JPH0580008A - 「薄膜タイプの接合型化学センサ」及びそれを用いた試料の検出方法 - Google Patents

「薄膜タイプの接合型化学センサ」及びそれを用いた試料の検出方法

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JPH0580008A
JPH0580008A JP3245756A JP24575691A JPH0580008A JP H0580008 A JPH0580008 A JP H0580008A JP 3245756 A JP3245756 A JP 3245756A JP 24575691 A JP24575691 A JP 24575691A JP H0580008 A JPH0580008 A JP H0580008A
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thin film
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thin
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JP3245756A
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Kajiro Ushio
嘉次郎 潮
Masaru Miyayama
勝 宮山
Hiroaki Yanagida
博明 柳田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ガス、湿度、溶媒等の試料を検出する感度のよ
い「薄膜タイプの接合型化学センサ」を提供する。 【構成】上部電極3、これに接合する第1薄膜部材1、
第1薄膜部材と接合する第2薄膜部材2、及びこれに接
合する下部電極4とからなり、第1薄膜部材と第2薄膜
部材との接合界面が露出している「薄膜タイプの接合型
化学センサ」において、接合界面に光を照射するための
光照射手段を設け、光を照射したときのセンサ出力を測
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化学センサ、特にガ
ス、湿度、溶媒等の試料を検出する、「薄膜タイプの接
合型化学センサ」及びそれを用いた試料の検出方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、CO、Cl2 、NOX 、SOX
オゾン、フロンその他のガス、湿度、アルコール、エー
テル、アセトン、トルエン、ガソリン、ペンタン、シン
ナーその他の溶媒などの試料を検出する化学センサが提
案されている。例えば、特開昭62− 90529号、日本化学
会誌1985年NO.6第1154〜1159頁、日本化学会誌1987年N
O.3第 477〜 483頁などを参照されたい。
【0003】化学センサには、例えば単なる吸着或いは
内部拡散を検出する方式の単体型センサや触媒担持型の
センサなどもあるが、また、異種物質を接合する接合型
のセンサも提案されている。接合型のセンサの一例は、
図5(a) (b) に示すように上部電極(3) 、該上部電極に
接合する第1物質からなる第1部材(1) 該第1部材と接
合する第2物質からなる第2部材(2) 、及び該第2部材
と接合する下部電極(4) とからなり、第1部材と第2部
材との接合界面が露出している構造を有する。そして上
部電極(3) 及び下部電極(4) に外部配線をはんだ付け
し、それらを通じて外部電源から電圧を印加するかまた
は電流を流すことにより電気的情報(出力)を得る。
【0004】この種の化学センサは接合型化学センサと
呼ばれ、第1部材には、例えばp型半導体である酸化銅
(CuO)や酸化ニッケル(NiO)の焼結体が、第2部材
には、例えばn型半導体である酸化亜鉛(ZnO)の焼結
体やCVD法(真空薄膜形成技術の1種)で形成された
ZnO薄膜がそれぞれ使用されている。この種の接合型化
学センサが試料を検出する機構については、まだ十分に
解明されておらず、不明であるが、第1部材と第2部材
との接合界面が露出していることが必要であり、この露
