して前記窓孔36の部分は除いて前記背凭骨格フレーム15と前記カバー部材32とにより三層に構成し、前記カバー部材32の前面および側部部分42の夫々の内面にはカバー側係合部44を有する係合部材43を設け、該係合部材43は平板状で弾性を有して形成し、前記形状保持用樹脂フレーム31の側部裏面および前記窓孔36の周縁近傍には前記カバー側係合部44が係合する樹脂フレーム側係合部45を設けたリラックスチェアとしたものである。
本発明は、前記係合部材43は、平板状の弾性を有して変形自在の板部43bと芯となる剛性を有する細軸状の芯部43aとにより構成し、前記板部43bにはカバー側係合部44である係合孔44aを形成したリラックスチェアリラックスチェアとしたものである。
【0006】
【実施例】
本発明の一実施例を図面により説明すると、1はリラックスチェアであり、座席シート2と背凭シート3を有する。前記座席シート2は左右一対の前後方向の座席側部フレーム4の前端を左右方向の座席側連結フレーム5により連結し、各座席側部フレーム4の間には詳細は省略するがバネ体6を前後に所定間隔を置いて複数並設し、少なくとも、前記座席側部フレーム4および座席側連結フレーム5により座席骨格フレーム7を構成する。8は各座席側部フレーム4の先端に基部を取付けたU型フレーム、9はU型フレーム8に取付けた横杆である。
【0007】
前記背凭シート3は、左右一対の側部縦フレーム10を設け、側部縦フレーム10の上部は左右方向の上部連結フレーム11により連結し、左右の側部縦フレーム10の下部は左右方向の下部連結フレーム12により連結し、前記側部縦フレーム10および上部連結フレーム11および下部連結フレーム12により背凭骨格フレーム15を構成する。
背凭骨格フレーム15の前記側部縦フレーム10、10の左右中間位置にはローラー47やモーター(図示省略)等からなるマッサージ機構13を取付ける。
【0008】
前記座席骨格フレーム7の各座席側部フレーム4の基部には取付孔16およびストッパー用孔17を形成し、前記背凭骨格フレーム15の側部縦フレーム10には前記取付孔16およびストッパー用孔17に対応する背凭取付用ブラケット18を設ける。背凭取付用ブラケット18には前記ストッパー用孔17に対応する位置に背凭側ストッパー用孔19を形成し、前記取付孔16に対応する位置が溝底となり、かつ、背凭側ストッパー用孔19を中心とする円弧形状の取付軸係合溝20を形成する。
しかして、23はリラックスチェア1の支持フレームであり、支持フレーム23には左右一対の支持ブラケット24を設ける。支持ブラケット24には前記取付孔16に対応する支持側取付孔25および該支持側取付孔25を中心とする円弧形状のストッパー用係合孔26を形成する。
【0009】
前記支持側取付孔25には座席骨格フレーム7の取付孔16を合わせて取付軸27により取付ける。取付軸27は段部28を有する段付き軸により形成する。即ち、支持ブラケット24の内側に座席骨格フレーム7の取付孔16を位置させ、支持ブラケット24の外側から取付軸27を螺合させると、支持ブラケット24の内面と座席骨格フレーム7との間に段部28により隙間ができ、段部28に背凭骨格フレーム15の取付軸係合溝20を係合させる。
この状態では、背凭骨格フレーム15は取付軸27中心に回動自在であるので、次に、座席骨格フレーム7のストッパー用孔17と背凭骨格フレーム15の背凭側ストッパー用孔19と、支持ブラケット24のストッパー用係合孔26とを一致させ、ストッパー軸29により止着し、ストッパー軸29は前記ストッパー用係合孔26内のみ移動可能に構成する。30は取付軸27およびストッパー軸29の夫々に螺合させるナットである。
【0010】
しかして、前記背凭シート3は、背凭シート3の外面(前面)形状を保持する形状保持用樹脂フレーム31を前記背凭骨格フレーム15に取付け、形状保持用樹脂フレーム31の外周にカバー部材32を取付けて構成する。即ち、前記形状保持用樹脂フレーム31は、 着座者の荷重を支持する剛性および着座者の背面が当接したとき適度に撓む弾性を有する合成樹脂により形成すると共に、形状保持用樹脂フレーム31は着座者の背面側に合わせて任意に屈曲させた当接面形状に形成し、該形状保持用樹脂フレーム31の外周をカバー部材32により包囲して背凭シート3を構成する。
