JPH058024Y2 - - Google Patents

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JPH058024Y2
JPH058024Y2 JP14347187U JP14347187U JPH058024Y2 JP H058024 Y2 JPH058024 Y2 JP H058024Y2 JP 14347187 U JP14347187 U JP 14347187U JP 14347187 U JP14347187 U JP 14347187U JP H058024 Y2 JPH058024 Y2 JP H058024Y2
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driver
guide shaft
catcher
fixed
arm
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はキヤツチヤに保持されたねじ部品を先
端に吸着して、これをワークに締付ける自動ねじ
締め機において、キヤツチヤの取付け高さを調整
自在にし、最適な作業サイクルが得られるように
したキヤツチヤ高さ調整装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕 従来からねじ締め機として、種々のものが考え
られており、特に、産業用ロボツトの先端作業ツ
ールとして使用されている自動ねじ締め機には、
第7図に示すようなものがある。これは特開昭61
−101313号公報に示されたものであり、アーム1
01にはねじを多量に貯留するねじ供給ユニツト
140が固定されている。これに貯留されている
ねじは整列されて前方のキヤツチヤ120に供給
されており、作業サイクル毎に、1個づつねじは
キヤツチヤ120に保持されるようになつてい
る。そしてキヤツチヤ120にねじが保持される
と、続いて上部のドライバ130が下降し、キヤ
ツチヤ120内のねじをドライバ130の先端に
吸着保持し、ワークにこのねじを締付けるように
なつている。このドライバ130は通常ピストン
シリンダ150で昇降動されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように、産業用ロボツトに取付けられてい
る前記従来のねじ締め機は吸着スリーブの移動と
ドライバビツトの移動をタイミングを調整して全
て1個のピストンシリンダで行なつているととも
に、キヤツチヤは常時同じ位置に固定されている
ため、ワークのねじ締め高さが変わつてもこのキ
ヤツチヤの位置はそのままで、吸着スリーブを今
迄以上に移動させるようにして対応している。し
かしながら、このようにすることにり、この作業
に要する時間が長くなるとともに作業コストが上
昇していた。また、ワークが頻繁に変更される場
合、作業サイクルタイムをできるだけ短縮するた
めには、その都度、この吸着スリーブの移動量を
変更する必要があり、それに応じて吸着スリー
ブ、ドライバビツト及びドライバの移動タイミン
グを再調整しなければならない等の諸々の問題点
がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の問題点を解決するとともに動作
が確実でしかもサイクルタイムを短縮し、作業の
高速化を可能にすることを目的として案出された
ものであり、アーム1の先端に固定されていると
ともに作業サイクル毎に供給されるねじ40を保
持するキヤツチヤ20に対して回転かつ昇降動自
在なドライバビツト32を連結したドライバ30
を有する自動ねじ締め機において、前記アーム1
の先端に前記キヤツチヤ20を一端に固定して高
さ調整自在なガイド軸10を取付け、このガイド
軸10に沿い摺動自在な支持部材31に前記ドラ
イバビツト32を内挿した吸着スリーブ33を有
する前記ドライバ30を固定し、更に、前記ガイ
ド軸10の両端に夫々プーリ11,16を回転自
在に軸支し、一方、前記アーム1内に前記プーリ
11,16との間に巻き掛けられかつ前記支持部
材31が固定されたベルト14を正逆循環駆動す
るよう回転する主動プーリ15を有する駆動手段
を内蔵したものであつて、ドライバ3の作業時間
の短縮ができる。
〔作用〕
ワーク41が所定位置に位置決め固定されてか
らねじ締め機のスタート信号が入ると、駆動モー
タ18が作動し、プーリ11,16の間に巻き掛
けられたベルト14が循環移動することにより、
あらかじめ設定された量だけドライバ30が下降
し、既にキヤツチヤ20に保持されているねじ4
0に対して、吸着スリーブ33とドライバビツト
32とは下降を開始する。このためドライバ30
の先端の吸着スリーブ33が前記キヤツチヤ20
内を下降し、キヤツチヤ20に保持されているね
じ40は吸着スリーブ33の先端に吸着保持され
るとともにキヤツチヤ20を貫通してワーク41
の所定位置上に達する。続いて、ドライバビツト
32は回転しながら吸着スリーブ内を下降し、ね
