JPH0580777A - 車室内騒音の能動消音装置 - Google Patents

車室内騒音の能動消音装置

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JPH0580777A
JPH0580777A JP3241455A JP24145591A JPH0580777A JP H0580777 A JPH0580777 A JP H0580777A JP 3241455 A JP3241455 A JP 3241455A JP 24145591 A JP24145591 A JP 24145591A JP H0580777 A JPH0580777 A JP H0580777A
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JP
Japan
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signal
reference signal
noise
vehicle interior
engine
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JP3241455A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Hanawa
塙  和彦
Mitsuru Nakamura
満 中村
Hiroyuki Saito
博之 斉藤
Kenji Sato
憲治 佐藤
Satoshi Hasegawa
聡 長谷川
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Hitachi Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH0580777A publication Critical patent/JPH0580777A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン振動等に起因する車室内騒音を2次
音を用いて能動的に消音する場合に、広いエンジン回転
域にわたり常に同等の優れた消音効果を得る。 【構成】 エンジン3の回転信号100をクランク角セ
ンサ4で検出し、これに比例した正弦波基準信号102
を生成する。マイクロプロセッサ5はクランク角割込み
信号104を受信し、そのタイミングに同期して基準信
号102をサンプリングし且つ基準信号102をフィル
タリングすることでマイクロフォン1で検出される音圧
信号を打ち消すための2次音制御信号103を生成し、
この出力信号103をスピーカ2に出力する。 【発明の効果】 エンジン回転数の低速回転から高速回
転及び急変化時においても安定した消音効果が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の車室内騒音を能
動的に消音する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車のエンジン振動等に起因す
る車室内の騒音(こもり音)を能動的に打ち消すための
音(2次音)を生成する装置が提案されている。この種
の従来の車室内騒音の能動消音装置としては、例えば特
公表1−501344号(英国特許8624053)に
示されているようなものがある。
【0003】この従来例は、閉空間に配置された複数の
ラウドスピーカ(2次音発生用スピーカ)、車室内の所
定の位置の音圧を検出するマイクロフォン、エンジンの
回転に同期した信号を生成する基準信号生成回路、閉空
間内の音圧レベルを最小にするための適応フィルタ係数
を最急降下法の一種である最小平均自乗アルゴリズム
(以下、LMSアルゴリズムと呼ぶ)を用いて設定更新
し、この適応フィルタにより前記基準信号をフィルタリ
ングして2次音生成の適応信号処理を行う制御回路を備
え、この制御回路から生じる2次音制御信号により各ラ
ウドスピーカを駆動制御する。
【0004】図4は、上記の従来の車室内騒音の能動消
音装置の一例を示す全体構成図である。本例では車室内
の騒音を4個のマイクロフォン1で検出し、2個のスピ
ーカ2で消音制御のための2次音を発生するシステムと
してある。
【0005】マイクロフォン1で検出された音圧(騒音
検出)信号101はA/D変換器9によりアナログ−デ
ジタル変換されてコントロールユニット13におけるマ
イクロプロセッサ5に入力される。一方、エンジン3に
あるクランク角センサ4からは回転信号100が正弦波
基準信号生成回路6に入力される。この基準信号生成回
路6は、エンジンのクランク軸回転に同期した周波数、
例えば4気筒エンジンならエンジン回転数の2倍の周波
数を持つ基準信号の正弦波を生成する。
【0006】基準信号の周波数をエンジン回転数と同期
させるのは、制御対象であるエンジンこもり音がエンジ
ンの回転に伴う燃焼ガス圧の変化、クランクシャフトの
不釣合慣性力などに起因する振動が車室内に伝搬して発
生する騒音であることから、騒音の周波数が基本的にエ
ンジンの回転数及びその整数倍に比例するためである。
特に、その騒音の主成分となるのは、エンジン回転に伴
う燃焼ガス圧に伴う振動で、4気筒エンジンの場合は1
回転につき2回爆発が生じるためエンジン回転数の2倍
の振動数が主な騒音となり易く、これが上記のように4
気筒エンジンならエンジン回転数の2倍の周波数の基準