したがって、形状保持用樹脂フレーム31は、その表面(前面)の形状を、着座者の背、首、頭部を支持するのに適当な形状に形成し、形状保持用樹脂フレーム31の裏面(後面)には後方に突き出る突出部33を形成し、突出部33は背凭骨格フレーム15の前記側部縦フレーム10、10に設けた取付用ブラケット14の取付孔34に当接させ、取付用ブラケット14の裏側から螺子35により固定する。
【0011】
また、形状保持用樹脂フレーム31の左右中央部には縦に長い窓孔36を形成し、該窓孔36内にマッサージ機構13を配置する。
また、前記形状保持用樹脂フレーム31の裏面所定位置には、後方に突き出る縦横の補強用リブ37を設け、該補強用リブ37の一部を背凭骨格フレーム15に当接させる。実施例では、前記突出部33は補強用リブ37と一体的に形成している。
前記カバー部材32は、後面部分38の中央に縦の切れ目を設け、該切れ目にファスナー39の一対の係合歯部40を夫々逢着して開閉自在の接合部41を設ける。
【0012】
しかして、前記カバー部材32は、その前面部分および側部部分42の夫々の内面に係合部材43を取付ける。係合部材43は、当業者はトリムコードと呼ぶ芯となる外端縁の細軸状の芯部43aと平板状の弾性を有して変形自在の板部43bとにより構成し、板部43bにはカバー側係合部44である係合孔44aを形成し、該係合孔44aを前記形状保持用樹脂フレーム31に設けた樹脂フレーム側係合部45に係合止着する。実施例の樹脂フレーム側係合部45は、板金を切り起こしたような爪形状に、樹脂成形時に一体成形により形成している。
また、図8は係合部材43の第2実施例を示し、係合部材43は芯部43aの先端を鉤状に屈曲させて屈曲鉤状係合部46に形成し、屈曲鉤状係合部46を前記樹脂フレーム側係合部45の爪部に引っ掛けるように係合させる。
【0013】
図中、48は上下移動軸、49はギヤ、50は前記側部縦フレーム10に設けたラックギヤ、51は座席シート2と背凭シート3とを固定状態のままリラックスチェア1全体を取付軸27中心に回動させたとき、任意位置(角度)で支持するロックシリンダ(油圧式無段階ロックシリンダ)、52はブラケット、53はピストンロッド、54は操作用ワイヤー、55はアームレスト、56はレバーであり、レバー56を操作して操作用ワイヤー54を牽引すると、ロックシリンダ51はフリー状態になり、レバー56を離すとロックシリンダ51はピストンロッド53を任意の位置にて固定する。
【0014】
【作用】
次に作用を述べる。
本発明は前記構成のため、形状保持用樹脂フレーム31の裏面に設けた突出部33を背凭骨格フレーム15に設けた取付用ブラケット14の取付孔34に当接させ、取付用ブラケット14の裏側から螺子35により固定して、背凭骨格フレーム15に形状保持用樹脂フレーム31を固定する。
次に、形状保持用樹脂フレーム31および背凭骨格フレーム15の外周にカバー部材32を被せ、カバー部材32の裏側に設けた係合部材43のカバー側係合部44を形状保持用樹脂フレーム31に設けた樹脂フレーム側係合部45に係合させて取付け、背凭シート3を組み立てる。
【0015】
この場合、形状保持用樹脂フレーム31は、 着座者の荷重を支持する剛性を有する合成樹脂により形成し、形状保持用樹脂フレーム31により着座者の背側の当接面形状を形成し、該形状保持用樹脂フレーム31の外周をカバー部材32により包囲して背凭シート3を構成しているから、高価なウレタンを厚く使用して座面(この場合は背当たり面)形状を形成するのに比し、安価に製造できる。
また、通常の背凭シートは、左右の側部フレームの間にバネ材を設け、バネ材の前面にクッション材を設けて剛性構造および弾性構造を構成しているが、リラックスチエア1の場合、中央にマッサージ機構13有しているのでバネ材を設けるの困難であり、また、中央のマッサージ機構13と側部フレーム10の狭い空間内にはこのような剛性構造および弾性構造を設けるのも相当に構造を複雑にして高価となるが、本発明では、形状保持用樹脂フレーム31を設けるだけで、これらを達成でき、部品点数の少ない頗る簡単な構成にすることができる。
【0016】
また、背凭骨格フレーム15に形状保持用樹脂フレーム31とカバー部材32を取付けるだけであるので、取付・組立が容易であり、作業効率を向上させ、コストの削減に貢献する。