出した接合界面に試料が接触すると、第1部材と第2部
材との間の電気的関係が変化する。そこで、この変化を
第1部材に接合した上部電極と、第2部材に接合した下
部電極とを通じて検出するのである。実際に検出される
電気的情報は、電流、電圧、電気抵抗、整流特性、静電
容量等である。接合界面又はその近傍へ試料が吸着した
り離脱したときに、キャリアが第1部材又は第2部材の
一方から他方へ注入したり、キャリアが消滅したり、或
いは界面ポテンシャルエネルギーが変化することによっ
て、これらの電気的情報が得られるものと推定されてい
る。
【0005】日本化学会誌1987年NO.3第 477〜 483頁
によれば、p型半導体であるCuO焼結体とn型半導体で
あるZnO焼結体とを圧着させてなる接合型化学センサの
検出機構は、 1)吸着酸素の離脱によるZnO表面のエネルギー障壁の低
下 2)CuO表面へのガスの化学吸着によって生じる界面準位
を経由する電流輸送 の2つが単独又は同時に進行することにあるとされてい
る。
【0006】電気的情報は、再現性があるので、予め、
既知の試料について、これらの情報と試料の種類や量
(濃度)との相関関係を測定しておく。そうすれば、未
知の試料について、これらの情報を測定し、前に測定し
ておいた相関関係から、その試料の種類や量(濃度)を
検出することができる。すなわち、従来の、単なる吸着
或いは内部拡散を検出する方式の単体型センサや触媒担
持型のセンサでは、複数種の試料に同一の電気的情報
を出力してしまい、試料の選択性がなかったり、繰り
返し使用する場合に再生処理(例えば、加熱等のリフレ
ッシュ)が必要であったりしたが、接合型化学センサ
は、これらの欠点が少ないことから、実用化に向けて大
きな期待が寄せられている。
【0007】最近、薄膜タイプの接合型化学センサが提
案された(特願平3−38622号)。この薄膜タイプの接
合型化学センサは、センサ部材或いはセンサ部材と電極
が薄膜で構成されており、この薄膜は主に真空薄膜形成
技術、例えば真空蒸着、スパッタリング、イオンプレー
ティング、CVD、PVD等で成膜されたものである。
薄膜タイプの接合型化学センサは、センサ部材として焼
結体や厚膜(原料の塗布、その後の焼成により成膜する
厚膜法によりつくられた厚さ10μm以上の膜)を使用す
るものに比べて、センサ部材が緻密であり、均質であ
り、薄く(1μm以下)、かつ表面が平滑であることか
ら、優れた性能を持つ。そして、接合面に垂直な方向か
ら見たとき、所定の形状になるようセンサをパターニン
グすれば、露出した接合界面の長さが接触面積と比して
長くなり、より優れたセンサとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
薄膜タイプの接合型化学センサは、感度が充分でないと
いう問題点があった。極端な場合には、図6に示すよう
に全く感度を示さない。本発明の目的は、感度のよい
「薄膜タイプの接合型化学センサ」とそれを用いた試料
の検出方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決する為の手段】本発明者らは、鋭意研究の
結果、測定(検出)時に接合界面に光を照射することに
より、光電流(光照射時の電流−暗電流)が観測される
ことを見いだした。この光電流を測定することにより、
光を照射しないで電圧を印加した状態(このときの電流
を暗電流という)のみを測定するよりも、センサの感度
が向上することを見いだし、本発明を成すに至った。
【0010】よって、本発明は第1に、上部電極、該上
部電極に接合する第1物質からなる第1薄膜部材、該第
1薄膜部材と接合する第2物質からなる第2薄膜部材、
及び該第2薄膜部材と接合する下部電極とからなり、第
1薄膜部材と第2薄膜部材との接合界面が露出している
「薄膜タイプの接合型化学センサ」において、接合界面
に光を照射するための光照射手段を設けたことを特徴と
する「薄膜タイプの接合型化学センサ」を提供するもの
である。
【0011】また、本発明は第2に、「薄膜タイプの接
合型化学センサ」の接合界面に試料を接触させて、セン
サ出力の変化を測定することにより試料の検出を行なう
検出方法において、測定時に接合界面に光を照射するこ