信号を発生させる理由である。
【0007】マイクロプロセッサ5は、一定時間間隔お
きに基準信号102をサンプリングし、このサンプリン
グ信号(基準信号)に基づきLMSアルゴリズムによる
適応フィルタを用いて出力信号103(出力信号103
は、マイクロフォン1で検出する音圧レベルが最小とな
るように2次音の正弦波の位相と振幅を調整する2次音
制御信号である)を生成し、この出力信号103がD/
A変換器10、パワーアンプ11を介してラウドスピー
カ2の音響出力となる。このようにして音圧信号101
(4個)の二乗の総和が最小になるようような制御がな
される。
【0008】なお、適応フィルタの制御対象とする音成
分が単一周波数であれば、高々2タップのディジタルフ
ィルタで1スピーカ分の出力信号が生成できる。このと
きの各フィルタ係数の二乗の和は出力パワーに比例した
量となる。
【0009】なお、上記のような出力信号103を生成
するとき、制御開始時点から数えてn個目のサンプリン
グ時の出力ym(n)は次式で示される。
【0010】
【数1】 ym(n)=Wm0・x(n)+Wm1・x(n−1) ここで、xは基準信号100、yはスピーカ5への出力
信号、wはフィルタ係数、m(=0,1)はスピーカ番
号(2個ある)である。いま、基準信号102の周波数
がfであり、サンプリング周波数fsが一定とすると、 x(n)=sin(2πn/N) であるから(なおN=fs/f)、数1式は次式のよう
に変形される。
【0011】
【数2】 ym(n)=Wmsin(2πn/N+φ) 但し、Wm 2=Wm0 2+Wm1 2+2Wm0・Wm1cos(2π/N) tanφm=Wm1sin(2π/N)/(Wm0+Wm1cos(2π/N)) ここでWmがフィルタの出力パワー(以下、Wパワーも
しくはフィルタ係数と呼ぶ)で2次音の振幅に相当し、
sin(2πn/N+φ)がその周波数成分に相当す
る。上記フィルタ係数Wmは評価関数(音圧二乗の総
和)が最小になるように、音圧信号101を取り入れた
LMSアルゴリズムにより逐次適応修正される(LMS
アルゴリズムの詳細は、文献A MultipleError LMS Algo
rithm and Its Application to the Active Control of
Sound and Vibration(IEEE Transactions on Acousti
cs Speech,and Signal Processing,Vol.ASSP-35,NO.10
October 1987掲載に詳しく述べられているのでここでは
説明を略する)。
【0012】図5に従来の能動消音システムにおける基
準信号102に対するサンプリングの方式を示す。この
図に示すように従来は基準信号を一定時間間隔で検出し
て、前記の2次音制御信号生成の適応処理を行っている
が、このような信号処理方式によれば次のような改善す
べき点があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来は、
基準信号102のサンプリングとマイクロフォンによる
音圧信号101のサンプリングのタイミングが双方とも
エンジン回転と非同期にして一定時間間隔で行われてい
るが(通常、基準信号102のサンプリング及びそれに
伴う2次音制御信号生成のための演算処理の方が音圧信
号101のサンプリング及びそれに伴うフィルタ係数の
更新のための演算処理よりも短い時間間隔で行われ
る)、このようにすると双方の演算処理が重なり合う場
合も多々生じるため、同時期になされる計算負荷の増大
が生じる。なお、計算負荷の軽減を図るために、仮りに
音圧信号101の時間間隔をより長くしてしまうと、そ
の分、適応フィルタのフィルタ係数の更新機会が減少し
て精度低下が生じるので得策とはいえない。
【0014】また、基準信号の一波形において、図5
(a)のように低速回転時は細かいサンプリング、図5
(b)のように高速回転時は粗いサンプリングとなるの
で、低速回転時は適応フィルタを用いた2次音制御信号
生成のための適応信号処理の演算が必要以上に行われ、
反面、高速回転時は過少となる。このため、広いエンジ
ン回転域にわたって充分な消音効果を得ることが期待で
きない等の問題があった。
【0015】本発明は以上の点に鑑みてなされ、その目
的はエンジン回転数が変化しても常に同等の消音効果を
得ることが期待でき、しかも計算負荷の軽減を図り得る
能動消音装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明では、まず、第1に前述したような車室内
騒音検出手段(例えばマイクロフォン)、2次音出力手
段(例えばスピーカ)、基準信号生成手段、適応信号処
理手段(例えば適応形フィルタ付きマイクロプロセッ
サ)等を備えた車室内騒音の能動消音装置において、前
記2次音制御信号生成のための適応信号処理を所定のク
ランク角に同期して実行するよう設定して成る。
【0017】さらに、前記2次音制御信号生成のための
適応信号処理は、所定のクランク角に同期して前記基準
信号をサンプリングして実行するよう設定したものを提
案する。
【0018】
【作用】本発明では、車室内の消音のための2次音制御
信号が所定のクランク角に同期して生成されるので、こ
の適応信号処理がエンジンの高回転域から低回転域いず
れの範囲及びエンジン回転の急変化時でも常に均等な回
数で実行される。従って、より広い回転域にわたって精
度の良い車室内消音がなされる。