また、カバー部材32の裏面所定位置には係合部材43を設け、該係合部材43に対応する位置の形状保持用樹脂フレーム31には樹脂フレーム側係合部45を設けているから、係合部材43のカバー側係合部44を樹脂フレーム側係合部45に係合させると、カバー部材32が形状保持用樹脂フレーム31に密着して不動状態に被せられる。したがって、カバー部材32は皺が寄らず、外観の見栄えを向上させるだけでなく、皺によって一部が厚くなることを防止するので着座感を向上させる。
【0017】
このとき、前記樹脂フレーム側係合部45は、形状保持用樹脂フレーム31の側部裏面および窓孔36の周縁近傍に配置しているから、作業スペースを充分に確保でき、係合部材43との係合作業も容易にでき、また、カバー部材32を効果的に引張って皺の発生を防止する。
また、係合部材43は、当業者はトリムコードと呼ぶ芯となる外端縁の細軸状の芯部43aと平板状の弾性を有して変形自在の板部43bとにより構成しているから、板部43bは形状保持用樹脂フレーム31に合わせて変形してフィット性を良好にして外観状の見栄えを良好にでき、細軸状の芯部43aの剛性により取付(係合)作業の操作性を向上させることができる。
【0018】
また、カバー側係合部44である係合孔44aは樹脂フレーム側係合部45に引っ掛けるだけで良いので、作業性が良い。
また、図8は係合部材43の第2実施例では、芯部43aの先端を鉤状に屈曲させて屈曲鉤状係合部46に形成しているから、係合面積が広く、カバー部材32を効果的に引張って皺の発生を防止する。
しかして、カバー部材32の後面部分38の中央に縦の切れ目を設け、該切れ目にファスナー39の一対の係合歯部40を夫々逢着しているから、ファスナー39を開けると、カバー部材32の裾幅を大きくして被せるのが容易になり、また、カバー部材32を装着した後も、ファスナー39を開けると、背凭シート3内を露出させることができ、メンテナンスを容易にする。また、ファスナー39を開けてカバー部材32の裾幅を大きくすると、取り外すのも容易になり、着脱自在構成に簡単にでき、この点で、カバー部材32のメンテナンスも容易にする。
【0019】
なお、前記カバー部材32と形状保持用樹脂フレーム31の間に、クッション作用を期待してクッション材57を設けることがあるが、この場合、クッション材57はクッション作用を期待するのであって、背凭シート3の着座者の背当たり面を形成保持するためには作用せず、背当たり面の形状保持は形状保持用樹脂フレーム31により行う。また、クッション材57はカバー部材32の裏面に取りつけておけば、作業は頗る容易にできる。
しかして、次に、前記背凭シート3と座席シート2との組立は、支持フレーム23を組み立て、次に、支持フレーム23に設けた支持ブラケット24の支持側取付孔25に座席骨格フレーム7の取付孔16を合わせて取付軸27により取付け、取付軸27の段部28に背凭骨格フレーム15の背凭取付用ブラケット18の取付軸係合溝20を係合させる。
【0020】
したがって、座席骨格フレーム7のストッパー用孔17と背凭骨格フレーム15の背凭側ストッパー用孔19は夫々取付軸27中心に回動自在状態になるので、座席シート2の先端を上下および背凭シート3の先端を前後させると、ストッパー用孔17および背凭側ストッパー用孔19と、支持ブラケット24のストッパー用係合孔26との三者を簡単に一致させることができ、この状態でストッパー軸29により止着する。
次に、ロックシリンダ51を取付けると、リラックスチェア1の組み立ては完了する。
この場合、取付軸27は段部28を形成し、段部28に背凭骨格フレーム15の背凭取付用ブラケット18の取付軸係合溝20を係合させるから、背凭シート3はストッパー軸29による取付けだけですみ、作業が容易になる。
【0021】
また、取付軸27の段部28に背凭骨格フレーム15の背凭取付用ブラケット18の取付軸係合溝20を係合させ、座席骨格フレーム7のストッパー用孔17と背凭骨格フレーム15の背凭側ストッパー用孔19はストッパー軸29により止着するから、背凭シート3は、取付軸27とストッパー軸29の2軸で座席シート2に固定されることになり、この固定状態のまま取付軸27中心に回動する。
しかして、レバー56を操作して操作用ワイヤー54を牽引するとロックシリンダ51はフリー状態になるから、背凭シート3に荷重を掛けると、リラックスチェア1は取付軸27中心に座席シート2側を上動させ、反対に、座席シート2に荷重を掛けると、背凭シート3が取付軸27中心に起き上がる。