とを特徴とする検出方法を提供するものである。さら
に、本発明者らは、「薄膜タイプの接合型化学センサ」
において、センサの形成された基板の裏面に光反射層を
設けることにより、より有効に光を界面に照射すること
ができることを見いだした。本発明は、そのような光反
射層を設けた「薄膜タイプの接合型化学センサ」をも提
供するものである。
【0012】
【作用】本発明の薄膜タイプの接合型化学センサのセン
サ部材(第1薄膜部材及び第2薄膜部材)は、真空薄
膜形成技術例えば真空蒸着、イオンプレーティング、ス
パッタリング、CVD法などや、電着、メッキ、スピ
ンコーティング、スプレー法等の薄膜形成法により形成
(成膜)する。
【0013】第1薄膜部材と第2薄膜部材との組み合わ
せの例としては、例えば、p型半導体とn型半導体、酸
と塩基、酸化性物質と還元性物質、イオン化傾向の大な
る物質と小なる物質などが挙げられる。p型半導体とし
ては、例えば、NiO、CuO、Cu2O、CoO、Cr23 、Mn
2 、MnO、MoO2 、α−BiO3 、 p−Si等があり、こ
れに組み合わされるn型半導体としては、例えば、WO
3 、ZnO、TiO2 、BeO、SnO2 、V25、Fe23 、C
dO、SiC、In23 、ThO2 、Al23 、Nb25 、Ta2
5 、BaTiO3 、SrTiO3 、PbCrO3 、 n−Si等があ
る。酸性物質としては、例えば、TiO2 、ZrO2 等があ
り、これに組み合わされる塩基性物質としては、例え
ば、MgO、NiO、MgCrO4 等がある。
【0014】酸化性物質としては、例えば、AlN、ZnO
等があり、これに組み合わされる還元性物質としては、
例えば、CaO、Y23 等がある。両材料の厚さは、例
えば、0.1 〜1μm位あれば十分である。電極材料とし
ては、アルミニウム、金、白金、銀、銅、ステンレス、
鉄、ロジウム、インジウム等の金属や、酸化スズ、酸化
インジウム、ITO(酸化インジウムに少量の酸化スズ
を混合したもの)などが使用される。特に上部電極は試
料に触れることが多いので、耐食性の高い金、白金が推
奨される。
【0015】電極も、真空薄膜形成技術例えば真空蒸
着、イオンプレーティング、スパッタリング、CVD法
などや、電着、メッキ、スピンコーティング、スプレ
ー法等の薄膜形成法により形成することが好ましい。先
に述べたように、薄膜タイプの接合型化学センサでは、
感度をあげるために第1、第2部材の接合界面の露出し
た長さを増加させるべく、接合面に垂直な方向から見た
とき、センサを所定形状にパターニングするが、パター
ニングの1種として、センサに垂直な孔や溝を開けても
よい。孔は、ドットマトリックス状に多数設けてもよ
く、また、溝は、蛇行又は「つづら折り状」に形成して
もよい。孔又は溝を形成するには(孔又は溝の最小単位
寸法が)数10μm程度以下が好ましいので、フォトリソ
グラフィとそれに続くエッチング技術(湿式もしくは乾
式)またはリフトオフ法を使用することが好ましい。し
かし、レーザーカッティングや機械的な切断法を採用し
てもよい。このように最初にセンサを薄い平板状に形成
し、その後、孔又は溝を形成することにより、露出した
接合界面の長さを増加させることができる。
【0016】試料はしばしば腐食性であり、耐食性の高
い電極材料を使用しても、電極特に上部電極が腐食され
る恐れがある。腐食が進むと、やがて消滅する恐れがあ
るばかりでなく、僅かな腐食、また腐食しなくとも試料
の付着のみでも電気抵抗が変化し電気的情報に悪影響が
ある。従って、電極特に上部電極の上に保護膜を形成す
ることが好ましい。保護膜の材料としては、酸化ケイ
素、酸化ニオブ、酸化タンタル、酸化チタン、酸化ジル
コニウム、フッ化マグネウシム、窒化ケイ素、窒化チタ
ン、カーボン薄膜、ダイヤモンド状カーボン薄膜、ダイ
ヤモンド薄膜、炭化ケイ素、炭化チタンなどが挙げられ
る。保護膜の厚さは、0.01〜100 μmもあれば十分であ
る。従って、保護膜は薄膜形成技術で形成することがで
きる。電極、第1、第2薄膜部材、保護膜の全てを薄膜
形成技術で製造することは、製造コストの低減になるの
で好ましい。保護膜を形成した後でも孔又は溝を形成す