【0019】また、上記の適応信号処理はクランク角に
同期して行われるが、このように同期タイミングを固定
すれば、これに対して適応信号処理のために用いるフィ
ルタ係数の更新の演算を上記の適応信号処理とタイミン
グをずらして非同期にすることが容易であり(具体的に
はフィルタ係数の更新をクランク角に非同期の一定時間
間隔で行うか、或いは前記の適応信号処理のクランク角
と異なるクランク角で同期させておくようにしておく)
ことで、双方の演算が重なり合うことなくなされ、計算
負荷の軽減を図り得る。
【0020】さらに、上記の適応信号処理に用いる基準
信号(正弦波)を所定のクランク回転角ごとにサンプリ
ングすれば、常に正弦波の同一位相角の時点でサンプリ
ングを可能にするので、適応信号処理の計算式の簡略化
(詳細は実施例に式として例示してある)を図り、及び
サンプリング精度を高めて2次音制御信号の生成精度を
向上させる。
【0021】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明する。
【0022】図1は本発明の一実施例に係る能動消音装
置のシステム構成図である。
【0023】図中、図4に示した従来例と同一符号は同
一或いは共通する要素を示す。
【0024】すなわち、本実施例の能動消音装置は、基
本的にはエンジン振動に起因する車室内の騒音を検出す
るマイクロフォン1(4個)と、その騒音を能動的に打
ち消すための2次音を出力するラウドスピーカ2(2
個)と、エンジンのクランク角センサ4と、クランク角
センサ4の回転信号100に基づき所定周波数(例えば
エンジン回転数の2倍の周波数)の正弦波基準信号10
2を生成する基準信号生成回路6を有するが、図4の従
来例と異なる点は、コントロールユニット13における
マイクロプロセッサ5の信号処理機能にある。
【0025】すなわち、従来は基準信号102のサンプ
リングを一定時間間隔ごとにサンプリングしていたのに
対して、本実施例ではマイクロプロセッサ5が所定のク
ランク回転角ごとにクランク角センサ4から送られる割
込み信号104を受信し、そのタイミングにより基準信
号102をサンプリングしている。
【0026】今、クランク角度180°を一周期とする
正弦波を基準信号102とすると、4気筒エンジンの場
合、出力信号103(2次音制御信号)を生成するため
の基準信号102のサンプリングをクランク角45°ご
とにすれば、これは基準信号102の位相角では90°
ごとにサンプリングすることに相当する。
【0027】図2に上記基準信号102のサンプリング
動作を示す。図2の(a),(b)に示すようにエンジ
ン回転数に関係せず低速回転域から高速回転域いずれの
範囲においても常に位相角90°(クランク角45°)
おきのサンプリングが行われる。
【0028】n回目サンプリング時のクランク角度がθ
とすれば、基準正弦波の位相角ΘはΘ=2θであり、こ
のときの出力ym(n)は次式で示される。
【0029】
【数3】 ym(n)=Wm0sinθ+Wm1sin(θ+90°) =Wm0sinθ+Wm1cosθ =Wmsin(θ+α) 但し、Wm 2=Wm0 2+Wm1 2、tanα=(Wm0/Wm1) ここで出力ym(n)は2次音制御信号として、D/A
変換器10、ローパスフィルタ12、パワーアンプ11
を通してスピーカ2へ出力される。
【0030】図3に本実施例の制御フローチャートを示
す。図3(a)はクランク角センサ4の割込み信号10
4のタイミングに同期する出力計算フローチャートであ
る。ステップ500にてクランク角センサ4から割込み
信号104の入力があった場合、ステップ501で基準
信号102をサンプリングし、ステップ502でサンプ
リングした基準信号102を用いて数3式の計算を行
い、ステップ503で出力信号103のスピーカへの出
力処理を実行する。
【0031】図5(b)は図5(a)とは非同期に一定
時間間隔で行われるLMSアルゴリズムの計算フローチ
ャートで、ステップ510でマイクロフォン1からの音
圧信号101を入力し、ステップ511で音圧信号10
1を用いてLMSアルゴリズムによりWパワー(フィル
タ係数Wm)の更新を行う。
【0032】本実施例によれば、一回転あたりの基準信
号102のサンプリング回数及び2次音制御信号103
の生成のための適応信号処理はエンジンの回転数に依存
せず常に所定のクランク角の位置で一定に行われるの
で、低速回転域はもちろん高速回転域,急変化でも必要
なサンプリング数が均等に保障され充分な消音効果を実
現できる。
【0033】また、数2式に比較して数3式の計算方法
はマイクロプロセッサ5を用いた実際のシステムでは計
算の負担が少ない簡略化された式となっており(数2の
ように計算式を複雑化するクロスタームが入っていな
い)、さらに2次音制御信号103の演算とWパワーの
更新のための演算、換言すればym(x)とWmとの演算
が重なり合わない構成を採用できるので、この点からも
マイクロプロセッサ5による計算の負担を軽減でき、そ
の結果、消音のための適応信号処理速度を高めることが
できる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、消音のた
めの適応信号(2次音制御信号)処理をエンジンのクラ
ンク角に同期させて実行させることで、または併せて基
準信号のサンプリングもエンジンのクランク角に同期さ
せて実行させることで、低速回転域から高速回転域及び