【0022】
この場合、ストッパー軸29は支持ブラケット24のストッパー用係合孔26に係合しているから、リラックスチェア1を取付軸27中心に回動させると、ストッパー軸29がストッパー用係合孔26の終端に当接し、リラックスチェア1の過剰回動を防止する。
したがって、リラックスチェア1の過剰回動を防止するので、ロックシリンダ51のピストンロッド53の過剰伸縮を防止でき、耐久性を向上させる。また、特別な部品を使用することなく、座席シート2の座席骨格フレーム7と背凭シート3の背凭骨格フレーム15を固定するストッパー軸29と、リラックスチェア1を取付ける支持フレーム23に形成したストッパー用係合孔26により過剰回動防止機構を構成できる。
【0023】
【効果】
本発明は、座席シート2と、ローラを上下させる等のマッサージ機構13を設けた背凭シート3と、前記座席シート2および前記背凭シート3を支持する支持フレーム23とを有するリラックスチェアにおいて、前記背凭シート3は、左右一対の側部縦フレーム10の上下両側を上部連結フレーム11および下部連結フレーム12により夫々連結して略四角枠形状に形成した背凭骨格フレーム15の中央に、該背凭骨格フレーム15と所定間隔をおいて前記マッサージ機構13を取付け、前記背凭骨格フレーム15には前記マッサージ機構13を収容しうる縦長の窓孔36を有して前記背凭シート3の外面形状を保持するための形状保持用樹脂フレーム31を取付け、該形状保持用樹脂フレーム31は、着座者の背、首、頭部等を支持する背面側に合わせた任意に屈曲させた当接面形状に形成し、形状保持用樹脂フレーム31は、着座者の荷重を支持しうる剛性および着座者の背面が当接したとき適度に撓む弾性を有する合成樹脂成形により一体形成し、該形状保持用樹脂フレーム31は着座者を支持する剛性構造と弾性構造を兼用すると共に、かつ、前記形状保持用樹脂フレーム31および前記背凭骨格フレーム15の外周は前記カバー部材32により直接一体不可分に包囲して前記背凭シート3の外面形状を形成するように構成し、もって、形状保持用樹脂フレーム31は、クッション材および該クッション材を支持するクッション支持部材を兼用して前記窓孔36の部分は除いて前記背凭骨格フレーム15と前記カバー部材32とにより三層に構成し、前記カバー部材32の前面および側部部分42の夫々の内面にはカバー側係合部44を有する係合部材43を設け、該係合部材43は平板状で弾性を有して形成し、前記形状保持用樹脂フレーム31の側部裏面および前記窓孔36の周縁近傍には前記カバー側係合部44が係合する樹脂フレーム側係合部45を設けたリラックスチェアとしたものであるから、窓孔36があるので形状保持用樹脂フレーム31をマッサージ機構13に干渉することなく設けて背凭シート3の前面形状を構成することができ、着座者の背中は形状保持用樹脂フレーム31に支持されるのでクッション材を使用することなく着座感を良好にでき、形状保持用樹脂フレーム31および背凭骨格フレーム15の外周をカバー部材32により包囲するので、取付、組立が容易、軽量であるばかりでなく、高価なクッション材を多量に使用する必要もなく、安価にできる効果を奏し、また、マッサージ機構13の周囲の狭い空間に形状保持用樹脂フレーム31を設けることで、着座者を支持する剛性構造と着座者の着座感を向上させる弾性構造の両者を両立させて設けることができる効果を奏し、形状保持用樹脂フレーム31は合成樹脂の一体成形により形成しているので組立が不要であり、軽量安価に製造でき、カバー部材32の取付に金属製タッカーを使用しないですみ、リサイクルが容易にできる効果を奏し、また、カバー側係合部44を樹脂フレーム側係合部45に係合すればよく、取付が容易にでき、樹脂フレーム側係合部45は窓孔36の周縁近傍および側部裏面にあるので作業スペースが充分にあって係合作業を頗る容易にできる効果を奏する。