じ40をワーク41に締付ける。そしてねじ締め
作業が終了すると、前記駆動モータ18が逆転
し、ベルト14は逆方向へ移動して元の位置へ復
帰する。一方、ドライバビツト32を調整するこ
となく、キヤツチヤ20の高さ位置を調整する場
合は、ガイド軸10を上下に移動させ、これを所
定位置にて固定することにより可能になる。これ
により、ドライバ30、ドライバビツト32及び
吸着スリーブ33等をその都度、調整することが
不要になる。
〔実施例〕
以下、第1図乃至第6図に基づき本考案の一実
施例を説明する。第1図及び第6図において、1
は支柱2を中心に旋回可能な産業用ロボツトのア
ームであり、このアーム1の先端には外周軸方向
にスプラインが形成された中空軸状のガイド軸1
0が摺動自在に直立固定されている。このガイド
軸10の上部には従動プーリ11が配置してあ
り、このプーリ11はガイド軸10の上端に固定
した固定部材12に高さ調整自在に支持されたガ
イド部材13に回転自在に軸支されており、これ
はベルト14の張りを調整するテンシヨンプーリ
も兼ねている。この従動プーリ11にはベルト1
4が下方のアーム1に回転自在に内蔵された主動
プーリ15との間に巻き掛けてあり、この主動プ
ーリ15はアーム1に内蔵された駆動モータ18
に減速機構19を介して回転自在に連結されてい
る。この主動プーリ15と従動プーリ11との間
のベルト14は前記ガイド軸10の下端に回転自
在に軸支されたガイドプーリ16にも巻き掛けら
れている。また、このベルト14にはアイドルプ
ーリ17,17が主動プーリ15と従動プーリ1
1との間、主動プーリ15とガイドプーリ16と
の間に夫々配置されている。しかも、前記ガイド
軸10はアーム1の任意の位置にて固定されるよ
うになつており、例えば、固定ねじを押圧して固
定するかあるいはこの実施例の第4図に示すよう
に、ガイド軸10が貫挿されているアーム1をボ
ルト3で締付けることにより、アーム1に一体固
定されるようになつている。
一方、前記ガイド軸10には先端にねじ40を
作業サイクル毎に保持するとともに互いに対向す
る方向に先端が弾力付勢されかつ揺動自在な一対
のジヨー23とこれを支持するノーズ22とから
なるキヤツチヤ20を取付けたキヤツチヤ台21
が固定されている。また、第1図及び第5図に示
すように、前記ガイド軸10にはこれに沿い昇降
動自在な支持部材31が取付けてあり、この支持
部材31は前記ベルト14に一体固定されてい
る。この支持部材31には先端のドライバビツト
32に回転を与えるモータ(図示せず)を有する
ドライバ30が固定してあり、このドライバ30
には前記ドライバビツト32を回転かつ摺動自在
に内挿するとともに先端にねじ40を吸着保持す
る吸着スリーブ33が取付けられている。この吸
着スリーブ33の先端は前記キヤツチヤ20のノ
ーズ22に摺動自在に貫挿されており、この吸着
スリーブ33は前記ジヨー23に形成されている
保持部23aの中心と同一中心を有している。更
に、前記ガイド軸10は前記駆動モータ18に接
続される電線を通過案内するパイプを兼ねてい
る。
また、第1図に示すように、前記支持部材31
に固定されて前記ドライバ30を構成するガイド
筒34には内挿されたリターンばね(図示せず)
で伸長するよう弾力付勢されたスライド筒35が
軸方向に摺動自在に内挿されている。このスライ
ド筒35の先端には前記吸着スリーブ33が一体
固定してあり、スライド筒35に形成された空気
孔(図示せず)を介して吸引装置(図示せず)に
連結されている。
次にこの実施例の動作を説明する。あらかじめ
ワーク41に対して、キヤツチヤ20とドライバ
30の位置を調整してから、産業用ロボツトのア
ーム1が教示されたワーク41の作業位置へ移動
すると、続いて駆動モータ18が作動する。この
とき、既に、ねじ40が1個供給されてジヨー2
3に保持されているから、前記モータ18の作動
によりベルト14が移動し、ドライバ30は下降
する。このドライバ30の下降により、吸着スリ
ーブ33のキヤツチヤ20内を通過して、前記ジ
ヨー23の保持部23aに保持されているねじ4
0を先端に吸着保持する。そして、ドライバ30
はこの状態のまま下降してワーク41上に達し、
あらかじめドライバ30の下限は吸着スリーブ3
3がワーク41に当接する直前において停止する
ように設定されているので、この位置で前記モー
タ18が停止する。このとき、既に、ドライバ3
0は回転しているので、続いて第2図に示すよう
に、ドライバビツト32も回転しながら下降し、
ねじ40をワーク41に締付ける。
このようにして、ねじ締め作業が終了すると、
ドライバ30全体が上昇し、ドライバビツト32
も上昇し、第1図に示すように、元の位置に戻
る。そして再び、次のねじ40が1個キヤツチヤ
20に供給され、これと同時に次の作業位置へア
ーム1が移動し、以上の動作が繰返される。ま
た、ワーク41が変更された場合は、第3図に示
すように、アーム1の先端に固定されているガイ