エンジン回転速度の急変化の広い範囲にわたっての均等
の消音効果を実現でき、しかも2次音制御信号生成のた
めの計算の負担も軽減させて適応信号処理の応答速度も
速め、優れた消音効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る能動消音装置の構成
図。
【図2】上記実施例に用いる正弦波基準信号のサンプリ
ング状態を示す波形図。
【図3】上記実施例に用いる制御フローを示す説明図。
【図4】従来の能動消音装置の構成図。
【図5】従来の正弦波基準信号のサンプリング状態を示
す波形図。
【符号の説明】
1…マイクロフォン(車室内騒音検出手段)、2…スピ
ーカ(2次音出力手段)、3…エンジン、4…クランク
角センサ、5…マイクロプロセッサ(適応フィルタ、適
応信号処理回路)、6…正弦波基準発生回路、100…
クランク角回転信号、101…車室内騒音検出信号(音
圧信号)、102…正弦波基準信号、103…スピーカ
出力信号(2次音制御信号)、104…クランク角割込
み信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 博之 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 佐藤 憲治 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 長谷川 聡 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン振動に起因する車室内の騒音を
    検出する手段と、その騒音を能動的に打ち消すための2
    次音出力手段と、エンジンのクランク軸回転に同期した
    回転信号に基づき所定周波数の基準信号を生成する基準
    信号生成手段と、音圧に関する評価関数を最小にするよ
    うに前記基準信号をフィルタリングして2次音制御信号
    を適応的に生成する適応信号処理手段とを有し、且つ前
    記2次音制御信号生成のための適応信号処理を所定のク
    ランク角に同期して実行するよう設定して成ることを特
    徴とする車室内騒音の能動消音装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記2次音制御信号
    生成のための適応信号処理は、所定のクランク角に同期
    して前記基準信号をサンプリングして実行するよう設定
    したことを特徴とする車室内騒音の能動消音装置。
  3. 【請求項3】 エンジン振動に起因する車室内の騒音を
    検出するマイクロフォンと、その騒音を能動的に打ち消
    すための2次音を出力するスピーカと、エンジンのクラ
    ンク軸回転に同期した回転信号に基づき所定周波数の基
    準信号を生成する基準信号生成回路と、所定のクランク
    角に同期して割込み信号を入力し、この割込み信号が入
    ると前記基準信号をサンプリングして音圧に関する評価
    関数を最小にするように前記サンプリング信号(基準信
    号)を所定のプログラムに基づきフィルタリングして2
    次音制御信号を生成するマイクロプロセッサとを備えて
    成ることを特徴とする車室内騒音の能動消音装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    において、前記基準信号のサンプリング及びこの基準信
    号をフィルタリングしての前記2次音制御信号の生成
    は、所定のクランク角ごとに同期して行うのに対して、
    前記フィルタリングするためのフィルタ係数の更新(こ
    の更新は最小平均自乗アルゴリズムにより行うものとす
    る)及び更新に用いる車室内騒音(音圧)のサンプリン
    グは前記クランク回転角と非同期で一定時間間隔ごとに
    行うよう設定したことを特徴とする車室内騒音の能動消
    音装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれか1項に
    おいて、前記所定のクランク角は、前記基準信号の位相
    角90°間隔ごとに相当する角度に設定したことを特徴
    とする車室内騒音の能動消音装置。
JP3241455A 1991-09-20 1991-09-20 車室内騒音の能動消音装置 Pending JPH0580777A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4827322A (en) * 1982-12-06 1989-05-02 Mitsubishi Benki Kabushiki Kaisha Power transistor
WO1994023420A1 (en) * 1993-04-07 1994-10-13 Noise Cancellation Technologies, Inc. Hybrid analog/digital vibration control system
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JP2016019237A (ja) * 2014-07-10 2016-02-01 パイオニア株式会社 アクティブノイズコントロール用音響変換装置

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