本発明は、前記係合部材43は、平板状の弾性を有して変形自在の板部43bと芯となる剛性を有する細軸状の芯部43aとにより構成し、前記板部43bにはカバー側係合部44である係合孔44aを形成したリラックスチェアとしたものであるから、板部43bは形状保持用樹脂フレーム31に合わせて変形してフィット性を良好にして外観状の見栄えを良好にでき、細軸状の芯部43aの剛性により取付(係合)作業の操作性を向上させることができ、また、カバー側係合部44である係合孔44aは樹脂フレーム側係合部45に引っ掛けるだけで良いので、作業性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 リラックスチェアの側面図。
【図2】 フレームの全体斜視図。
【図3】 背凭シートの分解斜視図。
【図4】 係合部材43のカバー側係合部44と樹脂フレーム側係合部45の斜視図。
【図5】 背凭シートの一部断面図。
【図6】 カバー部材および形状保持用樹脂フレームの一部判断した状態の斜視図。
【図7】 リラックスチェアの回動状態側面図。
【図8】 係合部材と樹脂フレーム側係合部の第2実施例の斜視図。
【符号の説明】
1…リラックスチェア、2…座席リラックスチェア、3…背凭リラックスチェア、4…座席側部フレーム、5…座席側連結フレーム、6…バネ体、7…座席骨格フレーム、8…U型フレーム、9…横杆、10…側部縦フレーム、11…上部連結フレーム、12…下部連結フレーム、13…マッサージ機構、14…ブラケット、15…背凭骨格フレーム、16…取付孔、17…ストッパー用孔、18…背凭取付用ブラケット、19…背凭側ストッパー用孔、20…取付軸係合溝、23…支持フレーム、24…支持ブラケット、25…支持側取付孔、26…ストッパー用係合孔、27…取付軸、28…段部、29…ストッパー軸、30…ナット、31…形状保持用樹脂フレーム、32…カバー部材、33…突出部、34…取付孔、35…螺子、36…窓孔、37…補強用リブ、38…後面部分、39…ファスナー、40…係合歯部、41…接合部、42…側部部分、43…係合部材、44…カバー側係合部、45…樹脂フレーム側係合部、46…屈曲鉤状係合部、47…ローラー、48…上下移動軸、49…ギヤ、50…ラックギヤ、51…ロックシリンダ、52…ブラケット、53…ピストンロッド、54…操作用ワイヤー、55…アームレスト、56…レバー、57…クッション材。
Claims (2)
- 座席シート2と、ローラを上下させる等のマッサージ機構13を設けた背凭シート3と、前記座席シート2および前記背凭シート3を支持する支持フレーム23とを有するリラックスチェアにおいて、前記背凭シート3は、左右一対の側部縦フレーム10の上下両側を上部連結フレーム11および下部連結フレーム12により夫々連結して略四角枠形状に形成した背凭骨格フレーム15の中央に、該背凭骨格フレーム15と所定間隔をおいて前記マッサージ機構13を取付け、前記背凭骨格フレーム15には前記マッサージ機構13を収容しうる縦長の窓孔36を有して前記背凭シート3の外面形状を保持するための形状保持用樹脂フレーム31を取付け、該形状保持用樹脂フレーム31は、着座者の背、首、頭部等を支持する背面側に合わせた任意に屈曲させた当接面形状に形成し、形状保持用樹脂フレーム31は、着座者の荷重を支持しうる剛性および着座者の背面が当接したとき適度に撓む弾性を有する合成樹脂成形により一体形成し、該形状保持用樹脂フレーム31は着座者を支持する剛性構造と弾性構造を兼用すると共に、かつ、前記形状保持用樹脂フレーム31および前記背凭骨格フレーム15の外周は前記カバー部材32により直接一体不可分に包囲して前記背凭シート3の外面形状を形成するように構成し、もって、形状保持用樹脂フレーム31は、クッション材および該クッション材を支持するクッション支持部材を兼用して前記窓孔36の部分は除いて前記背凭骨格フレーム15と前記カバー部材32とにより三層に構成し、前記カバー部材32の前面および側部部分42の夫々の内面にはカバー側係合部44を有する係合部材43を設け、該係合部材43は平板状で弾性を有して形成し、前記形状保持用樹脂フレーム31の側部裏面および前記窓孔36の周縁近傍には前記カバー側係合部44が係合する樹脂フレーム側係合部45を設けたリラックスチェア。
- 請求項1において、前記係合部材43は、平板状の弾性を有して変形自在の板部43bと芯となる剛性を有する細軸状の芯部43aとにより構成し、前記板部43bにはカバー側係合部44である係合孔44aを形成したリラックスチェア。
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