ることは可能であり、それが好ましい。
【0017】光照射に用いる光は波長 200〜500nm 付近
が好ましい。さらに、図2のように基板上にセンサが形
成されている場合、センサが形成されている基板の裏面
に、高反射層例えばAl,Ag等の金属膜を設けること
により光を効率的に接合界面に照射することができる。
このように光反射層として金属膜を設けて反射光を利用
する場合、基板は、反射光を透過するものを用いる。例
えば、短波長光のときは、石英ガラス等の短波長光透過
性の基板を選択する。
【0018】以下、実施例により本発明をより具体的に
説明するが、本発明はこれに限られるものではない。
【0019】
【実施例1】実施例1を図1(b) (垂直断面図)を用い
て説明する。15mm×15mmの矩形のガラス基板 (5)を用意
し、その表面全体に真空蒸着法により厚さ約0.01μmの
Auを蒸着することにより下部電極 (4)を形成した。次に
同様にp型半導体であるCuOを約 0.5μmの厚さに表面
全体に蒸着することにより、第2薄膜部材 (2)を形成し
た。
【0020】同様にn型半導体であるZnOを約 0.5μm
の厚さに蒸着することにより、第1薄膜部材 (1)を形成
した。最後にAlを約0.01μmの厚さに蒸着することによ
り上部電極 (3)を形成し、そして、ZnOとAlをリフトオ
フ法により同一形状にパターニングすることにより、図
1に示す化学センサを得た。そして上部電極(3) 及び下
部電極(4) にそれぞれ外部配線(図示せず)をはんだ付
けし、それを通じて電圧を印加することによって電気的
情報が得られる。
【0021】この薄膜タイプの接合型化学センサの接合
界面に光を照射したところ、約 500nm以下で光励起によ
る光電流が観察された。そこでこの素子に 400nmの光を
照射しながら湿度感知を行なうと、ある印加電圧以上で
光電流(照射時電流−暗電流)の大きな増加が見られた
(図4)。即ち、感度増大をおこすことが可能となっ
た。
【0022】
【実施例2】ガス洗浄瓶ににエタノールを入れ、このエ
タノール(室温 25℃)中に乾燥空気( 25 ℃)を流速
約200ml/min.で吹き込む。他方、そのガス洗浄瓶の排出
口にビニールホースをつなぐ。このホース中を流れ出る
空気( 25 ℃)は、エタノールで飽和されていると推定
される。エタノールの飽和蒸気圧は約60torrであるから
エタノールの濃度は約8%であると推定される。
【0023】ホースの出口付近に実施例1のセンサをセ
ットし、センサの上部電極と下部電極間に所定の電圧を
印加し、電極間に流れる電流値(出力)を測定する。電
圧を0〜2Vまで 0.1V刻みで増加させ、その都度出力
を測定する。 比較例:最初にビーカーにエタノールを入れずに測定
した。この結果を図6に●で示す。次にビーカーにエタ
ノールを入れて測定した。この結果を図6に○で示す。
図6によれば、電流値はほぼ同じ(●と○とがほとんど
同じ位置)であり、エタノールは検出されない。つま
り、感度はゼロである。 実施例:センサの接合界面から5cm離してハロゲンラ
ンプ( 300W)を設置し、このランプから波長400nm の
光を接合界面に照射した。
【0024】最初にビーカーにエタノールを入れずに測
定した。得られた出力(照射時電流)から同じ電圧値の
比較例の出力(暗電流)を差し引いた差を光電流として
図3に●で示す。次にビーカーにエタノールを入れて測
定した。この結果を図3に○で示す。図3によれば、電
圧を上げるに従い、電流値に差が見られ(●は○から離
れて行き)、エタノールを検出できることが知れる。
【0025】
【実施例3】エタノールの代わりに水を用い実施例2と
同様に検出した。光を照射した結果を図4に示す。図4
によれば、電圧を上げるに従い、光電流に差が見られ
(○は●から離れて行き)、水蒸気の検出感度が上がる
ことが知れる。
【0026】
【実施例4】図2のように、薄膜素子の基板 (5)(光透
過性)の裏面に光反射層(6) 金属膜としてAlを設けた
ところ、光反射層で反射された光は再度基板を透過し
て、有効に接合界面の光照射に使われるので、効率よく
光電流を検出することができた。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、薄膜タ