ド軸10の固定をボルト3を弛めて解除し、この
ガイド軸10を上下動させてワーク41に適する
位置に固定する。この後、スタート信号が入る
と、作業サイクルタイムが長くなることなく、以
上の動作が行われる。
尚、この実施例においては、産業用ロボツトの
アーム1に取付けているが、なにもこれに限定す
ることなく、例えば、通常の定置式の自動ねじ締
め機にも使用できるものである。
〔考案の効果〕
以上説明した実施例から明らかなように本考案
は、アーム1の先端にキヤツチヤ20を一端に固
定して高さ調整自在なガイド軸10を取付け、こ
のガイド軸10に沿い摺動自在な支持部材31に
キヤツチヤ20に対して回転かつ昇降動自在なド
ライバビツト32を内挿した吸着スリーブ33を
有するドライバ30を固定し、更に、前記ガイド
軸10の両端に夫々プーリ11,16を回転自在
に軸支し、一方、前記アーム1内に前記プーリ1
1,16との間に巻き掛けられかつ支持部材31
が固定されたベルト14を正逆駆動するよう回転
する主動プーリ15を有する駆動手段を内蔵した
ものである。
このように、アームの先端に取付けたガイド軸
にドライバ及びキヤツチヤを取付け、このドライ
バの移動がガイド軸の両端に取付けたプーリと駆
動モータのプーリとの間に巻き掛けられたベルト
で行われるので、ワークの変更により、ねじ締め
位置が変つても、ガイド軸の固定位置を変更する
だけで何等の調整も不要になり、常時最適な作業
が得られる。また、このようにワークの変更によ
る最適ねじ締め位置の調整に要する時間が短縮さ
れる。更に、常にワークからキヤツチヤまでの距
離が最適な位置になるので、ドライバビツトの移
動量を最少にすることができ、作業サイクルタイ
ムが短縮されるとともに組立作業コストが低減さ
れる等の顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部を示す拡大正面図、第2
図は動作状態を示す第1図と同様の拡大正面図、
第3図はガイド軸を移動させて固定した位置での
動作状態を示す第1図と同様の拡大正面図、第4
図はドライバを除いた第1図の拡大断側面図、第
5図はガイド軸と支持部材との関係を示す拡大断
平面図、第6図は産業用ロボツトのアームとねじ
締め機との関係を示す概略正面図、第7図は従来
例を示す概略正面図である。 1はアーム、2は支柱、3はボルト、10はガ
イド軸、11は従動プーリ、12は固定部材、1
3はガイド部材、14はベルト、15は主動プー
リ、16はガイドプーリ、17はアイドルプー
リ、18は駆動モータ、19は減速機構、20は
キヤツチヤ、21はキヤツチヤ台、22はノー
ズ、23はジヨー、23aは保持部、30はドラ
イバ、31は支持部材、32はドライバビツト、
33は吸着スリーブ、34はガイド筒、35はス
ライド筒、40はねじ、41はワーク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アーム1の先端に固定されているとともに作業
    サイクル毎に供給されるねじ40を保持するキヤ
    ツチヤ20に対して回転かつ昇降動自在なドライ
    バビツト32を連結したトライバ30を有する自
    動ねじ締め機において、 前記アーム1の先端に前記キヤツチヤ20を一
    端に固定して高さ調整自在なガイド軸10を取付
    け、 このガイド軸10に沿い摺動自在な支持部材3
    1に前記ドライバビツト32を内挿した吸着スリ
    ーブ33を有する前記ドライバ30を固定し、 更に、前記ガイド軸10の両端に夫々プーリ1
    1,16を回転自在に軸支し、 一方、前記アーム1内に前記プーリ11,16
    との間に巻き掛けられかつ前記支持部材31が固
    定されたベルト14を循環駆動する主動プーリ1
    5を有する駆動手段を内蔵した、 ことを特徴とするキヤツチヤ高さ調整装置。
JP14347187U 1987-09-19 1987-09-19 Expired - Lifetime JPH058024Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14347187U JPH058024Y2 (ja) 1987-09-19 1987-09-19

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JP14347187U JPH058024Y2 (ja) 1987-09-19 1987-09-19

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Publication Number Publication Date
JPS6450025U JPS6450025U (ja) 1989-03-28
JPH058024Y2 true JPH058024Y2 (ja) 1993-03-01

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