イプの接合型化学センサの感度を大きく向上させること
ができる。そのほか、試料の選択性の向上も期待され
る。さらに、検出される水、ガス分子などが第1、第2
部材表面へ吸着してしまうと感度が低下するので、一般
にはこれらの吸着物を脱離させるため加熱等のリフレッ
シュが必要となるが、光を照射することによって、水、
ガス分子などの吸着物の脱離が容易に行なえるという利
点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる接合型化学センサの
垂直断面図である。
【図2】本発明の一実施例にかかる裏面に光反射層を設
けた接合型化学センサの垂直断面図である。
【図3】本発明の一実施例にかかる検出方法による検出
例を示すグラフである。
【図4】本発明の一実施例にかかる検出方法による検出
例を示すグラフである。
【図5】従来の接合型化学センサの垂直断面図である。
【図6】従来の検出方法による検出例を示すグラフであ
る。
【主要部分の符号の説明】 1 第1薄膜部材 2 第2薄膜部材 3 上部電極 4 下部電極 5 ガラス基板 6 光反射層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部電極、該上部電極に接合する第1物質
    からなる第1薄膜部材、該第1薄膜部材と接合する第2
    物質からなる第2薄膜部材、及び該第2薄膜部材と接合
    する下部電極とからなり、第1薄膜部材と第2薄膜部材
    との接合界面が露出している「薄膜タイプの接合型化学
    センサ」において、接合界面に光を照射するための光照
    射手段を設けたことを特徴とする「薄膜タイプの接合型
    化学センサ」。
  2. 【請求項2】「薄膜タイプの接合型化学センサ」の接合
    界面に試料を接触させて、センサ出力の変化を測定する
    ことにより試料の検出を行なう検出方法において、測定
    時に接合界面に光を照射することを特徴とする検出方
    法。
  3. 【請求項3】上部電極、該上部電極に接合する第1物質
    からなる第1薄膜部材、該第1薄膜部材と接合する第2
    物質からなる第2薄膜部材、該第2薄膜部材と接合する
    下部電極、及び基板とからなり、第1薄膜部材と第2薄
    膜部材との接合界面が露出している「薄膜タイプの接合
    型化学センサ」において、前記基板の裏面に光反射層を
    設けたことを特徴とする「薄膜タイプの接合型化学セン
    サ」。
JP3245756A 1991-09-25 1991-09-25 「薄膜タイプの接合型化学センサ」及びそれを用いた試料の検出方法 Pending JPH0580008A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6121851A (en) * 1997-10-15 2000-09-19 Hitachi Metals Ltd. Non-reciprocal circuit element
WO2002021114A1 (fr) * 2000-09-01 2002-03-14 Japan Science And Technology Corporation Procede de detection de gaz au moyen d'amplification de courant photoelectrique et similaire et detecteur de gaz
US7081368B2 (en) 2000-09-01 2006-07-25 Japan Science And Technology Corporation Method for detecting gas with the use of photocurrent amplification and the like and gas sensor
CN104697969A (zh) * 2013-12-09 2015-06-10 财团法人交大思源基金会 传感器及其制造方法

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